JP4962781B2 - 位置検出装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、位置検出装置及びその位置検出装置を備える電子機器に関する。
従来、撮像装置において、被写体像が結像される撮像素子と、その撮像素子に被写体像を導く光学部材とを相対的に移動させて手振れ補正を行う手振れ補正装置が利用されている。
その手振れ補正装置において、撮像素子と光学部材が相対移動した変位量を、磁石と磁気センサからなる位置検出機構によって検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−333181号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、撮像素子と光学部材との変位量を検出するセンサユニットが備えられている位置は、撮像素子と光学部材が係合した位置から、撮像素子と光学部材が相対移動する方向と交差する方向に離間した位置であるので、検出した変位量に誤差が生じ易いという問題があった。
具体的には、撮像素子と光学部材が係合した位置から、撮像素子と光学部材が相対移動する方向と交差する方向に離間した位置で、撮像素子と光学部材との変位量を検出する場合、その係合位置とセンサユニットの間の部材にガタが生じたり歪が生じたりしてしまうことによって、検出した変位量に誤差が生じてしまうので、撮像素子と光学部材の係合位置とセンサユニットとが離間するほど、検出した変位量に誤差が生じ易くなるという問題があった。
本発明の目的は、所定の対象物の位置検出をより正確に行うことを可能にする位置検出装置及び電子機器を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
軸部に対して、その軸部の軸線方向に移動が可能な可動部と、
前記可動部を、前記軸部を介して移動可能に支持する支持部と、を備え、
前記可動部は前記支持部から前記軸部に向かって略垂直を成す仮想面上に配される位置基準部を備え、前記位置基準部の少なくとも一部および前記軸部の軸線が前記仮想面内に含まれ、
前記支持部は、前記位置基準部の位置の変化を検知する位置検知部を備え、
前記位置検知部により検知された前記位置基準部の位置変化に応じて、前記支持部に対する前記可動部の位置を検出することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の位置検出装置において、
前記可動部は、前記軸部と係合する係合部を備え、
前記位置基準部は、前記係合部における前記軸部の軸線を含む前記仮想面上に配されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の位置検出装置において、
前記支持部には、被写体像が結像される撮像素子が備えられ、
前記可動部には、前記撮像素子に被写体像を導く光学部材が備えられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の位置検出装置において、
前記位置基準部は、磁石であって、
前記位置検知部は、前記磁石の磁気を検知する磁気センサであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、電子機器であって、
請求項1〜4の何れか一項に記載の位置検出装置を、機器本体内に備えることを特徴とする。
本発明によれば、所定の軸部の軸線方向に沿って移動が可能な可動部があって、その可動部を移動可能に支持する支持部に対する可動部の位置を検出する場合に、その軸部の軸線を含むとともに支持部から軸部に向かって略垂直な面を成す仮想面上に対応する可動部の箇所に位置基準部を備え、その位置基準部の位置変化を検知する位置検知部を支持部に備えることによって、その位置検出装置は、支持部に対する可動部の位置や、その可動部に配されている付属物の位置を、より正確に検出することができる。
つまり、位置検出装置における位置基準部が、軸部の軸線を含む仮想面上に配されることによって、軸部と位置基準部の間隔やその直線距離が短くなり、その間の部分や部材に歪などが生じ難くなるために、この位置検出装置は、軸部に沿ってその軸線方向に移動する可動部の位置や、その可動部に配されている付属物など、所定の対象物の位置検出をより正確に行うことを可能にする。
また、この位置検出装置を備える電子機器についても、所定の対象物の位置検出をより正確に行うことが可能になる。
以下、図を参照して、本発明に係る位置検出装置及びその位置検出装置を備える電子機器の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、電子機器として携帯電話機を例に挙げて説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
携帯電話機100は、図1(a)(b)に示すように、機器本体内に撮像ユニットであるカメラユニット200を備え、被写体を撮像する機能を有する電話機である。
この携帯電話機100は、電話機の背面側にカメラユニット200が配されており、その背面側を被写体に向けるようにしてカメラユニット200で捉えた被写体像を、電話機の正面側に配設されている液晶画面101に表示可能としており、その液晶画面101に表示される被写体像を確認して、所望する被写体の撮像を行うようになっている。
カメラユニット200は、図2、図3(a)(b)に示すように、略箱状のフレーム1と、そのフレーム1の上部開口を塞ぐ略平板状のカバー2とを備えて略筐体形状を呈している。そして、この筐体の内部は中空になっており、この中空部分に光学部材であるレンズ5や、レンズ5を移動させる移動機構等を収容するようになっている。
なお、フレーム1の底面の中央側には、レンズ5によって被写体像が結像されるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)などの撮像素子6が備えられており、カバー2の略中央側にはレンズ5や撮像素子6の位置に対応する開口2hが形成されている。
そして、カメラユニット200は、図3(a)(b)に示すように、支持部としてのフレーム1と、フレーム1に取り付けられているカバー2と、フレーム1と第一の駆動装置10を介して接続される移動枠3と、移動枠3と第二の駆動装置20を介して接続される玉枠4と、玉枠4に取り付けられているレンズ5等を備えている。
フレーム1は、樹脂成形されてなるケース体であって、その底面に撮像素子6が備えられており、その撮像素子6の上方が、カバー2が取り付けられる上部開口となっている。
また、フレーム1は、フレーム1の側面壁の内面から、フレーム1の底面と略平行に延在する一対の軸保持部1a、1aを備えている。この一対の軸保持部1a、1aは、フレーム1の一の側面から略垂直に立設するようにフレーム1と一体に成形されて設けられている。なお、一対の軸保持部1a、1aには、後述する駆動軸13が挿通される貫通孔が形成されている。
カバー2は、樹脂成形されてなる蓋体であって、フレーム1の上部開口を塞いで覆うカバー部材である。
第一の駆動装置10は、図示しない電気機械変換素子(圧電素子)と駆動軸13等で構成されるSIDM(登録商標)と、駆動軸13に係合する係合部である第一スライダ部3bと、を備えている。電気機械変換素子は、電圧の印加に応じて変位する素子であり、例えば、圧電素子である。
SIDM(Smooth Impact Drive Mechanism)は、電圧が印加されることに応じて伸縮する圧電素子に固定された駆動軸13を、往復移動させるアクチュエータである。なお、SIDM(登録商標)の構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
駆動軸13は、例えば、カーボン樹脂やエポキシ樹脂からなり、SIDMの圧電素子の伸縮動作に連動してその軸線方向に往復動する軸部であり、一対の軸保持部1a、1aの貫通孔に挿通されて掛け渡されている。
第一スライダ部3bは、移動枠3と一体に形成されており、移動枠3の外側に突出するように設けられている。
この第一スライダ部3bは、駆動軸13に摩擦力で係合するとともに、SIDMの圧電素子の伸縮動作により駆動軸13に対してその軸線方向に相対的な移動が可能となっている。
この第一の駆動装置10において、SIDMの圧電素子をゆっくり伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸13はゆっくりとした移動(往復動)を行うので、駆動軸13に好適な摩擦力で係合している第一スライダ部3bは、その摩擦によって駆動軸13とともにその軸方向に移動する。
一方、SIDMの圧電素子を急速に伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸13は素早い移動(往復動)を行うので、駆動軸13に好適な摩擦力で係合している第一スライダ部3bは慣性のために滑り、ほぼその位置にとどまることとなる。
なお、SIDMの動作は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
移動枠3は、4つの面部を有し略ロ字形状を呈する枠体であって、移動枠3の一の面部から外側に突出するように形成されている第一スライダ部3bと、その第一スライダ部3bと同じ方向に突出している突片3cと、その第一スライダ部3aが設けられている隣の面部から内側に向かって延在するように形成されている一対の軸保持部3a、3aと、を備えている。この一対の軸保持部3a、3aには、後述する駆動軸23が挿通される貫通孔が形成されている。そして、移動枠3の突片3cの下面側には、磁石51が配設されている。なお、この磁石51と対向するフレーム1の底面には磁気センサ61が備えられている。
この移動枠3は、第一の駆動装置10によって、駆動軸13の軸方向(X軸方向)に移動が可能な可動部である。
玉枠4は、その内側に中央孔4hが形成されている枠体であって、その中央孔4hにレンズ5が嵌め込まれて備えられている。
また、玉枠4は、玉枠4の外面から移動枠3の一対の軸保持部3a、3a側に向かって突出するように形成されている第二スライダ部4bと、その第二スライダ部4bと同じ方向に突出している突片4cと、を備えている。そして、玉枠4の突片4cの下面側には、磁石52が配設されている。なお、この磁石52と対向するフレーム1の底面には磁気センサ62が備えられている。
この玉枠4は、第二の駆動装置20によって、後述する駆動軸23の軸方向(Y軸方向)に移動が可能な可動部である。
第二の駆動装置20は、図示しない電気機械変換素子(圧電素子)と駆動軸23等で構成されるSIDM(登録商標)と、駆動軸23に係合する係合部である第二スライダ部4bと、を備えている。電気機械変換素子は、電圧の印加に応じて変位する素子であり、例えば、圧電素子である。
SIDM(Smooth Impact Drive Mechanism)は、電圧が印加されることに応じて伸縮する圧電素子に固定された駆動軸23を、往復移動させるアクチュエータである。なお、SIDM(登録商標)の構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
駆動軸23は、例えば、カーボン樹脂やエポキシ樹脂からなり、SIDMの圧電素子の伸縮動作に連動してその軸線方向に往復動する軸部であり、一対の軸保持部3a、3aの貫通孔に挿通されて掛け渡されている。
第二スライダ部4bは、玉枠4と一体に形成されており、玉枠4の外側に突出するように設けられている。
この第二スライダ部4bは、駆動軸23に摩擦力で係合するとともに、SIDMの圧電素子の伸縮動作により駆動軸23に対してその軸線方向に相対的な移動が可能となっている。
この第二の駆動装置20において、SIDMの圧電素子をゆっくり伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸23はゆっくりとした移動(往復動)を行うので、駆動軸23に好適な摩擦力で係合している第二スライダ部4bは、その摩擦によって駆動軸23とともにその軸方向に移動する。
一方、SIDMの圧電素子を急速に伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸23は素早い移動(往復動)を行うので、駆動軸23に好適な摩擦力で係合している第二スライダ部4bは慣性のために滑り、ほぼその位置にとどまることとなる。
なお、SIDMの動作は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
このような構成のカメラユニット200において、フレーム1に取り付けられている第一の駆動装置10は、第一スライダ部3bを、一の方向であるX軸方向に摺接移動可能としており、その第一スライダ部3bをX軸方向に摺動させることにより、移動枠3を介して玉枠4をX軸方向に移動させることで、レンズ5をX軸方向に移動させてその位置を調整することができる。
また、移動枠3に取り付けられている第二の駆動装置20は、第二スライダ部4bを、X軸方向と直交するY軸方向に摺接移動可能としており、その第二スライダ部4bをY軸方向に摺動させることにより、玉枠4を相対的にY軸方向に移動させることで、レンズ5をY軸方向に移動させてその位置を調整することができる。
つまり、第一の駆動装置10は駆動軸13が延在するX軸方向にレンズ5を移動させ、第二の駆動装置20は駆動軸23が延在するY軸方向にレンズ5を移動させることができる。
そして、第一の駆動装置10と移動枠3と第二の駆動装置20と玉枠4とを有する移動機構は、レンズ5をフレーム1の底面に沿うように移動させることが可能になっている。
次に、カメラユニット200に備えられているレンズ5の位置検出装置について説明する。
図3(a)(b)に示すように、移動枠3の突片3cの下面側には、位置基準部である磁石51が配設されている。この磁石51は、移動枠3の突片3cにおける、駆動軸13の軸線を含み、フレーム1から駆動軸13に向かって略垂直な面を成す仮想面上に配されている。なお、磁石51は、駆動軸13の軸線上に配されることが好ましいが、駆動軸13の軸線を含む仮想面を少なくともかすめるように、磁石51の一部分が僅かでもその仮想面上に配されていればよい。
その磁石51に対向するフレーム1の底面には、磁石51の磁気を検知することで、磁石51の位置の変化を検知する位置検知部である磁気センサ61が、その磁石51に対応するように配設されている。
また、図3(a)(b)に示すように、玉枠4の突片4cの下面側には、位置基準部である磁石52が配設されている。この磁石52は、玉枠4の突片4cにおける、駆動軸23の軸線を含み、フレーム1から駆動軸23に向かって略垂直な面を成す仮想面上に配されている。なお、磁石52は、駆動軸23の軸線上に配されることが好ましいが、駆動軸23の軸線を含む仮想面を少なくともかすめるように、磁石52の一部分が僅かでもその仮想面上に配されていればよい。
その磁石52に対向するフレーム1の底面には、磁石52の磁気を検知することで、磁石52の位置の変化を検知する位置検知部である磁気センサ62が、その磁石52に対応するように配設されている。
磁気センサ61、62は、例えば、ホール素子を備えており、磁石51、52の磁気や磁界を検知するセンサであり、検知した磁石の磁気量を電気量に変換して、検知した磁石の磁界を電気信号として出力することを可能にしている。
そして、第一の駆動装置10によって移動枠3が図中左右方向であるX軸方向に移動されることに伴い、移動枠3とともにX軸方向に移動する磁石51の位置変化を磁気センサ61が検知することに応じて、フレーム1に対する移動枠3の相対的な移動方向や移動量を検出して、位置検出装置30は、移動枠3の位置を検出することができるようになっている。
また、第二の駆動装置20によって玉枠4が図中上下方向であるY軸方向に移動されることに伴い、玉枠4とともにY軸方向に移動する磁石52の位置変化を磁気センサ62が検知することに応じて、フレーム1に対する玉枠4の相対的な移動方向や移動量を検出して、位置検出装置40は、玉枠4の位置を検出することができるようになっている。
なお、磁気センサ61、62が、磁石51、52の位置変化を検知することに応じて、磁石が配設されている移動枠3や玉枠4の位置を検出する技術は、従来公知であるので、ここでは詳述しない。
つまり、フレーム1に対して駆動軸13の軸線方向に移動する移動枠3と、移動枠3に配設される磁石51と、磁石51の磁気を検知する磁気センサ61とによって、フレーム1に対する移動枠3の位置を検出し、フレーム1の撮像素子6に対するレンズ5の相対的な位置を検出可能な位置検出装置30が構成されるようになっている。
また、フレーム1に対して駆動軸23の軸線方向に移動する玉枠4と、玉枠4に配設される磁石52と、磁石52の磁気を検知する磁気センサ62とによって、フレーム1に対する玉枠4の位置を検出し、フレーム1の撮像素子6に対するレンズ5の相対的な位置を検出可能な位置検出装置40が構成されるようになっている。
特に、位置検出装置30における磁石51は、駆動軸13の軸線に沿って移動する移動枠3における、駆動軸13の軸線を含みフレーム1から駆動軸13に向かって略垂直を成す仮想面上に配されているので、位置検出装置30は、駆動軸13に沿ってX軸方向に移動する移動枠3の移動や、その移動した位置の検出をより正確に行うことができる。
具体的には、駆動軸13を含む仮想面上に相当し、駆動軸13との直線距離が比較的近い配置の突片3cに配設されている磁石51の移動は、駆動軸13に沿って摺動する移動枠3の移動とほぼ同様の軌跡をたどるので、その磁石51の移動や位置を検出することによって、移動枠3の移動や位置を検出することが可能になっている。また、駆動軸13と突片3c(磁石51)との直線距離が比較的近いので、その間の距離が長く離れている場合に比べて、その間の移動枠3部分に歪などが生じ難いために、移動枠3の移動や位置をより正確に検出することが可能になっている。
つまり、位置検出装置30が、磁石51の位置を検出することによって、位置検出装置30は、フレーム1の撮像素子6に対するレンズ5の相対的な位置をより正確に検出することができるようになっている。
同様に、位置検出装置40における磁石52は、駆動軸23の軸線に沿って移動する玉枠4における、駆動軸23の軸線を含みフレーム1から駆動軸23に向かって略垂直を成す仮想面上に配されているので、位置検出装置40は、駆動軸23に沿ってY軸方向に移動する玉枠4の移動や、その移動した位置の検出をより正確に行うことができる。
具体的には、駆動軸23を含む仮想面上に相当し、駆動軸23との直線距離が比較的近い配置の突片4cに配設されている磁石52の移動は、駆動軸23に沿って摺動する玉枠4の移動とほぼ同様の軌跡をたどるので、その磁石52の移動や位置を検出することによって、玉枠4の移動や位置を検出することが可能になっている。また、駆動軸23と突片4c(磁石52)との直線距離が比較的近いので、その間の距離が長く離れている場合に比べて、その間の玉枠4部分に歪などが生じ難いために、玉枠4の移動や位置をより正確に検出することが可能になっている。
つまり、位置検出装置40が、磁石52の位置を検出することによって、位置検出装置40は、フレーム1の撮像素子6に対するレンズ5の相対的な位置をより正確に検出することができるようになっている。
このように、カメラユニット200に備えられている第一の駆動装置10と第二の駆動装置20によって、カメラユニット200におけるレンズ5を直交する2方向に移動可能としている。そして、このカメラユニット200は、第一の駆動装置10と第二の駆動装置20の協働によってレンズ5を任意の方向に移動させて撮像素子6に被写体像を導くことができるので、ユーザが保持する携帯電話機100(カメラ)のずれやぶれを相殺するようにレンズ5を移動させることで、被写体の撮像時に手振れ補正を行うことを可能としている。
特に、フレーム1(撮像素子6)に対するレンズ5の相対的な位置をより正確に検出可能な位置検出装置30と位置検出装置40を備えているので、手振れ補正を一層正確に行うことを可能にしている。
なお、レンズ5を移動させる第一の駆動装置10、第二の駆動装置20と、レンズ5の位置を検出する位置検出装置30、位置検出装置40との協働による手振れ補正に関する動作や処理は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
以上のように、このカメラユニット200は、本発明に係る位置検出装置30と位置検出装置40を備えることによって、所定の対象物であるレンズ5の位置をより正確に検出することができるので、より好適な手振れ補正を行うことができる。
そして、所定の対象物であるレンズ5の位置をより正確に検出することができ、より好適な手振れ補正を行うことができるカメラユニット200の機能に応じて、そのカメラユニット200を備える携帯電話機100を用いた撮像を行う際に、レンズ5の位置をより正確に検出し、より好適な手振れ補正を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、図4に示すカメラユニット300のように、カメラユニット200における移動枠3の突片3cを削減した移動枠33と、玉枠4の突片4cを削減した玉枠44と、を備えるカメラユニット300であっても、同様の効果を得ることができる。
このカメラユニット300における移動枠33の第一スライダ部3bの下面側に磁石51が配設されており、その磁石51に対応するようにフレーム1の底面に磁気センサ61が配設されるようになっている。
そして、駆動軸13と係合する係合部である第一スライダ部3bに磁石51を備え、その磁石51の磁気を検知する磁気センサ61をフレーム1に備える構成をとることによって、本発明に係る位置検出装置50を成している。
つまり、フレーム1に対して駆動軸13の軸線方向に移動する移動枠33と、移動枠33に配設される磁石51と、磁石51の磁気を検知する磁気センサ61とによって、フレーム1に対する移動枠33の位置を検出し、フレーム1の撮像素子6に対するレンズ5の相対的な位置を検出可能な位置検出装置50が構成されるようになっている。
また、カメラユニット300における玉枠44の第二スライダ部4bの下面側に磁石52が配設されており、その磁石52に対応するようにフレーム1の底面に磁気センサ62が配設されるようになっている。
そして、駆動軸23と係合する係合部である第二スライダ部4bに磁石52を備え、その磁石52の磁気を検知する磁気センサ62をフレーム1に備える構成をとることによって、本発明に係る位置検出装置60を成している。
つまり、フレーム1に対して駆動軸23の軸線方向に移動する玉枠44と、玉枠44に配設される磁石52と、磁石52の磁気を検知する磁気センサ62とによって、フレーム1に対する玉枠44の位置を検出し、フレーム1の撮像素子6に対するレンズ5の相対的な位置を検出可能な位置検出装置60が構成されるようになっている。
特に、位置検出装置50における磁石51は、駆動軸13の軸線を含む仮想面上である第一スライダ部3bに配設されているので、駆動軸13と磁石51の間隔やその直線距離がより短くなり、その間の歪が生じ難くなるために、位置検出装置50は、駆動軸13に沿ってX軸方向に移動する移動枠3の移動や、その移動した位置の検出をより一層正確に行うことができる。
同様に、位置検出装置60における磁石52は、駆動軸23の軸線を含む仮想面上である第二スライダ部4bに配設されているので、駆動軸23と磁石52の間隔やその直線距離がより短くなり、その間の歪が生じ難くなるために、位置検出装置60は、駆動軸23に沿ってX軸方向に移動する玉枠4の移動や、その移動した位置の検出をより一層正確に行うことができる。
また、位置検出装置50において、カメラユニット200における移動枠3の突片3c(図3参照)を削減して、移動枠33の小型化を図ったことや、玉枠4の突片4c(図3参照)を削減して、玉枠44の小型化を図ったことにより、フレーム1内にスペースを確保することができるので、新たな構成や部材を配設することを可能にしたり、既存の構成や部材の配置の自由度を上げたりすることができるようになる。
なお、以上の実施の形態においては、カメラユニット200、300を備える電子機器として携帯電話機100を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、PDA等のモバイル機器など、任意の電子機器に本発明を適用してもよい。
また、以上の実施の形態においては、電気機械変換素子として圧電素子を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、電気機械変換素子としては、電歪素子など電圧を加わることで伸縮する素子なども用いることができる。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
携帯電話機を示す正面図(a)と、背面図(b)である。 カメラユニットを示す斜視図である。 図2のIIIa−IIIa線におけるカメラユニットの断面図(a)と、図3(a)のb−b線における断面図である。 本発明におけるカメラユニットの変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 フレーム(支持部)
1a 軸保持部
2 カバー
3、33 移動枠(可動部)
3a 軸保持部
3b 第一スライダ部(係合部)
4、44 玉枠(可動部)
4b 第二スライダ部(係合部)
5 レンズ(光学部材)
6 撮像素子
10 第一の駆動装置
13 駆動軸(軸部)
20 第二の駆動装置
23 駆動軸(軸部)
51、52 磁石(位置基準部)
61、62 磁気センサ(位置検知部)
30、40、50、60 位置検出装置
100 携帯電話機(電子機器)
200、300 カメラユニット

Claims (5)

  1. 軸部に対して、その軸部の軸線方向に移動が可能な可動部と、
    前記可動部を、前記軸部を介して移動可能に支持する支持部と、を備え、
    前記可動部は前記支持部から前記軸部に向かって略垂直を成す仮想面上に配される位置基準部を備え、前記位置基準部の少なくとも一部および前記軸部の軸線が前記仮想面内に含まれ、
    前記支持部は、前記位置基準部の位置の変化を検知する位置検知部を備え、
    前記位置検知部により検知された前記位置基準部の位置変化に応じて、前記支持部に対する前記可動部の位置を検出することを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記可動部は、前記軸部と係合する係合部を備え、
    前記位置基準部は、前記係合部における前記軸部の軸線を含む前記仮想面上に配されていることを特徴とする請求項1に記載の位置検出装置。
  3. 前記支持部には、被写体像が結像される撮像素子が備えられ、
    前記可動部には、前記撮像素子に被写体像を導く光学部材が備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置検出装置。
  4. 前記位置基準部は、磁石であって、
    前記位置検知部は、前記磁石の磁気を検知する磁気センサであることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の位置検出装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の位置検出装置を、機器本体内に備えることを特徴とする電子機器。
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