JP2009093001A - 撮像装置及び電子機器 - Google Patents

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基孝 千頭
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    • G03B2205/0061Driving means for the movement of one or more optical element using piezoelectric actuators

Abstract

【課題】簡易な機構により手振れ補正を好適に行うことができる撮像装置及びその撮像装置を備える電子機器を提供することである。
【解決手段】算出手段(CPU61、算出プログラム63a)によって、角速度センサ50により検出された検出信号に基づき手振れの方向及び手振れ量を算出し、駆動制御手段(CPU61、駆動制御プログラム63b)によって、算出手段により算出された手振れの方向及び手振れ量に基づき、第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20によって、レンズユニット5を備える玉枠4を駆動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置及びその撮像装置を備える電子機器に関する。
従来、デジタルカメラには、手振れ補正機能を搭載したものが知られており、かかる手振れ補正の方法として、例えば、図11(a)に示すように、レンズユニットは固定した状態で、補正動作を行う撮像素子の傾きのみを調整する撮像素子シフト式手振れ補正(特許文献1参照)や、図11(b)に示すように、レンズと撮像素子が収納されたカメラユニット全体を、カメラ本体に対して相対移動させて補正動作させる手振れ補正、また、図12及び図13(a)、(b)に示すように、結像面における像の移動分だけ、光学ユニットの一部のレンズ(振れ補正レンズ)をシフトさせることによって、手振れ補正を行う振れ補正機能付きカメラ(特許文献2参照)などが知られている。
しかしながら、上記特許文献1に記載の撮像素子シフト式手振れ補正の場合、撮像素子自体には多数の配線があるため電気接続が困難となり、撮像素子を可動させることにより、断線の虞がある。また、撮像素子を可動させる際、精度よく駆動させるための機構が必要となり、装置が大型化してしまう。さらに、撮像素子が大きくなるとその可動領域を確保するための設計が難しくなる。
また、図11(b)に示すような、カメラユニット全体を補正動作する手振れ補正の場合、撮像素子を備えるカメラユニット自体を可動させるため、上記撮像素子シフト式手振れ補正の場合と同様に、外部との電気接続が困難となり、断線の虞がある。また、カメラユニットが大型である場合は機構の大型化や消費電力増大などの問題がある。
また、図12及び図13(a)、(b)に示すように、特許文献2に記載の振れ補正機能付きカメラの場合、撮像素子は固定されているため、撮像素子を可動させることによる断線の虞が無く、電気接続が容易であるが、光学ユニットの一部のレンズ(振れ補正レンズ)をシフトさせる機構を備えることにより、光学ユニット全体が大型化してしまう。
特に、携帯電話機等の小型の電子機器に組み込まれる撮像装置の場合、携帯電話機に組み込むため、限られたスペースしか用意されておらず、上記特許文献1に記載の撮像素子シフト式手振れ補正方式や、上記カメラユニット全体を補正動作する手振れ補正方式では、撮像素子からの信号を取り出すための電気接続が必要になるが、撮像素子あるいは撮像素子が収納されているカメラユニット自体が移動するため、電気接続が不安定になり信号が取り出せなくなり不良の原因になる。また、確実に信号を取り出すために、フレキを用いて、撮像素子の移動分が吸収できる分、フレキに余裕を持たせ、信号を取り出すようにした場合、装置が大型化してしまうという欠点がある。
従って、上記特許文献1に記載の撮像素子シフト式手振れ補正方式や、上記カメラユニット全体を補正動作する手振れ補正方式は、交換レンズを用いる一眼レフDSC(DigitalStill Camera)や、一般のDSCのようにスペースに余裕のある機器には用いられるが、携帯電話機等の小型の電子機器に組み込まれる撮像装置には応用することが困難である。
また、上記特許文献2に記載の光学レンズの一部のレンズ(振れ補正レンズ)を移動させる手振れ方式では、レンズの一部が移動しても光学性能に影響がないレンズを移動させて、手振れを補正しているが、このようなレンズの場合、手振れ補正用にレンズを1枚追加し、追加したレンズを用いて手振れ補正を行うというレンズ設計を行っている。このようなレンズは、もともと一眼レフDSC等の大きな撮像装置のレンズ装置として設計されているためにレンズ自体が大きく、個々のレンズ間の距離も大きく離れているために、手振れ補正のために一部のレンズを動かすこと自体に困難性はないが、レンズ装置として大きなものとなってしまう。
従って、上記特許文献2に記載の光学レンズの一部のレンズ(振れ補正レンズ)を移動させる手振れ方式は、交換レンズを用いる一眼レフDSCや、一般のDSCには用いられるが、携帯電話機等の小型の電子機器に組み込まれる撮像装置には応用することが困難である。
そこで、携帯電話機等の小型の電子機器に最適なレンズユニットとして、レンズ全長が20mm以下で、2枚から4枚程度のレンズ(高性能なレンズでは、5枚から7枚)からなるコンパクトで、射出瞳位置が遠い撮影レンズが知られている(特許文献3〜6参照)。
特開2003−110919号公報 特開平10−48683号公報 特許第3611558号公報 特許第3835398号公報 特許第3695449号公報 特開2004−354572号公報
しかしながら、上記特許文献3〜6に記載の撮影レンズの各レンズ間隔は、一般のDSC用レンズと比べて非常に小さくなり、また、手振れ補正のための補正量は、数十μm程度の微小移動で済むが、このような小型の光学系においては、内部の特定のレンズのみを高精度に動かすことが困難である。
本発明の課題は、簡易な機構により手振れ補正を好適に行うことができる撮像装置及びその撮像装置を備える電子機器を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
複数のレンズで構成されるレンズユニットと撮像素子とを備える撮像装置において、
前記レンズユニット全体を前記撮像素子に対し相対的に移動させるための駆動手段と、
手振れを検出する手振れ検出手段と、
前記手振れ検出手段により検出された検出信号に基づき手振れの方向及び手振れ量を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された手振れの方向及び手振れ量に基づき前記駆動手段を駆動させる駆動制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の撮像装置において、
前記駆動手段は、
フレームの内側に第1の軸方向に移動可能に支持されたスライド枠と、
前記スライド枠を前記第1の軸方向に移動させる第1アクチュエータと、
前記スライド枠の内側に、前記第1の軸方向に対して直交する第2の軸方向に移動可能に支持された玉枠と、
前記玉枠を前記第2の軸方向に移動させる第2アクチュエータと、を備え、
前記レンズユニットは、前記玉枠に固定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項2に記載の撮像装置において、
前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータは、電気機械変換素子であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記駆動制御手段は、
前記レンズユニットの位置検出を行う位置検出手段を備え、
前記駆動制御手段は、前記位置検出手段により検出された前記レンズユニットの現在位置と、前記算出手段により算出された前記手振れの方向及び前記手振れ量に基づく目標位置とに基づき、フィードバック制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4の何れか一項に記載の撮像装置を備える電子機器であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、駆動手段によって、レンズユニット全体を撮像素子に対し相対的に移動させることができ、手振れ検出手段によって、手振れを検出することができ、算出手段によって、手振れ検出手段により検出された検出信号に基づき手振れの方向及び手振れ量を算出することができ、駆動制御手段によって、算出手段により算出された手振れの方向及び手振れ量に基づき駆動手段を駆動させることができる。
従って、レンズユニットのみを動作させることで、撮像素子を可動させた場合における断線の虞がなく、また、カメラユニット全体を可動させた場合における手振れ補正機構の大型化の問題も生じさせずに手振れ補正することができることとなり、簡易な機構により手振れ補正を好適に行うことできる。
請求項2に記載の発明によれば、玉枠を内側に備えるスライダ枠は、フレームの内側において第1の軸方向に移動可能に備えられ、また、玉枠は、スライド枠の内側において第1の方向と直交する第2の軸方向に移動可能に構成されている。
従って、第1の軸方向に動くスライド枠及び第2の軸方向に動く玉枠の組み合わせによって、玉枠に固定されたレンズユニットを2次元的に移動させることができることとなり、簡易な機構により、手振れを相殺する方向にレンズユニットを移動させることで、手振れ補正をより好適に行うことできる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、電気機械変換素子を用いることにより、第1アクチュエータ及び第2アクチュエータをコンパクトに構成することができる。また、スライド枠及び玉枠の保持に通電の必要がなく、駆動時のみに通電すれば良いので、消費電力を低く抑えることができる。さらに、スライド枠及び玉枠を保持するための新たな固定機構も不要となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、位置検出手段によって、レンズユニットの位置検出を行うことができ、駆動制御手段によって、位置検出手段により検出されたレンズユニットの現在位置と、算出手段により算出された手振れの方向及び前記手振れ量に基づく目標位置とに基づき、フィードバック制御することができる。
従って、駆動手段の精度が低い場合であっても、駆動制御手段によって、フィードバック制御することができるので、好適な手振れ補正を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、本発明にかかる撮像装置を電子機器に適用することにより、当該電子機器において、簡易な機構により手振れ補正を好適に行うことができる。
以下、図を参照して、本発明に係る撮像装置及びその撮像装置を備える電子機器の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、電子機器として携帯電話機を例に挙げて説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
携帯電話機100は、図1(a)、(b)に示すように、機器本体に撮像装置200を備え、被写体を撮像する機能を有する。
この携帯電話機100は、上部筐体の背面側に撮像装置200が配設されており、その背面側を被写体に向けるようにして撮像装置200で捉えた被写体像を、上部筐体の正面側に配設されている液晶画面101に表示可能としており、その液晶画面101に表示される被写体像を確認して、所望する被写体の撮像を行うようになっている。
そして、撮像装置200は、例えば、図2の概略図に示すように、撮像装置200本体に撮像素子を固定した状態で、レンズユニット(2枚構成のレンズ)のみの補正動作を行うことによって、手振れ補正を行うようになっている。なお、撮像装置200の具体的な構成については、以下詳細に述べる。
撮像装置200は、図3、図4(a)、(b)に示すように、略箱状のフレーム1と、フレーム1の上部開口を塞ぐカバー2とを備えて略筐体形状を呈している。そして、この筐体の内部は中空になっており、この中空部分に光学部材であるレンズユニット5や、レンズユニット5を移動させる駆動装置等を収容するようになっている。
なお、フレーム1の底面の中央側には、レンズユニット5によって被写体像が結像されるCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)などの撮像素子6が備えられており、カバー2の略中央側にはレンズユニット5や撮像素子6の位置に対応する開口2hが形成されている。
また、撮像装置200は、例えば、図9の駆動制御に係る電気的構造を示すブロック図に示すように、レンズユニット5の位置を検出する位置検出素子40と、手振れを検出する角速度センサ50と、第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20を駆動させる駆動制御部60等を備えている。
そして、撮像装置200は、図4(a)、(b)に示すように、フレーム1と、フレーム1に取り付けられているカバー2と、カバー2と第1の駆動装置10を介して接続されるスライド枠3と、スライド枠3と第2の駆動装置20を介して接続される玉枠4と、玉枠4に取り付けられているレンズユニット5等を備えている。
フレーム1は、樹脂成形されてなるケース体であって、撮像素子6が備えられている。
カバー2は、樹脂成形されてなる蓋体であって、カバー2の下面からフレーム1の底面に向かって延在する一対の軸保持部2a、2bを備えている。
この一対の軸保持部2a、2bには、後述する駆動軸13が挿通される貫通孔が形成されている。
第1の駆動装置10は、錘11と電気機械変換素子としての圧電素子12と駆動軸13とで構成される第1アクチュエータであるSIDM(登録商標)と、錘11と圧電素子12を覆うアクチュエータ押さえ14と、駆動軸13に係合する第1可動部31とを備えている。
SIDM(Smooth Impact Drive Mechanism)は、電圧が印加されることに応じて伸縮する圧電素子12に固定された駆動軸13を、往復移動させるアクチュエータである。なお、SIDM(登録商標)の構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
錘11は、圧電素子12を所定の位置に着設させるための固定部材である。この錘11は、アクチュエータ押さえ14に接着などによって固定されており、アクチュエータ押さえ14はカバー2の軸保持部2bに固定されている。
そして、錘11やアクチュエータ押さえ14を介して、第1の駆動装置10はカバー2に取り付けられている。
圧電素子12は、電圧が印加されることに応じて伸縮する素子であり、その伸縮方向の一方の端面が接着などによって錘11に固定され、他方の端面に駆動軸13が固定されている。
駆動軸13は、例えば、カーボン樹脂やエポキシ樹脂からなり、圧電素子12の伸縮動作に連動してその軸線方向に往復動する軸部であり、一対の軸保持部2a、2bの貫通孔に挿通されて掛け渡されている。
第1可動部31は、駆動軸13に摩擦力で係合するとともに、圧電素子12の伸縮動作により駆動軸13に対してその軸線方向に相対的な移動が可能となっている。
そして、第1可動部31は、図4(a)(b)、図5(a)(b)に示すように、スライド枠3に設けられている第1スライダ部3aと、第1スライダ部3aに形成された溝部31bと、溝部31bに備えられる金属部材31cと、金属部材31cとの間に駆動軸13を挟み込む板ばね31aとによって構成されている。
第1スライダ部3aは、スライド枠3と一体に樹脂で形成されており、スライド枠3の外側に突出するように設けられている。
溝部31bは、第1可動部31が駆動軸13に係合する部分であって、第1スライダ部3aの先端側に駆動軸13の軸線方向に沿って形成されている、略90°の角度を有する略V字状の溝である。
金属部材31cは、例えば、ステンレスや真鍮などの金属によって形成されたその断面が略90°の角度の略V字形状を呈する部材であって、溝部31bにインサート成形やフープ成形によって設けられている。また、溝部31bに金属蒸着を施すことによって金属部材31cを設けるようにしてもよい。
なお、金属部材31cは、例えば、0.1mm〜0.2mm程度の厚みを有している。
板ばね31aは、その基端部が第1スライダ部3aに固定されており、その自由端部側が屈曲されて断面視略L字形状を呈するステンレスなど金属製のばね部材(金属部材)である。
そして、板ばね31aの自由端部と金属部材31cとの間に駆動軸13を挟み込んで、板ばね31aは、駆動軸13を第1スライダ部3a側に付勢するようになっている。
この板ばね31aと金属部材31cとの間に駆動軸13を所定の摩擦力で保持することで、第1可動部31が駆動軸13に係合するようになっている。
この第1可動部31が、駆動軸13と当接する部分に、金属製の板ばね31aと金属部材31cとを備えており、第1可動部31は駆動軸13と金属面で摺接するので、その金属面の好適な平滑性に応じた摩擦力で係合することとなって、第1可動部31が、駆動軸13上に静止したり、駆動軸13に対してその軸方向に摺接移動したりすることが可能になっている。特に、駆動軸13の軸線方向に沿った溝部31bに設けられた金属部材31cの略V字状の谷間に駆動軸13が摺接するので、第1可動部31は駆動軸13の軸線方向に沿って好適に移動する。なお、駆動軸13は円柱形状の軸部であるので、その駆動軸13は軸線方向に沿った接線であって、板ばね31aと接する1箇所の接線と、金属部材31cと接する2箇所の接線とで当接し、係合している。
そして、ABS樹脂などで樹脂成形されたスライド枠3の第1スライダ部3aの溝部31bが直接駆動軸13に接触する場合より、金属部材31cを介して接触し係合した場合の方が、第1可動部31の静止や摺接移動を精度よく、良好に行うことが可能になる。
また、スライド枠3や第1スライダ部3aの全体を金属で成形する場合より、第1スライダ部3aの一部分である溝部31bに金属部材31cを備える構成をとることによって、製造コストを低減することができる。
この第1の駆動装置10において、SIDMの圧電素子12をゆっくり伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸13はゆっくりとした移動(往復動)を行うので、駆動軸13に好適な摩擦力で係合している第1可動部31は、その摩擦によって駆動軸13とともにその軸方向に移動する。
一方、SIDMの圧電素子12を急速に伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸13は素早い移動(往復動)を行うので、駆動軸13に好適な摩擦力で係合している第1可動部31は慣性のために滑り、ほぼその位置にとどまることとなる。
これにより、第1の駆動装置10は、駆動手段として機能する。
スライド枠3は、樹脂成形されてなる4つの面部を有し略ロ字形状を呈する枠体であって、スライド枠3の一の面部から外側に突出するように形成されている第1スライダ部3aと、その第1スライダ部3aが設けられている隣の面部から内側に突出するように形成されている第2スライダ部3bとを備えている。
玉枠4は、樹脂成形されてなる枠体であって、その内側に形成されている中央孔4hにレンズユニット5が嵌め込まれて備えられている。
また、玉枠4は、玉枠4の外面からスライド枠3の第2スライダ部3b側に向かって延在する一対の軸保持部4a、4bを備えている。この一対の軸保持部4a、4bには、後述する駆動軸23が挿通される貫通孔が形成されている。
レンズユニット5は、被写体の光学像を取り込む複数のレンズを備えており、その光軸上において被写体の光学像を結像する。
より具体的には、レンズユニット5は、例えば、図6に示すように、物体側から順に開口絞りSTと、正レンズL1と像側に凸のメニスカレンズL2との2枚のプラスチックレンズで構成される2枚タイプのレンズユニット(各レンズ面は、非球面)や、図7に示すように、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正のメニスカ形状を有する第1レンズ(ガラスレンズ)L1と、開口絞りSTと、像面側に凸面を向けた正のメニスカ形状を有する第2レンズ(プラスチックレンズ)L2と、像面側に凹面を向けた負のメニスカ形状を有する第3レンズ(プラスチックレンズ)L3とから構成される3枚タイプのレンズユニット(各レンズ面は、非球面)や、図8に示すように、物体側から順に、正の前群GrFと、開口絞りSTと、負又は正の後群GrRとから成っており、その像側には光学的ローパスフィルター等に相当する平行平面板状のガラスフィルターGFが配置されており、前群GrFは、正レンズからなる第1レンズL1、1枚で構成されており、後群GrRは、物体側から順に、正レンズからなる第2レンズL2と、負レンズからなる第3レンズL3と、負レンズからなる第4レンズL4との3枚で構成されている4枚タイプのレンズユニットが用いられる。
なお、上記レンズユニットの構成は例示であり、上記と同様の光学的特性を有するレンズユニットであれば、5枚以上のレンズユニットであってもよい。
第2の駆動装置20は、錘21と電気機械変換素子としての圧電素子22と駆動軸23とで構成される第2アクチュエータであるSIDM(登録商標)と、錘21と圧電素子22を覆うアクチュエータ押さえ24と、駆動軸23に係合する第2可動部32とを備えている。
SIDM(Smooth Impact Drive Mechanism)は、電圧が印加されることに応じて伸縮する圧電素子22に固定された駆動軸23を、往復移動させるアクチュエータである。なお、SIDM(登録商標)の構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
錘21は、圧電素子22を所定の位置に着設させるための固定部材である。この錘21は、アクチュエータ押さえ24に接着などによって固定されており、アクチュエータ押さえ24は玉枠4の軸保持部4bに固定されている。
そして、錘21やアクチュエータ押さえ24を介して、第2の駆動装置20は玉枠4に取り付けられている。
圧電素子22は、電圧が印加されることに応じて伸縮する素子であり、その伸縮方向の一方の端面が接着などによって錘21に固定され、他方の端面に駆動軸23が固定されている。
駆動軸23は、例えば、カーボン樹脂やエポキシ樹脂からなり、圧電素子22の伸縮動作に連動してその軸線方向に往復動する軸部であり、一対の軸保持部4a、4bの貫通孔に挿通されて掛け渡されている。
第2可動部32は、駆動軸23に摩擦力で係合するとともに、圧電素子22の伸縮動作により駆動軸23に対してその軸線方向に相対的な移動が可能となっている。
そして、第2可動部32は、図4(a)(b)、図5(a)(b)に示すように、スライド枠3に設けられている第2スライダ部3bと、第2スライダ部3bに形成された溝部32bと、溝部32bに備えられる金属部材32cと、金属部材32cとの間に駆動軸23を挟み込む板ばね32aとによって構成されている。
第2スライダ部3bは、スライド枠3と一体に樹脂で形成されており、スライド枠3の内側に突出するように設けられている。
溝部32bは、第2可動部32が駆動軸23に係合する部分であって、第2スライダ部3bの先端側に駆動軸23の軸線方向に沿って形成されている、略90°の角度を有する略V字状の溝である。
金属部材32cは、例えば、ステンレスや真鍮などの金属によって形成されたその断面が略90°の角度の略V字形状を呈する部材であって、溝部32bにインサート成形やフープ成形によって設けられている。また、溝部32bに金属蒸着を施すことによって金属部材32cを設けるようにしてもよい。なお、金属部材32cは、例えば、0.1mm〜0.2mm程度の厚みを有している。
板ばね32aは、その基端部が第2スライダ部3bに固定されており、板ばね32aの一端部と金属部材32cとの間に駆動軸23を挟み込んで、その駆動軸23を第2スライダ部3b側に付勢する断面視略L字形状を呈するステンレスなど金属製のばね部材(金属部材)である。
そして、板ばね32aと金属部材32cとの間に駆動軸23を所定の摩擦力で保持することで、第1可動部31と同様に、第2可動部32が駆動軸23に係合するようになっている。
具体的には、第2可動部32は、駆動軸23と当接する部分に金属製の板ばね32aと金属部材32cとを備えており、第2可動部32は駆動軸23と金属面で摺接するので、その金属面の好適な平滑性に応じた摩擦力で係合することとなって、第2可動部32が、駆動軸23上に静止したり、駆動軸23に対してその軸方向に摺接移動したりすることが可能になっている。特に、駆動軸23の軸線方向に沿った溝部32bに設けられた金属部材32cの略V字状の谷間に駆動軸23が摺接するので、第2可動部32は駆動軸23の軸線方向に沿って好適に移動する。なお、駆動軸23は円柱形状の軸部であるので、その駆動軸23は軸線方向に沿った接線であって、板ばね32aと接する1箇所の接線と、金属部材32cと接する2箇所の接線とで当接し、係合している。
そして、ABS樹脂などで樹脂成形されたスライド枠3の第2スライダ部3bの溝部32bが直接駆動軸23に接触する場合より、金属部材32cを介して接触し係合した場合の方が、第2可動部32の静止や摺接移動を精度よく、良好に行うことが可能になる。
また、スライド枠3や第2スライダ部3bの全体を金属で成形する場合より、第2スライダ部3bの一部分である溝部32bに金属部材32cを備える構成をとることによって、製造コストを低減することができる。
この第2の駆動装置20において、SIDMの圧電素子22をゆっくり伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸23はゆっくりとした移動(往復動)を行うので、駆動軸23に好適な摩擦力で係合している第2可動部32は、その摩擦によって駆動軸23とともにその軸方向に移動する。
一方、SIDMの圧電素子22を急速に伸ばしたり縮めたりすると、駆動軸23は素早い移動(往復動)を行うので、駆動軸23に好適な摩擦力で係合している第2可動部32は慣性のために滑り、ほぼその位置にとどまることとなる。
これにより、第2の駆動装置20は、駆動手段として機能する。
位置検出素子40は、例えば、いわゆるホール効果を利用した磁気センサとしてのホール素子が用いられ、レンズユニット5の位置検出を行う。
これにより、位置検出素子40は位置検出手段として機能する。
角速度センサ50は、図9に示すように、X軸方向(ピッチ方向)の手振れを検出するための第1角速度センサ51と、Y軸方向(ヨー方向)の手振れを検出するための第2角速度センサ52と、を備えている。
これにより、角速度センサ50は、手振れ検出手段として機能する。
駆動制御部60は、例えば、図9に示すように、CPU(Central Processing Unit)61、RAM(Random Access Memory)62、記憶部63等を備えて構成される。
CPU61は、例えば、記憶部63に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM62に展開して実行することにより、第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20の制御を行う。
RAM62は、CPU61により実行された処理プログラム等を、RAM62内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部63は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部63は、CPU61が第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部63は、例えば、図9に示すように、算出プログラム63aと、駆動制御プログラム63b等を格納している。
算出プログラム63aは、CPU61に、手振れ方向及び手振れ量を算出させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、角速度センサ50によって、手振れが検出された場合、CPU61は、算出プログラム63aを実行することによって、角速度センサ50により検出された検出信号に基づいて、手振れの方向(ヨー方向、ピッチ方向)及び手振れ量を算出する。
CPU61は、かかる算出プログラム63aを実行することにより、算出手段として機能する。
駆動制御プログラム63bは、CPU61に、算出プログラム63aの実行により算出された手振れ方向及び手振れ量に基づき第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20を駆動させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、例えば、CPU61は、駆動制御プログラム63bを実行することによって、算出プログラム63aの実行により算出された手振れ方向及び手振れ量に基づく目標位置まで第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20を駆動させる。そして、位置検出素子40において検出されたレンズユニット5の現在位置によって目標位置に到達したか否かを判断し、目標位置に到達していなと判断された場合、CPU61は、駆動制御プログラム63bの実行により、レンズユニット5が目標位置に到達するまでフィードバック制御を行う。
CPU61は、かかる駆動制御プログラム63bを実行することにより、駆動制御手段として機能する。
次に、上述のような構成の撮像装置200の手振れ補正動作について図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、CPU61は、角速度センサ50により、手振れが検出されたか否かを判断する(ステップS1)。
ステップS1において、CPU61が、手振れが検出されたと判断した場合(ステップS1;Yes)、ステップS2に移行する。一方、手振れが検出されていない場合(ステップS1;No)、再び、ステップS1の処理を実行する。
次いで、ステップS2において、CPU61は、算出プログラム63aを実行することによって、角速度センサ50により検出された検出信号に基づいて手振れの方向及び手振れ量を算出し、ステップS3へ移行する。
次いで、ステップS3において、CPU61は、駆動制御プログラム63bを実行することによって、ステップS2において算出された手振れの方向及び手振れ量に基づき、第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20を駆動させ、ステップS4へ移行する。
次いで、ステップS4において、CPU61は、位置検出素子40によって、レンズユニット5の現在位置を検出し、ステップS5へ移行する。
次いで、ステップS5において、CPU61は、駆動制御プログラム63bを実行することによって、ステップS4において検出されたレンズユニット5の現在位置が、ステップS2において算出された手振れの方向及び手振れ量に基づく目標位置に到達したか否かを判断する。そして、ステップS5において、目標位置に達したと判断された場合(ステップS5;Yes)、本動作を終了する。一方、ステップS5において、目標位置に達していないと判断された場合、ステップS3へ戻り、フィードバック制御を行う。
以上に説明した本発明に係る撮像装置200によれば、第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20によって、レンズユニット5全体を撮像素子6に対し相対的に移動させることができ、角速度センサ50によって、手振れを検出することができ、CPU61が算出プログラム63aを実行することによって、角速度センサ50により検出された検出信号に基づき手振れの方向及び手振れ量を算出することができ、CPU61が駆動制御プログラム63bを実行することによって、算出プログラム63aの実行により算出された手振れの方向及び手振れ量に基づき第1の駆動装置10及び第2の駆動装置20を駆動させることができる。
従って、レンズユニットのみを動作させることにより、撮像素子を可動させた場合における断線の虞がなく、また、カメラユニット全体を可動させた場合における手振れ補正機構の大型化の問題も生じさせずに手振れ補正することができることとなり、簡易な機構により手振れ補正を好適に行うことできる。
また、玉枠4を内側に備えるスライド枠3は、フレーム1の内側において第1の軸方向に移動可能に備えられ、また、玉枠4はレンズユニット5を固定した状態で、スライド枠3の内側において第1の軸方向と直交する第2の軸方向に移動する。
従って、第1の軸方向に動くスライド枠3及び第2の軸方向に動く玉枠4の組み合わせによって、玉枠4に固定されたレンズユニット5を2次元的に移動させることができることとなり、簡易な機構により、手振れを相殺する方向にレンズユニット5を移動させることで、手振れ補正をより好適に行うことできる。
また、電気機械変換素子を用いることにより、第1アクチュエータ及び第2アクチュエータをコンパクトに構成することができる。また、スライド枠及び玉枠の保持に通電の必要がなく、駆動時のみに通電すれば良いので、消費電力を低く抑えることができる。さらに、スライド枠及び玉枠を保持するための新たな固定機構も不要となる。
さらに、位置検出素子40によって、レンズユニット5の位置検出を行うことができ、CPU61が駆動制御プログラム63bを実行することによって、位置検出素子40により検出されたレンズユニット5の現在位置と、算出プログラム63aの実行により算出された手振れの方向及び前記手振れ量に基づく目標位置とに基づき、フィードバック制御することができる。
従って、駆動装置の精度が低い場合であっても、駆動制御プログラム63bの実行によって、フィードバック制御することができるので、好適な手振れ補正を行うことができる。
また、撮像装置200を電子機器に適用することにより、当該電子機器において、簡易な機構により手振れ補正を好適に行うことができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、本発明の上記実施の形態では、電子機器として携帯電話機を用いたが、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末に搭載される設計であっても良い。
また、例えば、本発明の上記実施の形態では、位置検出素子としてホール素子を用いる設計としたが、レンズユニットの位置を検出可能なものであれば良い。
また、本発明の上記実施の形態では、電気機械変換素子として圧電素子を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、電気機械変換素子としては、電歪素子など電圧を加えることで伸縮する素子なども用いることができる。
携帯電話機を示す正面図(a)と、背面図(b)である。 本発明の撮像装置における手振れ補正機構を示す概略図である。 撮像装置を示す斜視図である。 図3のIIIa−IIIa線における撮像装置の断面図(a)と、図3(a)のb−b線における断面図である。 撮像装置に備えられる駆動装置を示す説明図である。 レンズユニットの構成を示す概略図である。 レンズユニットの構成を示す概略図である。 レンズユニットの構成を示す概略図である。 駆動制御に係る電気的構造を示すブロック図である。 本発明に係る駆動装置の駆動動作を示すフローチャート図である。 従来の撮像装置における手振れ補正機構を示す概略図である。 従来の撮像装置における手振れ補正機構を示す概略図である。 手振れ補正の原理を示す模式図であり、(a)は振れ補正レンズがA1の位置にあるとき、(b)は振れ補正レンズがA2の位置に移動した状態を示す図である。
符号の説明
1 フレーム
2 カバー
3 スライド枠
4 玉枠
5 レンズユニット
6 撮像素子
10 第1の駆動装置(駆動手段(第1アクチュエータ))
20 第2の駆動装置(駆動手段(第2アクチュエータ))
40 位置検出装置(位置検出手段)
50 角速度センサ(手振れ検出手段)
61 CPU(算出手段、駆動制御手段)
63a 算出プログラム(算出手段)
63b 駆動制御プログラム(駆動制御手段)
100 携帯電話機(電子機器)
200 撮像装置

Claims (5)

  1. 複数のレンズで構成されるレンズユニットと撮像素子とを備える撮像装置において、
    前記レンズユニット全体を前記撮像素子に対し相対的に移動させるための駆動手段と、
    手振れを検出する手振れ検出手段と、
    前記手振れ検出手段により検出された検出信号に基づき手振れの方向及び手振れ量を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された手振れの方向及び手振れ量に基づき前記駆動手段を駆動させる駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記駆動手段は、
    フレームの内側に第1の軸方向に移動可能に支持されたスライド枠と、
    前記スライド枠を前記第1の軸方向に移動させる第1アクチュエータと、
    前記スライド枠の内側に、前記第1の軸方向に対して直交する第2の軸方向に移動可能に支持された玉枠と、
    前記玉枠を前記第2の軸方向に移動させる第2アクチュエータと、を備え、
    前記レンズユニットは、前記玉枠に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1アクチュエータ及び前記第2アクチュエータは、電気機械変換素子であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記駆動制御手段は、
    前記レンズユニットの位置検出を行う位置検出手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記位置検出手段により検出された前記レンズユニットの現在位置と、前記算出手段により算出された前記手振れの方向及び前記手振れ量に基づく目標位置とに基づき、フィードバック制御することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮像装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の撮像装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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