JP2006171062A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、使用者が不用意に落下させたとしても、落下による衝撃力を緩和させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る撮像装置は、受光面を有し、当該受光面上に結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子4と、被写体の像を受光面に結像させる、少なくとも1以上のレンズ7,11,13と、レンズ7,11,13を保持し、少なくとも側面形成体が弾性体で構成されているレンズホルダ14,15,16とを、備えている。
【選択図】図7

Description

この発明は、撮像装置に係る発明であり、例えば、携帯電話等の携帯端末に搭載可能な撮像装置に適用することができる。
従来の携帯端末(例えば、折り畳み式の携帯電話機)に搭載される撮像装置として、ヒンジ部内に内蔵されるものが存在する(特許文献1)。当該特許文献1に係る撮像装置では、撮像光学系の光軸がヒンジ軸と略一致するように配置されている。
このように、撮像装置を折り畳み式の携帯電話機等のヒンジ部に内蔵することによって、焦点距離が比較的長い撮像光学系を有する撮像装置も、携帯電話機の外側において余分な形態を増やすことなく搭載することが可能であった。また、撮像装置は、通常、使用時には撮像光学系が伸張し、ヒンジ部から露出する。このため、携帯電話機等を構成する上下筐体の開閉に関係なく、撮影を行うことが可能であった。さらに、不使用時には、撮像光学系をヒンジ内に収納させることで、携帯性に関しても利便性も良かった。
ところで、特許文献1に係る発明では、撮像光学系の伸張・収納機構は、ピンとカムの係合による光学ユニット収納筒の光軸方向移動機構である。したがって、光学ユニット収納筒のピンは回転筒のカム溝に係合により、その位置が拘束されている。
このため、光学ユニット収納筒に外力が加わると、その外力が直接撮像装置に加わり、最悪の場合撮像装置が破損することもある。
当該不具合を回避するために、特許文献1では、携帯電話等の外部のヒンジ部付近に衝撃吸収部材を配している発明も開示されている。
特開2003−163824号公報(第4−8頁、第3図、第14図)
しかし、特許文献1に開示されている衝撃吸収部材は、携帯電話機等の外部に部分的配置されているに過ぎない。よって、光学ユニット収納筒に直接外力が加わることを完全防止することはできない。したがって、携帯電話機等の落下の仕方によっては、衝撃吸収部材の衝撃吸収効果を望めない場合もあった。
そこで、この発明は、高解像度化や高機能化(例えばズームレンズ機構等)で光学全長が長い撮像装置を、コンパクトな構成で携帯端末に搭載することができ、また、使用者が不用意に当該携帯端末を落下させ、撮像装置に外力が加わった場合でも、その外力を緩和させることができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、受光面を有し、前記受光面上に結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子と、被写体の像を前記受光面に結像させる、少なくとも1以上のレンズと、前記レンズを保持し、少なくとも側面形成体が弾性体で構成されているレンズホルダとを、備えている。
本発明に係る撮像装置は、受光面を有し、前記受光面上に結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子と、被写体の像を前記受光面に結像させる、少なくとも1以上のレンズと、前記レンズを保持し、少なくとも側面形成体が弾性体で構成されているレンズホルダとを、備えているので、当該撮像装置を地面に落下させたとしても、レンズホルダの側面部において衝撃力が吸収される。よって、撮像装置へのダメージを最小限に抑えることができる。さらに、レンズホルダは弾性力を有しているので、上記衝撃力が解消されると、余分な付勢手段を設けずとも、レンズとともにレンズホルダを元の位置に復帰させることができる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基いて具体的に説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明に係る撮像装置を搭載した携帯端末(図1では、携帯電話機)の第1の状態(開状態)を示す斜視図である。また図2は、本発明に係る撮像装置を搭載した携帯端末の第2の状態(閉状態)を示す斜視図である。
ここで、携帯端末100として、たとえば、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistance)やデジタルカメラ等がある。
さて、図1に示すように、携帯端末100は、液晶などを搭載した第1の表示部101、携帯端末100の操作を行うための操作部102、および、開閉動作を担うヒンジ部103を備えている。
また、図2に示すように、携帯端末100は、第1の表示部101の裏面側に設けられた、撮像装置104(図2では、撮像装置の一部が図示されている)および第2の表示部105を備えている。さらに、携帯端末100の側面には、カメラ起動ボタン106およびシャッターボタン(または、レリースボタン)107が配置されている。
当該携帯端末100を開けると(図1)、第1の表示部101と操作部102とが露出する。ユーザは、当該開状態において、第1の表示部101の表示内容を確認しながら、操作部102を入力することにより、携帯端末100を操作する。
また、当該携帯端末100を閉じると(図2)、第1の表示部101と操作部102とが対面する。これにより、携帯端末100の操作部102の誤入力を防止できる。
携帯端末100のカメラとしての使用において、撮像装置104にて使用者以外の風景などを撮影する場合には、以下のようにする。つまり、携帯端末100を開状態とし(図1)、本体側面のカメラ起動ボタン106とシャッターボタン107を用いて撮影を行い、第1の表示部101にて撮影画像の確認を行う。
また、使用者自身の撮影を行う場合には、以下のようにする。つまり、携帯端末100を閉状態とし(図2)、本体側面のカメラ起動ボタン106とシャッターボタン107を用いて撮影を行い、第2の表示部105にて撮影画像の確認を行う。
図3は、本発明に係る撮像装置の、シャッターボタン(レリースボタン)108が半押しされてから、焦点調整処理、ブレ補正処理が行われるまでの処理の流れを示すブロック図である。
図3において、まず、焦点ズレの補正動作について説明する。
シャッターボタン108が半押しされる。すると、メインCPU109からの指令により、焦点ズレ検出部111が被写体の焦点ズレを検出する。そして、焦点ズレ検出部111は、検出されたズレに応じた出力信号をズレ補正演算手段113に向けて出力する。ズレ補正演算手段113は、受信した当該出力信号を基に、レンズの光軸方向への移動量を演算する。そして、前述の演算結果を基に、レンズ制御手段114がレンズを光軸方向に移動させるための駆動信号(駆動電流)を出力する。当該駆動信号(駆動電流)は、3軸レンズ駆動機構110の後述するフォーカスコイルに給電され、後述する電磁力により、レンズは光軸方向に移動する。
次に、手ブレなどによって生じる像のブレの補正動作について説明する。
たとえば、シャッターボタン108が全押しされる。すると、メインCPU109からの指令により、振れ検出部112は、X軸(光軸に垂直な軸)回り・Y軸(光軸およびX軸に垂直な軸)回りの角速度を検出する。ブレ検出部112は、ブレに応じた出力信号をズレ補正演算手段113に向けて出力する。ズレ補正演算手段113は、当該出力信号を基に、レンズのX、Y方向(光軸に垂直な平面内方向)への移動量を演算する。そして、前述の演算結果を基に、レンズ制御手段114がレンズを光軸に垂直な平面内方向に移動させるための駆動信号(駆動電流)を出力する。当該駆動信号(駆動電流)は、3軸レンズ駆動機構110の後述する所定のコイルに給電され、後述する電磁力により、レンズはX、Y方向(光軸に垂直な平面内方向)に移動する。
さて次に、本発明に係る撮像装置の具体的な構成について説明する。図4は、本発明に係る撮像装置の構成を示す分解斜視図である。
図4において、ヨーク1は、磁性材で成型されると共に、中心に略矩形状の開口穴1aを有している。また、開口穴1aを中心として放射状に90度間隔で、4つの壁部1b、1cが形成されている。当該壁部1b,1cは、略L字状であり、X−Y平面から延在している壁部1b,1cの端部は、Z軸方向に延びている。ここで、2つの壁部1b同士は、互いに対向して配設されており、2つの壁部1c同士は、互いに対向して配設されている。
また、2つの第1のマグネット2aは、ヨーク1の各壁部1bの内側面に各々接着固定されている。また、2つの第2のマグネット2bは、ヨーク1の各壁部1cの内側面に各々接着固定されている。
また、ベース3の一方面(−Z方向の面)には、感光紙や基板に実装された、撮像素子4が位置決め固定されている。撮像素子4とは、受光面を有しており、当該受光面上に結像した光学像を電気信号に変換する素子であり、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等がある。
他方、ベース3の他方面(+Z方向の面)には、外部からの光を撮像素子4に導くレンズ群5が固定されている。ここで、ベース3とレンズ群5とは、レンズ群5の底部のプラスチック部がベース3の開口部3aと嵌合することにより、固定されている。
なお、撮像素子4とレンズ群5とが固定されたベース3は、ヨーク1と固定される。したがって、結果的にヨーク1に対して、撮像素子4とレンズ群5とが固定されことになる。よって、設計の如何によっては、ベース3を省略しても良い。
また、フォーカスコイル6の開口部6aには、コイルホルダ8が挿通され、両部材6,8は固定されている。ここで、コイルホルダ8は、レンズ群5を構成している一のレンズ(後述する図6のレンズ7)と一体固定されている。したがって、当該レンズ7は、フォーカスコイル6の開口部6aに挿通固定されることとなる。なお、フォーカスコイル6は、レンズホルダ16と連係しており、レンズ7の周方向成分を有する電流を流すことにより、レンズホルダ16の側面形成体を光軸方向の力で付勢する。
また、レンズホルダ16と連係しており、有効辺において光軸方向の成分を有する電流を流すことにより、レンズホルダ16の側面形成体を光軸方向に垂直な力で付勢する、第1のコイル9aと第2のコイル9bとを備えている。
有効辺およびこれに対抗する辺にZ軸方向の電流が流れる第1のコイル9aは、フォーカスコイル6の外周面に180度間隔で、接着固定されている。第1のコイル9aは、その有効辺が第1のマグネット2aとヨーク1とが形成する磁場中に位置するように、配置されている。
ここで、有効辺9a1とは、図5で示した斜線部分であり、第一のコイル9aの端辺部(Z軸方向に延びる端辺部)である。有効辺9a1は、Z軸(光軸)方向の電流が流れる。つまり、有効辺9a1とは、第一のマグネット2a等が形成する磁場中において、第一のコイル9aに電流を流したなら、所定の方向の電磁力が生じる部分である。
また、有効辺およびこれに対抗する辺にZ軸方向の電流が流れる第2のコイル9bは、フォーカスコイル6の外周面に180度間隔(第1のコイル9aと90度間隔)で、接着固定されている。第2のコイル9aは、その有効辺が第2のマグネット2bとヨーク1とが形成する磁場中に位置するように、配置されている。ここで、第2のコイル9bの有効辺の位置は、図5を用いて説明した第1のコイル9aの有効辺の位置と同じ部分である。
また、カバー10は、開口穴10aを有しており、この開口部10aの側面と、レンズ群5を構成するレンズ11のコバ部とが接着固定されている。さらに、カバー10の底面には突部(図示せず)を有しており、磁性片12がこの突部に嵌合固定されている。
なお、磁性片12は略円環状であり、カバー10を介してレンズ11に固定されている。また、磁性片12には、放射状に90度間隔の箇所(計4箇所)において、突起部12aが形成されている。
ここで、ヨーク1と第1、第2のマグネット2a,2bを、第一の磁場発生部および第二の磁場発生部と把握することができる。また、フォーカスコイル6と第一の磁場発生部とにより、第一の駆動部が構成されている。また、第1、第2のコイル9a,9bと第二の磁場発生部とにより、第二の駆動部が構成されている。
なお、第一の駆動部は、電磁力に基いて、側面形成体を弾性変形させることにより、撮像素子4に対してレンズ群5を、光軸方向に移動させるシステムである。また、第二の駆動部は、電磁力に基いて、前記側面形成体を弾性変形させることにより、撮像素子4に対してレンズ群5を、光軸方向に垂直な面内に移動させるシステムである。
さて次に、図4で示したレンズ群5の詳細な構成について説明する。ここで、レンズ群は、被写体の像を受光面に結像させる、少なくとも1以上のレンズから構成されている。
図6は、レンズ群5の分解斜視図である。図7は、レンズ群5を図6のX−Z平面に沿って切断したときの、組立断面図である。
図6に示すように、レンズ群5は、3枚のレンズ7,11,13と、当該レンズ7,11,13を保持するレンズホルダ14,15,16と、レンズ7に接着固定されているコイルホルダ8とで構成されている。
レンズホルダ14は、略円筒形をなしており、弾性材(エラストマ)にて成型されている。また、レンズホルダ14の略円形の両端部には、略円形のプラスチック製のレンズ台座14a,14bが各々に配置されている。ここで、少なくともレンズホルダ14の側面形成体が、弾性体で構成されていれば良い。
当該レンズ台座14a、14bは、階段形状を有している。レンズ台座14a側には、レンズ11が嵌合固定される。他方、レンズ台座14b側には、レンズ13が嵌合固定される。なお、レンズホルダ14に負荷が掛かっていない状態における、レンズ台座14a,14b間の距離が撮像装置使用時のレンズ間距離となるように、当該レンズホルダ14は形成されている。
また、図6,7において、レンズホルダ15も略円筒形の弾性材(エラストマ)にて成型されている。また、レンズホルダ15の略円形の両端部には、略円形のプラスチック製のレンズ台座15a,15bが各々に配置されている。ここで、少なくともレンズホルダ15の側面形成体が、弾性体で構成されていれば良い。
当該レンズ台座15a、15bは、階段形状を有している。レンズ台座15a側には、レンズ13が嵌合固定される。他方、レンズ台座15b側には、レンズ7が嵌合固定される。なお、レンズホルダ15に負荷が掛かっていない状態における、レンズ台座15a,15b間の距離が撮像装置使用時のレンズ間距離となるように、当該レンズホルダ15は形成されている。また、上述したように、レンズ7には、コイルホルダ8が固定されており、当該コイルホルダ8は、図7に示すように、レンズホルダ15とレンズホルダ16とで挟み込まれている。
さらに、図6,7において、レンズホルダ16も略円筒形の弾性材(エラストマ)にて成型されている。また、レンズホルダ16の略円形の両端部には、略円形のプラスチック製のレンズ台座16a,16bが各々に配置されている。ここで、少なくともレンズホルダ16の側面形成体が、弾性体で構成されていれば良い。
当該レンズ台座16a、16bは、階段形状を有している。レンズ台座16a側には、レンズ7が嵌合固定される。他方、レンズ台座16b側には、図4で示したベース3が嵌合固定される。なお、レンズホルダ15に負荷が掛かっていない状態における、レンズ台座16a,16b間の距離が撮像装置使用時の距離となるように、当該レンズホルダ16は形成されている。
なお、図4で示された撮像装置をZ軸方向から見た透視断面図を、図8に示す。
図8からも分かるように、第1のコイル9aの有効辺(図8の斜線部)9a1がヨーク1と第1のマグネット2aとが形成する磁場の中心に位置するように、配設されている。また、第2のコイル9bは、その有効辺(図8の斜線部に対応する部分)がヨーク1と第2のマグネット2bとが作る磁場の中心に位置するように、配設されている。
次に、本実施の形態に係る撮像装置において、レンズ群5をY方向に移動させる場合の動作について、図9に基いて説明する。ここで、図9は、図8のB−B断面を示す断面図であり、撮像装置使用時(伸張時)の構成を示す断面図である。
図9に示すように、第二の磁場発生部(ヨーク1および第1のマグネット2a)により、太い矢印方向(第1のマグネット2aから第1のコイル9aの有効辺9a1に向かう方向)の磁場が形成されている。ここで、図8,9から分かるように、第二の磁場発生部を構成する第1のマグネット2aは、第1のコイル9aの有効辺9a1に対して、Z軸(光軸)方向に垂直な面内で対面して配設されている。
さて、図9に示されている磁場が発生している状態において、第1のマグネット2aと対向する位置に配置されている第1のコイル9aに、図9中の駆動パターンP1の電流を加える。つまり、図面左側の第1のコイル9aには、上から下方向の電流を流し、図面右側の第1のコイル9aには、下から上方向の電流を流す。
すると、フレミングの左手の法則に従い、コイルホルダ8には、+Y方向(紙面奥から手前方向)の電磁力が働く。ところで、上述したように、コイルホルダ8とレンズ7とは一体である。また、レンズ7とベース3とは、レンズホルダ16により結合されている。また、レンズホルダ16は円筒部が弾性部材であり、ベース3の位置は不変である。以上のことから、レンズ7は、ベース3(撮像素子4)に対して、+Y方向に移動する。
ここで、上述したように、レンズ7には、レンズホルダ15,14を介して、レンズ13,11が接着固定されている。よって、レンズ7の移動に伴い、レンズ11,13も一体的に、ベース3(撮像素子4)に対して+Y方向に移動する。
次に、図9に示されている磁場が発生している状態において、第1のコイル9aに、図9中の駆動パターンP2の電流を加える。つまり、図面左側の第1のコイル9aには、下から上方向の電流を流し、図面右側の第1のコイル9aには、上から下方向の電流を流す。
すると、フレミングの左手の法則に従い、コイルホルダ8には、−Y方向(紙面手前から奥方向)の電磁力が働く。ところで、上述したように、コイルホルダ8とレンズ7とは一体である。また、レンズ7とベース3とは、レンズホルダ16により結合されている。また、レンズホルダ16は円筒部が弾性部材であり、ベース3の位置は不変である。以上のことから、レンズ7は、ベース3(撮像素子4)に対して、−Y方向に移動する。
ここで、上述したように、レンズ7には、レンズホルダ15,14を介して、レンズ13,11が接着固定されている。よって、レンズ7の移動に伴い、レンズ11,13も一体的に、ベース3(撮像素子4)に対して−Y方向に移動する。
ところで、撮像時にX軸回りについての手ブレが生じたとする。この場合、当該X軸回りのブレ検出信号に基いて、第1のコイル9aに流す電流の向き(駆動パターンP1またはP2)を変化させる。これにより、X軸回りの手ブレに応じた、レンズ群5の撮像素子4に対する±Y方向の移動を制御することができ、結果としてY方向のブレを補正することができる。
また、レンズホルダ16は弾性体であるので、第1のコイル9aへの給電を中止すれば、レンズ群5の撮像素子4に対する位置は、レンズホルダ16の弾性復元力により、元の位置に復帰できる。
次に、本実施の形態に係る撮像装置において、レンズ群5をX方向に移動させる場合の動作について、図10に基いて説明する。ここで、図10は、図8のC−C断面を示す断面図であり、撮像装置使用時(伸張時)の構成を示す断面図である。
図10に示すように、第二の磁場発生部(ヨーク1および第2のマグネット2b)により、太い矢印方向(第2のマグネット2bから第2のコイル9bの有効辺に向かう方向)の磁場が形成されている。ここで、図8,10から分かるように、第二の磁場発生部を構成する第2のマグネット2bは、第2のコイル9bの有効辺に対して、Z軸(光軸)方向に垂直な面内で対面して配設されている。
さて、図10に示されている磁場が発生している状態において、第2のマグネット2bと対向する位置に配置されている第2のコイル9bに、図10中の駆動パターンP3の電流を加える。つまり、図面上側の第2のコイル9bには、右から左方向の電流を流し、図面下側の第2のコイル9bには、左から右方向の電流を流す。
すると、フレミングの左手の法則に従い、コイルホルダ8には、+X方向(紙面奥から手前方向)の電磁力が働く。ところで、上述したように、コイルホルダ8とレンズ7とは一体である。また、レンズ7とベース3とは、レンズホルダ16により結合されている。また、レンズホルダ16は円筒部が弾性部材であり、ベース3の位置は不変である。以上のことから、レンズ7は、ベース3(撮像素子4)に対して、+X方向に移動する。
ここで、上述したように、レンズ7には、レンズホルダ15,14を介して、レンズ13,11が接着固定されている。よって、レンズ7の移動に伴い、レンズ11,13も一体的に、ベース3(撮像素子4)に対して+X方向に移動する。
次に、図10に示されている磁場が発生している状態において、第2のコイル9bに、図10中の駆動パターンP4の電流を加える。つまり、図面上側の第2のコイル9bには、左から右方向の電流を流し、図面下側の第2のコイル9bには、右から左方向の電流を流す。
すると、フレミングの左手の法則に従い、コイルホルダ8には、−X方向(紙面手前から奥方向)の電磁力が働く。ところで、上述したように、コイルホルダ8とレンズ7とは一体である。また、レンズ7とベース3とは、レンズホルダ16により結合されている。また、レンズホルダ16は円筒部が弾性部材であり、ベース3の位置は不変である。以上のことから、レンズ7は、ベース3(撮像素子4)に対して、−X方向に移動する。
ここで、上述したように、レンズ7には、レンズホルダ15,14を介して、レンズ13,11が接着固定されている。よって、レンズ7の移動に伴い、レンズ11,13も一体的に、ベース3(撮像素子4)に対して−X方向に移動する。
ところで、撮像時にY軸回りについての手ブレが生じたとする。この場合、当該Y軸回りのブレ検出信号に基いて、第2のコイル9bに流す電流の向き(駆動パターンP3またはP4)を変化させる。これにより、Y軸回りのブレに応じた、レンズ群5の撮像素子4に対する±X方向の移動を制御することができ、結果としてX方向のブレを補正することができる。
また、レンズホルダ16は弾性体であるので、第2のコイル9bへの給電を中止すれば、レンズ群5の撮像素子4に対する位置は、レンズホルダ16の弾性復元力により、元の位置に復帰できる。
次に、本実施の形態に係る撮像装置において、レンズ群5をZ方向に移動させる場合の動作について、図9,10に基いて説明する。
図9,10に示すように、第一の磁場発生部(ヨーク1および第1,2のマグネット2a,2b)により、太い矢印方向(第1、2のマグネット2a,2bからフォーカスコイル6に向かう方向)の磁場が形成されている。ここで、図9,10から分かるように、第一の磁場発生部を構成する第1、2のマグネット2a,2bは、フォーカスコイル6に対して、Z軸(光軸)方向に垂直な面内で対面して配設されている。
さて、図9,10に示されている磁場が発生している状態において、第1,2のマグネット2a,2bと対向する位置に配置されているフォーカスコイル6に、図9,10中の駆動パターンP5の電流を加える。つまり、図9,10において、+Z軸を中心として右回転する電流を流す。
すると、フレミングの左手の法則に従い、コイルホルダ8には、+Z方向の電磁力が働く。ところで、上述したように、コイルホルダ8とレンズ7とは一体である。また、レンズ7とベース3とは、レンズホルダ16により結合されている。また、レンズホルダ16は円筒部が弾性部材であり、ベース3の位置は不変である。以上のことから、レンズ7は、ベース3(撮像素子4)に対して、+Z方向に移動する。
ここで、上述したように、レンズ7には、レンズホルダ15,14を介して、レンズ13,11が接着固定されている。よって、レンズ7の移動に伴い、レンズ11,13も一体的に、ベース3(撮像素子4)に対して+Z方向に移動する。
次に、図9,10に示されている磁場が発生している状態において、フォーカスコイル6に、図9,10中の駆動パターンP6の電流を加える。つまり、つまり、図9,10において、−Z軸を中心として右回転する電流を流す。
すると、フレミングの左手の法則に従い、コイルホルダ8には、−Z方向の電磁力が働く。ところで、上述したように、コイルホルダ8とレンズ7とは一体である。また、レンズ7とベース3とは、レンズホルダ16により結合されている。また、レンズホルダ16は円筒部が弾性部材であり、ベース3の位置は不変である。以上のことから、レンズ7は、ベース3(撮像素子4)に対して、−Z方向に移動する。
ここで、上述したように、レンズ7には、レンズホルダ15,14を介して、レンズ13,11が接着固定されている。よって、レンズ7の移動に伴い、レンズ11,13も一体的に、ベース3(撮像素子4)に対して−Z方向に移動する。
ところで、撮像時に焦点ズレが生じたとする。この場合、焦点ズレ検出信号に基いて、フォーカスコイル6に流す電流の向き(駆動パターンP5またはP6)を変化させる。これにより、焦点ズレに応じた、レンズ群5の撮像素子4に対する±Z方向の移動を制御することができ、結果として焦点ズレを補正することができる。
また、レンズホルダ16は弾性体であるので、フォーカスコイル6への給電を中止すれば、レンズ群5の撮像素子4に対する位置は、レンズホルダ16の弾性復元力により、元の位置に復帰できる。
以上が、手ブレが生じたとき、または焦点ズレが生じたときの本実施の形態に係る撮像装置の補正動作の説明である。
次に、本実施の形態に係る撮像装置の使用時(レンズ系伸張時)から未使用時(レンズ系収納時)への切替え動作について、図9,11,12を用いて説明する。ここで、図11は、図8のB−B断面を示す断面図であり、レンズ系伸張状態からレンズ系収納状態へ移るまでの途中の段階の様子を示す図である。また、図12は、図8のB−B断面を示す断面図であり、レンズ系収納状態を示す図である。
上述のレンズホルダ14,15,16は、フォーカスコイル6と連係される第一のレンズホルダ16と、連係されない第二のレンズホルダ14,15とである。ここで、磁性片12は、第二のレンズホルダ14,15に連係されている。
ここで、収納状態では、上記第一、二のレンズホルダ14,15,16の側面形成体が光軸方向に圧縮される。また、当該収納状態において、第一の磁場発生部は、磁性片12に対して、第二のレンズホルダ14,15の側面形成体の弾性力よりも強い光軸方向の引力を奏する。
さて、磁場が図9に示した方向に形成されている状態において、フォーカスコイル6に、焦点ズレ補正動作のときよりも大きな電流を流す。なお、流す電流の向きは、図9に示した駆動パターン6の方向である。
すると、フレミングの左手の法則に従い、コイルホルダ8には、−Z方向の電磁力が働く。ここで、発生する電磁力は、電流値の大きさに比例して大きくなるので、コイルホルダ8に働く電磁力の大きさは、焦点ズレ補正時のときの電磁力よりも大きい。
ところで、上述したように、コイルホルダ8とレンズ7とは一体である。また、レンズ7は、レンズホルダ16により結合されている。また、レンズホルダ16は円筒部が弾性部材であり、ベース3の位置は不変である。以上のことから、レンズホルダ16は、−Z方向に圧縮される。ここで、焦点ズレ補正時よりも大きな電磁力を発生しているので、−Z方向の変位も、焦点ズレ補正時よりも大きい。
上記電磁力により、レンズホルダ16が−Z方向に圧縮されると、図11に示す状態となる。つまり、カバー10下端に配置された磁性片12が、ヨーク1および第1、第2のマグネット2a,2bにより形成される磁場中に侵入し始める。
すると、当該磁場中において磁性片12には、磁束密度の高い場所に移動しようとする磁力(引力)が働く。したがって、当該磁力も加算されることによって、図12に示すように、磁性片12と一体となったカバー10は、当該磁性片12が第1、第2のマグネット2a,2bの高さ方向の略中心に位置するところまで、引き下げられる。つまり、収納状態において、磁性片12と第1、第2のマグネット2a,2bとは、光軸方向に垂直な面内で対面している。
なお、レンズホルダ14,15,16は弾性部材により構成されているので、ベース3に対するカバー10の−Z方向の移動も問題なく行われる。ここで、上述したように、カバー10は、レンズホルダ14,15,16と、レンズ11,13,7を介して、ベース3に固定されている。
以上のようにして、レンズホルダ14,15,16が弾性部材であること、およびヨーク1等との間での磁力(引力)が磁性片12(間接的に第1のレンズ11)に作用することにより、簡単な構成で、不使用時の各レンズ間の隙間を効率よく縮めることができる。つまり、簡単な構成で、レンズ系収納状態を達成することができる。
さて、レンズ系収納状態にある撮像装置を、レンズ系伸張状態にする場合には、以下のようにする。
まず、図12に示す状態において、フォーカスコイル6に図中の駆動パターン5に示す方向に、所定量の電流を流す。なお、図12に示す磁場が発生している状態において、上述の方向に電流を流すと、+Z方向に力が働く。ここで、フォーカスコイル6に流す電流の大きさは、次の関係を満たす量であれば良い。
つまり、F1(磁力(引力))≦F2(復帰弾性力)+F3(電磁力)、である。ここで、F1は、磁性片12と、ヨーク1および第1、第2のマグネット2a,2bとの間に働く引力である。F2は、各レンズホルダ14,15,15の復帰弾性力である。F3は、ヨーク1および第1、第2のマグネット2a,2bとが形成する磁場内に、フォーカスコイル6に電流I3を流した場合に生じる電磁力である。なお、電磁力F3は、電流I3に比例する。
したがって、フォーカスコイル6に流す電流I3の値は、上式を満たす値であれば良い。
そして、上式を満たす値の電流I3をフォーカスコイル6に流せば、全体として+Z方向の力が強くなり、磁性片12は、図12に示す磁場作用範囲から押し出される。このように、磁性片12が磁場作用範囲から押し出されると、レンズホルダ14、15、16の復帰弾性力も相俟って、レンズ系は伸張状態へと復帰する。
以上が、本発明に係る撮像装置の構造および動作である。
上記のように、本発明に係る撮像装置は、少なくとも側面形成体が弾性体で構成されているレンズホルダ14,15,16を備えている。
したがって、当該撮像装置を備える携帯端末100を地面に落下させたとしても、レンズホルダ14,15,16の側面形成体において衝撃力が吸収される。よって、撮像装置(特にレンズ系)へのダメージを最小限に抑えることができる。さらに、レンズホルダ14,15,16は弾性力を有しているので、上記衝撃力が解消されると、余分な付勢手段を設けずとも、レンズ7,11,13を元の位置に復帰させることができる。
また、本発明に係る撮像装置は、電磁力に基いて、撮像素子4に対してレンズ7,11,13を光軸方向に移動させる第一の駆動部(フォーカスコイル6および第一の磁場発生部(ヨーク1と第1,第2のマグネット2a,2b))を備えている。
したがって、たとえば焦点ズレを検知した場合には、当該第一の駆動部により、レンズ7,11,13を光軸方向に移動させることにより、簡便なシステムにて、フォーカスズレ補正を行うことができる。
また、本発明に係る撮像装置は、電磁力に基いて、撮像素子4に対してレンズ7,11,13を光軸方向に垂直な平面内に移動させる第二の駆動部(第1、第2のコイル9a,9b、および第二の磁場発生部(ヨーク1と第1、第2のマグネット2a,2b))を、備えている。
したがって、たとえば手ブレによるズレを検知した場合には、当該第二の駆動部により、レンズ7,11,13を光軸方向に垂直な面内に移動させることにより、簡便なシステムにて、手ブレによるズレ補正を行うことができる。
さらに、本発明に係る撮像装置は、第一の駆動部に加えて、間接的にレンズ11に固定された磁性片12を有している。そして、第一の磁場発生部は、撮像装置の収納状態おいて、当該磁性片12に対して光軸方向に垂直な平面内で対面しており、当該磁性片12との間で引力が働いている。
したがって、第一の駆動部により、磁性片12を第一の磁場発生部が形成する磁場作用範囲内に移動させれば、磁性片12は、第一の磁場発生部との引力により、さらに−Z方向に移動させられ、所定の場所で磁性片12(つまり、レンズ7,11,13)は保持される。よって、簡易なシステムにより、撮像装置のレンズ系収納状態にすることができる。
さらに、第一の駆動部により、レンズ7,11,13を+Z方向に移動させれば、レンズホルダ14,15,16の有する弾性力と相俟って、磁性片12を、第一の磁場発生部が形成する磁場作用範囲内から押し出すことができる。つまり、簡易なシステムにより、撮像装置のレンズ系を伸張状態にすることができる。
<実施の形態2>
実施の形態1では、複数のレンズおよび複数のレンズホルダにより構成された撮像装置の場合について言及した。本実施の形態2では、一つのレンズと一つのレンズホルダより構成された撮像装置について説明する。
図13は、撮像装置使用時(伸張時)の構成を示す断面図である。図13に示すように、本実施の形態2に係る撮像装置は、一つのレンズ11と一つのレンズホルダ14により構成されている。
図13に示すように、ベース3の一方面(−Z方向の面)には、感光紙や基板に実装された、撮像素子4が位置決め固定されている。他方、ベース3の他方面(+Z方向の面)には、レンズホルダ14が固定されている。なお、撮像素子4とレンズホルダ14とが固定されたベース3は、ヨーク1と固定される。
ここで、実施の形態1と同様に、レンズホルダ14の側面形成体は弾性体である。
したがって、結果的にヨーク1に対して、撮像素子4とレンズホルダ14とが固定されことになる。よって、設計の如何によっては、ベース3を省略しても良い。ここで、実施の形態1と同様に、ヨーク1には、第1のマグネット2aが接着固定されており、ヨーク1と第1のマグネット2aとにより、図13に示す方向の磁場を発生させている。
ここで、図示していないが、実施の形態1と同様に、ヨーク1には、第2のマグネットも接着固定されており、ヨーク1と第2のマグネット2bとにより、所定の方向に磁場(図10に示す方向の磁場)を発生させている。
さらに、レンズホルダ14とカバー10とは接着固定されている。また、カバー10には開口部10aが穿設されている。そして、開口部10aの側面部と、レンズ11のコバ部とが接着固定されている。つまり、カバー10を介して、レンズ11はレンズホルダ14により保持されている。なお、カバー10は突部(図示せず)を有しており、磁性片12は当該突部に嵌合固定されている。つまり、磁性片12は、レンズホルダ14と連係している。
また、フォーカスコイル6の開口部6aに、カバー10が挿通固定されている。ここで、フォーカスコイル6の開口部6aの中心とカバー10の開口部10aの中心とは、図面の垂直軸上に存する。
なお、実施の形態1と同様に、フォーカスコイル6の側面部には、第1のコイル9aが接着固定されている。また、図示していないが、実施の形態1と同様に、フォーカスコイル6の側面部には、第2のコイル9bが接着固定されている。
なお、焦点ズレおよび手ぶれによるズレの補正動作は、実施の形態1と同様である。
つまり、フォーカスコイル6は、レンズホルダ14と連係している。したがって、図13に示す磁場が発生している状態において、フォーカスコイル6に、レンズ11の周方向成分を有する電流を流す。すると、光軸方向(Z軸方向)の電磁力が発生し、レンズホルダ14の弾性により、レンズ11は光軸方向(Z軸方向)に移動する。
また、第1のコイル9aは、レンズホルダ14と連係している。したがって、図13に示す磁場が発生している状態において、第1のコイル9aの有効辺(図5参照。また、当該有効辺に対向する辺も含む)において光軸方向(Z軸方向)成分を有する電流を流す。すると、光軸方向に垂直な方向(Y軸方向)の電磁力が発生し、レンズホルダ14の弾性により、レンズ11は、Y軸方向に移動する。
また、第2のコイル9b(図示せず)は、レンズホルダ14と連係している。したがって、図13に示す構造において図10に示した方向に磁場が発生している場合には、第2のコイル9b(図13では図示せず)の有効辺(当該有効辺に対向する辺も含む)において光軸方向(Z軸方向)成分を有する電流を流す。すると、光軸方向に垂直な方向(X軸方向)の電磁力が発生し、レンズホルダ14の弾性により、レンズ11は、X軸方向に移動する。
次に、本実施の形態2に係る撮像装置の、使用時(レンズ系伸張時)から未使用時(レンズ系収納時)への切替え動作について、図13から図15を用いて説明する。
ここで、図13は、使用時(レンズ系伸張時)を示す断面図である。図14は、使用時から未使用時に至る途中の段階を示す断面図である。図15は、未使用時(レンズ系収納時)を示す断面図である。
なお、レンズホルダ14の側面形成体が光軸方向(Z軸方向)に圧縮されるレンズ11の収納状態において、第一の磁場発生部(ヨーク1と第1のマグネット2a)は、磁性片12に対して、レンズホルダ14の側面形成体の弾性力よりも強い光軸方向の引力を奏する。
さて、図13に示した方向に磁場発生している状態において、フォーカスコイル6に焦点ズレ補正動作のときよりも大きな電流を流す。ここで、フォーカスコイル6に流される電流の向きは、図13に示した駆動パターン6の方向である。
フォーカスコイル6に上記電流が流れると、フレミングの左手の法則により、フォーカスコイル6を介してレンズホルダ14に−Z方向の電磁力が働く。ここで、当該電磁力は、フォーカスコイル6に流される電流値に比例して大きくなるので、当該電磁力の大きさは、焦点ズレ補正動作のときよりも大きい。
ところで、上述したように、カバー10とレンズ11とは一体である。また、レンズ11は、レンズホルダ14により間接的に保持されている。さらに、レンズホルダ14の側面部は弾性を有している。
このことから、上記電磁力が発生すると、レンズ11、カバー10および磁性片12は、レンズホルダ14の弾性圧縮により、−Z方向に移動する。なお、当該移動に際して、ベース3の位置は不変である。また、撮像装置の収納時には、焦点ズレ補正時よりも大きな電磁力が発生しているので、上記−Z方向の変位も、焦点ズレ補正時の−Z方向の変位よりも大きい。
さて、上記電磁力により、レンズホルダ14が−Z軸方向に圧縮されると、図14に示す状態に至る。つまり、カバー10の上端に配設された磁性片12が、ヨーク1および第1のマグネット2a等により形成される磁場中に侵入し始める。
すると、磁性片12には、磁束密度の高い場所(第1のマグレット2aの略中心部)に移動しようとする磁力が働く。したがって、上記電磁力に加えて当該磁力が加算されることにより、図15に示される状態までレンズホルダ14は圧縮される。つまり、レンズ11およびカバー10等は、磁性片12g第1のマグネット2aの高さ方向の略中心に位置するところまで、−Z軸方向にさらに移動する(図15)。
ところが、カバー10下部がヨーク1と当接するので、磁性片12、レンズ11等はさらに−Z軸方向に移動するものの、磁性片12が第1のマグレット2aの略中心に達する前に、当該移動は終了する(レンズ系の収納状態)。
なお、図15に示すように、収納状態において、磁性片12と第1のマグネット2aとは、光軸方向に垂直な面内で対面している。
また、レンズ系の収納状態からレンズ系の伸張状態への動作は、実施の形態1の説明した内容の例によるので、ここでの説明は省略する。
以上のように構成されているので、本実施の形態2に係る撮像装置も、実施の形態1に係る撮像装置と同様に、所定のズレ補正動作および伸張−収納動作を行うことができる。なお、上記以外の構成は、実施の形態1に係る撮像装置と同様であるので、本実施の形態2に係る撮像装置は、実施の形態1で記載したその他の効果も奏する。
本発明に係る撮像装置を備える携帯端末の開状態を示す斜視図である。 本発明に係る撮像装置を備える携帯端末の閉状態を示す斜視図である。 本発明に係る撮像装置の補正処理が行われるまでの流れを示すブロック図である。 本発明に係る撮像装置の構成を示す分解斜視図である。 コイルの有効辺を説明するための図である。 レンズ群の構成を示す分解斜視図である。 レンズ群の構成を示す断面図である。 本発明に係る撮像装置の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係る撮像装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る撮像装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る撮像装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る撮像装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態2に係る撮像装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態2に係る撮像装置の動作を説明するための断面図である。 実施の形態2に係る撮像装置の動作を説明するための断面図である。
符号の説明
1 ヨーク、1a 開口穴、1b,1c 壁部、2a 第1のマグネット、2b 第2のマグネット、3 ベース、3a 開口部、4 撮像素子、5 レンズ群、6 フォーカスコイル、7,11,13 レンズ、8 コイルホルダ、9a 第1のコイル、9b 第2のコイル、9a1 有効辺、10 カバー、12 磁性片、12a 突起部、14,15,16 レンズホルダ、14a,14b,15a,15b,16a,16b レンズ台座、100 携帯端末、101 第1の表示部、102 操作部、103 ヒンジ部、104 撮像装置、105 第2の表示部、106 カメラ起動ボタン、107,108 シャッターボタン、109 メインCPU、110 3軸レンズ駆動機構、111 焦点ズレ検出部、112 ブレ検出部、113 ズレ補正演算手段、114 レンズ制御手段。

Claims (9)

  1. 受光面を有し、前記受光面上に結像した光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
    被写体の像を前記受光面に結像させる、少なくとも1以上のレンズと、
    前記レンズを保持し、少なくとも側面形成体が弾性体で構成されているレンズホルダとを、備えている、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記側面形成体を弾性変形させることにより、前記撮像素子に対して前記レンズを、光軸方向に移動させる第一の駆動部を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第一の駆動部は、
    前記レンズホルダと連係され、前記レンズの周方向成分を有する電流を流すことにより、前記側面形成体を前記光軸方向の力で付勢するフォーカスコイルと、
    前記フォーカスコイルに対して、前記光軸方向に垂直な面内で対面して配設されており、前記フォーカスコイルとの対面方向成分を有する磁場を発生させる第一の磁場発生部とを、備えている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記側面形成体を弾性変形させることにより、前記撮像素子に対して前記レンズを、光軸方向に垂直な面内に移動させる第二の駆動部を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記第二の駆動部は、
    前記レンズホルダと連係され、有効辺において前記光軸方向の成分を有する電流を流すことにより、前記側面形成体を前記光軸方向に垂直な力で付勢するコイルと、
    前記コイルの前記有効辺に対して、前記光軸方向に垂直な面内で対面して配設されており、前記コイルとの対面方向成分を有する磁場を発生させる第二の磁場発生部とを、備えている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記コイルは、前記レンズの周方向に沿って略均等間隔に、4つ配置されており、
    各前記コイルに対面して、各々前記第二の磁場発生部が配設されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第一の磁場発生部と前記第二の磁場発生部とは、同一部材により構成される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記レンズホルダは、
    前記フォーカスコイルと連係される第一のレンズホルダと、連係されない第二のレンズホルダとを含み、
    前記撮像装置は、
    前記第二のレンズホルダに連係された磁性片を、さらに備えており、
    前記第一の磁場発生部は、
    前記第一、二のレンズホルダの側面形成体が前記光軸方向に圧縮される前記レンズの収納状態において、前記磁性片に対して、前記第二のレンズホルダの側面形成体の弾性力よりも強い前記光軸方向の引力を奏する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  9. 前記レンズおよび前記レンズホルダは、一つであり、
    前記撮像装置は、
    磁性片をさらに備えており、
    前記レンズホルダは、
    前記フォーカスコイルに連係されると伴に、前記磁性片に連係されており、
    前記第一の磁場発生部は、
    前記レンズホルダの側面形成体が前記光軸方向に圧縮される前記レンズの収納状態において、前記磁性片に対して、前記レンズホルダの側面形成体の弾性力よりも強い前記光軸方向の引力を奏する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
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