JP2012007626A - 電動弁及び四方切換弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】四方切換弁の流路切換の際の衝撃の発生を効果的に防止し、構成が簡単で製造コストの低い電動弁等を提供する。
【解決手段】相対向して配置された第1弁室2a及び第2弁室2bと、第1弁室に連通する第1流路2cと、第2弁室に連通する第2流路2dと、第1弁室に配置された第1弁座と2f第2弁室に配置された第2弁座2gとの間に介在して両弁室及び流出管又は流入管に連通する第3流路2eとを有する弁本体2と、第1弁室に収容され、先端部が第3流路に挿入される第1弁体10aと、第2弁室に収容され、先端部が第1弁体の先端部に当接する第2弁体19と、ステータコイル24に励磁することにより回転するロータ7と、ロータの回転によって第1弁体を第1弁座に接離させるねじ送り機構9、13と、第2弁体を第1弁体側に付勢し、第2弁体を第1弁体に追随して移動させて第2弁体を第2弁座に接離させる付勢手段20とを備える電動弁1等。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍機器、空調機器等の可逆冷凍サイクルを利用した機器等に用いられる四方切換弁、及び該四方切換弁に使用される電動弁に関する。
従来、四方切換弁を用いて上記機器の冷媒流路の切換えを行っているが、例えば、特許文献1に記載の四方切換弁の如く電磁弁を四方切換弁のパイロット弁として利用すると、冷媒流路の切換えが急激に行われるため、四方切換弁のピストンが弁本体の内壁等に衝突して大きな騒音が発生したり、衝撃によって四方切換弁の耐久性が低下するなどの問題があった。特に、CO2等の高圧冷媒を用いた場合には、これらの問題が顕著になる。
特開2009−287707号公報
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、四方切換弁の流路切換時の衝撃の発生を効果的に防止することができるとともに、構成が簡単で製造コストの低い電動弁、及び該電動弁を用いた四方切換弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、電動弁であって、相対向して配置された第1弁室及び第2弁室と、該第1弁室に連通する第1流路と、該第2弁室に連通する第2流路と、前記第1弁室に配置された第1弁座と前記第2弁室に配置された第2弁座との間に介在して該両弁室に連通するとともに、流出管又は流入管に連通する第3流路とを有する弁本体と、前記第1弁室に収容され、先端部が前記第3流路に挿入される第1弁体と、前記第2弁室に収容され、先端部が前記第3流路に挿入されるとともに、該先端部が前記第1弁体の先端部に当接する第2弁体と、ステータコイルに励磁することにより回転するロータと、該ロータの回転によって前記第1弁体を前記第1弁座に接離させるねじ送り機構と、前記第2弁体を前記第1弁体側に付勢し、前記第2弁体を前記第1弁体に追随して移動させて前記第2弁体を前記第2弁座に接離させる付勢手段とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、第1弁室に収容された第1弁体と、第2弁室に収容された第2弁体の各々の先端部を第3流路で当接させ、第1弁体をロータの回転によるねじ送り機構で移動させ、第2弁体を第1弁体の動きに追随させることで流路の切換えを行うことができるため、簡単な構成で製造コストの低い電動弁を提供することができる。また、弁本体や上記弁本体部分以外のステータやロータ、ねじ送り機構等は従来の電動弁の構造と同一であるため、当該部分を他の形式の電動弁と共通化することで、より低コストの電動弁を提供することが可能となる。
また、本発明は、密閉空間を有する弁本体と、該弁本体の一側部に連結され、前記密閉空間と連通する第1導管と、前記弁本体の他側部に連結され、前記密閉空間と連通する第2導管と、該第2導管を挟んで両側に各々隣接して配置され、前記密閉空間と連通する第3及び第4導管と、前記弁本体内において前記第2乃至第4導管の各々に連通する開口部を有する弁座と、該弁座に摺動可能に配置された弁体と、前記弁本体の該弁体を収容する空間と、該空間を挟んで両側に存在する空間との圧力差により前記弁体を一方向又は他方向に摺動させ、前記第1導管と前記第3導管との間、又は前記第1導管と前記第4導管との間の連通状態を選択的に切り換える四方切換弁であって、上記電動弁をパイロット弁として用い、該電動弁の前記第1流路を、前記弁本体の前記弁体を収容する空間を挟んで両側に存在する空間の一方の空間に、前記第2流路を他方の空間に、前記第3流路を前記第2導管に連通させたことを特徴とする。
本発明によれば、パイロット弁としての電動弁によって、弁本体の弁体を収容する空間の両側に存在する空間の圧力を調整することで四方切換弁の弁体を徐々に移動させることができるため、四方切換弁の流路切換の際の衝撃の発生を効果的に防止することができる。また、パイロット弁としての電動弁は、上述のように、簡単な構成で製造コストが低いため、四方切換弁全体の製造コストを低く抑えることができる。
以上のように、本発明によれば、四方切換弁の流路切換の際の衝撃の発生を効果的に防止することができるとともに、構成が簡単で製造コストの低い電動弁、及び該電動弁を用いた四方切換弁を提供することができる。
本発明にかかる電動弁の一実施の形態を示す図であって、(a)は全体断面図、(b)は(a)のA部拡大図である。 図1の電動弁をパイロット弁として用いた四方切換弁を示す断面図である。 (a)は図2のB部拡大図、(b)は図2のC部拡大図である。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明においては、まず、本発明にかかる電動弁の一実施の形態について説明し、その後、該電動弁をパイロット弁として用いた四方切換弁について説明する。
図1は、本発明にかかる電動弁の一実施の形態を示し、この電動弁1は、3本の導管3〜5が接続された弁本体2と、弁本体2に接合されたキャン6と、キャン6の内部に配置され、電動モータの一部を構成するロータ7と、キャン6の外周部に固定され、ロータ7を回転駆動するステータコイル24と、ロータ7に止環8を介して一体に連結され、弁軸10が内挿された弁軸ホルダ9と、弁本体2に下端部が圧入固定されたガイドブッシュ13と、弁軸10と一体に形成された第1弁体10aと、弁本体2の下部に配置された第2弁体19等で構成される。
弁本体2は、円柱状に形成され、図1(b)に明示されるように、第1弁体10aを収容する第1弁室2aと、第2弁体19を収容する第2弁室2bと、第1弁室2aと第1導管3とを連通させる第1流路2cと、第2弁室2bと第2導管4とを連通させる第2流路2dと、第1弁室2a及び第2弁室2bと第3導管5とを連通させる第3流路2eとを備える。第1弁室2aには、第1弁体10aに当接する第1弁座2fが設けられ、第2弁室2bには、第2弁体19に当接する第2弁座2gが設けられる。第3流路2eにおいて、第1弁体10aの先端部と第2弁体19の先端部が相対向して互いに当接する。第2弁室2bの下方開口は、蓋21によって閉じられ、蓋21と第2弁体19との間にコイルばね20が介装され、第2弁体19は常に上方に付勢される。
キャン6は、下部が開口し、上部が閉じた円筒状に形成され、弁本体2の上部に接合リング17を介して接合される。キャン6の内部には、ロータ7等の主要部品が収容される。
ロータ7は、円筒状に形成され、キャン6の内部に回転可能に配置され、弁軸ホルダ9と止環8を介して一体に連結される。このロータ7は、キャン6の外側に配置されたステータコイル24を含むステータとでステッピングモータを構成し、ステータコイル24への通電励磁によって回転する。ステータ全体は、弁本体2の側面に挿入固定されたパイプ18に固定金具23で固定される。ステータコイル24には、複数のリード端子25が接続され、これらのリード端子25には、複数のリード線27が接続され、両者間は樹脂26で封止される。
弁軸10は、弁軸ホルダ9の上部に遊嵌され、弁軸10の上端部は、弁軸ホルダ9の天上面に載置されたナット11に挿入される。弁軸10は、下部に第1弁体10aを一体に備える。この弁軸10は、弁軸ホルダ9の内部に収容されたコイルばね15によって常に下方に付勢される。
弁軸ホルダ9は、止環8を介してロータ7に一体化され、上部に弁軸10を内挿する。弁軸ホルダ9には、ガイドブッシュ13の雄ねじ部13aに螺合する雌ねじ部9aが螺刻されるとともに、ストッパ14が固着される。ストッパ14の下部には、弁軸10の下降時にストッパ16のストッパ部16a(固定側ストッパ)に当接するストッパ部(可動側ストッパ)14aが突設される。
弁軸ホルダ9の天井面には、コイルばねからなる復帰ばね12が設けられる。この復帰ばね12は、ガイドブッシュ13の雄ねじ部13aと弁軸ホルダ9の雌ねじ部9aとの螺合が外れたときに、キャン6の内面に当接して両ねじ部9a、13aの螺合を復帰させるように働く。
ガイドブッシュ13は、弁本体2にその下端部が圧入固定されるとともに、中央部に弁軸ホルダ9の雌ねじ部9aに螺合する雄ねじ部13aが螺刻される。ガイドブッシュ13には、ストッパ16が固着され、ストッパ16は、上方に突出してストッパ14のストッパ部14aに当接するストッパ部16aを備える。
次に、上記構成を有する電動弁1の動作について、図1を参照しながら説明する。
図1は、ステータコイル24に一方向の通電を行い励磁してロータ7が上面視時計回りに回転し、これと同時に弁軸ホルダ9及び弁軸10も回転下降し、ストッパ部14aがストッパ部16aに当接した状態を示す。この状態では、図1(b)に明示するように、第1弁体10aが第1弁座2fに着座するとともに、第1弁体10aの先端が第2弁体19の先端に当接して第2弁体19を押し下げ、第2弁体19が第2弁座2gから離間している。これにより、図の破線で示すように、第2導管4から、第2流路2d、第2弁室2b及び第3流路2eを介して第3導管5に流体が流れる。
図1の状態からステータコイル24に他方向の通電を行い励磁すると、ロータ7が上面視反時計回りに回転し、これと同時に弁軸ホルダ9及び弁軸10も回転上昇する。これにより、図1(b)の状態から、第1弁体10aが徐々に上昇するとともに、コイルばね20の弾性力によって第2弁体19も第1弁体10aに追従して上昇する。その結果、第2弁体19と第2弁座2gとの間の隙間が徐々に狭まって第2導管4から第3導管5の流体流量が徐々に低下するとともに、第1弁体10aと第1弁座2fとの間の隙間が徐々に拡がって第1導管3から第3導管5の流体流量が徐々に増加する。最終的に、第2弁体19が第2弁座2gに当接して第2導管4から第3導管5への流体の流れが停止し、第1弁体10aが第1弁座2fから最も離間した状態となって第1導管3から第3導管5への流体流量が最大となる。
次に、上記電動弁1をパイロット弁として用いた四方切換弁について、図2及び図3を参照しながら説明する。尚、以下の説明においては、本発明にかかる四方切換弁を空調機器の冷媒流路の切換えに用いる場合を例にとって説明する。
この四方切換弁41は、大別して、円筒状の弁本体43と、圧縮機44の吐出管45に連通する開口部46と、圧縮機44の吸入管47に連通する開口部48と、この開口部48を挟んで両側に、熱交換機49、50への導管51、52に連通する2つの開口部53、54と、これらの開口部48、53、54を有し、椀状の弁体42が摺動する弁座56とを備え、弁体42が弁座56上を摺動することで、吐出管45と、導管51又は導管52のいずれか一方を選択的に接続する。
弁本体43は、両端部に栓体43a、43bが固着された円筒状に形成され、弁本体43の上側には開口部46が形成され、開口部46に圧縮機44に接続される吐出管45が連結される。弁本体43の下側には、圧縮機44の吸入管47と、熱交換機49、50への導管51、52が連結され、弁本体43の内部の弁座56に、これらの導管等の開口部48、53、54が穿設される。
また、弁本体43の内部には、弁座56と栓体43aとの間にピストン57が、弁座56と栓体43bとの間にピストン58が設けられ、ピストン57、58の間に、高圧室60が形成される。ピストン57、58は、連結板59によって一体的に移動可能に連結される。ピストン57には、図3(a)に示すように、均圧穴66とストレーナ67とが設けられ、高圧室60と作動室61との間の圧力が等しくなるように構成される。この構成については、図示を省略するが、ピストン58についても同様であり、高圧室60と作動室62との間の圧力が等しくなるように構成される。
また、ピストン57と栓体43aとの間に形成された作動室61と、ピストン58と栓体43bとの間に形成された作動室62とは、導管63、64を介して四方切換パイロット弁1に連結されている。パイロット弁1が、作動室61、62の間に介在することにより、作動室61、62のいずれか一方が、導管63〜65及び導管3〜5を介して吸入管47に連通するように構成される。
栓体43aには、図3(b)に示すように、副弁71が設けられ、この副弁71は、弁室74に、コイルばねに付勢された弁体76を備え、弁室74は、流路73を介して作動室61に連通するとともに、流路75を介して導管63と連通する。弁体76がピストン57によって左方へ押圧されると、弁体76の先端部76aによって流路75を閉じ、作動室61から導管63への冷媒の移動を妨げる。この構成については、栓体43b側の副弁81も同様であり、副弁81をピストン57が右方へ押圧すると、作動室62から導管64への冷媒の移動が妨げられる。
弁本体43の内部の弁座56上には、連通用凹部(流体通路)42aと、環状の鍔部42bとを有する椀状の弁体42が設けられる。弁体42は、連結板59の孔59a内に緩く嵌合されている。これにより、弁体42は、ピストン57、58が図2において左右方向に移動することに伴って弁座56上を摺動し、圧縮機44に接続された吸入管47の低圧側の開口部48を、その両側の熱交換機側の開口部53、54のいずれか一方と連通させるとともに、他方の熱交換機側開口部を高圧室60に開放する。
上記構成を有する四方切換弁41は、空調機器において冷媒の流れを冷房と暖房とに切り換える場合に使用される。例えば、図2に示す状態が冷房時のものであって、この状態から暖房に切り換えるには、パイロット弁としての電動弁1のステータコイル24に通電励磁し、ロータ7及び弁軸ホルダ9を介して弁軸10を徐々に下降させ、徐々に第2弁体19を第2弁室2bから離間させる。これにより、作動室61から、導管63、第2導管4、第3導管5及び導管65を介して吸入管47へ冷媒が流れて作動室61の圧力が徐々に低下し、高圧室60内の圧力によってピストン57も徐々に栓体43a側に移動し、栓体43aに衝撃を与えずに栓体43aまで到達する。これにより、弁体42が左方へ移動して開口部48と開口部54とを覆い、冷媒の流れが反対になって暖房運転となる。尚、図2の状態では、ピストン58が栓体43bに当接しているため、副弁81によって作動室62から導管64への冷媒の移動が妨げられている。そのため、高圧冷媒の圧力が第1弁室2a内に加わることがなく、第1弁体10a及び第2弁体19が円滑に移動することができる。尚、空調機器を暖房から冷房に切り換えるには、上記と逆の動作を行う。
また、上記実施の形態においては、電動弁1をパイロット弁として用いた四方切換弁41を空調機器に用いる場合を例にとって説明したが、空調機器以外にも、冷凍機器等他の可逆冷凍サイクルを利用した機器、さらには、冷凍サイクルを利用した機器以外にも、流体を四方に切り換える必要がある機器に使用することができる。
1 電動弁
2 弁本体
2a 第1弁室
2b 第2弁室
2c 第1流路
2d 第2流路
2e 第3流路
2f 第1弁座
2g 第2弁座
3 第1導管
4 第2導管
5 第3導管
6 キャン
7 ロータ
8 止環
9 弁軸ホルダ
9a 雌ねじ部
10 弁軸
10a 第1弁体
11 ナット
12 復帰ばね
13 ガイドブッシュ
13a 雄ねじ部
14 ストッパ
14a ストッパ部
15 コイルばね
16 ストッパ
16a ストッパ部
17 接合リング
18 パイプ
19 第2弁体
20 コイルばね
21 蓋
23 固定金具
24 ステータコイル
25 リード端子
26 樹脂
27 リード線
41 四方切換弁
42 弁体
42a 連通用凹部
42b 鍔部
43 弁本体
43a、43b 栓体
44 圧縮機
45 吐出管
46 開口部
47 吸入管
48 開口部
49、50 熱交換機
51、52 導管
53、54 開口部
56 弁座
57、58 ピストン
59 連結板
59a 孔
60 高圧室
61、62 作動室
63〜65 導管

Claims (2)

  1. 相対向して配置された第1弁室及び第2弁室と、該第1弁室に連通する第1流路と、該第2弁室に連通する第2流路と、前記第1弁室に配置された第1弁座と前記第2弁室に配置された第2弁座との間に介在して該両弁室に連通するとともに、流出管又は流入管に連通する第3流路とを有する弁本体と、
    前記第1弁室に収容され、先端部が前記第3流路に挿入される第1弁体と、
    前記第2弁室に収容され、先端部が前記第3流路に挿入されるとともに、該先端部が前記第1弁体の先端部に当接する第2弁体と、
    ステータコイルに励磁することにより回転するロータと、
    該ロータの回転によって前記第1弁体を前記第1弁座に接離させるねじ送り機構と、
    前記第2弁体を前記第1弁体側に付勢し、前記第2弁体を前記第1弁体に追随して移動させて前記第2弁体を前記第2弁座に接離させる付勢手段とを備えることを特徴とする電動弁。
  2. 密閉空間を有する弁本体と、該弁本体の一側部に連結され、前記密閉空間と連通する第1導管と、前記弁本体の他側部に連結され、前記密閉空間と連通する第2導管と、該第2導管を挟んで両側に各々隣接して配置され、前記密閉空間と連通する第3及び第4導管と、前記弁本体内において前記第2乃至第4導管の各々に連通する開口部を有する弁座と、該弁座に摺動可能に配置された弁体と、前記弁本体の該弁体を収容する空間と、該空間を挟んで両側に存在する空間との圧力差により前記弁体を一方向又は他方向に摺動させ、前記第1導管と前記第3導管との間、又は前記第1導管と前記第4導管との間の連通状態を選択的に切り換える四方切換弁であって、
    請求項1に記載の電動弁をパイロット弁として用い、該電動弁の前記第1流路を、前記弁本体の前記弁体を収容する空間を挟んで両側に存在する空間の一方の空間に、前記第2流路を他方の空間に、前記第3流路を前記第2導管に連通させたことを特徴とする四方切換弁。
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