JP5390181B2 - 膨張弁、ヒートポンプ式冷凍サイクル及び空気調和機 - Google Patents

膨張弁、ヒートポンプ式冷凍サイクル及び空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP5390181B2
JP5390181B2 JP2008332324A JP2008332324A JP5390181B2 JP 5390181 B2 JP5390181 B2 JP 5390181B2 JP 2008332324 A JP2008332324 A JP 2008332324A JP 2008332324 A JP2008332324 A JP 2008332324A JP 5390181 B2 JP5390181 B2 JP 5390181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
port
seat member
refrigerant
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008332324A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009287913A (ja
Inventor
隆史 林
英樹 関口
裕 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to US12/402,134 priority Critical patent/US8157183B2/en
Publication of JP2009287913A publication Critical patent/JP2009287913A/ja
Priority to US12/957,837 priority patent/US8157184B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5390181B2 publication Critical patent/JP5390181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/31Expansion valves
    • F25B41/34Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators
    • F25B41/35Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators by rotary motors, e.g. by stepping motors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/38Expansion means; Dispositions thereof specially adapted for reversible cycles, e.g. bidirectional expansion restrictors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B13/00Compression machines, plants or systems, with reversible cycle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/31Expansion valves
    • F25B41/34Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators
    • F25B41/345Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators by solenoids
    • F25B41/347Expansion valves with the valve member being actuated by electric means, e.g. by piezoelectric actuators by solenoids with the valve member being opened and closed cyclically, e.g. with pulse width modulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Description

本発明は、冷媒の第1の流れ方向に対して該冷媒の流量を制御するとともに、第2の流れ方向に対して該冷媒を解放して流通させる膨張弁、該膨張弁を用いたヒートポンプ式冷凍サイクル、及び該ヒートポンプ式冷凍サイクルを備えた空気調和機に関する。
従来、ヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、室外熱交換器と室内熱交換器との間には膨張弁が設けられており、冷房モードのときは室外熱交換器からの冷媒を膨張弁で膨張させて室内熱交換器に導かれ、暖房モードのときは室内熱交換器からの冷媒を膨張弁で膨張させて室外熱交換器に導かれる。このような膨張弁としては、通常運転、デフロスト運転、除湿運転などに対応するように、冷媒の絞り量(冷媒流量)を制御するものが各種提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−266194号公報 特公平6−65915号公報
ところで、ヒートポンプ式冷凍サイクルの多くは、室外熱交換器側(室外ユニット)に膨張弁が設けられており、この場合、膨張弁で膨張された冷媒は長い管路を介して室内熱交換器に流入される。このため、膨張された冷媒に圧力損失が生じやすく、膨張弁における流量制御がしにくいという問題がある。このことは膨張弁を室内熱交換器側に設けた場合も同様である。
そこで、本発明は、ヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、冷房モード時には室内熱交換器側で絞り機能及び流量制御機能を発揮し、暖房モード時には室外熱交換器側で絞り機能及び流量制御機能を発揮できるようにした膨張弁を提供するとともに、そのようなヒートポンプ式冷凍サイクルを提供することを課題とする。
請求項1の膨張弁は、冷媒の第1の流れ方向に対して該冷媒の流量を制御するとともに、第2の流れ方向に対して該冷媒を解放して流通させる膨張弁であって、シリンダ状の主弁室と該主弁室の側部に連通する第1ポート及び該主弁室の軸方向端部に連通する第2ポートが形成された弁ハウジングと、前記主弁室内に該主弁室の軸方向に摺動可能に配置されて、主弁室内で前記第2ポートと反対側に副弁室を形成するとともに、該副弁室と前記第2ポートとを導通可能な弁ポートと該副弁室と前記第1ポートとを常時導通する導通部を有する弁座部材と、前記弁座部材に対する前記軸方向の移動により該弁座部材の前記弁ポートを開閉する弁体と、前記弁体を前記軸方向に駆動する駆動部とを備え、前記第1ポートが高圧の冷媒圧力で前記第2ポートが低圧の冷媒圧力のとき、該第1ポートと第2ポートの差圧により前記弁座部材を前記第2ポートの周囲に着座させて該第2ポートを閉状態とし、前記弁体の前記軸方向位置を前記駆動部で制御することにより、前記副弁室から該弁体と前記弁ポートとの間を介して流れる冷媒流量を制御し、冷媒を逆方向に流して、前記第1ポートが低圧の冷媒圧力で前記第2ポートが高圧の冷媒圧力のとき、前記駆動部により前記弁体を前記軸方向に移動するとともに、該第2ポートと第1ポートの差圧により前記弁座部材を前記第2ポートから離間して該第2ポートを開状態とし、該第2ポートと前記主弁室を介して前記第1ポートに冷媒を解放して流通し、該弁座部材が該第2ポートから離間した最上端位置となったとき、前記弁体と該弁座部材との間にクリアランスを有することを特徴とする。
請求項1の膨張弁において、第1ポートの冷媒圧力が高圧で第2ポートの冷媒圧力が低圧となると、第1ポートと第2ポートの差圧により弁座部材が第2ポートの周囲に着座して該第2ポートが閉状態となる。そして、弁座部材に形成された弁ポートに対して弁体を軸方向に駆動することで、この弁ポートと弁体との間を介して冷媒が第2ポートに流れて膨張する。この弁体の軸方向位置を制御することで流量が制御される。一方、冷媒を逆方向に流して、第2ポートの冷媒圧力が高圧で第1ポートの冷媒圧力が低圧となると、第2ポートと第1ポートの差圧により弁座部材が第2ポートから離間し、第2ポートが開状態となり、冷媒は第2ポートと主弁室を介して第1ポートに流通する。したがって、当該膨張弁をヒートポンプ式冷凍サイクルの室外熱交換器と室内熱交換器とに設け、冷房モード時には室内熱交換器側で絞り機能及び流量制御機能を発揮させ、暖房モード時には室外熱交換器側で絞り機能及び流量制御機能を発揮させることができる。
請求項2の膨張弁は、請求項1に記載の膨張弁であって、前記弁座部材が、前記第2ポート側の底面がテーパ面とされたピストン形状の部材であり、前記導通部としての導通孔が側部に形成されていることを特徴とする。
請求項3の膨張弁は、請求項1に記載の膨張弁であって、前記弁座部材が、前記弁ポートが形成された円板と、該円板の外周に形成され前記主弁室の内側に摺接する複数のガイド板とから構成され、隣接するガイド板の間を前記導通部としたことを特徴とする。
請求項4のヒートポンプ式冷凍サイクルは、冷媒の流れ方向を可逆にして冷房モードと暖房モードを切り換えるようにしたヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の膨張弁を室外熱交換器と室内熱交換器との間に2つ備え、両膨張弁の前記第1ポート同士が管路で連通され、第1の膨張弁は室外熱交換器側において前記第2ポートが該室外熱交換器に連結されるとともに、第2の膨張弁は室内熱交換器側において前記第2ポートが該室内熱交換器に連結されている、ことを特徴とする。
請求項4のヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、冷房モード時には室内熱交換器側の膨張弁が絞り機能及び流量制御機能を発揮し、暖房モード時には室外熱交換器側の膨張弁が絞り機能及び流量制御機能を発揮するので、冷房モード、暖房モードのいずれの場合でも、両膨張弁間の管路を流れる膨張前の冷媒を大流量とすることができ、圧力損失を低減することができる。
請求項5の空気調和機は、請求項4に記載のヒートポンプ式冷凍サイクルを備えた空気調和機であって、前記第1の膨張弁が前記室外熱交換器とともに室外ユニット内に備えられ、前記第2の膨張弁が前記室内熱交換器とともに室内ユニット内に備えられていることを特徴とする。
請求項5の空気調和機おいて、請求項4と同様に圧力損失を低減することができるとともに、室外ユニット及び室内ユニットにおいて、各膨張弁は室外熱交換器及び室内熱交換器の直前でそれぞれ冷媒を膨張させるので、さらに圧力損失を低減することができる。
請求項1の膨張弁によれば、ヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、冷房モード時には室内熱交換器側で絞り機能及び流量制御機能を発揮できるとともに、暖房モード時には室外熱交換器側で絞り機能及び流量制御機能を発揮でき、膨張弁間の管路を流れる膨張前の冷媒を大流量とすることができ、圧力損失を低減することができる。
請求項2の膨張弁によれば、請求項1の効果に加えて、弁座部材を樹脂やアルミなどの軽量の金属等により形成して重量を軽量化し、差圧による弁ポートからの離間を容易にし、圧力損失を低減することができる。また、弁座部材のテーパ面により弁ポートへの求心作用を得ることができる。
請求項3の膨張弁によれば、請求項1の効果に加えて、弁座部材を金属板等のプレス加工で形成することができ、重量を軽量化し、差圧による弁ポートからの離間を容易にし、圧力損失を低減することができる。
請求項4のヒートポンプ式冷凍サイクルによれば、請求項1と同様に、暖房モード時には室外熱交換器側で絞り機能及び流量制御機能を発揮でき、膨張弁間の管路を流れる膨張前の冷媒を大流量とすることができ、圧力損失を低減することができる。
請求項5の空気調和機によれば、さらに圧力損失を低減することができる。
次に、本発明の膨張弁、ヒートポンプ式冷凍サイクル及び空気調和機の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は実施形態のヒートポンプ式冷凍サイクル及び空気調和機を示す図、図2は実施形態の膨張弁の絞り状態の縦断面図、図3は同膨張弁の全開状態の縦断面図である。
図1において、符号101 ,102 は本発明の実施形態の第1の膨張弁及び第2の膨張弁であり、第1の膨張弁101 は室外ユニット100に搭載され、第2の膨張弁102 は室内ユニット200に搭載されている。また、符号20は室外ユニット100に搭載された室外熱交換器、30は室内ユニット200に搭載された室内熱交換器、40は四方弁を構成する流路切換弁、50は圧縮機である。なお、流路切換弁40及び圧縮機50は室外ユニット100に搭載されている。膨張弁101 ,102 、室外熱交換器20、室内熱交換器30、流路切換弁40、及び圧縮機50は、それぞれ導管によって図示のように接続され、ヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成している。なお、アキュムレータ、圧力センサ、温度センサ等は図示を省略してある。
冷凍サイクルの流路は流路切換弁40により「冷房モード」および「暖房モード」の2通りの流路に切換えられる。冷房モードでは、図1に実線の矢印で示すように、圧縮機50で圧縮された冷媒は流路切換弁40から室外熱交換器20に流入され、第1の膨張弁101 を介して管路aを流れて第2の膨張弁102 に流入される。そして、この第2の膨張弁102 で冷媒が膨張され、室内熱交換機30に流入される。この室内熱交換器30に流入された冷媒は、流路切換弁40を介して圧縮機50に流入される。一方、暖房モードでは、図1に破線の矢印で示すように、圧縮機50で圧縮された冷媒は流路切換弁40から室内熱交換器30に流入され、第2の膨張弁102 、管路aを通って第1の膨張弁101 に流入される。そして、この第1の膨張弁101 で冷媒が膨張され、室外熱交換器20、流路切換弁40、圧縮機50の順に循環される。
ここで、膨張弁101 ,102 は、後述のように冷媒の流量を制御しない全開状態と、冷媒の流量を制御する絞り状態とをとり、全開状態ではA側である後述の継手管12aから冷媒が流入してB側である継手管11aから流出する。また、絞り状態ではB側である継手管11aから冷媒が流入してA側である継手12aから流出する。すなわち、冷房モードにおいては第1の膨張弁101 は全開状態で第2の膨張弁102 が絞り状態となり、また、暖房モードにおいては、第2の膨張弁102 が全開状態で第1の膨張弁101 が絞り状態となる。したがって、冷房モードでは、室外熱交換器20が凝縮器として機能し、室内熱交換器30が蒸発器として機能し、室内の冷房がなされる。また、暖房モードでは、室外熱交換器20が蒸発器として機能し、室内熱交換器30が凝縮器として機能し、室内の暖房がなされる。
また、冷房モードにおいて第2の膨張弁102 は室内熱交換器30の直前で冷媒を膨張させ、暖房モードにおいて第1の膨張弁101 は室外熱交換器20の直前で冷媒を膨張させる。そして、冷房モード及び暖房モードのいずれのモードでも、第1の膨張弁101 と第2の膨張弁102 を接続する管路aでは冷媒の流れは大流量となり、絞り機能を持つ膨張弁手前での圧力損失を低減することができ、運転能力が向上する。
次に、図2及び図3に基づいて第1実施形態の膨張弁101 ,102 について説明する。なお、膨張弁101 ,102 の符号の添え字は、第1の膨張弁と第2の膨張弁とを区別するものであるが、以下の説明において両者を区別しない場合など添え字は適宜省略する。
図2及び図3に示すように、膨張弁10は、弁ハウジング1を有し、弁ハウジング1には、円筒シリンダ状の主弁室1Aと、主弁室1Aの片側内周面に開口した第1ポート11と、主弁室1Aの軸L1方向の片側端部に開口した第2ポート12とが形成されている。第1ポート11と第2ポート12には継手管11a,12aがそれぞれ取り付けられている。
主弁室1A内には、弁座部材2が配設されている。弁座部材2は主弁室1Aの軸L1周りの径が大きな大径部21と、径が小さな小径部22を有し、この小径部22の内側が副弁室2Aとなっている。また、小径部22には、副弁室2Aと第2ポート12とを導通可能な弁ポート23と、副弁室2Aと第1ポート11とを常時導通する導通部としての複数の高圧導入口24が形成されている。そして、弁座部材2は、大径部21の周囲を主弁室1Aの内側に摺接したピストン形状となっており、この弁座部材2は主弁室1A内で軸L1方向に摺動可能となっている。この複数の高圧導入口24のバルブがもつ容量係数C24と弁ポート23のバルブがもつ容量係数C23との関係は、C24>C23となっている。これにより、後述のように第2ポート12が高圧のとき、この第2ポート12と副弁室2Aとの差圧が効いて、弁座部材2が第2ポート12から離間する。
弁ハウジング1の上部には固定金具31によって支持部材3が固着されている。支持部材3には軸L1方向に長いガイド孔32が形成されており、このガイド孔32には円筒状の弁ホルダ4が軸L1方向に摺動可能に嵌合されている。これにより、弁ホルダ4は支持部材3を介して弁ハウジング1に対して軸L1方向に移動可能に支持されている。
弁ホルダ4は主弁室1Aと同軸に取り付けられ、この弁ホルダ4の副弁室2A側の下端部には端部がニードル状の弁体5が固着されている。弁体5は、弁ホルダ4と共に弁座部材2の副弁室2A内を軸L1方向に移動することにより、弁ポート23の開口面積を増減し、第1ポート11から第2ポート12へ流れる流体の流量を制御する。なお、弁体5は、図2に示すように最降下した全閉位置と、図3に示すように最上昇した全開位置との間で移動可能になっている。
また、弁ホルダ4は、後述の駆動部としてのステッピングモータ6のロータ軸61に係合している。すなわち、ロータ軸61の下端部61Aにはフランジ部61aが一体形成され、このフランジ部61aが弁ホルダ4の上端部と共にワッシャ41を挟み込み、このロータ軸61の下端部61Aは、弁ホルダ4の上端部で回転可能に係合している。この係合により、弁ホルダ4がロータ軸61によって回転可能に吊り下げた状態で支持されている。また、弁ホルダ4内には、バネ受け42が軸L1方向に移動可能に設けられている。バネ受け42と弁体5との間には圧縮コイルバネ43が所定の荷重を与えられた状態で取り付けられている。これにより、バネ受け42は、上側に付勢され、ロータ軸61の下端部61Aに当接係合している。
ロータ軸61には雄ねじ部61bが形成されており、この雄ねじ部61bは支持部材3に形成された雌ねじ部3aに螺合している。これにより、ロータ軸61は回転に伴って軸L1線方向に移動する。
弁ハウジング1の上端には、ステッピングモータ6のケース62が溶接等によって気密に固定されている。ケース62内には、外周部を多極に着磁されたマグネットロータ63が回転可能に設けられ、このマグネットロータ63にはロータ軸61が固着されている。また、ケース62内には、その天井部から垂下された円筒状のガイド62aが設けられ、このガイド62a内には円筒状の軸受け部材64が配設されている。そして、ロータ軸61の上端部61Bが軸受け部材64に回転可能に嵌合されている。
さらに、ケース62内には、ガイド62aの外周に装着された螺旋ガイド線体65、螺旋ガイド線体65に螺合した可動ストッパ部材66が設けられている。マグネットロータ63には突起部63aが形成されており、マグネットロータ63の回転に伴って突起部63aが可動ストッパ部材66を蹴り回すことにより、可動ストッパ部材66が螺旋ガイド線体65との螺合によって旋回しながら上下動する。この上下動によって可動ストッパ部材66が、螺旋ガイド線体65の上端側のストッパ部65a、あるいは螺旋ガイド線体65の下端側のストッパ部65bに当接することによって、弁開、あるいは弁閉の回転ストッパ作用が得られる。
また、ケース62の外周には、ステータコイル67が配設されており、駆動部としてのステッピングモータ6は、ステータコイル67にパルス信号が与えられることにより、そのパルス数に応じてマグネットロータ63を回転させる。そして、このマグネットロータ63の回転によってマグネットロータ63と一体のロータ軸61が回転し、この回転に伴うロータ軸61の軸L1方向移動によって弁ホルダ4と共に弁体5が軸L1方向に移動する。
以上の構成により、第1実施形態の膨張弁10は以下のように動作する。図2は継手管11a(第1ポート11)側から高圧冷媒が流入されて、冷媒流量が制御され、継手管12a(第2ポート12)から膨張された冷媒が流出する状態を示している。この場合、第1ポート11、主弁室1A、高圧導入口24及び副弁室2A内が高圧で第2ポート12側が低圧となるため、その冷媒圧力の差圧により、弁座部材2は第2ポート12の周囲に着座して、この第2ポート12を閉状態とする。そして、弁体5の軸L1方向位置をステッピングモータ6で制御することにより、副弁室2Aから弁体5と弁ポート23との間を介して流れる冷媒流量が制御される。
一方、圧縮機50を停止するとともに流路切換弁40を切り換える。このとき、ステッピングモータ6で制御して、弁体5を弁座部材2から離間する方向(上方)に移動し、再び圧縮機50を駆動する。これにより、継手管12a(第2ポート12)側から高圧冷媒を流入して、継手管11a(第1ポート11)から冷媒を流出する状態とすると、第2ポート12が高圧で主弁室1A、副弁室2A及び第1ポート11側が低圧となる。そして、冷媒圧力の差圧により弁座部材2は第2ポート12から離間し、図3の状態になる。すなわち、第2ポート12は開状態となる。これにより、第2ポート12と主弁室1Aを介して第1ポート11に冷媒が解放して流通するようになる。
図4は流量制御を行うときの弁体5と弁座部材2の位置関係を示す図、図5は全開状態とするときの弁体5と弁座部材2の位置関係を示す図である。なお、ステッピングモータ6は前記のようにパルス信号により駆動されるので、弁体5が最下端にあるときから加えるパルス信号のパルス数が回転量に対応する。図4(A) はステッピングモータ6のパルス数が0パルスのときであり、弁ポート23は弁体5により閉状態となっている。図4(B)はパルス数が150パルスのときである。流量制御は0パルス〜480パルスの範囲で流量制御が行われる。図5(A) は図3の状態とする前段の状態であり、圧縮機50を停止し、ステッピングモータ6のパルス数を480パルスとして弁体5を弁ポート23から離間させた状態である。そして、流路切換弁40を切り換え、再び圧縮機50を駆動して第2ポート12側から高圧冷媒を流入すると図5(B) のように、弁座部材2が第2ポート12から離間する。なお、図5(A) のときの弁体5と弁座部材2とのクリアランスをA1、図5(B) のときの弁座部材2と第2ポート12の周囲とのクリアランスをBとすると、A1>Bとなるように設定されており、弁座部材2が離間してその上端部が支持部材3に当接して最上端位置になったときでも、弁体5と弁座部材2との間にクリアランスA2があり、弁5が弁ポート23に食い込むことがない。
図6は第2実施形態の膨張弁10の絞り状態の縦断面図、図7は同膨張弁10の全開状態の縦断面図、図8は図7のP−P断面図、図9は同膨張弁10の弁座部材の斜視図である。なお、この第2実施形態の膨張弁10も図1の冷凍サイクルに使用される。
この第2実施形態の膨張弁10は、弁ハウジング7を有し、弁ハウジング7には円筒シリンダ状の主弁室7Aが形成されている。主弁室7Aの片側内周面には継手管711が取り付けられ、この継手管711の端部は主弁室7Aに開口する第1ポート71となっている。また、主弁室7Aの軸L1方向の片側端部には弁座リング721と継手管722が取り付けられ、この弁座リング721の端部が第2ポート72となっている。なお、弁座リング721と弁ハウジング7とが一体に形成されていてもよい。
主弁室7A内には、弁座部材8が配設されている。弁座部材8は金属板のプレス加工により形成され、主弁室7Aの軸L1に直角に交差する円板81と3つのガイド板82,83,84とで構成されている。各ガイド板82,83,84は、円板81の周囲から3方に延設するとともに軸L1と平行な方向にL形に立設されている。そして、円板81と3つのガイド板82,83,84で囲まれた内側の部分が副弁室8Aとなっている。また、円板81の中央には、副弁室8Aと第2ポート72とを導通可能な弁ポート81aが形成されている。図8に示すように、2つのガイド板83,84は第1ポート71の継手管711の端部の両脇に配置され、この2つのガイド板83,84の間が、副弁室8Aと第1ポート71とを常時導通する導通部となっている。
そして、弁座部材8は、ガイド板82,83,84の周囲を主弁室7Aの内側に摺接して、主弁室7A内で軸L1方向に摺動可能となっている。図7の状態となるのは、第2ポート72から流入する場合、弁ポート81aの通過流路面積が、第1ポート71の通過流路面積よりも小さいことによる。これにより、第2ポート72が高圧のとき、この第2ポート72と副弁室8Aとの差圧が効いて、弁座部材8が第2ポート72(弁座リング721)から離間する。
弁ハウジング7の上部には固定金具34によって支持部材33が固着されている。支持部材33には軸L1方向に長いガイド孔35が形成されており、このガイド孔35には円筒状の弁ホルダ44が軸L1方向に摺動可能に嵌合されている。これにより、弁ホルダ44は支持部材33を介して弁ハウジング7に対して軸L1方向に移動可能に支持されている。
弁ホルダ44は主弁室7Aと同軸に取り付けられ、この弁ホルダ44の副弁室8A側の下端部には端部がニードル状の弁体51が固着されている。弁体51は、弁ホルダ44と共に弁座部材8の副弁室8A内を軸L1方向に移動することにより、弁ポート81aの開口面積を増減し、第1ポート71から第2ポート72へ流れる流体の流量を制御する。なお、弁体51は、図6に示すように最降下した全閉位置と、図7に示すように最上昇した全開位置との間で移動可能になっている。
また、弁ホルダ44は、駆動部としてのステッピングモータ9のロータ軸91に係合している。ロータ軸91の下端部91Aにはフランジ部91aが一体形成され、このフランジ部91aが弁ホルダ44の上端部と共にワッシャ441を挟み込み、このロータ軸91の下端部91Aは、弁ホルダ44の上端部で回転可能に係合している。この係合により、弁ホルダ44がロータ軸91によって回転可能に吊り下げた状態で支持されている。また、弁ホルダ44内には、バネ受け442が軸L1方向に移動可能に設けられている。バネ受け442と弁体51との間には圧縮コイルバネ443が所定の荷重を与えられた状態で取り付けられている。これにより、バネ受け442は、上側に付勢され、ロータ軸91の下端部91Aに当接係合している。
ロータ軸91には雄ねじ部91bが形成されており、この雄ねじ部91bは支持部材33に形成された雌ねじ部33aに螺合している。これにより、ロータ軸91は回転に伴って軸L1線方向に移動する。
弁ハウジング7の上端には、ステッピングモータ9のケース92が溶接等によって気密に固定されている。ケース92内には、外周部を多極に着磁されたマグネットロータ93が回転可能に設けられ、このマグネットロータ93にはロータ軸91が固着されている。また、ケース92内には、その天井部から垂下された円柱状のガイド92aが設けられている。
さらに、ケース92内には、ガイド92aの外周に装着された螺旋ガイド線体95、螺旋ガイド線体95に螺合した可動ストッパ部材96が設けられている。マグネットロータ93には突起部93aが形成されており、マグネットロータ93の回転に伴って突起部93aが可動ストッパ部材96を蹴り回すことにより、可動ストッパ部材96が螺旋ガイド線体95との螺合によって旋回しながら上下動する。そして、可動ストッパ部材96が、螺旋ガイド線体95の下端側のストッパ部95bに当接することによって、弁閉の回転ストッパ作用が得られる。
また、ケース92の外周には、ステータコイル97が配設されており、駆動部としてのステッピングモータ9は、ステータコイル97のにパルス信号が与えられることにより、そのパルス数に応じてマグネットロータ93を回転させる。そして、このマグネットロータ93の回転によってマグネットロータ93と一体のロータ軸91が回転し、この回転に伴うロータ軸91の軸L1方向移動によって弁ホルダ44と共に弁体51が軸L1方向に移動する。
以上の構成により、第2実施形態の膨張弁10は以下のように動作する。まず、継手管711(第1ポート71)側から高圧冷媒が流入されて、冷媒流量が制御され、継手管722(第2ポート72)から膨張された冷媒が流出する。この場合、第1ポート71、主弁室7A及び副弁室8A内が高圧で第2ポート72側が低圧となるため、その冷媒圧力の差圧により、弁座部材8は弁座リング721に着座して、第2ポート72を閉状態とする。そして、弁体51の軸L1方向位置をステッピングモータ9で制御することにより、副弁室8Aから弁体51と弁ポート81aとの間を介して流れる冷媒流量が制御される。
一方、圧縮機50を停止するとともに流路切換弁40を切り換える。このとき、ステッピングモータ9で制御して、弁体51を弁座部材8から離間する方向(上方)に移動し、再び圧縮機50を駆動する。弁体51が弁座部材8から離間しているので、継手管722から冷媒が流入すると、弁座部材8が弁座リング721に着座した状態で、第2ポート72が高圧で主弁室7A、副弁室8A及び第1ポート71側が低圧となる。そして、冷媒圧力の差圧により弁座部材8は弁座リング721(第2ポート72)から離間する。すなわち、第2ポート72は開状態となる。これにより、第2ポート72と主弁室7Aを介して第1ポート71に冷媒が解放して流通するようになる。
なお、ステッピングモータ9は第1実施形態と同様にパルス信号で駆動され、流量制御は、図6の冷媒の流れのときに0パルス〜480パルスの範囲で行う。
このように第1実施形態及び第2実施形態の膨張弁10は、冷媒の流量を制御しない全開状態(図3、図7)と、冷媒の流量を制御する絞り状態(図2、図6)とをとることができ、前掲の図1で説明したヒートポンプ式冷凍サイクルにおける2つの膨張弁101 ,102 が実現される。したがって、前記のようにヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、冷房モード及び暖房モードのいずれのモードでも、管路aでの冷媒の流れを大流量とすることができる。
ここで、第1実施形態の弁座部材2は、第2ポート12に対向する面がテーパ面になっているので、この弁座部材2が第2ポート12をシールするとき(着座するとき)、弁座部材2の下降時に若干のズレが生じても、このテーパ面が第2ポート12の周囲が沿うので、求心作用がある。しかし、第2実施形態の弁座部材8はフラットな円板81で第2ポート72をシールするので、この弁座部材8の下降時に弁座部材8と弁ハウジング7とのクリアランス分だけ芯ズレが生じる。そこで、弁座部材8の着座後、第1ポート71から第2ポート72への流れの圧力が加わる前に、ステッピングモータ9を0パルスの基点位置にし、弁体51に弁ポート81aを倣わせて、芯出しを行う。また、第2実施形態のようなプレス加工した弁座部材でも円板81相当の部分に第2ポート72に対向する面をテーパ面となるように加工すれば、第1実施形態と同様な求心作用が得られる。
以上の実施形態において、弁座部材が第2ポートから離間させる力は、第1ポートと第2ポートの差圧であるが、差圧が小さいと弁座部材の上昇が不十分となり圧力損失が生じる恐れがある。そこで、第1実施形態の弁座部材2は、樹脂あるいはアルミ等の軽量の金属により形成するのが望ましい。ただし、樹脂の場合には、配管内にゴミが混入すると弁座部材の摩耗が著しくなることがある。これに対して第2実施形態の弁座部材8は薄肉の金属板のプレス加工で形成したものであり、軽量で摩耗に対する耐久性が高くなっている。
本発明の実施形態のヒートポンプ式冷凍サイクルを示す図である。 本発明の第1実施形態の膨張弁の絞り状態の縦断面図である。 同膨張弁の全開状態の縦断面図である。 同膨張弁の流量制御時の弁体と弁座部材の位置関係を示す図である。 同膨張弁を全開状態とする時の弁体と弁座部材の位置関係を示す図である。 本発明の第2実施形態の膨張弁の絞り状態の縦断面図である。 同膨張弁の全開状態の縦断面図である。 図7のP−P断面図である。 同膨張弁の弁座部材の斜視図である。
符号の説明
1,7 弁ハウジング
1A,7A 主弁室
11,71 第1ポート
12,72 第2ポート
2,8 弁座部材
2A,8A 副弁室
23,81a 弁ポート
24 高圧導入口(導通部)
5,51 弁体
6,9 ステッピングモータ(駆動部)
101 第1の膨張弁
102 第2の膨張弁
20 室外熱交換器
30 室内熱交換器
40 流路切換弁
50 圧縮機
100 室外ユニット
200 室内ユニット
a 管路

Claims (5)

  1. 冷媒の第1の流れ方向に対して該冷媒の流量を制御するとともに、第2の流れ方向に対して該冷媒を解放して流通させる膨張弁であって、
    シリンダ状の主弁室と該主弁室の側部に連通する第1ポート及び該主弁室の軸方向端部に連通する第2ポートが形成された弁ハウジングと、
    前記主弁室内に該主弁室の軸方向に摺動可能に配置されて、主弁室内で前記第2ポートと反対側に副弁室を形成するとともに、該副弁室と前記第2ポートとを導通可能な弁ポートと該副弁室と前記第1ポートとを常時導通する導通部を有する弁座部材と、
    前記弁座部材に対する前記軸方向の移動により該弁座部材の前記弁ポートを開閉する弁体と、
    前記弁体を前記軸方向に駆動する駆動部とを備え、
    前記第1ポートが高圧の冷媒圧力で前記第2ポートが低圧の冷媒圧力のとき、該第1ポートと第2ポートの差圧により前記弁座部材を前記第2ポートの周囲に着座させて該第2ポートを閉状態とし、前記弁体の前記軸方向位置を前記駆動部で制御することにより、前記副弁室から該弁体と前記弁ポートとの間を介して流れる冷媒流量を制御し、
    冷媒を逆方向に流して、前記第1ポートが低圧の冷媒圧力で前記第2ポートが高圧の冷媒圧力のとき、前記駆動部により前記弁体を前記軸方向に移動するとともに、該第2ポートと第1ポートの差圧により前記弁座部材を前記第2ポートから離間して該第2ポートを開状態とし、該第2ポートと前記主弁室を介して前記第1ポートに冷媒を解放して流通し、該弁座部材が該第2ポートから離間した最上端位置となったとき、前記弁体と該弁座部材との間にクリアランスを有する
    ことを特徴とする膨張弁。
  2. 前記弁座部材が、前記第2ポート側の底面がテーパ面とされたピストン形状の部材であり、前記導通部としての導通孔が側部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の膨張弁。
  3. 前記弁座部材が、前記弁ポートが形成された円板と、該円板の外周に形成され前記主弁室の内側に摺接する複数のガイド板とから構成され、隣接するガイド板の間を前記導通部としたことを特徴とする請求項1に記載の膨張弁。
  4. 冷媒の流れ方向を可逆にして冷房モードと暖房モードを切り換えるようにしたヒートポンプ式冷凍サイクルにおいて、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の膨張弁を室外熱交換器と室内熱交換器との間に2つ備え、両膨張弁の前記第1ポート同士が管路で連通され、第1の膨張弁は室外熱交換器側において前記第2ポートが該室外熱交換器に連結されるとともに、第2の膨張弁は室内熱交換器側において前記第2ポートが該室内熱交換器に連結されている、
    ことを特徴とするヒートポンプ式冷凍サイクル。
  5. 請求項4に記載のヒートポンプ式冷凍サイクルを備えた空気調和機であって、
    前記第1の膨張弁が前記室外熱交換器とともに室外ユニット内に備えられ、前記第2の膨張弁が前記室内熱交換器とともに室内ユニット内に備えられていることを特徴とする空気調和機。
JP2008332324A 2008-05-29 2008-12-26 膨張弁、ヒートポンプ式冷凍サイクル及び空気調和機 Active JP5390181B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/402,134 US8157183B2 (en) 2008-05-29 2009-03-11 Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
US12/957,837 US8157184B2 (en) 2008-05-29 2010-12-01 Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/128,933 US7854390B2 (en) 2008-05-29 2008-05-29 Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
US12/128,933 2008-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009287913A JP2009287913A (ja) 2009-12-10
JP5390181B2 true JP5390181B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=41378083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008332324A Active JP5390181B2 (ja) 2008-05-29 2008-12-26 膨張弁、ヒートポンプ式冷凍サイクル及び空気調和機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7854390B2 (ja)
JP (1) JP5390181B2 (ja)

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8157183B2 (en) * 2008-05-29 2012-04-17 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
US8157184B2 (en) * 2008-05-29 2012-04-17 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
US8763419B2 (en) 2009-04-16 2014-07-01 Fujikoki Corporation Motor-operated valve and refrigeration cycle using the same
KR20110139834A (ko) * 2010-06-24 2011-12-30 삼성전자주식회사 공기조화기의 실내기
JP5760204B2 (ja) * 2011-02-07 2015-08-05 株式会社テージーケー 制御弁
JP2012163259A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Tgk Co Ltd 制御弁
JP5842185B2 (ja) * 2011-05-10 2016-01-13 株式会社テージーケー 制御弁
JP5921821B2 (ja) * 2011-05-19 2016-05-24 株式会社不二工機 電動弁
JP5836689B2 (ja) * 2011-08-04 2015-12-24 株式会社不二工機 電動弁
JP5906372B2 (ja) * 2011-09-30 2016-04-20 株式会社テージーケー 制御弁
US9810460B2 (en) 2011-10-19 2017-11-07 Trane International Inc. Reversible flow electric expansion valve
US9726406B2 (en) * 2012-02-10 2017-08-08 Kabushiki Kaisha Saginomiya Seisakusho Expansion valve
JP5684746B2 (ja) * 2012-02-10 2015-03-18 株式会社鷺宮製作所 膨張弁
JP5702316B2 (ja) * 2012-02-10 2015-04-15 株式会社鷺宮製作所 膨張弁
JP5627612B2 (ja) * 2012-02-10 2014-11-19 株式会社鷺宮製作所 膨張弁
JP5999960B2 (ja) * 2012-04-05 2016-09-28 株式会社不二工機 電動弁
CN103388939B (zh) * 2012-05-11 2016-06-01 浙江三花股份有限公司 一种电子膨胀阀
CN103388694B (zh) 2012-05-11 2016-07-27 浙江三花股份有限公司 一种电子膨胀阀
WO2013170542A1 (zh) * 2012-05-18 2013-11-21 浙江三花股份有限公司 一种电子膨胀阀
JP6194157B2 (ja) * 2012-05-18 2017-09-06 株式会社不二工機 電動弁
CN103453699B (zh) 2012-05-29 2016-08-10 浙江三花股份有限公司 一种电子膨胀阀
CN103512288B (zh) * 2012-06-20 2016-07-06 浙江三花股份有限公司 一种电子膨胀阀
US9541315B2 (en) 2012-08-10 2017-01-10 Zhejiang Sanhua Co., Ltd. Electronic expanding valve
US10234216B2 (en) * 2013-02-01 2019-03-19 Tetra Laval Holdings & Finance S.A. Valve arrangement for a heat treatment apparatus
KR101921523B1 (ko) * 2014-03-19 2018-11-23 쯔지앙 산화 인텔리전트 컨트롤스 씨오., 엘티디. 전자 팽창 밸브
WO2015143845A1 (zh) * 2014-03-25 2015-10-01 浙江三花股份有限公司 一种电子膨胀阀的阀座组件及其制造方法
CN105276875A (zh) * 2014-07-24 2016-01-27 浙江盾安人工环境股份有限公司 电子膨胀阀
CN105508623B (zh) * 2014-09-26 2019-07-12 浙江盾安人工环境股份有限公司 电子膨胀阀
DE102015114309B4 (de) * 2015-08-28 2020-01-30 Hanon Systems Bidirektionales elektronisches Expansionsorgan
CN110296264B (zh) * 2018-03-23 2022-02-08 浙江三花智能控制股份有限公司 电子膨胀阀
JP6959900B2 (ja) * 2018-10-03 2021-11-05 株式会社鷺宮製作所 弁装置、電動弁および冷凍サイクルシステム
DE102018132448A1 (de) * 2018-12-17 2020-06-18 ECO Holding 1 GmbH Expansionsventil für Kältemittel und Klimaanlage, Wärmemanagementsystem und Batteriekühlsystem mit einem Expansionsventil
JP6966416B2 (ja) * 2018-12-27 2021-11-17 株式会社鷺宮製作所 弁装置および冷凍サイクルシステム
CN210372066U (zh) * 2019-06-14 2020-04-21 浙江盾安禾田金属有限公司 电子膨胀阀
KR102578174B1 (ko) * 2019-06-28 2023-09-13 쯔지앙 산화 인텔리전트 컨트롤스 씨오., 엘티디. 전자식 팽창밸브
EP4194727A1 (en) * 2021-12-08 2023-06-14 Danfoss Power Solutions ApS Shock-valve
WO2023143203A1 (zh) * 2022-01-30 2023-08-03 浙江盾安人工环境股份有限公司 电子膨胀阀

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585163Y2 (ja) * 1980-04-25 1983-01-28 株式会社 鷲宮製作所 可逆型電気式膨張弁
JPH0332945Y2 (ja) * 1985-05-13 1991-07-12
JP2785251B2 (ja) 1992-08-21 1998-08-13 シンエイテック株式会社 掘削根固め液注入工法及びその装置
JP2000266194A (ja) 1999-03-17 2000-09-26 Saginomiya Seisakusho Inc 二段式電動膨張弁
US6354510B1 (en) * 2001-01-12 2002-03-12 Danfoss A/S Expansion valve housing

Also Published As

Publication number Publication date
US7854390B2 (en) 2010-12-21
US20090293519A1 (en) 2009-12-03
JP2009287913A (ja) 2009-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5390181B2 (ja) 膨張弁、ヒートポンプ式冷凍サイクル及び空気調和機
JP3145048U (ja) 電動膨張弁及び冷凍サイクル
US8157183B2 (en) Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
JP5022120B2 (ja) 冷暖房システム用の電動弁
US8157184B2 (en) Expansion valve, heat pump type refrigeration cycle apparatus, and air handling unit
JP5696093B2 (ja) 電動弁
JP5480753B2 (ja) 電動弁
JP5684746B2 (ja) 膨張弁
JP5395775B2 (ja) 電動弁
JP2010249246A (ja) 電動弁及びそれが用いられた冷凍サイクル
JP5627612B2 (ja) 膨張弁
US9234684B2 (en) Refrigerant passage change-over valve and air conditioner using the same
JP2017025974A (ja) 電動弁及び冷凍サイクル
JP6209231B2 (ja) 電動弁
JP4570484B2 (ja) 複合弁およびヒートポンプ式空気調和装置およびその制御方法
JP2008064301A (ja) パイロット型制御弁
JP5702316B2 (ja) 膨張弁
JP4056378B2 (ja) 差圧弁
JP5836689B2 (ja) 電動弁
JP2022095807A (ja) 電動弁及び冷凍サイクルシステム
JP4897428B2 (ja) 差圧式調整弁及び空気調和装置
JP2017219167A (ja) 複合弁及びそれを備えた冷凍サイクル装置
JP2010249247A (ja) 電動弁及びそれが用いられた冷凍サイクル
JP2011190897A (ja) 流路切換弁
JP5921821B2 (ja) 電動弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5390181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150