JP2012007291A - 建物ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建物ユニットT2において、中間床13が複数の床パネル16を並設することによって構成されており、床パネル16を支持する支持部材17,18が柱11に高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられているので、中間床13の高さを容易に変更したり、取り付け、取り外しできる。
【選択図】図1
Description
このユニット式建物には、一部の床面が他の床面と異なる高さレベルに設定されたスキップフロアを有するユニット式建物がある。
このようなユニット式建物を施工する場合、例えば特許文献1に記載されているように、中間床を備えた建物ユニットを使用している。
この建物ユニットT1は、図6に示すように、4本の柱1と、これらの柱1の下端部どうしを連結する4本の床梁2と、前記柱の中間位置に設けられた中間床3と、前記柱1の上端部どうしを連結する3本の天井梁4とを有し、前記天井梁4が設けられていない柱1どうしの間は天井梁欠損部とされている。
中間床3は、互いに対向する2本の長辺中間梁3aと、互いに対向する2本の短辺中間梁3bと、長辺中間梁3a,3a間に架設され、かつ短辺中間梁3bと平行な複数の根太3cと、この根太3c上に設けられる面材(図示略)等によって構成されている。
中間床3の下方に位置する床5は、互いに対向する2本の長辺床梁2aと、互いに対向する2本の短辺床梁2bと、長辺床梁2a,2a間に架設され、かつ短辺床梁2bと平行な複数の根太2cと、この根太2c上に設けられる面材(図示略)等によって構成されている。
このような場合、前記建物ユニットの中間床の上下の位置を変更したり、中間床を撤去したいことがある。
しかし、前記従来の建物ユニットでは、中間床は互いに対向する2本の長辺中間梁と、互いに対向する2本の短辺中間梁と、これらの長辺中間梁間に架設され、かつ短辺中間梁と平行な根太と、この根太上に設けれらる面材等によって構成され、長辺中間梁や短辺中間梁は、柱に溶接によって固定されているので、当該中間床の位置を変更したり、撤去することは容易に行えない。
また、中間床を含めて建物ユニットやユニット式建物の構造計算がなされているので、構造計算上からも中間床を容易に取り外すことはできない。
前記中間床13が前記柱11に高さ変更可能に取り付けられていることを特徴とする。
前記中間床13が複数の床パネル16を並設することによって構成されており、
前記床パネル16を支持する支持部材17,18が前記柱11に高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
隣り合う前記柱間に、間柱11aが設けられており、
この間柱11aにも前記床パネル16を支持する支持部材17が高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
また、間柱11aにも支持部材17が高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられているので、複数の床パネル16を安定的に支持できる。
前記支持部材17,18は、この支持部材17,18を通してボルト20を、前記柱11および間柱11aに固定されたナット22に螺合することによって着脱可能に取り付けられており、
前記ナット22は、柱11および間柱11aの上下方向に所定間隔で複数固定されていることを特徴とする。
また、中間床が柱に着脱可能に取り付けられているので、中間床を容易に取り付け、取り外しできる。
図1は本発明に係る建物ユニットの一例を示す斜視図、図2は建物ユニットから床パネルを取り外した状態を示す斜視図である。
また、建物ユニットT2の4つの側面のうち、外壁(図示略)に面する部分には、柱11,11間において、2本の間柱11a,11aが所定間隔で設けられている。この間柱11aの上下端部はそれぞれ天井梁14と床梁12に固定されている。
なお、図示は省略するが、長辺床梁12a,12a間には、短辺床梁12bと平行な複数の根太が架設されており、これら根太上に面材が設けられている。これによって、中間床13の下方に床が設けられるようになっている。
また、前記間柱11aは外壁に面する部分に限らず、内壁に面する部分、あるいは壁に面しない部分において、柱11,11間に設けてもよい。
すなわちまず、中間床13は、3枚の床パネル16を横方向に並設するともに隣接配置することによって構成されている。床パネル16は縦横の框材16a,16bを矩形枠状に組み立て、この矩形枠の内側に複数の補強桟材16cを縦框材16aと平行に設け、さらに、矩形枠の上面に合板等で形成された面材16dを取り付けてなるものである。
なお、図2では、框材16a,16b、補強桟材16c等を見せるため、床パネル16は上下を逆にして記載されている。
一方、柱11および間柱11aには、孔21,21が上下に離間して2つ形成されており、柱11および間柱11aの内面には、前記ボルト20に螺合可能なナット22,22が前記孔21,21と同軸に配置されて溶接等によって固定されている。
このように、柱11および間柱11aの内面には、上下一対のナット22,22が上下に所定間隔で3箇所固定されている。
例えば、下側の上下一対のナット22,22は、柱11の下端から約1400mmの位置に固定され、中央の上下一対のナット22,22は、柱11の下端から約2100mmの位置に固定され、上側の上下一対のナット22,22は、柱11の下端から約2400mmの位置に固定されている。
本実施の形態では、図3に示すように、下側の上下一対のナット22,22に、支持部材17を取り付けるためのボルト20,20が螺合されている。そして、このボルト20,20を締め付けることによって、支持部材17が柱11および間柱11aの外面に強固に固定されている。そして、この支持部材17の支持部17bに床パネル16の端部が載置されることによって、床パネル16が支持部材17によって下方から支持されている。
なお、間柱11a取り付けられた支持部材17によって左右に隣接する床パネル16,16の当接部の端部が支持されるようになっている。
一方、柱11には、孔21,21が上下に離間して2つ形成されており、柱11の内面には、前記ボルト20に螺合可能なナット22,22が前記孔21,21と同軸に配置されて溶接等によって固定されている。
このように、柱11の内面には、上下一対のナット22,22が上下に所定間隔で3箇所固定されている。
例えば、下側の上下一対のナット22,22は、柱11の下端から約1400mmの位置に固定され、中央の上下一対のナット22,22は、柱11の下端から約2100mmの位置に固定され、上側の上下一対のナット22,22は、柱11の下端から約2400mmの位置に固定されている。
本実施の形態では、図4に示すように、下側の上下一対のナット22,22に、支持部材18を取り付けるためのボルト20,20が螺合されている。そして、このボルト20,20を締め付けることによって、支持部材18が柱11の外面に強固に固定されている。そして、この支持部材18の上面に床パネル16の端部が載置されることによって、床パネル16が支持部材18によって下方から支持されている(図1参照)。
また、図5(c)に示すように、建物ユニットT2の中間床13を取り外すことによって、建物ユニットT2を小屋裏空間R1まで吹き抜ける2階の居室R2として利用できる。この場合、支持部材17は柱11および間柱11aから取り外し、支持部材18は柱11,11の上端部間に架設すればよい。
このように、建物ユニットT2の全体を2階の居室R2とした場合、建物ユニットT2の、外壁(図示略)に面する部分に、2本の間柱11a,11aが所定間隔で設けられているので、間柱11a,11a間、や間柱11aと柱11との間を利用して容易に窓等の開口部を形成できる。
したがって、将来、中間床13の位置を変更したり、撤去したりするリフォームを容易に行える。
また、中間床13を構成する床パネル16を支持する支持部材17,18が柱11および間柱11aに高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられているので、この支持部材17,18の位置を変更することによって、中間床13の高さを容易に変更でき、また、支持部材17,18を取り付け、取り外しすることによって、中間床13を容易に取り付け、取り外しできる。
加えて、建物ユニットT2の外壁に面する部分において、隣り合う柱11,11間に、間柱11a・・・が設けられているので、中間床13を取り外した際に、間柱11a,11a間や間柱11aと柱11との間を利用して容易に窓等の開口部を形成できる。
また、間柱11aにも支持部材17が高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられているので、複数の床パネル16を安定的に支持できる。
また、本実施の形態では、支持部材17,18を柱11や間柱11aの上下3箇所で取り付けられるようにしたが、取り付け箇所は2箇所または4箇所以上であってもよい。
11 柱
11a 間柱
12 床梁
13 中間床
14 天井梁
16 床パネル
17,18 支持部材
20 ボルト
22 ナット
Claims (5)
- 四隅に立設された柱と、これら柱の上端間および下端間を相互に連結する天井梁および床梁と、前記柱の中間位置に設けられた中間床とを有する建物ユニットにおいて、
前記中間床が前記柱に高さ変更可能に取り付けられていることを特徴とする建物ユニット。 - 請求項1に記載の建物ユニットにおいて、
前記中間床が前記柱に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする建物ユニット。 - 請求項2に記載の建物ユニットにおいて、
前記中間床が複数の床パネルを並設することによって構成されており、
前記床パネルを支持する支持部材が前記柱に高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられていることを特徴とする建物ユニット。 - 請求項3に記載の建物ユニットにおいて、
隣り合う前記柱間に、間柱が設けられており、
この間柱にも前記床パネルを支持する支持部材が高さ変更可能にかつ着脱可能に取り付けられていることを特徴とする建物ユニット。 - 請求項4に記載の建物ユニットにおいて、
前記支持部材は、この支持部材を通してボルトを、前記柱および間柱に固定されたナットに螺合することによって着脱可能に取り付けられており、
前記ナットは、柱および間柱の上下方向に所定間隔で複数固定されていることを特徴とする建物ユニット。
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