JP2012005284A - 電気接続箱 - Google Patents

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【課題】コネクタ受け部に用いられる耐熱樹脂量を少なくすることによりコストダウンを図ることができる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、互いに組み付けられる箱体2及び箱体3からなるケース4と、ケース4に収容された基板5と、コネクタが嵌合されるコネクタ受け部9a,9b,9c,9dと、を備えている。コネクタ受け部9a,9b,9c,9dは、鉛フリーはんだを用いたリフローはんだ付けにより基板5に電気接続された端子6と、端子6を保持した保持部7a,7bと、端子6の周りを囲んだ筒状の外壁8a,8b,8c,8dと、で構成されている。保持部7a,7bと外壁8a,8b,8c,8dとは別体で形成されており、保持部7a,7bがリフローはんだ付け時に溶けない耐熱樹脂で形成され、外壁8a,8b,8c,8dがリフローはんだ付け時に溶ける非耐熱樹脂で形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものであり、特に、ワイヤハーネス等のコネクタが嵌合されるコネクタ受け部が設けられた電気接続箱に関するものである。
自動車には多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力供給及び信号伝達を行うために、前記自動車には、適宜箇所に電気接続箱が配置されている。また、本発明では、ジャンクションブロック(ジャンクションボックスとも言う。)、ヒューズブロック(ヒューズボックスとも言う。)、リレーブロック(リレーボックスとも言う。)を、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
この電気接続箱は、車種によりいろいろな構造のものが用いられているが、例えば、図16に示す電気接続箱310のように、互いに組み付けられる箱体302及び箱体303からなるケース304と、ケース304に収容された基板(不図示)と、前記基板の端部に設けられ、ケース304の外部に露出したコネクタ受け部309と、が設けられた構造のものがある(特許文献1を参照。)。
上記コネクタ受け部309は、ワイヤハーネス等のコネクタが嵌合される部分であり、図17に示すように、合成樹脂製のハウジング305と、このハウジング305にインサート成型されたL字型の端子306と、が設けられている。前記ハウジング305には、端子306の中央部を保持した奥壁307と、奥壁307の外縁から筒状に立設し、端子306の一端部306aの周りを囲んだ外壁308と、が一体で設けられている。外壁308の内側に配置された端子306の一端部306aは、外壁308の内側に挿入される格好で嵌合されるコネクタと電気接続される。また、外壁308の外側に配置された端子306の他端部306bは、リフローはんだ付けまたはフローはんだ付けにより前記基板に電気接続される。
特開2009−153318号公報
上述した従来の電気接続箱310のコネクタ受け部309は、ハウジング305に一体化された複数の端子306がリフローはんだ付けまたはフローはんだ付けにより前記基板に電気接続されることから、このハウジング305を構成する樹脂材として、リフローはんだ付け時に使用されるリフロー炉またはフローはんだ付け時に使用されるはんだ槽での熱に耐え得る高価な耐熱樹脂を用いる必要があり、コスト高になってしまうという問題があった。
したがって、本発明は、コネクタ受け部に用いられる耐熱樹脂量を少なくすることによりコストダウンを図ることができる電気接続箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、ケースと、前記ケースに収容された基板と、はんだ付けにより前記基板に電気接続された端子と該端子を保持した保持部と前記端子の周りを囲んだ筒状の外壁とからなりコネクタが嵌合されるコネクタ受け部と、を備えた電気接続箱において、前記保持部と前記外壁とが別体で形成され、かつ、前記保持部が前記はんだ付け時に溶けない耐熱樹脂で形成され、前記外壁が前記はんだ付け時に溶ける非耐熱樹脂で形成されていることを特徴とする電気接続箱である。また、本発明における前記「はんだ付け」とは、リフロー方式、または、フロー方式のはんだ付けと定義する。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記外壁が前記ケースと別体で形成されていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項2に記載された発明において、前記保持部に、板状に形成され、その厚み方向に前記端子が貫通した底面部と、前記底面部の外縁から前記底面部の外方に延設された延設部と、前記延設部に貫通形成された穴と、前記穴の一部に重なる位置に配置されるとともに前記穴よりも前記端子の先端部側に配置された保持部側係止部と、が設けられ、前記外壁に、前記端子の先端部の周りを囲む筒部と、前記筒部の端部に連なり前記延設部と重なる当接部と、前記保持部側係止部に重ねられる外壁側係止部と、が設けられ、前記当接部が前記延設部に重なることで前記外壁側係止部が前記穴内に位置付けられた後、前記外壁が前記延設部の表面上をスライドすることで前記外壁側係止部が前記保持部側係止部に重ねられることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記ケースが、互いに組み付けられる一対の箱体で構成され、前記外壁が、前記一対の箱体の一方に一体成形されており、かつ、前記外壁に、前記保持部及び前記端子を前記一方の箱体に組み付ける際に前記端子を前記外壁の内側に通すための切り欠き部が設けられ、前記一対の箱体の他方に、前記切り欠き部を塞ぐ塞ぎ部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、前記保持部と前記外壁とが別体で形成され、かつ、前記保持部が前記はんだ付け時に溶けない耐熱樹脂で形成され、前記外壁が前記はんだ付け時に溶ける非耐熱樹脂で形成されているので、コネクタ受け部に用いられる耐熱樹脂量を少なくすることによりコストダウンを図ることができる電気接続箱を提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記外壁が前記ケースと別体で形成されているので、ケースの形状が異なりかつ外壁の形状が共通する複数種の電気接続箱において、前記外壁を共通部品として使用することができ、さらなるコストダウンを図ることができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記保持部に、板状に形成され、その厚み方向に前記端子が貫通した底面部と、前記底面部の外縁から前記底面部の外方に延設された延設部と、前記延設部に貫通形成された穴と、前記穴の一部に重なる位置に配置されるとともに前記穴よりも前記端子の先端部側に配置された保持部側係止部と、が設けられ、前記外壁に、前記端子の先端部の周りを囲む筒部と、前記筒部の端部に連なり前記延設部と重なる当接部と、前記保持部側係止部に重ねられる外壁側係止部と、が設けられ、前記当接部が前記延設部に重なることで前記外壁側係止部が前記穴内に位置付けられた後、前記外壁が前記延設部の表面上をスライドすることで前記外壁側係止部が前記保持部側係止部に重ねられるので、ネジなどを用いずに保持部と外壁とを組み付けることができ、さらなるコストダウンを図ることができる。
請求項4に記載された発明によれば、前記ケースが、互いに組み付けられる一対の箱体で構成され、前記外壁が、前記一対の箱体の一方に一体成形されており、かつ、前記外壁に、前記保持部及び前記端子を前記一方の箱体に組み付ける際に前記端子を前記外壁の内側に通すための切り欠き部が設けられ、前記一対の箱体の他方に、前記切り欠き部を塞ぐ塞ぎ部が設けられているので、保持部に保持された端子を基板に電気接続したものを前記一方の箱体に組み付けることができ、容易に組み立てることができる電気接続箱を提供することができる。さらに、基板の両端部にコネクタ受け部が配置される構成の電気接続箱であっても、保持部に保持された端子を基板の両端部に電気接続したものを前記一方の箱体に組み付けることができ、容易に組み立てることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる電気接続箱を示す斜視図である。 図1に示された電気接続箱の分解図である。 図1中のA−A線に沿った断面図である。 図1中のB−B線に沿った断面図である。 図1に示されたコネクタ受け部の分解図である。 図5に示された保持部と外壁との組み付け構造を説明する説明図である。 図6中のD−D線に沿った断面図である。 図6中のE−E線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電気接続箱を示す斜視図である。 図9に示された電気接続箱のコネクタ受け部にワイヤハーネスのコネクタを嵌合させる様子を示す斜視図である。 図10に示されたコネクタがコネクタ受け部に嵌合した状態を示す斜視図である。 図9に示された電気接続箱の分解図である。 図9中のF−F線に沿った断面図である。 図9に示された電気接続箱の組み立て方法を説明する説明図であり、基板及び基板に電気接続された端子が一方の箱体に組み付けられた状態を示す斜視図である。 図14に示された一方の箱体の要部を拡大した図である。 従来の電気接続箱を示す斜視図である。 図16に示された電気接続箱のコネクタ受け部を示す斜視図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる電気接続箱を図1〜図8を参照して説明する。本発明の電気接続箱1は、自動車に搭載されて、前記自動車に搭載された電子機器に対して電力供給及び信号伝達を行うものである。
上記電気接続箱1は、図1及び図2に示すように、互いに組み付けられた箱体2及び箱体3からなるケース4と、このケース4に収容された基板5と、ワイヤハーネス14のコネクタ12がそれぞれ嵌合される4つのコネクタ受け部9a,9b,9c,9dと、を備えている。
上記箱体2には、基板5と相対する本体壁20と、本体壁20の外縁から立設した複数の周壁21と、が設けられている。また、上記箱体3には、基板5と相対する板状の本体壁30と、本体壁30の外縁から立設した複数の周壁31と、が設けられている。これら箱体2と箱体3とは、本体壁20と本体壁30との間に基板5及びコネクタ受け部9a,9b,9c,9dを位置付けるようにして互いに組み付けられている。
上記基板5は、絶縁板の表面に回路パターンが印刷されたプリント基板である。この基板5には、各種電子部品が搭載されている(図示は省略する。)。また、基板5には、コネクタ受け部9a,9b,9c,9dの端子6が電気接続されるスルーホールが設けられている。
上記ワイヤハーネス14は、図1に示すように、複数の電線13と、これら電線13の端末に取り付けられたコネクタ12と、で構成されている。前記コネクタ12は、各電線13の端末に電気接続された雌型の端子と、これら複数の端子を収容したハウジング15と、ハウジング15に回動自在に取り付けられたレバー16と、で構成されている。
上記コネクタ受け部9a,9b,9c,9dは、図1、図3、図4に示すように、基板5の両端部に配置され、ケース4の外部に露出している。各コネクタ受け部9a,9b,9c,9dは、図2〜図6に示すように、複数のL字型の雄型の端子6が保持部7a,7bにインサート成型または圧入されて保持された端子取付体10a,10bと、複数の端子6の先端部6aの周りを囲んだ筒状の外壁8a,8b,8c,8dと、で構成されている。
また、本実施形態では、2つの保持部7a,7b、即ち端子取付体10a,10b、が設けられており、一方の保持部7a、即ち端子取付体10a、に2つの外壁8a,8bが組み付けられ、他方の保持部7b、即ち端子取付体10b、に2つの外壁8c,8dが組み付けられている。
上記端子6は、先端部6aが保持部7a,7bの後述する底面部70を貫通して当該底面部70の一方の面から突出している。この先端部6aは、コネクタ12の雌型の端子の内側に挿入されて該端子と電気接続される。また、端子6の基端部6bは、後述する「鉛フリーはんだ」を用いたリフローはんだ付けにより基板5に電気接続されている。
上記保持部7a,7bは、後述する「耐熱樹脂」で形成されている。図5及び図6に示すように、保持部7a,7bには、長方形の板状に形成され、その厚み方向に端子6の先端部6aが貫通した底面部70と、底面部70の外縁から底面部70の外方に延設された延設部71と、延設部71に貫通形成された穴72と、穴72の一部に重なる位置に配置されるとともに穴72よりも端子6の先端部6a側に配置された保持部側係止部73と、延設部71との間に箱体2に設けられたリブ22を位置付ける挟持部74と、基板5にネジ固定される一対のネジ固定部75と、が設けられている。
上記延設部71は、底面部70の幅方向の両端の外縁からそれぞれ底面部70の外方に延設され、底面部70の長手方向の全域に亘って設けられている。即ち、延設部71は、互いの間に底面部70を位置付ける位置に一対設けられている。また、延設部71は、底面部70よりも厚みが小さく形成されている。このため、底面部70と延設部71との境界部には段差が形成されている。
上記穴72は、底面部70の長手方向、即ち延設部71の長手方向、に沿って延びた長方形状に形成されている。また、穴72は、底面部70の長手方向、即ち延設部71の長手方向、に沿って互いに間隔をあけて複数設けられている。
上記保持部側係止部73は、上述した複数の穴72に対応して穴72と同数設けられている。複数の保持部側係止部73は、底面部70の幅方向の両端の外縁からそれぞれ突出することで、各穴72の一部に重なる位置にそれぞれ配置されるとともに各穴72よりも端子6の先端部6a側にそれぞれ配置されている。また、保持部側係止部73は、底面部70の長手方向に沿って延びた長方形の板状に形成されている。
上記挟持部74は、底面部70の長手方向の中央に設けられ、底面部70の幅方向の一端の外縁からL字状に延設されている。挟持部74は、図3及び図4に示すように、底面部70の幅方向の一端の外縁から延設された一方の延設部71との間に、箱体2の本体壁20から立設したリブ22を位置付ける。
上記一対のネジ固定部75は、底面部70の幅方向の他端の外縁から延設された他方の延設部71の長手方向の両端部に1つずつ設けられている。
上記外壁8a,8b,8c,8dは、後述する「非耐熱樹脂」で形成され、保持部7a,7b及び箱体2,3と別体で設けられている。図5及び図6に示すように、各外壁8a,8b,8c,8dには、複数の端子6の先端部6aの周りを囲む筒部80と、筒部80の端部に連なり延設部71と重なる当接部81と、保持部側係止部73に重ねられる外壁側係止部83と、が設けられている。
上記筒部80は、互いに相対する一対の壁80aと、互いに相対する一対の壁80bと、により、四角筒状に形成されている。また、一対の壁80aと一対の壁80bとは一体成形されている。
上記当接部81は、一対の壁80a各々の端部から筒部80の内方に延設され、一対の壁80a各々の長手方向の全域に亘って設けられている。即ち、当接部81は、一対の壁80b同士が相対する方向に沿って延びた板状に形成され、互いの間に間隔をあけて一対設けられている。また、一対の当接部81には、一対の延設部71に重なった状態で、複数の保持部側係止部73をその内側に位置付ける切り欠き部82が複数設けられている。
上記外壁側係止部83は、上述した複数の保持部側係止部73に対応して複数設けられている。各外壁側係止部83は、図7及び図8に示すように、当接部81の延設部71側の面に連なり、各切り欠き部82の一部に重なる格好で板状に形成されている。これら外壁側係止部83は、図6及び図7中の一点鎖線矢印C方向に移動されて保持部側係止部73に重ねられる。即ち、外壁側係止部83は、当接部81が延設部71に重なることで穴72内に位置付けられた後、外壁8a,8b,8c,8dが延設部71の表面上をスライドすることで保持部側係止部73に重ねられる。
即ち、保持部側係止部73は、穴72内に位置付けられた外壁側係止部83に重なることで、外壁側係止部83が穴72外に移動することを規制する。また、外壁側係止部83は、切り欠き部82内に位置付けられた保持部側係止部73に重なることで、保持部側係止部73が切り欠き部82外に移動することを規制する。
上述した外壁8a,8b,8c,8dは、それぞれ、一対の当接部81が一対の延設部71に重ねられて一対の当接部81間に底面部70が位置付けられ、かつ、複数の外壁側係止部83が複数の保持部側係止部73に重ねられることにより、保持部7a,7bに組み付けられる。このように、外壁8a,8b,8c,8dは、ネジなどが用いられることなく保持部7a,7bに組み付けられる。さらに、外壁8a,8b,8c,8dは、図1に示すように、箱体2,3によって周囲を囲まれることで、保持部7a,7bに対して位置ずれすることが規制されている。
また、上述した外壁8a,8b,8c,8dは、端子6の先端部6aを保護するほか、ワイヤハーネス14のコネクタ12がコネクタ受け部9a,9b,9c,9dに嵌合される際に、コネクタ12のハウジング15をその内側に受け入れることにより、コネクタ12を端子6に対して位置決めする。また、コネクタ12は、コネクタ受け部9a,9b,9c,9dに嵌合される際、レバー16が筒部80の内面に引っ掛けられた状態で筒部80側に回動されることにより、ハウジング15が筒部80内に挿入される。
本発明では、上述したように、一対の壁80a及び一対の壁80bが一体成形されて筒部80が構成されているので、筒部80の間口寸法精度を高めることができ、そのために、レバー嵌合式のコネクタ12を端子6に対して高精度に位置決めすることができる。
上記「鉛フリーはんだ」は、環境負荷物質である鉛を使用していないはんだである。本実施形態においては、前記「鉛フリーはんだ」として、「Ag(銀)3.0重量%、Cu(銅)0.5重量%、残部Sn(錫)」の組成を有する合金からなる、鉛不使用のはんだを用いている。このはんだの融点は、220℃程度である。
また、端子6を基板5にリフローはんだ付けする際は、予め基板5のスルーホールの周囲に鉛フリーはんだを塗布または印刷しておき、端子6の基端部6bをスルーホールに通した状態で、端子取付体10a,10bと基板5とをリフロー炉に投入し、リフロー炉の熱により溶融した鉛フリーはんだを硬化させることによって端子6の基端部6bを基板5のスルーホール及び回路パターンに電気接続する。
また、本発明では、上述した「鉛フリーはんだを用いたリフローはんだ付け」以外に、「鉛フリーはんだを用いたフローはんだ付け」により端子取付体10a,10bの端子6を基板5に電気接続しても良い。また、端子6を基板5にフローはんだ付けする際は、端子6の基端部6bをスルーホールに通した状態で、端子取付体10a,10bと基板5とをはんだ槽に近付け、そして、前記はんだ槽内の溶融状態の鉛フリーはんだを基板5の裏面と基板5のスルーホールから突出した端子6の基端部6bとに付着させ、付着した鉛フリーはんだを硬化させることによって端子6の基端部6bを基板5のスルーホール及び回路パターンに電気接続する。即ち、本発明における「はんだ付け」とは、保持部7a,7bが高温にさらされる、前述したリフロー方式、または、フロー方式のはんだ付けと定義する。
このように、本発明の電気接続箱1は、鉛フリーはんだを用いたリフローはんだ付けまたはフローはんだ付けにより端子取付体10a,10bの端子6が基板5に電気接続されるので、端子取付体10a,10bの保持部7a,7bが、端子6と基板5とのリフローはんだ付け時またはフローはんだ付け時に溶けない耐熱樹脂で形成されている。即ち、保持部7a,7bが前述したリフロー炉またははんだ槽での熱で溶けない耐熱樹脂で形成されている。
また、外壁8a,8b,8c,8dは、端子取付体10a,10bの端子6が基板5にリフローはんだ付けまたはフローはんだ付けされた後に端子取付体10a,10b、即ち保持部7a,7b、に組み付けられるので、高価な耐熱樹脂を用いる必要がない。よって、本発明では、コストダウンを図るために、外壁8a,8b,8c,8dが、端子6と基板5とのリフローはんだ付け時またはフローはんだ付け時に溶ける安価な非耐熱樹脂で形成されている。即ち、外壁8a,8b,8c,8dが前述したリフロー炉またははんだ槽での熱で溶ける非耐熱樹脂で形成されている。
即ち、本発明では、コネクタ受け部9a,9b,9c,9dに用いられる耐熱樹脂量を少なくしてコストダウンを図るために、保持部7a,7bと外壁8a,8b,8c,8dとを別体で形成している。さらに、外壁8a,8b,8c,8dは、ケース4とも別体で形成されているので、ケース4の形状が異なりかつ外壁8a,8b,8c,8dの形状が共通する複数種の電気接続箱において、外壁8a,8b,8c,8dを共通部品として使用することができ、さらなるコストダウンを図ることができる。
また、本実施形態において用いられる鉛フリーはんだの融点は220℃程度であるので、本実施形態における前記「耐熱樹脂」は、融点が220℃よりも高いものになる。また、本発明において用いるのに好ましい耐熱樹脂としては、融点が240℃〜270℃程度であるSPS(具体的な製品としては、例えば、出光興産株式会社製「XAREC S131(融点約270℃)」)、融点が230℃程度であるPBT、融点が330℃程度であるHPA、融点が260℃程度であるPA/PPE(具体的な製品としては、例えば、旭化成ケミカルズ株式会社製「XYRON A0210(融点約260℃)」)、等が挙げられる。
また、本実施形態において用いられる鉛フリーはんだの融点は220℃程度であるので、本実施形態における前記「非耐熱樹脂」は、融点が220℃よりも低いものになる。また、本発明において用いるのに好ましい非耐熱樹脂としては、融点が165℃程度であるPPT、融点が165℃程度であるPPGT、融点が165℃程度であるPP、融点が165℃程度であるPP/PPE、等が挙げられる。
続いて、上述した電気接続箱1を組み立てる手順について説明する。まず最初に、端子6が取り付けられた保持部7a,7bの一対のネジ固定部75を基板5にネジ固定し、端子6と基板5とを前述した手順でリフローはんだ付けする。次に、前述した手順で保持部7a,7bに外壁8a,8b,8c,8dを組み付ける。そして、延設部71と挟持部74との間に前述したリブ22を位置付けるようにして基板5及びコネクタ受け部9a,9b,9c,9dを箱体2に組み付ける。最後に、箱体2に箱体3を組み付けて電気接続箱1の組み立てが完了する。
上述したように、本発明の電気接続箱1によれば、保持部7a,7bと外壁8a,8b,8c,8dとを別体で形成しているので、コネクタ受け部9a,9b,9c,9dに用いられる耐熱樹脂量を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。また、別体で形成された保持部7a,7bと外壁8a,8b,8c,8dとは、ネジなどが用いられることなく組み付けられるので、さらなるコストダウンを図ることができる。
また、保持部7a,7bと外壁8a,8b,8c,8dとを別体化すると、コネクタ12のコネクタ受け部9a,9b,9c,9dへの嵌合時及び離脱時に保持部7a,7bの底面部70に加えられる荷重によって当該底面部70が撓み易くなったり、基板5と端子6とのはんだ付け部に外力が加えられることが懸念されるが、本発明の電気接続箱1では、延設部71と挟持部74との間に箱体2のリブ22を位置付けることにより、底面部70の撓み量を小さくすることができ、前記はんだ付け部に外力が加えられることを防止できる。よって、前記はんだ付け部にひび割れが生じることを防止できる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態にかかる電気接続箱を図9〜図15を参照して説明する。また、図9〜図15において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態の電気接続箱101は、図9〜図12に示すように、互いに組み付けられた箱体102及び箱体103からなるケース104と、このケース104に収容された基板5と、ワイヤハーネス114のコネクタ112がそれぞれ嵌合される4つのコネクタ受け部109a,109b,109c,109dと、を備えている。
上記ワイヤハーネス114は、図10及び図11に示すように、複数の電線13と、これら電線13の端末に取り付けられたコネクタ112と、で構成されている。前記コネクタ112は、図10及び図11に示す治具116によって各コネクタ受け部109a,109b,109c,109d側に押し込まれることによりこれらコネクタ受け部109a,109b,109c,109dに嵌合される。
上記コネクタ受け部109a,109b,109c,109dは、図13及び図14に示すように、基板5の両端部に配置され、ケース104の外部に露出している。各コネクタ受け部109a,109b,109c,109dは、図12及び図13に示すように、複数のL字型の雄型の端子6が保持部107a,107bにインサート成型または圧入されて保持された端子取付体110a,110bと、複数の端子6の先端部6aの周りを囲んだ四角筒状の外壁108a,108b,108c,108dと、で構成されている。
また、本実施形態では、2つの保持部107a,107b、即ち端子取付体110a,110b、が設けられており、一方の保持部107a、即ち端子取付体110a、に2つの外壁108a,108bが組み付けられ、他方の保持部107b、即ち端子取付体110b、に2つの外壁108c,108dが組み付けられている。
上記端子6は、先端部6aが保持部107a,107bの後述する底面部170を貫通して当該底面部170の一方の面から突出している。この先端部6aは、コネクタ112の雌型の端子の内側に挿入されて該端子と電気接続される。また、端子6の基端部6bは、前述した「鉛フリーはんだ」を用いたリフローはんだ付けにより基板5に電気接続されている。
上記保持部107a,107bは、前述した「耐熱樹脂」で形成されている。図12及び図13に示すように、保持部107a,107bには、長方形の板状に形成され、その厚み方向に端子6の先端部6aが貫通した底面部170と、底面部170の幅方向の両端の外縁から底面部170の外方に延設された一対の延設部171と、一方の延設部171の長手方向の両端部に設けられ、基板5にネジ固定される一対のネジ固定部175と、が設けられている。
上記外壁108a,108b,108c,108dは、前述した「非耐熱樹脂」で形成され、保持部107a,107bと別体で設けられている。また、本実施形態では、外壁108a,108b,108c,108dは、箱体102に一体成形されている。
上記箱体102には、基板5と相対する本体壁120と、本体壁120の外縁から立設した複数の周壁121と、上述した外壁108a,108b,108c,108dと、が一体で設けられている。また、箱体102は、前述した「非耐熱樹脂」で形成されている。 また、図12及び図13に示すように、本体壁120には、保持部107a,107bの他方の延設部171が嵌まる溝122が2つ設けられている。保持部107a,107b、即ち端子取付体110a,110b、は、他方の延設部171が溝122に嵌まることでネジなどが用いられることなく箱体102に組み付けられる。
また、端子取付体110a,110bは、基板5に組み付けられた状態で基板5と共に箱体102に組み付けられる。このため、各外壁108a,108b,108c,108dには、図12〜図15に示すように、端子取付体110a,110bを箱体102に組み付ける際に端子6を各外壁108a,108b,108c,108dの内側に通すための切り欠き部181が設けられている。
上記箱体103には、基板5と相対する板状の本体壁130と、本体壁130の外縁から立設した複数の周壁131と、上述した各切り欠き部181を塞ぐ複数の塞ぎ部132と、が一体で設けられている。また、各切り欠き部181を塞いだ各塞ぎ部132は、その外表面が各外壁108a,108b,108c,108dの外表面と面一になっている。
上述した箱体102と箱体103とは、本体壁120と本体壁130との間に基板5及び端子取付体110a,110bを位置付けるようにして互いに組み付けられている。
続いて、上述した電気接続箱101を組み立てる手順について説明する。まず最初に、端子6が取り付けられた保持部107a,107bの一対のネジ固定部175を基板5にネジ固定し、端子6と基板5とを前述した手順でリフローはんだ付けする。次に、各切り欠き部181を通して端子6を各外壁108a,108b,108c,108dの内側に位置付けるとともに延設部171を溝122に嵌めることで、基板5及び端子取付体110a,110bを箱体102に組み付ける。最後に、箱体102に箱体103を組み付けて電気接続箱101の組み立てが完了する。
上述したように、本発明の電気接続箱101によれば、保持部107a,107bと外壁108a,108b,108c,108dとを別体で形成しているので、コネクタ受け部109a,109b,109c,109dに用いられる耐熱樹脂量を少なくすることができ、コストダウンを図ることができる。また、外壁108a,108b,108c,108dを箱体102に一体成形しているので、組み立て工数を少なくすることができ、容易に組み立てることができる。また、各外壁108a,108b,108c,108dに切り欠き部181が設けられているので、基板5の両端部に端子取付体110a,110bが組み付けられたものを箱体102に組み付けることができ、容易に組み立てることができる。さらに、各外壁108a,108b,108c,108dに設けられた切り欠き部181は、箱体103に設けられた塞ぎ部132によって塞がれるので、各外壁108a,108b,108c,108dの内側に塵や埃等の異物が進入することを防止できる。
また、保持部107a,107bと外壁108a,108b,108c,108dとを別体化すると、コネクタ112のコネクタ受け部109a,109b,109c,109dへの嵌合時及び離脱時に保持部107a,107bの底面部170に加えられる荷重によって当該底面部170が撓み易くなったり、基板5と端子6とのはんだ付け部に外力が加えられることが懸念されるが、本発明の電気接続箱101では、延設部171を箱体102の溝122に嵌めることにより、底面部170の撓み量を小さくすることができ、前記はんだ付け部に外力が加えられることを防止できる。よって、前記はんだ付け部にひび割れが生じることを防止できる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1,101 電気接続箱
4,104 ケース
5 基板
6 端子
7a,7b,107a,107b 保持部
8a,8b,8c,8d,108a,108b,108c,108d 外壁
9a,9b,9c,9d,109a,109b,109c,109d コネクタ受け部
12 コネクタ

Claims (4)

  1. ケースと、前記ケースに収容された基板と、はんだ付けにより前記基板に電気接続された端子と該端子を保持した保持部と前記端子の周りを囲んだ筒状の外壁とからなりコネクタが嵌合されるコネクタ受け部と、を備えた電気接続箱において、
    前記保持部と前記外壁とが別体で形成され、かつ、前記保持部が前記はんだ付け時に溶けない耐熱樹脂で形成され、前記外壁が前記はんだ付け時に溶ける非耐熱樹脂で形成されている
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記外壁が前記ケースと別体で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記保持部に、板状に形成され、その厚み方向に前記端子が貫通した底面部と、前記底面部の外縁から前記底面部の外方に延設された延設部と、前記延設部に貫通形成された穴と、前記穴の一部に重なる位置に配置されるとともに前記穴よりも前記端子の先端部側に配置された保持部側係止部と、が設けられ、
    前記外壁に、前記端子の先端部の周りを囲む筒部と、前記筒部の端部に連なり前記延設部と重なる当接部と、前記保持部側係止部に重ねられる外壁側係止部と、が設けられ、
    前記当接部が前記延設部に重なることで前記外壁側係止部が前記穴内に位置付けられた後、前記外壁が前記延設部の表面上をスライドすることで前記外壁側係止部が前記保持部側係止部に重ねられる
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記ケースが、互いに組み付けられる一対の箱体で構成され、
    前記外壁が、前記一対の箱体の一方に一体成形されており、かつ、
    前記外壁に、前記保持部及び前記端子を前記一方の箱体に組み付ける際に前記端子を前記外壁の内側に通すための切り欠き部が設けられ、
    前記一対の箱体の他方に、前記切り欠き部を塞ぐ塞ぎ部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
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