JP2012005265A - Dcdcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】DCDCコンバータの遮断時にスイッチング素子にかかる電圧ストレスを低減する。
【解決手段】トランスTの1次側に流れる電流の経路を制御するスイッチング素子M1、M2と、直流電源1からの電流をトランスTの1次側に供給するインダクタL1と、トランスTの2次側から出力される交流を整流する整流器2と、インダクタL1に流れる電流を吸収可能なスナバ回路4と、スイッチング素子M1、M2を所定のデューディ比でオン/オフさせるスイッチング制御部5と、トランスTに流れる電流の遮断時にインダクタL1に流れる電流Icをスナバ回路4にて吸収させるスナバ制御部6を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明はDCDCコンバータに関するものである。
DCDCコンバータでは、スイッチング素子のオン/オフによってトランスに流れる電流を制御することで、電力変換を行うようにした電流形絶縁コンバータがある(特許文献1)。
特開昭62−203559号公報
しかしながら、従来の電流形絶縁コンバータでは、出力電圧が入力電圧×巻線比以下の場合には、インダクタ電流が無制限に流れるため、電流形絶縁コンバータを頻繁に停止させなければならないという問題があった。
また、電流形絶縁コンバータの遮断時には、インダクタ電流の急変に対応してスイッチング素子に過大な電圧がかかり、スイッチング素子に過大な電圧ストレスが発生するという問題があった。
そこで、本発明の第1の目的は、DCDCコンバータの遮断時にスイッチング素子にかかる電圧ストレスを低減することが可能なDCDCコンバータを提供することである。
本発明の第2の目的は、DCDCコンバータの起動時に流れるインダクタ電流を低減することが可能なDCDCコンバータを提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載のDCDCコンバータによれば、トランスの1次側に流れる電流の経路を制御するスイッチング素子と、直流電源からの電流を前記トランスの1次側に供給するインダクタと、前記トランスの2次側から出力される交流を整流する整流器と、前記インダクタに並列に接続され、前記インダクタに流れる電流を吸収可能なスナバ回路と、前記スイッチング素子を所定のデューディ比でオン/オフさせるスイッチング制御部と、前記トランスに流れる電流の遮断時に前記インダクタに流れる電流を前記スナバ回路にて吸収させるスナバ制御部とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載のDCDCコンバータによれば、前記スイッチング素子は、前記トランスの一端と前記直流電源の負極側との間に接続された第1のスイッチング素子と、前記トランスの他端と前記直流電源の負極側との間に接続された第2のスイッチング素子とを備え、前記インダクタは、前記トランスの中間タップと前記直流電源の正極側との間に接続されていることを特徴とする。
また、請求項3記載のDCDCコンバータによれば、前記スイッチング素子は、第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とが互いに直列に接続された第1の直列回路と、第3および第4のスイッチング素子が互いに直列に接続された第2の直列回路とを備え、前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは互いに並列に接続され、前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と、前記第3および第4のスイッチング素子の接続点との間に前記トランスの1次巻線が接続され、前記第1および第3のスイッチング素子の接続点と前記直流電源の正極側との間にインダクタが接続されていることを特徴とする。
また、請求項4記載のDCDCコンバータによれば、前記スナバ回路は、抵抗とコンデンサの並列回路と、前記スナバ制御部によるオン/オフ制御に基づいて、前記インダクタに流れる電流を前記並列回路に流したり、前記インダクタに流れる電流が前記並列回路に流れるのを遮断したりする第3のスイッチング素子と、前記インダクタに流れる電流が前記第3のスイッチング素子のボディダイオードを介して前記並列回路に流れるのを防止するダイオードとを備えることを特徴とする。
また、請求項5記載のDCDCコンバータによれば、前記整流器から負荷に流れる電流をオン/オフするスイッチと、前記整流器から前記負荷に供給される出力電圧が、前記直流電源からの入力電圧に前記トランスの巻線比を乗じた値以下の場合、前記DCDCコンバータの起動時に前記スイッチをオフする起動制御部とを備えることを特徴とする。
また、請求項6記載のDCDCコンバータによれば、前記インダクタに流れる電流が所定値を超える場合、前記トランスに流れる電流の遮断させる過電流保護部と、前記整流器の後段に接続された平滑コンデンサとをさらに備え、前記起動制御部は、前記トランスに流れる電流の遮断後に前記トランスに流れる電流を再開させることを繰り返させることにより、前記負荷に供給される出力電圧を段階的に上昇させることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、DCDCコンバータの遮断時にスイッチング素子にかかる電圧ストレスを低減することが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るDCDCコンバータの概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1のDCDCコンバータの各部の波形を示すタイミングチャートである。 図3は、本発明の第2実施形態に係るDCDCコンバータの概略構成を示すブロック図である。 図4は、図3のDCDCコンバータの各部の波形を示すタイミングチャートである。 図5は、図1または図3のDCDCコンバータに用いられるスナバ回路のその他の例を示す回路図である。 図6は、図1または図3のDCDCコンバータに用いられるスナバ回路のさらにその他の例を示す回路図である。 図7は、図1または図3のDCDCコンバータに用いられるスナバ回路のさらにその他の例を示す回路図である。 図8は、本発明の第3実施形態に係るDCDCコンバータの概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態に係るDCDCコンバータについて図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るDCDCコンバータの概略構成を示すブロック図である。
図1において、このDCDCコンバータには、トランスTの1次側に流れる電流の経路を制御するスイッチング素子M1、M2と、直流電源1からの電流をトランスTの1次側に供給するインダクタL1と、トランスTの2次側から出力される交流を整流する整流器2と、インダクタL1に流れる電流を吸収可能なスナバ回路4と、スイッチング素子M1、M2を所定のデューディ比でオン/オフさせるスイッチング制御部5と、トランスTに流れる電流の遮断時にインダクタL1に流れる電流Icをスナバ回路4にて吸収させるスナバ制御部6が設けられている。
また、整流器2の後段には平滑コンデンサC0が接続され、平滑コンデンサC0の後段には負荷3が接続されている。なお、負荷3としては、例えば、直流で動作する電子機器であってもよいし、蓄電池であってもよいし、直流モータであってもよい。また、整流器2としては、例えば、ダイオードブリッジを用いることができる。
ここで、スイッチング素子M1はトランスTの一端と直流電源1の負極側との間に接続され、スイッチング素子M2はトランスTの他端と直流電源1の負極側との間に接続されている。インダクタL1は、トランスTの中間タップと直流電源1の正極側との間に接続されている。スナバ回路4はインダクタL1に並列に接続されている。なお、直流電源1とインダクタL1とで電流源を構成することができ、この電流源からの電流がスイッチング素子M1、M2にて制御されることにより、このDCDCコンバータは電流形絶縁コンバータとして動作することができる。
ここで、スナバ回路4には、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路と、スイッチング素子M3と、ダイオードD1とが設けられている。スイッチング素子M3は、スナバ制御部6によるオン/オフ制御に基づいて、インダクタL1に流れる電流Icを抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流したり、インダクタL1に流れる電流Icが抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流れるのを遮断したりすることができる。ダイオードD1は、インダクタL1に流れる電流がスイッチング素子M3のボディダイオードを介して抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流れるのを防止することができる。
ここで、スイッチング素子M3は、インダクタL1の一端と、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路の一端との間に接続されている。ダイオードD1は、インダクタL1の他端と、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路の他端との間に接続されている。また、ダイオードD1の向きは、ダイオードD1の順方向と、スイッチング素子M3のボディダイオードの順方向とが対向するように決めることができる。
なお、スイッチング素子M1〜M3としては、電界効果トランジスタを用いるようにしてもよいし、バイポーラトランジスタを用いるようにしてもよいし、IGBTを用いるようにしてもよい。また、スイッチング素子M1〜M3には、ボディダイオードを寄生的に形成することができる。あるいは、ボディダイオードを積極的に形成するようにしてもよい。
図2は、図1のDCDCコンバータの各部の波形を示すタイミングチャートである。
図2において、直流電源1からの直流はインダクタL1を介してトランスTの1次側に供給される。そして、DCDCコンバータの動作期間K1では、スイッチング素子M1、M2がオン/オフ制御されることによりプッシュプル動作される。このため、トランスTの1次側に流れる電流の反転が繰り返され、直流電源1からの直流が交流に変換された後、トランスTの2次側から出力される。そして、トランスTの2次側から出力された交流は、整流器2にて整流された後、平滑コンデンサC0にて平滑化されることで直流に変換され、負荷3に供給される。
この時、スイッチング素子M3はスナバ制御部6にてオフされ、インダクタL1に流れる電流Icが、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流れるのを防止される。また、インダクタL1に流れる電流Icが、スイッチング素子M3のボディダイオードを介して抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流れるのをダイオードD1によって防止される。
なお、スイッチング素子M1、M2のデューディ比は50%以上とし、スイッチング素子M1、M2のオン期間に重なりが発生するようにスイッチング素子M1、M2のオンタイミングを制御することができる。また、トランスTの偏磁を防止するために、スイッチング素子M1、M2のデューディ比は一致させるようにしてもよい。
DCDCコンバータの動作期間K1では、スイッチング素子M1、M2の少なくともいずれか一方が必ずオンし、スイッチング素子M1、M2が同時にオフされることがないように、スイッチング素子M1、M2のオンタイミングが制御される。
そして、DCDCコンバータの遮断期間K2において、スイッチング素子M1、M2がオフされることで、トランスTの1次側に流れる電流が遮断される。
この時、スイッチング素子M3はスナバ制御部6にてオンされ、インダクタL1に流れる電流Icが、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流されるように制御される。ここで、トランスTの1次側に流れる電流が遮断されたために、インダクタL1に流れる電流Icが急変し、インダクタL1の電圧が急増すると、コンデンサC1が急速に充電され、インダクタL1の電圧が抑えられる。このため、スイッチング素子M1、M2にかかる過大な電圧を低減させることができ、スイッチング素子M1、M2に発生する過大な電圧ストレスを抑制することができる。
そして、コンデンサC1に充電された電荷は抵抗R1を介して徐々に放電され、コンデンサC1の電圧Vcは徐々に低下される。
図3は、本発明の第2実施形態に係るDCDCコンバータの概略構成を示すブロック図である。
図3において、このDCDCコンバータには、インダクタL1に流れる電流Icをモニタする電流モニタ7、インダクタL1に流れる電流Icが所定値を超える場合、トランスTに流れる電流の遮断させる過電流保護部8、整流器2から負荷3に供給される出力電圧Voをモニタする電圧モニタ9、整流器2から負荷3に流れる電流をオン/オフするスイッチSW1およびスイッチSW1をオン/オフ制御する起動制御部10が図1の構成に追加されている。
ここで、起動制御部10は、整流器か2ら負荷3に供給される出力電圧Voが、直流電源1からの入力電圧にトランスTの巻線比を乗じた値以下の場合、DCDCコンバータの起動時にスイッチSW1をオフさせることができる。
また、起動制御部10は、トランスTに流れる電流の遮断後にトランスTに流れる電流を再開させることを繰り返させることにより、負荷3に供給される出力電圧Voをヒックアップ動作により段階的に上昇させることができる。
図4は、図3のDCDCコンバータの各部の波形を示すタイミングチャートである。
図4において、DCDCコンバータが起動されると、電圧モニタ9にて出力電圧Voがモニタされ、起動制御部10に出力される。そして、起動制御部10において、出力電圧Voが、直流電源1からの入力電圧にトランスTの巻線比を乗じた値以下の場合、スイッチSW1がオフされる。
また、DCDCコンバータの動作期間K1では、スイッチング素子M3はスナバ制御部6にてオフされ、インダクタL1に流れる電流Icが、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流れるのを防止される。そして、スイッチング素子M1、M2がスイッチング制御部5にてオン/オフ制御されることによりプッシュプル動作される。このため、トランスTの1次側に流れる電流の反転が繰り返されることで、直流電源1からの直流が交流に変換された後、トランスTの2次側から出力される。そして、トランスTの2次側から出力された交流は、整流器2にて整流された後、平滑コンデンサC0にて平滑化されることで直流に変換され、平滑コンデンサC0に充電されることで、出力電圧Voが徐々に上昇する。
この時、インダクタL1に流れる電流Icは電流モニタ7にてモニタされ、過電流保護部8に出力される。そして、過電流保護部8において、インダクタL1に流れる電流Icが制限値VPを超えると、スイッチング制御部5にてスイッチング素子M1、M2をオフさせることにより、トランスTに流れる電流を遮断させ、DCDCコンバータが遮断期間K2に移行される。
スイッチング制御部5にてスイッチング素子M1、M2をオフさせると、スイッチング素子M3がスナバ制御部6にてオンされる。このため、インダクタL1に流れる電流Icが、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路に流されるように制御され、スイッチング素子M1、M2に発生する過大な電圧ストレスが抑制される。そして、コンデンサC1に充電された電荷は抵抗R1を介して徐々に放電され、コンデンサC1の電圧Vcは徐々に低下される。
コンデンサC1に充電された電荷が放電された後、DCDCコンバータは動作期間K1に再度移行され、スイッチング素子M3はスナバ制御部6にてオフされる。そして、スイッチング素子M1、M2がスイッチング制御部5にてオン/オフ制御されることによりプッシュプル動作される。このため、トランスTの1次側に流れる電流の反転が繰り返されることで、直流電源1からの直流が交流に変換された後、トランスTの2次側から出力される。そして、トランスTの2次側から出力された交流は、整流器2にて整流された後、平滑コンデンサC0にて平滑化されることで直流に変換され、平滑コンデンサC0に充電されることで、出力電圧Voがさらに上昇する。
この時、インダクタL1に流れる電流Icは電流モニタ7にてモニタされ、過電流保護部8に出力される。そして、過電流保護部8において、インダクタL1に流れる電流Icが制限値VPを超えると、スイッチング制御部5にてスイッチング素子M1、M2をオフさせることにより、トランスTに流れる電流を遮断させ、DCDCコンバータが遮断期間K2に再度移行される。
以上のように、DCDCコンバータの動作期間K1と遮断期間K2とが繰り返されることで、平滑コンデンサC0からの出力電圧Voはヒックアップ動作により段階的に上昇される。そして、起動制御部10において、出力電圧Voが直流電源1からの入力電圧にトランスTの巻線比を乗じた値を超えると、スイッチSW1がオンされ、出力電圧Voが負荷3に供給される。
ここで、DCDCコンバータの起動時にスイッチSW1をオフし、平滑コンデンサC0から負荷3を切り離すことにより、DCDCコンバータの起動時に負荷3に電流が流れないようにすることができる。このため、DCDCコンバータの起動時にインダクタL1に流れる電流Icを低減しつつ、出力電圧Voを上昇させることができ、DCDCコンバータの遮断回数を低減させることができる。
なお、上述した第2実施形態では、DCDCコンバータの起動時に整流器か2ら負荷3に供給される出力電圧Voが、直流電源1からの入力電圧にトランスTの巻線比を乗じた値を超えたら、スイッチSW1をオンさせる方法について説明したが、DCDCコンバータの起動時の時間を計時するタイマを設け、DCDCコンバータの起動時から所定時間だけ経過したらスイッチSW1をオンさせるようにしてもよい。
図5〜図7は、図1または図3のDCDCコンバータに用いられるスナバ回路のその他の例を示す回路図である。
図5において、スナバ回路4aでは、スイッチング素子M3とダイオードD1は直列に接続されている。そして、スイッチング素子M3とダイオードD1の直列回路が、インダクタL1の他端と、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路の他端との間に接続されている。
図6において、スナバ回路4bでは、ダイオードD1は、インダクタL1の一端と、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路の一端との間に接続されている。スイッチング素子M3は、インダクタL1の他端と、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路の他端との間に接続されている。
図7において、スナバ回路4cでは、スイッチング素子M3とダイオードD1は直列に接続されている。そして、スイッチング素子M3とダイオードD1の直列回路が、インダクタL1の一端と、抵抗R1とコンデンサC1の並列回路の一端との間に接続されている。
図5〜図7のいずれかのスナバ回路4a〜4cを図1または図3のスナバ回路4の代わりに用いるようにしてもよい。また、図1および図5〜図7の接続方法以外の接続方法であってもよい。
図8は、本発明の第3実施形態に係るDCDCコンバータの概略構成を示すブロック図である。なお、この第3実施形態では、図1のプッシュプル構成の電流形電力変換器をフルブリッジ構成の電流形電力変換器に置換したものである。
図8において、このDCDCコンバータでは、図1のトランスT、スイッチング素子M1、M2およびインダクタL1の代わりにトランスT2、スイッチング素子M11〜M14およびインダクタL2が設けられている。
そして、スイッチング素子M11、M12は互いに直列に接続され、スイッチング素子M13、M14は互いに直列に接続されている。スイッチング素子M11、M12の直列回路とスイッチング素子M13、M14の直列回路とは互いに並列に接続され、スイッチング素子M11、M12の接続点とスイッチング素子M13、M14の接続点との間にはトランスT2の1次巻線が接続されている。そして、スイッチング素子M11、M13の接続点と直流電源1の正極側との間にはインダクタL2が接続されている。また、インダクタL2にはスナバ回路4が並列に接続されている。
なお、スイッチング素子M11〜M14としては、電界効果トランジスタを用いるようにしてもよいし、バイポーラトランジスタを用いるようにしてもよいし、IGBTを用いるようにしてもよい。また、スイッチング素子M11〜M14には、ボディダイオードを形成するようにしてもよい。
ここで、直流電源1とインダクタL2とで電流源を構成することができ、この電流源からの電流がスイッチング素子M11〜M14にて制御されることにより、電流形電力変換器として動作することができる。
このDCDCコンバータは、図1のスイッチング素子M1と同様のオン/オフタイミングでスイッチング素子M12、M13のゲートが駆動され、図1のスイッチング素子M2と同様のオン/オフタイミングでスイッチング素子M11、M14のゲートが駆動される。それ以外の動作は、図1のDCDCコンバータと同様である。
なお、図1のプッシュプル構成の電流形電力変換器では、直流電源1の電圧が低い時や平滑コンデンサC0の電圧の変動範囲が狭い時に有効である。図1の電流形電力変換器では、図8のフルブリッジ構成の電流形電力変換器に比べて回路構成を簡単化することができる。
一方、直流電源1の電圧が高い時や平滑コンデンサC0の電圧の変動範囲が広い時は、スイッチング素子M1、M2の電圧ストレスが大きくなるため、図8のフルブリッジ構成の電流形電力変換器が適している。
なお、図8の第3実施形態では、図1のプッシュプル構成の電流形電力変換器をフルブリッジ構成の電流形電力変換器に置換する方法について説明したが、図3のプッシュプル構成の電流形電力変換器をフルブリッジ構成の電流形電力変換器に置換するようにしてもよい。
本発明のDCDCコンバータは、トランスに流れる電流を制御するスイッチング素子に過大な電圧ストレスがかかるのを抑制することができ、電流形絶縁コンバータに利用することができる。
1 直流電源
2 整流器
3 負荷
4、4a〜4c スナバ回路
5 スイッチング制御部
6 スナバ制御部
7 電流モニタ
8 過電流保護部
9 電圧モニタ
10 起動制御部
T、T2 トランス
C0 平滑コンデンサ
L1、L2 インダクタ
R1 抵抗
C1 コンデンサ
D1 ダイオード
M1〜M3、M11〜M14 スイッチング素子

Claims (6)

  1. トランスの1次側に流れる電流の経路を制御するスイッチング素子と、
    直流電源からの電流を前記トランスの1次側に供給するインダクタと、
    前記トランスの2次側から出力される交流を整流する整流器と、
    前記インダクタに並列に接続され、前記インダクタに流れる電流を吸収可能なスナバ回路と、
    前記スイッチング素子を所定のデューディ比でオン/オフさせるスイッチング制御部と、
    前記トランスに流れる電流の遮断時に前記インダクタに流れる電流を前記スナバ回路にて吸収させるスナバ制御部とを備えることを特徴とするDCDCコンバータ。
  2. 前記スイッチング素子は、
    前記トランスの一端と前記直流電源の負極側との間に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記トランスの他端と前記直流電源の負極側との間に接続された第2のスイッチング素子とを備え、
    前記インダクタは、前記トランスの中間タップと前記直流電源の正極側との間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のDCDCコンバータ。
  3. 前記スイッチング素子は、
    第1のスイッチング素子と第2のスイッチング素子とが互いに直列に接続された第1の直列回路と、
    第3および第4のスイッチング素子が互いに直列に接続された第2の直列回路とを備え、
    前記第1の直列回路と前記第2の直列回路とは互いに並列に接続され、
    前記第1および第2のスイッチング素子の接続点と、前記第3および第4のスイッチング素子の接続点との間に前記トランスの1次巻線が接続され、
    前記第1および第3のスイッチング素子の接続点と前記直流電源の正極側との間にインダクタが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のDCDCコンバータ。
  4. 前記スナバ回路は、
    抵抗とコンデンサの並列回路と、
    前記スナバ制御部によるオン/オフ制御に基づいて、前記インダクタに流れる電流を前記並列回路に流したり、前記インダクタに流れる電流が前記並列回路に流れるのを遮断したりする第3のスイッチング素子と、
    前記インダクタに流れる電流が前記第3のスイッチング素子のボディダイオードを介して前記並列回路に流れるのを防止するダイオードとを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のDCDCコンバータ。
  5. 前記整流器から負荷に流れる電流をオン/オフするスイッチと、
    前記整流器から前記負荷に供給される出力電圧が、前記直流電源からの入力電圧に前記トランスの巻線比を乗じた値以下の場合、前記DCDCコンバータの起動時に前記スイッチをオフさせる起動制御部とを備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のDCDCコンバータ。
  6. 前記インダクタに流れる電流が所定値を超える場合、前記トランスに流れる電流の遮断させる過電流保護部と、
    前記整流器の後段に接続された平滑コンデンサとをさらに備え、
    前記起動制御部は、前記トランスに流れる電流の遮断後に前記トランスに流れる電流を再開させることを繰り返させることにより、前記負荷に供給される出力電圧を段階的に上昇させることを特徴とする請求項5に記載のDCDCコンバータ。
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