JP2012004975A - テレビジョン受像機、放熱部材、及び電子機器 - Google Patents

テレビジョン受像機、放熱部材、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】放熱効率の向上を図ることができる電子機器を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機は、筐体と、前記筐体に収容された発熱体と、前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第1放熱部と、前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第2放熱部と、前記第1放熱部及び前記第2放熱部に空気を送る冷却ファンとを具備した。放熱部材は、発熱体に面する受熱部と、突起部を有した放熱部とを有し、前記受熱部と前記放熱部とがひとつの板金部材で一体に形成された。
【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、放熱部材、並びにテレビジョン受像機及び電子機器の放熱構造に関する。
電子機器は、ヒートシンク、ヒートパイプ、及び冷却ファンから成る放熱構造を備えることがある。
再公表2005−043620号公報
電子機器は、放熱効率の向上が要望されている。
本発明の目的は、放熱効率の向上を図ることができるテレビジョン受像機、放熱部材、及び電子機器を提供することである。
実施形態によれば、テレビジョン受像機は、筐体と、前記筐体に収容された発熱体と、前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第1放熱部と、前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第2放熱部と、前記第1放熱部及び前記第2放熱部に空気を送る冷却ファンとを具備した。
実施形態によれば、放熱部材は、発熱体に面する受熱部と、突起部を有した放熱部とを有し、前記受熱部と前記放熱部とがひとつの板金部材で一体に形成された。
実施形態によれば、電子機器は、筐体と、前記筐体に収容された発熱体と、前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第1放熱部と、前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第2放熱部と、前記第1放熱部及び前記第2放熱部に空気を送る冷却ファンとを具備した。
第1実施形態に係る電子機器の一例を示す斜視図。 図1中に示された電子機器の下面の一例を示す平面図。 図1中に示された電子機器の側面の一例を示す斜視図。 図1中に示された電子機器の内部の一例を示す平面図。 図1中に示された電子機器の内部の一例を示す斜視図。 図4中に示された放熱構造の一例を示す斜視図。 図4中に示された放熱構造の一例を示す平面図。 図4中に示された放熱構造の一例を示す平面図。 図8中に示された放熱構造のF9−F9線に沿う断面図。 図8中に示された放熱構造のF10−F10線に沿う断面図。 第2実施形態に係るテレビジョン受像機の一例を斜視図。 第3実施形態に係る電子機器の一例を模式的に示す断面図。 第4実施形態に係る電子機器の一例を模式的に示す断面図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1乃至図10は、第1実施形態に係る電子機器1を開示している。電子機器1は、例えばノートブック型パーソナルコンピュータである。なお本実施形態が適用可能な電子機器は、上記に限定されるものではない。本実施形態は、例えばテレビジョン受像機や、録画再生装置、PDA(Personal digital Assistant)、ゲーム機などを含む種々の電子機器に広く適用可能である。
図1に示すように、電子機器1は、本体ユニット2と、表示ユニット3と、ヒンジ4a,4bとを備えている。本体ユニット2は、メインボードを搭載した電子機器本体である。本体ユニット2は、筐体5を備えている。筐体5は、上壁6、下壁7、及び周壁8を有し、扁平な箱状に形成されている。
下壁7は、電子機器1を机上に置いた時に、その机上面に向かい合う。下壁7は、机上面に対して略平行になる。上壁6は、下壁7との間に空間を空けて、下壁7と略平行(すなわち略水平)に広がる。上壁6には、キーボード9が取り付けられている。周壁8は、下壁7に対して起立し、下壁7の周縁部と上壁6の周縁部との間を繋いでいる。
筐体5は、ベース11と、カバー12とを有する。ベース11は、下壁7と、周壁8の一部とを含む。カバー12は、上壁6と、周壁8の一部とを含む。カバー12がベース11に組み合わされることで、筐体5が形成されている。
筐体5は、表示ユニット3が回動可能に連結された後端部13(第1端部)と、この後端部13とは反対側に位置した前端部14(第2端部)とを有する。周壁8は、前壁16、後壁17、左側壁18、及び右側壁19を有する。前壁16は、前端部14において筐体5の幅方向(左右方向)に延びている。後壁17は、後端部13において筐体5の幅方向に延びている。左側壁18及び右側壁19は、それぞれ筐体5の奥行方向(前後方向)に延びて、前壁16の端部と後壁17の端部とを繋いでいる。
表示ユニット3は、ヒンジ4a,4bによって、本体ユニット2の後端部13に回動可能(開閉可能)に連結されている。表示ユニット3は、本体ユニット2を上方から覆うように倒された閉じ位置と、本体ユニット2に対して起こされた開き位置との間で回動可能である。
図1に示すように、表示ユニット3は、表示筐体21と、この表示筐体21に収容された表示パネル22とを備えている。表示パネル22の表示画面22aは、表示筐体21の前壁に設けられた開口部21aを通じて外部に露出可能になっている。
図1に示すように、上壁6は、キーボード9が取り付けられたキーボード載置部24と、パームレスト25とを有する。パームレスト25は、キーボード載置部24よりも手前側、つまりキーボード載置部24と前壁16との間に設けられている。図9に示すように、キーボード載置部24は、パームレスト25に対して筐体5の内側に窪んでいる。これにより、キーボード載置部24に取り付けられたキーボード9の上面は、パームレスト25の上面と略同じか少し高くに位置する。
図2に示すように、筐体5の下壁7には、複数の脚部26が設けられている。この脚部26が机上面に接することで、筐体5の下壁7は、机上面から離れた位置で支持される。図2及び図3に示すように、筐体5は、第1吸気口31、第2吸気口32、及び第3吸気口33を備えている。第1吸気口31、第2吸気口32、及び第3吸気口33は、例えば筐体5の左前端部に集中して設けられている。
図2に示すように、第1吸気口31及び第3吸気口33は、下壁7に設けられている。第1吸気口31は、後述する冷却ファン35の下方に位置し、冷却ファン35に向かい合っている。第3吸気口33は、冷却ファン35の下方を外れ、第1吸気口31と前壁16との間に開口している。
図3に示すように、第2吸気口32は、左側壁18に設けられている。第2吸気口32は、例えば各種コネクタ36を露出させるための開口部である。第2吸気口32は、コネクタ36と筐体5との間の隙間を通じて筐体5内に外気を流入させる。
図3に示すように、筐体5は、第1排気口38及び第2排気口39を備えている。第1排気口38は、筐体5の後端部13において左側壁18に設けられ、例えばキーボード9の側方から後側にかけて位置している。第1排気口38は、後述する第1ヒートシンク41に側方から向かい合う。第2排気口39は、筐体5の後端部13において下壁7に設けられ、第1ヒートシンク41に下方から向かい合う。
図7に示すように、筐体5は、回路基板43、受熱部44、ヒートパイプ45、第1ヒートシンク41、第2ヒートシンク42、及び冷却ファン35を収容している。回路基板43は、例えばメインボードである。図9に示すように、回路基板43は、キーボード載置部24の下方に配置されている。
図7に示すように、回路基板43は、第1発熱体51、及び第2発熱体52を備えている。第1発熱体51の一例は、CPU(Central Processing Unit)である。第1発熱体51は、回路基板43のなかで発熱量が比較的大きな部品のひとつである。第2発熱体52の一例は、電源回路部品である。第2発熱体52の発熱量は、第1発熱体51の発熱量に比べて小さい。なお、回路基板43に実装される発熱体は、上記に限られない。「発熱体」は、種々の電子部品が適宜該当する。第2発熱体52に比べて第1発熱体51は、冷却ファン35の近くに配置されている。
ここで、第1方向D1及び第2方向D2を定義する。図7に示すように、第1方向D1は、冷却ファン35から第1発熱体51に向かう方向であり、冷却ファン35の空気の吐出方向である。第2方向D2は、第1方向D1に略直交し、第2ヒートシンク42から第1ヒートシンク41に向かう方向である。
なお本明細書では、電子機器1の正規の姿勢(図1の姿勢)を基準に上下左右を定義している。そのため、図2、図4、図5、図7乃至図10など、電子機器1を逆さまにした図を用いた説明では、上下及び左右の表現が図中とは逆になっている。
図7に示すように、第1ヒートシンク41は、筐体5の後端部13に配置され、筐体5の第1排気口38に面している。第1ヒートシンク41は、第1放熱部の一例である。第1ヒートシンク41は、例えば複数のフィンを有したフィンユニットである。第1ヒートシンク41は、キーボード載置部24の下方に位置する。第1ヒートシンク41は、フィンとフィンとの間の隙間を第1排気口38に向けている。第1ヒートパイプ45は、回路基板43に重ねられていない。回路基板43は、第1ヒートシンク41を避ける切り欠き部54を有する。
図7に示すように、第1発熱体51には、受熱部44が取り付けられている。受熱部44は、板状に形成され、第1発熱体51に面している。受熱部44は、例えば熱伝導グリス、または熱伝導シートを介して第1発熱体51に熱接続されている。
ヒートパイプ45は、熱輸送部材の一例である。ヒートパイプ45は、受熱部44に取り付けられ、受熱部44に熱接続されている。これにより、ヒートパイプ45は、受熱部44を介して第1発熱体51に熱接続されている。ヒートパイプ45は、第1発熱体51から第1ヒートシンク41まで延びている。
第1ヒートパイプ45は、第1発熱体51を第1ヒートシンク41に熱接続しており、第1発熱体51の熱を第1ヒートシンク41に移動させる。第1ヒートシンク41は、第1発熱体51に対して筐体5の後方にずれて配置されている。これにより、ヒートパイプ45の全長を比較的短くすることができる。
図7に示すように、冷却ファン35は、第1ヒートシンク41との間に空間を空けて、例えば筐体5の前端部14に配置されている。冷却ファン35は、第1発熱体51に対して、第1ヒートシンク41及び第2ヒートシンク42とは反対側に位置している。
図9に示すように、冷却ファン35は、パームレスト25の下方に配置されている。つまり冷却ファン35は、筐体5内の厚さが比較的小さなキーボード載置部24の下方を外れて、筐体5内の厚さが比較的大きなパームレスト25の下方に配置されている。
冷却ファン35は、遠心式ファンであり、ファンケース55と、このファンケース55内で回転駆動される羽根車56とを有している。ファンケース55は、第1吸込口57、第2吸込口58、及び吐出口59を備えている。
図9に示すように、ファンケース55は、下壁7に向かう合う下面55a、この下面55aとは反対側に位置して上壁6に向かい合う上面55b、及び回路基板43に向かう合う周面55cを有する。第1吸込口57は、ファンケース55の下面55aに設けられ、下壁7の第1吸気口31に向かい合っている。第2吸込口58は、ファンケース55の上面55bに設けられ、パームレスト25に面している。
吐出口59は、周面55cに設けられている。吐出口59は、第1方向D1に開口し、第1発熱体51に向いている。冷却ファン35は、第1吸込口57及び第2吸込口58から筐体5内の空気を吸い込み、その空気を吐出口59から第1発熱体51に向けて吐出する。冷却ファン35は、後述するように、第1ヒートシンク41及び第2ヒートシンク42に空気を送る。
図8に示すように、電子機器1は、筐体5内の空間の一部を仕切る遮風部61を備えている。この遮風部61によって、冷却ファン35からの空気を、第1発熱体51の上を通過させて第1ヒートシンク41まで導く導風路62(送風流路)が形成されている。
遮風部61は、例えば回路基板43に実装された電子部品63,64,65,66、及びいくつかのシーリング部材71,72,73,74によって形成されている。なお図7は、シーリング部材71,72,73,74を取り外して示している。また図7及び図8では、説明の便宜上、遮風部61を構成する部品にハッチングを施している。なお遮風部61は、筐体5の一部として設けられたリブや、合成樹脂製の別ピースなどによって形成されてもよい。
図7に示すように、回路基板43は、メモリスロットコネクタ63、LCDコネクタ64、第1電源コイル65、及び第2電源コイル66を実装している。メモリスロットコネクタ63は、基板部品の一例であり、長尺コネクタの一例である。なおここで言う「長尺コネクタ」とは、長手方向の長さが第1発熱体51(第1発熱体)のチップの一辺よりも大きなコネクタを指す。「長尺コネクタ」は、メモリスロットコネクタ63に限らず、例えばドッキングコネクタや、テレビチューナー用のコネクタ等であってもよい。
図7に示すように、メモリスロットコネクタ63の長手方向は、冷却ファン35の吐出方向(第1方向D1)に沿っている。メモリスロットコネクタ63には、メモリ68が装着される。メモリ68は、複数のメモリチップ68aが搭載されたメモリ基板68bを有する。メモリスロットコネクタ63は、メモリ68を第1発熱体51とは反対側に向けて、第1発熱体51の隣に配置されている。
メモリスロットコネクタ63は、回路基板43からメモリ68を浮かして保持する一対の保持部69と、回路基板43に固定された端子部70とを有する。端子部70は、回路基板43に密着し、回路基板43との間に隙間を有しない。
図10に示すように、メモリスロットコネクタ63は、いわゆる2段式メモリ収容部の2段目となるコネクタである。つまり、メモリスロットコネクタ63に装着されたメモリ68と回路基板43との間に、他のメモリスロットコネクタ63aが位置する。つまり、メモリスロットコネクタ63の端子部70は、比較的背が高い。
図7に示すように、メモリスロットコネクタ63は、保持部69よりも端子部70が第1発熱体51の近くに配置されている。メモリスロットコネクタ63の一部は、第1発熱体51に向かい合っている。メモリスロットコネクタ63は、第1発熱体51と平行に配置されている。メモリスロットコネクタ63は、第1発熱体51の側方から第2発熱体52の側方に亘っている。またメモリスロットコネクタ63は、第2方向D2において、第1ヒートシンク41の一部、及び第2電源コイル66に向かい合っている。
図7に示すように、メモリスロットコネクタ63の端部と、第1ヒートシンク41の端部との間には、第1電源コイル65及びLCDコネクタ64が実装されている。第1電源コイル65及びLCDコネクタ64は、それぞれ基板部品の一例である。第1電源コイル65及びLCDコネクタ64は、互いに第2方向D2に並んでいる。
第1電源コイル65及びLCDコネクタ64は、第1方向D1において、冷却ファン35の吐出口59に向かい合っている。つまり、冷却ファン35の吐出口59から吐出された空気は、第1発熱体51及び第2発熱体52を通過した後に、第1電源コイル65及びLCDコネクタ64にぶつかり、第1ヒートシンク41に向かう流れに変わる。
一方、第2電源コイル66は、第1発熱体51に対して、メモリスロットコネクタ63とは反対側に位置している。第2電源コイル66とメモリスロットコネクタ63との間の間隔は、冷却ファン35の吐出口59の幅と略同じである。
以上のように配置されたメモリスロットコネクタ63、第1電源コイル65、LCDコネクタ64は、及び第2電源コイル66は、筐体5の下壁7や筐体5の左側壁18と協働して、冷却ファン35から第1ヒートシンク41に向かって冷却風が流れる略L字状の導風路62を形成する。
つまり、メモリスロットコネクタ63、第1電源コイル65、LCDコネクタ64、及び第2電源コイル66は、それぞれ導風路62の少なくとも一部の壁面を形成する。すなわち、メモリスロットコネクタ63、第1電源コイル65、LCDコネクタ64、及び第2電源コイル66は、それぞれ冷却ファン35から第1ヒートシンク41に向けて冷却風を導く壁となる。
各シーリング部材71,72,73,74は、それぞれ例えば弾性部材の一例であり、非導電性部材の一例である。各シーリング部材71,72,73,74は、例えばスポンジ、ゴム、またはインシュレータのような絶縁体である。
図8及び図10に示すように、メモリスロットコネクタ63の端子部70と筐体5の内面との間には、第1シーリング部材71が設けられている。第1シーリング部材71は、第1方向D1に沿って延びている。第1シーリング部材71は、メモリスロットコネクタ63の端子部70と略同じ長さを有する。第1シーリング部材71は、メモリスロットコネクタ63と筐体5の内面との間の隙間で圧縮され、この隙間を気密に塞いでいる。
第1電源コイル65と筐体5の内面との間には、第2シーリング部材72が設けられている。第2シーリング部材72は、例えばメモリスロットコネクタ63の端部からLCDコネクタ64の端部まで延びている。第2シーリング部材72は、第1電源コイル65と筐体5の内面との間の隙間で圧縮され、この隙間を気密に塞いでいる。なお第2シーリング部材72は、例えば第1ヒートシンク41の端部まで延長されていてもよい。また第2シーリング部材72は、LCDコネクタ64と筐体5の内面との間に設けられてもよい。
図8に示すように、第2電源コイル66と筐体5の内面との間には、第3シーリング部材73が設けられている。第3シーリング部材73は、例えば冷却ファン35の端部から第1ヒートシンク41の端部まで延びている。第3シーリング部材73は、第2電源コイル66と筐体5の内面との間の隙間で圧縮され、この隙間を気密に塞いでいる。なお、第3シーリング部材73は、例えば冷却ファン35と第1ヒートシンク41との間の一部にだけ設けられてもよい。
図8及び図10に示すように、第1ヒートシンク41と筐体5の内面との間には、第4シーリング部材74が設けられている。第4シーリング部材74は、第1ヒートシンク41の長手方向(第1方向D1)の全長に亘っている。第4シーリング部材74は、第1ヒートシンク41と筐体5の内面との間の隙間で圧縮され、この隙間を気密に塞いでいる。
これにより、第1ヒートシンク41まで達した冷却風は、第1ヒートシンク41と筐体5の内面との間の隙間を通らず、第1ヒートシンク41のフィンとフィンの間を通って外部に排気される。以上の構成により、冷却ファン35から吐出された空気は、第1発熱体51を通過した後、第1ヒートシンク41に向いて流れ方向が変わる略L字状の流れ経路を有する。
図8に示すように、導風路62内には、第2ヒートシンク42が設けられている。第2ヒートシンク42は、第2放熱部の一例である。第2ヒートシンク42は、冷却ファン35からの空気の流れ経路において、第1発熱体51と第1ヒートシンク41との間に位置する。換言すれば、第1発熱体51は、冷却ファン35と第2ヒートシンク42との間に位置する。
第2ヒートシンク42は、板金部材によって板状に形成されている。第2ヒートシンク42は、回路基板43に重ねて配置され、回路基板43と略平行である。つまり、第2ヒートシンク42は、回路基板43の領域内に配置されている。
図6に示すように、第2ヒートシンク42は、受熱部44に連結されている。第2ヒートシンク42は、例えばひとつの板金部材によって、受熱部44と一体に形成されている。第2ヒートシンク42は、受熱部44を介して第1発熱体51に熱接続されている。換言すれば、第1発熱体51には、受熱部44と放熱部(第2ヒートシンク42)とを一体に備えた放熱部材81が取り付けられている。
図9に示すように、第2ヒートシンク42は、受熱部44に対して、後方側(冷却風の下流側)に延びている。第2ヒートシンク42は、第2発熱体52を覆っている。第2ヒートシンク42は、略矩形状に形成され、メモリスロットコネクタ63及び第1ヒートシンク41と略平行である。第2ヒートシンク42は、第2方向D2において、第1ヒートシンク41に向かい合う。第2ヒートシンク42は、メモリスロットコネクタ63の一部と第1ヒートシンク41との間に位置する。
図9に示すように、第2ヒートシンク42は、受熱部44に対して段差部82を有し、受熱部44よりも回路基板43から離れている。これにより、第2ヒートシンク42と回路基板43との間に、空気が流れる隙間Sが形成されている。
第2ヒートシンク42と受熱部44との間の段差部82は、ヒートパイプ45の厚さよりも大きい。これにより、第2ヒートシンク42は、ヒートパイプ45よりも回路基板43から離れている。このため、冷却ファン35からの空気が、ヒートパイプ45に邪魔されずに第2ヒートシンク42に届きやすい。なお図9では、説明の便宜上、押さえ部材91は省略している。
図9に示すように、第2ヒートシンク42は、第1面84と、第2面85とを有する。第1面84は、回路基板43に面する。第2面85は、第1面84とは反対側に位置し、筐体5の内面に面する。第2面85には、複数の突起部86が設けられている。突起部86は、冷却ファン35の送風方向(第1方向D1)、及びこれに略直交する方向(第2方向D2)に並設されている。
図6に示すように、突起部86は、板状の第2ヒートシンク42の一部が例えばプレス加工などにより盛り上がるように折り曲げられて形成されている。突起部86は、山型に形成され、冷却ファン35の送風方向に延びている。このため突起部86は、冷却ファン35の送風方向に延び、冷却風が通る貫通孔87を有する。貫通孔87は、冷却ファン35の送風方向に沿って突起部86を貫通している。
またこの貫通孔87は、第2ヒートシンク42の第1面84から第2面85にも貫通しており、回路基板43に臨んでいる。貫通孔87は、突起部86を山型に盛り上げることで、突起部86が形成された領域に設けられている。冷却ファン35からの空気は、貫通孔87を通じて、第2ヒートシンク42と回路基板43との間の隙間Sに流入することができる。
なお図8に示すように、第1発熱体51とは反対側であり、且つ、第1ヒートシンク41側となる第2ヒートシンク42の端部(コーナー部)は、突起部86が設けられておらず、平坦状をしている。このため、第2ヒートシンク42を通過する空気は、第1ヒートシンク41に向けて流れ方向を変えやすい。
図7に示すように、受熱部44には、押さえ部材91が取り付けられている。押さえ部材91は、ヒートパイプ45に面した押さえ部92と、回路基板43に固定された固定部93(第1固定部)と、受熱部44に固定された固定部94(第2固定部)とを有する。押さえ部材91は、板ばねとして機能し、受熱部44を第1発熱体51に向けて押えている。これにより、受熱部44と第1発熱体51との間の熱伝導性が高められている。
押さえ部材91の固定部93は、第1方向D1に受熱部44を跨いでいる。第2ヒートシンク42は、第1面84から第2面85に貫通し、押さえ部材91の固定部93が通される切欠き部95を有している。押さえ部材91の固定部93は、この切欠き部95に通されて回路基板43に取り付けられている。切欠き部95は、第2ヒートシンク42、段差部82、及び受熱部44に亘っている。切欠き部95は、第2ヒートシンク42の上流側の端部に設けられ、冷却ファン35の吐出口59に向かい合っている。
受熱部44を通過した空気は、この切欠き部95から第2ヒートシンク42と回路基板43との間の隙間Sに流入することができる。なお、ここでいう「切欠き部」とは、部品の端部を切り欠いたものに限らず、例えば図6に示すような部品の中央部に設けられた開口部(貫通孔)も含む。図8に示すように、第2ヒートシンク42は、コネクタ96を避ける他の切欠き部97を有する。
次に、電子機器1の作用について説明する。
電子機器1が使用されると、第1発熱体51及び第2発熱体52が発熱する。第1発熱体51からの熱の一部は、受熱部44及びヒートパイプ45を介して第1ヒートシンク41に運ばれる。また、第1発熱体51からの熱の他の一部は、受熱部44を介して第2ヒートシンク42に運ばれる。
冷却ファン35は、筐体5の第1吸気口31、第2吸気口32、及び第3吸気口33を通じて、筐体5の外部のフレッシュエアーを取り込む。そしてこの取り込んだ比較的冷たい空気(暖められていない空気)を、第1発熱体51に向けて吐出する。
第1発熱体51に向けて吐出された熱は、第1発熱体51の周囲を通過する過程で第1発熱体51から熱を奪う。そして第1発熱体51を通過した空気は、第2ヒートシンク42に向けて流れる。そしてその空気は、第2ヒートシンク42の周囲を通過する過程で第2ヒートシンク42から熱を奪う。
このとき、第2ヒートシンク42に向けて流れた空気の一部は、第2ヒートシンク42の貫通孔87や切欠き部95から第2ヒートシンク42と回路基板43との間の隙間Sに流れ込む。この隙間Sに流れ込んだ空気は、第2発熱体52の周囲を通過し、その過程で第2発熱体52から熱を奪う。
第2ヒートシンク42を通過した空気は、導風路62によって第1ヒートシンク41に向かって流れる。そしてこの空気は、第1ヒートシンク41を通過する過程で、第1ヒートシンク41から熱を奪う。第1ヒートシンク41を通過した空気は、第1排気口38及び第2排気口39から筐体5の外部に放出される。
このような構成によれば、放熱効率の向上を図ることができる。すなわち、1つの発熱体51に2つのヒートシンク41,42が熱接続されていると、1つの発熱体51に対して複数の放熱経路が確保されることになるので、発熱体51を効率良く冷却することができる。
つまり、発熱体51の熱を、本来設けられる第1ヒートシンク41に加えて、追加的に設けられた第2ヒートシンク42でも放熱することができるので、高い放熱効率を実現することができる。そして、これらの2つのヒートシンク41,42が1つの冷却ファン35によって送風冷却されると、冷却ファンの数を増やさなくてすみ、小型化や低コスト化を期待することができる。
本実施形態では、第1発熱体51は、冷却ファン35からの空気の流れ経路において、第2ヒートシンク42と冷却ファン35との間に位置する。つまり、冷却ファン35からの空気の流れ経路において、第1発熱体51は、第1ヒートシンク41及び第2ヒートシンク42よりも上流側に位置する。
この構成によれば、第1ヒートシンク41や第2ヒートシンク42で暖められていない比較的冷たい空気が、最も冷却したい第1発熱体51にまず供給される。この構成によれば、第2ヒートシンク42を通過した空気が第1発熱体51に供給される場合に比べて、第1発熱体51の冷却が促進されやすく、電子機器1の全体として放熱効率を向上させることができる。
本実施形態では、第1ヒートシンク41は、ヒートパイプ45で第1発熱体51に熱接続されるとともに、筐体5の排気口38に面している。そして第2ヒートシンク42は、第1発熱体51と第1ヒートシンク41との間に位置している。つまり、第2ヒートシンク42は、排気口38に隣接して配置された第1ヒートシンク41と、第1発熱体51との間に空間を有効活用して配置されている。このような配置構造を採用することで、第2ヒートシンク42を設けても電子機器1の小型化を図りやすい。
本実施形態では、第1ヒートシンク41がフィンユニットであるとともに、第2ヒートシンク42は、板状に形成されている。板状の第2ヒートシンク42は、他のユニットや部品と重ねて配置することができるため、第2ヒートシンク42を設けても電子機器1の小型化を図りやすい。特に、第2ヒートシンク42を回路基板43に重ねて配置することで、回路基板43の大きさを制限することなく、第2ヒートシンク42を配置することができる。
また板状の第2ヒートシンク42は、フィンユニットに比べて、形状の自由度が大きく、部分的に切欠き部を設けることもできる。例えば第2ヒートシンク42は、コネクタ96を避ける切欠き部97が設けられている。このような第2ヒートシンク42は、フィンユニットに比べて実装制限が小さく、余ったスペースを利用して設けることができる。
本実施形態では、第2ヒートシンク42は、受熱部44とひとつの板金部材で一体に形成されている。このような第2ヒートシンク42は、受熱部44との間に高い熱交換効率を確保することができるので、第1発熱体51の放熱を促進しやすい。更に、第2ヒートシンク42と受熱部44とを一体に形成することで、部品点数の削減や製造コストの低減を図ることができる。
本実施形態では、第2ヒートシンク42が、第1ヒートシンク41よりも上流側に位置している。冷却ファン35からの空気は、第2ヒートシンク42を通過した後に、第1ヒートシンク41に供給される。このため、空気に含まれる埃の一部は、第1ヒートシンク41に達する前に第2ヒートシンク42に付着する。
つまり、第2ヒートシンク42を設けることで、第1ヒートシンク41に付着する埃を少なくすることができる。ここで、板状である第2ヒートシンク42は、フィンユニットである第1ヒートシンク41に比べて清掃を行いやすい。このため全体として、清掃効率が良くなる。
本実施形態では、第2ヒートシンク42は、複数の突起部86を有する。このような第2ヒートシンク42は、放熱面積が拡大されており、放熱効率をより高めることができる。突起部86が冷却ファン35の送風方向に沿って延びた貫通孔87を有すると、冷却風の流れが乱れにくいとともに、第2ヒートシンク42の放熱面積をさらに拡大することができる。
本実施形態では、突起部86は、冷却ファン35の送風方向に並んでいる。このような構成によれば、冷却ファン35からの空気は、突起部86によって流れが整えられ、乱れが少ない状態で第1ヒートシンク41へ向けて導かれる。このため、筐体5内において空気の滞留や逆流が生じにくく、放熱効率を高めやすい。
貫通孔87が第2ヒートシンク42の裏面(第1面84)に貫通していると、この貫通孔87を通じて第2ヒートシンク42と回路基板43との間に空気が流れることができる。つまり、第2ヒートシンク42の裏面も冷却風に直接晒されることになり、第2ヒートシンク42の放熱効率がさらに高まる。
また、第2ヒートシンク42と回路基板43との間に空気が流れることで、回路基板43に実装された電子部品(例えば第2発熱体52)の冷却を促進することができる。つまり、第2ヒートシンク42を配置することによって第2ヒートシンク42に覆われてしまった部品にも冷却風を供給することができる。
本実施形態では、第2ヒートシンク42は、受熱部44よりも回路基板43から離れている。これにより、第2ヒートシンク42と回路基板43との間に空気が流れる隙間Sがより大きく形成されている。これにより、回路基板43に実装された電子部品の冷却をより促進することができる。
本実施形態では、第2ヒートシンク42は、当該第2ヒートシンク42を貫通し、押さえ部材91の固定部93が通される切欠き部95を有する。冷却ファン35からの空気は、この切欠き部95を通じて、第2ヒートシンク42と回路基板43との間に空気が流れることができる。これにより、上記と同様に、回路基板43に実装された電子部品の冷却をより促進することができる。
本実施形態では、発熱体51に面する受熱部44と、突起部86を有した第2ヒートシンク42とを有し、受熱部44と第2ヒートシンク42とがひとつの板金部材で一体に形成された放熱部材81を有する。このような放熱部材81によれば、受熱部44と第2ヒートシンク42との間に高い熱交換効率を確保することができ、第2ヒートシンク42の放熱効率を高めることができる。さらに、受熱部44と第2ヒートシンク42とが一体に形成されると、製造コストを低減することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るテレビジョン受像機101について、図11を参照して説明する。なお上記第1実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図11に示すように、テレビジョン受像機101は、筐体5と、筐体5に収容された表示パネル22とを有する。筐体5内には、上記第1実施形態と同様の構成が設けられている。図11には一部の構成のみしか図示しないが、筐体5内には、回路基板43、第1発熱体51、第2発熱体52、冷却ファン35、第1ヒートシンク41、第2ヒートシンク42、受熱部44などが上記第1実施形態と略同じ構造及び位置関係で収容されている。
このような構成によっても、上記第1実施形態と同様に、放熱効率の向上を図ることができる。また、テレビジョン受像機101は、後述の第3実施形態及び第4実施形態と略同じ構成を有してもよい。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る電子機器1について、図12を参照して説明する。なお上記第1実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
図12に示すように、筐体5は、発熱体51を収容している。第1ヒートシンク41は、筐体5の排気口38に面している。発熱体51は、第1ヒートシンク41及び第2ヒートシンク42と、冷却ファン35との間に位置している。冷却ファン35は、発熱体51に向けて空気を吐出する。冷却ファン35からの空気の流れ経路は、冷却ファン35から筐体5の排気口38に向かう直線状である。
第2ヒートシンク42は、冷却ファン35からの空気の流れ経路において、発熱体51と第1ヒートシンク41との間に位置する。第1ヒートシンク41及び第2ヒートシンク42は、例えばそれぞれフィンユニットである。第1ヒートシンク41は、第1ヒートパイプ45によって発熱体51に熱接続されている。第2ヒートシンク42は、第2ヒートパイプ111によって発熱体51に熱接続されている。
このような構成によっても、上記第1実施形態と同様に、放熱効率の向上を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る電子機器1について、図13を参照して説明する。なお上記第1実施形態の構成と同一または類似の機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。また、下記に説明する以外の構成は、上記第3の実施形態と同じである。
図13に示すように、冷却ファン35は、発熱体51と、第2ヒートシンク42との間に位置している。このような構成によっても、上記第1実施形態と同様に、放熱効率の向上を図ることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第1実施形態及び第2実施形態において、第2ヒートシンク42は、ヒートパイプによって第1発熱体51に熱接続されていてもよい。受熱部44と第2ヒートシンク42は、一体で無くてもよい。第2ヒートシンク42の突起部86、貫通孔87、切欠き部95の形状や数、構造などは限定されるものではない。突起部86、貫通孔87、切欠き部95は適宜省略してもよい。
第1ヒートシンク41は、筐体5の排気口38に面していなくてもよい。第1ヒートシンク41は、ヒートパイプ45で第1発熱体51に熱接続されていなくてもよい。第1ヒートシンク41は、受熱部44と一体に形成されてもよい。第1ヒートシンク41は、フィンユニットでなくてもよく、例えば板状に形成されてもよい。
1…電子機器、5…筐体、38…排気口、35…冷却ファン、41…第1ヒートシンク、42…第2ヒートシンク、43…回路基板、44…受熱部、45…ヒートパイプ、51…発熱体、81…放熱部材、82…段差部、84…第1面、85…第2面、86…突起部、87…貫通孔、91…押さえ部材、93…固定部、101…テレビジョン受像機。

Claims (12)

  1. 排気口が設けられた筐体と、
    前記筐体に収容された発熱体と、
    前記発熱体に向けて空気を吐出する冷却ファンと、
    前記排気口に面した第1ヒートシンクと、
    前記発熱体を前記第1ヒートシンクに熱接続したヒートパイプと、
    前記冷却ファンからの空気の流れ経路において、前記発熱体と前記第1ヒートシンクとの間に位置し、前記発熱体に熱接続された第2ヒートシンクと、
    を具備したテレビジョン受像機。
  2. 請求項1の記載において、
    前記第2ヒートシンクは、板状に形成されたテレビジョン受像機。
  3. 請求項1または請求項2の記載において、
    前記発熱体に面した受熱部を更に備え、
    前記第2ヒートシンクは、前記受熱部とひとつの板金部材で一体に形成されたテレビジョン受像機。
  4. 請求項1または請求項3の記載において、
    前記第2ヒートシンクは、複数の突起部を有したテレビジョン受像機。
  5. 請求項4の記載において、
    前記突起部は、前記冷却ファンからの空気が流れる貫通孔が設けられたテレビジョン受像機。
  6. 請求項5の記載において、
    前記発熱体が実装された回路基板を更に備え、
    前記第2ヒートシンクは、前記回路基板に重ねて配置されたテレビジョン受像機。
  7. 請求項6の記載において、
    前記第2ヒートシンクは、前記回路基板に面した第1面と、この第1面とは反対側に位置した第2面とを有し、前記貫通孔は、前記第1面から前記第2面に貫通したテレビジョン受像機。
  8. 請求項7の記載において、
    前記第2ヒートシンクは、前記受熱部よりも前記回路基板から離れ、当該第2ヒートシンクと前記回路基板との間に前記空気が流れる隙間が設けられたテレビジョン受像機。
  9. 請求項7の記載において、
    前記ヒートパイプに面した押さえ部と、前記回路基板に固定された固定部とを有した押さえ部材を更に備え、前記第2ヒートシンクは、前記第1面から前記第2面に貫通し、前記押さえ部材の固定部が通される切り欠き部が設けられたテレビジョン受像機。
  10. 発熱体に面する受熱部と、突起部を有した放熱部とを有し、前記受熱部と前記放熱部とがひとつの板金部材で一体に形成された放熱部材。
  11. 筐体と、
    前記筐体に収容された発熱体と、
    前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第1放熱部と、
    前記筐体に収容され、前記発熱体に熱接続された第2放熱部と、
    前記第1放熱部及び前記第2放熱部に空気を送る冷却ファンと、
    を具備した電子機器。
  12. 請求項11の記載において、
    前記発熱体は、前記空気の流れ経路において、前記第2放熱部と前記冷却ファンとの間に位置し、前記冷却ファンは、前記発熱体に向けて前記空気を吐出する電子機器。
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