JP4934011B2 - 電子部品の放熱構造及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品の放熱構造及び表示装置に関する。
従来、例えばパーソナルコンピュータにおいて、本体内部に配置される電子部品の発熱を抑えるため、特定の電子部品からの発熱を、ヒートパイプを用いて放熱用の冷却ファンまで熱輸送し、放熱することが行われている。
しかしながら、例えば小型のテレビ受像機の表示装置では、本体内部に多数の電子部品が密集して配置され、個々の電子部品が個別に発熱するため、本体内部には多数の発熱部品が混在している。このような場合、個々の電子部品の発熱をヒートパイプで放熱しようとすると、ヒートパイプの配置が複雑となり、効率よく放熱することは困難である。このため、特に小型のテレビ受像機などでは、表示装置の本体内部の温度が上昇し易くなるという問題が生じる。特に、電子部品が高密度に実装される場合は、回路基板の表裏面に電子部品が実装されるため、より発熱量が多くなり、過熱し易くなるという問題がある。
また、筐体が金属製の場合は、電子部品の発熱により筐体が過熱してしまうことが想定される。また、筐体が樹脂製の場合は、樹脂が変形するなどの問題も想定される。従って、電子部品による熱を放熱することは必要不可欠である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、電子部品から発生した熱を効率良く放熱することが可能な、新規かつ改良された、電子部品の放熱構造及び表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、電子部品が実装された回路基板と、前記回路基板の第1の面と対向して配置された第1の放熱板と、前記回路基板の第2の面と対向して配置された第2の放熱板と、前記第1及び第2の放熱板に接続された冷却ファンと、を備える電子部品の放熱構造が提供される。
上記構成によれば、第1の放熱板は、電子部品が実装された回路基板の第1の面と対向して配置され、第2の放熱板は回路基板の第2の面と対向して配置され、冷却ファンは第1及び第2の放熱板に接続される。従って、回路基板の表裏面の第1及び第2の放熱板により、電子部品の熱を伝熱して冷却ファンにより放熱することができる。また、第1及び第2の放熱板により回路基板が挟まれるため、第1及び第2の放熱板に静電シールドの効果を持たせることができ、ノイズ等による誤動作を抑止できる。
また、前記第1の放熱板に配設された第1のヒートパイプと、前記第2の放熱板に配設された第2のヒートパイプと、を更に備え、前記第1及び第2のヒートパイプの終端が前記冷却ファンの近傍に位置するものであってもよい。かかる構成によれば、かかる構成によれば、第1及び第2の放熱板の熱が第1及び第2のヒートパイプを伝わって熱輸送されて冷却ファンに送られるため、熱を効率良く放熱することができる。
また、前記第1及び第2の放熱板は、前記回路基板上の複数の前記電子部品と接続されたものであってもよい。かかる構成によれば、かかる構成によれば、電子部品の熱が第1及び第2の放熱板に伝わるため、電子部品の発熱による熱を放熱することが可能となる。
また、前記第1の放熱板及び前記第2の放熱板の一方の外縁から他方に向けて延在し、前記回路基板の側方を覆う壁部が設けられたものであってもよい。かかる構成によれば、電子部品の熱が回路基板の側方に伝わることを抑えるとともに、静電シールドの効果をより高めることができる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、本体スタンド部と、表示部と、前記本体スタンド部から立設されて前記表示部を支持する支持部と、を備える表示装置であって、前記本体スタンド部の内部に設けられ、電子部品が実装された回路基板と、前記回路基板の第1の面と対向して配置された第1の放熱板と、前記回路基板の第2の面と対向して配置された第2の放熱板と、前記第1及び第2の放熱板に接続された冷却ファンと、を備える表示装置が提供される。
上記構成によれば、本体スタンド部と、表示部と、前記本体スタンド部から立設されて前記表示部を支持する支持部と、を備える表示装置において、電子部品が実装された回路基板は、本体スタンド部の内部に設けられる。第1の放熱板は、回路基板の第1の面と対向して配置され、第2の放熱板は、回路基板の第2の面と対向して配置されたる。そして、第1及び第2の放熱板に冷却ファンが接続される。従って、回路基板の表裏面の第1及び第2の放熱板により、電子部品の熱を伝熱して冷却ファンにより放熱することができる。また、第1及び第2の放熱板により回路基板が挟まれるため、第1及び第2の放熱板に静電シールドの効果を持たせることができ、ノイズ等による誤動作を抑止できる。
本発明によれば、電子部品から発生した熱を効率良く放熱することが可能な電子部品の放熱構造及び表示装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[表示装置の全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置1000の外観を示す概略斜視図である。ここで、図1(A)は、正面右上から表示装置1000を見た状態を示す概略斜視図である。また、図1(B)は、表示装置1000の背面、右上から表示装置1000を見た状態を示す斜視図である。また、図2は、正面左側から表示装置1000を見た状態を示す概略斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態の表示装置1000は、本体スタンド部100、アーム部(支持部)200、及び表示ディスプレイ部(表示部)300を備えて構成されている。表示装置1000は、例えばテレビ放送の映像などを受信して表示ディスプレイ部300の表示画面300aに表示するものである。
表示ディスプレイ部300は、有機エレクトロルミネセンス(EL; Electro Luminescence)現象を利用して画像を表示する表示パネル(有機ELパネル)320を備えている。有機ELパネル320は、自発光素子である複数の有機EL素子を有して構成され、バックライトなどの構成が不要であるため、その厚さは十分に薄く構成される。図2に示すように、本実施形態の表示ディスプレイ部300は、その厚さtが数mm程度(3mm程度)以下に抑えられており、非常に厚さの薄い薄型パネルとされている。
アーム部200は、本体スタンド部100の後方に1箇所設けられ、本体スタンド部100から上方に向けて立設されている。アーム部200は、表示装置1000を正面から見た場合に、本体スタンド部100の横方向(水平方向)の中心よりも右側に設けられており、表示ディスプレイ部300の横方向の中心よりも右側に連結されている。このように、本実施形態の表示装置1000では、表示ディスプレイ部300の水平方向の中心よりも左右いずれかの端部側にアーム部200が設けられ、表示ディスプレイ部300が片持ちで支持されている。
液晶ディスプレイの場合、バックライトが必要であるため、表示ディスプレイ部の厚さが厚くなり、重量も重くなる。特に、本実施形態のように、コンピュータ用のディスプレイではなく、テレビ映像を表示するディスプレイとしての使用を想定した場合、テレビ受像機としての画質を確保するためには、コンピュータ用ディスプレイよりも多くのバックライトを配置する必要がある。また、液晶ディスプレイには、バックライトの他に、バックライトを制御するためのインバータも必要になる。このため、液晶ディスプレイの場合、重量が重くなり、表示ディスプレイ部を片持ちで支持するためには、アーム部を含めたディスプレイ部の剛性を大幅に高める必要があり、構造の複雑化、重量の増大が想定される。従って、液晶ディスプレイを片持ちで支持することは、ユーザの利便性、製造コスト等を考慮すると現実的ではない。
一方、有機ELパネルは、自発光素子である有機EL素子からなるため、バックライトや、これに付随するインバータなどの構成部材は不要であり、薄板のガラス製のパネルのみで軽量に構成することができる。従って、本実施形態によれば、表示ディスプレイ部300自体を非常に軽量に構成することができ、表示ディスプレイ部300を片持ちで支持することが可能となる。
表示ディスプレイ部300は、アーム部200との連結部を中心として、図2の矢印A1方向に回動可能とされており、ユーザは、表示ディスプレイ部300のチルト位置を所望の角度に設定することができる。
従来の表示パネルにおいて、表示パネルを支持する部材は、一点支持の場合は表示パネルの横方向の中央部分を下側から支持している。また、2点支持の場合は、表示パネルの横方向の両端近傍を下側から支持している。本実施形態では、アーム部200を表示ディスプレイ部300の横方向の中央部分からずらした配置し、表示ディスプレイ部300を片持ちで支持するため、アーム部200がユーザの視野から外れ、ユーザに対して表示画面300aのみを独立して認識させることができる。これにより、ユーザに対しては、あたかも本体スタンド部100上に表示ディスプレイ部300がアーム部200を介さずに浮いているような印象を与えることができる。従って、表示ディスプレイ部300を片持ちで支持することにより、ユーザに対して表示画面300aのみを独立して注視させることが可能となる。
また、本体スタンド部100の中央にアーム部200の根元を連結する必要がなくなり、アーム部200の設置の自由度が向上する。従って、本体スタンド部100の内部構造、基板の配置等を考慮して、本体スタンド部100に対するアーム部200の設置位置を決めることが可能となり、設計の自由度を高めることができる。これにより、本体スタンド部100の内部構造を考慮した上で、最も効率良く構成部材を配置することが可能となり、表示装置1000の大きさを最小限に抑えることも可能となる。また、アーム部200が本体スタンド部100の中央に設置されないため、本体スタンド部100の上面に有効なスペースを広くとることができ、本体スタンド部100の上面に表示部、操作ボタン、LED表示灯などを自由に配置することも可能となる。
また、図1及び図2に示すように、アーム部200は、本体スタンド部100の後方から表示ディスプレイ部300の裏面に向かって傾斜して設けられている。図2において、鉛直方向に対するアーム部200の傾斜角度θは、45°〜60°程度の値とされる。これにより、表示ディスプレイ部300を正面から見た場合に、アーム部200は表示ディスプレイ部300の裏に隠れてしまい、アーム部200がユーザの視野内で認識されることが抑えられる。従って、アーム部200を表示ディスプレイ部300の中心からずらして配置したこととの相乗効果により、アーム部200がユーザの視界内に認識されることを確実に抑えることができる。
このため、ユーザの視野には、表示ディスプレイ部300と本体スタンド部100のみが映り、アーム部200は殆ど視野に入らないため、ユーザが表示ディスプレイ部300と本体スタンド部100の接続状態を直接的に認識することが抑えられる。従って、ユーザにとっては、あたかも空間に表示ディスプレイ部300が浮いているような感覚が生じる。
また、上述したように、本実施形態の構成では、表示ディスプレイ部300の厚さが数mm程度と非常に薄く構成されているため、ユーザにとって表示ディスプレイ部300の軽量感が強調されて認識される。従って、ユーザにとって、空間に表示ディスプレイ部300が浮いている感覚との相乗効果により、非常に浮遊感、軽量感の溢れる表示ディスプレイ部300が提供される。
これにより、ユーザは、空間に浮遊しているように認識される表示ディスプレイ部300の表示内容のみを注視することができ、他の構造物に気をとられることなく、集中して表示内容を見ることができる。従って、ユーザに表示画面300aが浮いている感じを演出しつつ、良好なデザイン性を維持することが可能となるとともに、表示画面300aの視認性を大幅に向上させた表示装置1000を提供することが可能となる。
[本体スタンド部の構成]
図3は、本体スタンド部100の内部構成を示す分解斜視図である。本体スタンド部100には、衛星放送(BS,CS)、地上デジタル波などのチューナー、LAN、HDMI、USBなどの各種端子が組み込まれており、裏面側には、地上デジタル波を受信するためのロッドアンテナ104(図1(B)参照)が設けられている。また、本体スタンド部100には、スピーカーボックス、操作ボタンなどが組み込まれている。図3に示すように、本体スタンド部100の内部には、下側から順に、ボトムカバー550、メイン基板(O基板)560、冷却ユニット570、トップカバーブロック580が配置されている。
図4は、メイン基板560の上面を示す斜視図である。メイン基板560の上面には、多数の電子部品562が配置されている。図4中に示す6つの領域564a,564b,564c,564d,564e,564fは、これらの電子部品562からの発熱量が特に大きい領域を示している。
冷却ユニット570は、上部放熱板572と、下部放熱板573と、冷却ファン574とを有して構成されている。図5は、上部放熱板572と冷却ファン574を示す斜視図である。図5に示すように、冷却ファン574は上部放熱板572の下面に装着されている。なお、本実施形態では冷却ファン574を1つ設けているが、2つ以上の冷却ファンを放熱板に接続しても良い。
また、図5は、図4中の領域564a〜564fの位置を上部放熱板572の上面と対応付けて示している。図5に示すように、領域564a〜564fに対応する位置には、2つのヒートパイプ576が設けられており、ヒートパイプ576の末端は冷却ファン574に接続されている。冷却ファン574は、遠心ファンから構成され、上下から吸い込んだ空気を側部に排出し、本体スタンド部100の外部へ排出する。また、領域564a〜564fに位置する電子部品562と上部放熱板572の間には熱伝導性シート563(図5において不図示)が配置され、これらの電子部品562は熱伝導性シート563を介して上部放熱板572の裏面と接触している。
図3に示すように、ヒートパイプ576の末端は、冷却ファン574から排出された空気が通過する多孔構造部578に接続されている。ヒートパイプ576から送られた熱は多孔構造部578に伝わり、冷却ファン574から排出された空気により外部に放出される。
以上のような構成によれば、メイン基板560上の発熱量の大きい領域564a〜564f上を通るようにヒートパイプ576を配置しているため、電子部品562で発生した熱は、熱伝導性シートから上部放熱板572に伝わり、ヒートパイプ576へ伝達され、ヒートパイプ576を介して冷却ファン574へ送られる。従って、メイン基板560で発生した主要な熱を冷却ファン574へ効率良く送ることができ、本体スタンド100の内部の熱を外部へ効率良く放出することが可能となる。
メイン基板560の下面にも電子部品が実装されている。図4に示すように、下部放熱板573は、上部放熱板572と同様に発熱量の多い電子部品と熱伝導性シートを介して密着している。また、上部放熱板572と同様に、下部放熱板573の下面にはヒートパイプ575が設けられており、ヒートパイプ575は冷却ファン574に到達している。上部放熱板572と下部放熱板573を組み合わせた状態では、下部放熱板573が多孔構造部578に接触し、下部放熱板573の熱は多孔構造部578から放熱されるように構成されている。
従って、メイン基板560の裏面に実装された電子部品562で発生した熱は、熱伝導性シートから下部放熱板573に伝わり、ヒートパイプへ伝達され、ヒートパイプを介して冷却ファン574へ送られる。従って、メイン基板560の表裏面の電子部品562で発生した熱を冷却ファン574へ効率良く送ることができ、本体スタンド100の内部の熱を外部へ効率良く放出することが可能となる。
上部放熱板572及び下部放熱板573は、メイン基板560とともに、ボトムカバー550に対してネジの共締めにより固定される。
図6は、メイン基板560の表裏面の電子部品562で発生した熱が冷却ファン574へ送られる様子を示す模式図である。電子部品562で発生した熱は、熱伝導性シートを介して上部放熱板572及び下部放熱板573に伝わり、冷却ファン574へ送られる。これにより、小さいスペースに多くの電子部品562が搭載された小型テレビ等においても、メイン基板560の上下から効率良く放熱を行うことができる。
また、メイン基板560を上部放熱板572及び下部放熱板573で挟むサンドイッチ構造としたことにより、メイン基板560に対する静電シールドの効果を得ることが可能となり、ノイズ等による誤動作を抑止することができる。
図3に示すように、下部放熱板573の外縁には、上部に延在する壁部573aが設けられている。そして、壁部573aの上端は上部放熱板572の裏面と当接する。このような構成によれば、メイン基板560の側方が壁部573aによって覆われるため、メイン基板560の側方に熱が伝わることを抑止できる。また、メイン基板560の上面及び下面を上部放熱板572及び下部放熱板573で覆い、メイン基板560の側方を壁部573aで覆うことができるため、メイン基板560に対する静電シールドの効果をより高めることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、メイン基板560の上面及び下面に上部放熱板572及び下部放熱板573を配置したため、メイン基板560の電子部品562から発生した熱が本体スタント部100の筐体に直接伝わってしまうことを抑止できる。また、上部放熱板572及び下部放熱板573を冷却ファン574に接続し、上部放熱板572及び下部放熱板573に設けられたヒートパイプ576で冷却ファン574に熱を伝えるようにしたため、上部放熱板572及び下部放熱板573の熱を冷却ファン574から効率良く排出することができる。
なお、上述した構成はメイン基板560が1層に設けられた例を示したが、基板が多層に設けられた場合に、各基板を挟むように複数の放熱板を設け、冷却ファン574により放熱するようにしても良い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係る表示装置の外観を示す概略斜視図である。 正面左側から表示装置を見た状態を示す概略斜視図である。 本体スタンド部の内部構成を示す分解斜視図である。 メイン基板の上面を示す斜視図である。 上部放熱板と冷却ファンを示す斜視図である。 メイン基板の表裏面の電子部品で発生した熱が冷却ファンへ送られる様子を示す模式図である。
符号の説明
1000 表示装置
100 本体スタンド部
200 アーム部
300 表示ディスプレイ部
560メイン基板
562 電子部品
572 上部放熱板
573 下部放熱板
573a 壁部
574 冷却ファン
575,576 ヒートパイプ

Claims (2)

  1. 電子部品が実装された回路基板と、
    前記回路基板の第1の面と対向して配置され、前記回路基板上の前記電子部品と放熱シートを介して接続された第1の放熱板と、
    前記回路基板の第2の面と対向して配置され、前記回路基板上の前記電子部品と放熱シートを介して接続された第2の放熱板と、
    前記第1及び第2の放熱板に接続され、前記第1及び第2の放熱板のそれぞれに表裏面が密着した冷却ファンと、
    前記第1の放熱板に配設された第1のヒートパイプと、
    前記第2の放熱板に配設された第2のヒートパイプと、を備え、
    前記第1及び第2のヒートパイプの終端が前記冷却ファンに接続され
    前記第1のヒートパイプ及び前記第2のヒートパイプは、前記回路基板上の前記電子部品からの発熱量の大きい領域を経由するように屈曲して設けられ、
    前記第1の放熱板及び前記第2の放熱板の一方の外縁から他方に向けて延在し、前記回路基板の側方を覆う壁部が設けられたことを特徴とする、電子部品の放熱構造。
  2. 本体スタンド部と、表示部と、前記本体スタンド部から立設されて前記表示部を支持する支持部と、を備える表示装置であって、
    前記本体スタンド部の内部に設けられ、電子部品が実装された回路基板と、
    前記回路基板の第1の面と対向して配置され、前記回路基板上の前記電子部品と放熱シートを介して接続された第1の放熱板と、
    前記回路基板の第2の面と対向して配置され、前記回路基板上の前記電子部品と放熱シートを介して接続され、外縁から前記第1の放熱板に向けて延在して前記回路基板の側方を覆う壁部が設けられた第2の放熱板と、
    前記第1及び第2の放熱板に接続され、前記第1及び第2の放熱板のそれぞれに表裏面が密着した冷却ファンと、
    前記第1の放熱板に配設された第1のヒートパイプと、
    前記第2の放熱板に配設された第2のヒートパイプと、を備え、
    前記第1及び第2のヒートパイプの終端が前記冷却ファンに接続され
    前記第1のヒートパイプ及び前記第2のヒートパイプは、前記回路基板上の前記電子部品からの発熱量の大きい領域を経由するように屈曲して設けられたことを特徴とする、表示装置。
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