JP2012004907A - アンテナ制御装置およびアンテナ制御方法 - Google Patents

アンテナ制御装置およびアンテナ制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】チャンネルの選局時にかかるタイムアウト時間を低減することができるアンテナ制御装置およびアンテナ制御方法を提供する。
【解決手段】実施形態のアンテナ制御装置は、移動制御手段と、測定手段と、取得手段と、を備える。前記移動制御手段は、受信対象の衛星の変更に応じて衛星放送が受信可能な受信位置にアンテナを移動させる移動手段を制御して、前記アンテナを基準位置から前記受信位置に移動させる。前記測定手段は、前記アンテナが前記基準位置から前記受信位置に移動するまでに要する移動時間を、前記アンテナが受信する衛星毎に測定する。前記取得手段は、前記アンテナが受信する衛星が他の衛星に変更された場合に、変更前の衛星について測定された移動時間および前記他の衛星について測定された移動時間から、前記変更前の衛星の受信位置から前記他の衛星の受信位置への前記アンテナの移動に要するタイムアウト時間を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、アンテナ制御装置およびアンテナ制御方法に関する。
衛星放送の受信においては、複数の衛星からの衛星放送を1つの衛星アンテナおよびLNB(Low Noise Block Converter)を用いて受信する場合、回転駆動するモータを用いて衛星アンテナを移動させて衛星放送を受信することがDiSEqC規格により規定されており、一般的に用いられている(特許文献1参照)。
特開平07−162774号公報
ところで、DiSEqC規格には、主に、DiSEqC1.0,1.1,1.2,2.0の4つのバージョンがあるが、DiSEqC1.2では、衛星放送を受信する受信機側とモータとの間で双方向の通信ができない。具体的には、DiSEqC1.2では、受信機側からモータに対して制御を行なうことはできるが、衛星アンテナの現在の位置情報等のモータに関する情報をモータから受信機側が取得することができない。
したがって、受信機側は、衛星アンテナを移動させるコマンドをモータに対して出力した後、モータが回転駆動して衛星アンテナが衛星から衛星放送を受信できる位置に移動したか、衛星アンテナが衛星放送を受信できる位置に移動するまでにどのくらいのタイムアウト時間が必要かを知る方法が無い。そのため、受信機側は、ユーザにより選局されたチャンネルの衛星放送を受信できない場合に、衛星アンテナの移動にかかる最長のタイムアウト時間を待たなければ、信号が無いために衛星放送を受信できないのか、衛星アンテナが移動中のために衛星放送を受信できないのかが判別できず、衛星放送を受信できない原因を判断できない、という課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、チャンネルの選局時にかかるタイムアウト時間を低減することができるアンテナ制御装置およびアンテナ制御方法を提供することを目的とする。
実施形態のアンテナ制御装置は、移動制御手段と、測定手段と、取得手段と、を備える。前記移動制御手段は、受信対象の衛星の変更に応じて衛星放送が受信可能な受信位置にアンテナを移動させる移動手段を制御して、前記アンテナを基準位置から前記受信位置に移動させる。前記測定手段は、前記アンテナが前記基準位置から前記受信位置に移動するまでに要する移動時間を、前記アンテナが受信する衛星毎に測定する。前記取得手段は、前記アンテナが受信する衛星が他の衛星に変更された場合に、変更前の衛星について測定された移動時間および前記他の衛星について測定された移動時間から、前記変更前の衛星の受信位置から前記他の衛星の受信位置への前記アンテナの移動に要するタイムアウト時間を取得する。
図1は、本実施形態にかかる衛星放送の受信システムの構成を示す図である。 図2は、本実施形態にかかる衛星放送の受信システムにおいて選局できるチャンネルの例を示す図である。 図3は、受信装置のセットアップ時における移動時間および移動方向の測定処理の流れを示すフローチャートである。 図4は、受信装置のセットアップ時における移動時間および移動方向の測定処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体の移動処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体の移動例を示す図である。 図7は、アンテナ移動中に表示部に表示するメッセージの一例を示す図である。 図8は、タイムアウト時間後に表示部に表示するメッセージの一例を示す図である。 図9は、タイムアウト時間後に表示部に表示するメッセージの一例を示す図である。 図10は、アンテナ移動中に表示部に表示するメッセージの一例を示す図である。 図11は、受信装置のセットアップ時における移動時間および移動方向の測定処理の流れを示すフローチャートである。 図12は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体の移動処理の流れを示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかる衛星放送の受信システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態にかかる衛星放送の受信システム1は、受信装置10、および衛星アンテナ20などを備えている。
衛星アンテナ20は、複数の衛星A,Bから衛星放送を受信するものである。本実施形態では、衛星アンテナ20は、アンテナ本体21、モータ22、LNB(Low Noise Block Converter)23などを備えている。
アンテナ本体21は、受信対象の衛星A,Bから衛星放送の電波を受信するものである。
LNB23は、衛星A,Bから受信した衛星放送の電波を受信装置10(衛星チューナー11)が扱えるレベルに増幅した後、当該増幅した電波の周波数を変換する変換装置として機能する。また、LNB23は、受信装置10(LNBコントローラ15)により印加される13Vまたは18Vの電圧(以下、LNB電圧とする)に応じて、アンテナ本体21により衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極(偏波方式)を切り替える切替装置としても機能する。
本実施形態では、LNB23は、受信装置10により13VのLNB電圧が印加された場合、アンテナ本体21により衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極を垂直偏波に切り替える。一方、LNB23は、受信装置10により18VのLNB電圧が印加された場合、アンテナ本体21により衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極を水平偏波に切り替える。
モータ22は、受信装置10から出力されたコマンドに従って、回転駆動してアンテナ本体21を衛星A,Bから衛星放送の電波を受信可能な位置(以下、受信位置とする)に移動させるものである。また、モータ22は、LNB23に印加されたLNB電圧によって回転駆動する。本実施形態では、モータ22は、13Vおよび18Vの2種類のLNB電圧により回転駆動し、LNB23に印加されたLNB電圧の上昇に応じて、アンテナ本体21を移動させる速度が速くなる。具体的には、モータ22は、LNB22に18VのLNB電圧が印加された場合(衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極が水平偏波の場合)にアンテナ本体21を移動させる速度が、LNB22に13VのLNB電圧が印加された場合(衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極が垂直偏波の場合)にアンテナ本体21を移動させる速度よりも速くなる。
また、本実施形態では、モータ22は、記憶部22bおよび制御部22aを備えている。記憶部22bは、衛星毎の受信位置、および予め設定されたアンテナ本体21の基準位置を保存するものである。制御部22aは、受信装置10から出力されたコマンドに従って、記憶部22bから受信位置または基準位置を読み出す。そして、制御部22aは、モータ22を回転駆動させて、読み出した受信位置または基準位置にアンテナ本体21を移動させる。
受信装置10は、衛星アンテナ20が備えるLNB23において衛星放送の電波から変換された信号を、映像信号および音声信号に変換し、その映像信号および音声信号に基づく映像を表示部14に表示するともに、音声を出力するものである。
受信装置10は、衛星チューナー11、復調器12、デコーダ13、表示部14、LNBコントローラ15、制御部16、メモリ17などを備えている。
衛星チューナー11は、LNB23において変換された信号から、制御部16により選局されたチャンネルの衛星放送の電波から変換された信号を抽出するものである。
復調器12は、衛星チューナー11により抽出されたチャンネルの信号を復調する。復調器12は、例えば、PSK(Phase Shift Keying)復調器、APSK(Amplitude Phase Shift Keying)復調器などにより構成される。ここで、復調器12は、衛星チューナー11により抽出された信号からMPEG・TS信号を復調する処理を行う。
デコーダ13は、復調器12から供給されるMPEG・TS信号のTS復号処理を行う。デコーダ13によるTS復号処理では、衛星チューナー11で抽出された信号から、放送局が放送している番組のデジタル放送信号(デジタル映像信号及びデジタル音声信号)を抽出する。デコーダ13は、TS復号処理によって得られたデジタル映像信号及びデジタル音声信号を表示部14へ出力する。
表示部14は、制御部16による制御に基づいて、デコーダ13から供給されるデジタル放送信号のうち映像信号に基づく映像を表示する。また、表示部14は、映像に対する種々の画像処理などを行うようになっている。例えば、表示部14は、OSD(オンスクリーンディスプレイ)合成機能を有している。この機能により、表示部14は、例えば、制御部16から文字情報が供給されると、その文字情報を表示データに変換し、その表示データをする。また、表示部14は、音声信号に基づく音声を出力するスピーカ(図示しない)を有している。
LNBコントローラ15は、制御部16によって設定された極に応じて、衛星アンテナ20が備えるLNB23に対してLNB電圧を印加するものである。具体的には、LNBコントローラ15は、制御部16によって垂直偏波が設定された場合には、衛星アンテナ20が備えるLNB23に対して13VのLNB電圧を印加し、制御部16によって水平偏波が設定された場合には、衛星アンテナ20が備えるLNB23に対して18VのLNB電圧を印加する。
制御部16は、受信装置10の主要部であって各部を集中的に制御するものである。本実施形態では、LNBコントローラ15および制御部16は、衛星アンテナ20によって衛星放送を受信する衛星A,Bの変更に応じてモータ22を回転駆動させて、衛星アンテナ20を受信位置に移動させるアンテナ制御装置として機能する。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵したマイクロプロセッサであり、図示しない操作部からの操作内容が反映されるように各部を制御している。この場合、制御部16は、メモリ17を使用している。メモリ17は、主として、CPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)と、CPUに作業エリアを提供するためのRAM(Random Access Memory)と、各種設定情報および制御情報等が格納される不揮発性メモリとを備えている。そして、制御部16は、CPUがメモリ17に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。
制御部16は、設定部101、移動制御部102、測定部103、取得部104、表示制御部105などを備えている。
設定部101は、受信装置10のセットアップ時およびチャンネルの選局時に、衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極、および衛星A,Bから受信する衛星放送のバンドを設定する。本実施形態では、設定部101は、衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極として、水平偏波または垂直偏波を設定する。さらに、設定部101は、チャンネル選局時にアンテナ本体21によって衛星放送を受信する衛星が変更されてアンテナ本体21を受信位置に移動させる際、衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極(水平偏波、垂直偏波)のうち、LNBコントローラ15によりLNB23に印加されるLNB電圧が最も高くなる極(水平偏波)を設定する。また、設定部101は、衛星A,Bから受信する衛星放送のバンドとして、LowバンドまたはHighバンドを設定する。ここで、Lowバンドは、9.6〜10.6GHz帯であり、Highバンドは、10.6〜11.6GHz帯である。なお、本実施形態では、設定部101は、図示しない操作部を介したユーザによる選択に従って極およびバンドを設定するものとする。
また、設定部101は、設定された極およびバンドに従って、チャンネルを選局する。図2は、本実施形態にかかる衛星放送の受信システムにおいて選局できるチャンネルの例を示す図である。設定部101は、図2に示すように、衛星アンテナ20が衛星Aからの衛星放送を受信可能な受信位置に移動している場合には、チャンネル1,2を選局することができ、衛星アンテナ20が衛星Bからの衛星放送を受信可能な受信位置に移動している場合には、チャンネル3,4を選局することができる。
また、設定部101は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局された場合、衛星チューナー11によって抽出する信号の周波数を、選局されたチャンネルの衛星放送の電波の周波数に合わせるチューニングを行う。さらに、設定部101は、チューニングに要した時間(以下、チューニング時間とする)が、予め設定された最大のチューニング時間(以下、最大チューニング時間とする)以上となっても復調器12がロックしない場合、または最大チューニング時間内に復調器12がロックした場合、チューニングを終了する。なお、設定部101は、チューニングを行っている間、所定時間経過する度に、メモリ17に保存されたチューニング時間に所定時間を加算した時間を新たなチューニング時間として算出し、メモリ17に保存する。また、設定部101は、チューニングを行う前に、メモリ17に保存されたチューニング時間をリセットするものとする。
移動制御部102は、モータ22を制御するものである。移動制御部102は、チャンネルの選局時および受信装置10のセットアップ時に、モータ22の回転駆動を制御して、アンテナ本体21を基準位置から受信位置に移動させる。
本実施形態では、受信装置10のセットアップ時、移動制御部102は、アンテナ本体21が受信位置に移動するまで、モータ22をContiniousモードにより所定時間毎に回転駆動させて、アンテナ本体21を東または西へ移動させる。ここで、Continiousモードとは、モータ22を連続的に回転駆動させて、アンテナ本体21を受信位置に大まかに移動させるモードである。
そして、移動制御部102は、復調器12がロックした場合、復調器12に入力された信号のレベルが最大になることが確認された場合、または復調器12に入力された信号のC/N比が良好である場合に、アンテナ本体21が受信位置に移動したものと判断して、モータ22の回転駆動を停止する。なお、移動制御部102は、復調器12がロックしたか否かは、復調器12が衛星チューナー11から信号を受信して、受信した信号を復調できる状態になった否かにより判断するものとする。
次いで、移動制御部102は、アンテナ本体21が受信位置に移動して、モータ22の回転駆動が停止すると、Stepモードによってモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を東または西へ移動させて当該アンテナ本体21の位置を微調整する。ここで、Stepモードとは、予め決められたステップ単位でモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を細かく移動させるモードである。そして、移動制御部102は、復調器12に入力された信号のC/N比が良好になった場合に、アンテナ本体21の受信位置として当該モータ22が備える記憶部22bに記憶させる。
測定部103は、受信装置10のセットアップ時に、アンテナ本体21が基準位置から受信位置に移動するまでに要する移動時間を衛星毎に測定する。本実施形態では、測定部103は、アンテナ本体21の移動が開始される前に、Continiousモードによりモータ22を回転駆動させた所定時間の合計を表す合計時間、およびStepモードによりモータ22を回転駆動させたステップ数の合計を表す合計ステップをリセットする。なお、合計時間および合計ステップは、メモリ17に保存されているものとする。
そして、測定部103は、Continiousモードによってモータ22が回転駆動している間、所定時間経過する度に、合計時間に対して当該所定時間を加算/減算し、算出した合計時間をメモリ17に保存する。例えば、測定部103は、Continiousモードによってモータ22が回転駆動して、アンテナ本体21が東に移動して所定時間経過した場合、合計時間に対して当該所定時間を加算する。一方、測定部103は、Continiousモードによってモータ22が回転駆動して、アンテナ本体21が西に移動して所定時間経過した場合、合計時間から当該所定時間を減算する。
次いで、測定部103は、Stepモードによってモータ22が回転駆動している間、モータ22が回転駆動したステップ数を、合計ステップに対して加算/減算し、算出した合計ステップをメモリ17に保存する。例えば、測定部103は、Stepモードによってモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21が東に移動した場合、合計ステップに対してステップ数を加算する。一方、測定部103は、Stepモードによってモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21が西に移動した場合、合計ステップからステップ数を減算する。
なお、測定部103は、受信装置10のセットアップ時に設定部101が設定した極が垂直偏波であった場合または制御部16が算出した合計ステップが基準ステップより大きかった場合、合計時間を算出しなおす。具体的には、測定部103は、移動制御部102を介してモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を基準位置に移動させる。さらに、測定部103は、設定部101を介して極(水平偏波)およびバンドの再設定、およびチャンネルの再選局を行う。次いで、測定部103は、合計時間をリセットする。その後、測定部103は、移動制御部102を介してモータ22が回転駆動させてアンテナ本体21を基準位置から受信位置に移動させるとともに、アンテナ本体21が基準位置から受信位置に移動するまでの時間を、合計時間として算出する。つまり、測定部103は、LNBコントローラ15によりLNB23に対して印加される電圧のうち、最も高い電圧が印加された際の合計時間を算出することができる。
以上の処理により合計時間が算出されると、測定部103は、算出した合計時間の絶対値を、アンテナ本体21が基準位置から受信位置に移動するまでに要する移動時間として測定する。なお、測定部103は、設定部101がセットアップ時に設定した極が垂直偏波であった場合に合計時間を算出しなおしているため、LNBコントローラ15によりLNB23に印加されるLNB電圧のうち、最も高いLNB電圧が印加された際の移動時間を測定することができる。
また、測定部103は、受信装置10のセットアップ時に、アンテナ本体21が基準位置から受信位置に移動した移動方向を、衛星毎に測定する。本実施形態では、測定部103は、算出した合計時間が「0」より大きいか否かにより移動方向を測定する。具体的には、測定部103は、算出した合計時間が「0」より大きい場合には、アンテナ本体21が東に移動したと判断する。一方、測定部103は、算出した合計時間が「0」より小さい場合には、アンテナ本体21が西に移動したと判断する。
そして、測定部103は、測定した移動時間および移動方向をメモリ17に保存する。
また、取得部104は、衛星放送の視聴時にユーザによりチャンネルが選局されてアンテナ本体21によって衛星放送の電波を受信する衛星A,Bが変更された場合、メモリ17から、変更前の衛星について測定された移動時間および移動方向、および変更後の衛星(他の衛星)について測定された移動時間および移動方向を取得する。そして、取得部104は、変更前の衛星について測定された移動時間および移動方向、および変更後の衛星について測定された移動時間および移動方向から、変更前の衛星から衛星放送を受信可能な受信位置から変更後の衛星から衛星放送を受信可能な受信位置へのアンテナ本体21の移動に要する時間(以下、タイムアウト時間とする)を取得する。
表示制御部105は、タイムアウト時間に応じて、表示部14に対して「移動中」、「現在?%移動」、「受信できません」、「受信した信号のレベルが低い」等、アンテナ本体21の移動または信号の受信状態に関わる表示を行う。
また、表示制御部105は、設定部101によってチューニングが行われている間、復調器12がロックしたか否かを判断する。そして、表示制御部105は、チューニング時間が最大チューニング時間以上になっても復調器12がロックせずにチューニングが終了した場合、衛星A,Bから衛星放送が受信できないと判断して、衛星放送の受信処理を終了する。一方、表示制御部105は、最大チューニング時間内に復調器12がロックした場合、復調器12により復調された信号をデコーダ13に入力し、デコーダ13においてTS復号処理が行われたデジタル映像信号およびデジタル音声信号を表示部14に出力する。
次に、図3および図4を用いて、受信装置10のセットアップ時における移動時間および移動方向の測定処理について説明する。図3および図4は、受信装置のセットアップ時における移動時間および移動方向の測定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、移動制御部102は、まず、モータ22が備える制御部22aに対してコマンドを出力してモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を基準位置に移動させる(ステップS301)。次いで、設定部101は、衛星Aから受信する衛星放送の電波の極および衛星Aから受信する衛星放送のバンドを設定するとともに(ステップS302)、設定された極およびバンドに従って、チャンネルを選局する(ステップS303)。さらに、測定部103は、メモリ17に保存された合計時間および合計ステップを「0」にリセットする(ステップS304)。
次に、移動制御部102は、Continiousモードによりモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を東または西に移動させる(ステップS305)。そして、移動制御部102は、アンテナ本体21が移動している間、復調器12がロックしたか否か、復調器12に入力された信号のレベルが最大になったか、または復調器12に入力された信号のC/N比が良好か否かを判断する(ステップS306)。
ここで、アンテナ本体21を所定時間移動させている間に、復調器12がロックせず、復調器12に入力された信号のレベルが最大にならず、かつ復調器12に入力された信号のC/N比が良好でなかった場合(ステップS306:No)、移動制御部102は、モータ22の回転駆動を一旦停止する(ステップS307)。そして、測定部103は、アンテナ本体21が東と西のいずれの移動方向に移動したかを判別する(ステップS308)。アンテナ本体21が東の移動方向に移動したと判別した場合(ステップS308:東)、測定部103は、メモリ17に保存された合計時間に所定時間を加算した時間を新たな合計時間として算出し、メモリ17に保存する(ステップS309)。一方、アンテナ本体21が西の移動方向に移動したと判別した場合(ステップS308:西)、測定部103は、メモリ17に保存された合計時間から所定時間を減算した時間を新たな合計時間として算出し、メモリ17に保存する(ステップS310)。
一方、アンテナ本体21を所定時間移動させている間に、復調器12がロック、復調器12に入力された信号のレベルが最大、または復調器12に入力された信号のC/N比が良好になった場合(ステップS306:Yes)、移動制御部102は、アンテナ本体21が受信位置に移動したと判断して、モータ22の回転駆動を停止する(ステップS311)。
次に、移動制御部102は、Stepモードによってモータ22を予め決められたステップ単位で回転駆動させて、アンテナ本体21を東または西に移動させて当該アンテナ本体21の位置を微調整する(ステップS312)。そして、測定部103は、アンテナ本体21を移動させた移動方向が東か西かを判別する(ステップS313)。アンテナ本体21を移動させた移動方向が東と判別した場合(ステップS313:東)、測定部103は、メモリ17に記憶された合計ステップに、モータ22が回転駆動したステップ数を加算した値を新たな合計ステップとして算出し、メモリ17に保存する(ステップS314)。一方、アンテナ本体21を移動させた移動方向が西を判別した場合(ステップS313:西)、測定部103は、メモリ17に記憶された合計ステップから、モータ22を回転駆動させたステップ数を減算した値を新たな合計ステップとして算出し、メモリ17に保存する(ステップS315)。移動制御部102は、復調器12に入力された信号のC/N比が良好になるまで(ステップS316:No)、モータ22を回転駆動させてアンテナ本体21の移動を繰り返す(ステップS312〜ステップS315)。
一方、復調器12に入力された信号のC/N比が良好になったと判断した場合(ステップS316:Yes)、移動制御部102は、アンテナ本体21の現在位置を受信位置としてモータ22が備える記憶部22bに保存する(ステップS317)。
アンテナ本体21の受信位置がモータ22の記憶部22bに保存されると、測定部103は、メモリ17に記憶された合計時間が「0」より大きいか否かを判断する(ステップS401)。そして、メモリ17に記憶された合計時間が「0」より大きいと判断した場合(ステップS401:Yes)、測定部103は、「東」をアンテナ本体21の移動方向と判断する(ステップS402)。一方、メモリ17に記憶された合計時間が「0」より小さいと判断した場合(ステップS401:No)、測定部103は、「西」をアンテナ本体21の移動方向と判断する(ステップS403)。
移動方向の判断が完了すると、測定部103は、設定された極が垂直偏波であるか否かを判断する(ステップS404)。設定された極が水平偏波であると判断した場合(ステップS404:No)、測定部103は、メモリ17に保存された合計ステップが予め設定された基準ステップより大きいか否かを判断する(ステップS405)。
そして、設定された極が垂直偏波であると判断した場合(ステップS404:Yes)および合計ステップが基準ステップより大きいと判断した場合(ステップS405:Yes)、測定部103は、合計時間を算出しなおす。
具体的には、移動制御部102が、モータ22が備える制御部22aに対してコマンドを出力して、モータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を基準位置に移動させ(ステップS406)、メモリ17に記憶された合計時間に、メモリ17に保存された合計ステップに相当する時間(α)加算した時間(合計時間+α)だけ待機する(ステップS407)。次いで、設定部101は、衛星Aから受信する衛星放送の電波の極(水平偏波)およびバンドを設定するとともに(ステップS408)、設定された極(水平偏波)およびバンドに従って、チャンネルを選局する(ステップS409)。さらに、測定部103は、メモリ17に保存された合計時間を「0」にリセットする(ステップS410)。
次に、移動制御部102は、モータ22が備える制御部22aに対してコマンドを出力して、モータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を受信位置に移動させる(ステップS411)。アンテナ21を受信位置に移動させている間、測定部103は、アンテナ本体21が移動している時間を測定し、メモリ17に保存された合計時間に、当該測定した時間を加算した時間を合計時間として算出する(ステップS412)。測定部103は、復調器12がロック、復調器12に入力された信号のレベルが最大、または復調器12に入力された信号のC/N比が良好になるまで待機する(ステップS413)。
そして、復調器12がロック、復調器12に入力された信号のレベルが最大、または復調器12に入力された信号のC/N比が良好になった場合(ステップS413:Yes)、または合計ステップが基準ステップ以下であると判断した場合(ステップS405:No)、測定部103は、メモリ17に保存された合計時間の絶対値を移動時間として測定する(ステップS414)。そして、測定部103は、測定した移動時間および移動方向をメモリ17に保存する(ステップS415)。なお、制御部16は、以上に説明した処理を、衛星アンテナ20により衛星放送の電波を受信する全ての衛星について行う。
次に、図5および図6を用いて、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体21の移動処理について説明する。図5は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体の移動処理の流れを示すフローチャートである。図6は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体の移動例を示す図である。
取得部104は、まず、メモリ17から衛星Bについて測定または判断された移動時間および移動方向(FTIME、FDIR)を取得する(ステップS501)。なお、FTIMEは、基準位置から、衛星Bからの衛星放送の電波を受信可能な受信位置Bまでの移動時間であり、FDIRは、基準位置から受信位置Bへの移動方向である。さらに、取得部104は、メモリ17から衛星Aについて測定または判断された移動時間および移動方向(TTIME、TDIR)を取得する(ステップS502)。なお、TTIMEは、基準位置から、衛星Aからの衛星放送の電波を受信可能な受信位置Aまでの移動時間であり、TDIRは、基準位置から受信位置Aへの移動方向である。
次に、取得部104は、衛星A,Bそれぞれについて判断された移動方向が等しいか否かを判断する(ステップS503)。衛星A,Bそれぞれについて判断された移動方向が等しい場合(ステップS503:Yes)、図6に示すように、アンテナ本体21を受信位置Bから受信位置Aに移動させる過程において基準位置を通過させる必要がないため、取得部104は、衛星Bについて測定された移動時間から衛星Aについて測定された移動時間を減算した時間を、タイムアウト時間として取得する(ステップS504)。
一方、衛星A,Bそれぞれについて判断された移動方向が異なる場合(ステップS503:No)、図6に示すように、アンテナ本体21を受信位置Bから受信位置Aに移動させる過程において基準位置を通過する必要があるため、取得部104は、衛星Bについて測定された移動時間に、衛星Aについて測定された移動時間を加算した時間を、タイムアウト時間として取得する(ステップS505)。
タイムアウト時間が取得されると、設定部101が、衛星Aから受信する衛星放送の電波の極を、一旦、水平偏波に設定するとともに(ステップS506)、移動制御部102が、モータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を受信位置Aに移動させる(ステップS507)。本実施形態では、衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極として水平偏波が設定された場合の移動時間を測定しているため、衛星Aから受信する衛星放送の電波の極を水平偏波に設定して、LNBコントローラ15がLNB23に対して当該LNB23に印加するLNB電圧(13V、18V)のうち、最も高いLNB電圧(18V)がLNB23に印加する。これにより、モータ22が回転駆動する速度が速くなり、アンテナ本体21の移動速度も上がるため、チャンネルの選局に要する時間を短縮することができる。
設定部101は、アンテナ本体21が受信位置Aに移動している間、ステップS505において取得したタイムアウト時間に、アンテナ本体21の微調整に要する時間を加算した時間(タイムアウト時間+α)待機する(ステップS508)。その間、表示制御部105は、表示部14に対して、図7または図10に示すようなメッセージを表示しても良い。図7および図10は、アンテナ移動中に表示部に表示するメッセージの一例を示す図である。
そして、タイムアウト時間+α待機した後、設定部101が、衛星Aから受信する衛星放送の電波を極およびバンドを設定するとともに(ステップS509)、メモリ17に保存されたチューニング時間を「0」にリセットする(ステップS510)。
次に、設定部101は、設定された極およびバンドに従って、衛星Aから受信する衛星放送のチャンネルを選局するとともに、チューニングを行う(ステップS511)。その間、設定部101は、復調器12がロックしたか否かを判断する(ステップS512)。復調器12がロックした場合(ステップS512:Yes)、設定部101が、チューニングを終了するとともに、表示制御部105が、復調器12により復調された信号をデコーダ13に入力し、デコーダ13においてTS復号処理が行われたデジタル映像信号およびデジタル音声信号を表示部14に出力する。
そして、復調器12がロックしていない場合(ステップS512:No)、設定部101は、メモリ17に保存されたチューニング時間が予め設定された最大チューニング時間より短いか否かを判断する(ステップS513)。そして、チューニング時間が最大チューニング時間以上である場合(ステップS513:No)、設定部101は、チューニングを終了する。その後、表示制御部105は、表示部14に対して、図8または図9に示すようなメッセージを表示しても良い。図8および図9は、タイムアウト時間後に表示部に表示するメッセージの一例を示す図である。
一方、チューニング時間が最大チューニング時間より短い場合(ステップS513:Yes)、設定部101は、チューニング時間に所定の時間を加算した時間を新たなチューニング時間として算出して、所定の時間待機した後、再度、復調器12がロックしたか否かを判断する(ステップS514)。
このように本実施形態にかかる衛星放送の受信システム1によれば、モータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を基準位置から受信位置に移動させ、アンテナ本体21が基準位置から受信位置に移動するまでに要する移動時間を、アンテナ本体21が衛星放送を受信する衛星毎に測定し、アンテナ本体によって衛星放送を受信する衛星が変更された場合に、変更前の衛星について測定された移動時間および変更後の衛星について測定された移動時間から、変更前の衛星から衛星放送を受信可能な受信位置から変更後の衛星から衛星放送を受信可能な受信位置へのアンテナ本体21の移動に要するタイムアウト時間を取得することにより、ユーザにより選局されたチャンネルの衛星放送を受信できない場合に、アンテナ本体21の移動にかかる最長のタイムアウト時間を待つ必要がないので、チャンネルの選局時のタイムアウト時間を短縮することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、受信装置のセットアップ時に衛星アンテナを基準位置に移動させる際、衛星から受信する衛星放送の電波の極のうち、LNBコントローラによりLNBに対して印加されるLNB電圧が最も高くなる極を設定する例である。なお、以下の説明では、第1の実施形態と同様の箇所については説明を省略し、第1の実施形態と異なる箇所についてのみ説明を行う。
設定部101は、受信装置10のセットアップ時にアンテナ本体21を基準位置に移動させる際に、衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極を水平偏波に設定する。これにより、LNBコントローラ15によりLNB23に印加されるLNB電圧が、LNB23に印加されるLNB電圧のうち最も高いLNB電圧になるとともに、モータ22の回転速度を速くなるので、アンテナ本体21の基準位置への移動に要する時間を短縮することができる。そして、設定部101は、アンテナ本体21が基準位置に移動した後、衛星A,Bから受信する衛星放送の電波の極、および衛星A,Bから受信する衛星放送のバンドを設定しなおす。
移動制御部102は、受信装置10のセットアップ時、まず、モータ22を回転駆動させてアンテナ本体21を基準位置に移動させる。次いで、移動制御部102は、モータ22をStepモードにより回転駆動させて、アンテナ本体21を基準位置から受信位置に移動させる。そして、移動制御部102は、復調器12がロックしかつ復調器12に入力された信号のC/N比が良好になった場合に、アンテナ本体21の受信位置として当該モータ22が備える記憶部22bに保存させる。
なお、本実施形態では、移動制御部102は、受信装置10のセットアップ時に、モータ22を回転駆動させてアンテナ本体21を一旦基準位置に移動させているが、モータ22の記憶部22bに既に受信位置が記憶されている場合には、当該受信位置を開始位置として用い、当該開始位置から他の受信位置にアンテナ本体21を移動させても良い。これにより、合計ステップの算出の度に、アンテナ本体21を基準位置に移動させる必要が無くなるため、合計ステップの算出に要する時間を短縮することができる。
測定部103は、受信装置10のセットアップ時であってアンテナ本体21の受信位置への移動が開始される前に、メモリ17に保存された合計ステップをリセットする。なお、アンテナ本体21の移動をモータ22の記憶部22bに既に記憶された受信位置から開始する場合には、当該モータ22の記憶部22bに既に記憶された受信位置への移動に要した合計ステップを、合計ステップとする。
そして、測定部103は、第1の実施形態と同様に、Stepモードによってモータ22が回転駆動している間、モータ22が回転駆動したステップ数を、合計ステップに対して加算/減算したステップ数を、合計ステップとして算出する。
取得部104は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が変更された場合、メモリ17から、変更前の衛星について算出した合計ステップおよび移動方向、および変更後の衛星(他の衛星)について算出した合計ステップおよび移動方向を取得する。そして、取得部104は、変更前の衛星について算出した合計ステップおよび移動方向、および変更後の衛星(他の衛星)について算出した合計ステップおよび移動方向から、変更前の衛星から衛星放送を受信可能な受信位置から変更後の衛星から衛星放送を受信可能な受信位置へアンテナ本体21を移動させるために要する移動ステップ数を算出する。
具体的には、取得部104は、変更前の衛星および変更後の衛星それぞれについて判断された移動方向が等しいか否かを判断する。変更前の衛星および変更後の衛星それぞれについて判断された移動方向が等しい場合、取得部104は、変更前の衛星について算出された合計ステップから変更後の衛星について算出された合計ステップを減算したステップ数を移動ステップ数として算出する。さらに、取得部104は、算出した移動ステップ数に対して、モータ22の1ステップに相当する時間を乗算した時間を、タイムアウト時間として取得する。
一方、取得部104は、変更前の衛星および変更後の衛星それぞれについて判断された移動方向が異なる場合、変更前の衛星について測定された算出された合計ステップに、変更後の衛星について算出された合計ステップを加算したステップ数を移動ステップ数として算出する。そして、取得部104は、算出した移動ステップ数に対して、モータ22の1ステップに相当する時間を乗算した時間を、タイムアウト時間として取得する。
本実施形態では、モータ22の1ステップに相当する時間を定数とするため、モータ22の特性等により、取得するタイムアウト時間にばらつきが生じる。しかし、本実施形態では、受信装置10のセットアップ時にモータ22をStepモードにより回転駆動させることにより、移動に必要なステップ数からタイムアウト時間を取得することができるため、第1の実施形態に比べて比較的簡単な制御で移動時間を測定することができる。
次に、図11を用いて、受信装置10のセットアップ時における移動時間および移動方向の測定処理について説明する。図11は、受信装置のセットアップ時における移動時間および移動方向の測定処理の流れを示すフローチャートである。
まず、設定部101が、衛星放送の電波の極を水平偏波に設定する(ステップS1101)。次いで、移動制御部102は、モータ22が備える制御部22aに対してコマンドを出力してモータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を基準位置に移動させる(ステップS1102)。測定部103は、アンテナ本体21が基準位置に移動するのを待つとともに、合計ステップをリセットする(ステップS1103、ステップS1104)。さらに、設定部101は、衛星Aから受信する衛星放送の電波の極および衛星Aから受信する衛星放送のバンドを設定するとともに(ステップS1105)、設定された極およびバンドに従って、チャンネルを選局する(ステップS1106)。
次に、移動制御部102は、Stepモードによりモータ22を回転駆動させてアンテナ本体21を東または西に移動させる(ステップS1107)。測定部103は、アンテナ本体21が移動している間、アンテナ本体21の移動方向が東か西かを判別する(ステップS1108)。アンテナ本体21が東に移動したと判別した場合(ステップS1108:東)、測定部103は、モータ22が回転駆動したステップ数を、合計ステップに加算した値を、新たな合計ステップとして算出し、メモリ17に保存する(ステップS1109)。アンテナ本体21が西に移動したと判別した場合(ステップS1108:西)、測定部103は、モータ22が回転駆動したステップ数を、合計ステップから減算した値を、新たな合計ステップとして算出し、メモリ17に保存する(ステップS1110)。
アンテナ本体21を移動させている間に、復調器12がロックし、かつ復調器12に入力された信号のC/N比が良好になった場合(ステップS1111:Yes、ステップS1112:Yes)、移動制御部102がモータ22の回転駆動を停止させるとともに、アンテナ本体21の現在位置を受信位置としてモータ22が備える記憶部22bに保存する(ステップS1113)。
アンテナ本体21の受信位置がモータ22の記憶部22bに保存されると、測定部103は、メモリ17に保存された合計ステップが「0」より大きいか否かを判断する(ステップS1114)、そして、メモリ17に保存された合計ステップが「0」より大きいと判断した場合(ステップS1114:Yes)、測定部103は、「東」をアンテナ本体21の移動方向と判断する(ステップS1115)。一方、メモリ17に保存された合計ステップが「0」より小さいと判断した場合(ステップS1114:No)、測定部103は、「西」をアンテナ本体21の移動方向と判断する(ステップS1116)。
移動方向の判断が完了すると、測定部103は、算出した合計ステップ、および判断した移動方向をメモリ17に保存する(ステップS1117)。なお、制御部16は、以上に説明した処理を、衛星アンテナ20により衛星放送の電波を受信する全ての衛星について行う。
次に、図12を用いて、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体21の移動処理について説明する。図12は、衛星放送の視聴時にチャンネルが選局されて衛星放送の電波を受信する衛星が衛星Bから衛星Aに変更された場合のアンテナ本体の移動処理の流れを示すフローチャートである。
取得部104は、まず、メモリ17から衛星Bについて算出または判断された合計ステップおよび移動方向(Fstep、FDIR)を取得する(ステップS1201)。なお、Fstepは、基準位置から、衛星Bからの衛星放送の電波を受信可能な受信位置Bまでのステップ数であり、FDIRは、基準位置から受信位置Bへの移動方向である。さらに、取得部104は、メモリ17から衛星Aについて算出または判断された合計ステップおよび移動方向(Tstep、TDIR)を取得する(ステップS1202)。なお、Tstepは、基準位置から、衛星Aからの衛星放送の電波を受信可能な受信位置Aまでのステップ数であり、TDIRは、基準位置から受信位置Aへの移動方向である。
次に、取得部104は、衛星A,Bそれぞれについて判断された移動方向が等しいか否かを判断する(ステップS1203)。衛星A,Bそれぞれについて判断された移動方向が等しい場合(ステップS1203:Yes)、図6に示すように、アンテナ本体21を受信位置Bから受信位置Aに移動させる過程において基準位置を通過させる必要がないため、取得部104は、衛星Bについて算出された合計ステップから衛星Aについて算出された合計ステップを減算した移動ステップ数を算出するとともに、当該移動ステップ数に対してモータ22の1ステップに相当する時間を乗算した時間を、タイムアウト時間として取得する(ステップS1204)。
一方、衛星A,Bそれぞれについて判断された移動方向が異なる場合(ステップS1203:No)、図6に示すように、アンテナ本体21を受信位置Bから受信位置Aに移動させる過程において基準位置を通過する必要があるため、取得部104は、衛星Bについて算出された合計ステップに、衛星Aについて算出された合計ステップを加算した移動ステップ数を算出するとともに、当該移動ステップ数に対してモータ22の1ステップに相当する時間を乗算した時間を、タイムアウト時間として取得する(ステップS1205)。
タイムアウト時間が取得されると、設定部101が、衛星Aから受信する衛星放送の電波の極を、一旦、水平偏波に設定するとともに(ステップS1206)、移動制御部102が、モータ22を回転駆動させて、アンテナ本体21を受信位置Aに移動させる(ステップS1207)。本実施形態では、測定部103が各衛星の受信位置までの移動に要する合計ステップを算出しているため、衛星Aから受信する衛星放送の電波の極を水平偏波に設定して、LNBコントローラ15がLNB23に対して当該LNB23に印加するLNB電圧(13V、18V)のうち、最も高いLNB電圧(18V)がLNB23に印加する。これにより、モータ22が回転駆動する速度が速くなり、アンテナ本体21の移動速度も上がるため、チャンネルの選局に要する時間を短縮することができる。
設定部101は、アンテナ本体21が受信位置Aに移動している間、ステップS1205において取得したタイムアウト時間に、アンテナ本体21の微調整に要する時間を加算した時間(タイムアウト時間+α)待機する(ステップS1208)。その間、表示制御部105は、第1の実施形態と同様に、表示部14に対して、図7または図10に示すようなメッセージを表示しても良い。
そして、タイムアウト時間+α待機した後、設定部101が、衛星Aから受信する衛星放送の電波を極およびバンドを設定するとともに(ステップS1209)、メモリ17に記憶されたチューニング時間を「0」にリセットする(ステップS1210)。
次に、設定部101は、設定された極およびバンドに従って、衛星Aから受信する衛星放送のチャンネルを選局するとともに、チューニングを行う(ステップS1211)。その間、設定部101は、復調器12がロックしたか否かを判断する(ステップS1212)。復調器12がロックした場合(ステップS1212:Yes)、表示制御部105は、復調器12により復調された信号をデコーダ13に入力し、デコーダ13においてTS復号処理が行われたデジタル映像信号およびデジタル音声信号を表示部14に出力する。
そして、復調器12がロックしていない場合(ステップS1212:No)、設定部101は、メモリ17に保存されたチューニング時間が予め設定された最大チューニング時間より短いか否かを判断する(ステップS1213)。そして、チューニング時間が最大チューニング時間以上である場合(ステップS1213:No)、設定部101は、選局されたチャンネルの衛星放送が衛星Aから受信できないと判断して、処理を終了する。その後、表示制御部105は、第1の実施形態と同様に、表示部14に対して、図8または図9に示すようなメッセージを表示しても良い。
一方、チューニング時間が最大チューニング時間より短い場合(ステップS1213:Yes)、設定部101は、チューニング時間に所定の時間を加算した時間を新たなチューニング時間として算出して、所定時間待機した後、再度、復調器12がロックしたか否かを判断する(ステップS1214)。
このように本実施形態にかかる衛星放送の受信システム1によれば、受信装置10のセットアップ時に衛星アンテナ20を基準位置に移動させる際、衛星から受信する衛星放送の電波の極のうち、LNBコントローラ15によりLNB23に対して印加されるLNB電圧が最も高くなる極を設定することにより、LNBコントローラ15によりLNB23に印加されるLNB電圧が、LNB23に印加されるLNB電圧のうち最も高いLNB電圧になるとともに、モータ22の回転速度を速くなるので、アンテナ本体21の基準位置への移動に要する時間を短縮することができる。
以上説明したとおり、第1,2の実施形態によれば、チャンネルの選局時にかかるタイムアウト時間を低減することができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
1 衛星放送受信システム
10 受信装置
14 表示部
15 LNBコントローラ
16 制御部
17 メモリ
20 衛星アンテナ
21 アンテナ本体
22 モータ
23 LNB
101 設定部
102 移動制御部
103 測定部
104 取得部
105 表示制御部

Claims (9)

  1. 受信対象の衛星の変更に応じて衛星放送が受信可能な受信位置にアンテナを移動させる移動手段を制御して、前記アンテナを基準位置から前記受信位置に移動させる移動制御手段と、
    前記アンテナが前記基準位置から前記受信位置に移動するまでに要する移動時間を、前記アンテナが受信する衛星毎に測定する測定手段と、
    前記アンテナが受信する衛星が他の衛星に変更された場合に、変更前の衛星について測定された移動時間および前記他の衛星について測定された移動時間から、前記変更前の衛星の受信位置から前記他の衛星の受信位置への前記アンテナの移動に要するタイムアウト時間を取得する取得手段と、
    を備えたことを特徴とするアンテナ制御装置。
  2. 前記アンテナが受信する衛星が変更されて前記アンテナを移動させている間、前記取得手段により取得したタイムアウト時間を表示部に表示させる表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ制御装置。
  3. 衛星放送の電波の極を設定する設定手段と、
    印加される電圧に応じて前記アンテナで受信する衛星放送の電波の極を切り替える切替装置に対して、前記設定手段により設定された極に応じた電圧を印加する印加手段をさらに備え、
    前記移動手段は、前記切替装置に印加された電圧の上昇に応じて、前記アンテナを移動させる速度を速くするものであり、
    前記測定手段は、前記印加手段により前記切替装置に対して印加される電圧のうち、最も高い電圧が印加された際の前記移動時間を測定することを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナ制御装置。
  4. 前記設定手段は、前記アンテナが受信する衛星が変更されて前記アンテナを前記受信位置に移動させる際、衛星放送の電波の極のうち、前記印加手段により前記切替装置に対して印加される電圧が最も高くなる極を設定することを特徴とする請求項3に記載のアンテナ制御装置。
  5. 前記設定手段は、前記アンテナを前記基準位置に移動させる際、衛星放送の電波の極のうち、前記印加手段により前記切替装置に対して印加される電圧が最も高くなる極を設定することを特徴とする請求項3または4に記載のアンテナ制御装置。
  6. 前記移動制御手段は、前記アンテナの受信位置のうちいずれか一つの受信位置を前記基準位置として用い、前記基準位置として用いた受信位置から他の前記受信位置に前記アンテナを移動させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載のアンテナ制御装置。
  7. 前記測定手段は、さらに、前記アンテナが前記基準位置から前記受信位置に移動した移動方向を、前記アンテナが衛星放送を受信する衛星毎に測定し、
    前記取得手段は、前記アンテナが受信する衛星が他の衛星に変更された場合に、前記変更前の衛星について測定された移動時間および移動方向と前記他の衛星について測定された移動時間および移動方向から、前記変更前の衛星の受信位置から前記他の衛星の受信位置への前記アンテナの移動に要するタイムアウト時間を取得することを特徴とする請求項1から5のいずれか一に記載のアンテナ制御装置。
  8. アンテナ制御装置で実行されるアンテナ制御方法であって、
    前記アンテナ制御装置は、制御部および記憶部を備え、
    前記制御部は、
    移動制御手段が、受信対象の衛星の変更に応じて衛星放送を受信可能な受信位置にアンテナを移動させる移動手段を制御して、前記アンテナを基準位置から前記受信位置に移動させる工程と、
    測定手段が、前記アンテナが前記基準位置から前記受信位置に移動するまでに要する移動時間を、前記アンテナが受信する衛星毎に測定する工程と、
    取得手段が、前記アンテナが受信する衛星が他の衛星に変更された場合に、変更前の衛星について測定された移動時間および前記他の衛星について測定された移動時間から、前記変更前の衛星の受信位置から前記他の衛星の受信位置への前記アンテナの移動に要するタイムアウト時間を取得する工程と、
    を含むことを特徴とするアンテナ制御方法。
  9. アンテナが受信する衛星放送の電波の極を設定する設定手段と、
    印加される電圧に応じて前記アンテナで受信する衛星放送の電波の極を切り替える切替装置に対して、前記設定された極に応じた電圧を印加する印加手段と、
    受信対象の衛星の変更に応じて衛星放送が受信可能な受信位置に前記アンテナを移動させるものであり、前記切替装置に印加された電圧の上昇に応じて前記アンテナを移動させる速度を速くする移動手段を制御して、前記アンテナを基準位置から前記受信位置に移動させる移動制御手段と、
    前記アンテナが前記基準位置から前記受信位置に移動するまでに要する移動時間を、前記アンテナが受信する衛星毎に測定する測定手段と、
    前記アンテナが受信する衛星が他の衛星に変更された場合に、変更前の衛星について測定された移動時間および前記他の衛星について測定された移動時間から、前記変更前の衛星の受信位置から前記他の衛星の受信位置への前記アンテナの移動に要するタイムアウト時間を取得する取得手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記アンテナを前記基準位置に移動させる際、衛星放送の電波の極のうち、前記印加手段により前記切替装置に対して印加される電圧が最も高くなる極を設定することを特徴とするアンテナ制御装置。




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