JP4604620B2 - ディジタルテレビジョン放送信号受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばATSCなどのディジタルテレビジョン放送信号を受信するためのディジタルテレビジョン放送信号受信装置に関する。
ATSCディジタルテレビジョン放送(以下、TV放送と略称する)が行われている北米大陸では、平野部に大都市が点在し、各都市の近郊で放送されているTV放送信号を受信するユーザ側から見ると、様々な方向からTV放送信号が送信されてくるため、自分の見たい番組が放送されている放送局の方向にアンテナの向きを調整する必要がある。そこで、スマートアンテナ等の多指向性アンテナが実用化されつつある。一般的な地上波テレビジョン放送用のアンテナは、八木アンテナと呼ばれる形状をしており、これは、強い指向性により、弱い電波でも受信することができるのが特徴のアンテナである。一方、指向性が強いために、ある放送局の電波しか受信できないと言う弱点もある。同時に、指向性が高い分、わずかな方向変化でも信号受信強度が変化する。
なお、地上波のテレビジョン放送がアナログからデジタルへ移行する過程で、受信不能になった一部のチャンネルの再設定操作を簡単に行えるようにしたテレビジョン受信機が特許文献1に開示されている。また、ユーザが使用する地域で受信可能な放送局を一括して記憶させるプリセットの操作を簡単化したチューナシステムが特許文献2に開示されている。
特開2001−148810号公報 特開2001−244795号公報
上述のように、米国のATSCディジタルテレビジョン放送では、放送電波が全方向から来る可能性があり、そのため、TV放送受信においては、多指向性のアンテナ(スマートアンテナ)が必要とされ、EIA−909規格によれば、スマートアンテナは円を16分割した各方向に受信方向を有すると規定されている。一方、TV放送信号を受信するディジタルテレビジョン放送信号受信装置としては、EIA−909規格に準拠して16方向の全てに対して多指向性アンテナ受信方向を調整できるように設定されている。
また、ディジタルテレビジョン放送信号受信装置(以下、ディジタルTV受信装置と略称する)には、ユーザが選択したチャンネルのTV放送信号を最も状態良く受信できるアンテナの方向を選択するスキャン機能が備え付けられているものも存在する。通常、放送局側のアンテナ、すなわち送信塔の位置は変化しないので、各チャンネル毎に16方向についてスキャンを行い、最も受信状態の良い方向をそのチャンネルの受信方向に設定すればよい。ところが、米国などでは、比較的容易に放送局が新規開業する一方、放送局が倒産することもあり得る。そのため、従来受信できなかったチャンネルが新たに受信できるようになったり、従来受信できていたチャンネルが受信できなくなったりすることがある。さらに、高層ビルの建設によってTV放送信号の受信状態が変化することもあり得る。そのため、必要に応じてユーザが選択したチャンネルについて最適な受信方向を設定し直す必要がある場合もあり得る。
そこで、全てのチャンネルについて上記スキャン動作を自動で行う全域スキャン(オートスキャン)機能が備えられたディジタルTV受信装置が開発されている。ところが、全域(全チャンネル)に亘って上記スキャン動作を行うとなると、米国ではチャンネル数が極めて多い(100を超える場合が多い)ことから、全チャンネルについて最適の受信方向を決定するには相当の時間を要する不具合がある。つまり、この全域スキャン動作を行っている間はテレビ番組の視聴ができないので、その間ユーザはただ単にスキャン動作が終了するのを待つことになる。具体的な所要時間は、地域によってチャンネル数が異なるし、受信信号の処理内容(信号強度のみを比較の基準にするのか、あるいは強度に加えてエラービットレート等の条件も基準にするのか等)によって異なるが、概ね数10分から長い場合には1時間を超える場合もある。
また、上記全域スキャン動作は、ユーザが、全チャンネルの受信方向の設定し直しが必要と判断した際に、適宜の手動操作で行われるものであるが、当該全域スキャン動作を実行している最中に、視聴を希望する番組が見つかった等の理由により、ユーザがその実行を中止することがある。この場合、従来装置では、途中まで実行した最適受信方向のサーチ結果は破棄され、ユーザが再び全域スキャンを手動で開始した際には、再び最初のチャンネルから最適受信方向のサーチが始まり、その点でも全域スキャン動作は非効率な時間のかかる動作となっていた。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ディジタルTV受信装置においてテレビ番組の視聴が不可能になる全域スキャン動作を、ユーザがスタンバイ状態(視聴不可状態)を選択した時に実行させることにより、長時間要する全域スキャン動作ではあっても、ユーザにとってはテレビ番組視聴時間の制限を受けたと感じることのないディジタルTV受信装置を提供することを目的とする。また、全域スキャン動作の実行途中で動作中止となった場合には、中止時の最適受信方向が決定している受信チャンネル又は受信方向を記憶して、全域スキャン動作が再開された時には、その記憶した受信チャンネル又は受信方向の次の受信チャンネル又は受信方向から動作を再開することにより、全域(全チャンネル)をスキャンするに要する時間そのものを短縮し、その点でもユーザにとって視聴時間の制限を受ける程度が少ないと感じられるディジタルTV受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、予め規格で定められている複数の受信方向を有する多指向性アンテナが接続されて、テレビジョン放送視聴時には、前記複数の受信方向のうち受信チャンネルに応じたいずれか1つの最適受信方向を有効にしてテレビジョン放送信号を受信し、各受信チャンネルに対する最適受信方向のサーチ時には、前記多指向性アンテナの受信方向をスキャン動作させて各受信方向における受信強度の比較により最適受信方向を決定するディジタルテレビジョン放送受信装置において、
前記多指向性アンテナに対して、受信方向をスキャン動作させる制御信号を出力する制御信号出力手段と、前記多指向性アンテナのスキャン動作で受信したテレビジョン放送信号の受信強度を検出する放送信号処理手段と、前記放送信号処理手段により検出された受信方向ごとの受信信号強度情報を一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された受信信号強度情報を用いて、各受信チャンネルについての最適な受信方向を決定する受信方向決定手段と、前記制御信号出力手段、放送信号処理手段、記憶手段及び受信方向決定手段による各受信チャンネルについての最適受信方向を決定する手順を、受信チャンネルの数だけ繰返す全域スキャン実行手段と、前記全域スキャン実行手段が上記手順を繰返すことにより得られた最適な受信方向が決定された最新の受信チャンネルを記憶する受信チャンネルメモリと、前記制御信号出力手段が多指向性アンテナに対して出力した最新の受信方向を記憶する受信方向メモリと、当該ディジタルテレビジョン放送受信装置をスタンバイ状態と視聴可能状態との間、又は手動全域スキャンのオン状態とオフ状態との間で切替えるスイッチ手段と、前記制御信号出力手段が受信方向をスキャン動作させる度にカウント値を更新するカウンタnと、前記全域スキャン実行手段が受信チャンネルを変更する度にカウント値を更新するカウンタmと、を備え、前記制御信号出力手段は、当該放送受信装置が、前記スイッチ手段の切替えによりスタンバイ状態、又は手動全域スキャンのオン状態にある(以下、視聴不可状態という)時、多指向性アンテナのスキャン動作を実行し、前記受信方向決定手段は、視聴不可状態時に、各受信チャンネルについての最適な受信方向の決定動作を行い、前記全域スキャン実行手段は、視聴不可状態時に、各受信チャンネルについての最適な受信方向を決定する手順の繰返し動作を行い、さらに、前記受信チャンネルメモリは、前記スイッチ手段の切替えによるスタンバイ状態から視聴可能状態への移行、又は手動全域スキャンのオン状態からオフ状態への移行時(以下、視聴可能状態移行時という)に、前記カウンタmの値を保存することにより、最適な受信方向が決定された最新の受信チャンネルを保存し、前記受信方向メモリは、視聴可能状態移行時に、前記カウンタnの値を保存することにより、前記放送信号処理手段がテレビジョン放送信号の受信強度を検出した最新の受信方向を保存し、前記制御信号出力手段は、視聴不可状態移行時に、多指向性アンテナのスキャン動作を、受信方向メモリに記憶された最新受信方向の次の受信方向から再開し、前記全域スキャン実行手段は、視聴不可状態移行時に、前記繰返し動作を、受信チャンネルメモリに記憶された最新受信チャンネルの次の受信チャンネルから再開し、全域スキャンが中止された後の視聴不可状態移行時には、中止時点で最適受信方向が決定している受信チャンネルの次の受信チャンネル及び中止時点で受信強度を検出している受信方向の次の受信方向から、全域スキャンを再開するものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記カウンタnは、360°の受信方向を16分割した各受信方向に対応するn=16からn=0までを1ずつカウントダウンするものであり、前記放送信号処理手段が、1つの受信方向について受信信号強度の検出をし、前記記憶手段が検出した受信信号強度を保存した後に前記カウンタnをカウントダウンし、前記カウンタmは、全受信チャンネルに対応するm=1からm=(受信可能な最大のチャンネル数)までを1ずつカウントアップするものであり、前記受信方向決定手段が、1つの受信チャンネルについて最適の受信方向を決定した後にカウンタmをカウントアップする。
請求項1の発明によれば、ディジタルTV受信装置においてユーザの視聴が不可能になる全域スキャン動作を、ユーザが意図してスタンバイ状態(視聴不可状態)を選択した時に実行させることにより、長時間要する全域スキャン動作ではあっても、ユーザにとってはテレビ番組視聴時間の制限を受けたと感じることのないディジタルTV受信装置を提供することができる。また、全域スキャン動作の実行途中で動作中止となった場合には、中止時の最適受信方向が決定している受信チャンネル及び受信信号強度の検出が終了している受信方向を記憶して、全域スキャン動作が再開された時には、その記憶した受信チャンネル及び受信方向の次の受信チャンネル及び受信方向から動作を再開することにより、全域(全チャンネル)をスキャンするに要する時間そのものを短縮し、その点でもユーザにとって視聴時間の制限を受ける程度が少ないと感じられるディジタルTV受信装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係るディジタルTV受信装置について図面を参照して説明する。図1は、ユーザが家庭においてTV放送信号を受信する状況を示す。ディジタル(地上波)TV放送が行われている地域では、受信したディジタルTV放送信号の強度が一定の閾値以上であれば、補正などにより一定の画質の画像が得られる。そのため、図1に示すように、A地域、B地域、C地域など複数箇所の点在する放送局から送信されてくるTV放送信号を受信して、TV番組を視聴することができる。このような状況に対応して、複数の受信方向を有するスマートアンテナと呼ばれる多指向性アンテナが実用化されている。
ディジタルTV受信装置は、アナログTV放送信号も受信することができ、ディジタルTV放送信号と同様に、多指向性アンテナの受信方向の数を確認して、無駄のない最適な受信方向制御を行うことができる。従って、特にディジタルTV放送信号とアナログTV放送信号を区別する必要がないときは、単にTV放送信号とする。
一方、EIA−909規格に準拠したディジタルTV受信装置は、接続される多指向性アンテナの種類や受信方向の数などにかかわらず、16の受信方向の全てに対して切り換えが可能でなければならない。
本実施の形態に係るディジタルTV受信装置は、多指向性アンテナが接続されたときに、規格で定められている16の受信方向のそれぞれについてTV放送信号の受信を行い、受信状態を測定する。そして、各受信チャンネルの信号受信強度の最大の方向を記憶しておき、ユーザが事後にチャンネル選択した時には、多指向性アンテナをその最適方向に向ける。
図2は、本実施の形態に係るディジタルTV受信装置1の構成を示す。ディジタルTV受信装置1は多指向性アンテナ2に接続され、TV放送信号を受信するチューナ11、チューナ11で受信したディジタルTV放送信号に対して所定の信号処理を行い、復号化するATSCフロントエンド12、チューナ11で受信したアナログTV放送信号を復号化するNTSCデコーダ13、MPEG圧縮されていたTV放送信号をデコードするMPEGデコーダ14、デコードされたTV放送信号に所定の表示画像を重畳させるオンスクリーンディスプレイ部15、チューナ11により受信したTV放送信号の受信状態を検知し、多指向性アンテナ2の制御ユニット21を制御するとともに、ATSCフロントエンド12やNTSCデコーダ13などを制御する制御部16、デコードされたTV放送信号を一時的に記憶し、またデコードされたTV放送信号に重畳させる表示画像を記憶するメモリ17などで構成されている。MPEGデコーダ14によりデコードされたTV放送信号画像は、オンスクリーンディスプレイ部15を介してモニタ装置3に出力され、表示される。
また、当該ディジタルTV受信装置の動作状態を種々に切替えるリモコン22が付属しており、リモコン22からの赤外光を受信する受光部23が備えられている。リモコン22からの指示信号が受光部23を介して制御部16に入力され、制御部16はその指示内容を実行する。リモコン22からの指示信号には、受信チャンネルの切替え、音量の増減等の他に次の2つの指示信号を含む。すなわち、第1には、当該TV受信装置をスタンバイ状態(主電源はオンになっているが、画像信号がモニタ装置3へ出力されず視聴不可の状態)と視聴可能状態(画像信号がモニタ装置3へ出力されている状態)との間で切替える指示信号であり、第2には、全域スキャン動作を強制的に開始させる指示信号である。通常はリモコン22に備えられた電源スイッチ(不図示)の押操作を繰返すことによって、上記スタンバイ状態と視聴可能状態との切替えが行われる。なお、TV受信装置1に備わったキースイッチからなる操作部24に、上記第1、第2の指示信号を発するキーを設けてもよい。したがって、リモコン22と受光部23及び制御部16、又は操作部24と制御部16によってスイッチ手段を構成する。
多指向性アンテナ2の制御ユニット21は、制御部16からの制御信号cに応じて起動し、多指向性アンテナの検出後、多指向性アンテナ2の複数ある受信方向のうち、指示された方向のみを有効にする。多指向性アンテナ2がモータでアンテナを回転させて受信方向を切り換えるタイプである場合、制御ユニット21はモータの回転を制御して、アンテナを指示された方向に向ける。一方、多指向性アンテナ2が電子スイッチのオン/オフにより有効なアンテナの方向を切り換えるタイプである場合、指示された方向のアンテナに接続された電子スイッチのみをオンし、その他の電子スイッチをオフする。
図3は、多指向性アンテナ2(スマートアンテナ)がEIA−909規格で定められた16の受信方向を有する場合における、アンテナの方向の違いによる受信状態例を示したものである。同図において、符号D01〜D16は、それぞれEIA−909規格で定められた16の受信方向を示す。TV放送の各チャンネルの電波到来方向は、例として、太字の矢印の中にCH−2(以下、CHはチャンネルの略称とする)のように示している。
本実施形態のディジタルTV受信装置1では、ユーザが前記リモコン22を操作して第1の指示信号を送信し、TV受信装置1をスタンバイ状態へ切替えた場合、あるいは第2の指示信号を送信して強制的に全域スキャン動作をさせる場合のいずれの場合(視聴不可状態)にも、全域スキャン動作が開始される。全域スキャン動作は、1つのチャンネルについて、前記制御部16から多指向性アンテナ2へ受信方向をスキャンさせる制御信号cを送信し、それによって受信方向を順に変えられたアンテナ2から受信方向ごとの受信信号が得られ、その受信信号の強度を比較することにより当該1つのチャンネルについての最適の受信方向を決定し、同様の工程を全チャンネルについて繰返す動作である。
以下において、ある1つのチャンネルについてのスキャン動作を説明し、次にそのスキャン動作を全域(全チャンネル)に亘って繰返す動作を説明する。まず、1つのチャンネルについて、最適受信方向を決定する際のディジタルTV受信装置1によるスキャン処理について、図4に示すフローチャートを参照しつつ説明する。スキャン動作が開始されると、最適受信方向を決定するチャンネルが制御部16によって設定される(S1)。制御部16は、内部に備えたカウンタnの値を参照し、値がゼロであればn=16とセットし、ゼロ以外の値であれば1だけ減算する(n=n−1)(S2)。(カウンタnがゼロ以外であれば1減算する理由は後述する。)次に、制御部16は第n番目の方向を指定する制御信号cをアンテナ制御ユニット21へ出力する(S3)。多指向性アンテナ2の受信方向切り換えに要する時間を経過した後、チューナ11により所定のチャンネルのTV放送信号を受信する(S4)。TV放送信号を受信すると、制御部16は、受信したTV放送信号の受信信号強度を測定し、測定結果をメモリ17に保存する(S5)。そして、カウンタを1つ減算し(S6)、16の受信方向の全てについてディジタルTV放送信号の信号強度を測定したか否かを判断する(S7)。16の全ての受信方向についてディジタルTV放送信号の信号強度を測定していない場合は(S7でNO)、ステップS13の判断(電源オンにより視聴可能状態へ移行したか)を経てステップS3に戻り、次の受信方向についてディジタルTV放送信号の受信信号強度を測定する。(ステップS13については後に詳述する。)したがって、ステップS3が制御信号出力手段を構成し、ステップS5が放送信号処理手段を構成し、メモリ17が記憶手段を構成する。
16の受信方向の全てについてTV放送信号の受信信号強度の測定が完了すると(S7でYES)、制御部16は、メモリ17に保存されている測定データを読み出し、全受信信号の強度比較を行い(S8)、受信チャンネルでの受信信号強度最大の最適受信方向と、この方向の最適受信信号強度を検出し、それぞれ記憶し(S9)、受信方向テーブル(図6)に登録する(S10)。更に、この最適受信方向の受信強度が所定値以上か否かを判断し(S11)、所定値以上であれば(S11でYES)、受信方向テーブルのADDフラグをオンにして処理を終了する(S12)。一方、最適受信方向の受信強度が所定値以下であれば(S11でNO)、ADDフラグをオンせず(即ち、ADDフラグがオフ状態のまま)、そのチャンネルについてのスキャン処理を終了する。ここで、例えば上記スキャン動作をした受信チャンネルが1チャンネルであったとすると、図6の受信方向テーブルのチャンネル番号1の項目(ADDフラグ42と最適受信方向43)が登録されたことになる。ステップS9が受信方向決定手段を構成する。
次に、図5のフローチャートを参照して、全てのチャンネルについて上記最適受信方向の決定を行う全域スキャン処理について説明する。制御部16は、まず放送局から配信されるチャンネル数(例えば129)に応じて、カウンタの最大値mmaxを設定する。そして、カウンタmの初期値として現在のカウンタmの値が129であればm=1をセットし、カウンタmの値が129でなければm=m+1をセットする(S21)。(カウンタmの値が129以外であれば1加算する理由は後述する。)そして、次に第m番目のチャンネルについて前述のスキャン処理(図4のフローチャート)を実行することにより、このチャンネルについて最適受信方向及びADDフラグ情報(オン,オフ)を決定し、受信方向テーブルに登録する(S22)。そして、カウンタを1つ加算し(S23)、全てのチャンネルについてスキャン処理が実行されたか否かを判断する(S24)。全てのチャンネルについてのスキャン処理が終了していない場合(S24でNO)、ステップS25の判断(電源オンにより視聴可能状態へ移行したか)を経てステップS22に戻り、次のチャンネルについてスキャン処理が実行される。(ステップS25については後に詳述する。)全てのチャンネルについて、最適受信方向及び登録チャンネル情報が受信方向テーブル40に登録されると(S24でYES)、全域スキャン処理を終了する。したがって、ステップS21〜S24が全域スキャン実行手段を構成する。
図6は、上記全域スキャン処理により作成された受信方向テーブルの例を示す図である。受信方向テーブル40には、チャンネル番号41と対応させて、最適受信方向43、及びADDフラグ情報42が記憶されている。なお、図6において、ADDフラグオン状態を“○”印で示し、ADDフラグのオフ状態を無印で示している。また、最適受信方向43の欄に記載されている各数字は図3におけるスマートアンテナ2の受信方向D01からD16に対応している。この受信方向テーブルにおいて、チャンネル1とチャンネル2は同じ最適受信方向D01をもつが、チャンネル1ではADDフラグに○印がないので、受信できても受像レベルが低く、十分な品質の画像が得られないので受信しないように設定できる。従って、チャンネルを選択する際、ADDフラグのある場合のみ選局し、ADDフラグのない場合は選局を事前に省くことも可能である。
全域スキャン動作は、以上のとおり実行されて最終的に前記受信方向テーブル40が完成し、受信可能なチャンネルとその受信方向が確定する。そして、本実施形態では全域スキャン動作が、TV受信装置1をスタンバイ状態へ切替えた場合、あるいは第2の指示信号を送信して強制的に全域スキャン動作をさせる場合のいずれの場合にも、全域スキャン動作が開始され、かつ途中で中止された場合、再開後のスキャン動作は、中止時点で最適受信方向が決定している受信チャンネルの次のチャンネル及び受信強度を検出した受信方向の次の受信方向から開始し、全域をスキャンする所要時間が短縮される。
以下、TV受信装置1をスタンバイ状態へ切替えた場合について図7のフローチャートに沿って説明する。すなわち、今モニタ装置3に画像が表示されている状態(視聴可能状態)で、ユーザが就寝などの理由により前記リモコン22の電源スイッチをオフし、TV受信装置1をスタンバイ状態(視聴不可状態)へ移行させると(S31でYES)、制御部16はその切替を検知して直ちに前記全域スキャン処理を実行させる(S32)。そして、全域スキャン処理(図5)及びスキャン処理(図4)の実行中に、ユーザがリモコン22の電源スイッチをオンし、TV受信装置1を視聴可能状態へ移行させると、前記ステップS25及びステップS13の判断がYESとなるので、全域スキャン処理及びスキャン処理は中断し、図7のステップS33へ戻る。ステップS33では制御部16内に備えられた受信チャンネルメモリm*及び受信方向メモリn*へ、それぞれ最適受信方向が決定した最新の受信チャンネル及び受信信号の受信強度が検出された最新の受信方向が保存される。
つまり、受信チャンネルについては、ステップS23で1加算したチャンネルについて未だスキャン処理(S22)が終了していないので、ステップS23で1加算する前のカウンタmの値を受信チャンネルメモリm*へ保存する。受信方向については、ステップS6で1減算した受信方向について未だ受信信号強度の測定・保存(S5)が終了していないので、ステップS6で1減算する前のカウンタnの値を受信方向メモリn*へ保存する。これを図6の受信方向テーブル40に基づいて説明する。今、仮に2チャンネルのスキャン動作中であって受信方向がD10まで信号強度測定が終了した時点で視聴可能状態への移行があったとすると、最適受信方向が決定しているのは1チャンネルであるので、受信チャンネルメモリm*には「1」が保存され、受信信号強度測定が終了しているのは方向D10であるので受信方向メモリn*には「D10」が保存される。
以上のように受信チャンネルメモリm*と受信方向メモリn*に保存された受信チャンネル番号と受信方向は、次にそれぞれカウンタmとカウンタnへセットされる(S34)。その後、再びユーザによってスタンバイ状態への移行(電源オフ)がなされた際には(S31でYES)、全域スキャン処理が再開される。そして再開された全域スキャン処理(図5)では、カウンタmの値に1加算されて再開されるので(つまり、最適受信方向が決定したチャンネルの次のチャンネルから再開されるので)、最適受信方向が未決定なチャンネルから再開することになり、スキャン処理(図4)では、カウンタnの値から1減算されて再開されるので(つまり、受信強度を検出した方向の次の方向から再開されるので)、受信信号強度が未測定な受信方向から再開されることになる。再開後に再びユーザの電源スイッチオン操作により視聴可能状態への移行がなされたならば(S25及びS13でYES)、再びその時点での最新の確定受信チャンネルと最新の測定済み受信方向が受信チャンネルメモリm*と受信方向メモリn*へ上書き保存される。
以上の説明では、ユーザがリモコン22の電源スイッチをオン・オフすることによってTV受信装置1をスタンバイ状態と視聴可能状態との間で切替える場合を説明したが、前述のとおりリモコン22の指示信号には全域スキャン動作を強制的に開始させる信号があり、この指示信号によってTV受信装置1がスタンバイ状態と視聴可能状態との間で切替えられる場合にも同様の動作をする。具体的には、図7におけるステップS31の内容を「リモコン操作による全域スキャン開始指示があったか?」に読替え、図5におけるステップS25及び図4におけるステップS13の内容を「リモコン操作による全域スキャンの中止指示があったか?」と読替えれば、ユーザによって強制的に全域スキャンを実施する場合のフローになる。また、全域スキャン動作を強制的に開始させる信号は、リモコン22からの直接の指示信号としてではなく、モニタ装置3の画面上にオンスクリーンディスプレイによって所定の選択画面が表示され、その中からユーザがリモコンのカーソル移動操作等によって全域スキャン動作を選んだ場合に、全域スキャン動作を開始させる信号が生成されるようにしてもよい。
さらに、以上の説明では、受信方向が決定した受信チャンネルを保存する受信チャンネルメモリと受信信号の強度測定が終了した受信方向メモリを備え、全域スキャン再開時には保存した受信チャンネル、受信方向のそれぞれについて次の受信チャンネル、受信方向からスキャン処理を開始するようになっていたが、受信チャンネルメモリのみ備えて、全域スキャン再開時には保存した受信チャンネルの次のチャンネルから再開し、受信方向については再開した受信チャンネルの1番目の方向からスキャン処理を開始するようにしてもよい。つまり、最適受信方向が決定していないチャンネルについては、全域スキャンの再開後に全受信方向についてその信号強度を測定するようにしてもよい。この場合、時間短縮の効果は多少減殺されるが、1つの受信チャンネルについての全受信方向の受信強度の測定を、時間を隔てた別々の期間で行う(つまり、ユーザが頻繁にリモコン22の電源オン・オフを行う場合)のではなく、比較的短い時間内で一度に行うこととなり、電波状態の変動を受けにくく、より信頼性の高い信号受信強度データを得ることができる。なお、この場合には、図4のフローチャートにおけるステップS13が省略され、ステップS2の内容は「カウンタnを16にセットする」に変更される。
ユーザが家庭においてディジタルTV放送信号を受信する状況を示す概念図。 本発明の一実施形態に係るディジタルTV受信装置の構成を示す電気的ブロック図。 アンテナの方向とTV放送信号の受信状態の一例を示す図。 本発明の一実施形態に係るディジタルTV受信装置による1つの受信チャンネルについてのスキャン処理を示すフローチャート。 同ディジタルTV受信装置による全域スキャン処理を示すフローチャート。 同ディジタルTV受信装置による全域スキャン処理により作成された受信方向テーブルを示す図。 同ディジタルTV受信装置による全域スキャン処理の開始及び中止後の再開に関する制御を示すフローチャート。
符号の説明
1 ディジタルTV受信装置
2 多指向性アンテナ(スマートアンテナ)
3 モニタ装置
11 チューナ
12 ATSCフロントエンド
13 NTSCデコーダ
14 MPEGデコーダ
16 制御部(制御信号出力手段、放送信号処理手段、受信方向決定手段、全域スキャン実行手段)
17 メモリ(記憶手段)
21 制御ユニット
22 リモコン(スイッチ手段)
24 操作部(スイッチ手段)
40 受信方向テーブル
41 チャンネル番号
43 最適受信方向
m カウンタ(受信チャンネルカウンタ)
n カウンタ(受信方向カウンタ)
m* 受信チャンネルメモリ
n* 受信方向メモリ

Claims (2)

  1. 予め規格で定められている複数の受信方向を有する多指向性アンテナが接続されて、テレビジョン放送視聴時には、前記複数の受信方向のうち受信チャンネルに応じたいずれか1つの最適受信方向を有効にしてテレビジョン放送信号を受信し、各受信チャンネルに対する最適受信方向のサーチ時には、前記多指向性アンテナの受信方向をスキャン動作させて各受信方向における受信強度の比較により最適受信方向を決定するディジタルテレビジョン放送受信装置において、
    前記多指向性アンテナに対して、受信方向をスキャン動作させる制御信号を出力する制御信号出力手段と、
    前記多指向性アンテナのスキャン動作で受信したテレビジョン放送信号の受信強度を検出する放送信号処理手段と、
    前記放送信号処理手段により検出された受信方向ごとの受信信号強度情報を一時的に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された受信信号強度情報を用いて、各受信チャンネルについての最適な受信方向を決定する受信方向決定手段と、
    前記制御信号出力手段、放送信号処理手段、記憶手段及び受信方向決定手段による各受信チャンネルについての最適受信方向を決定する手順を、受信チャンネルの数だけ繰返す全域スキャン実行手段と、
    前記全域スキャン実行手段が上記手順を繰返すことにより得られた最適な受信方向が決定された最新の受信チャンネルを記憶する受信チャンネルメモリと、
    前記制御信号出力手段が多指向性アンテナに対して出力した最新の受信方向を記憶する受信方向メモリと、
    当該ディジタルテレビジョン放送受信装置をスタンバイ状態と視聴可能状態との間、又は手動全域スキャンのオン状態とオフ状態との間で切替えるスイッチ手段と、
    前記制御信号出力手段が受信方向をスキャン動作させる度にカウント値を更新するカウンタnと、
    前記全域スキャン実行手段が受信チャンネルを変更する度にカウント値を更新するカウンタmと、
    を備え、
    前記制御信号出力手段は、当該放送受信装置が、前記スイッチ手段の切替えによりスタンバイ状態、又は手動全域スキャンのオン状態にある(以下、視聴不可状態という)時、多指向性アンテナのスキャン動作を実行し、
    前記受信方向決定手段は、視聴不可状態時に、各受信チャンネルについての最適な受信方向の決定動作を行い、
    前記全域スキャン実行手段は、視聴不可状態時に、各受信チャンネルについての最適な受信方向を決定する手順の繰返し動作を行い、
    さらに、
    前記受信チャンネルメモリは、前記スイッチ手段の切替えによるスタンバイ状態から視聴可能状態への移行、又は手動全域スキャンのオン状態からオフ状態への移行時(以下、視聴可能状態移行時という)に、前記カウンタmの値を保存することにより、最適な受信方向が決定された最新の受信チャンネルを保存し、
    前記受信方向メモリは、視聴可能状態移行時に、前記カウンタnの値を保存することにより、前記放送信号処理手段がテレビジョン放送信号の受信強度を検出した最新の受信方向を保存し、
    前記制御信号出力手段は、視聴不可状態移行時に、多指向性アンテナのスキャン動作を、受信方向メモリに記憶された最新受信方向の次の受信方向から再開し、
    前記全域スキャン実行手段は、視聴不可状態移行時に、前記繰返し動作を、受信チャンネルメモリに記憶された最新受信チャンネルの次の受信チャンネルから再開し、全域スキャンが中止された後の視聴不可状態移行時には、中止時点で最適受信方向が決定している受信チャンネルの次の受信チャンネル及び中止時点で受信強度を検出している受信方向の次の受信方向から、全域スキャンを再開することを特徴とするディジタルテレビジョン放送信号受信装置。
  2. 前記カウンタnは、360°の受信方向を16分割した各受信方向に対応するn=16からn=0までを1ずつカウントダウンするものであり、前記放送信号処理手段が、1つの受信方向について受信信号強度の検出をし、前記記憶手段が検出した受信信号強度を保存した後に前記カウンタnをカウントダウンし、
    前記カウンタmは、全受信チャンネルに対応するm=1からm=(受信可能な最大のチャンネル数)までを1ずつカウントアップするものであり、前記受信方向決定手段が、1つの受信チャンネルについて最適の受信方向を決定した後にカウンタmをカウントアップすることを特徴とする請求項1に記載のディジタルテレビジョン放送信号受信装置。
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