JP2012004257A - ヒートシンク - Google Patents
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Abstract
【課題】省スペースで且つ電子基板への実装性に優れたヒートシンクを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るヒートシンクは小型のため、実装された電子部品間の小さなスペースにも比較的容易に設置することができる。また、本発明に係るヒートシンクは、他の電子部品と同等の手順で電子基板への実装が可能なため電子基板に実装する際の生産性が高い。特に、ヒートシンク80〜86は実装機による自動実装が可能であり、電子基板に実装する際の生産性が極めて高い。特に、ヒートシンク84、86は実装時には非接触領域Aが形成されておらず平坦な形状を有している。優れた実装性と高い放熱能力とを両立することができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係るヒートシンクは小型のため、実装された電子部品間の小さなスペースにも比較的容易に設置することができる。また、本発明に係るヒートシンクは、他の電子部品と同等の手順で電子基板への実装が可能なため電子基板に実装する際の生産性が高い。特に、ヒートシンク80〜86は実装機による自動実装が可能であり、電子基板に実装する際の生産性が極めて高い。特に、ヒートシンク84、86は実装時には非接触領域Aが形成されておらず平坦な形状を有している。優れた実装性と高い放熱能力とを両立することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、被冷却物と接合することで被冷却物の熱を放熱するヒートシンクに関するものである。
近年、電気・電子機器の小型化・多機能化に伴い、電子部品の高密度実装化が進み、これに伴い半導体部品や光学部品の放熱が重要となっている。ここで、下記[特許文献1]では、コルゲート状、プレート状、ピン状等の網目フィンや有穴フィンを放熱部として、これをベース板に設置したヒートシンクに関する発明が開示されている。
しかしながら[特許文献1]に示される発明は、その形状が大きく電子基板に実装した場合にそのスペースを圧迫するという問題点がある。また、ヒートシンクの電子基板への実装は、他の電子部品と同等の手順により行われることが生産上好ましく、この点で更なる改善が望まれる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、省スペースで且つ電子基板への実装性に優れたヒートシンクを提供することを目的とする。
本発明は、
(1)線材が編まれて形成され被冷却物10の熱を放熱する放熱部30と、
当該放熱部30の一部を構成し前記被冷却物10に非接触の非接触領域Aと、
前記被冷却物10に接合するための接合部40と、
を備えたことを特徴とするヒートシンク80〜88を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)キャリアテープ12に封入することで実装機による自動実装を可能としたことを特徴とする上記(1)記載のヒートシンク80〜86を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)放熱部30が熱変形部50、52を有し、当該熱変形部50、52が被冷却物10と接合部40との接合時の熱により変形することで非接触領域Aを形成することを特徴とする上記(2)記載のヒートシンク84、86を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)接合部40が被冷却物10の接合孔14に嵌入して接合する接合ピン44であることを特徴とする上記(1)記載のヒートシンク88を提供することにより、上記課題を解決する。
(1)線材が編まれて形成され被冷却物10の熱を放熱する放熱部30と、
当該放熱部30の一部を構成し前記被冷却物10に非接触の非接触領域Aと、
前記被冷却物10に接合するための接合部40と、
を備えたことを特徴とするヒートシンク80〜88を提供することにより、上記課題を解決する。
(2)キャリアテープ12に封入することで実装機による自動実装を可能としたことを特徴とする上記(1)記載のヒートシンク80〜86を提供することにより、上記課題を解決する。
(3)放熱部30が熱変形部50、52を有し、当該熱変形部50、52が被冷却物10と接合部40との接合時の熱により変形することで非接触領域Aを形成することを特徴とする上記(2)記載のヒートシンク84、86を提供することにより、上記課題を解決する。
(4)接合部40が被冷却物10の接合孔14に嵌入して接合する接合ピン44であることを特徴とする上記(1)記載のヒートシンク88を提供することにより、上記課題を解決する。
本発明のヒートシンクは、
放熱部が線材を編んで形成され、さらに被冷却物に非接触の非接触領域を備えているため放熱能力が高い。また、小型のためスペースも大きく圧迫することがない。さらに、他の電子部品と同等の手順で電子基板への実装が可能なため実装時の生産性が高い。
このことに加え、特に上記(2)のヒートシンクは、実装機による自動実装が可能であるため実装時の生産性が極めて高い。
またこのことに加え、特に上記(3)のヒートシンクは、実装時には平坦で接合時の熱により非接触領域を形成するため、優れた実装性と高い放熱能力とを両立させることができる。
放熱部が線材を編んで形成され、さらに被冷却物に非接触の非接触領域を備えているため放熱能力が高い。また、小型のためスペースも大きく圧迫することがない。さらに、他の電子部品と同等の手順で電子基板への実装が可能なため実装時の生産性が高い。
このことに加え、特に上記(2)のヒートシンクは、実装機による自動実装が可能であるため実装時の生産性が極めて高い。
またこのことに加え、特に上記(3)のヒートシンクは、実装時には平坦で接合時の熱により非接触領域を形成するため、優れた実装性と高い放熱能力とを両立させることができる。
本発明に係るヒートシンクの実施の形態について図面に基づいて説明する。図1に示す本発明に係る第1の形態のヒートシンク80(80a〜80g)は、放熱部30と接合部40とを有している。
放熱部30は線材を編んで編成帯状としたものであり、プレート状のものよりも表面積が大きいことから放熱能力が高い。放熱部30に用いる線材の材料としてはタフピッチ銅、無酸素銅、丹銅、黄銅、リン青銅、錫入り銅、銀入り銅、ステンレス、ニッケル等、周知の金属を使用することができる。また、線材の材料は特に金属に限定されず、高い熱伝導率を有する合成樹脂を用いても良いし、合成樹脂等の線材を編んでその表面に高い熱伝導率の金属薄膜等を蒸着等により形成しても良い。また、金属薄膜で覆われた合成樹脂等の線材を編んで放熱部30を形成しても良い。
接合部40は例えばコの字状に形成された銅板であり、放熱部30の所定の位置を挟んだ上でプレスすることで放熱部30に圧着する。尚、接合部40の表面には、半田メッキを施しても良い。
放熱部30の一部は、電子基板等の被冷却物10に密着せずに浮き上がった非接触領域Aとなっている。この非接触領域Aは被冷却物10と非接触のため接合部40から伝導してきた熱を効果的に放熱することができる。尚、第1の形態のヒートシンク80における非接触領域Aは放熱部30をプレス等で所定の形状に屈曲することで形成される。非接触領域Aの形状には特に限定は無く、例えば図1(a)のヒートシンク80aのようにコの字状であっても、図1(b)のヒートシンク80bのようにV字状であっても、図1(c)のヒートシンク80cのようにアーチ字状であっても構わない。ただし、ヒートシンク80は実装機による自動実装が可能なように、実装機の搬送ノズルが吸着する放熱部30の略中央部分が平坦であることが好ましい。尚、図1(d)のヒートシンク80dに示すように、搬送ノズルが吸着する部位に吸着板32を設け、搬送ノズルによる自動実装をより安定的に行えるようにしても良い。
また、ヒートシンク80は、図1(e)〜図1(g)のヒートシンク80e〜80gに示すように、接合部40を中央部分に設け、その両側の放熱部30を被冷却物10から浮き上がるように屈曲することで非接触領域Aを形成しても良い。この構成によれば、接合部40が吸着板32を兼ねることができ、また、接合部40が一つであるためヒートシンク80a〜80dよりも設置スペースをさらに小さくすることができる。
次に、本発明に係る第2の形態のヒートシンク82(82a、82b)を図2を用いて説明する。図2に示すヒートシンク82の接合部40は、底面と立上り部とで主に構成され、その断面は略T字形状を呈している。そして、編成帯状の放熱部30の一辺を立上り部の溝に挿入し、プレス等で圧着することでヒートシンク82が形成される。この第2の形態のヒートシンク82は、接合部40の底面を被冷却物10と接合することで、放熱部30を被冷却物10の面に対して略垂直に立設することができる。よって、放熱部30の大部分が非接触領域Aとなり、また接合部40と被冷却物10との接触面積はヒートシンク80よりも大きいため、より高い放熱能力を有することができる。尚、図2(a)のヒートシンク82aを自動実装する場合には、接合部40の上面を搬送ノズルが吸着する。
また、ヒートシンク82は、図2(b)のヒートシンク82bのように放熱部30の上部を平らにしてヒートシンク82bの断面が略H字状となるようにしても良い。この構成によれば、搬送ノズルが比較的平らな放熱部30の上面を吸着するため、より安定した自動実装を行うことができる。尚、ヒートシンク82bにはヒートシンク80dと同様、搬送ノズルが吸着する部位に吸着板32を設けても良い。この構成によれば、さらに安定した自動実装を行うことができる。
次に、本発明に係る第3の形態のヒートシンク84、86を図3、図4を用いて説明する。第3の形態のヒートシンク84(84a〜84e)及びヒートシンク86(86a、86b)は、放熱部30が被冷却物10と接合部40との接合時の熱により変形する熱変形部50、52を有している。尚、ヒートシンク84の熱変形部50は熱膨張を利用したものであり、またヒートシンク86の熱変形部52は熱収縮を利用したものである。
先ず、熱膨張を利用した熱変形部50を有するヒートシンク84を、図3を用いて説明する。図3(a)に示すヒートシンク84aの熱変形部50は線膨張率が比較的大きな熱変形部材54aと線膨張率が熱変形部材54aよりも小さな熱変形部材54bとが接合されて形成されている。そして、ヒートシンク84aでは、被冷却物10の側が線膨張率の小さな熱変形部材54bとなる。尚、図3(a)では熱変形部50が被冷却物10の側に設置された例を示しているが、熱変形部50は放熱部30の上面側に設置しても良いし内部に設けても良い。また2枚の放熱部30で挟んでも良い。
熱変形部材54a、熱変形部材54bの材質に関しては特に限定は無く、バイメタルのように線膨張率の異なる金属を用いても良い。ただし、被冷却物10と接合部40との接合時の温度である200℃前後の温度で、熱変形部50が十分な量、変形して湾曲するような材質の組み合わせを選択する。例えば、熱変形部材54aには線膨張率が大きな耐熱性の合成樹脂を用い、熱変形部材54bには合成樹脂に比較して線膨張率が小さい金属やセラミクスを用いることが好ましい。熱変形部材54aに使用可能な耐熱性の合成樹脂としては、例えば、フッ素樹脂であるポリテトラフルオロエチレン等が挙げられる。
また、放熱部30に金属線を使用している場合には、図3(b)のヒートシンク84bに示すように、放熱部30の上面側に金属よりも線膨張率が大きな例えば耐熱性合成樹脂の熱変形部50を設置しても良い。また、図3(c)のヒートシンク84cに示すように、放熱部30の上面側を被冷却物10側よりも線膨張率が大きな例えば耐熱性合成樹脂の線材で編成し、これを熱変形部50としても良い。
上記のヒートシンク84a〜84cの構成は、図3(d)に示すように、接合部40を中央部分に設けたヒートシンク84dにも適用が可能である。ただしこの場合、被冷却物10の側に線膨張率の大きな熱変形部50もしくは熱変形部材54aが位置する必要がある。
尚、ヒートシンク84a〜84cでは、熱変形部50の変形に伴って接合部40がランドLから浮き上がり固着部分の面積が減少する可能性がある。よって、図3(e)のヒートシンク84eに示すように、熱変形部50を接合部40にかからない長さとし、熱変形部50と接合部40との間の放熱部30に切り込みや圧痕等の屈曲部43を設けても良い。尚、屈曲部43は放熱部30上面側もしくは下面側もしくはその双方に設けることが可能である。そして、屈曲部43を有するヒートシンク84eは、熱変形部50が変形する際に屈曲部43で屈曲する。このため、接合部40に対する熱変形部50の影響は少なくなり、接合部40のランドLからの浮き上がりは軽減される。これにより、被冷却物10と接合部40とをより強固に接合することができる。尚、屈曲部43は後述のヒートシンク86aに設けても構わない。
次に、熱収縮を利用した熱変形部52を有するヒートシンク86を、図4を用いて説明する。図4に示すヒートシンク86(86a、86b)の熱変形部52は被冷却物10と接合部40との接合時の温度である200℃前後の温度で熱収縮する例えばポリオレフィン等の合成樹脂が用いられる。そして、両端に接合部40を備えた図4(a)のヒートシンク86aの場合には、熱変形部52は被冷却物10側に設置される。また、中央に接合部40を備えた図4(b)のヒートシンク86bの場合には放熱部30の上面側に設置される。尚、熱変形部52は図4のように熱変形部52の両端のみを放熱部30等に固定しても良いが、放熱部30の全面に亘って固定するようにしても良い。
尚、上記のヒートシンク84、86は、搬送ノズルが吸着する部位に吸着板32を設けても良い。また、熱変形部50、52が放熱部30の上面側に位置する場合にはこれが吸着板32を兼ねるようにしても良い。
次に、本発明に係る第4の形態のヒートシンク88を図5を用いて説明する。本発明に係る第4の形態のヒートシンク88は、編成帯状の放熱部30の一辺に接合部40としての接合ピン44がプレス等により圧着されている。そして、他のリード型電子部品と同様、接合ピン44を被冷却物10に形成された接合孔14に嵌入して、半田付けもしくは熱硬化接着剤等により接合する。これにより、ヒートシンク88の放熱部30は被冷却物10の面に対して略垂直に設置される。このため、ヒートシンク88は放熱部30の大部分が非接触領域Aとなり高い放熱能力を有することができる。
次に、本発明に係るヒートシンク80〜88の実装の例及び動作を図3、図4、図6を用いて説明する。先ず、被冷却物10である電子基板の所定の位置には、パターン形成により接合部40用のランドLが設けられる。尚、接合部40用のランドLのパターン設計は、他の電子部品のパターン設計と同時に行うことができる。次に、ランドLに熱接合材Bとしてのクリーム半田を塗布する。尚、ヒートシンク80〜88は導電性が不要であるから、熱接合材Bとして熱硬化接着剤を用いても良い。この場合、ランドLは無くとも良い。
次に、熱接合材Bが塗布されたランドL上に接合部40が位置するようにヒートシンク80、82、84、86を実装する。また、図6(b)に示すように、ヒートシンク88の接合ピン44を、他のリード型電子部品と同様に被冷却物10の接合孔14に手差しにより嵌入する。これにより、電子基板(被冷却物10)上にヒートシンク80〜88が実装される。このとき、ヒートシンク80、82、84、86は、図6(a)に示すようにキャリアテープ12に封入することで、他の面実装型電子部品と同様に実装機による自動実装が可能である。特に、ヒートシンク84、86は実装時には非接触領域Aは形成されておらず平坦な形状を有している。このため、実装機による自動実装をより安定的に行うことができる。
次に、ヒートシンク80〜88が実装された電子基板を、例えばリフロー炉に投入して加熱する。これにより、熱接合材Bとしてのクリーム半田が溶融する。このとき、ヒートシンク84、86の熱変形部50、52が変形する。
ここで、ヒートシンク84a〜84c、84eの熱変形部50は、線膨張率が大きな熱変形部50もしくは熱変形部材54aが上側に位置しているから、下側の放熱部30もしくは熱変形部材54bよりも熱膨張が大きい。これにより、図3(a’)〜(c’)、(e’)に示すように、熱変形部50は放熱部30ごと上に凸の状態に変形する。また、ヒートシンク84dは、線膨張率が大きな熱変形部50もしくは熱変形部材54aが下側に位置しているから、上側の放熱部30もしくは熱変形部材54bよりも熱膨張が大きい。これにより、熱変形部50は、図3(d’)に示すように放熱部30ごと凹状に変形する。
また、ヒートシンク86の熱変形部52は被冷却物10と接合部40との接合時の熱により収縮する。これにより、ヒートシンク86aの放熱部30は熱変形部52に引っ張られて図4(a’)に示すように凸状に変形する。また、ヒートシンク86bの放熱部30は図4(b’)に示すように凹状に変形する。尚、放熱部30は線材が編まれて形成されているため、熱変形部50、52の変形により比較的容易に変形することができる。
次に、電子基板がリフロー炉を通過して温度が低下する。これにより、熱接合材Bとしてのクリーム半田は固化する。これにより、図6(b)に示すように、ヒートシンク80〜88は他の電子部品と同時に電子基板に接合される。このとき、ヒートシンク84の熱変形部50は加熱前の状態に復帰しようとするが、熱接合材Bが固化もしくは硬化しているため完全には元に戻らない。また、ヒートシンク86の熱変形部52は一度熱収縮すると元には戻らない。これにより、ヒートシンク84、86の放熱部30には被冷却物10から浮き上がった非接触領域Aが形成される。
そして、電子基板上の電子部品等が発熱した場合、ヒートシンク80〜88は接合部40から伝導する電子基板の熱を放熱部30及び非接触領域Aで放熱する。これにより、被冷却物10である電子基板は冷却される。以上がヒートシンク80〜88の実装の例及び動作である。尚、ヒートシンク80〜88は、電子基板のみならず半導体部品、光学部品、記録モジュール等、発熱する被冷却物10に直接設置しても良い。
以上のように、本発明に係るヒートシンク80〜88は小型のため、実装された電子部品間の小さなスペースにも比較的容易に設置することができる。また、発熱する電子部品や耐熱性の低い電子部品の近傍に、必要に応じて適宜設置することができる。さらに、他の電子部品のパターン設計時にヒートシンク80〜88のパターン設計も同時に行うことができる。
また、本発明に係るヒートシンク80〜88の放熱部30は、線材を編んで形成され、さらに被冷却物10と非接触の非接触領域Aを備えているため放熱能力が高い。
また、本発明に係るヒートシンク80〜88は、他の電子部品と同等の手順で電子基板への実装が可能なため電子基板に実装する際の生産性が高い。特に、ヒートシンク80〜86は実装機による自動実装が可能であり、電子基板に実装する際の生産性が極めて高い。また、ヒートシンク84、86は実装時には非接触領域Aが形成されておらず平坦な形状を有している。このため、実装機による自動実装をより安定的に行うことができる。そして、ヒートシンク84、86の熱変形部50、52は被冷却物10と接合部40との接合時の熱により変形し、放熱能力の高い非接触領域Aを形成する。よって、第3の形態のヒートシンク84、86は優れた実装性と高い放熱能力とを両立することができる。
尚、上記のヒートシンク80〜88は一例であるから、放熱部30及び接合部40の形状や位置、熱変形部50、52の形状、設置位置、材質等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更して実施することが可能である。
10 被冷却物
12 キャリアテープ
14 接合孔
30 放熱部
40 接合部
44 接合ピン
50、52 熱変形部
80〜88 ヒートシンク
A 非接触領域
12 キャリアテープ
14 接合孔
30 放熱部
40 接合部
44 接合ピン
50、52 熱変形部
80〜88 ヒートシンク
A 非接触領域
Claims (4)
- 線材が編まれて形成され被冷却物の熱を放熱する放熱部と、
当該放熱部の一部を構成し前記被冷却物に非接触の非接触領域と、
前記被冷却物に接合するための接合部と、
を備えたことを特徴とするヒートシンク。 - キャリアテープに封入することで実装機による自動実装を可能としたことを特徴とする請求項1記載のヒートシンク。
- 放熱部が熱変形部を有し、当該熱変形部が被冷却物と接合部との接合時の熱により変形することで非接触領域を形成することを特徴とする請求項2記載のヒートシンク。
- 接合部が被冷却物の接合孔に嵌入して接合する接合ピンであることを特徴とする請求項1記載のヒートシンク。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010136697A JP2012004257A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | ヒートシンク |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010136697A JP2012004257A (ja) | 2010-06-16 | 2010-06-16 | ヒートシンク |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012004257A true JP2012004257A (ja) | 2012-01-05 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2017208309A1 (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | 三菱電機株式会社 | 電子モジュールおよび電子モジュールの製造方法 |
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2010
- 2010-06-16 JP JP2010136697A patent/JP2012004257A/ja active Pending
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WO2017208309A1 (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | 三菱電機株式会社 | 電子モジュールおよび電子モジュールの製造方法 |
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