JP2012003153A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気流によって熱を筐体外により効率良く放出することが可能なテレビジョン装置および電子機器を得る。
【解決手段】テレビジョン装置および電子機器は、筐体内に収容された発熱体と、少なくとも一部が筐体内に収容され、発熱体からの熱を受熱する受熱部と、熱を放熱する放熱部と、受熱部から放熱部へ熱を運ぶ媒体を収容した伝熱部と、を有した熱輸送機構と、放熱部に熱的に接続され相互に隙間をあけて並べて配置された複数の放熱フィンと、隙間を流れる空気流を生成するファンと、隙間の少なくとも下流側で当該隙間の側方を覆う状態に設けられ、筐体に設けられた排気口に向けて空気流を偏向する偏向部材と、を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、テレビジョン装置および電子機器に関する。
従来、筐体内のファンで生成した空気流を熱輸送機構の放熱部に作用させ、当該空気流を筐体の外壁に設けた排気口から排出させる電子機器が、知られている。
特開2003−101272号公報
電子機器では、空気流によって熱を筐体外により効率良く放出することが望まれている。
そこで、本発明の実施形態は、空気流によって熱を筐体外により効率良く放出することが可能なテレビジョン装置および電子機器を得ることを目的の一つとする。
本発明の実施形態にかかるテレビジョン装置および電子機器にあっては、筐体内に収容された発熱体と、少なくとも一部が前記筐体内に収容され、前記発熱体からの熱を受熱する受熱部と、熱を放熱する放熱部と、前記受熱部から前記放熱部へ熱を運ぶ媒体を収容した伝熱部と、を有した熱輸送機構と、前記放熱部に熱的に接続され相互に隙間をあけて並べて配置された複数の放熱フィンと、前記隙間を流れる空気流を生成するファンと、前記隙間の少なくとも下流側で当該隙間の側方を覆う状態に設けられ、前記筐体に設けられた排気口に向けて空気流を偏向する偏向部材と、を備えたことを特徴の一つとする。
図1は、第1実施形態にかかる電子機器としてのテレビジョン装置の正面図であって、第一の姿勢を示す図である。 図2は、第1実施形態にかかるテレビジョン装置の正面図であって、第二の姿勢を示す図である。 図3は、第1実施形態にかかるテレビジョン装置の内部の一部を模式的に示す断面図である。 図4は、第2実施形態にかかる電子機器としてのパーソナルコンピュータの斜視図であって、展開状態を示す図である。 図5は、図4から第二の本体部のディスプレイパネルを除去した状態を示す図である。 図6は、第2実施形態にかかるパーソナルコンピュータの姿勢を示す平面図であって、(a)は第三の姿勢、(b)は第四の姿勢を示す図である。 図7は、図4のVII−VII断面図である。 図8は、第2実施形態にかかるパーソナルコンピュータの第二の本体部の内部の一部を後方(背面側)から見た斜視図である。 図9は、第2実施形態にかかるパーソナルコンピュータの第二の本体部に含まれるフィンを示す斜視図である。 図10は、第2実施形態の第1変形例にかかるパーソナルコンピュータの第二の本体部に含まれるフィンを示す斜視図である。 図11は、第2実施形態の第2変形例にかかるパーソナルコンピュータの第二の本体部の内部の一部を後方(背面側)から見た斜視図である。
以下の複数の実施形態あるいは変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素については、共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。なお、各図中、UPは、使用状態での上方を示す。
<第1実施形態>
図1,2に示すように、本実施形態にかかる電子機器としてのテレビジョン装置1は、スタンド2と、当該スタンド2に支持された本体部3と、を備えている。
スタンド2は、基台部2aと、基台部2aから上方に本体部3の中央部の後方まで伸びる脚部2bと、を有している。そして、本体部3の筐体3aの後部(背面部)が、脚部2bの先端部に(いずれも図示せず)、例えばボールジョイントやユニバーサルジョイント等を含んで構成される図示しないヒンジ機構を介して、回動可能に支持されている。このテレビジョン装置1は、所謂ピボット機能を有しており、表示画面4aの一辺4bが上方に位置した横長の第一の姿勢P1(図1)と、表示画面4aの別の一辺4cが上方に位置した縦長の第二の姿勢P2(図2)と、で使用することができる。筐体3aの前面3b等に文字や記号等で使用時の姿勢(例えば上方)を示す表示要素13等の姿勢提示要素を設けることで、ユーザは、第一の姿勢P1および第二の姿勢P2を、認識することができる。
本体部3の筐体3aは、その前面3bに設けられた開口部3cから前方に露出する表示画面4aを有した表示装置(ディスプレイ)としてのディスプレイパネル4(例えばLCD(Liquid Crystal Display)等)と、CPU6等の電子部品が実装された基板5aと、を有している。ディスプレイパネル4および基板5aは、筐体3aに、図示しないねじ等によって固定されている。基板5aと当該基板5aに実装された図示しない部品(CPU6等)等によって、基板アセンブリ5が構成されている。なお、図1,2では、CPU6以外の電子部品の図示を省略している。
ディスプレイパネル4は、前後方向(図1の紙面に垂直な方向)に薄い扁平な直方体状に形成されている。ディスプレイパネル4は、基板5aに実装された電子部品等で構成された制御回路に含まれる映像信号処理回路(いずれも図示せず)から映像信号を受け取り、その前面側の表示画面4aに、静止画や動画等の映像を表示させる。テレビジョン装置1の制御回路は、映像信号処理回路の他、いずれも図示しないチューナ部や、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)信号処理部、AV(Audio Video)入力端子、リモコン信号受信部、制御部、セレクタ、オンスクリーンディスプレイインタフェース、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等)、音声信号処理回路等を有している。基板5a(基板アセンブリ5)は、筐体3a内のディスプレイパネル4の後方(背面側)に収容されている。また、テレビジョン装置1は、音声出力用のアンプやスピーカ等(図示せず)も内蔵している。
図1,2に示すように、基板5aには、発熱体および電子部品としてのCPU6が実装されている。また、CPU6のダイ(図示せず)上には放熱ブロック6aが載置され、当該放熱ブロック6a上には熱輸送機構としてのヒートパイプ7の受熱部7aが載置されている。受熱部7aは、基板5aに締結具としてのねじ9等によって固定された押付部材8により、放熱ブロック6a上に押し付けられている。このような構成において、発熱体としてのCPU6で生じた熱は、放熱ブロック6a等を介して受熱部7aに伝達される。
熱輸送機構としてのヒートパイプ7は、熱伝導性の比較的高い金属部材(例えば銅合金等)によって構成された例えば長円状の扁平な断面の管を有する。管の一端が受熱部7a、他端が放熱部7b、そしてそれら受熱部7aおよび放熱部7bの間が伝熱部7cである。放熱部7bの管外には、熱伝導性の比較的高い金属部材(例えば銅合金等)の薄板等によって構成されたフィン(放熱フィン、図1,2には図示せず)が取り付けられている。また、筐体3a内の、放熱部7bに隣接した位置には、ファン10が設けられている。ファン10は、基板5aの厚さ方向に薄い扁平な外観を呈し、基板5aの表裏面と垂直な方向に沿う回転軸回りに回転するロータ(図示せず)を有している。そして、ファン10は、電動モータによってロータを回転させることで、例えば回転軸の軸方向の両側(表裏両側)に設けられた吸気口(図示せず)を介して筐体3a内から吸入した空気を、放熱部7bに対向する排気口(図示せず)から排出する。すなわち、ファン10から排出された空気流は、放熱部7bおよびフィン等にあたり、これにより、放熱部7bおよびフィンが冷却される。ファン10は、基板5aの隅部に形成されたL字状の切欠5b内にはめ込まれた状態に配置されている。
ヒートパイプ7の管内には、揮発性の比較的高い媒体としての例えば代替フロン等の熱輸送媒体が、封入されている。ヒートパイプ7内では、受熱部7aでCPU6からの熱によって蒸発して気体となった熱輸送媒体は、気体の状態で伝熱部7cを介して放熱部7bへ到達し、放熱部7bで冷却されて凝縮して液体になる。放熱部7bで液体となった熱輸送媒体は、液体の状態で伝熱部7cを介して受熱部7aへ戻り、受熱部7aで蒸発して気体となる。すなわち、熱輸送媒体は、受熱部7aで潜熱を吸収し、放熱部7bで潜熱を放出することにより、熱を受熱部7aから放熱部7bへ輸送する。すなわち、発熱体としてのCPU6で生じた熱は、受熱部7aおよび伝熱部7c(内で流動する熱輸送媒体)を経由して放熱部7bへ輸送され、放熱部7bから空気流に伝達されて、筐体3aに設けられた排気口3dから筐体3aの外へ排出される。
ここで、本実施形態では、図1,2を参照すると、第一の姿勢P1(図1)および第二の姿勢P2(図2)の双方で、受熱部7aが放熱部7bの下方に位置していることが理解できよう。熱輸送機構としてのヒートパイプ7では、受熱部7aが放熱部7bより上方に位置した所謂トップヒートの状態になると、液体となった熱輸送媒体が放熱部7bから受熱部7aへ戻りにくくなるため、熱輸送効率すなわち放熱効率が低下してしまう。この点、本実施形態では、正しい姿勢として規定された第一の姿勢P1(図1)および第二の姿勢P2(図2)の双方で、受熱部7aが放熱部7bより下方に位置するため、受熱部7aが放熱部7bより上方に位置することにより熱輸送効率すなわち放熱効率が低下するのを、抑制することができる。
また、本実施形態では、放熱部7bは、第一の姿勢P1(図1)および第二の姿勢P2(図2)で上端部となる筐体3aの隅部3eに配置されている。筐体3aの内部では、気流によって熱は上昇しやすい。したがって、放熱部7bが第一の姿勢P1および第二の姿勢P2で上端部となる筐体3aの隅部3eに配置されることで、筐体3aの内部に熱が留まりにくくなる。
図3に示すように、筐体3aの外壁としての天壁3fには、排気口3dが設けられている。ファン10で生成された空気流Stは、ファン10の上部に位置して放熱部7bと熱的に接続されたフィン11に当たった後、排気口3dから排出される。本実施形態では、フィン11が、放熱部7bの管壁上に、例えばはんだ付け等によって接合されている。フィン11は、放熱部7bに、熱的に、すなわち熱伝導性を有した状態で、接続されている。フィン11は、熱伝導性の比較的高い例えばアルミニウム合金等の金属材料によって構成することができる。また、ファン10からの空気流に沿う姿勢で、複数のフィン11が、放熱部7bの長手方向(図3の紙面と垂直な方向)に沿って相互に間隔をあけて並べて配置されている。すなわち、複数のフィン11は、相互に平行に配置され、ファン10で生成された空気流Stは、複数のフィン11の間に形成された複数の隙間(図示せず)を通過する。
ここで、図3に示すように、本実施形態では、ファン10の排気口10aと筐体3aの排気口3dとが、ファン10から排出された空気流の排出方向(図3では上方向)と直交する方向(本体部3の前後方向、図3では左右方向)にずれている。このため、ファン10から排出された空気流は、何らの対策を施さない状態では、筐体3aの外壁の一部(本実施形態では、後壁3gの上部の、傾斜壁部3h)に当たってしまう。そのような構成の場合、空気流の通流抵抗が増大したり、フィン11から受熱して暖められた空気流が筐体3aに当たるため、当該筐体3aが暖まったりといった、不都合が生じる虞があった。
そこで、本実施形態では、フィン11に、空気流Stを排気口3d側へ偏向する偏向部材12が、取り付けられている。偏向部材12は、本実施形態では、フィン11より熱伝導性の低い合成樹脂材料等で、フィルム状あるいはプレート状に形成されている。また、本実施形態では、フィン11の下流部分の、放熱部7bと反対側の側縁11aとして、空気流Stの下流側に向かうにつれてファン10の排気口10aに対して筐体3aの排気口3dの位置する方向へ向かう傾斜側縁11bが設けられている。また、傾斜側縁11bより上流側の側縁11aは放熱部7b側の側縁と平行である。偏向部材12は、この傾斜側縁11bを含むフィン11の側縁11aに当接し、傾斜側縁11bと平行な側縁11aとの境界部分Bで屈曲された状態で、少なくとも一つの側縁11a(例えば、複数、全てのうちいずれか、あるいは全ての側縁11a)に接着等することで固定されている。すなわち、この偏向部材12は、複数のフィン11間の隙間の側方(本実施形態では、放熱部7bの反対側、後方)を覆うとともに、傾斜側縁11bに沿って配置されている。
以上のような構成により、本実施形態では、偏向部材12によって、空気流Stを排気口3d側へ偏向することができるので、空気流Stが筐体3aの外壁にあたることによって不都合が生じるのを抑制することができる。また、偏向部材12は、フィン11の傾斜側縁11bを含めた側縁11a沿い、さらに好適には側縁11aに当接しているので、偏向部材12とフィン11との間の隙間から空気流Stが漏れるのが抑制され、当該空気流Stの漏れによって放熱効率が低下するのを抑制することができる。さらに、本実施形態では、偏向部材12が側縁11aに接着等することで固定されているので、偏向部材12によって複数のフィン11間の隙間が塞がれた構成を比較的容易に得ることができる。また、偏向部材12は、ファン10のケースとしてのカバー10bにも固定され、ファン10とフィン11との間の隙間の側方(本実施形態では後方)を覆っている。よって、ファン10とフィン11との間の隙間から空気流Stが漏れることによる放熱効率の低下を抑制することができる。また、フィン11の側縁11aだけに固定した場合に比べて、接合強度が増すという利点もある。また、本実施形態では、偏向部材12が、フィルム状またはプレート状に構成されているため、偏向部材12をより薄く構成することができ、偏向部材12を設けたことによる装置構成の増大を抑制することができる。なお、偏向部材12は、フィン11の全ての側縁11aに接合する必要はなく、一部のフィン11の側縁11aに接合してもよいし、各側縁11aに部分的に接合してもよいし、複数のうちのいくつかのフィン11(例えば配列の両端および中央など)に接合してもよい。また、偏向部材11aをフィン11や、ファン10、筐体3a、基板5a等に係合等することで固定することも可能である。また、偏向部材12を、合成樹脂等の成型品として構成したり、部分的あるいは全体的な弾性変形を伴った着脱可能な構成としたりすることもできる。
また、本実施形態では、フィン11の側縁11aおよび偏向部材12は、筐体3aの外壁としての後壁3gおよび傾斜壁部3hの内面3i側に、間隔をあけて設けられている。すなわち、筐体3aの外壁と偏向部材12との間に空気層が介在するので、偏向部材12と外壁の内面3iとが当接した場合に比べて、筐体3aが暖められるのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、外壁の内面3iと偏向部材12との間に、例えばフッ素樹脂等によって構成されて遮熱性の高い遮熱部材14が設けられている。遮熱部材14は、内面3i上に、接着等することで固定されている。遮熱部材14を設けたことで、筐体3aが暖められるのをより一層抑制することができる。
<第2実施形態>
本実施形態にかかる電子機器としての所謂ノート型のパーソナルコンピュータ20は、図4に示すように、矩形状の扁平な第一の本体部21と、矩形状の扁平な第二の本体部22と、を備えている。これら第一の本体部21および第二の本体部22は、ジョイント部23を介して、相対回動可能に接続されている。
第一の本体部21には、筐体21aの外面としての前面21b側に露出する状態で、前面(表示画面25a)側にタッチパネル24を配した表示装置としてのLCD等のディスプレイパネル25や、押しボタン機構26等が設けられている。一方、第二の本体部22には、筐体22aの外面としての前面22b側に露出する状態で、前面(表示画面28a)側にタッチパネル27を配した表示装置としてのLCD等のディスプレイパネル28や、押しボタン機構29等が設けられている。
図4に示す展開状態では、ディスプレイパネル25,28や、押しボタン機構26,29のカバー体26a,29a等が露出し、ユーザが使用可能な状態となる。一方、図示しない折り畳み状態では、前面21b,22b同士が相互に近接した状態で対向して、ディスプレイパネル25,28や、押しボタン機構26,29のカバー体26a,29a等が、筐体21a,22aによって隠された状態となる。本実施形態では、タッチパネル24,27や、押しボタン機構26,29、マイク(図示せず)等が入力操作部に相当し、ディスプレイパネル25,28や、スピーカ(図示せず)等が出力部に相当する。なお、キーボードや、クリックボタン、ポインティングデバイス等(図示せず)を有したパーソナルコンピュータでは、それらキーボードやクリックボタン等も入力操作部となる。
ジョイント部23は、第一の本体部21と第二の本体部22とを接続する部品であり、第一の本体部21および第二の本体部22とは別の部品として構成されている。ジョイント部23は、基端側に位置する第一の本体部21の端部21cと、第二の本体部22の端部22cと、を接続している。端部21c,22cの端縁21d,22dの長手方向の中央部には、当該方向の両端部を残して、当該方向の開口幅が長くかつ奥行きの短い矩形状の切欠21e,22eが形成されている。そして、ジョイント部23の半分が一方の切欠21eに挿入され、他の半分がもう一方の切欠22eに挿入されている。ジョイント部23の長さLは、切欠21e,22eの幅より僅かに短い。また、ジョイント部23の幅Wは、折り畳み状態で相互に重なり合った第一の本体部21および第二の本体部22の厚さの合計とほぼ同じである。
第一の本体部21とジョイント部23とは、第一のヒンジ機構30Aを介して回動軸Ax1回りに相対回動可能に接続されており、また、第二の本体部22とジョイント部23とは、第二のヒンジ機構30Bを介して回動軸Ax2回りに相対回動可能に接続されている。回動軸Ax1および回動軸Ax2は、相互に平行である。本実施形態では、第一のヒンジ機構30Aおよび第二のヒンジ機構30Bは相互に連動しており、ジョイント部23に対する第一の本体部21の回動軸Ax1回りの相対回動角度と、ジョイント部23に対する第二の本体部22の回動軸Ax2回りの相対回動角度とが、同じである。ただし、これらのジョイント部23に対する相対回動方向は相互に逆である。よって、ユーザが、ジョイント部23に対して第一の本体部21および第二の本体部22のうち一方を開く操作を行うと、パーソナルコンピュータ20は展開状態となり、閉じる操作を行うと、パーソナルコンピュータ20は折り畳み状態となる。また、ユーザが、第一の本体部21および第二の本体部22を開く操作を行うと、パーソナルコンピュータ20は展開状態となり、閉じる操作を行うと、パーソナルコンピュータ20は折り畳み状態となる。
本実施形態では、図5に示すように、電子部品等を含む制御回路の少なくとも一部が実装された基板31a(基板アセンブリ31)は、例えば、第二の本体部22の筐体22a内に配置されている。ディスプレイパネル28および基板31aは、筐体22aに、図示しないねじ等によって固定されている。一方、図4,5に示すように、第一の本体部21には、ディスプレイパネル25の後面側(背面側)に、機器電源としてのバッテリ32が配置されている。第一の本体部21の後面側には、背面視で矩形状を呈する凹部が形成されている。バッテリ32は、この凹部を覆う状態で、第一の本体部21の筐体21aに着脱可能に取り付けられる。このように、本実施形態では、CPU38等の主たる電子部品が実装された基板31a(基板アセンブリ31)とバッテリ32とが、第一の本体部21と第二の本体部22とに分けて設けられている。基板アセンブリ31とバッテリ32とが第一の本体部21および第二の本体部22のうち一方に集約された場合、例えば、本体部の厚みが大きくなったり、逆に厚みの制約によってバッテリ32の大きさひいては容量が制限されやすくなったりといった、不都合が生じやすい。この点、本実施形態では、基板アセンブリ31とバッテリ32とが、第一の本体部21と第二の本体部22とに分けて設けられているため、このような不都合が生じるのを回避しやすくなる。ただし、パーソナルコンピュータ20を、第一の本体部22を机上等により安定的に載置するため、本実施形態では、第一の本体部21の質量が、第二の本体部22の質量より大きい。本実施形態では、第一の本体部21が、基板アセンブリ31が収容された第二の本体部22にヒンジ機構30A,30Bを介して相対回動可能に接続された別の本体部に相当する。また、第一の本体部21のディスプレイパネル25の表示画面25aが、別の表示画面に相当する。
そして、本実施形態にかかるパーソナルコンピュータ20は、上述した机上等に載置した第一の使用形態の他、図6(a)に示す姿勢(第一の姿勢P1)で、第一の本体部21の側縁部の下部H1を、手で把持した第二の使用形態、ならびに、図6(b)に示す姿勢(第二の姿勢P2)で、図6(a)に示す姿勢で、第一の本体部21および第二の本体部22の図6の(a)で右側となる側縁部の図6の(b)の状態での下部H2を、手で把持した第三の使用形態で、使用されうる。第一の使用形態では、ユーザは、第一の本体部21を把持した手の親指で、押しボタン機構26を操作することができる。
すなわち、本実施形態にかかるパーソナルコンピュータ20は、ディスプレイパネル28の表示画面28aの一辺28bが上方に位置した第一の姿勢P1(図6の(a)参照)と、表示画面28aの別の一辺28cおよび表示画面25aの一辺25bが上方に位置した第二の姿勢P2(図6の(b)参照)と、で使用することができる。表示画面28aの一辺28bは、第一および第二の本体部21,22の境界部分Bdから離れた一辺である。また、表示画面28aの別の一辺28cおよび表示画面25aの一辺25bは、境界部分Bdを挟んで相互に対向している。本実施形態では、表示画面28aの第一の姿勢P1は、二つの表示画面28a,25aの第三の姿勢P3でもあり、表示画面28aの第二の姿勢P2は二つの表示画面28a,25aの第四の姿勢P4でもある。
ディスプレイパネル25,28は、それぞれ、扁平な直方体状に形成されている。ディスプレイパネル25,28は、基板31aに実装された電子部品等で構成された制御回路(いずれも図示せず)から表示信号を受け取り、静止画や動画等の映像を表示する。本実施形態でも、ディスプレイパネル25,28の表示画面25a,28aで表示された映像を示す光は、無色透明のタッチパネル24,27を通過して前方へ出射される。なお、パーソナルコンピュータ20の制御回路は、制御部、記憶部(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等)、インタフェース回路、各種コントローラ等を有している。また、パーソナルコンピュータ20は、音声出力用のスピーカ等(図示せず)も内蔵している。
基板31aには、図5に示すように、発熱体および電子部品としてのCPU38が実装されている。また、CPU38のダイ(図示せず)上には放熱ブロック38aが載置され、当該放熱ブロック38a上には熱輸送機構としてのヒートパイプ41の受熱部41aが載置されている。受熱部41aは、基板31aに締結具としてのねじ43等によって固定された押付部材42により、放熱ブロック38a上に押し付けられている。このような構成において、発熱体としてのCPU38で生じた熱は、放熱ブロック38a等を介して受熱部41aに伝達される。
熱輸送機構としてのヒートパイプ41は、熱伝導性の比較的高い金属部材(例えば銅合金等)によって構成された例えば長円状の扁平な断面の管を有する。管の一端が受熱部41a、他端が放熱部41b、そしてそれら受熱部41aおよび放熱部41bの間が伝熱部41cである。放熱部41bの管外には、熱伝導性の比較的高い金属部材(例えば銅合金等)の薄板等によって構成された複数のフィン44が設けられている。また、筐体22a内の、放熱部41bに隣接した位置には、ファン40が設けられている。ファン40は、基板31aの厚さ方向に薄い扁平な外観を呈し、基板31aの表裏面と垂直な方向に沿う回転軸回りに回転するロータ(図示せず)を有している。そして、ファン40は、電動モータによってロータを回転させることで、例えば回転軸の軸方向の両側(表裏両側)に設けられた吸気口40aを介して筐体22a内から吸入した空気を、放熱部41bに対向する排気口(図示せず)から排出する。すなわち、ファン40から排出された空気流は、放熱部41bおよびフィン44等にあたり、これにより、放熱部41bおよびフィンが冷却される。ファン40は、基板31aの隅部に形成されたL字状の切欠31b内にはめ込まれた状態に配置されている。ヒートパイプ41は、上記第1実施形態のヒートパイプ7と同様に機能する。
そして、図6に示すように、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様に、第一の姿勢P1(図6の(a))および第二の姿勢P2(図6の(b))の双方で、受熱部41aが放熱部41bの下方に位置する。熱輸送機構としてのヒートパイプ41では、受熱部41aが放熱部41bより上方に位置した所謂トップヒートの状態になると、液体となった熱輸送媒体が放熱部41bから受熱部41aへ戻りにくくなるため、熱輸送効率すなわち放熱効率が低下してしまう。この点、本実施形態では、正しい姿勢として規定された第一の姿勢P1および第二の姿勢P2の双方で、受熱部41aが放熱部41bより下方に位置するため、受熱部41aが放熱部41bより上方に位置することにより熱輸送効率すなわち放熱効率が低下するのを、抑制することができる。第一の姿勢P1および第二の姿勢P2は、第二の本体部22の筐体22a内に配置された姿勢センサ(図示せず)の検出結果に基づいて、制御部が表示画面25a,28aに、それぞれの姿勢P1,P2に対応する向きの映像を表示させることで、ユーザに認識させることができる。また、第一の本体部21および第二の本体部22のうち少なくとも一方に、凹凸形状や表示要素等の姿勢提示要素を設けることで、第一の姿勢P1および第二の姿勢P2を、ユーザに認識させることができる。
また、本実施形態でも、放熱部41bは、図5,6に示すように、第一の姿勢P1および第二の姿勢P2で上端部となる筐体22aの隅部22gに配置されている。筐体22aの内部では、気流によって熱は上昇しやすい。したがって、放熱部41bが第一の姿勢P1および第二の姿勢P2で上端部となる筐体22aの隅部22gに配置されることで、筐体22aの内部に熱が留まりにくくなる。
また、図5に示すように、本実施形態では、排気口22hは、筐体22aの隅部22gの側壁22iに形成されている。よって、ファン40から吹き出され隅部22gに配置された放熱部41bを通過することにより熱せられた空気流が、筐体22aの隅部22gに設けられて放熱部41bの近傍で対向する排気口22hから、より円滑に排出されるため、筐体22a内の内部に熱が留まりにくくなる。
また、図6に示すように、本実施形態では、発熱体としてのCPU38が、表示画面28aに対する正面視(すなわち、図6の視線)での第二の本体部22の中央Ctより第二の姿勢P2で上方側となる矩形領域Ar1に配置されている。したがって、筐体22a内で発熱体としてのCPU38の熱によって生じた上昇気流あるいはファン40へ吸い込まれる空気流が筐体22a内の比較的長い距離を移動することによって筐体22a内のより広い範囲の電子部品等が当該熱による影響を受けやすくなるのを、抑制することができる。また、仮に、発熱体としてのCPU38が、中央Ctに位置した場合、筐体22a内の中央Ctより排気口22hの反対側(すなわち、隅部22gの反対側)となる領域で、熱せられた空気が滞留する虞がある。この点、本実施形態では、第一の姿勢P1および第二の姿勢P2ともに、中央Ctより排気口22h側(すなわち、隅部22g側)の領域に発熱体としてのCPU38が配置されるため、熱せられた空気を筐体22a外により排出しやすい。さらに、本実施形態では、ユーザが手で第二の本体部22を把持する際、ユーザは、通常、各姿勢で下方となる中央Ctに対して矩形領域Ar1の反対側の領域Hを、手で把持する。よって、ユーザは、第二の本体部22の、CPU38やヒートパイプ41等から離間した領域Hを、手で把持するため、筐体22aのCPU38やヒートパイプ41等からの熱で暖められた領域を手で把持せずに済む。すなわち、ユーザは、パーソナルコンピュータ20を手で把持する際、筐体22aが暖められたことに伴う違和感を覚えずに済む。
また、本実施形態では、図7に示すように、第二の本体部22の筐体22aの第一の本体部21との境界部分Bdに近い位置に、吸気口22jが設けられている。よって、本実施形態では、吸気口22jが排気口22hから離れた位置に設けられるため、吸気口22jから筐体22a内に導入され排気口22hへ向けて流れる空気流によって、筐体22a内のより広い範囲を冷却しやすくなる。
また、図7に示すように、吸気口22jは、基板31aの側外方、すなわち、基板31aの端縁31eより基板31aの表面に沿う方向の外側(図7では下側)に配置されている。よって、吸気口22jから導入された空気流が基板31aの表裏両側の空間(前方側の空間Sfおよび後方側の空間Sb)に分配されやすくなり、それぞれの空間Sf,Sbを流れる空気流Stf,Stbによって基板31aの表面側および裏面側の双方に実装される電子部品を冷却しやすくなる。なお、吸気口22jを基板31aの端縁31eに対向して配置してもよい。
図7に示すように、第二の本体部22の筐体22aは、外部筐体としてのマスク34およびケース35と、内部筐体としてのインナプレート36と、を有している。外部筐体としてのマスク34およびケース35は、ねじ止めや、係合、嵌合等によって相互に一体化され、筐体22aの外郭を構成している。また、内部筐体としてのインナプレート36は、外部筐体としてのマスク34あるいはケース35(例えばケース35)にねじ止め等で固定されている。筐体22aは、ディスプレイパネル28を、その表示画面28aが前面に露出した状態で収容するとともに、基板アセンブリ31を収容する。そして、インナプレート36は、ディスプレイパネル28と基板31a(基板アセンブリ31)との間、すなわち、ディスプレイパネル28の後方(図7では左方)でありかつ基板31aの前方である位置に配置されている。そして、インナプレート36に、基板31aが固定具としてのねじ(図示せず)によって固定されている。また、ディスプレイパネル28は、インナプレート36およびマスク34に支持されている。
基板31aは、表示画面28aに対する正面視で矩形状に形成されている。ただし、基板31aには、図5,7に示すように、切欠31bが形成されている。また、本実施形態では、図7に示すように、基板31aの前面31cおよび後面(裏面)31dの双方に、多数の電子部品37が実装されている。本実施形態では、比較的背の高い電子部品37は、前面31c上に実装され、比較的背の低い電子部品37は、後面31d上に実装されている。よって、前面31cおよび後面31dの双方に背の高い電子部品37が実装された場合に比べて、基板31aおよび電子部品37を含む基板アセンブリ31の高さ(厚さ)が大きくなるのを抑制することができる。
そして、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様のフィン44や、偏向部材45、遮熱部材46等が設けられている。すなわち、図7に示すように、筐体22aの外壁としての側壁22iには、排気口22hが設けられている。ファン40で生成された空気流Stは、ファン40の上部に位置して放熱部41bと熱的に接続されたフィン44に当たった後、排気口22hから排出される。
本実施形態では、フィン44は、図9に示すように、隙間g,g間の隔壁となる隔壁部44cと、隔壁部44cの放熱部41b側の側縁で直角に屈折されて一定高さで突出した側壁部44dとを有し、L字状の断面を有している。そして、側壁部44dが、放熱部41bの管壁上に、密着した状態に並べて配置され、例えばはんだ付け等によって接合されている。このようにして、複数のフィン44の隔壁部44cが、図9に示すように、放熱部41bの長手方向(図7では紙面と垂直な方向)に沿って相互に間隔をあけて並べて配置された構成が得られる。複数のフィン44の隔壁部44cは、相互に平行に配置され、複数の隔壁部44cの間の隙間gが、ファン40からの空気流Stの通路となる。また、本実施形態でも、フィン44は、放熱部41bに、熱的に、すなわち熱伝導が可能な状態で、接続されている。そして、フィン44は、熱伝導性の比較的高い例えばアルミニウム合金等の金属材料によって構成することができる。
本実施形態でも、図7に示すように、ファン40の排気口10aと筐体22aの排気口22hとが、ファン40から排出された空気流の排出方向(図7では上方向)と直交する方向(第二の本体部22の前後方向、図7では左右方向)にずれている。このため、ファン40から排出された空気流は、何らの対策を施さない状態では、筐体22aの外壁の一部(本実施形態では、後壁22kの上部の、傾斜壁部22m)に当たってしまう。そのような構成の場合、空気流の通流抵抗が増大したり、フィン44から受熱して暖められた空気流が筐体22aに当たるため、当該筐体22aが暖まったりといった、不都合が生じる虞があった。
そこで、本実施形態でも、図7,8に示すように、フィン44に、空気流Stを排気口22h側へ偏向する偏向部材45が、取り付けられている。偏向部材45は、本実施形態では、フィン44より熱伝導性の低い合成樹脂材料等で、フィルム状あるいはプレート状に形成されている。また、本実施形態では、図9に示すように、フィン44の下流部分には、放熱部41bと反対側の側縁44aとして、空気流Stの下流側に向かうにつれてファン40の排気口10aに対して筐体22aの排気口22hの位置する方向へ向かう傾斜側縁44bが設けられている。また、傾斜側縁44bより上流側の側縁44aは放熱部41b側の側縁と平行である。偏向部材45は、この傾斜側縁44bを含むフィン44の側縁44aに当接し、傾斜側縁44bと平行な側縁44aとの境界部分Bで屈曲された状態で、この側縁44aに接着等することで固定されている。すなわち、この偏向部材45は、複数のフィン44間の隙間gの側方(本実施形態では、放熱部41bの反対側、後方)を覆っている(本実施形態では隙間gを塞いでいる)。
以上のような構成により、本実施形態でも、偏向部材45によって、空気流Stを排気口22h側へ偏向することができるので、空気流Stが筐体22aの外壁にあたることによって不都合が生じるのを抑制することができる。また、本実施形態では、偏向部材45が、フィン44の傾斜側縁44bを含めた側縁44aに当接しているので、偏向部材45とフィン44との間の隙間gから空気流Stが漏れるのが抑制され、当該空気流Stの漏れによって放熱効率が低下するのを抑制することができる。さらに、本実施形態では、偏向部材45が側縁44aに接着等することで固定されているので、偏向部材45によって複数のフィン44間の隙間gが塞がれた構成を比較的容易に得ることができる。また、偏向部材45は、ファン40のケースとしてのカバー40bにも固定され、ファン40とフィン44との間の隙間gの側方(本実施形態では後方)を塞いでいる。よって、ファン40とフィン44との間の隙間gから空気流Stが漏れることによる放熱効率の低下を抑制することができる。また、フィン44の側縁44aだけに固定した場合に比べて、接合強度が増すという利点もある。また、本実施形態では、偏向部材45が、フィルム状またはプレート状に構成されているため、偏向部材45をより薄く構成することができ、偏向部材45を設けたことによる装置構成の増大を抑制することができる。
また、本実施形態では、フィン44の側縁44aおよび偏向部材45は、筐体22aの外壁としての後壁22kおよび傾斜壁部22mの内面22n側に、間隔をあけて設けられている。すなわち、筐体22aの外壁と偏向部材45との間に空気層が介在するので、偏向部材45と外壁の内面22nとが当接した場合に比べて、筐体22aが暖められるのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、外壁の内面22nと偏向部材45との間に、例えばフッ素樹脂等によって構成されて遮熱性の高い遮熱部材46が設けられている。遮熱部材46は、内面22n上に、接着等することで固定されている。遮熱部材46を設けたことで、筐体22aが暖められるのをより一層抑制することができる。
<第1変形例>
図10に示すように、本変形例では、上記第2実施形態のフィン44の一部がフィン44Aに変更されている。フィン44Aは、隔壁部44cと、隔壁部44cの両側縁で直角に屈折されて一定高さで突出した相互に対向する一対の側壁部44dとを有し、U字状の断面を有している。そして、このような構成のフィン44Aが、フィン44,44Aの配列の両端部および中央部に設けられている。したがって、放熱部41bの反対側に位置する側壁部44dを、偏向部材45の接合面として利用することで、上記第2実施形態に比べて、フィン44,44Aと偏向部材45とを接合する領域の面積を増大することができ、フィン44,44Aに対する偏向部材45の接合強度を増大することができる。そして、他の構成は上記第2実施形態と同様であるので、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第2変形例>
図11に示すように、本変形例では、偏向部材45Aが、複数のフィン44の配列端となるフィン44Bの端縁としての側縁44aで折り曲げられ、その折り曲げられた端部45aが、当該フィン44Bの隔壁部44cの表面44eに固定されている。したがって、フィン44Bの隔壁部44cの表面を、偏向部材45Aの接合面として利用することで、上記第2実施形態に比べて、フィン44,44Bと偏向部材45Aとを接合する領域の面積を増大することができ、フィン44,44Bに対する偏向部材45Aの接合強度を増大することができる。そして、他の構成は上記第2実施形態と同様であるので、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明を、テレビジョン装置や、表示画面を二つ有するノート型のパーソナルコンピュータとして実施した構成を例示したが、本発明は、少なくとも一つの表示画面を有する他の電子機器、例えば、表示画面が一つのコンピュータ(ノート型、デスクトップ型)や、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートブック、スマートフォン、携帯電話端末等として実施することもできる。
また、電子機器、筐体、発熱体、熱輸送機構、放熱フィン、ファン、偏向部材、排気口、傾斜側縁、側縁、外壁、間隔、遮熱部材、ケース、放熱フィンの端縁、隔壁部、側壁部、表面等のスペック(方式や、構造、形状、材質、大きさ、数、方向、種類、配置、位置等)は、適宜変更して実施することができる。
上記の実施形態によれば、空気流によって熱を筐体外により効率良く放出することが可能なテレビジョン装置および電子機器を得ることができる。
1…テレビジョン装置(電子機器)、3a…筐体、3d…排気口、3g…後壁(外壁)、3h…傾斜壁部(外壁)、3i…内面、6…CPU(発熱体)、7…ヒートパイプ(熱輸送機構)、7a…受熱部、7b…放熱部、7c…伝熱部、10…ファン、10b…カバー(ケース)、11…フィン(放熱フィン)、11b…傾斜側縁、12…偏向部材、14…遮熱部材、20…パーソナルコンピュータ(電子機器)、22a…筐体、22h…排気口、22k…後壁(外壁)、22m…傾斜壁部(外壁)、22n…内面、38…CPU(発熱体)、40…ファン、40b…カバー(ケース)、41…ヒートパイプ(熱輸送機構)、41a…受熱部、41b…放熱部、41c…伝熱部、44…フィン(放熱フィン)、44b…傾斜側縁、44d…側壁部、44e…表面、45…偏向部材、46…遮熱部材、g…隙間。
本発明の実施形態は、電子機器に関する。
そこで、本発明の実施形態は、一例として、空気流によって熱を筐体外により効率良く放出することが可能な電子機器を得ることを目的の一つとする。
本発明の実施形態にかかる電子機器にあっては、筐体と、発熱体と、ファンと、複数の放熱フィンと、偏向部材と、を備える。筐体には、第一排気口が設けられた。発熱体は、筐体に収容された。ファンは、第二排気口を有し、当該第二排気口から空気を流す。複数の放熱フィンは、第二排気口と第一排気口との間で第二排気口に対して当該第二排気口での空気の排出方向に位置され、発熱体に熱的に接続され、相互に隙間をあけて配置された。偏向部材は、複数の放熱フィンの第二排気口と第一排気口との間に亘る側縁に沿って位置され、隙間を覆い、第二排気口からの空気を第一排気口に向ける。第一排気口が第二排気口での空気の排出方向から少なくとも一部外れて位置された

Claims (10)

  1. 筐体内に収容された発熱体と、
    少なくとも一部が前記筐体内に収容され、前記発熱体からの熱を受熱する受熱部と、熱を放熱する放熱部と、前記受熱部から前記放熱部へ熱を運ぶ媒体を収容した伝熱部と、を有した熱輸送機構と、
    前記放熱部に熱的に接続され相互に隙間をあけて並べて配置された複数の放熱フィンと、
    前記隙間を流れる空気流を生成するファンと、
    前記隙間の少なくとも下流側で当該隙間の側方を覆う状態に設けられ、前記筐体に設けられた排気口に向けて空気流を偏向する偏向部材と、
    を備えたことを特徴とするテレビジョン装置。
  2. 前記複数の放熱フィンの下流部分に、前記ファンの排気口から前記筐体の排気口に向かう方向に傾斜した傾斜側縁が設けられ、
    前記偏向部材が前記傾斜側縁に沿って配置されたことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン装置。
  3. 前記偏向部材が、少なくとも一つの前記傾斜側縁に固定されたことを特徴とする請求項2に記載のテレビジョン装置。
  4. 前記偏向部材が前記筐体の外壁の内面側に間隔をあけて設けられたことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載のテレビジョン装置。
  5. 前記外壁の内面と前記偏向部材との間に遮熱部材が設けられたことを特徴とする請求項4に記載のテレビジョン装置。
  6. 前記偏向部材が、前記ファンのケースに固定されたことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載のテレビジョン装置。
  7. 前記偏向部材が、フィルム状部材であることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一つに記載のテレビジョン装置。
  8. 筐体内に収容された発熱体と、
    少なくとも一部が前記筐体内に収容され、前記発熱体からの熱を受熱する受熱部と、熱を放熱する放熱部と、前記受熱部から前記放熱部へ熱を運ぶ媒体を収容した伝熱部と、を有した熱輸送機構と、
    前記放熱部に熱的に接続され相互に隙間をあけて並べて配置された複数の放熱フィンと、
    前記隙間を流れる空気流を生成するファンと、
    前記隙間の少なくとも下流側で当該隙間の側方を覆う状態に設けられ、前記筐体に設けられた排気口に向けて空気流を偏向する偏向部材と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  9. 少なくとも一つの前記放熱フィンが、複数の前記隙間の隔壁となる隔壁部と、当該隔壁部に接続されて前記隙間の側方に位置する側壁部と、を有し、
    前記偏向部材が前記側壁部に固定されたことを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記偏向部材が、前記複数の放熱フィンの配列端となる前記放熱フィンの端縁で折り曲げられ、当該放熱フィンの表面に固定されたことを特徴とする請求項8または9に記載の電子機器。
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