JP2012003057A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】立ち上げ時間の短縮化、良好な定着性、高寿命化のすべてを簡易な構成で満足させたうえで、ニップ位置を安定させることができる定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、弾性変形が可能である円筒状の定着ローラ部の両端を回転自在に支持する支持部と、定着ローラ部が当接することでニップを形成する加圧ローラ部と、トナー像を転写された記録媒体がニップに搬送されて定着される定着部と、を有し、支持部は、定着ローラ部の最も径の広い部分を境界にして、両側の外周面にそれぞれ少なくとも2箇所に配置され、その中で加圧ローラ部とニップが形成されている部分は、ニップの前後に1つずつ設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに設置される定着装置とに関する。
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置では、定着ローラと加圧ローラとを圧接させてニップ部を形成して、そのニップ部にトナー像を担持した記録媒体を搬送して記録媒体上へのトナー像の定着をおこなう定着装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような定着装置では、熱容量を小さくして装置の立ち上げ時間(ウォームアップタイム)を短縮化するために、定着ローラや加圧ローラとして、芯金上に薄肉の弾性層が形成された中空構造のローラ部材が多く用いられている。なお、定着ローラは、芯金(芯金層)、弾性層の他に、表層として離型層が形成されているのが一般的である。
例えば特許文献1においては、薄肉中空構造の弾性可能な定着ローラを用いた定着器構成に関する技術が開示されている。
上述した従来の定着装置は、立ち上げ時間の短縮化、良好な定着性、高寿命化のすべてを簡易な構成で満足するのが難しかった。
ここで、立ち上げ時間とは、定着ローラの表面温度が定着工程に必要な温度に達するまでの時間である。また、良好な定着性は、ニップ部における搬送方向のニップ幅(ニップ量)と、回転軸方向(搬送方向に直交する方向である。)のニップ幅の均一性と、が充分に確保されたときに達成されるものである。
また、高寿命化は、芯金と弾性層との接着剥がれや、芯金や弾性層の大きな変形がないときに達成されるものである。
さらに、定着ローラの回転とともにニップ位置が搬送方向で前後に揺れることを抑制することで画像ノイズのない良好な画像が得られるものである。
特許文献1に記載されている技術は、定着ローラ部材の両端を前記定着ローラ部材の外径よりも大きな内径を有する軸受部材で保持すると共に、前記定着ローラ部材は前記軸受部材の内面と前記圧着ローラによって挟持され、従動されるが、このような保持状態の場合は、定着ローラ部材であるSUS筒が回転するとニップ位置が移動してしまうことがあり、画像ノイズを発生させるという問題がある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、立ち上げ時間の短縮化、良好な定着性、高寿命化のすべてを簡易な構成で満足させたうえで、ニップ位置を安定させることができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本願発明者は、上記課題を解決するために研究を重ねた結果、次の事項を知るに至った。
すなわち、ニップ部を形成するローラ部材において、円筒状の芯金を変形させるとともに、そのときの芯金の搬送方向の外径の変形量(ΔD)を最適化することで、立ち上げ時間の短縮化、良好な定着性、高寿命化のすべてを満足し、さらにローラ部材の支持体の配置を最適化することで、ニップ位置を安定させることができる知見を得られた。
上記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、弾性変形が可能である円筒状の定着ローラ部の両端を回転自在に支持する支持部と、前記定着ローラ部が当接することでニップを形成する加圧ローラ部と、前記トナー像を転写された前記記録媒体が前記ニップに搬送されて定着される定着部と、を有し、前記支持部は、前記定着ローラ部の最も径の広い部分を境界にして、両側の外周面にそれぞれ少なくとも2箇所に配置され、その中で前記加圧ローラ部と前記ニップが形成されている部分は、前記ニップの前後に1つずつ設けられていることを特徴とする。
なお、本発明において、「ローラ部材」とは、両端が回転自在に支持されて両端に荷重が加えられるものであって、軸方向(幅方向)にわたって等分布荷重が加えられるベルト、スリーブ等とは区別されるものである。
本発明により、立ち上げ時間の短縮化、良好な定着性、高寿命化のすべてを簡易な構成で満足させたうえで、ニップ位置を安定させることができる定着装置及び画像形成装置を提供することが可能になる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る定着装置のクリーニング構成を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る定着装置の構成図である。
本発明の好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお各図中、同一または相当する部分には同一の符号を付しており、その重複する説明は適宜簡略化ないし省略する。
<画像形成装置1の構成>
図1を参照して、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
本実施形態における画像形成装置1は、原稿読込部2と露光部3と作像部4と感光体ドラム5と転写部7と原稿搬送部10と給紙部12、13、14と定着装置20とを備える。
図1において、画像形成装置1は複写機の装置本体、原稿読込部2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む、露光部3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基づいた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する、作像部4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する、転写部7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像を記録媒体Pに転写する、原稿搬送部10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する、給紙部12〜14は転写紙等の記録媒体Pが収納される。
定着装置20は定着ローラ21と加圧ローラ31とを備える。定着装置20は記録媒体P上の未定着画像を定着する。定着ローラ21は定着装置20に設置されたローラ部材としての定着ローラ、加圧ローラ31は定着装置20に設置された他部材としての加圧ローラである。
<画像形成装置の動作>
次に、図1を参照して、画像形成装置における、通常の画像形成時の動作について説明する。
最初に、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3(書込部)に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、作像部4の感光体ドラム5上に向けて照射される。
一方、作像部4において、感光体ドラム5は図中で時計方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応した画像(トナー像)が形成される。
その後、感光体ドラム5上に形成された画像は、転写部7で、レジストローラにより搬送された記録媒体P上に転写される。
一方、転写部7に搬送される記録媒体Pは、次のように動作する。
まず、画像形成装置本体1の複数の給紙部12、13、14のうち、1つの給紙部が自動又は手動で選択される。例えば、最上段の給紙部12が選択されたものとする。
そして、給紙部12に収納された記録媒体Pの最上方の1枚が、搬送経路Kの位置に向けて搬送される。
その後、記録媒体Pは、搬送経路Kを通過してレジストローラの位置に達する。そして、レジストローラの位置に達した記録媒体Pは、感光体ドラム5上に形成された画像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写部7に向けて搬送される。
そして、転写工程後の記録媒体Pは、転写部7の位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した記録媒体Pは、定着ローラ21と加圧ローラ31との間に送入されて、定着ローラ21から受ける熱と双方のローラ21、31から受ける圧力とによって画像が定着される。
画像が定着された記録媒体Pは、定着ローラ21と加圧ローラ31との間(ニップ部)から送出された後に、画像形成装置本体1から排出される。
以上のようにして、一連の画像形成プロセスが完了する。
<定着装置20の構成>
次に、図2にて、画像形成装置本体1に設置される定着装置20の構成・動作について詳述する。
図2に示すように、定着装置20は、定着ローラ21、加圧ローラ31、ガイド板35、分離板38、等で構成される。
ここで、ローラ部材としての定着ローラ21は、図2中の矢印方向に回転する薄肉の円筒体であって、その円筒体の内部にはヒータ25(熱源)が固設されている。定着ローラ21は、円筒状の芯金22上に、弾性層23、離型層24が順次積層された多層構造体であって、他部材としての加圧ローラ31に当接してニップ部45を形成する。
定着ローラ21の芯金22は、SUS304等の鉄系材料(ヤング率が1.5×1011〜2.7×1011Paである)で形成されている。また荷重を印加して、弾性状態で使用するため、厚みは50〜300μmであることが好ましい。本実施形態では、120μmと設定した。
また、定着ローラ21の弾性層23としては、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の公知の弾性材料が好適に用いられる。特に、弾性層23としてシリコーンゴムを用いる場合には、耐膨潤性を向上させるために、弾性層23上にフッ素層をコーティングすることが好ましい。
上記のように定着ローラ21の芯金22上に弾性層23を設けることで、ニップ部45を通過した後の記録媒体Pの分離性を向上させるとともに、カラー画像を形成するときの出力画像の光沢性を向上させることができる。
ここで、弾性層23は、厚さが2mm以下になるように形成することが好ましい。これにより、装置のウォームアップタイムを短縮化することができる。なお、本実施形態では、弾性層23の厚さを0.5mmと設定した。
また、弾性層23は、ゴム硬度(JIS−A)が8Hs以下になるように形成することが好ましい。これにより、ニップ部45において充分なニップ幅を確保することができるので、良好な定着性を得ることが可能となる。なお、本実施形態では、弾性層23のゴム硬度(JIS−A)を8Hsと設定した。
さらに、弾性層23は、永久歪が4%以下になるように形成することが好ましい。これにより、定着ローラ21(弾性層23)の寿命の低下を抑止することができる。ここで、本実施形態では、弾性層23の永久歪を4%と設定した。
また、定着ローラ21の離型層24としては、PFA(4フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂)、ポリイミド、ポリエーテルイミド、PES(ポリエーテルサルファイド)、等の定着ローラに適用できる公知の樹脂を用いることができる。定着ローラ21の表層に離型層24を設けることにより、トナーT(トナー像)に対する離型性(剥離性)が担保されることになる。本実施形態では、離型層24として、層厚が0.03mmのPFAチューブを適用した。
定着ローラ21のヒータ25は、内部に電熱線を有する棒状のヒータであって、その両端部が定着装置20の側板に固定されている。そして、装置本体1の電源部により出力制御されたヒータ25によって定着ローラ21が加熱されて、その表面から記録媒体P上のトナー像Tに熱が加えられる。なお、ヒータ25の出力制御は、定着ローラ21表面に当接するサーミスタ(不図示である。)によるローラ表面温度の検知結果に基づいておこなわれる。また、このようにヒータ25を出力制御することによって、定着ローラ21の温度(定着温度)を所望の温度に設定することができる。
次に、加圧ローラ31は、主として、芯金32と、芯金32の外周面に接着層を介して形成された弾性層33と、から構成される。加圧ローラ31の弾性層33は、フッ素ゴム、シリコーンゴム、発泡性シリコーンゴム等の公知の材料で形成されている。なお、弾性層33の表層にPFA等からなる薄肉の離型層を設けても良い。
また、加圧ローラ31は、不図示の加圧機構によって定着ローラ21に圧接されている。このようにして、加圧ローラ31と定着ローラ21との間に、所望のニップ部45を形成する。なお、本実施形態では、定着ローラ21に200Nの荷重がかかるように設定されている。
定着ローラ21と加圧ローラ31との当接部(ニップ部45)の入口側と出口側には、それぞれ、記録媒体Pの搬送を案内するガイド板35が配設されている。ガイド板35は、定着装置20の側板に固設されている。
また、定着ローラ21の外周面に対向する位置であって、ニップ部45の出口側近傍には、分離板38が配設されている。分離板38は、定着工程後の記録媒体Pが定着ローラ21の回転に沿って定着ローラ21に巻き付いてしまう不具合を抑止する。
画像の定着の時には、加圧ローラ31を駆動させることにより、定着ローラ21を連れ周り(回転)させる。本実施形態における定着ローラは通常と同様に軸方向の両端で支持される。ただし定着ローラ21自体がたわむため、通常のボールベアリングや、すべり軸受けではなく、以下に説明するような形態にて支持するようにする。
<定着ローラ21の支持体>
図2を参照して、定着ローラ21の支持体について説明する。図2(a)は定着装置20の断面図であり、図2(b)は左側から見た図である。
まず図2(a)断面図では、上側に定着ローラ21、下側に加圧ローラ31が配置されている。定着ローラ21の上半分の外周面には少なくとも2箇所の支持体41と、下半分の定着ニップ45前後の近傍に1箇所ずつの支持体42と、が配置されており、少なくとも合計4箇所の支持体41,42とから構成される。
定着ローラ21と加圧ローラ31間には圧接荷重が印加されているため、定着ローラ21は前記4箇所の支持体41,42と加圧ローラ31と、の少なくとも5箇所で支持されていることになる。この4箇所の支持体41,42は回転体であり、定着ローラ21と連れ周り(回転)するようになっている。仮に支持体41,42を回転させない場合は、支持体41,42と定着ローラ31間との摩擦力により、定着ローラ21の回転が不均一になってしまい、画像ノイズの発生につながることになる。
ここで4箇所の支持体41,42を配置する理由を以下に説明する。
定着ローラ21の上半分に配置した2つの支持体41は、加圧ローラ31から荷重を受けている定着ローラ21を上側より支持している。
加圧ローラ31と上半分に配置した2つの支持体41の計3箇所だけで支持し、定着ローラ21を駆動させた場合、定着ローラ21芯金22の厚みバラツキや芯金22の円筒度のバラツキなどにより、ニップ45位置が回転方向においてニップ上流側もしくは下流側に揺れ動くために、画像ノイズが発生することになる。
このため、ニップ45が上下流側に揺れ動くことを抑えるために、ニップ45上下流側に、上述した支持体42を設置して、少なくとも4つの支持体41,42と加圧ローラ31と、の少なくとも5箇所で定着ローラ21を支持することにより、画像ノイズが発生することのない定着ニップ45が可能となる。
次に定着ローラ21の軸方向の支持に関しては、上記の回転する支持体41,42の外径形状を利用して対応することが出来る。具体的には、図2(b)に示すように支持体41,42の外径を小径部分(41B、42B)と大径部分(41A、42A)との2つの構成とする。そして小径部分(41B、42B)で定着ローラ21の回転方向における荷重を受け、小径部分と大径部分の段差部分で軸方向の規制を行なう。小径部分と大径部分の段差部分は両端部の支持体41,42にそれぞれ少なくとも1箇所は設けるようにする。また両端部の段差と段差との距離は定着ローラ21の幅よりも若干長く設定すると良い。それは定着ローラ21は加熱時に数%膨張するため、その膨張する分も見込む必要がある。従って定着ローラ21の幅より0.5mmから2mm程度余裕を持たせると好適である。
なお本実施形態では、両端に支持体41を設置しているが、印字領域内にも支持体41が伸びており、印字領域内では離型層24と接触して、支持している。具体的には定着ローラ21の一方の片端から他方の端部まで支持体41が定着ローラを支持している。なお定着ローラ21の弾性材が被覆している部分に対向する支持体の外径は、弾性材のない部分の外径より弾性材の厚み分相当小さくなっている。この際の支持体表層は、離型層24と同じ材料もしくは布から構成されており、定着ローラ21表層を傷つけないようになっている。
<本実施形態の作用効果>
上述した定着装置の構成とすることで、ニップ部45を形成するローラ部材において、円筒状の芯金を変形させるとともに、そのときの芯金の搬送方向の外径の変形量(ΔD)を最適化することで、立ち上げ時間の短縮化、良好な定着性、高寿命化のすべてを満足することができる。
またニップ45が上下流側に揺れ動くことを抑えるために、ニップ45上下流側に、それぞれ上述した支持体42を設置して、少なくとも4つの支持体41,42と加圧ローラ31と、の少なくとも5箇所で定着ローラ21を支持することにより、ニップ位置を安定させることができ、画像ノイズが発生することがなく、良好な画像を得ることができる。
さらに定着ローラ21の軸方向の支持は、回転する支持体41,42の外径形状を小径部分(41B、42B)と大径部分(41A、42A)との2つの構成とすることで、小径部分(41B、42B)で定着ローラ21の回転方向における荷重を受け、小径部分と大径部分の段差部分で軸方向の規制を行なうことで、ニップ位置を安定させることができ、画像ノイズが発生することがなく、良好な画像を得ることができる。
図3は、図2で説明した定着装置20の定着ローラ21を支持する支持体41をクリーニングするための構成を説明する図である。支持体41は、定着ローラ21と接触して、定着ローラ21と連れ周り(回転)するようになっているため、定着されずに定着ローラ21表層に残留したトナーが付着することになる。従って図3に示すクリーニングローラ46(クリーニングブレードでも良い)を設けることで、支持体41のクリーニングを行なうようにする。なおクリーニングローラ46の構成は図2の実施形態に限定されることはなく、適用可能である。
<定着ローラ21の支持体の他の実施形態>
図4を参照して、定着ローラ21の支持体の他の実施形態について説明する。図4は定着装置を図2(b)と同様に左側から見た図である。
図4の左側の支持体50は、固定部53に回転軸52が設けられ、回転軸52を中心として回転可能な段差を持つ支持ローラ体51が備えられている。この段差により定着ローラ21の軸方向は固定されている。右側の支持体50は、固定部53、回転軸52、段差を持つ支持ローラ体51は同様であるが、固定部53と固定部54との間にある弾性体55により矢印方向に付勢力を持たせ、支持体50で定着ローラ21を押し付けて挟み込むようになっている。
本実施形態によれば、一方の片端に段差を持つ支持体を固定とし、他方の片端に段差を持つ支持体を一方の支持体側に弾性体により付勢することで、定着ローラ21を軸方向で規制することが出来、かつ定着ニップ45が搬送方向の前後に揺れ動くことがなくなり、画像ノイズが発生することがなく、良好な画像を得ることができる。
なお、上述した本発明の実施形態では、ヒートローラ方式の定着装置に対して本発明を適用して説明したが、これに限定されることはなく、例えば、電磁誘導加熱方式等の別方式の定着装置に対しても当然に本発明を適用することができる。そして、その場合にも、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、前記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
また、上述した本発明の実施形態は、弾性変形する円筒を定着ローラと記載して説明を行なったが、加圧ローラとしても適用することが可能である。
上記の実施形態によれば、トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、定着ローラ部材を弾性変形可能である薄肉の円筒両端が回転自在に支持されて他部材に当接してニップ部が形成され記録媒体がニップ部に搬送される定着する装置において、両端で支持している部材は断面方向から見て、上部に前記薄肉の円筒を設置した場合、円筒の上半分の外周面に少なくとも2個、最も径の広い部分から下半分の外周面の定着ニップ前後に1個ずつ配置したことで、定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、支持部材は回転体を用いたことで、定着ローラが安定して回転し、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、少なくとも1つの支持部材は端部からもう一方の端部まで連続してあり、通紙領域内においても円筒と接触していることで、定着ローラが安定して回転し、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、上記円筒と接している部分は布、もしくはPFAにしたことで、支持体と定着ローラ間の従動回転による定着ローラ表層の傷が発生しなくなったため、画像ノイズを発生させることなく、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、上記円筒と接している部分は布であり、クリーニング手段を兼ねることで、オフセットした場合のトナーをクリーニングすることで次工程の印字サンプルに画像ノイズを発生させることなく、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、回転体の支持部材において、筒と接触していない部分は接触している部分よりも径が大きくすることで、定着ローラを軸方向に規制することができ、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、上記の大径部分と小径部分の段差を利用して、筒のスラスト方向を規制することで、定着ローラを軸方向で規制することが出来、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、SUS筒の長さと段差のすき間はすき間の方が長くすることで、定着ローラを軸方向で規制することが出来、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、片端の段差は固定、もう一方は固定の段差方向に付勢することで、定着ローラを軸方向で規制することが出来、且つ定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなったため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
また上記の実施形態によれば、上記に記載の定着装置を画像形成装置に備えることで、定着ニップが搬送方向の前後に揺れ動くことなくなるため、画像ノイズを発生することなく、良好な画像が提供できる装置となった。
本発明における定着装置の前記支持部は、回転体であることを特徴とする。
また本発明における定着装置は、少なくとも1つの前記支持部は一方の端部から他方の端部まで連続してあり、前記記録媒体が通過する領域内において前記定着ローラ部と接触していることを特徴とする。
また本発明における定着装置は、前記支持部の前記定着ローラ部と接触している部分は、布または4フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)で構成されていることを特徴とする。
また本発明における定着装置の前記布は、クリーニング手段を兼ねることを特徴とする。
また本発明における定着装置は、前記支持部の前記定着ローラ部と接触していない部分は、前記定着ローラ部と接触している部分よりも径が大きいことを特徴とする。
また本発明における定着装置の前記支持部は、前記支持部は、前記定着ローラ部と接触していない大径部分と前記定着ローラ部と接触している小径部分と、の段差部分により前記定着ローラ部の両端を軸方向で規制することを特徴とする。
また本発明における定着装置は、両端の前記支持部の前記大径部分と前記小径部分とで構成される段差部分の幅は、前記定着ローラ部の幅よりも大きいことを特徴とする。
また本発明における定着装置は、一方の片端に段差を持つ前記支持部を固定とし、他方の片端に段差を持つ前記支持部を前記一方の支持部側に弾性体により付勢することで、前記定着ローラ部の両端を軸方向で規制することを特徴とする。
また本発明における画像形成装置は、上記に記載の定着装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに設置される定着装置などの用途に適用できる。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 露光部
4 作像部
5 感光体ドラム
7 転写部
10 原稿搬送部
12、13、14 給紙部
20 定着装置
21 定着ローラ
22 芯金
23 弾性層
24 離型層
25 ヒータ
31 加圧ローラ
32 芯金
33 弾性層
35 ガイド板
38 分離板
41、42 支持体
41A、42A 大径部分
41B、42B 小径部分
45 ニップ部
50 支持体
51 支持ローラ体
52 回転軸
53、54 固定部
特許第3738615号公報

Claims (10)

  1. トナー像を記録媒体に定着する定着装置であって、
    弾性変形が可能である円筒状の定着ローラ部の両端を回転自在に支持する支持部と、
    前記定着ローラ部が当接することでニップを形成する加圧ローラ部と、
    前記トナー像を転写された前記記録媒体が前記ニップに搬送されて定着される定着部と、を有し、
    前記支持部は、前記定着ローラ部の最も径の広い部分を境界にして、両側の外周面にそれぞれ少なくとも2箇所に配置され、その中で前記加圧ローラ部と前記ニップが形成されている部分は、前記ニップの前後に1つずつ設けられていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記支持部は、回転体であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 少なくとも1つの前記支持部は一方の端部から他方の端部まで連続してあり、前記記録媒体が通過する領域内において前記定着ローラ部と接触していることを特徴とする請求項1または2に記載の定着装置。
  4. 前記支持部の前記定着ローラ部と接触している部分は、布または4フッ化エチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体樹脂(PFA)で構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記布は、クリーニング手段を兼ねることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記支持部の前記定着ローラ部と接触していない部分は、前記定着ローラ部と接触している部分よりも径が大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記支持部は、前記定着ローラ部と接触していない大径部分と前記定着ローラ部と接触している小径部分と、の段差部分により前記定着ローラ部の両端を軸方向で規制することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 両端の前記支持部の前記大径部分と前記小径部分とで構成される段差部分の幅は、前記定着ローラ部の幅よりも大きいことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 一方の片端に段差を持つ前記支持部を固定とし、他方の片端に段差を持つ前記支持部を前記一方の支持部側に弾性体により付勢することで、前記定着ローラ部の両端を軸方向で規制することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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