JP2012002938A - 課金管理装置、課金管理装置を備えた画像形成装置、課金管理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

課金管理装置、課金管理装置を備えた画像形成装置、課金管理方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置によりリピート複写が実施されたシートの枚数に応じて課金を行う課金管理装置において、利用者が、必要としている部数を確保でき、かつ、リピート複写にかかる料金を低減できる課金管理装置を提供する。
【解決手段】本発明の課金管理装置は、画像形成装置1によりリピート複写が実施された用紙の枚数に応じて課金を行う装置であり、用紙サイズ毎に設定された設定料金を記憶する設定料金記憶部442と、利用者が原稿画像をリピート複写する部数を入力可能に設けられた表示・操作部5と、上記原稿画像を少なくとも表示・操作部5から入力された部数リピート複写でき、かつ、上記設定料金から算出される用紙の枚数に応じた料金が最低となる、用紙サイズの組合せを演算して決定する組合サイズ決定部443と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置の複写処理に対する課金を行う課金管理装置に関するものである。より詳しくは、リピート複写(リピート連写、ピート印刷、多面連写)の機能を有する画像形成装置によりリピート複写が実施されたシートの枚数に応じて課金を行う課金管理装置、課金管理方法、当該課金管理装置を備えた画像形成装置等に関するものである。
昨今、公共の場に多くの画像形成装置が設置されている。このような画像形成装置として、例えば、コンビニエンスストア等の店頭に複合機(MFP:Multi Function Printer)が設置され、店頭を訪れた利用者が複写や印刷の処理を行えるようになっている。また、通常、このような複合機には、利用者に対して複写や印刷の処理の対価を請求するための課金管理装置が備わっており、利用者は、処理の実行前にこの課金管理装置が管理する料金投入装置に料金を投入することで、投入した料金の範囲内で複合機の機能を利用することができる。また、オフィス等にレンタル設置された複写機には、また、複写を含めた印刷に用いた枚数とそのときの用紙サイズとをカウントしておき、カウント数に応じた課金が行われるものがある。
また、画像形成装置には、例えば、チケットのような小サイズの印刷物を複数必要とするような場合に使用される、1枚の用紙に同一の原稿画像を複数複写する機能である、リピート複写(リピート連写、多面連写)の機能を有するものがある。このリピート複写機能を有する画像形成装置として、同じ原稿画像を効率良く並べ、用紙の無駄な余白をなくすものが特許文献1に開示されている。
通常、このリピート複写に関しての課金は、複写した用紙の枚数に応じて課金が行われる。
特開2008−142969号公報(2008年6月26日公開)
例えば、80×140mmサイズの原稿を10部リピート複写したい場合、A4用紙であれば、1枚には最大4部配置できるため、計3枚のA4用紙が必要となる。A3用紙であれば、1枚に10部を配置できるため、1枚のA3用紙が必要となる。そのため、用紙1枚あたりの複写の価格が、A4が10円、A3が20円であるとすると、A4用紙でリピート複写する場合には30円かかる。しかし、A3用紙であると20円で済ますことが可能となる。
従来、このような用紙サイズの選択は、利用者に任されていた。つまり、利用者がリピート複写の前に考えて用紙を選択するか、または利用者が複合機に原稿を載せて用紙のサイズを順次切り替え、選択したサイズの用紙に配置できる部数を確認して、最適な用紙サイズを決定する必要があった。よって、利用者にとって、リピート複写において、必要な部数確保できる必要最小限の料金(最低料金)がわかりにくく、算出するには手間がかかった。
上記引用文献1では、用紙に対する最適配置について開示されているが、様々な用紙サイズを組み合わせて料金を安くすることについて考えられていない。
そこで、本願発明は、上記課題に鑑みなされ、画像形成装置によりリピート複写が実施されたシート(用紙)の枚数に応じて課金を行う課金管理装置において、利用者が、必要としている部数を確保でき、かつ、リピート複写にかかる料金を低減できる課金管理装置等を提供することを目的とする。
本発明に係る課金管理装置は、上記課題を解決するために、1シートに同一原稿画像を複数複写するリピート複写機能を有する画像形成装置によりリピート複写が実施されたシートの枚数に応じて課金を行う課金管理装置において、上記画像形成装置がリピート複写に使用するシートのサイズ毎に設定された設定料金を記憶する記憶部と、原稿画像をリピート複写する部数の入力を受け付ける入力部と、上記原稿画像を少なくとも上記入力部から入力された部数配置でき、かつ、上記設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せを演算して決定する組合サイズ決定部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によると、組合サイズ決定部が、原稿画像を入力部からの入力部数配置でき、かつ、画像形成装置がリピート複写に使用するシートのサイズ毎に設定された設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せを演算して決定する。シートのサイズの組合せとは、例えばA4シートが1枚かつB4シートが2枚、あるいは、A4シートのみ4枚、というものである。
例えば、画像形成装置が使用するシートがA4、A3、B4であり、記憶部に記憶された設定料金は、A4が10円、A3が23円、B4シートが12円であり、80×140mmサイズの原稿画像について、入力部から10部リピート複写する指示が入力された例(以下では具体例aと呼ぶ)を用いて説明する。
図3(a)に示すように、A4シートであれば、1枚に上記原稿画像を最大4部配置できる。図3(c)に示すように、A3シートであれば、1枚に上記原稿画像を最大10部配置できる。図3(h)に示すように、B4シートであれば、1枚に上記原稿画像最大7部を配置できる。そのため、10部必要な場合、A4を3枚用いると30円、A3を1枚用いると23円、B4を2枚用いると24円、A4を1枚かつB4を1枚用いると22円の料金となる。この場合、A4を1枚かつB4を1枚用いるシートサイズの組合せであると料金が最低となる。よって、組合サイズ決定部は、A4シートを1枚かつB4シートを1枚、というシートのサイズの組合せを演算して決定する。
よって、上記組合サイズ決定部が決定したシートサイズの組合せにて画像形成装置がリピート複写を行えば、利用者は、必要最小限の料金(最低料金)で、入力した部数、つまり必要としている部数を確保できる。このように、上記構成によると、利用者にとってコストパフォーマンスがよい、リピート複写の料金が最適化された環境を提供できる。
また、本発明に係る課金管理装置では、上記構成に加え、上記組合サイズ決定部は、上記組合せが複数ある場合には、配置できる部数が最大となる組合せを優先して決定してもよい。
上記組合せが複数ある場合とは、原稿画像を入力部数以上で配置でき、最低料金となるシートのサイズの組合せが複数あるという場合である。例えば、上記具体例aと同じであるが、ただし、記憶部に記憶された設定料金は、A4が10円、A3が30円、B4が20円であるとする(以下では具体例bと呼ぶ)。
具体例bの場合、10部配置できるシートのサイズの組合せ(A3を1枚)、11部配置できるシートのサイズの組合せ(A4を1枚とB4を1枚)、及び12部配置できるシートのサイズの組合せ(A4を3枚)、それぞれにかかる料金は同じ最低料金(30円)になる。これが、上記組合せが複数ある場合である。この場合、12部配置できるシートのサイズの組合せ(A4を3枚)を優先して決定する、ということである。
上記構成によると、入力部数以上で配置でき、最低料金となるシートのサイズの組合せが複数ある場合には、配置できる部数が最大となる組合せを優先して決定する。このことにより、この優先して決定された組合せのシートにて画像形成装置がリピート複写を行えば、利用者は、必要部数を確保できる最低料金で、最大の部数を手にすることができる。
また、本発明に係る課金管理装置では、上記構成に加え、上記組合サイズ決定部は、上記組合せが複数ある場合には、シートの総数が最低となる組合せを優先して決定してもよい。
例えば、上記具体例bでは、入力部数が10の場合で、10部配置できるシートのサイズの組合せ(A3を1枚)ではシートの総数は1枚、11部配置できるシートのサイズの組合せ(A4を1枚とB4を1枚)ではシートの総数は2枚、12部配置できるシートのサイズの組合せ(A4を3枚)ではシートの総数が3枚であり、これらは同じ最低料金(30円)である。この場合、シートの総数が一番少ない10部配置できるシートのサイズの組合せ(A3を1枚)を優先して決定する、ということである。
上記構成によると、入力部数以上で配置でき、最低料金となるシートのサイズの組合せが複数ある場合には、シートの総数が最低となる組合せを優先して決定する。このことにより、この優先して決定された組合せのシートにて画像形成装置がリピート複写を行えば、必要部数を確保できる最低料金で、最低の枚数のシートを使用して印刷でき、効率がよく、また無駄が少ない。
また、本発明に係る課金管理装置は、上記構成に加え、上記組合サイズ決定部が決定した組合せにおける、上記最低となる料金、及び上記組合サイズ決定部が決定した組合せのシートに配置できる最大の部数を通知する通知処理部を備えていてもよい。
上記構成によると、最低となる料金、及び上記組合サイズ決定部が決定した組合せのシートに配置できる最大の部数を通知することで、利用者は、必要部数を確保できる最低料金と、そのとき得られる最大部数を知ることができる。よって、組合サイズ決定部が決定した組合せを選択することで、必要部数を確保できる最低料金で最大の部数をリピート複写することができる。
なお、通知処理部は、表示による通知、印刷による通知、音声による通知等、通知する情報を利用者に提供できる形態であれば、いずれの通知方法で通知してもよい。
本発明に係る課金管理装置では、上記構成に加え、上記組合サイズ決定部は、さらに、上記入力された部数よりも部数が多く、かつ、1部当たりの単価が最低となる、シートのサイズの組合せである部数増加組合せと、上記入力された部数よりも1部少なく、かつ、料金が最低となる、シートのサイズの組合せである部数減少組合せと、を演算して決定し、上記通知処理部は、上記部数増加組合せにおける、料金及び配置できる最大の部数と、上記部数減少組合せにおける、料金及び配置できる最大の部数と、を通知してもよい。
上記構成によると、上記部数増加組合せを演算して決定し、この部数増加組合せにおける料金及び配置できる最大の部数とを通知することで、少しの料金増加で複写部数を飛躍的に増やすことができる場合に、利用者に気付かせることができる。
また、上記部数減少組合せを演算して決定し、この部数減少組合せおける料金及び配置できる最大の部数を通知することで、複写部数を1部減らすことによって料金を節約できる場合に、利用者に気付かせることができる。
本発明に係る課金管理装置では、上記構成に加え、上記通知処理部は、通知する情報を表示部に選択可能に表示してもよい。
上記構成によると、通知が表示によって行われるため、利用者はその表示を見ながらリピート複写に対する選択(どのサイズのシートを使用するか)を行うことができる。
本発明に係る画像形成装置は、上記課題を解決するために、リピート複写機能を有する画像形成装置において、上記何れか記載の課金管理装置を備えたことを特徴としている。
上記構成によると、画像形成装置が本発明に係る課金管理装置を備えているため、組合サイズ決定部が決定したシートサイズの組合せでリピート複写を行えば、利用者は、最低料金で、必要としている部数を確保できる。このように、上記構成によると、利用者にとってコストパフォーマンスがよい、リピート複写の料金が最適化された画像形成装置を提供できる。
本発明に係る課金管理方法は、上記課題を解決するために、1シートに同一原稿画像を複数複写するリピート複写機能を有する画像形成装置によりリピート複写が実施されたシートの枚数に応じて課金を行う課金管理方法において、原稿画像をリピート複写する部数を受け付ける部数受付ステップと、上記原稿画像を少なくとも上記受け付けた部数配置でき、かつ、シートのサイズ毎に設定された設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せを演算して決定する組合サイズ決定ステップと、を含むことを特徴としている。
上記方法によると、上記課金管理装置と同じ効果を奏し、利用者は、最低料金で、必要としている部数を確保できる。このように、上記構成によると、利用者にとってコストパフォーマンスがよい、リピート複写の料金が最適化された環境を提供できる。
なお、本発明の課金管理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記組合サイズ決定部として動作させることにより上記課金管理装置をコンピュータにて実現させるプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
これらの構成によれば、上記プログラムを、コンピュータに読み取り実行させることによって、上記課金管理装置と同一の作用効果を実現することができる。
本発明に係る課金管理装置は、以上のように、シートのサイズ毎に設定された設定料金を記憶する記憶部と、原稿画像をリピート複写する部数の入力を受け付ける入力部と、上記原稿画像を少なくとも上記入力部から入力された部数配置でき、かつ、上記設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せを演算して決定する組合サイズ決定部と、を備えている。
上記構成によると、組合サイズ決定部が、原稿画像を入力部からの入力部数配置でき、かつ、画像形成装置がリピート複写に使用するシートのサイズ毎に設定された設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せを演算して決定する。
よって、上記組合サイズ決定部が決定したシートサイズの組合せで画像形成装置がリピート複写を行えば、利用者は、必要最小限の料金(最低料金)で、入力した部数、つまり必要としている部数を確保できる。このように、上記構成によると、利用者にとってコストパフォーマンスがよい、リピート複写の料金が最適化された環境を提供できる。
本発明の実施の形態の画像形成装置の構成を示すブロック図である。 上記画像形成装置の斜視図である。 様々なサイズの用紙に80mm×140mmの原稿を配置させた図であり、(a)は、A4用紙で原稿の縦置きを優先した図、(b)は、A4用紙で原稿の横置きを優先した図、(c)は、A3用紙で原稿の縦置きを優先した図、(d)は、A3用紙で原稿の横置きを優先した図、(e)は、B5用紙で原稿の縦置きを優先した図、(f)は、B5用紙で原稿の横置きを優先した図、(g)は、B4用紙で原稿の縦置きを優先した図、(h)B4用紙で原稿の横置きを優先した図、である。 上記画像形成装置でのリピート複写に対する課金管理処理の流れを説明するブロック図である。 上記画像形成装置の表示・操作部を示す図である。 上記表示・操作部の表示パネルに表示されたリピート複写をスタートさせる画像の一例を示す図である。 用紙のサイズに対応した、リピート複写できる部数、料金、1部当たりの単価を示す表の一例を示すである。 必要部数を確保できる用紙サイズの組合せと、そのときリピートコピーできる最大部数、料金、用紙数、1部当たりの単価、を示す表の一例を示す図である。 図8に示す表から用紙数を1減らした組合せにおける、リピートコピーできる最大部数、料金、用紙数、1部当たりの単価、を示す表の一例を示す図である。 上記表示・操作部の表示パネルに組合せを表示させた一例を示す図である。
本発明の実施の一形態について図面に基づいて説明する。
本実施形態の画像形成装置1は、図1に示すように、画像読取部2、データ入力受付部3、画像処理部4、表示・操作部5、印刷処理部6を有する。図1は、画像形成装置1の概略構成を示すブロック図である。図2は、画像形成装置1の斜視図である。
本実施形態では、画像形成装置1は、複写機能、スキャン機能、印刷機能、FAX送受信機能、イメージ送信機能等の複数の機能を併せ持つ複合機(MFP:Multi Function Peripherals)であるとする。なお、イメージ送信機能には、スキャン機能で読み取り生成した画像データを、e-mailで送信する機能(scan to e-mail)や、usbメモリに格納する機能(scan to usb)が含まれる。画像形成装置1が有する機能はこれらに限定されない。ただし、複写機能のうち、1枚のシート(用紙)に同一の原稿画像を複数複写する機能である、いわゆる、リピート複写機能は必須である。画像形成装置1は、リピート複写機能を有していれば、上記の機能の全てを有していなくてもよし、別の機能を有していてもよい。
画像読取部2は、原稿を光学的に読み取り、読み取った光学信号を変換して原稿画像データを生成し、画像処理部4に出力するブロックである。
データ入力受付部3は、印刷処理の際に、外部の通信端末から画像データを受信するブロックである。画像形成装置1とネットワーク接続したPC等からのデータを受信する形態であってもよいし、画像形成装置1に携帯型メモリの挿入部が設けられており、挿入された携帯型メモリから直接画像データを読み取る形態であってもよい。データ入力受付部3が受信した画像データは、画像処理部4に入力される。
一方、複写処理の際には、画像読取部2が原稿画像を読み取って作成した原稿の画像データが画像処理部4に入力される。
画像処理部4は、画像読取部2からの原稿の画像データ、外部の通信端末からの画像データに対して、表示・操作部5からの操作入力に応じた処理、あるいは、外部の通信端末から受信した指示に従った処理を施し、印刷処理部6に出力するブロックである。
画像処理部4は、前処理部41、画像メモリ42、画像調整部43、レイアウト処理部44、画像記録部45、通知処理部46を備える。
前処理部41は、画像読取部2からの原稿の画像データ、外部の通信端末からの画像データに対して前処理を行うブロックである。なお、前処理とは、読み込んだ画像データの文字部分と画像部分とを判別してそれぞれの部分に合ったエッジ強調処理などの出力をきれいするための処理である。前処理した画像データは画像メモリに42出力される。
画像調整部43は、画像メモリに42に一時的に保管された画像データに対して、利用者からの表示・操作部5で受け付けた大きさ(拡大または縮小)や、色の調子(コントラスト、トーンの変更)等の画像データに対する変更処理を行うブロックである。
レイアウト処理部44は、原稿画像(画像データ)を用紙にどのように配置すればよいかの決定を行うブロックである。特に、本実施形態では、表示・操作部5からリピート複写の指示を受け付けた場合に、原稿画像(画像データ)を用紙にどのように配置すればよいかを決定する。
レイアウト処理部44は、配置枚数算出部441、設定料金記憶部442、組合サイズ決定部443を備えている。
配置枚数算出部441は、用紙のサイズの応じた、原稿画像の配置部数(枚数、面)を計算する。具体例を用いて説明する。
80mm×140mmの原稿画像を、様々なサイズの用紙への配置した例を図3に示す。ここではA系、B系の用紙で説明するが、画像形成装置1で使用できる用紙に対して全ての配置部数を検討する。配置枚数算出部441は、原稿画像を縦置き優先で配置した場合と、横置き優先で配置した場合とで、どちらが多く配置できるかを検討し、多く配置できる方の部数を配置部数として決定する。つまり、あるサイズの用紙に最大配置できる部数を配置部数として決定する。
使用する用紙については、印刷処理部での印刷処理における主操作方向を縦、副操作方向を横とする。つまり、A4用紙は、210mm×297mmであるが、297mmを縦、210mmを横とする。A3用紙は、297mm×420mmであるが、297mmを縦、420mmを横とする。B5用紙は、182mm×257mmであるが、257mmを縦、182mmを横とする。B4用紙は、257mm×364mmであるが、257mmを縦、364mmを横とする。
また原稿画像については、短い方の幅、つまり80mmを横、長い方の幅、つまり、140mmを縦とする。
図3(a)は、上記原稿画像を、A4用紙の主操作方向(297mm)に対して、縦置き優先で配置した例、図3(b)は、上記原稿画像を、A4用紙の主操作方向に対して、横置き優先で配置した例である。比較してわかるように、A4用紙では、図3(a)に示す縦置き優先で配置して方が多く、4部配置できる。
図3(c)は、上記原稿画像を、A3用紙の主操作方向(297mm)に対して、縦置き優先で配置した例、図3(d)は、上記原稿画像を、A3用紙の主操作方向に対して、横置き優先で配置した例である。比較してわかるように、A3用紙では、図3(c)に示す縦置き優先で配置した方が多く、10部配置できる。
図3(e)は、上記原稿画像を、B5用紙の主操作方向(257mm)に対して、縦置き優先で配置した例、図3(f)は、上記原稿画像を、B5用紙の主操作方向に対して、横置き優先で配置した例である。比較してわかるように、B5用紙では、どちらの配置でも同じ、3部配置できる。
図3(g)は、上記原稿画像を、B4用紙の主操作方向(297mm)に対して、縦置き優先で配置した例、図3(h)は、上記原稿画像を、B4用紙の主操作方向に対して、横置き優先で配置した例である。比較してわかるように、B4用紙では、図3(h)に示す横置き優先で配置して方が多く、7部配置できる。
よって、配置枚数算出部441は、80mm×140mmの原稿画像であると、A4で4枚、A3で10枚、B5で3枚、B4で7枚、を配置部数(配置できる最大部数)として決定する(図7参照)。上記以外のサイズの用紙、上記以外のサイズの原稿画像であっても、同様に配置部数を決定する。
以上のように、あるサイズの用紙に最大配置できる部数は、引用文献1と同様の方法を用いて求められる。
設定料金記憶部442は、画像形成装置1が、リピート複写を含む複写等の印刷処理に使用する用紙のサイズ毎に設定された設定料金を記憶するブロックである。設定料金記憶部442の設定料金は、ネットワーク通信された先の装置あるいは、表示・操作部5からの入力等により変更できるものとする。
組合サイズ決定部443は、原稿画像を少なくとも表示・操作部5から入力された部数配置でき、かつ、設定料金記憶部442に記憶された設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、用紙サイズの組合せを演算して決定するブロックである。つまり、必要部数を複写するのに必要な用紙サイズの最適な組合せを演算する。
組合サイズ決定部443の組合せの演算について、具体例を用いて説明する。画像形成装置1が使用する用紙がA4、A3、B4であり、設定料金は、A4が10円、A3が23円、B4が12円であるとする。このとき、80×140mmサイズの原稿画像について、表示・操作部5から10部のリピート複写の指示が入力された、とする(以下では具体例aと呼ぶ)。
図3(a)に示すように、A4用紙であれば、1枚に上記原稿画像を最大4部配置できる。図3(c)に示すように、A3用紙であれば、1枚に上記原稿画像を最大10部配置できる。図3(h)に示すように、B4用紙であれば、1枚に上記原稿画像最大7部を配置できる。そのため、10部必要な場合、A4を3枚用いると30円、A3を1枚用いると23円、B4を2枚用いると24円、A4を1枚かつB4を1枚用いると22円の料金となる。この場合、A4を1枚かつB4を1枚用いる用紙サイズの組合せであると料金が最低となる。よって、組合サイズ決定部443は、A4用紙を1枚かつB4用紙を1枚、という用紙のサイズの組合せを演算して決定する。
よって、組合サイズ決定部443が決定した用紙サイズの組合せにて画像形成装置1がリピート複写を行えば、利用者は、必要最小限の料金(最低料金)で、入力した部数、つまり必要としている部数を確保できる。このように、本実施形態の課金管理装置、及びそれを備えた画像形成装置1は、利用者にとってコストパフォーマンスがよい、リピート複写の料金が最適化された環境を提供できる。
組合サイズ決定部443は、上記組合せが複数ある場合には、次の、(1),(2)の順で条件に合う組合せを優先して決定する。
(1)配置できる部数が最大となる組合せ
(2)用紙の総数が最低となる組合せ
組合せが複数ある場合とは、原稿画像を表示・操作部5からの入力部数以上で配置でき、最低料金となるシートのサイズの組合せが複数あるという場合である。例えば、上記具体例aと同じであるが、ただし、設定料金記憶部442に記憶された設定料金は、A4が10円、A3が30円、B4が20円であるとする(以下では具体例bと呼ぶ)。
具体例bの場合、10部配置できる用紙のサイズの組合せ(A3を1枚)、11部配置できる用紙のサイズの組合せ(A4を1枚とB4を1枚)、及び12部配置できる用紙のサイズの組合せ(A4を3枚)、それぞれにかかる料金は同じ最低料金(30円)になる。これが、組合せが複数ある場合である。
(1)の場合は、組合サイズ決定部443は、同じ最低料金のうち配置できる部数が最大となる12部配置できる用紙のサイズの組合せ(A4を3枚)を優先して決定する。よって、(1)であると、優先して決定された組合せの用紙にて画像形成装置1がリピート複写を行えば、利用者は、必要部数を確保できる最低料金で、最大の部数を手にすることができる。
(2)の場合は、10部配置できるシートのサイズの組合せ(A3を1枚)ではシートの総数は1枚、11部配置できるシートのサイズの組合せ(A4を1枚とB4を1枚)ではシートの総数は2枚、12部配置できるシートのサイズの組合せ(A4を3枚)ではシートの総数が3枚であり、これらは同じ最低料金(30円)である。よって、組合サイズ決定部443は、シートの総数が一番少ない10部配置できるシートのサイズの組合せ(A3を1枚)を優先して決定する。よって、(2)であると、優先して決定された組合せのシートにて画像形成装置がリピート複写を行えば、必要部数を確保できる最低料金で、最低の枚数のシートを使用して印刷でき、効率がよく、また無駄が少ない。
通知処理部46は、組合サイズ決定部443が決定したシートのサイズの組合せ、そのときの料金、組合サイズ決定部443が決定した組合せのシートに配置できる最大の部数等を、利用者に通知(出力)するブロックである。本実施形態では、表示・操作部5の表示パネルにて表示を行う。しかし、印刷による通知、音声による通知等、通知する情報を利用者に提供できる形態であれば、いずれの通知方法で通知してもよい。
本実施形態では、通知処理部46は、通知する情報を表示・操作部5に、選択可能に表示する。このようであると、利用者は表示・操作部5に表示された情報を見ながらリピート複写に対する選択(どのサイズのシートを使用するか)を行うことができる。
ここで、組合サイズ決定部443は、さらに、入力された部数よりも部数が多く、かつ、1部当たりの単価が最低となる、シートのサイズの組合せである部数増加組合せと、入力された部数よりも1部少なく、かつ、料金が最低となる、シートのサイズの組合せである部数減少組合せと、を演算して決定してもよい。そして、通知処理部46は、上記部数増加組合せにおける、料金及び配置できる最大の部数と、上記部数減少組合せにおける、料金及び配置できる最大の部数と、を通知してもよい。
部数増加組合せを演算して決定し、この部数増加組合せにおける料金及び配置できる最大の部数とを通知することで、少しの料金増加で複写部数を飛躍的に増やすことができる場合に、利用者に気付かせることができる。また、部数減少組合せを演算して決定し、この部数減少組合せおける料金及び配置できる最大の部数を通知することで、複写部数を1部減らすことによって料金を節約できる場合に、利用者に気付かせることができる。
画像記録部45は、画像調整部で調整され、かつ、各用紙サイズに応じて、レイアウト処理部44で決定された配置にて配した画像データを、一旦記憶するブロックである、この画像データは印刷処理部6に出力される。
表示・操作部5は、表示パネルや押しボタンなどによって構成され、ユーザーインターフェース(UI)を提供するブロックである。表示・操作部5は、利用者からの入力を受け付けるとともに、利用者に対して各種情報を表示により通知する。表示・操作部5は、タッチパネルとして実現されていてもよい。
表示・操作部5が利用者から受け付ける情報としては、複写処理などのジョブの種類を指定する情報及びジョブの実行命令、ジョブを実行する際の詳細な画像形成方法を示す詳細設定情報(例えば、出力部数、用紙タイプ、用紙サイズ、出力濃度、カラー/モノクロ、カラー深度、両面印刷/片面印刷、用紙トレイ選択、等)等が挙げられる。これらは単なる例示である。
また、詳細は後述するが、表示・操作部5は、リピート複写を指定する入力を受け付ける。さらに、画像データに対する設定情報(例えば、拡大や縮小の情報)の入力を受け付ける。また、通知処理部46からの指示に基づき、リピート複写における最低料金となるシートの組合せ等を利用者に通知するための表示を行う。
印刷処理部6は、電子写真方式やインクジェット方式等により、用紙に対して画像を形成する印刷処理を行うブロックである。電子写真方式であれば、露光部、現像部、転写部、定着部等を備え、露光部で、画像処理部4から送られてくる画像データに対する静電潜像を感光体の表面に形成し、現像部で、感光体にトナーを供給して静電潜像を現像する。そして、転写部で、現像によって感光体に形成されたトナー像を用紙等のシートに転写し、定着部では、給紙部7から搬送された用紙(シート)にトナー像を定着させる。
給紙部7は、印刷処理部6での印字に使用する用紙を蓄積しておくブロックであり、複数のトレイを備えている。本実施形態では、各トレイには異なるサイズの用紙が収納されているとする。
また、本実施形態の課金管理装置100はレイアウト処理部44、通知処理部46、表示・操作部5を有する。つまり、画像形成装置1の一部が課金管理装置100として動作する。しかし、課金管理装置100が画像形成装置1とは別に設けられている構成であってもよい。
課金管理装置100は、画像形成装置1で実行する処理に対して、利用者に対する課金を管理する。画像形成装置1の利用者に対して複写や印刷の処理の対価を請求する。本実施形態では、課金管理装置の行う課金管理処理に関して、リピート複写に関するものしか説明を行わない。しかし、画像形成装置1の実行する機能に関する他の課金の管理、データ印刷費、FAX通信費等に対する課金管理処理も行う。これらリピート複写に関する課金管理以外の課金管理の処理は、公知の方法で行える。
本実施形態では、図2に示すように、利用者は、処理の実行前にこの課金管理装置100が管理する料金投入器8に料金を投入することで、投入した料金の範囲内で画像形成装置1の機能を利用することができる。
あるいは、オフィス等にレンタル設置された複合機のように、料金投入器8が設けられておらず、課金管理装置100が、画像形成装置1での印刷に用いられた用紙サイズと印刷枚数とをカウントしておき、カウント数に応じた課金が行われる形態であってもよい。
次に、画像形成装置1でのリピート複写に対する課金管理処理の流れを図4を用いて説明する。
以下の説明では、具体的に、画像形成装置1の給紙部7には、B5、A4、B4、A3のサイズの用紙がそれぞれ格納されており、画像形成装置1は、これら用紙を印刷処理に使用するものとする。また、以下の説明では、具体的に、設定料金記憶部442は、B5、A4、B4、A3は、1枚当たり、8、10、15、19円として記憶している(図7参照)ものとする(記憶ステップ)。
ます、表示・操作部5は、利用者によるリピート複写(リピート印刷)の指定を受け付ける。リピート複写の指定を受け付けると、画像読取部2が原稿を読み取り、この原稿の原稿画像データを画像処理部4が取得する(S1)。このとき、表示・操作部5の表示パネルに、図5に示すようなリピートコピーキー51を含む画面53を表示する。利用者は、リピートコピーキー51を押す(触れる)ことで、リピート複写の指定を行うことができる。リピート複写を実行した場合、使用者は、リピート複写したい原稿画像を画像形成装置1の画像読取部2に設けられた原稿台に置き、リピートコピーキー51を押してリピート複写を指定する。その後、利用者が表示・操作部5に設けられたスタートキー52を押すと、画像読取部2は、原稿画像を読み取る。ここでは、80mm×140mmのチケットを原稿画像として読み取るものとする。
次に、表示・操作部5は、利用者がリピート複写したい部数である必要部数(Nk)の入力を受け付ける(部数受付ステップ)。また、表示・操作部5は、原稿の拡大または縮小の決定を受け付ける(S2)。このとき、表示・操作部5の表示パネルは、図6に示すような必要部数の入力や原稿の拡大または縮小を行える画面61を表示する。表示・操作部5の表示パネルは、この画面61に、画像読取部2が読み取った原稿画像の大きさ等もプレビュー表示する。このような表示により、利用者にリピート複写に必要な部数の入力を促す。利用者は、拡大/縮小キー62に触れることで、原稿の拡大または縮小の処理を画像調整部43に実行させることができる。ここでは、25部が入力され、また、拡大または縮小の入力は行われなかったとする。
次に、配置枚数算出部441は、画像形成装置1が使用可能な各用紙のサイズ毎に、原稿画像を最大数配置できるように、用紙サイズ毎の配置部数(連写数量、リピート数量)(N*)を算出する(S3)。B5サイズの用紙(B5用紙)では、Nb5部、A4用紙ではNa4部、B4用紙ではNb4部、A3用紙ではNa3部として、配置部数を決定する(図7参照)。
次に、組合サイズ決定部443は、表示・操作部5から入力された部数(ここでは25部)である利用者の必要部数(Nk)を確保できる用紙サイズの組合せを求め、設定料金記憶部442に記憶された設定料金を基に各組合せ毎の料金と確保できる部数(配置できる部数)とを算出する(S4)。この算出された料金と部数とをテーブルにすると図8の表のようになる。
そして、料金と部数との算出結果から、最も金額が安くなる用紙サイズの組合せを算出して決定する(組合サイズ決定ステップ)。ここで、算出時に、金額が同額の場合には下記A,Bの順で条件に合うものを優先して決定する(S5)。
(A)確保できる部数が多い
(B)トータル用紙枚数が少ない
図8から、原稿画像を少なくとも必要部数(25部)配置でき、料金が最低となるのは、パターン2の、53円であることがわかる。ここでは、53円と同じ料金の組合せはないので、上記(A)、(B)については検討されない。
さらに、組合サイズ決定部443は、入力された部数よりも部数を増やして1部当たりの料金単価が最低となる用紙サイズの組合せである部数増加組合せと、入力された部数よりも部数を1部減らして料金が最低となる用紙サイズの組合せである部数減少組合せと、を演算して決定しておく。この「入力された部数よりも部数を増やして1部当たりの料金単価が最低となる用紙サイズの組合せ」は、図8のパターン1であることがわかる。また、「入力された部数よりも部数を1部減らして料金が最低となる用紙サイズの組合せ」は、図9に示すパターン3,4であることがわかる。なお、図9は、図8の表から、各組合せにおいて最小のサイズの用紙を1枚減らしたパターンを算出したものである。
そして、通知処理部46は、表示・操作部5の表示パネルにて、「用紙サイズの組合せ、料金及び部数」の情報を表示する。さらにこのとき、通知処理部46は、表示・操作部5の表示パネルにて、「入力された部数よりも部数を増やして1部当たりの料金単価が最低となる用紙サイズの組合せにおける、料金及び配置できる最大部数」、及び、「入力された部数よりも部数を1部減らして料金が最低となる用紙サイズの組合せにおける、料金及び配置できる最大部数」の情報を、表示する(S6)。
ここでは、原稿画像を少なくとも上記入力部から入力された部数配置でき、かつ、上記設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せとして、図8のパターン2の組合せ(A3が2枚、B4が1枚で、最大配置数27部、53円)が表示される。また、部数増加組合せとして、図8のパターン1の組合せ(A3が3枚で、最大配置数30部、57円)、部数減少組合せとして、図9のパターン3または4の組合せ(A3が2枚、A4が1枚で、最大配置数24部、48円)が表示される。
このとき、表示・操作部5の表示パネルには、図10に示すような画面101が表示される。画面101では、利用者が、リピート複写における、印刷スタートか、部数を変更して印刷スタートか、を選択できるように、表示される。
利用者が、表示・操作部5にて部数及び用紙サイズを選択すると、その選択された部数及び用紙サイズにて、配置された画像データが画像記録部45に記録される。そして、利用者によりスタートキー52が押されると、画像記録部45から画像データを受け取り、印刷処理部6は、リピート複写を伴う印刷処理を実行する(S7)。
以上のようにリピート複写の処理が行われる。なお、利用者は、S1の前に、料金投入器8に料金を投入する。課金管理装置100は、印刷処理後、リピート複写に要した金額を回収し、余った金額を料金投入器8の返却口から返却するか、または、S6で表示された料金を料金投入器8に投入するようにしてもよい。また、オフィス等にレンタル設置された複合機のように、印刷に用いられた用紙サイズと印刷枚数とのカウント数に応じた課金が行われる形態である場合には、課金管理装置100は、印刷処理後に、用いられた用紙サイズと印刷枚数とをカウントする。
なお、画像形成装置1の各ブロック、特に、画像処理部4は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、画像形成装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである画像形成装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記画像形成装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、上記プログラムコードをネットワークを介して供給してもよい。このネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、リピート複写機能を有する複写機、複合機(MFP:Multi Function Printer)等の画像形成装置に適用可能である。
1 画像形成装置
2 画像読取部
3 データ入力受付部
4 画像処理部
5 表示・操作部(表示部)
6 印刷処理部
7 給紙部
8 料金投入器
41 前処理部
42 画像メモリ
43 画像調整部
44 レイアウト処理部
45 画像記録部
46 通知処理部
100 課金管理装置
441 配置枚数算出部
442 設定料金記憶部(記憶部)
443 組合サイズ決定部


Claims (10)

  1. 1シートに同一原稿画像を複数複写するリピート複写機能を有する画像形成装置によりリピート複写が実施されたシートの枚数に応じて課金を行う課金管理装置において、
    上記画像形成装置がリピート複写に使用するシートのサイズ毎に設定された設定料金を記憶する記憶部と、
    原稿画像をリピート複写する部数の入力を受け付ける入力部と、
    上記原稿画像を少なくとも上記入力部から入力された部数配置でき、かつ、上記設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せを演算して決定する組合サイズ決定部と、
    を備えたことを特徴とする課金管理装置。
  2. 上記組合サイズ決定部は、上記組合せが複数ある場合には、配置できる部数が最大となる組合せを、優先して決定することを特徴とする請求項1に記載の課金管理装置。
  3. 上記組合サイズ決定部は、上記組合せが複数ある場合には、シートの総数が最低となる組合せを優先して決定することを特徴とする請求項1に記載の課金管理装置。
  4. 上記組合サイズ決定部が決定した組合せにおける、上記最低となる料金、及び上記組合サイズ決定部が決定した組合せのシートに配置できる最大の部数を通知する通知処理部を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか項に記載の課金管理装置。
  5. 上記組合サイズ決定部は、さらに、
    上記入力された部数よりも部数が多く、かつ、1部当たりの単価が最低となる、シートのサイズの組合せである部数増加組合せと、
    上記入力された部数よりも1部少なく、かつ、料金が最低となる、シートのサイズの組合せである部数減少組合せと、を演算して決定し、
    上記通知処理部は、
    上記部数増加組合せにおける、料金及び配置できる最大の部数と、
    上記部数減少組合せにおける、料金及び配置できる最大の部数と、を通知することを特徴とする請求項4に記載の課金管理装置。
  6. 上記通知処理部は、通知する情報を表示部に選択可能に表示することを特徴とする請求項4または5に記載の課金管理装置。
  7. リピート複写機能を有する画像形成装置において、請求項1から6の何れか1項に記載の課金管理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 1シートに同一原稿画像を複数複写するリピート複写機能を有する画像形成装置によりリピート複写が実施されたシートの枚数に応じて課金を行う課金管理方法において、
    上記画像形成装置がリピート複写に使用するシートのサイズ毎に設定された設定料金を記憶する記憶ステップと、
    原稿画像をリピート複写する部数を受け付ける部数受付ステップと、
    上記原稿画像を少なくとも上記受け付けた部数配置でき、かつ、上記設定料金から算出されるシートの枚数に応じた料金が最低となる、シートのサイズの組合せを演算して決定する組合サイズ決定ステップと、
    を含むことを特徴とする課金管理方法。
  9. 請求項1から6の何れか1項に記載の課金管理装置が備える上記組合サイズ決定部としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  10. 請求項9に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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