JP2013222063A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが有料の印刷を行なう場合に、予算に応じて、対話的に印刷料金及び印刷条件を決定することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、印刷条件に応じた基本料金を記憶する記憶部114と、予算額の入力を受付けるタッチパネル124と、原稿を読取って画像データを生成する原稿読取部116と、画像データを記録紙に印刷した場合の、記録紙に対する印刷領域の面積割合である印字率を算出し、画像データを所定の印刷条件で印刷する場合の基本料金と、印字率とに基づいて印刷料金を算出する制御部112と、算出された印刷料金と予算額とに基づいて、所定の印刷条件のうち変更可能な条件を候補として表示する表示パネル122とを含み、制御部112は、候補の中から選択された印刷条件にしたがって、所定の印刷条件を変更する。これにより、ユーザは印刷料金が負担にならない印刷条件を容易に決定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザが有料の印刷を行なう場合に、ユーザの予算に応じて、対話的に画像形成の料金及び条件を決定することができる画像形成装置に関する。
近年、コンビニエンスストア等の公共空間に画像形成装置(代表的にはコピー機)が設置され、有料でコピーサービスが提供されている。コピーサービス以外に、可搬性メモリ等に記録された画像データのプリントサービス等も提供されている。また、画像形成装置の1種である複合機(MFP(MultiFunction Peripheral))が設置されている場合には、コピーサービス及びプリントサービス以外に、ファクシミリサービス及びネットワーク対応のプリントサービス等も提供されている。
コンビニエンスストアに設置されたコピー機では、料金は1ページ当たりで設定されている。したがって、印字率(1ページ当たりの印字面積の割合)が小さい原稿をコピーする場合、消費するトナー量が少ないにもかかわらず、印字率が大きく消費するトナー量が多い原稿をコピーする場合と同じ料金を支払う必要がある。また、モノクロ文字が主体である原稿であっても、少しでもカラーの領域が含まれていると、カラーコピーを行なう必要があり、全面カラーの原稿をコピーした場合と同じ高額な料金を払う必要がある。このため、料金面で不満を感じるユーザは、カラー原稿であってもモノクロコピーを行なうことがある。
これを改善するために、下記特許文献1及び2には、コピーによって消費されるトナーの量を考慮してコピー料金を計算する画像形成装置が開示されている。これらの画像形成装置では、トナー消費量に基づいて計算された印刷料金を表示する。ユーザが、表示された印刷料金に満足しない場合には、画像形成条件(コピーモード及びコピー条件)を変更することができ、画像形成装置は、変更後の印刷条件で再度印刷料金を計算して表示する。
特開平9−138621号公報 特開2000−19906号公報
特許文献1及び2に記載された画像形成装置では、ユーザの料金面の要望を満たす条件でコピーを行なうことはできるが、ユーザにとって煩雑である問題がある。即ち、ユーザは、満足できる条件(例えばユーザが想定している予算額)に至るまでに何度も条件の変更を繰返することが必要となる。近年の画像形成装置は、変更できる画像形成条件が非常に多岐にわたるので、不慣れなユーザは混乱し、満足できる条件を見つけるまでに長い時間がかかる。場合によっては満足できる条件に至らない可能性もあり、ユーザにとって非常な負担となる問題がある。
したがって、本発明は、ユーザが有料の印刷を行なう場合に、ユーザの予算に応じて、対話的に画像形成の料金及び条件を決定することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、下記によって達成することができる。
即ち、本発明に係る画像形成装置は、有料で記録紙に画像を形成する画像形成装置である。画像形成装置は、画像形成条件に応じた基本料金を記憶する記憶部と、画像形成料金の合計金額に関する予算額の入力を受付ける入力部と、原稿を読取って画像データを生成する原稿読取部と、画像データを所定の記録紙に画像形成した場合の、所定の記録紙に対する画像形成領域の面積割合である印字率を算出する印字率算出部と、画像データを所定の画像形成条件で画像形成する場合の基本料金と、印字率とに基づいて画像形成料金を算出する料金算出部と、料金算出部により算出された画像形成料金と予算額とに基づいて、所定の画像形成条件のうち変更可能な条件を候補として提示する条件提示部と、候補の中から選択された画像形成条件にしたがって、所定の画像形成条件を変更する変更部とを含む。
好ましくは、画像形成装置は、予算額と、料金算出部によって算出された画像形成料金とを比較する比較部と、候補の中から選択された画像形成条件にしたがって画像データを画像形成した場合に予想される画像形成結果を表すプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部と、料金算出部によって算出された、候補の中から選択された画像形成条件にしたがって画像形成した場合の画像形成料金を、候補の中から選択された画像形成条件又はプレビュー画像と共に表示する表示部とをさらに含み、条件提示部は、比較部による比較結果に応じて、料金算出部によって算出される画像形成料金が、予算額よりも所定値だけ大きい金額を超えないようにするために、所定の画像形成条件のうち変更可能な条件を候補として提示する。
より好ましくは、画像形成装置は、原稿読取部により生成された画像データを表示する表示部と、ユーザの操作を受けて、表示された画像データ上の領域を特定する操作部と、操作部により特定された領域に関する画像形成条件を変更する部分的変更部と、部分的変更部によって変更された画像形成条件で、画像データを画像形成した場合の画像形成料金を計算する更新料金算出部と、部分的変更部によって変更された画像形成条件で、画像データを画像形成した場合に予想される画像形成結果を表すプレビュー画像を生成する画像生成部と、プレビュー画像と計算された画像形成料金とを表示する表示部とをさらに含む。
さらに好ましくは、特定された領域に関する変更後の画像形成条件は、画像データのうち特定された領域のみを画像形成する条件、又は、画像データのうち特定された領域以外の領域を画像形成する条件である。
好ましくは、特定された領域に関する変更後の画像形成条件は、カラー画像である領域をモノクロ画像として画像形成する条件である。
より好ましくは、特定された領域に関する画像形成条件の変更は、特定された領域を記録紙上に画像形成する大きさの変更である。
さらに好ましくは、画像形成装置は、画像データを画像形成する記録紙の種類を変更する指示を受付ける。
好ましくは、複数ページの原稿のページ毎に、操作部はユーザの操作を受付けて領域を特定し、部分的変更部は特定された領域に関する画像形成条件を変更し、更新料金算出部は画像形成料金を計算し、画像生成部はプレビュー画像を生成する。
本発明によれば、ユーザが予算額を指定すれば、予算内又は予算に近い金額でコピーすることができる画像形成条件(以下、印刷条件ともいう)が提示されるので、ユーザは、印刷料金が負担にならない印刷条件を容易に決定することができる。
印刷料金を、印刷条件、又は変更された印刷条件による予想される印刷結果と共に、ユーザに提示することにより、ユーザは納得して印刷を指示することができる。
ユーザに、原稿の部分領域に関する印刷条件を設定することができるようにすることにより、ユーザにとって印刷料金が負担にならないようにすることができる。例えば、必要な領域のみ印刷し、あえて印刷する必要がない領域を印刷しないように、ユーザが設定できるようにすることにより、印刷料金を低減することができる。また、カラーである領域をモノクロで印刷できるようにすることにより、印刷料金を低減することができる。また、ユーザが所定領域の印刷サイズを設定できるようにすることにより、仮に料金が高くなっても、カラー画像の領域を大きく印刷したい場合に対応することができる。カラー画像の領域は小さく印刷してもよい場合には、印刷料金を低減することができる。
複数ページの原稿に対して一律に印刷条件を設定するのではなく、ページ毎に印刷条件を設定することにより、ユーザは、印刷料金を考慮して適切な印刷を実行することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す正面図である。 図1に示した画像形成装置を構成する本体装置の内部構成を示すブロック図である。 図1に示した画像形成装置を構成する拡張装置の内部構成を示すブロック図である。 本体装置の操作部の外観を示す平面図である。 図1に示した画像形成装置において実行される、ユーザの指示を受けて対話的に印刷料金及び印刷条件を決定するプログラムの制御構成を示すフローチャートである。 図5に示したフローチャートにおいて印刷条件確認処理のプログラムの制御構成を示すフローチャートである。 図5に示したフローチャートにおいて印刷領域設定処理のプログラムの制御構成を示すフローチャートである。 コピー対象の原稿を示す平面図である。 印刷料金の表示画面の例を示す図である。 印刷の指示画面の例を示す図である。 モード選択画面の例を示す図である。 お奨めモードにおいて予算の入力の要否を選択する画面の例を示す図である。 予算の入力画面の例を示す図である。 印刷条件の確認及び変更の指示画面の例を示す図である。 予算範囲内の印刷条件を表示及び選択するサブ画面が表示された状態を示す図である。 プレビュー画像を表示するサブ画面が表示された状態を示す図である。 料金を表示するサブ画面が表示された状態を示す図である。 予算の再入力又はユーザ要望モードの選択画面の例を示す図である。 ユーザ要望モードの画面の例を示す図である。 ユーザ要望モードにおける印刷領域の設定画面の例を示す図である。 ユーザ要望モードにおける用紙の変更画面の例を示す図である。 ユーザ要望モードにおけるカラー及びモノクロ領域の設定画面の例を示す図である。 ユーザ要望モードにおける文字及び画像の大きさの変更画面の例を示す図である。 ユーザ要望モードにおける文字及び画像の大きさの変更画面の上に、拡大率を入力するサブ画面が表示された状態を示す図である。 図14とは別の、印刷条件の確認及び変更の指示画面の例を示す図である。 図25の画面の上に料金を表示するサブ画面が表示された状態を示す図である。
以下の実施の形態では、同一の部品には同一の参照番号を付してある。それらの名称及び機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置100は、本体装置110及び拡張装置200を備えている。本体装置110及び拡張装置200は相互に接続されており、データ(制御情報を含む)を交換可能である。接続方法は、シリアル接続(USB等)又は通信ネットワーク接続(有線又は無線)等、任意である。
本体装置110は、操作部120を介してユーザの指示を受け、その指示に応じた処理(画像形成等)を実行する。指示された処理が拡張装置200によって実行されるべき場合には、本体装置110は、処理に必要なデータを拡張装置200に送信する。拡張装置200は、受信したデータを用いて、ユーザの指示を実行する。画像形成(以下、印刷ともいう)の指示は、印刷条件に応じて、本体装置110又は拡張装置200によって実行される。本体装置110は、印刷結果を排紙トレイ140に排出する。拡張装置200は、印刷結果を写真排出部240に排出する。印刷は有料であり、拡張装置200は、ユーザによって、硬貨投入部242及び紙幣投入部244から投入される金を受付け、印刷料金との差額を釣銭排出部246に排出する。
図2及び図3を参照して、本体装置110及び拡張装置200の構成を説明する。本体装置110及び拡張装置200は、類似する構成要素を含んでいるので、それらを区別するために便宜上「第1」〜「第3」を付した用語を使用する。
図2を参照して、本体装置110は、第1制御部112、第1記憶部114、原稿読取部116、第1画像形成部118、操作部120、及び第1通信部126を備えている。さらに、本体装置110は、これらが接続される第1バス128を備えている。各部間のデータ交換(制御情報を含む)は、第1バス128を介して行なわれる。本体装置110は、これら以外に、画像形成装置として機能するために、各部に電力を供給する電源等の必要な構成要素を備えている。
第1制御部112は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。第1記憶部114は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びHDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を含む。ROMは、不揮発性記憶装置であり、本体装置110の動作を制御するのに必要なプログラム及びデータを記憶している。HDDは、書換可能な不揮発性記憶装置であり、画像データ等を記憶する。RAMは、書換可能な揮発性記憶装置である。第1制御部112は、ROM及びHDDから、所定のプログラム及び所定のデータをRAMに読出して、RAMの一部を作業エリアとして利用してプログラムを実行する。画像データに対する画像処理等もRAM上で実行される。第1制御部112は、ROMに記憶されたプログラムにしたがって、本体装置110全体を制御し、本体装置110のコピー機能を実現する。
原稿読取部116は、原稿を読取るためのCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)と、原稿台、自動原稿送り装置(ADF)等にセットされた原稿を検知する原稿検知センサとを備え、原稿を読取って画像データを入力する。画像データは、例えば第1記憶部114のRAMに一時的に記憶される。
第1画像形成部118は、読取った画像データに対して種々の画像処理が実行されて生成された画像データを、本体装置110内部の給紙部(図示せず)から供給される記録紙に印刷する。本体装置110の給紙部には、例えばB5、B4、A4及びA3の記録紙が収容されている。
操作部120は、液晶パネル等で構成された表示パネル122と、表示パネル122の上に配置され、タッチされた位置を検出するタッチパネル124とを備えている。操作部120には、ハードウェアキーが配置されていてもよい。図4を参照して、操作部120の表示パネル122には、コピー機能の基本画面が表示されている。操作部120には、表示パネル122外の領域150に、ハードウェアキーとして、ホームキー152、電源をオン/オフするための電源キー154、本体装置110を省電力状態に遷移させる又は省電力状態から通常状態に復帰させるための節電キー156、及び、電源オンの場合に点灯するLEDランプ158が配置されている。表示パネル122に表示される画面は、画像形成装置100の状態に応じて種々変化(画面遷移)する。ホームキー152は、表示パネル122に表示されている画面を、基本画面に戻すためのキーである。即ち、ホームキー152が押されると、表示パネル122に基本画面が表示される。
操作部120は、ユーザによる本体装置110に対する指示等の入力を受付ける。具体的には、表示パネル122に表示される画面(画像)は、第1制御部112の制御を受けて画面生成部(図示せず)によって生成される。ユーザは、表示パネル122に表示される画面によって、画像形成装置100の状態及びジョブの処理状況等の確認を行なう。ユーザは、表示パネル122にアイコン等の形式で表示されたキーを、表示パネル122に重ねられたタッチパネル124上で選択する(タッチパネル124上の該当部分にタッチする)ことによって、画像形成装置100の機能設定及び動作指示等を行なうことができる。
第1制御部112は、操作部120に設けられたタッチパネル124及びハードウェアキーに対するユーザの操作を監視すると共に、表示パネル122に画像形成装置100の状態に関する情報等の、ユーザに通知すべき情報等を表示する。また、第1制御部112は、ユーザの操作を受けて、ユーザの指示が、拡張装置200によって実行される必要がある場合には、拡張装置200が処理を実行するために必要なデータを、第1通信部126を介して送信する。必要なデータには、拡張装置200に対する指示コマンド、画像データ、テキストデータ、及び数値データ等が含まれる。
図3を参照して、拡張装置200は、第2制御部202、第2記憶部204、第2画像形成部206、第3画像形成部208、第2通信部210、硬貨処理部212、及び紙幣処理部214を備えている。さらに、拡張装置200は、これらが接続される第2バス216を備えている。各部間のデータ(制御情報を含む)交換は、第2バス216を介して行なわれる。
第2制御部202は、例えばCPUである。第2記憶部204は、第1記憶部114と同様にROM、RAM、及びHDD等の記憶装置を含む。ROMは、拡張装置200の動作を制御するのに必要なプログラム及びデータを記憶している。第2制御部202は、ROM及びHDDから、所定のプログラム及び所定のデータをRAMに読出して、RAMの一部を作業エリアとして利用してプログラムを実行する。画像データに対する画像処理等もRAM上で実行される。第2制御部202は、ROMに記憶されたプログラムにしたがって、拡張装置200全体を制御し、拡張装置200の各機能を実現する。
第2通信部210は、第2制御部202の制御を受けて、本体装置110の第1通信部126と通信を行なう。
第2画像形成部206は、第2制御部202の制御を受けて、本体装置110から受信した画像データを、拡張装置200内部の給紙部(図示せず)から供給される記録紙に印刷する。印刷された記録紙は、写真排出部240(図1参照)から排出される。第2画像形成部206は、例えば写真印刷に適した昇華型プリンタである。拡張装置200の給紙部には、一般に写真プリントに使用されるサイズの記録紙として、例えばL判サイズ(89×127mm)の記録紙が収容されている。
第3画像形成部208は、第2制御部202の制御を受けて、本体装置110から受信した料金に関するデータを、所定の記録紙に印刷して排出する。第3画像形成部208は、例えば感熱式プリンタである。第3画像形成部208は、例えば、ロール状に巻かれた感熱紙を内蔵しており、引出した感熱紙の上に、本体装置110から受信した情報(テキスト)を印刷する。これによって、拡張装置200は領収書を発行することができる。
硬貨処理部212は、第2制御部202の制御を受けて、硬貨投入部242から投入された硬貨を、種類毎に分類して所定の格納部に搬送して収容し、投入された金額を算出する。算出結果(投入金額)は第2制御部202に伝送される。また、硬貨処理部212は、第2制御部202から指示された種類の硬貨を指示された数量、格納部から釣銭排出部246に搬送して排出する。
紙幣処理部214は、第2制御部202の制御を受けて、紙幣投入部244から投入された紙幣を、種類毎に分類して所定の格納部に搬送して収容し、投入された金額を算出する。算出結果(投入金額)は第2制御部202に伝送される。また、紙幣処理部214は、第2制御部202から指示された種類の紙幣を指示された枚数、格納部から釣銭排出部246に搬送して排出する。
このように、硬貨処理部212及び紙幣処理部214により、後述するように、ユーザがコピーを実行するときに投入された金額から、コピー料金を差引いた残額が、釣銭排出部246から返却される。
以下、画像形成装置100が搭載しているコピー機能について簡単に説明する。本体装置110の原稿読取部116によって読取られた原稿の画像データが、本体装置110の第1画像形成部118又は拡張装置200の第2画像形成部206から複写物として出力される。
原稿読取部116に装備されたCCDにより、読取位置にセットされた原稿の画像を電子的に読取ることができる。読取られた画像データは、第1記憶部114のRAM上に出力データ(印刷用データ)として完成される。
本体装置110の第1画像形成部118で印刷する場合には、RAM上の画像データは、画像形成のタイミングに合わせて、第1画像形成部118へと送信される。記録紙は、第1給紙部からピックアップローラによって引出され、複数の搬送用ローラによって、第1画像形成部118まで搬送される。第1画像形成部118では、帯電された感光体ドラムを、入力された画像データに応じて露光することにより、感光体ドラムの表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する。感光体ドラム上の静電潜像部分にトナーを付着させた後、トナーによる画像を、転写ベルトを介して、搬送された記録紙に転写させる。その後、記録紙は加熱及び加圧され(これにより記録紙に画像が定着する)、排紙トレイ140に排出される。
写真原稿等の高精細画像は、ユーザの指示を受けて拡張装置200の第2画像形成部206(昇華型プリンタ)で印刷される。第2画像形成部206で印刷する場合には、本体装置110の第1記憶部114のRAM上の画像データは、第1通信部126を介して、拡張装置200に送信される。第2制御部202は、受信した画像データを第2記憶部204のRAMに記憶する。その後、第2制御部202は、RAMから画像データを読出し、第2画像形成部206を制御して、上記したように記録紙(例えばL判サイズ)に画像形成を実行し、写真排出部240から排出する。
以下、図5〜図7を参照して、画像形成装置100が、ユーザの指示を受けて対話的に印刷料金及び印刷条件を決定するプログラムの制御構造に関して具体的に説明する。画像形成装置100は、操作部120の表示パネル122に図4に示した基本画面を表示した状態で、ユーザの操作を待受けている状態であるとする。基本画面には、画像形成装置100がコピーを実行可能な状態であること、及びコピーに関する説明を含むメッセージ400が表示されている。
ステップ300において、第1制御部112は、スキャンの実行が指示されたか否かを判定する。具体的には、第1制御部112は、スタートキー402がタッチされたか否かを判定する。ユーザが原稿読取部116に原稿をセットし、スタートキー402にタッチすると、スキャンの実行が指示されたと判定され、制御はステップ302に移行する。そうでなければ、ステップ300が繰返される。
ステップ302において、第1制御部112は、原稿読取部116を制御して、上記したように原稿をスキャンし、画像データを第1記憶部114のRAMに記憶する。ここでは、自動原稿送り装置に図8に示した3枚の原稿がセットされた後、スタートキー402がタッチされたとする。原稿は、全てA4サイズであるとする。原稿の第1ページ404は、モノクロ文字のみを含む。原稿の第2ページ406は、モノクロ文字(左右方向の罫線領域)とカラー写真(斜めの斜線領域)とを含む。原稿の第3ページ408は、カラー文字のみを含む。RAMには、これら3枚の原稿に対応する画像データが記憶される。
ステップ304において、第1制御部112は、読取った原稿の各ページの印字率を計算する。「印字率」とは、画像形成可能領域に対する画像形成される領域(トナー又はインクが付着される領域)の面積割合(例えば百分率)である。
輝度が“0”の画素は印刷されないので、例えば、記録紙の1面に原稿1ページが印刷されると仮定して、原稿の各ページに関して、輝度が“0”でない画素数の、画像全体の画素数(原稿1ページの画素数)に対する割合を求め、その値を印字率とする。例えば、原稿1ページの画像数がMであり、輝度が“0”でない画素数がkである場合、この原稿1ページが1枚の記録紙の1面に印刷される場合、印字率pは、p=100×k/M(%)である。1ページに、色及び解像度に関して複数の領域に区分できる場合、各領域に関して印字率を計算する。例えば、図8に示した原稿に関しては、第1ページ404の印字率は50%であり、第2ページ406の印字率はモノクロ文字部分が50%、カラー写真部分が30%(合計印字率は80%)であり、第3ページ408の印字率は80%であるとする。
1ページの原稿(画像データ)を、種類毎に複数の領域に区分する処理、及び、各領域がモノクロ領域であるかカラー領域であるかを判定する処理には、公知の画像処理を使用すればよい。また、各領域が、文字画像及び写真画像の何れであるかを判定するにも、公知の画像処理を使用すればよい。したがって、これらの画像処理に関する説明は繰返さない。
ステップ306において、第1制御部112は、ステップ302でスキャンした原稿を、初期設定された印刷条件(以下、デフォルトともいう)で印刷する場合の印刷料金を計算し、表示パネル122に表示する。印刷条件は、スキャンした原稿と同じサイズの記録紙を使用し、原稿1ページを1枚の記録紙の1面(片面印刷)に、原稿の色にしたがって印刷するという条件である。表示される画面の一例を図9に示す。画面420の領域422には、表形式で、各ページの原稿の種類及び料金、並びに、料金の合計金額が表示されている。各ページの料金は、1ページ当たり(印字率100%)の料金(以下、単価ともいう)と印字率(%)とを乗算して得られる。モノクロ文字とカラー写真の単価が異なるので、第2ページ406に関しては、それぞれに関して料金が計算された結果が表示されている。画面420には、2つのキーが表示されており、キー424がタッチされた場合、後述するように印刷が開始される。キー426がタッチされた場合、後述するように印刷条件をデフォルトから変更する処理が実行される。
ステップ308において、第1制御部112は、印刷の指示を受けたか否かを判定する。具体的には、第1制御部112は、キー424及びキー426の何れかがタッチされるまで待受け、タッチされたと判定された場合、キー424がタッチされたか否かを判定する。キー424がタッチされたと判定された場合、制御はステップ320に移行する。そうでなければ、即ちキー426がタッチされたと判定された場合、制御はステップ310に移行する。
ステップ320において、第1制御部112は、金の投入を要求するメッセージを表示し、ステップ306で表示した合計金額以上の金が投入されたか否かを判定する。表示画面の一例を図10に示す。画面440において、領域442には金の投入を要望するメッセージが表示され、その下にスタートキー444が表示されている。投入額の情報は、上記したように、拡張装置200の第2制御部が、硬貨処理部212及び紙幣処理部214を制御して計算し、計算結果を、第2通信部210を介して本体装置110に送信される。本体装置110の第1制御部112は、第1通信部126を介して投入額の情報を取得し、印刷料金(ここでは65円)以上の金額であるか否かを判定する。合計金額以上の金の投入があった場合、制御はステップ322に移行する。そうでなければ、ステップ320が繰返される。例えば、金が投入されたが、合計金額未満である状態では、第1制御部112は、ステップ320の処理を繰返す。
ステップ322において、第1制御部112は、印刷の開始を指示するキーがタッチされたか否かを判定する。具体的には、第1制御部112は、図10のスタートキー444がタッチされたか否かを判定する。タッチされたと判定された場合、制御はステップ324に移行する。そうでなければ、ステップ322が繰返される。
ステップ324において、第1制御部112は、第1画像形成部118を制御して、ステップ302で読込んだ画像データの印刷を実行し、印刷を完了した後、拡張装置200の第3画像形成部208に領収書を印刷させる。ステップ320で投入された金が合計金額を超えている場合、第1制御部112は、拡張装置200に所定のコマンド及び返金額(投入額から印刷料金を減算した額)の情報を送信する。これを受信した拡張装置200の第2制御部202は、硬貨処理部212及び紙幣処理部214を制御して、返金額になる数量の貨幣を、釣銭排出部246に排出させる。
領収書を印刷させるには、第1制御部112は、拡張装置200に、領収書の印刷を指示するコマンド、及び印刷するテキストデータを送信する。これを受信した第2制御部202の第2制御部202は、コマンドにしたがって、第3画像形成部208を制御して、受信したテキストデータを所定の記録紙に印刷して、排出させる。
以上により、ユーザは、ステップ306で表示された条件(印刷条件及び印刷料金)(図9参照)に満足した場合、条件を変更することなく、デフォルトの印刷条件で印刷されたコピーを得ることができる。ユーザは、ステップ306で表示された条件に満足できない場合、キー426にタッチする。その場合、上記したように制御はステップ310に移行する。
ステップ310において、第1制御部112は、印刷条件を変更するための画面を表示してユーザの選択を待受け、お奨めモードが選択されたか否かを判定する。例えば、図11に示す画面460が、表示パネル122に表示される。画面460において、2つのモードの一方を選択するためのキー466及びキー468が表示され、それらの上にそれぞれのモードの説明が表示されている。領域462には、お奨めモードの説明が表示され、領域464には、ユーザ要望モードの説明が表示されている。キー466がタッチされた場合、第1制御部112は、お奨めモードが選択されたと判定する。キー468がタッチされた場合、第1制御部112は、ユーザ要望モードが選択されたと判定する。お奨めモードが選択されたと判定された場合、制御はステップ312に移行する。そうでなければ、制御はステップ360に移行する。
ステップ312において、第1制御部112は、お奨めモードにおいて、予算を入力するか否かを選択する画面を表示して選択を待受ける。予算を入力すると判定された場合、制御はステップ314に移行する。予算を入力しないと判定された場合、制御はステップ330に移行する。例えば、図12に示す画面480が、表示パネル122に表示される。キー482がタッチされた場合、第1制御部112は予算を入力すると判定する。キー484がタッチされた場合、第1制御部112は予算を入力しないと判定する。
ステップ314において、第1制御部112は、予算を入力する画面を表示して、入力を待受ける。例えば、図13に示す画面500が、表示パネル122に表示される。画面500において、数値を入力するためのテンキー領域502に表示された“0”〜“9”の数値キーがタッチされると、該当する数値が金額表示欄504に表示される。入力される予算は、通常、ステップ306で表示された合計金額より小さい金額である。
決定キー506がタッチされると、第1制御部112は、金額表示欄504の数値を予算額として確定し、印刷条件の確認及び変更画面(図14参照)を表示する。第1制御部112は、予算額を、予算額であることを表す情報と対応させて、第1記憶部114のRAMに記憶する。キャンセルキー508がタッチされると、第1制御部112は、金額表示欄504の数値を破棄し、予算額を確定せずに、印刷条件の確認及び変更画面(図14参照)を表示する。
ステップ330において、第1制御部112は、印刷条件確認処置(決定された印刷条件の確認及び変更を可能にする処理)を実行する。具体的には、第1制御部112は、図6に示したステップ332〜ステップ358を実行する。なお、ステップ314が実行されずに制御がステップ330に移行した場合、又は、ステップ314が実行されてもキャンセルキー508がタッチされた場合には、ユーザによって予算が入力されていないので、ステップ306で表示された合計金額(図9参照)を予算として、以下のステップが実行される。
ステップ332において、第1制御部112は、確認する事項を選択する画面を表示する。例えば、図14に示す画面520が、表示パネル122に表示される。画面520の上部には、お奨めモードにおける印刷条件の確認及び変更を行なうための画面であることを表す文字が表示されている。画面520には、6つのキー522〜532が表示されている。キー522は、ステップ314で決定された予算の範囲内の印刷条件を、表示パネル122に表示するためのキーである。キー524は、ステップ314で決定された予算範囲内ではないが、予算に近い料金になる印刷条件を表示するためのキーである。キー526は、印刷を指示する前にユーザが仕上がりイメージを確認できるように、設定されている印刷条件で印刷した場合の印刷結果を再現する画像(プレビュー画像)を、表示パネル122に表示するためのキーである。キー528は、設定されている印刷条件で印刷した場合の料金を、表示パネル122に表示するためのキーである。キー530は、印刷を指示するためのキーである。キー532は、予算の再入力又はユーザ要望モードを選択するための画面を表示するためのキーである。
ステップ334において、第1制御部112は、何れかのキーがタッチされたか否かを判定する。タッチされたと判定された場合、制御はステップ336に移行する。そうでなければ、ステップ334が繰返される。
ステップ336において、第1制御部112は、ステップ334でタッチされたと判定されたキーが、予算範囲内の条件を表示するキー522であるか否かを判定する。キー522であると判定された場合、制御はステップ338に移行する。そうでなければ、制御はステップ342に移行する。
ステップ338において、第1制御部112は、料金が予算額以下になるように、現在の印刷条件のうち変更可能な印刷条件を表示する。例えば、図8に示した原稿をコピーする場合、図15に示すように、画面520の上にサブ画面540が表示される。図8の原稿の場合、第2ページ406にカラー写真が含まれているので、料金を安くするための印刷条件の1つとして、カラー写真をモノクロで印刷する条件(単価の低減)が、選択肢の上から1番目に表示されている。また、第3ページ408には、カラー文字が含まれているので、料金を安くするための印刷条件の1つとして、カラー文字をモノクロで印刷する条件(単価の低減)が、選択肢の上から2番目に表示されている。さらに料金を安くするために、これら両方を含む印刷条件が選択肢の上から3番目に表示されている。また、文字の大きさを小さくすれば印字率が小さくなり、料金が安くなるので、料金を安くするための印刷条件の1つとして、この条件が選択肢の上から4番目に表示されている。なお、料金を安くするための印刷条件は、これら以外の条件であってもよい。表示される原稿の内容に応じて、適宜表示すればよい。
例えば、図8に示した原稿に関して図9の見積額65円が提示され、ユーザが、ステップ314において予算として60円を入力した場合、ステップ338では、上記したように図15に示したサブ画面540が表示される。ユーザが予算として50円を入力した場合、モノクロ印刷の単価は10円であるとすると、カラー写真をモノクロで印刷するだけでは料金は予算範囲内にならない。図9から分かるように、カラー写真をモノクロで印刷すると、合計金額は53円になる。したがって、ステップ338で表示されるサブ画面540には、「カラー写真をモノクロに変更する。」という選択肢は表示されない。
なお、入力された予算額によっては、適切な印刷条件が存在しない場合がある。その場合には、ステップ338において表示されるサブ画面540には、印刷条件は表示されない。第1制御部112は、該当する印刷条件がない旨のメッセージを表示してもよい。
ステップ340において、第1制御部112は、表示されたサブ画面540において決定キー506又は戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。何れかのキーがタッチされたと判定された場合、制御はステップ332に戻る。そうでなければ、制御はステップ338に戻る。例えば、図15のサブ画面540において、ユーザが表示された条件の1つにタッチすると、タッチされたのは決定キー506及び戻るキー542の何れでもないので、第1制御部112は、タッチされた選択肢が選択されたと判定し、戻ったステップ338において、タッチされた項目を反転表示したサブ画面540を表示する。図15では、1番目の選択肢が選択された状態を示す。1つの条件が選択された状態で、決定キー506がタッチされると、その条件を新たな印刷条件として決定(現在の印刷条件に追加、又は、現在の印刷条件と矛盾する場合には置換)し、制御はステップ332に戻る。新たな印刷条件は、RAMの所定領域に記憶される。戻るキー542がタッチされると、選択されている条件を破棄して、制御はステップ332に戻る。なお、サブ画面540に選択肢が表示されていない場合には、決定キー506がタッチされても、現在の印刷条件に影響はない。
ステップ342において、第1制御部112は、ステップ334でタッチされたと判定されたキーが、予算範囲近辺の条件を表示するキー524であるか否かを判定する。キー524であると判定された場合、制御はステップ344に移行する。そうでなければ、制御はステップ348に移行する。
ステップ344において、第1制御部112は、料金が、予算額を超えているが、入力された予算額に近い金額になるように、現在の印刷条件から変更可能な印刷条件を表示する。近い金額は、例えば入力された予算の1.1倍等、適宜設定することができる。印刷条件の表示方法は、ステップ338に関する説明と同様である。
例えば、ユーザが、ステップ314において予算額として50円を入力した場合、上記したように、モノクロ印刷の単価は10円であるとすると、カラー写真をモノクロで印刷するだけでは料金は予算範囲内にはならないので、ステップ338で表示されるサブ画面540には、「カラー写真をモノクロに変更する。」という選択肢は表示されない。この場合、カラー写真をモノクロで印刷すると合計金額は53円(予算の50円の1.06倍)になる(図9参照)ので、ユーザがキー524にタッチすると、予算範囲近辺の印刷条件の1つとして「カラー写真をモノクロに変更する。」という選択肢を含むサブ画面が表示される。
ステップ346において、第1制御部112は、ステップ340と同様に、表示されたサブ画面において決定キー又は戻るキーがタッチされたか否かを判定する。決定キーがタッチされると、その条件を印刷条件として決定し(RAMの所定領域に記憶し)、制御はステップ332に戻る。戻るキーがタッチされると、選択されている条件を破棄して、制御はステップ332に戻る。
ステップ348において、第1制御部112は、ステップ334でタッチされたと判定されたキーが、プレビュー表示のキー526であるか否かを判定する。キー526であると判定された場合、制御はステップ350に移行する。そうでなければ、制御はステップ354に移行する。
ステップ350において、第1制御部112は、現在の印刷条件で原稿のプレビュー画像を表示する。例えば、図8に示した原稿をコピーする場合、図16に示すように、画面520の上にサブ画面550が表示される。図16のサブ画面550には、ユーザが選択した印刷条件「カラー写真をモノクロに変更」が表示され、その下にプレビュー画像(原稿の第2ページ406に対応)が表示されている。このプレビュー画像では、カラー写真がモノクロ写真として表示されている(図16では、右下がりの斜線で示す)。ユーザは、プレビュー画像の右側に表示されているスクロールバーを操作することによって、別のページのプレビュー画像を表示することができる。
ステップ352において、第1制御部112は、戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。タッチされたと判定された場合、制御はステップ332に戻る。そうでなければ、ステップ352が繰返される。
ステップ354において、第1制御部112は、ステップ334でタッチされたと判定されたキーが、金額を表示するキー528であるか否かを判定する。キー528であると判定された場合、制御はステップ356に移行する。そうでなければ、制御は図5のステップ316に移行する。
ステップ356において、第1制御部112は、現在設定されている印刷条件、及びその印刷条件で印刷した場合の料金を表示する。例えば、図8に示した原稿をコピーする場合、図17に示すように、画面520の上にサブ画面560が表示される。サブ画面560には、ステップ338又はステップ344において選択され、ステップ340又はステップ346において決定キー506がタッチされて印刷条件として決定された印刷条件「カラー写真をモノクロに変更」が表示されている。即ち、図17では、原稿の種類の列において、図9の見積画面の「カラー写真」が「モノクロ写真」に変更され、対応する小計額が15円から3円に変更されている。
ステップ358において、第1制御部112は、戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。タッチされたと判定された場合、制御はステップ332に戻る。そうでなければ、ステップ358が繰返される。
以上、ステップ330(ステップ332〜ステップ358)により、ユーザは、予算額を入力して、適切な印刷料金及び印刷条件を、容易に決定することができる。また、ユーザは、予算額を入力しなくても、見積額を基にして適切な印刷料金及び印刷条件を、容易に決定することができる。
上記したように、ステップ334でタッチされたと判定されたキーが、4つのキー522〜キー528の何れでもなければ、制御はステップ316に移行する。ステップ316において、第1制御部112は、ステップ334でタッチされたと判定されたキーが、印刷を指示するキー530であるか否かを判定する。キー530であると判定された場合、制御はステップ320に移行し、上記したように、所定額の金が投入されたことを受けて、印刷が実行される。そうでなければ、即ち、ステップ334でタッチされたと判定されたキーがキー532であると判定された場合、制御はステップ318に移行する。
ステップ318において、第1制御部112は、お奨めモードで再度予算を入力するかユーザ要望モードを実行するかを選択するための画面を表示して、ユーザの選択を待受ける。何れかのキーがタッチされると、第1制御部112は何れのキーがタッチされたかを判定し、制御は、判定結果に応じたステップに移行する。例えば、図18に示す画面580が表示パネル122に表示される。画面580に表示されているキー482及びキー468は、画面480のキー482(図12参照)及び画面460のキー468(図11参照)と同じ表示であり、同じ機能を有する。即ち、キー482がタッチされたと判定された場合、制御はステップ314に戻る。キー468がタッチされたと判定された場合、制御はステップ360に移行する。
以下に、ステップ310(図11参照)又はステップ318(図18参照)において、キー468がタッチされたと判定された場合に実行されるステップ360について説明する。ステップ360において、第1制御部112は、印刷領域設定処理(指定領域に対する印刷条件の設定を可能にする処理)を実行する。具体的には、第1制御部112は、図7に示したステップ362〜ステップ394を実行する。
ステップ362において、第1制御部112は、ユーザ要望モードの画面を表示する。例えば、図19に示す画面600が、表示パネル122に表示される。画面600の上部にはユーザ要望モードを表す文字が表示されている。画面600には、キー604〜614及びキー542が表示されている。画面600の左側の領域602には、現在の印刷条件でのプレビュー画像が表示される。複数ページの原稿の場合、ユーザは、領域602の右側に表示されたスクロールバーを操作することにより、別ページのプレビュー画像を表示することができる。
ステップ364において、第1制御部112は、何れかのキーがタッチされたか否かを判定する。タッチされたと判定された場合、制御はステップ366に移行する。そうでなければ、ステップ364が繰返される。第1制御部112は、キーがタッチされずに、領域602の右側に表示されたスクロールバーが操作されたことを検知すると、その操作量に応じて、上記したように別ページのプレビュー画像を表示する。
ステップ366において、第1制御部112は、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが、印刷領域を設定するキー604であるか否かを判定する。キー604であると判定された場合、制御はステップ368に移行する。そうでなければ、制御はステップ372に移行する。
ステップ368において、第1制御部112は、キー604がタッチされたときにプレビュー表示されていた画像において、印刷領域を設定するための画面を表示する。例えば、図19の画面600に図8の原稿の第2ページ406がプレビュー表示されている状態で、キー604がタッチされた場合、図20に示すような画面620が表示される。画面620の上部には、ユーザ要望モードにおける印刷領域の設定画面であることを示す文字が表示されている。
ステップ370において、第1制御部112は、ユーザによる操作を受付け、決定キー506又は戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。決定キー506又は戻るキー542がタッチされたと判定された場合、制御はステップ362に移行する。そうでなければ、制御はステップ368に戻る。
第1制御部112は、キー622がタッチされた場合、ユーザに、タッチパネル124によりプレビュー画像上の領域を設定する操作を可能にする。即ち、ユーザ626が領域602に表示されたプレビュー画像上(実際にはタッチパネル124上)を指でタッチし、タッチを維持したままドラッグすると、この操作に応じて、ステップ368において第1制御部112は、図20に点線で示すように長方形を描画する。長方形は指のドラッグに応じて変化する。ユーザ626がタッチパネル124から指を離すと、第1制御部112は、長方形で囲まれた範囲内を消去する領域として仮決定する。やり直しキー624がタッチされた場合、ステップ368において第1制御部112は、プレビュー画像上から長方形を消去し、再度ユーザによる消去対象領域の設定を受付ける。
キー622がタッチされて領域が指定された後、決定キー506がタッチされると、仮決定であった条件を確定(現在の印刷条件を変更)し、制御はステップ362に戻る。これは、第1制御部112が、その領域を特定する情報(位置情報)を第1記憶部114のRAMに記憶することにより行なわれる。戻ったステップ362において、変更された印刷条件で、プレビュー画像が表示される。即ち、設定された領域が消去されたプレビュー画像が表示される。戻るキー542がタッチされると、仮決定されている条件を破棄して、制御はステップ362に戻る。
ステップ372において、第1制御部112は、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが、用紙を変更するキー606であるか否かを判定する。キー606であると判定された場合、制御はステップ374に移行する。そうでなければ、制御はステップ378に移行する。
ステップ374において、第1制御部112は、キー606がタッチされたときにプレビュー表示されていた画像を印刷する記録紙を変更するための画面を表示する。例えば、図19の画面600に図8の原稿の第2ページ406がプレビュー表示されている状態で、キー606がタッチされた場合、図21に示すような画面640が表示される。画面640の上部には、ユーザ要望モードにおける用紙(記録紙)の変更画面であることを示す文字が表示されている。記録紙を変更するためのキーは、領域642に表示される。例えば、本体装置110が、トレイにA3、A4、B4及びB5サイズの記録紙を収容しており、スキャンした原稿がA4サイズであれば、領域642には、図21に示した3つのキーが表示される。即ち、現在の印刷条件(記録紙のサイズ)であるA4サイズを、B5サイズ、B4サイズ、及びA3サイズに変更するためのキーが表示されている。スキャンした原稿がB5サイズであれば、領域642には、A4サイズ、B4サイズ、及びA3サイズに変更することを指定するキーが表示される。
ステップ376において、第1制御部112は、ユーザによる操作を受付け、決定キー506又は戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。決定キー506又は戻るキー542がタッチされたと判定された場合、制御はステップ362に移行する。そうでなければ、制御はステップ374に戻る。
領域642に表示されたキーがタッチされた場合、ステップ374において第1制御部112は、タッチされたキーを反転表示する。図21は、領域642の最上段のキーがタッチされた状態を示す。領域642の1つのキーが選択されて反転表示された状態で、決定キー506がタッチされると、第1制御部112は、該当する記録紙を印刷に使用する記録紙として決定する。これは、第1制御部112が、該当する記録紙の種類を特定する情報を第1記憶部114のRAMに記憶することにより行なわれる。その後、制御はステップ362に戻る。戻ったステップ362において、変更された印刷条件で、プレビュー画像が表示される。戻るキー542がタッチされると、選択されている条件を破棄して、制御はステップ362に戻る。
ステップ378において、第1制御部112は、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが、印刷の色(カラー又はモノクロ)を設置するキー608であるか否かを判定する。キー608であると判定された場合、制御はステップ380に移行する。そうでなければ、制御はステップ384に移行する。
ステップ380において、第1制御部112は、キー608がタッチされたときにプレビュー表示されていた画像に関して印刷色を設定するための画面を表示する。例えば、図19の画面600に図8の原稿の第2ページ406がプレビュー表示されている状態で、キー608がタッチされた場合、図22に示すような画面660が表示される。画面660の上部には、ユーザ要望モードにおける印刷色(カラー及びモノクロ)の設定画面であることを示す文字が表示されている。
ステップ382において、第1制御部112は、ユーザによる操作を受付け、決定キー506又は戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。決定キー506又は戻るキー542がタッチされたと判定された場合、制御はステップ362に移行する。そうでなければ、制御はステップ380に戻る。
キー662がタッチされた場合、ステップ368における処理と同様に、第1制御部112は、ユーザ626に、タッチパネル124によりプレビュー画像上で、カラー印刷する領域を設定する操作を可能にする。長方形が描画された状態で、ユーザ626がタッチパネル124から指を離した後、決定キー506がタッチされると、第1制御部112は、長方形で囲まれた範囲内をカラー印刷する領域として仮決定する。このとき、プレビュー画像に、仮決定された条件を反映してもよい。キー664がタッチされた場合、第1制御部112は、キー662がタッチされた場合と同様に、ユーザ626にプレビュー画像上で、モノクロ印刷する領域を設定する操作を可能にする。キー662又はキー664がタッチされて領域が指定された後、決定キー506がタッチされると、仮決定であった条件を確定(現在の印刷条件を変更)し、制御はステップ362に戻る。これは、第1制御部112が、その領域を特定する情報(位置情報)と印刷色の情報とを対応させて第1記憶部114のRAMに記憶することにより行なわれる。戻ったステップ362において、変更された印刷条件で、プレビュー画像が表示される。戻るキー542がタッチされると、仮決定されている条件を破棄して、制御はステップ362に戻る。
ステップ384において、第1制御部112は、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが、文字及び画像の大きさを変更するキー610であるか否かを判定する。キー610であると判定された場合、制御はステップ386に移行する。そうでなければ、制御はステップ390に移行する。
ステップ386において、第1制御部112は、キー610がタッチされたときにプレビュー表示されていた画像に関して、領域を指定して大きさを設定するための画面を表示する。例えば、図19の画面600に図8の原稿の第2ページ406がプレビュー表示されている状態で、キー610がタッチされた場合、図23に示すような画面680が表示される。画面680の上部には、ユーザ要望モードにおける文字及び画像の大きさを変更する設定画面であることを示す文字が表示されている。
ステップ388において、第1制御部112は、ユーザによる操作を受付け、決定キー506又は戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。決定キー506又は戻るキー542がタッチされたと判定された場合、制御はステップ362に移行する。そうでなければ、制御はステップ386に戻る。
キー682がタッチされると、ステップ386において第1制御部112は、ユーザにプレビュー画像上で、文字領域を囲む長方形を表示する。長方形領域が、大きさを変更する対象として仮決定される。文字領域と画像領域とは、ステップ304で印字率を計算するときに認識済みであるので、その情報を利用して、文字領域を特定することができる。プレビュー画像上に複数の文字領域が存在すれば、キー682がタッチされる毎に、ステップ386において第1制御部112は、表示されている長方形を消去し、別の1つの文字領域を囲む長方形を表示する。キー684がタッチされると、ステップ386において第1制御部112は、ユーザにプレビュー画像上で、画像(写真)領域を囲む長方形を表示する。画像領域の特定には、ステップ304で印字率を計算するときに認識済みの結果を利用する。プレビュー画像上に複数の画像領域が存在すれば、キー684がタッチされる毎に、ステップ386において第1制御部112は、表示されている長方形を消去し、別の1つの画像領域を囲む長方形を表示する。
また、ユーザ626は、ステップ368における処理と同様に、領域602のプレビュー画像上を指でタッチし、タッチを維持したままドラッグして、対象領域を指定することができる。この操作に応じて、ステップ386において第1制御部112は、図23に点線で示すように長方形を描画する。長方形の範囲内が大きさを変更する対象として仮決定される。ここでは、キー682又はキー684をタッチして指定される長方形も含めて、最後に表示された1つの長方形のみが表示され、1つの領域のみが処理の対象として仮決定される。
長方形が表示された状態(対象領域が仮決定された状態)で、キー686がタッチされると、ステップ386において第1制御部112は、指定された領域の大きさを変更する値を入力するためのサブ画面を表示する。例えば、図24に示したサブ画面700が、画面680の上に表示される。サブ画面700が表示されるとき、倍率表示欄702には、処理対象として指定された領域に対して現在設定されている倍率(%)が表示される。大きさが変更されていない状態でサブ画面700が表示されるときには、倍率表示欄702には“100”が表示される。サブ画面700において、“0”〜“9”の数値キーがタッチされると、該当する数値が倍率表示欄702に表示される。図24は、数値キーがタッチされて“110”が入力された状態を示す。“C”キーがタッチされた場合、倍率表示欄702の値がクリアされる。サブ画面700において、決定キー506がタッチされると、倍率表示欄702の数値が倍率(%)として仮決定され、サブ画面700は消去される。戻るキー542がタッチされると、入力された数値はキャンセルされて、サブ画面700が消去される。これにより、画面680が再表示されることになるので、決定された倍率で、指定された領域の大きさが変更されたプレビュー画像を表示することが好ましい。
画面680において、決定キー506がタッチされると、上記のように指定された領域及び倍率が確定され、制御はステップ362に戻る。これは、第1制御部112が、その領域を特定する情報(位置情報)と倍率とを対応させて第1記憶部114のRAMに記憶することにより行なわれる。戻るキー542がタッチされると、仮決定されている条件(領域の指定及び倍率)を破棄して、制御はステップ362に戻る。
ステップ390において、第1制御部112は、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが、金額表示キー612であるか否かを判定する。キー612であると判定された場合、制御はステップ392に移行する。そうでなければ、制御は図5のステップ326に移行する。
ステップ392において、第1制御部112は、キー612がタッチされたときの印刷条件を用いて料金を計算して、表示パネル122に表示する。例えば、図17のサブ画面560と同様の料金表を含むサブ画面が表示される。ここで、制御部112は、ステップ304において説明したように、設定された印刷条件を考慮して各ページ及び各領域の印字率を計算し、印字率と単価とを用いて各ページ及び各領域の料金を計算する。表示されたサブ画面は料金を確認するための画面であるので、キーとしては、図17のサブ画面560と同様に戻るキーのみが表示される。
ステップ394において、第1制御部112は、戻るキー542がタッチされたか否かを判定する。戻るキー542がタッチされたと判定された場合、第1制御部112はサブ画面を消去し、制御はステップ362に移行する。そうでなければ、ステップ394が繰返される。
以上、ステップ360(ステップ362〜ステップ394)により、ユーザはユーザ要望モードにおいて、印刷条件を設定し、設定した印刷条件で印刷した場合の印刷料金を確認することができる。
上記したように、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが、5つのキー604〜キー612の何れでもなければ、制御は図5のステップ326に移行する。ステップ326において、第1制御部112は、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが、印刷スタートキー614であるか否かを判定する。印刷スタートキー614であると判定された場合、制御はステップ320に移行し、上記したように、所定額の金が投入されたことを受けて、印刷が実行される。そうでなければ、即ち、ステップ364でタッチされたと判定されたキーが戻るキー542であると判定された場合、制御はステップ310に戻る(図11のモード選択画面460が表示される)。
以上、図5〜図7に示した一連の処理により、ユーザは、コピーを実行する場合に、画像形成装置100と対話的にコピー条件を決定することができる。即ち、実際にコピーを実行する前に、ユーザは、原稿をスキャンすれば、デフォルトの印刷条件で印刷した場合の料金を確認することができる(図9参照)。表示された料金に満足したユーザは、そのまま印刷を実行させることができる(図10参照)。
表示された金額に満足しないユーザは、お奨めモード又はユーザ要望モードにおいて、印刷条件を変更し、変更後の料金を確認することができる(図11参照)。お奨めモードにおいては、予算を入力し、予算範囲内又は予算を大きく超えない範囲内で、適切な印刷条件を容易に決定することができる(図13〜図17参照)。また、ユーザは、ユーザ要望モードにおいて、自由に印刷条件を設定することができる(図19〜図24参照)。何れのモードにおいても、ユーザは、設定された印刷条件で印刷した場合の印刷結果(プレビュー画像及び料金)を確認することができる。したがって、ユーザは、容易に適切な印刷条件を決定することができ、料金不足等によりコピーできない不測の事態を回避でき、安心してコピーを実行することができる。
上記では、印刷領域の設定画面(図20参照)において、印刷させない領域を指定する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、印刷させる領域を指定するようにしてもよい。
上記では、用紙の変更画面(図21参照)において、本体装置110に収容された記録紙の間で変更する場合を説明したが、これに限定されない。例えば、印画紙写真をコピーする場合、デフォルトの印刷条件が拡張装置200の第2画像形成部206(昇華型プリンタ)で印刷するようになっている場合、拡張装置200が収容しているL判サイズの記録紙から、本体装置110が収容している記録紙(A3、A4、B4、B5等)に変更できるようにしてもよい。通常、印画紙写真をL判サイズの記録紙にコピーする場合、高額となるので、本体装置110が収容している記録紙に変更することで、印刷料金を低減することができる。
変更される印刷条件は、上記した印刷条件に限定されない。例えば、低画質化(解像度を低下させる)及び低濃度化(印刷の濃さを薄くする)等であってもよい。これによって、トナー消費量が減少するので、印刷料金を低減することができる。
上記では、お奨めモードで印刷条件の確認及び変更を行なう画面として、図14に示したように、キーのみが表示される画面520が表示される場合を説明したがこれに限定されない。図25に示したように、設定されている印刷条件でのプレビュー表示を含む画面720を表示してもよい。領域722は、プレビュー画像を表示する領域である。画面720は、図14の画面520に表示されているキーと同じ機能のキーが、相互に同じ位置関係で表示されている。金額を表示するキー528がタッチされた場合、図26に示したように、プレビュー表示を維持したまま、金額を表示することが好ましい。そのようにすれば、ユーザは印刷料金、印刷条件及び印刷結果を同時に確認することができる。
上記では、お奨めモードにおいてサブ画面を表示(図15〜図17参照)する場合を説明したが、これに限定されない。お奨めモードにおいても、ユーザ要望モード(図20〜図23参照)のように、各設定画面を表示パネル122全面に表示してもよい。
上記では、ユーザ要望モードにおいて各設定画面を表示パネル122全面に表示(図20〜図23参照)する場合を説明したが、これに限定されない。ユーザ要望モードにおいても、お奨めモード(図15〜図17参照)のように、各設定画面をサブ画面として表示してもよい。
上記した本体装置110は、コピー機能、プリンタ機能、及びスキャナ機能等の複数の機能を備えたデジタル複合機であってもよい。
以上、実施の形態を説明することにより本発明を説明したが、上記した実施の形態は例示であって、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々変更して実施することができる。
100 画像形成装置
110 本体装置
112 第1制御部
114 第1記憶部
116 原稿読取部
118 第1画像形成部
120 操作部
122 表示パネル
124 タッチパネル
126 第1通信部
128 第1バス
140 排紙トレイ
200 拡張装置
202 第2制御部
204 第2記憶部
206 第2画像形成部
208 第3画像形成部
210 第2通信部
212 硬貨処理部
214 紙幣処理部
216 第2バス
240 写真排出部
242 硬貨投入部
244 紙幣投入部
246 釣銭排出部

Claims (8)

  1. 有料で記録紙に画像を形成する画像形成装置であって、
    画像形成条件に応じた基本料金を記憶する記憶手段と、
    画像形成料金の合計金額に関する予算額の入力を受付ける入力手段と、
    原稿を読取って画像データを生成する原稿読取手段と、
    前記画像データを所定の記録紙に画像形成した場合の、前記所定の記録紙に対する画像形成領域の面積割合である印字率を算出する印字率算出手段と、
    前記画像データを所定の画像形成条件で画像形成する場合の基本料金と、前記印字率とに基づいて画像形成料金を算出する料金算出手段と、
    前記料金算出手段により算出された前記画像形成料金と前記予算額とに基づいて、前記所定の画像形成条件のうち変更可能な条件を候補として提示する条件提示手段と、
    前記候補の中から選択された画像形成条件にしたがって、前記所定の画像形成条件を変更する手段とを含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記予算額と、前記料金算出手段によって算出された画像形成料金とを比較する比較手段と、
    前記候補の中から選択された画像形成条件にしたがって前記画像データを画像形成した場合に予想される画像形成結果を表すプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成手段と、
    前記料金算出手段によって算出された、前記候補の中から選択された画像形成条件にしたがって画像形成した場合の画像形成料金を、前記候補の中から選択された画像形成条件又は前記プレビュー画像と共に表示する表示手段とをさらに含み、
    前記条件提示手段は、前記比較手段による比較結果に応じて、前記料金算出手段によって算出される画像形成料金が、前記予算額よりも所定値だけ大きい金額を超えないようにするために、前記所定の画像形成条件のうち変更可能な条件を前記候補として提示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿読取手段により生成された前記画像データを表示する手段と、
    ユーザの操作を受けて、表示された前記画像データ上の領域を特定する操作手段と、
    前記操作手段により特定された前記領域に関する画像形成条件を変更する部分的変更手段と、
    前記部分的変更手段によって変更された画像形成条件で、前記画像データを画像形成した場合の画像形成料金を計算する更新料金算出手段と、
    前記部分的変更手段によって変更された画像形成条件で、前記画像データを画像形成した場合に予想される画像形成結果を表すプレビュー画像を生成する画像生成手段と、
    前記プレビュー画像と計算された前記画像形成料金とを表示する手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 特定された前記領域に関する変更後の画像形成条件は、前記画像データのうち特定された前記領域のみを画像形成する条件、又は、前記画像データのうち特定された前記領域以外の領域を画像形成する条件であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 特定された前記領域に関する変更後の画像形成条件は、カラー画像である領域をモノクロ画像として画像形成する条件であることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 特定された前記領域に関する画像形成条件の変更は、前記領域を前記記録紙上に画像形成する大きさの変更であることを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像データを画像形成する記録紙の種類を変更する指示を受付ける手段をさらに含むことを特徴とする請求項3から6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 複数ページの原稿のページ毎に、前記操作手段はユーザの操作を受付けて領域を特定し、前記部分的変更手段は特定された前記領域に関する画像形成条件を変更し、前記更新料金算出手段は画像形成料金を計算し、前記画像生成手段はプレビュー画像を生成することを特徴とする請求項3から7の何れか1項に記載の画像形成装置。
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