JP2012002399A - 熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫 - Google Patents

熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2012002399A
JP2012002399A JP2010136020A JP2010136020A JP2012002399A JP 2012002399 A JP2012002399 A JP 2012002399A JP 2010136020 A JP2010136020 A JP 2010136020A JP 2010136020 A JP2010136020 A JP 2010136020A JP 2012002399 A JP2012002399 A JP 2012002399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fin
heat exchanger
filler
heat transfer
transfer tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010136020A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5460474B2 (ja
Inventor
Soubu Ri
相武 李
Takuya Matsuda
拓也 松田
Akira Ishibashi
晃 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2010136020A priority Critical patent/JP5460474B2/ja
Publication of JP2012002399A publication Critical patent/JP2012002399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5460474B2 publication Critical patent/JP5460474B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】伝熱管とフィンとの接触熱抵抗を低減させ暖房低温能力を改善した熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫を得る。
【解決手段】環状に形成されるフィンカラー先端部2cには、所定のピッチで吸引口4が形成されており、この吸引口4から隙間31に表面張力の効果により、充填剤31aを充填した。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍サイクルにおける熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた冷蔵庫及び空気調和機に関する。
従来の冷蔵庫及び空気調和機等の冷凍サイクルにおける熱交換器として、フィンチューブ型熱交換器と呼ばれるものがある。このフィンチューブ型熱交換器は、一定の間隔で配置され、その間を流体(空気)が流れる板状フィンと、この板状フィンに直交して貫通され、内部に冷媒が流れる伝熱管とを備えた構成となっている。上記のようなフィンチューブ型熱交換器の伝熱性能に影響を与える因子として、冷媒と伝熱管との間の冷媒側熱伝導率、伝熱管とフィンとの間の接触熱伝導率、及び流体(空気)との間の空気側熱伝導率が知られている。このうち、冷媒と伝熱管との間の冷媒側熱伝達率については、伝熱管の面積拡大、及び、冷媒の攪拌効果が得られる伝熱管の内面溝付によって、その向上が促進されているものがある。また、流体(空気)とフィンとの間の空気側熱伝導率については、隣接する伝熱管の間に板状フィンに切り起こしによるスリット群を設け、スリットの側端部が風向きに対して対向するように設けられており、その側端部において空気流の速度境界層及び温度境界層を薄くすることにより、伝熱促進がなされ熱交換能力が増大するとされているものがある。そして、伝熱管とフィンとの間の接触熱伝達率については、伝熱管とフィンとの接触状態に影響される。例えば、図6で示される熱交換器101のように、伝熱管103を拡管してフィン102に固定する場合、この伝熱管103の外面とフィン102との間には、伝熱管103の外面のうねりによる隙間、フィンカラー変形による隙間、及び、フィン102とフィン102との間の隙間が発生する。これらの隙間は、接触伝達率の低下を招来し、熱交換器101全体の熱伝達率の5%程度であると考えられている(例えば、非特許文献1参照)。
そこで、上記のような隙間を軽減して、接触熱伝達率を向上させるため、以下のような提案がなされている。例えば、フィンに形成された切欠部に伝熱管を挿入してかしめ止めした後、伝熱管とフィンカラー部との接触部に液体塗料を流し込み、塗料膜を形成するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、伝熱管を、その表面に硬化剤を添加した流動性を有する樹脂又は流動性を有する有機無機ハイブリッドセラミックスを塗布して、フィン穴に挿入し、適当な方法で拡管してフィンに固定し、その際、伝熱管とフィンとの間に樹脂層又は有機無機ハイブリッドセラミックス層が形成される技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。また、フィンに形成された貫通孔に進入しているコーティング層をフィンカラー表面に形成させることによって耐久性を向上させるフィンチューブが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平9−145282号公報(第10頁、図1−2) 特開2004−125235号公報(第5頁、図1) 特開2009−257608号公報(図2)
中田、「空調用熱交換器における最適設計と経済性」、機械の研究、1989、第41巻、第9号、p.1005−1011
しかしながら、特許文献1においては、伝熱管を拡管してフィンと接触させるタイプの熱交換器ではなく、塗料も毛細管現象によって接触部に引き込まれるだけであるため、伝熱管とフィンとの密着性が不十分であるという問題点があった。
また、特許文献2においては、伝熱管表面に樹脂を塗装し、フィン穴に挿入すると、伝熱管とフィンとの接触状態が伝熱管の長手方向で、均一な樹脂膜を維持できないという問題点があった。
そして、特許文献3においては、フィンに形成された貫通孔に進入しているコーティング層がフィンカラーの外部表面に厚く形成されることによって、フィンと空気との間の熱伝達を妨げることになり、目的とする伝熱性能が得られないという問題点があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、伝熱管とフィンとの接触熱抵抗を低減させ暖房低温能力を改善した熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫を得ることを目的とする。
本発明に係る熱交換器は、所定のピッチで配列され、フィン穴の周縁から立設された円筒状のフィンカラーを有するフィンと、前記フィン穴に挿通された状態で拡管され、その外側面が前記フィンカラーの内面に密着して固定され、その内部に冷媒が流通する伝熱管と、を備え、前記フィンカラーの先端部は、前記伝熱管の外側面から離れる方向に反り返っており、1つ又は複数の吸引口が形成され、そして、その隣のフィンカラーの根元部に当接又は近接しており、前記フィンカラーの先端部、該先端部が当接又は近接した隣の前記フィンカラーの根元部、及び、前記伝熱管の外側面によって形成される隙間に、前記吸引口から充填剤が充填されたことを特徴とする。
本発明によれば、伝熱管とフィンとの接触熱抵抗を低減させ、熱交換能力を向上させた熱交換器を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る熱交換器1の拡管後の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換器1のフィンカラー2bのフィンカラー先端部2cに形成された吸引口4を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る熱交換器1の拡管後の拡大図である。 本発明の実施の形態6に係る空気調和機の室外機5の構成図である。 本発明の実施の形態7に係る冷蔵庫の側断面図である。 従来のフィンチューブ型熱交換器の拡管後の拡大図である。
実施の形態1.
(熱交換器1の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換器1の拡管後の拡大図であり、図2は、同熱交換器1のフィンカラー2bのフィンカラー先端部2cに形成された吸引口4を示す図である。
図1で示される熱交換器1は、少なくとも、銅合金又はアルミニウム合金等の耐熱性金属板から形成され、所定のピッチで配列されたフィン2と、そのフィン2に形成されたフィン穴2aに直交に挿通され、銅若しくは銅合金又はアルミニウム若しくはアルミニウム合金等の金属材料から形成された伝熱管3とによって形成されている。
フィン2は、フィン穴2aの周縁から垂直に立設された円筒状のフィンカラー2bが形成され、そのフィンカラー2bがフィン穴2aの周縁から立設された部分はフィンカラー根元部2dを形成している。また、フィンカラー2bの円筒状の先端部であるフィンカラー先端部2cは、フィン穴2aに挿通される伝熱管3とは離れる方向に反り返っており、隣のフィン2のフィンカラー根元部2dに当接又は近接している。
伝熱管3は、冷媒を流通させる管であり、前述のように、フィン2のフィン穴2aに挿通している。この伝熱管3は、フィン穴2aに挿通された後、拡管されて、その外側面がフィン2のフィンカラー2bの内面に密着される。この際、伝熱管3の外側面、前述のフィンカラー2bの円筒状の先端部の反り返り部分であるフィンカラー先端部2c、及び、その先端が当接又は近接した隣のフィン2の円筒状の立設部分であるフィンカラー根元部2dによって隙間31が形成される。また、この伝熱管3に流れる冷媒としては、例えば、HC単一冷媒、HCを含む混合冷媒、R32、R410A、R407C、テトラフルオロプロペン及びこのテトラフルオロプロペンよりも沸点の低いHFC系冷媒からなる非共沸混合冷媒、又は、二酸化炭素等が用いられる。
なお、伝熱管3は、フィン2のフィン穴2aに直交に挿通されている構成としたが、これに限定されるものではなく、斜めに挿通される場合でもよい。
図2で示されるように、環状に形成されるフィンカラー先端部2cには、所定のピッチで吸引口4が形成されており、この吸引口4から隙間31に表面張力の効果によって、充填剤31aが充填されている。ここで、フィンカラー先端部2cの吸引口4は、所定の強度を維持するために、8箇所〜10箇所程度に形成するのが望ましい。このとき、伝熱管3とフィンカラー2bとの接触部には、薄い膜の充填剤31aが充満し、伝熱管3をフィン2に固定すると共に、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗を低減することができる。なお、吸引口4をフィンカラー先端部2cではなく、フィンカラー根元部2dに形成したとすると、フィン穴2aに伝熱管3を挿通し拡管する際、フィンカラー根元部2dが座屈してしまい、伝熱管3とフィンカラー2bとの密着性が低下し、接触熱抵抗が増加してしまう。したがって、吸引口4は、前述のように、フィンカラー2bに形成する。
なお、フィンカラー先端部2cには、所定のピッチで吸引口4が形成されるとしているが、これに限定されるものではなく、ランダムに形成されていてもよく、また、複数ではなく1つの吸引口4が形成されるものとしてもよい。
(伝熱管3とフィン2との固定方法)
まず、フィン2についてフィンカラー2bを形成したのち、図2で示されるように、そのフィンカラー先端部2cに吸引口4を形成する。このフィン2のフィン穴2aに伝熱管3を挿通させ、伝熱管3を拡管してフィン2に固定させる。次に、吸引口4から充填剤31aを充填する。さらに、熱交換器1全体に充填剤31aと同様の充填剤を塗装する。
従来の熱交換器の製造方法においては、表面処理されたフィン材を用いて、金型でフィンカラーを成形すると、フィンカラーの表面材が剥がれて、露飛びを誘発し信頼性に問題があったが、上記の伝熱管3とフィン2との固定方法のように、フィンカラーの外表面が充填剤で塗装されているので露飛びに対する信頼性を向上させることができ、また、フィン2の切断部にも、充填剤が塗装されているので、着霜耐力が増加し、暖房低温能力を改善することができる。
なお、上記に示した伝熱管3とフィン2との固定方法に限定されるものではなく、例えば、伝熱管3をフィン穴2aに挿通させて拡管させる前に、フィンカラー2bの内表面に、充填剤31aと同様の充填剤を塗布しておき、その上で、フィン穴2aに伝熱管3を挿通させ、伝熱管3を拡管させるものとしてもよい。これによって、伝熱管3とフィン2との密着性が増し、接触熱抵抗をさらに低減することができる。
(実施の形態1の効果)
以上の構成のように、フィンカラー2bのフィンカラー先端部2c、フィンカラー根元部2d、及び、伝熱管3の外側面によって形成される隙間31に充填剤31aを充填させることによって、伝熱管3とフィンカラー2bとの接触部に充填剤31aが充満し、これによって、隙間31における部分、及び、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗を低減することができる。
また、フィンカラー2bの外表面が充填剤で塗装されているので露飛びに対する信頼性を向上させることができ、また、フィン2の切断部にも、充填剤が塗装されているので、着霜耐力が増加し、暖房低温能力を改善することができる。
実施の形態2.
(熱交換器1の構成)
図3は、本発明の実施の形態2に係る熱交換器1の拡管後の拡大図である。
図3で示される熱交換器1は、少なくとも、銅合金又はアルミニウム合金等の耐熱性金属板から形成され、所定のピッチで配列されたフィン2と、そのフィン2に形成されたフィン穴2aに直交に挿通され、銅若しくは銅合金又はアルミニウム若しくはアルミニウム合金等の金属材料から形成された伝熱管3とによって形成されている。
フィン2は、フィン穴2aの周縁から垂直に立設された円筒状のフィンカラー2bが形成され、そのフィンカラー2bがフィン穴2aの周縁から立設された部分はフィンカラー根元部2dを形成している。また、このフィンカラー根元部2dからフィンカラー2bの円筒状の先端部であるフィンカラー先端部2cまでは、伝熱管3の外側面に略平行となっており、このフィンカラー先端部2cは、実施の形態1の場合と異なり、隣のフィン2のフィンカラー根元部2dには当接しておらず、伝熱管3はこの部分でフィンカラー2bと接していないフィン間非接触部3aが形成されている。
伝熱管3は、冷媒を流通させる管であり、前述のように、フィン2のフィン穴2aに挿通している。この伝熱管3は、フィン穴2aに挿通された後、拡管されて、その外側面がフィン2のフィンカラー2bの内面に密着される。また、この伝熱管3に流れる冷媒としては、例えば、HC単一冷媒、HCを含む混合冷媒、R32、R410A、R407C、テトラフルオロプロペン及びこのテトラフルオロプロペンよりも沸点の低いHFC系冷媒からなる非共沸混合冷媒、又は、二酸化炭素等が用いられる。
なお、伝熱管3は、フィン2のフィン穴2aに直交に挿通されている構成としたが、これに限定されるものではなく、斜めに挿通される場合でもよい。
フィン間非接触部3aには、2μm〜30μmの薄い膜として充填剤31bが塗布されている。この充填剤31bは、伝熱管3とフィンカラー2bとの接触部に充満し、伝熱管3をフィン2に固定すると共に、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗を低減することができる。ここで、この充填剤31bの膜厚が2μm未満であるとすると、熱交換器1の乾燥工程で熱影響を受けて、伝熱管3の外側面からフィン2が分離されやすくなり、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗が大きくなり、結果として熱交換器1の熱交換性能が低下する。また、充填剤31bの膜厚が30μmを超過するものとすると、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗が大きくなり、この場合も結果として熱交換器1の熱交換性能が低下する。したがって、本実施の形態においては、充填剤31bの膜厚を2μm〜30μmとしている。
(伝熱管3とフィン2との固定方法)
まず、フィン2についてフィンカラー2bを形成する。このフィン2のフィン穴2aに伝熱管3を挿通させ、伝熱管3を拡管してフィン2に固定させる。次に、フィン間非接触部3aに充填剤31bを塗布し、さらに熱交換器1全体に充填剤31bと同様の充填剤を塗装する。
従来の熱交換器の製造方法においては、表面処理されたフィン材を用いて、金型でフィンカラーを成形すると、フィンカラーの表面材が剥がれて、露飛びを誘発し信頼性に問題があったが、上記の伝熱管3とフィン2との固定方法のように、フィンカラーの外表面が充填剤で塗装されているので露飛びに対する信頼性を向上させることができ、また、フィン2の切断部にも、充填剤が塗装されているので、着霜耐力が増加し、暖房低温能力を改善することができる。
なお、上記に示した伝熱管3とフィン2との固定方法に限定されるものではなく、例えば、伝熱管3をフィン穴2aに挿通させて拡管させる前に、フィンカラー2bの内表面に、充填剤31bと同様の充填剤を塗布しておき、その上で、フィン穴2aに伝熱管3を挿通させ、伝熱管3を拡管させるものとしてもよい。これによって、伝熱管3とフィン2との密着性が増し、接触熱抵抗をさらに低減することができる。
(実施の形態2の効果)
以上の構成のように、隣り合ったフィン2とフィン2が接触せず、かつ、伝熱管3がフィンカラー2bと接していないフィン間非接触部3aにおいて、充填剤31bを塗布することによって、伝熱管3とフィンカラー2bとの接触部にこの充填剤31bが充満し、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗を低減することができる。
また、フィンカラー2bの外表面が充填剤で塗装されているので露飛びに対する信頼性を向上させることができ、また、フィン2の切断部にも、充填剤が塗装されているので、着霜耐力が増加し、暖房低温能力を改善することができる。
実施の形態3.
本実施の形態に係る熱交換器1について、実施の形態1に係る熱交換器1の構成と相違する点を中心に説明する。
(熱交換器1の構成)
図1で示される隙間31に充填する充填剤31aとして、親水性のシリカ膜中に撥水性のシリコン樹脂又はフッ素樹脂粒子を均一に分散させた親撥水ハイブリッド構造を有するものを用い、隙間31に充填させるほか、フィン2の表面をこの充填剤31aでコーティングする。
(実施の形態3の効果)
以上の構成によって、例えば、室外機に本実施の形態に係る熱交換器1を採用した場合、熱交換器1の着霜耐力が増加し、暖房低温能力を改善することができる。
なお、上記のような親撥水ハイブリッド構造を有するものを充填剤31aに採用したが、これに限定されるものではなく、実施の形態2における充填剤31bに採用してもよい。この場合においてもフィン2の表面をこの充填剤31bでコーティングすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4.
本実施の形態に係る熱交換器1について、実施の形態1に係る熱交換器1の構成と相違する点を中心に説明する。
(熱交換器1の構成)
図1で示される隙間31に充填する充填剤31aとして、親水性のシリカ及び高分子ポリマー膜中に撥水性のシリコン樹脂又はフッ素樹脂粒子を均一に分散させた親撥水ハイブリッド構造を有するものを用い、隙間31に充填させるほか、フィン2の表面をこの充填剤31aでコーティングする。
(実施の形態4の効果)
以上の構成によって、例えば、室外機に本実施の形態に係る熱交換器1を採用した場合、熱交換器1の霜高さ抑制及び滑落性を向上させることができ、着霜耐力が増加し、暖房低温能力を改善することができる。
なお、上記のような親撥水ハイブリッド構造を有するものを充填剤31aに採用したが、これに限定されるものではなく、実施の形態2における充填剤31bに採用してもよい。この場合においてもフィン2の表面をこの充填剤31bでコーティングすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
実施の形態5.
本実施の形態に係る熱交換器1について、実施の形態1に係る熱交換器1の構成と相違する点を中心に説明する。
(熱交換器1の構成)
図1で示される隙間31に充填する充填剤31aとして、例えば、熱伝導率0.1〜0.8[W/mK]、粘度50〜300[mPas]の充填剤を用い、炉中でこの充填剤を硬化温度150〜350[℃]の範囲で硬化させ、伝熱管3とフィン2とを一体に固定させる。
(実施の形態5の効果)
以上のような構成によって、伝熱管3とフィン2との密着性を悪化させることなく、熱交換器1の製造コストを低減することができる。
なお、上記のような充填剤を充填剤31aに採用するものとしたが、これに限定されるものではなく、実施の形態2〜実施の形態4における充填剤に採用してもよい。この場合においても、上記と同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
本実施の形態においては、実施の形態1〜実施の形態5のいずれかの熱交換器1を空気調和機に搭載した例を示す。
(空気調和機の室外機5の構成)
図4は、本発明の実施の形態6に係る空気調和機の室外機5の構成図である。
図4で示されるように、フィン2の配列によって構成された熱交換器1は、室外機5内部に設置され、また、この熱交換器1に空気を送り込むためのファン6が設置されている。また、ファン6の回転によって、図4で示される矢印方向に空気の流れが生じ、熱交換器1と送り込まれる空気との熱交換が実施される。
(実施の形態6の効果)
以上の構成によって、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗を低減した空気調和機を得ることができる。
また、フィン2のフィンカラーの外表面が充填剤で塗装されているので露飛びに対する信頼性を向上させ、また、図4で示されるように、室外機5の空気の上流側の熱交換器1のフィン2の切断面部にも、充填剤が塗装されており、着霜耐力が増加し、暖房低温能力が改善された空気調和機を得ることができる。
なお、実施の形態1〜実施の形態5のいずれかの熱交換器1を室外機5に搭載するものとしたが、これに限定されるものではなく、室内機に熱交換器1を搭載するものとしてもよい。
実施の形態7.
本実施の形態においては、実施の形態1〜実施の形態5のいずれかの熱交換器1を冷蔵庫に搭載した例を示す。
(冷蔵庫の構成)
図5は、本発明の実施の形態7に係る冷蔵庫の側断面図である。
図5で示されるように、冷蔵庫の背面上部には、制御装置201が取り付けられている。この制御装置201は、例えば、マイクロコントローラー等の演算装置を備えている。冷蔵庫内部の下方には、熱交換器である冷却器202、圧縮機203、及びファン204が設置されている。実施の形態1〜実施の形態5のいずれかの熱交換器1は、上記の冷却器202として搭載されている。また、後述する製氷室212の内部には、製氷機205が取り付けられている。そして、本実施の形態に係る冷蔵庫は、例えば、図5で示されるように、貯蔵室として、上から冷蔵室211、製氷室212、野菜室213及び冷凍室214を備えている。
(冷蔵庫の動作)
冷却器202及び圧縮機203等から構成される冷凍サイクルによって生成された冷気は、制御装置201によって駆動されるファン204の回転によって冷蔵庫内の風路を循環し、各貯蔵室に送られ、その内部に貯蔵されている食品等の品質を維持する。
(実施の形態7の効果)
以上の構成によって、伝熱管3とフィン2との接触熱抵抗を低減した冷蔵庫を得ることができる。
1 熱交換器、2 フィン、2a フィン穴、2b フィンカラー、2c フィンカラー先端部、2d フィンカラー根元部、3 伝熱管、3a フィン間非接触部、4 吸引口、5 室外機、6 ファン、31 隙間、31a、31b 充填剤、101 熱交換器、102 フィン、103 伝熱管、201 制御装置、202 冷却器、203 圧縮機、204 ファン、205 製氷機、211 冷蔵室、212 製氷室、213 野菜室、214 冷凍室。

Claims (14)

  1. 所定のピッチで配列され、フィン穴の周縁から立設された円筒状のフィンカラーを有するフィンと、
    前記フィン穴に挿通された状態で拡管され、その外側面が前記フィンカラーの内面に密着して固定され、その内部に冷媒が流通する伝熱管と、
    を備え、
    前記フィンカラーの先端部は、前記伝熱管の外側面から離れる方向に反り返っており、
    1つ又は複数の吸引口が形成され、そして、その隣のフィンカラーの根元部に当接又は近接しており、
    前記フィンカラーの先端部、該先端部が当接又は近接した隣の前記フィンカラーの根元部、及び、前記伝熱管の外側面によって形成される隙間に、前記吸引口から充填剤が充填された
    ことを特徴とする熱交換器。
  2. 所定のピッチで配列され、フィン穴の周縁から立設された円筒状のフィンカラーを有するフィンと、
    前記フィン穴に挿通された状態で拡管され、その外側面が前記フィンカラーの内面に密着して固定され、その内部に冷媒が流通する伝熱管と、
    を備え、
    前記フィンカラーの先端部から隣のフィンカラーの根元部まで所定の間隙を有し、前記伝熱管の前記間隙部分に充填剤が塗布された
    ことを特徴とする熱交換器。
  3. 前記間隙部分に塗布された前記充填剤の膜厚が、2[μm]〜30[μm]である
    ことを特徴とする請求項2記載の熱交換器。
  4. 前記フィンカラーの内面に前記充填剤を塗布した状態で、前記伝熱管が挿通され拡管された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の熱交換器。
  5. 前記充填剤は、親水性のシリカ膜中に撥水性のシリコン樹脂又はフッ素樹脂粒子を均一に分散させた親撥水ハイブリッド構造を有した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器。
  6. 前記充填剤は、親水性のシリカ及び高分子ポリマー膜中に撥水性のシリコン樹脂又はフッ素樹脂粒子を均一に分散させた親撥水ハイブリッド構造を有した
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器。
  7. 前記充填剤は、前記フィンの表面にコーティングされた
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6のいずれかに記載の熱交換器。
  8. 前記充填剤は、熱伝導率が0.1[W/mK]〜0.8[W/mK]である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の熱交換器。
  9. 前記充填剤は、粘度が50[mPas]〜300[mPas]である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の熱交換器。
  10. 前記充填剤は、硬化温度が150[℃]〜350[℃]の範囲で硬化され、前記伝熱管と前記フィンとを一体に固定された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の熱交換器。
  11. 前記充填剤が熱交換器全体に塗装された
    ことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の熱交換器。
  12. 前記伝熱管の内部を流通する冷媒は、HC単一冷媒、HCを含む混合冷媒、R32、R410A、R407C、テトラフルオロプロペン及びこのテトラフルオロプロペンよりも沸点の低いHFC系冷媒からなる非共沸混合冷媒、又は、二酸化炭素である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の熱交換器。
  13. 請求項1〜請求項12のいずれかに記載の熱交換器を搭載した
    ことを特徴とする空気調和機。
  14. 請求項1〜請求項12のいずれかに記載の熱交換器を搭載した
    ことを特徴とする冷蔵庫。
JP2010136020A 2010-06-15 2010-06-15 熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫 Active JP5460474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010136020A JP5460474B2 (ja) 2010-06-15 2010-06-15 熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010136020A JP5460474B2 (ja) 2010-06-15 2010-06-15 熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012002399A true JP2012002399A (ja) 2012-01-05
JP5460474B2 JP5460474B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=45534597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010136020A Active JP5460474B2 (ja) 2010-06-15 2010-06-15 熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5460474B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018529922A (ja) * 2015-08-25 2018-10-11 ダンフォス・マイクロ・チャンネル・ヒート・エクスチェンジャー・(ジャシン)・カンパニー・リミテッド 熱交換器のための熱交換管、熱交換器、およびその組立方法

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162193A (ja) * 1984-01-31 1985-08-23 Akutoronikusu Kk 耐食熱交換部とその製造方法
JPH03170796A (ja) * 1989-11-29 1991-07-24 Matsushita Refrig Co Ltd フィンアンドチューブ式熱交換器
JPH0782053A (ja) * 1993-09-16 1995-03-28 Washi Chuetsu Board Kk 窯業系板材の小口に対する防水処理方法及び該処理方法に用いる塗布組成物
JPH09145282A (ja) * 1995-11-20 1997-06-06 Hitachi Ltd 熱交換器とその製造方法
JPH10160374A (ja) * 1996-11-26 1998-06-19 Hitachi Ltd 熱交換器の製造方法
JP2000328259A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Sky Alum Co Ltd 熱交換器用プレコートフィン材
JP2004044909A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Kobe Steel Ltd 熱交換器用アルミニウム製フィン材、フィン及びフィンチューブ型熱交換器
JP2004125235A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Kobe Steel Ltd 熱交換器及びその製造方法
JP2009036428A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Denso Corp 熱交換器の製造方法
JP2009186090A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器及びその製造方法
JP2009229040A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器および熱交換器の製造方法
JP2009257608A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Noritz Corp フィンチューブ、熱交換器およびフィンチューブの製造方法
JP2009256556A (ja) * 2007-05-14 2009-11-05 Fujifilm Corp 2液型組成物、親水性組成物、および親水性部材
JP2010112668A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用アルミニウムフィン材及びそれを用いた熱交換器

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162193A (ja) * 1984-01-31 1985-08-23 Akutoronikusu Kk 耐食熱交換部とその製造方法
JPH03170796A (ja) * 1989-11-29 1991-07-24 Matsushita Refrig Co Ltd フィンアンドチューブ式熱交換器
JPH0782053A (ja) * 1993-09-16 1995-03-28 Washi Chuetsu Board Kk 窯業系板材の小口に対する防水処理方法及び該処理方法に用いる塗布組成物
JPH09145282A (ja) * 1995-11-20 1997-06-06 Hitachi Ltd 熱交換器とその製造方法
JPH10160374A (ja) * 1996-11-26 1998-06-19 Hitachi Ltd 熱交換器の製造方法
JP2000328259A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Sky Alum Co Ltd 熱交換器用プレコートフィン材
JP2004044909A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Kobe Steel Ltd 熱交換器用アルミニウム製フィン材、フィン及びフィンチューブ型熱交換器
JP2004125235A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Kobe Steel Ltd 熱交換器及びその製造方法
JP2009256556A (ja) * 2007-05-14 2009-11-05 Fujifilm Corp 2液型組成物、親水性組成物、および親水性部材
JP2009036428A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Denso Corp 熱交換器の製造方法
JP2009186090A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器及びその製造方法
JP2009229040A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Mitsubishi Electric Corp 熱交換器および熱交換器の製造方法
JP2009257608A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Noritz Corp フィンチューブ、熱交換器およびフィンチューブの製造方法
JP2010112668A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 熱交換器用アルミニウムフィン材及びそれを用いた熱交換器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018529922A (ja) * 2015-08-25 2018-10-11 ダンフォス・マイクロ・チャンネル・ヒート・エクスチェンジャー・(ジャシン)・カンパニー・リミテッド 熱交換器のための熱交換管、熱交換器、およびその組立方法
JP6997703B2 (ja) 2015-08-25 2022-01-18 ダンフォス・マイクロ・チャンネル・ヒート・エクスチェンジャー・(ジャシン)・カンパニー・リミテッド 熱交換器のための熱交換管、熱交換器、およびその組立方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5460474B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11827957B2 (en) Heat exchanger and method of manufacturing thereof, and refrigeration cycle apparatus
WO2014147788A1 (ja) 熱交換器、冷凍サイクル装置、及び熱交換器の製造方法
WO2014167827A1 (ja) 伝熱フィン、熱交換器、および、冷凍サイクル装置
KR20140103895A (ko) 핀 튜브형 열교환기
WO2017017789A1 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP2008020166A (ja) 蒸発器用内面溝付伝熱管
JP5460474B2 (ja) 熱交換器、並びに、この熱交換器を備えた空気調和機及び冷蔵庫
JP6575895B2 (ja) 熱交換器
WO2020012549A1 (ja) 熱交換器、熱交換装置、熱交換器ユニット及び冷凍サイクル装置
JP6053693B2 (ja) 空気調和機
JP2014163633A (ja) 冷却器、および冷蔵庫
WO2018207321A1 (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP5627635B2 (ja) 空気調和機
JP2017150756A (ja) 熱交換器およびフィンの製造方法
JPWO2018073898A1 (ja) 熱交換器及び室外機並びに熱交換器の製作装置及び製作方法
JP2002071295A (ja) 蒸発器
JP5932597B2 (ja) 熱交換器及びその製造方法、並びに該熱交換器を備えた空気調和機
CN109079455B (zh) 一种电加热管散热片的装配方法
JP5709618B2 (ja) 熱交換器、冷凍サイクル装置、冷蔵庫、および空気調和機
JP2004077021A (ja) ガスクーラー
JP2014001869A (ja) 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP5255249B2 (ja) 内面フィン付伝熱管
JP5499627B2 (ja) 熱交換要素及び熱交換方法
JP6640500B2 (ja) 空気調和装置の室外機
JP5999081B2 (ja) 被冷却要素及び選択的付着方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5460474

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250