JP2012001120A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】雪上性能、氷上性能及び耐ノイズ性能を向上しうる。
【解決手段】トレッド部2に、最もトレッド接地端2t側でタイヤ周方向にのびる一対のショルダー縦溝3A、及びトレッド接地端2tとショルダー縦溝3Aとの間をのびるショルダー横溝4Aで区分されたショルダーブロック5Aがタイヤ周方向に隔設された空気入りタイヤ1である。トレッド部2は、タイヤ赤道Cの両側それぞれが、ショルダー縦溝3Aとショルダー横溝4Aのタイヤ周方向の一方側の縁部4Atとの交点を通りかつタイヤ赤道面CPに直交するピッチ基準線11、トレッド接地端2t、及びタイヤ赤道Cで囲まれた基準ピッチ要素12がタイヤ周方向に複数個配置されて形成される。基準ピッチ要素12は、タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類を含む。しかも各基準ピッチ要素12は、スパイクピンPを装着可能なスパイクホール13を少なくとも1つ具える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、雪上性能、氷上性能及び耐ノイズ性能を向上しうる空気入りタイヤに関する。
トレッド部に設けられたブロックに、金属等で作られたスパイクピンを装着することによって、氷雪路での走行性能を向上させたスパイク式の空気入りタイヤが、例えば、下記特許文献1で提案されている。このような空気入りタイヤには、前記ブロックの踏面に、スパイクピンを装着するためのスパイクホールが予め複数設けられている。
国際公開第WO2004/103738号パンフレット
しかしながら、上記のような空気入りタイヤは、従来氷雪路性能を重視してスパイクが配置され、スパイクピンによって発生するノイズについてはあまり考慮されていなかった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤ周方向の長さが異なる基準ピッチ要素を発生するノイズの分散を考慮してタイヤ周方向に複数配置するとともに、該基準ピッチ要素に少なくとも1つのスパイクホールを規則的に設けることを基本として、雪上性能、氷上性能及び耐ノイズ性能を向上しうる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、最もトレッド接地端側でタイヤ周方向にのびる一対のショルダー縦溝、及び前記トレッド接地端と前記ショルダー縦溝との間をのびるショルダー横溝で区分されたショルダーブロックがタイヤ周方向に隔設された空気入りタイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ赤道の両側それぞれが、前記ショルダー縦溝と前記ショルダー横溝のタイヤ周方向の一方側の縁部との交点を通りかつタイヤ赤道面に直交するピッチ基準線、前記トレッド接地端を通るタイヤ周方向線、及びタイヤ赤道で囲まれた基準ピッチ要素がタイヤ周方向に複数個配置されて形成され、前記基準ピッチ要素は、タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類を含み、しかも前記各基準ピッチ要素は、スパイクピンを装着可能なスパイクホールを少なくとも1つ具えることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記トレッド部は、タイヤ赤道の両側のそれぞれにおいて、前記基準ピッチ要素が56〜64個配置される請求項1に記載の空気入りタイヤである。
また、請求項3記載の発明は、前記ショルダー縦溝と前記トレッド接地端との間のショルダー領域の平均接地圧Pshは、一対の前記ショルダー縦溝間のクラウン領域の平均接地圧Pcrの1.2〜1.4倍である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤである。
また、請求項4記載の発明は、前記トレッド部は、タイヤ赤道よりも一方側に配される一方側領域と、タイヤ赤道よりも他方側へ配される他方側領域とを含み、前記一方側領域の前記スパイクホールの個数は、前記他方側領域の前記スパイクホールの個数の1.0〜1.1倍である請求項1乃至3の何れかに記載の空気入りタイヤである。
また、請求項5記載の発明は、前記トレッド部は、前記一方側領域と前記他方側領域とがスパイクホールを除いて、タイヤ赤道に関して線対称模様又はタイヤ赤道に関する線対称模様がタイヤ周方向に位置ずれした近似線対称模様をなす請求項4に記載の空気入りタイヤである。
また、請求項6記載の発明は、一対の前記ショルダー縦溝間のクラウン領域には、タイヤ赤道の両側をタイヤ周方向に連続してのびる1対のクラウン縦溝、前記ショルダー縦溝、及び前記クラウン縦溝と前記ショルダー縦溝との間をのびかつタイヤ周方向に隔設されるミドル横溝で区分されるミドルブロックがタイヤ周方向に隔設され、前記スパイクホールは、前記ミドルブロックに形成されたミドルホールと、前記ショルダーブロックに形成されたショルダーホールとを含む請求項1乃至5の何れかに記載の空気入りタイヤである。
また、請求項7記載の発明は、前記ショルダーホールは、前記ショルダーブロックのタイヤ軸方向の内側に配される内のショルダーホールと、該内のショルダーホールよりもタイヤ軸方向の外側に配される外のショルダーホールとを含み、前記内のショルダーホールの合計個数は、前記外のショルダーホールの合計個数の1.0〜1.2倍である請求項6に記載の空気入りタイヤである。
また、請求項8記載の発明は、前記ショルダーホールは、前記内のショルダーホールと、前記外のショルダーホールとがタイヤ周方向に交互に設けられる請求項7記載の空気入りタイヤである。
また、請求項9記載の発明は、前記ミドルホールは、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の内側に配される内のミドルホールと、該内のミドルホールよりもタイヤ軸方向の外側に配される外のミドルホールとを含み、前記外のミドルホールの合計個数は、前記内のミドルホールの合計個数の1.0〜1.1倍である請求項6乃至8の何れかに記載の空気入りタイヤである。
また、請求項10記載の発明は、前記ミドルホールは、前記内のミドルホールと、前記外のミドルホールとがタイヤ周方向に交互に設けられる請求項9記載の空気入りタイヤである。
また、請求項11記載の発明は、前記内のショルダーホールの前記合計個数は、前記外のミドルホールの前記合計個数の1.0〜1.1倍である請求項9又は10に記載の空気入りタイヤである。
なお、本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法は、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の正規状態において特定される値とする。
また、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。
さらに「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
本発明の空気入りタイヤは、トレッド部のタイヤ赤道の両側それぞれが、ショルダー縦溝とショルダー横溝のタイヤ周方向の一方側の縁部との交点を通りかつタイヤ赤道面に直交するピッチ基準線、前記トレッド接地端、及びタイヤ赤道で囲まれた基準ピッチ要素がタイヤ周方向に複数個配置されて形成される。基準ピッチ要素は、タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類を含み、しかも各基準ピッチ要素には、スパイクピンを装着可能なスパイクホールが少なくとも1つ設けられる。
このような空気入りタイヤは、各基準ピッチ要素に少なくとも1つのスパイクホールが設けられるので、タイヤ周方向に亘って万遍なくスパイクピンを装着することができる。従って、本発明の空気入りタイヤは、雪上性能及び氷上性能が向上する。また、スパイクピンを万遍なく装着できるため、スパイクピンと氷雪路面との接触によるノイズが分散され、耐ノイズ性能が向上する。しかも、基準ピッチ要素は、タイヤ周方向で長さが異なる少なくとも2種類を含み、ノイズが分散されるように配置される。この基準ピッチ要素にスパイクホールが規則的に配置されることにより、スパイクピンによって発生するノイズが効果的に分散され、耐ノイズ性能がさらに向上する。
本実施形態の空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。 図1のトレッド部の部分拡大図である。 図1の内側領域の部分拡大図である。 図2のA−A断面図である。 スパイクピンの一例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1として、例えば乗用車用タイヤが示される。タイヤ1のトレッド部2には、タイヤ周方向に連続してのびる縦溝3と、該縦溝3と交わりかつタイヤ周方向に隔設される複数本の横溝4とが設けられる。これにより、トレッド部2には、縦溝3と該横溝4とによって区分された複数個のブロック5がタイヤ周方向に隔設される。
また、本実施形態のトレッド部2は、タイヤ赤道Cよりも一方側に位置する一方側領域T1と、タイヤ赤道Cよりも他方側に位置する他方側領域T2とを含み、タイヤ回転方向Rが指定された方向性トレッドパターンを具えている。
前記縦溝3は、最もトレッド接地端2t側でタイヤ周方向にのびる一対のショルダー縦溝3Aと、該ショルダー縦溝3Aよりもタイヤ軸方向の内側かつタイヤ赤道Cの両側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のクラウン縦溝3Bとを含む。
ここで、前記トレッド接地端2tとは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した正規状態のタイヤ1に正規荷重を負荷しかつキャンバー角0度で平面に接地させたときのタイヤ軸方向の最も外側の接地端部を指す。
また、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表"TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES"に記載の最大値、ETRTOであれば"LOAD CAPACITY"とするが、タイヤが乗用車用の場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
本実施形態のショルダー縦溝3Aは、タイヤ周方向に沿って実質的に直線状でのびている。このようなショルダー縦溝3Aは、該ショルダー縦溝3Aに隣接するブロック5の横剛性を高め、旋回時の操縦安定性を向上させるのに役立つ。なお、ショルダー縦溝3Aは、このような態様に限定されるわけではなく、例えばジグザグ状や波状で形成されてもよい。
また、本実施形態の乗用車用のタイヤ1の場合、ショルダー縦溝3Aの溝幅W1は、氷上での接地面積を確保しつつ雪上での十分な排雪性を発揮させるために、トレッド接地幅TWの例えば2%以上、より好ましくは3%以上が望ましく、また、好ましくは9%以下、より好ましくは6%以下が望ましい。前記トレッド接地幅TWは、前記正規状態におけるトレッド接地端2t、2t間のタイヤ軸方向の距離とする。
同様に、ショルダー縦溝3Aの溝深さについては、好ましくは5mm以上、より好ましくは6mm以上が望ましく、また、好ましくは10mm以下、より好ましくは9mm以下が望ましい。
本実施形態のクラウン縦溝3Bは、タイヤ赤道Cの両側を、タイヤ周方向にジグザグ状にのびている。このようなクラウン縦溝3Bは、タイヤ軸方向のエッジ成分を増加させて氷上での摩擦力を高めるとともに、雪柱せん断力を増加させ、雪上性能を高めるのにも役立つ。なお、クラウン縦溝3Bは、例えば直線状や波状に形成されても良く、また、タイヤ赤道C上に1本のみ設けられるものでもよい。また、クラウン縦溝3Bの溝幅W2及び溝深さは、ショルダー縦溝3Aと同範囲が好ましい。
また、一対のクラウン縦溝3B、3B間には、タイヤ赤道C上をタイヤ周方向に連続してのびるセンターリブ6が形成される。このセンターリブ6には、図2に拡大して示されるように、例えば、その両側からのびるとともにリブ内部で終端するラグ溝状の切り込み11が適宜隔設される。これは、センターリブ6のタイヤ周方向の剛性を適度に緩和し偏摩耗を抑制するのに役立つ。
前記横溝4は、図1に示されるように、トレッド接地端2tとショルダー縦溝3Aとの間をのびるショルダー横溝4A、及びクラウン縦溝3Bとショルダー縦溝3Aとの間をのびるミドル横溝4Bを含む。
前記ショルダー横溝4Aは、タイヤ軸方向に対して10度以下の角度でのびている。このようなショルダー横溝4Aは、タイヤ軸方向のエッジ成分を増加させて、氷上性能及び雪上性能を高めることができる。また、ショルダー横溝4Aの溝幅W3及び溝深さについては、ショルダー縦溝3Aの溝幅W1及び溝深さと同一か、又は僅かに小さく形成されるのが好ましい。
前記ミドル横溝4Bは、クラウン縦溝3Bからショルダー縦溝3Aへ向かってタイヤ回転方向Rの先着側に傾斜してのびている。このようなミドル横溝4Bは、ブロック5のタイヤ周方向のエッジ成分を増加させ、旋回時の雪上性能及び氷上性能を高めるのに役立つ。また、ミドル横溝4Bの溝幅W4及び溝深さも、ショルダー縦溝3Aの溝幅W1及び溝深さと同一、又は僅かに小が好ましい。なお、タイヤ赤道Cの各側において、ミドル横溝の合計本数は、ショルダー横溝の合計本数と同一で設けられている。
前記ブロック5は、一対のショルダー縦溝3Aとトレッド接地端2tとショルダー横溝4Aとで区分されたショルダーブロック5A、及びショルダー縦溝3Aとクラウン縦溝3Bとをミドル横溝4Bとで区分されるミドルブロック5Bを含む。
前記ショルダーブロック5Aは、図2に示されるように、タイヤ軸方向にのびる略横長矩形状をなし、本実施形態では第1のショルダーブロック5A1と、該第1のショルダーブロック5Aよりもタイヤ周方向の長さが大きい第2のショルダーブロック5A2とを含む。これらのショルダーブロック5A1、5A2は、いずれも略横長矩形状に形成されるため、タイヤ軸方向の横剛性を高めることができ、旋回性能の向上に役立つ。
また、ショルダーブロック5Aには、略ジグザグ状にのびるサイプSが形成される。これにより、ショルダーブロック5Aは、柔軟な変形を確保してブロック踏面と氷路面との接触面積を増加させることができるとともに、サイプS内に路面上の水膜を吸い上げて氷路上でのグリップ性能をさらに向上させることができる。
前記ミドルブロック5Bは、タイヤ回転方向Rの先着側かつタイヤ赤道C側へ傾斜する略平行四辺形状をなし、本実施形態では第1のミドルブロック5B1と、該第1のミドルブロック5B1よりもタイヤ周方向の長さが大きい第2のミドルブロック5B2とを含む。また、ミドルブロック5Bには、その幅方向の略中間位置をタイヤ周方向にのびる細縦溝7が設けられる。この細縦溝7は、排水性能を向上させるのに役立つ。
また、ミドルブロック5Bには、ミドル横溝4Bと逆方向に傾斜しかつ略ジグザグ状にのびるサイプSが形成される。このようなサイプSは、旋回外側のミドルブロック5Bにおいて、効果的にエッジを利かせることができ、氷路上での旋回性能を向上させることができる。
本実施形態のトレッド部2は、タイヤ赤道Cの両側それぞれが、ショルダー縦溝3Aとショルダー横溝4Aのタイヤ周方向の一方側(本実施形態では、タイヤ回転方向Rの後着側としている)の縁部4Atとの交点P1を通りかつタイヤ赤道面CPに直交するピッチ基準線11、トレッド接地端2tを通るタイヤ周方向線14、及びタイヤ赤道Cで囲まれた基準ピッチ要素12がタイヤ周方向に複数個配置されて形成される。
前記基準ピッチ要素12は、タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類、好ましくは2〜7種類を含む。本実施形態の基準ピッチ要素12は、相対的なものとして、タイヤ周方向の長さL1が小さい第1の基準ピッチ要素12Aと、タイヤ周方向の長さL2が第1の基準ピッチ要素12Aの長さL1よりも大きい第2の基準ピッチ要素12Bとを含んでいる。これらの基準ピッチ要素12A、12Bは、ショルダー横溝4Aの溝幅及び/又はショルダーブロック5Aのタイヤ周方向の長さを変えることによって、その長さが調節される。そして、各基準ピッチ要素12A、12Bには、それぞれスパイクピンP(図1に一部装着した例を示す)を装着可能なスパイクホール13が少なくとも1つ設けられる。
前記スパイクピンPは、図5に示されるように、スパイクホール13(図2に示す)に挿入されるピン部20と、ブロック踏面に露出するフランジ部21と、該フランジ部からピン部20と逆向きにのびかつ路面と接触して摩擦力を得るスパイク部22とから形成される。このようなスパイクピンPは、例えば接着剤が塗布されたピン部20が、スパイクホール13に嵌入されてタイヤ1に取り付けられる。これにより、スパイクタイヤが得られる。
前記ピン部20は、実質的に同径な円柱状をなす等径部20aと、その下端に連設されかつ等径部20aよりも大きい径をもつ本実施形態では球状をなす拡径部20bとから構成される。前記スパイク部22には、路面との高い摩擦力を得るために、例えばねじ溝が形成されるのが好ましい。
図4には、図2のA−A断面図が示される。前記スパイクホール13は、図4に示されるように、内径dがピン部20の等径部20aと略同一の2〜3mm程度、かつ深さDが8〜12mm程度の有底の円形孔からなる。また、このようなスパイクホール13が形成されるトレッドゴムのゴム硬度は、好ましくは60度以上、さらに好ましくは63度以上が望ましく、また、好ましくは70度以下、さらに好ましくは67度以下が望ましい。前記ゴム硬度が、60度未満であると、スパイクピンPの抜けが生じるおそれがあり、逆に、70度を超えると、氷路でのグリップ性能が低下するおそれがある。
なお、ゴム硬度は、JIS−K6253に準拠し、23℃の環境下におけるデュロメータータイプAによる硬さとする。
また、本実施形態のスパイクホール13は、図3に示されるように、ショルダーブロック5Aに形成されるショルダーホール23と、ミドルブロック5Bに形成されるミドルホール24とを含む。
前記ショルダーホール23は、ショルダーブロック5Aのタイヤ軸方向の内側に寄せて配される内のショルダーホール23Aと、該内のショルダーホール23Aよりもタイヤ軸方向の外側に配される外のショルダーホール23Bとを含む。
前記内のショルダーホール23Aは、その孔中心が、前記ショルダーブロック5Aのタイヤ軸方向の中間位置よりも内側に形成される。この内のショルダーホール23Aが設けられるショルダーブロック5Aのタイヤ軸方向内側には、ショルダー縦溝3Aを減じるようにタイヤ軸方向内側に突出する内のショルダー補強部26Aが設けられる。この内のショルダー補強部26Aは、内のショルダーホール23Aの孔中心を中心として、スパイクピンPのフランジ部21の外径L3(図5に示す)よりも大きい直径L4とした円弧の一部を、ショルダー縦溝3A側に突出させて形成される。また、前記直径L4の範囲(内のショルダー補強部26A)には、溝やサイプSは形成されない。このようなショルダー補強部26Aは、スパイクピンPを確実に支持しつつ、内のショルダーホール23Aを、ショルダー縦溝3A側に配することができ、雪上性能及び氷上性能を向上させうる。なお、直径L4は、好ましくは14mm以上、さらに好ましくは15mm以上が望ましく、また、好ましくは18mm以下、さらに好ましくは17mm以下が望ましい。
前記外のショルダーホール23Bは、その孔中心がショルダーブロック5Aのタイヤ軸方向の中間位置よりも外側に形成される。この外のショルダーホール23Bは、トレッド接地端2t側に配される外のショルダー補強部26Bの中心に配される。外のショルダー補強部26Bは、ショルダーブロック5Aにおいて、外のショルダーホール23Bの孔中心を中心として、前記スパイクピンPの前記外径L3よりも大きな直径L4の領域でありかつサイプSや溝のない非サイプ領域として形成される。このような外のショルダー補強部26Bも、外のショルダーホール23B近傍の剛性を高めて、スパイクピンPの倒れや抜けなど確実に抑制できる。
前記ミドルホール24は、相対的なものとして、ミドルブロック5Bのタイヤ軸方向の内側に配される内のミドルホール24Aと、該内のミドルホール24Aよりもタイヤ軸方向の外側に配される外のミドルホール24Bとを含む。
前記内のミドルホール24Aは、その孔中心がミドルブロック5Bのタイヤ軸方向の略中間位置に形成される。ここで、略中間位置とは、ミドルブロック5Bのタイヤ軸方向の略中間位置からミドルブロック5Bの幅の±10%の範囲とする。内のミドルホール24Aの周りには、該内のミドルホール24Aの孔中心として、前記直径L4の範囲で溝及びサイプSのない非サイプ領域からなる内のミドル補強部27Aが形成される。このうちのミドル補強部27Aは、内のミドルホール24Aの周囲の剛性を高めることができる。
また、前記外のミドルホール24Bは、ミドルブロック5Bの前記略中間位置よりもタイヤ軸方向外側に配される。この外のミドルホール24Bが設けられるミドルブロック5Bのタイヤ軸方向内側には、ショルダー縦溝3Aを減じるようにタイヤ軸方向内側に突出する内のミドル補強部27Bが設けられる。この外のミドル補強部27Bも、外のミドルホール24Bの孔中心を中心としてスパイクピンPのフランジ部21の外径L3よりも大きい直径L4の範囲で溝及びサイプSのない領域として形成される。
このようなタイヤ1は、各基準ピッチ要素12A、12Bに少なくとも1つのスパイクホール13が設けられるので、トレッド部2のタイヤ赤道Cの両側で、それぞれタイヤ周方向に亘って万遍なくスパイクピンPを装着できる。従って、本実施形態のタイヤ1は、雪上性能及び氷上性能が向上する。また、タイヤ1は、スパイクピンPが万遍なく装着されるため、該スパイクピンPと氷雪路面との接触による騒音が効果的に分散され、耐ノイズ性能が向上する。しかも、基準ピッチ要素12は、タイヤ周方向で長さが異なる少なくとも2種類を含むため、パターンノイズが抑制され、耐ノイズ性能がさらに向上する。
また、本実施形態のスパイクホール13は、ショルダーホール23とミドルホール24とを含んでいるため、タイヤ軸方向の広範囲に亘ってスパイクピンPを配することができる。従って、タイヤ1は、直進時及び旋回時の双方において、雪上性能及び氷上性能を向上できる。
さらに、スパイクホール13は、ショルダーホール23が、内のショルダーホール23Aと外のショルダーホール23Bとを含むとともに、ミドルホール24が、内のミドルホール24Aと外のミドルホール24Bとを含むため、スパイクピンPをタイヤ軸方向により万遍なく配することができ、前記効果がさらに向上する。
前記基準ピッチ要素12のタイヤ周方向の個数は、好ましくは50個以上、より好ましくは56個以上、さらに好ましくは58個以上が望ましく、また、好ましくは70個以下、より好ましくは64個以下、さらに好ましくは62個以下が望ましい。基準ピッチ要素12の前記個数が、少なくなると、パターンノイズを十分抑制できなくなるおそれがあり、逆に、多くなり過ぎると、タイヤを形成する金型が複雑化し製造コストが増大するおそれがある。
また、前記第2の基準ピッチ要素12Bのタイヤ周方向の長さL2は、第1の基準ピッチ要素12Aのタイヤ周方向の長さL1の、好ましくは1.1倍以上、さらに好ましくは1.2倍以上が望ましく、また、好ましくは1.8倍以下、さらに好ましくは1.7倍以下が望ましい。第2の基準ピッチ要素12Bの前記長さL2が、第1の基準ピッチ要素12Aの前記長さL1の1.1倍未満であると、騒音を十分に分散できないおそれがある。逆に、。第2の基準ピッチ要素12Bの前記長さL2が、第1の基準ピッチ要素12Aの前記長さL1の1.8倍を超えると、第1、第2の基準ピッチ要素12A、12B間で剛性差が大きくなり、偏摩耗等が発生するおそれがある。
スパイクホール13が1つのみ設けられる基準ピッチ要素12の数は、全ての基準ピッチ要素12の数の、好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上、最も好ましくは100%が望ましい。スパイクホール13が1つのみ設けられる基準ピッチ要素12が90%未満であると、パターンノイズを効果的に抑制できず、耐ノイズ性能を向上できないおそれがある。
本実施形態のトレッド部2は、図1に示されるように、一方側領域T1と他方側領域T2とが、スパイクホール13を除いて、タイヤ赤道に関する線対称模様をタイヤ周方向に位置ずれさせた近似線対称模様で形成されている。このようなトレッド部2は、一方側領域T1の横溝4と、他方側領域T2の横溝4とがタイヤ周方向に位置ずれして設けられるため、雪路での直進時におけるトラクションを十分に高めることができる。また、スパイクホール13も、一方側領域T1と他方側領域T2とにおいてそれぞれ効果的に分散して配置されたものがさらに位置ずれして配置されるため、接地面内全体のスパイクピンPによって発生するノイズがより効果的に分散される。なお、一方側領域T1と他方側領域T2とは、スパイクホール13を除いて、タイヤ赤道Cに関する線対称模様に形成されてもよい。
他方側領域T2のスパイクホール13の合計個数Toは、一方側領域T1のスパイクホール13の合計個数Tiの、好ましくは1.0倍以上が望ましく、また、好ましくは1.1倍以下、さらに好ましくは1.05倍以下が望ましい。このように、一方側領域T1と他方側領域T2のスパイクホール13の数が略同数に近づくことで、タイヤ赤道面CP両側のそれぞれにおいて、ノイズの分散が効果的に発揮される。
本実施形態のタイヤ1は、ショルダー領域Shの平均接地圧Pshが、クラウン領域Crの平均接地圧Pcrよりも大きく設定されるのが好ましい。これにより、タイヤ1は、ショルダー領域Shに配されるスパイクピンPで、路面を効果的に引っ掻くことができるため、雪上性能及び氷上性能を高めることができる。なお、ショルダー領域Shの平均接地圧Pshは、スパイクピンを取り除いた接地面内のショルダーブロック5Aの接地圧力の平均で求められる。また、クラウン領域Crの平均接地圧Pcrは、前記接地面内のミドルブロック5B及びセンターリブ6の接地圧力の平均で求められる。
上記のように、ショルダー領域Shの平均接地圧Pshを、クラウン領域Crの平均接地圧Pcrよりも大きくするには、例えば、図4に示されるように、タイヤ子午線断面におけるトレッド面の輪郭形状において、ショルダー領域Shの曲率半径R1を、クラウン領域Cr曲率半径R2よりも大きくしたり、ショルダー領域Shのトレッドゴムゲージを相対的に厚くすること等により、容易に設定できる。
このような作用を効果的に発揮するために、ショルダー領域Shの前記平均接地圧Pshは、クラウン領域Crの前記平均接地圧Pcrの、好ましくは1.2倍以上、さらに好ましくは1.25倍以上が望ましく、また、好ましくは1.4倍以下、さらに好ましくは1.35倍以下が望ましい。前記平均接地圧Pshが、前記平均接地圧Pcrの1.2倍未満であると、ショルダー領域Shとクラウン領域Crとの接地圧の差が小さくなり、雪上性能及び氷上性能を十分に向上できないおそれがあり、逆に、1.4倍を超えると、ショルダー領域Shとクラウン領域Crとの接地圧の差が過度に大きくなり、クラウン領域CrのスパイクピンPが十分に機能せず、雪上性能、氷上性能及び耐ノイズ性能が低下するおそれがある。
このような接地圧の大きいショルダー領域Shには、クラウン領域CrよりもスパイクピンPを多く設けることが望ましい。これにより、氷雪路での旋回性能が大幅に向上する。一例として、前記ショルダーホール23の合計個数Tsは、前記ミドルホール24の合計個数Tmの、好ましくは、1.0倍より大、さらに好ましくは1.05倍以上が望ましい。なお、ショルダーホール23の合計個数Tsが多くなり過ぎると、ショルダー領域ShにスパイクピンPの数が偏りすぎて、直進走行時の安定性が悪化するおそれがある。このような観点より、ショルダーホール23の合計個数Tsは、ミドルホール24の合計個数Tmの、好ましくは1.2倍以下、さらに好ましくは1.15倍以下が望ましい。
また、前記内のショルダーホール23Aの合計個数Tsiは、外のショルダーホール23Bの合計個数Tsoの、好ましくは1.0倍以上、さらに好ましくは1.05倍以上が望ましく、また、好ましくは1.2倍以下、さらに好ましくは1.15倍以下が望ましい。内のショルダーホール23Aの合計個数Tsiが、外のショルダーホール23Bの合計個数Tsoの1.0倍未満であると、ショルダーブロック5Aのタイヤ軸方向の外側にスパイクピンPが過度に多くなり、スパイクピンPと氷雪路面との接触による騒音が、空気を伝播して車内に過度に伝達されるおそれがある。逆に、内のショルダーホール23Aの合計個数Tsiが、外のショルダーホール23Bの合計個数Tsoの、1.2倍を超えると、内のショルダーホール23Aに装着されるスパイクピンPが過度に多くなり、タイヤ周方向で隣り合うスパイクピンPが氷雪路面において、同一位置を引っ掻き、スパイクピンPの数の割りに駆動力ないし制動力を得ることができないおそれがある。
なお、ショルダーホール23は、内のショルダーホール23Aと、外のショルダーホール23Bとがタイヤ周方向に交互に設けられるのが望ましい。これにより、タイヤ周方向で隣り合うスパイクピンPが、タイヤ軸方向に異なる位置を交互に引っ掻くことができ、雪上性能及び氷上性能をバランス良く向上しうる。
また、前記外のミドルホール24Bの合計個数Tmoは、前記内のミドルホール24Aの合計個数Tmiの、好ましくは1.0倍以上、さらに好ましくは1.05倍以上が望ましく、また、好ましくは1.2倍以下、さらに好ましくは1.15倍以下が望ましい。外のミドルホール24Bの合計個数Tmoが、内のミドルホール24Aの合計個数の1.0倍未満であると、外のミドルホール24Bに装着されるスパイクピンPが過度に少なくなり、氷雪路において、駆動力ないし制動力を十分に向上できないおそれがあり、逆に、1.2倍を超えると、タイヤ周方向で隣り合うスパイクピンPが、同一位置を引っ掻くおそれがある。なお、ミドルホール24も、内のミドルホール24Aと、外のミドルホール24Bとがタイヤ周方向に交互に設けられてもよい。
前記内のショルダーホール23Aの合計個数Tsiは、前記外のミドルホール24Bの合計個数Tmoの、好ましくは1.0倍以上、さらに好ましくは1.05倍以上が望ましく、また、好ましくは1.2倍以下、さらに好ましくは1.15倍以下が望ましい。内のショルダーホールの合計個数Tsiが、前記外のミドルホール24Bの合計個数Tmoの、1.0倍未満であると、旋回時に接地圧が大きくなるショルダー領域Shに、スパイクピンPを十分に装着できないおそれがあり、逆に、1.2倍を超えると、耐ノイズ性が低下するおそれがある。
図1に示されるように、タイヤ周方向に隣り合うスパイクホール13のタイヤ周方向のピッチL6は、タイヤ周方向に異なるのが好ましい。これにより、スパイクピンPと雪路面及び表路面との接触による騒音のパターンノイズをさらに抑制でき、耐ノイズ性能をさらに向上しうる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1の基本構造を有し、かつ表1に示す基準ピッチ要素を有する空気入りタイヤが製造され、それらの性能が評価された。
タイヤサイズ:205/55R16
リムサイズ:7.0J×16
トレッド接地幅TW:175mm
トレッドゴムのゴム硬度:65度
基準ピッチ要素の種類:2種類
基準ピッチ要素の各長さ:S:27.3mm、L:33.9mm
基準ピッチ要素の並び(64個):SSSSLLLLLLLSSSLLSLLLLLLLSSSLSSSLLLLLSSSSSLSSLLSSSSLLLLLLSLLSLLSS
また、テスト方法は、次の通りである。
<雪上性能>
各供試タイヤを上記リムにリム組みし、前輪200kPa、後輪220kPaの内圧を充填して、排気量2000ccの乗用自動車に装着し、プロのテストドライバーの運転で雪路面のテストコースを走行したときの直進安定性及び旋回性能を、ドライバーの官能評価により、比較例1を5点とする10点法で評価した。数値が大きいほど良好である。
<氷上性能>
各供試タイヤを上記リムに上記条件でリム組みしかつ上記乗用自動車に装着して、氷路面において、速度30km/hからロック急制動をかけたときの制動距離が測定された。結果は、実施例1を100とする指数で表示し、数値が大きい程、制動距離が短く、氷上性能に優れることを示す。
<耐ノイズ性能>
各供試タイヤを上記リムに上記条件でリム組みしかつ上記乗用自動車に装着して、氷雪路面のテストコースを速度80km/hで走行させ、車室内で聴取されるノイズについて、運転席左耳の位置にてオーバーオールの騒音レベルdB(A)が測定された。結果は、数値が小さいほど良好であり、68.5dB(A)以下であれば耐ノイズ性能に優れることを示す。
テストの結果を表1に示す。
Figure 2012001120
テストの結果、実施例のタイヤは、雪上性能、氷上性能及び耐ノイズ性能を向上しうることが確認できた。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3A ショルダー縦溝
4A ショルダー横溝
5A ショルダーブロック
11 ピッチ基準線
12 基準ピッチ要素
13 スパイクホール
C タイヤ赤道
CP タイヤ赤道面
P スパイクピン

Claims (11)

  1. トレッド部に、最もトレッド接地端側でタイヤ周方向にのびる一対のショルダー縦溝、及び前記トレッド接地端と前記ショルダー縦溝との間をのびるショルダー横溝で区分されたショルダーブロックがタイヤ周方向に隔設された空気入りタイヤであって、
    前記トレッド部は、タイヤ赤道の両側それぞれが、前記ショルダー縦溝と前記ショルダー横溝のタイヤ周方向の一方側の縁部との交点を通りかつタイヤ赤道面に直交するピッチ基準線、前記トレッド接地端を通るタイヤ周方向線、及びタイヤ赤道で囲まれた基準ピッチ要素がタイヤ周方向に複数個配置されて形成され、
    前記基準ピッチ要素は、タイヤ周方向の長さが異なる少なくとも2種類を含み、
    しかも前記各基準ピッチ要素は、スパイクピンを装着可能なスパイクホールを少なくとも1つ具えることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記トレッド部は、タイヤ赤道の両側のそれぞれにおいて、前記基準ピッチ要素が56〜64個配置される請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ショルダー縦溝と前記トレッド接地端との間のショルダー領域の平均接地圧Pshは、一対の前記ショルダー縦溝間のクラウン領域の平均接地圧Pcrの1.2〜1.4倍である請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッド部は、タイヤ赤道よりも一方側に配される一方側領域と、タイヤ赤道よりも他方側へ配される他方側領域とを含み、
    前記一方側領域の前記スパイクホールの個数は、前記他方側領域の前記スパイクホールの個数の1.0〜1.1倍である請求項1乃至3の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッド部は、前記一方側領域と前記他方側領域とがスパイクホールを除いて、タイヤ赤道に関して線対称模様又はタイヤ赤道に関する線対称模様がタイヤ周方向に位置ずれした近似線対称模様をなす請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 一対の前記ショルダー縦溝間のクラウン領域には、タイヤ赤道の両側をタイヤ周方向に連続してのびる1対のクラウン縦溝、前記ショルダー縦溝、及び前記クラウン縦溝と前記ショルダー縦溝との間をのびかつタイヤ周方向に隔設されるミドル横溝で区分されるミドルブロックがタイヤ周方向に隔設され、
    前記スパイクホールは、前記ミドルブロックに形成されたミドルホールと、前記ショルダーブロックに形成されたショルダーホールとを含む請求項1乃至5の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記ショルダーホールは、前記ショルダーブロックのタイヤ軸方向の内側に配される内のショルダーホールと、該内のショルダーホールよりもタイヤ軸方向の外側に配される外のショルダーホールとを含み、
    前記内のショルダーホールの合計個数は、前記外のショルダーホールの合計個数の1.0〜1.2倍である請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記ショルダーホールは、前記内のショルダーホールと、前記外のショルダーホールとがタイヤ周方向に交互に設けられる請求項7記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記ミドルホールは、前記ミドルブロックのタイヤ軸方向の内側に配される内のミドルホールと、該内のミドルホールよりもタイヤ軸方向の外側に配される外のミドルホールとを含み、
    前記外のミドルホールの合計個数は、前記内のミドルホールの合計個数の1.0〜1.1倍である請求項6乃至8の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記ミドルホールは、前記内のミドルホールと、前記外のミドルホールとがタイヤ周方向に交互に設けられる請求項9記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記内のショルダーホールの前記合計個数は、前記外のミドルホールの前記合計個数の1.0〜1.1倍である請求項9又は10に記載の空気入りタイヤ。
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