JP2011529695A - 消費可能生産物を安定化するパッケージ - Google Patents

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シ−キウ・チャン
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Abstract

消費可能生産物を安定させるパッケージが説明される。パッケージは、規定量の酸素をその上部空間および生産物部分の中に有し、それにより、このようにパッケージされた生産物は、脱酸素剤がない状態で安定する。

Description

本発明は、消費可能生産物を安定化するためのパッケージを対象にする。特に、本発明は消費可能飲料生産物を安定化するパッケージを対象にする。本発明のパッケージは、驚くことに、生産物および/またはパッケージの中に酸素排除剤の使用を必要とせずに水性消費可能生産物を安定化するのに適している。
水を除いて、お茶は、人に消費される最も人気のある飲料である。お茶は非常にさわやかであり、ホットまたはアイスの何れでも出すことができ、長年に亘って市販されてきた。例えばLipton(登録商標)は、お茶の世界の有名ブランドであり、ユニリーバ社によって110を超える国々で市販されてきた。
食品成分原料(例えばお茶の濃縮物)を含む伝統的な消費可能生産物を安定化することは難しい場合がある。このことにもかかわらず、多くの食品サービスの確立には、生産物を作るための原料が必要とされ、それにより、そのような原料には、長期間の保存期間を有することがさらに必要とされる。要件を満たすためには、例えば、食品サービスの確立によって、防腐剤および/または遊離基捕捉剤が、生産物、パッケージ、または双方の中に頻繁に使用される。他の代替品は、液体生産物よりかなり少ない水を有し、かつ高含水量の生産物よりさらなる安定化が可能な原料粉の使用を含む。遊離基補足剤および防腐剤の使用は、多くの消費者が、防腐剤および(遊離基捕捉剤である場合が多い)合成添加剤を含まない自然な生産物を望む傾向があることから、常に望ましいわけではない。例えば、液体濃縮物は消費者に新鮮な印象を与えることから、液体濃縮物が多くの場合所望されており、水に溶かし、希釈しておいしい飲み物を作り出すのに便利である。しかしながら、そのような濃縮物は、安定化、特に自然に安定化することが難しい。脱酸素剤なしでパッケージを作るために、消費可能生産物および原料を安定化するのに適したパッケージを開発することへの関心が大きくなっている。よって、本発明は、消費可能生産物および消費可能生産物を作るための原料を安定化する優れたパッケージを対象にする。このパッケージは、驚くことに、脱酸素剤の使用を必要とせずに生産物(特に液体生産物)を安定化するのに適している。さらに、このパッケージは、お茶濃縮物のような原料を環境温度で少なくとも22週間に亘って安定化するために使用可能である。
[追加情報]
食品を保存するための取り組みが開示されてきた。特許文献1では、液状のお茶またはペースト状のお茶を保存する方法が開示されている。
食品を保存する別の取り組みが記されている。特許文献2では、「切るだけの肉」の保存期間を延長する方法が開示されている。
また、食品を保存する別の取り組みが記されている。特許文献3および4では、お茶飲料を安定化する方法が開示されている。
上記追加情報のいずれにも、消費可能生産物を安定化するためのパッケージは開示されておらず、このパッケージは、規定された初期酸素含有量を有する上部空間、規定された初期酸素含有量を有する生産物、および本発明に記載されているような大気の酸素浸透速度を有する。
特開H11−028779 国際公開第2004/103081号パンフレット 米国特許第5,773,062号明細書 米国特許第5,738,888号明細書 米国特許第6,413,570号明細書 米国特許第6,792,847号明細書 米国特許第6,685,059号明細書 米国特許出願公開第2003/0116025号明細書
第1態様では、本発明は、a)シールされた可撓性パッケージと、b)パッケージ内に生産物を備える生産物部分と、c)生産物の上方の上部空間と、を備えるパッケージされた生産物を対象にしており、前記上部空間は、0cm〜0.05cmの初期酸素含有量(Hoi)を有し、生産物は、0.05cm〜0.4cmの初期酸素含有量(Poi)を有し、さらに、大気からの酸素が上部空間の浸透速度(f)で上部空間の中に、また、生産物部分の浸透速度(F)で生産物部分の中に浸透し、f/Fが0.03を超えず、パッケージの中の生産物が、環境温度において少なくとも22週間(好ましくは22週間〜26週間)に亘って保管しても安定している。
第2態様では、本発明は、本発明の第1態様のパッケージされた生産物で作られた消費可能生産物を対象にする。
第3態様では、本発明は、本発明の第2態様の消費可能生産物を作る方法を対象にする。
本発明のその他全ての態様が、以下の詳細な説明および実例より容易に明白になるだろう。
本文中で使用される「消費可能生産物」は、人がすぐに消費できる組成物または生産物を意味するものと定義する。本文中で使用される「原料」は、消費可能生産物を用意するために使用されてもよい生産物を意味するものと定義する。よって、原料は、他の食品とミックスできる生産物、および水のような希釈液で希釈されてもよい生産物を意味する。原料は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、水で希釈され、すぐに飲めるお茶飲料を作り出すお茶濃縮物である。上部本文中で使用される「上部空間」は、パッケージ内部の空間であり、かつ、生産物の上方にある空間を意味する。本文に使用される「生産物部分」は、生産物を有するパッケージ内部の空間であり、かつ、上部空間の下方にある空間を意味する。「可撓性」は、折り曲げられ、好ましくはヒートシールできることを意味するものと定義する。「上部空間浸透速度(f)」は、大気から上部空間への酸素の浸透速度を意味し、「生産物部分浸透速度(F)」は、大気から生産物部分への酸素の浸透速度を意味しており、初期浸透速度として、パッケージされた生産物の製造の10分以内に測定される。消費可能生産物がパッケージされる、または、パッケージされた原料から製造される際、本文中で使用される、「安定」は、すばらしい味覚特性を有し、かつ、目視できる沈殿物がないことを意味する。すぐに飲めるお茶飲料を作り出すのに使用されるお茶濃縮物などの原料の場合、「安定」は、室温において少なくとも22週間(好ましくは22〜26週間)に亘って原料が、希釈して、新鮮に入れたお茶と同様の味がするお茶飲料をもたらすのに適しており、5cmのセルにおいてHunter分光光度計DP 9000で測定したとき、Hunter濁り値が68より小さく、かつ、L(濃さ)およびa(赤み)の値が19より大きく、好ましくは、19〜23であることを意味する。本文中で使用される「備える」は、で基本的に構成される、および、で構成される、を含むことを意味する。本文中に示される「全範囲」は、例えば、同じことへの参照が明示的になされない場合は、そこに含まれる全範囲が黙示的に包含されることを意味する。
実例を除いて、または、明示的に記されていないところでは、材料または反応状態の量、材料の物理的性質、および/または、効用を示す本明細書中の全ての数字は、「約」という言葉で修正されるように任意に理解されたい。
ここで使われる「環境温度」および/または「室温」とは、好ましくは25℃を意味する。
本発明のパッケージされた生産物を作るために使用される可撓性材料に対する唯一の限定は、使われる材料が、消費可能生産物との使用に適しており、上方空間部の浸透速度(f)および生産物部分の浸透速度(F)を生み出すことができ、f/Fが0.03以下、好ましくは0.01〜0.02であることである。本発明における使用に好適な可撓性材料の種類の例示的かつ限定しない例は、ポリプロピレン、ナイロン、エチルビニル・アルコール、ポリエチレン、ポリエチレン・テフタレート、ポリカーボネ−ト、ポリ塩化ビニル、およびそれらの混合物および共重合体を備える種類を含む。また、使用に適した可撓性材料は、フィルム層(また好ましくは中間フィルム層)としてアルミ箔のような金属箔を有する高分子フィルムの組み合わせであってもよい。そのような材料は、United States Plastic社、Valeron Strength Films社、Plastic Film社、およびCurwood社のような供給元から購入してもよい。好適な実施形態では、材料は、ポリプロピレン金属箔とポリエチレンテレフタレートとを備える。また、別の好適な実施形態では、可撓性材料および生産物には、遊離基捕捉剤が略含まれない(すなわち、可撓性材料の総重量の0.2重量%より小さく、生産物の総重量の0.2重量%より小さい)、また、好ましくは、遊離基捕捉剤が全く含まれない。本発明のパッケージされた生産物を用意し組み立てる際、可撓性材料はヒートシールされ、かつ/または、レトルト接着剤のような食品用接着剤でシールされてもよい。使用することができる生産物の充填装置は、タレット部分に亘って延在するガス分散フードを有する装置を含む。フードはガスを継続的に分散し、ポーチの上部を覆うガスカーテンを形成する。フードの下にいる間に、ポーチは、ダイビングノズルを有する上流パージステーションにおいてパージされ、それから、充填管が生産物を分配する充填ステーションへ移動する。充填された生産物の上のポーチの上部がシール前にパージされるとき、下流パージステーションにパッケージを移動してもよい。可撓性パッケージを作るためのプロセスのより詳細説明は、特許文献5および6において示されており、それらの開示事項は、参照することにより本書に組み込まれる。
一般的に、上部空間は、そこに組み込まれる全範囲を含む、シールされた可撓性パッケージの総体積に基づいて、シールされた可撓性パッケージの体積の0.5%〜10%、好ましくは、0.6%〜7%、もっとも好ましくは、0.8%〜3%を構成する体積を有する。
大変好適な実施形態では、Hoiは、0.001cm〜0.03cm、もっとも好ましくは、0.001cm〜0,01cmであり、Poiは、好ましくは、0.06cm〜0.3cm、もっとも好ましくは0.04cm〜0.2cmであり、そこに含まれる全範囲が包含される。窒素パージなどの不活性ガスのパージ技術が、本発明の所望の初期酸素含有量を得るために使用されてもよい。また別の大変好適な実施形態では、fは、0.5×10−4cm/日〜1.7×10−4cm/日、もっとも好ましくは、1.0×10−4cm/日〜1.3×10−4cm/日であり、Fは好ましくは、5×10−3cm/日〜7×10−3cm/日、より好ましくは、6.4×10−3cm/日〜7×10−3cm/日であり、そこに含まれる全範囲が包含される。
本発明の生産物部分の中にパッケージされる例示的な消費可能生産物は、例えば、飲み物、バターやジャム、ソース、ディップ、スプーンで掬うドレッシング、注ぎ用ドレッシング、日用生産物、パスタ合成物、または、食事サプリメントや代替ドリンクや食事サプリメントや代替バー(replacement bar)などを含む。しかしながら、好適な実施形態では、生産物部分は、すぐに飲める緑茶、紅茶、ウーロン茶、白茶またはハーブティーのようなすぐに飲めるお茶を作るための生産物の原料(すなわち、お茶の濃縮物)を備える。
本発明の生産物部分内にパッケージされるのに適したすぐに飲めるお茶の原料は、水に希釈しておいしく飲めるお茶飲料を形成することができる濃縮したお茶の抽出物から得られる生産物を意味する。ここで使用に適したお茶の原料は、例えば、5%〜80%のお茶の固形物からなる。好適なお茶の原料は、12重量%〜30重量%のお茶の固形物からなる。お茶の原料は好ましくは、液体生産物の形状である。希釈水は一般的に、都市用水道水であるが、脱イオン水が有利に使用可能である。本発明において使用される原料は一般的に、お茶飲料を提供するために十分な水で希釈される。好適なお茶の原料は一般的に、0.1%〜0.3%のお茶の固形物に希釈されてお茶飲料を形成する。
お茶固形物とは、通常、お茶の抽出物と示される固形物を意味する。ポリフェノール化合物は、通常、お茶固形物の主成分である。しかしながら、お茶固形物は、カフェイン、タンパク質、アミノ酸、ミネラルおよび炭水化物を含むことができる。
本発明に使用される例示的原料は、特許文献5に開示されるものを含み、特許文献5の開示は、参照することによって本文に組み込まれる。
キレート剤、着色剤、防腐剤(例えば、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム)、香料、ビタミン、甘味料、フルーツジュース、界面活性剤(ソルビタンソルビタン、ソルビタンモノパルミテート等)、酸味料、および同類物のような任意の食品原料の添加剤を使用することは、本発明の範囲内である。使用する際は、そのような任意の添加剤は合計で、食品原料の総重量の15.0重量%より少ない量を構成する。本発明に使用され、お茶飲料のようなすぐに飲める飲み物を創出するために適したディスペンサーの種類の例は、原料を水のような液体に組み合わせる種類である。そのようなディスペンサーは一般的に、望まれる消費合成物を作り出すために2.0%の原料と、95重量%〜100重量%の液体とを組み合わせる(通常、500ml分配される)。本発明における使用に適したディスペンサーの種類のより詳細な説明は、例えば特許文献6、7および8において説明されており、それらの開示は、参照することにより本文に組み込まれる。別のオプションは、ミックス缶などの開放容器中でスプーンのような手で握るミックスする道具で混ぜることによって原料と水とをミックスすることを含む。パッケージされた生産物のサイズは、消費者によって扱われるのに適した範囲によってのみ限定される。従って、そのようなパッケージされた生産物は、多数の人用として十分に大きく、または、例えば、ボトルの水製品に注げるように一人用として十分に小さくできる。
本発明の理解を促進するために以下の例を挙げる。これらの例は、請求項の範囲を限定するものではない。
[実例1]
リプトン(登録商標)ティー・ブランドのもとでユニリーバ社によって入手可能なお茶濃縮物は、可撓性パッケージにパッケージされ、下記の手法で保管される。濃縮物は、約15重量%のお茶固形物であった。保管後、6.7gの濃縮物が、500mlの水(硬度約110)に組み合わされ、すぐに飲めるお茶を作り出し、そのお茶は、見た目、味、ならびにHunter濁り値、L(濃さ)値およびa(赤み)値で評価された。シール後のパッケージは、約20cm×12cmであり、パッケージの総体積の約3.2%の上部空間を有した。1と識別されたパッケージは、エチルビニル・アルコールおよびリニア低密度ポリエチレンを含み、2と識別されたパッケージは、ポリプロピレンおよびアルミニウム酸化物複合物を含み、3および5と識別されたパッケージは、ポリエチレンおよびアルミ箔を含み、4と識別されたパッケージは、ポリプロピレンおよびアルミ箔を含んだ。(本文中に定義した)安定したサンプルは、約0.8×10−4cm/日の上部空間浸透速度(f)と、約6×10−3cm/日の生産物浸透速度(F)とを有した。
(a)と記されたパッケージは、上部空間に100%の窒素を有し、(b)と記されたパッケージは、上部空間に20%の酸素(すなわち大気)を含んだ。(c)と記されたパッケージは、上部空間に100%の酸素を含んだ。
4℃での結果が、2週間後のお茶濃縮物の酸素レベルの効果を実証している。18週間後の結果は、上部空間における酸素レベルが生産物の品質に影響することを実証している。22週間後のデータは、本発明の状態と一致する状態のもとで、安定性が、4℃で保管された2週間後のサンプルの安定性と同等であり得ることを実証している。26週間後、状態が本発明の状態と一致する際に、環境温度であっても、お茶濃縮物の安定性が得られることが示されている(サンプル4a)。
Figure 2011529695
[実例2]
熟練したパネリストが、22の本発明によってパッケージされたお茶濃縮物で作られたお茶飲料を試飲した。パネリスト全員が、お茶飲料がすばらしい味覚特性と、新鮮に入れたお茶と同じ味を有することとを判断した。

Claims (17)

  1. a)シールされた可撓性パッケージと、
    b)前記パッケージ内の生産物を備える生産物部分と、
    c)前記生産物部分の上方の上部空間と、
    を備えるパッケージされた生産物であって、
    前記上部空間は、0cm〜0.05cmの初期酸素含有量(Hoi)を有し、前記生産物は、0.05cm〜0.4cmの初期酸素含有量(Poi)を有し、
    さらに、大気からの酸素が、前記上部空間の浸透速度(f)で前記上部空間の中に、また、前記生産物部分の浸透速度(F)で前記生産物部分の中に浸透し、前記f/Fが0.03を超えず、
    前記パッケージの中の前記生産物が、環境温度において少なくとも22週間に亘って保管しても安定していることを特徴とするパッケージされた生産物。
  2. 前記シールされた可燃性パッケージが、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、エチルビニル・アルコール、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、あるいは、それらの混合物または共重合体を備えることを特徴とする請求項1に記載のパッケージされた生産物。
  3. 前記シールされた可撓性パッケージが、複数のポリマーフィルムの組み合わせを備え、さらに金属箔を備えることを特徴とする請求項2に記載のパッケージされた生産物。
  4. 前記f/Fが、0.01〜0.02であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  5. 前記Hoiが、0.001cm〜0.03cmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  6. 前記Hoiが、0.001cm〜0.01cmであることを特徴とする請求項5に記載のパッケージされた生産物。
  7. 前記Poiが、0.06cm〜0.25cmであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  8. 前記Poiが、0.04cm/mL生産物〜0.2cmであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  9. 前記上部空間が、前記可撓性パッケージの体積の0.5%〜10%を構成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  10. 前記生産物が、飲料または飲料の原料であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  11. 前記生産物が、飲料の原料であることを特徴とする請求項10に記載のパッケージされた生産物。
  12. 前記飲料の原料が、お茶固形物の5重量%〜80重量%を備えるすぐに飲めるお茶の原料であることを特徴とする請求項11に記載のパッケージされた生産物。
  13. 前記fが、0.5×10−4cm/日〜1.7×10−4cm/日であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  14. 前記Fが、5×10−3cm/日〜7.5×10−3cm/日であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のパッケージされた生産物。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の生産物を希釈することによって作られるお茶飲料。
  16. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の生産物を希釈することによって飲料を作る方法。
  17. 前記飲料は、お茶飲料であり、かつ前記希釈が水でなされることを特徴とする請求項16に記載の方法。
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