JP2011525154A5 - - Google Patents

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好ましくは、組成物(a.1)の少なくとも1つのアキラルネマチック重合性モノマーは多官能重合性、特に二官能重合性を有する。好ましいアキラルネマチック二官能重合性モノマーは一般式I
1−(Y1−A1v−Y2−M−Y3−(A2−Y4w−Z2 (I)
[式中、
1、Z2は重合を媒介し得る、同一のまたは異なった反応基ないしその種の反応基を含んだ基(ここで、反応基は、好ましくはC=C−二重結合、C≡C−三重結合、オキシラン基、チイラン基、アジラン基、シアネート基、チオシアネート基、イソシアネート基、カルボン酸基、ヒドロキシ基またはアミノ基から、好ましくはC=C−二重結合(これは例えば−CH=CH2または−C(CH3)=CH2あるいはまた−CH=CH(CH3)であってもよく、最初に挙げた2つが好ましい)から選択される)を表し、
1、Y2、Y3、Y4は、互いに独立に、化学結合、−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CO−S−、−S−CO−、−CO−N(Ra)−、−N(R3)−CO−、−N(Ra)−CO−O−、−O−CO−N(Ra)−、−N(Ra)−CO−N(Ra)−、−CH2−O−、−O−CH2−、好ましくは−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−(ここで、Raは水素またはC1−C4−アルキル基を表す)を表し、
1、A2は、直鎖C2−C30−アルキレン基、好ましくは、酸素、硫黄および/または場合により単置換された窒素によって中断されていてよいC2−C12−アルキレン基(ここで、これらの中断基は隣接していてはならず、好適なアミン置換基はC1−C4−アルキル基を含み、アルキレン鎖はフッ素、塩素、臭素、シアノ基、メチル基またはエチル基によって置換されていてよい)から選択された同一のまたは異なったスペーサを表し、特に好ましくはA1およびA2は−(CH2)n−(ここでn=2〜6である)を表し、
vおよびwは、互いに独立に、0、1または2を表し、
Mはメソゲン基、好ましくは、一般式II
(T1−Y5y−T2 (II)
[式中、
いずれのT1も独立に、2価の脂環式基、飽和または部分不飽和へテロ環式基、芳香族基またはヘテロ芳香族基を表し、
2は独立に、T1と同様に定義され、
5は同一のまたは異なった架橋構造−CO−O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−CH2−、−CO−S−、−S−CO−、−CH2−S−、−S−CH2−、−CH=N−、−N=CH−、−CH=N−N=CH−、−C≡C−、−CH=CH−、−C(CH3)=CH2、−CH=CH(CH3)−または直接結合、好ましくは−C−O−または−O−CO−を表し、
yは0〜3の整数、好ましくは0、1または2、とりわけ1または2、特に2を意味する]のメソゲン基を意味する]に一致している。

Claims (34)

  1. 断熱シートであって、
    (a) 赤外線波長域で反射し、かつ以下の
    (a.1) 少なくとも1つのアキラルネマチック重合性モノマーと少なくとも1つのキラル重合性モノマーとを含んだ組成物;または
    (a.2) 少なくとも1つのコレステリック重合性モノマーを含んだ組成物;または
    (a.3) 少なくとも1つのコレステリック架橋性ポリマーを含んだ組成物;または
    (a.4) 重合性希釈剤中少なくとも1つのコレステリックポリマーを含んだ組成物;または
    (a.5) これらの組成物のうち少なくとも2つの組成物の混合物;
    の硬化によって得られる、硬化された形の少なくとも1つの液晶層と、
    (b) 場合により少なくとも1つの支持シート;
    (c) 場合により少なくとも1つの液晶層と接触する少なくとも1つの配向層;
    (d) 場合により少なくとも1つのλ/2波長シート;
    (e) 場合により少なくとも1つの接着層、保護層および/または剥離層と
    を含む断熱シート。
  2. 751〜2000nmの波長域において、入射する放射の少なくとも40%、好ましくは少なくとも45%を反射する、請求項1に記載の断熱シート。
  3. 390〜750nmの波長域において、入射する放射の少なくとも80%、好ましくは少なくとも95%の透過率を有する、請求項1または2のいずれか1項に記載の断熱シート。
  4. 390〜750nmの波長域に少なくとも1つの反射帯極大を有する、請求項1または2のいずれか1項に記載の断熱シート。
  5. (a) 赤外線波長域で反射し、かつ以下の
    (a.1) 少なくとも1つのアキラルネマチック重合性モノマーと少なくとも1つのキラル重合性モノマーとを含んだ組成物;または
    (a.2) 少なくとも1つのコレステリック重合性モノマーを含んだ組成物;または
    (a.3) 少なくとも1つのコレステリック架橋性ポリマーを含んだ組成物;または
    (a.4) 重合性希釈剤中少なくとも1つのコレステリックポリマーを含んだ組成物;または
    (a.5) これらの組成物のうちの少なくとも2つの組成物の混合物
    の硬化によって得られる、硬化された形の少なくとも1つの液晶層と、
    (b) 場合により少なくとも1つの支持シート;
    (c) 場合により少なくとも1つの液晶層と接触する少なくとも1つの配向層;
    (d) 場合により少なくとも1つのλ/2波長シート;
    (e) 場合により少なくとも1つの接着層、保護層および/または剥離層;
    (f) 350〜750nmの波長域で反射し、かつ以下の
    (f.1) 少なくとも1つのアキラルネマチック重合性モノマーと少なくとも1つのキラル重合性モノマーとを含んだ組成物;または
    (f.2) 少なくとも1つのコレステリック重合性モノマーを含んだ組成物;または
    (f.3) 少なくとも1つのコレステリック架橋性ポリマーを含んだ組成物;または
    (f.4) 重合性希釈剤中少なくとも1つのコレステリックポリマーを含んだ組成物;または
    (f.5) これらの組成物のうちの少なくとも2つの組成物の混合物
    の硬化によって得られる、硬化された形の少なくとも1つの液晶層と
    を含む、請求項1、2または4のいずれか1項に記載の断熱シート。
  6. 硬化された形の液晶層(a)として、硬化された組成物(a.1)が使用される、請求項1から5までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  7. 硬化された形の液晶層(f)として、硬化された組成物(f.1)が使用される、請求項1から6までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  8. 少なくとも1つのアキラルネマチック重合性モノマーが
    (i)式I
    1−(Y1−A1v−Y2−M−Y3−(A2−Y4w−Z2 (I)
    [式中、
    1、Z2は重合を媒介し得る同一のまたは異なった反応基ないしその種の反応基を含んだ基(ここで、反応基は、C=C−二重結合、C≡C−三重結合、オキシラン基、チイラン基、アジラン基、シアネート基、チオシアネート基、イソシアネート基、カルボン酸基、ヒドロキシ基またはアミノ基から、好ましくはC=C−二重結合から選択される)を表し、
    1、Y2、Y3、Y4は、互いに独立に、化学結合、−O−、−S−、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CO−S−、−S−CO−、−CO−N(Ra)−、−N(R3)−CO−、−N(Ra)−CO−O−、−O−CO−N(Ra)−、−N(Ra)−CO−N(Ra)−、−CH2−O−、−O−CH2−、好ましくは−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−(ここで、Raは水素またはC1−C4−アルキル基を表す)を表し、
    1、A2は、直鎖C2−C30−アルキレン基、好ましくは、酸素、硫黄および/または場合により単置換された窒素によって中断されていてよいC2−C12−アルキレン基(ここで、これらの中断基は隣接していてはならず、好適なアミン置換基はC1−C4−アルキル基を含み、アルキレン鎖はフッ素、塩素、臭素、シアノ基、メチル基またはエチル基によって置換されていてよい)から選択された同一のまたは異なったスペーサを表し、特に好ましくはA1およびA2は−(CH2n−(ここでn=2〜6である)を表し、
    vおよびwは、互いに独立に、0、1または2を表し、
    Mは、一般式II
    (T1−Y5y2 (II)
    (式中、
    いずれのT1も独立に、2価の脂環式基、飽和または部分不飽和へテロ環式基、芳香族基またはヘテロ芳香族基を表し、
    2は独立に、T1と同様に定義され、
    5は同一のまたは異なった架橋構造−CO−O−、−O−CO−、−CH2−O−、−O−CH2−、−CO−S−、−S−CO−、−CH2−S−、−S−CH2−、−CH=N−、−N=CH−、−CH=N−N=CH−、−C≡C−、−CH=CH−、−C(CH3)=CH2、−CH=CH(CH3)−または直接結合、好ましくは−C−O−または−O−CO−を表し、
    yは0、1、2または3、好ましくは0、1または2、とりわけ1または2、特に2を意味する)のメソゲン基を意味する]の少なくとも1つの二官能重合性アキラルネマチックモノマー、および
    (ii)場合により式IIIaまたはIIIb
    3−Y2−M−Y3−(A2−Y4w−Z2 (IIIa)
    1−(Y1−A1v−Y2−M−Y3−A3 (IIIb)
    [式中、
    1、A1、Y1、Y2、Y3、Y4、v、wおよびMは独立に、式Iに関して述べた意味を有し、
    3は、直鎖C1−C30−アルキル基、好ましくは、酸素、硫黄および/または場合により単置換された窒素で中断されていてよい直鎖C1−C12−アルキル基(ここで、これらの中断基は隣接していてはならず、好適なアミン置換基はC1−C4−アルキル基を含み、アルキル基はフッ素、塩素、臭素、シアノ基、メチル基またはエチル基で置換されていてよい)を表すか、またはCNまたは−N=C=Sを表す]の少なくとも1つの一官能重合性アキラルネマチックモノマーを含み、かつ
    少なくとも1つのキラル重合性モノマーは式IV
    [(Z1−Y1o−A4−Y2−M−Y3nX[Y3−M−Y2−A5−(Y1−Z1pm (IV)
    [式中、
    1、Y1、Y2、Y3およびMは上記と同様に定義され、
    o、pは0または1(ここで、oおよびpは同時に0を表してはならない)を表し、
    4およびA5は等しいか、または異なっており、かつ
    4は、o=1であれば、A1と同様に定義され、または、o=0であれば、直鎖C1−C30−アルキル基、好ましくは、酸素、硫黄および/または場合により単置換された窒素で中断されていてよいC1−C12−アルキル基(ここで、これらの中断基は隣接していてはならず、好適なアミン置換基はC1−C4−アルキル基を含み、アルキル基はフッ素、塩素、臭素、シアノ基、メチル基またはエチル基で置換されていてよい)を表し、A4は特に好ましくはCH3(CH2基(ここで、l=1〜7である)を表し、
    5は、p=1であれば、A1と同様に定義され、または、p=0であれば、直鎖C1−C30−アルキル基、好ましくは、酸素、硫黄および/または場合により単置換された窒素で中断されていてよいC1−C12−アルキル基(ここで、これらの中断基は隣接していてはならず、好適なアミン置換基はC1−C4−アルキル基を含み、アルキル基はフッ素、塩素、臭素、シアノ基、メチル基またはエチル基で置換されていてよい)を表し、A5は特に好ましくはCH3(CH2基(ここで、l=1〜7である)を表し、
    n、mは0、1または2(ここで、和n+mは1または2であり、好ましくは2である)を表し、
    Xはキラル基を表す]を有する、請求項1から7までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  9. 1が、以下の構造
    Figure 2011525154
    [式中、
    bは、フッ素、塩素、臭素、C1−C20−アルキル基、C1−C10−アルコキシ基、C1−C10−アルキルカルボニル基、C1−C10−アルキルカルボニルオキシ基、C1−C10−アルコキシカルボニル基、ヒドロキシ基、ニトロ基、CHOまたはCN、好ましくは塩素、臭素、C1−C4−アルキル基またはC1−C4−アルコキシカルボニル基、とりわけメチル基またはメトキシカルボニル基を表し、
    xは0、1、2、3または4を表す]を有する、請求項8に記載の断熱シート。
  10. 2が、以下の構造
    Figure 2011525154
    [式中、
    bおよびxは独立に、請求項9と同様に定義されている]から選択される、請求項8または9のいずれか1項に記載の断熱シート。
  11. Xが、以下
    Figure 2011525154
    から選択される、請求項8から10までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  12. 少なくとも1つの二官能重合性アキラルネマチックモノマーが、式I.a、I.
    Figure 2011525154
    の化合物およびそれらの混合物から選択される、請求項8から11までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  13. 少なくとも1つのキラル重合性モノマーが、式IV.a、IV.b、IV.c
    Figure 2011525154
    の化合物およびそれらの混合物から選択される、請求項8から12までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  14. 少なくとも1つの液晶層が、キラル重合性モノマーとして式IV.cの化合物を含んだ組成物(a.1)または(f.1)から得られる、請求項8から13までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  15. 赤外線波長域で反射する硬化された形の少なくとも2つの液晶層を含む、請求項1から14までのいずれか1項に記載の断熱シートであって、少なくとも前記2つの層は少なくとも1組の層の対を含み、この層の対の2層は類似の赤外線波長域を反射すると共に、この層の対の2層はそれらのキラリティーが相違している断熱シート。
  16. 硬化された形の少なくとも2つの液晶層を含む、請求項1から15までのいずれか1項に記載の断熱シートであって、少なくとも2つの層はそれぞれ異なった赤外線波長域で反射する断熱シート。
  17. 少なくとも2組の層の対を含む、請求項15または16のいずれか1項に記載の断熱シートであって、これらの層の対の2つの層は類似の赤外線波長域を反射するが、それらのキラリティーは相違し、異なった層の対の層はそれぞれ異なった赤外線波長域で反射する断熱シート。
  18. 硬化された形の2つの液晶層からなる少なくとも1組の層の対を含む、請求項1から17までのいずれか1項に記載の断熱シートであって、これらの2層はそれぞれ類似の赤外線波長域で反射すると共に、同一のキラリティーを有し、これらの2つ層の間にλ/2波長シートが配されている断熱シート。
  19. 少なくとも1つの支持シートが、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリビニルブチラール、ポリビニルクロリド、軟質ポリビニルクロリド、ポリメチルメタクリレート、ポリ(エチレン−コ−ビニルアセテート)、ポリカーボネート、セルローストリアセテート、ポリエーテルスルホン、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィンおよびアクリル樹脂からなるシートから選択される、請求項1から18までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  20. 少なくとも1つの支持シートの片側または両側が、少なくとも1つの液晶層と直接または間接に接触していてよい、請求項1から19までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  21. 少なくとも1つの支持シートと少なくとも1つの液晶層との間および/または少なくとも2つの液晶層の間に、少なくとも1つの配向層が配されている、請求項1から20までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  22. 少なくとも1つの配向層が、ポリビニルアルコールおよびポリイミドから選択される、請求項1から21までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  23. 少なくとも1つの支持シートが、接着剤なしで極性表面に付着し得る少なくとも1つの接着シートを含む、請求項1から22までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  24. 接着シートが、軟質ポリビニルクロリド、自己粘着熱可塑性ポリオレフィンまたはポリメチルメタクリレートで構成されている、請求項23に記載の断熱シート。
  25. 少なくとも1つの支持シートが、少なくとも1つの装飾シートを含む、請求項1から24までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  26. 加えてさらに少なくとも1つの保護層、接着層および/または剥離層を含む、請求項1から25までのいずれか1項に記載の断熱シート。
  27. 断熱ラミネートであって、
    (1)請求項1から17までのいずれか1項に定義された硬化された形の少なくとも1つの液晶層;
    (2)場合により少なくとも1つの支持材料;
    (3)場合により少なくとも1つの配向層;
    (4)場合により少なくとも1つのλ/2波長シート;および
    (5)場合により少なくとも1つの保護層、接着層および/または剥離層;
    を含む断熱ラミネートであって、成分(2)〜(5)のいずれも含まれていない場合、成分(1)は硬化された形の少なくとも2つの液晶層を含む断熱ラミネート。
  28. 支持材料が、ガラス、透明なポリマー、ガラスと透明なポリマーからなる複合系、不透明なポリマー、金属、セラミックおよび粘土から選択される、請求項27に記載の断熱ラミネート。
  29. ガラスが、窓ガラスまたは外壁ガラス、合わせ板ガラス、断熱ガラス、安全ガラスまたはそれらの混合系である、請求項28に記載の断熱ラミネート。
  30. 以下のステップ:
    必要であれば、請求項1から26までのいずれか1項に記載の断熱コーティングのその他の層から、少なくとも1つの支持シートを剥離するステップ、および
    必要であれば、少なくとも1つの支持シートから除去された層を微粉砕するステップ
    によって得られる顔料。
  31. 式IV.cの化合物ならびに少なくとも1つのアキラルネマチック重合性モノマーを含む組成物。
  32. 以下のステップ:
    (I)支持シートを準備し、場合により浄化するおよび/または支持シート表面の方位方向を生成するステップ;
    (II)場合により、支持シートへ配向層を被着し、場合により浄化するおよび/または配向層の方位方向を生成するステップ;
    (III)場合により、組成物(f.1)、(f.2)、(f.3)、(f.4)または(f.5)を被着し、場合により配向し、組成物を少なくとも部分的に硬化するステップ;
    (IV)場合により、ステップ(III)で得られた層へ配向層を被着し、場合により浄化するおよび/または配向層の方位方向を生成するステップ;
    (V)組成物(a.1)、(a.2)、(a.3)、(a.4)または(a.5)を被着し、場合により配向し、組成物を少なくとも部分的に硬化するステップ;
    (VI)場合により、ステップ(V)で得られた層へ配向層を被着し、場合により浄化するおよび/または配向層の方位方向を生成するステップ;
    (VII.1)場合により、ステップ(V)または(VI)で得られたシート(層側または支持シート側)へ組成物(a.1)、(a.2)、(a.3)、(a.4)または(a.5)を被着し、場合により配向し、組成物を少なくとも部分的に硬化するステップ(この場合、ステップ(VII.1)で得られる層はステップ(V)で得られる層とはキラリティーおよび/または反射される赤外線波長域の点で相違する);または
    (VII.2)場合により、ステップ(V)で得られた層へλ/2波長シートを被着し、次いで、λ/2波長シートへステップ(V)と同じ組成物を被着し、場合により配向し、組成物を少なくとも部分的に硬化するステップ;
    (VIII)場合により、ステップ(II)〜(VII)を1回以上反復するステップであって、この場合、反復時には、先のステップ(V)および(VII)および場合により(III)の組成物とも異なる組成物が使用されるステップ;
    (IX)場合により、ステップ(V)、(VII)および/または(VIII)で得られた2つのシートを接着するステップ;
    (X)場合により、ステップ(IX)で得られた接着されたシートの一方または双方の支持シートを剥離するステップ;
    (XI)場合により、ステップ(IX)および(X)を1回以上繰返すステップ;および
    (XII)場合により、ステップ(V)、(VII)、(VIII)、(X)または(XI)で得られた層へ保護層、接着層および/または剥離層を被着するステップ
    を含む、請求項1から26までのいずれか1項に記載の断熱シートの製造方法。
  33. 以下のステップ:
    (i)請求項1から26までのいずれか1項に記載の定義によるシートを準備するステップ;
    (ii)シートの両側が支持シートまたは保護シートによって閉成されている場合、一方の支持シートまたは保護シートを剥離するステップ;
    (iii)新たな支持シートへステップ(i)または(ii)で準備したシートを被着するステップ;および
    (iv)新たなシートへ層を転写するステップ
    を含む、請求項1から26までのいずれか1項に記載の断熱シートの製造方法。
  34. 請求項1から26までのいずれか1項に記載のシート、または請求項31に記載の組成物を、建造物および輸送手段の熱管理のために用いる使用。
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