JP2011517640A - 導電性領域を備えたワイヤプライ - Google Patents

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Abstract

本発明は、タイヤ(1)を製造するための補強プライ(13,14,15)であって、補強プライが、主として導電性の僅かな配合ゴム(130,140,150)で被覆されると共に相互に平行であり且つ補強プライの長手方向と所与の角度をなす1組の細線で形成されている、補強プライにおいて、1つ又は2つ以上の配合ゴム層で被覆された導電性ワイヤ(131,141,151)が、導電性の僅かな配合ゴム(130,140,150)で被覆された細線相互間に、補強プライの頂部と底部との間に1つ又は2つ以上の導電路を形成するようなピッチで且つ所与の配列状態をなして挿入されており、配合ゴム層のうちの外側層が、導電性の配合ゴムで形成されていることを特徴とする補強プライに関する。

Description

本発明の技術分野は、輸送車両に装着されるようになったタイヤに関する。特に、本発明は、非導電性ゴムコンパウンドで作られたタイヤ中の電荷の流れの問題に関する。
転がり抵抗を改善すると共に燃料消費量を減少させるために、最新式のタイヤは、主要充填剤として、非導電性充填剤、例えばシリカ又は非常に僅かな割合のカーボンブラック入りのコンパウンドを含むと共に例えばトレッドを製作するために使用されるゴムコンパウンドから成っている。この種のタイヤは、一例を挙げると欧州特許第0501227号明細書に記載されている。
これらコンパウンドの抵抗率が非常に高いので、これらの使用にあたっては、これに伴って、静電気の蓄積を阻止すると共に車両が動いているときに電荷が地面に流れることができるようにする多くの技術的解決策が開発された。電荷の蓄積と関連した欠点は、製造業者には周知であり、車両ラジオの動作の妨害から車両から降りる際の乗客の受ける電撃やオゾン生成に起因したタイヤの劣化の促進まで広く様々である。
米国特許第5518055号明細書は、非導電性コンパウンドで作られたトレッドが導電性コンパウンドの薄い層で被覆されているタイヤを記載している。この層は、サイドウォールコンパウンドと接触状態にあり、これらサイドウォールコンパウンドも又、電荷が流れることができるようにするためにこれら自体導電性である。
欧州特許第0658452号明細書に記載されている別の解決策は、インサートをトレッド内に配置することである。このインサートは、好ましくはタイヤの周囲全体に沿って半径方向に延び、かかるインサートは、導電性ゴムコンパウンドで作られ、トレッドの外面をクラウン補強プライのうちの1枚かカーカス補強材若しくはタイヤトレッドに連結されると共に十分に導電性である任意他の部分かのいずれかに連結しており、これらプライの各々は、導電性である。トレッドが導電性材料の1つ又は2つ以上の層を有するか非導電性材料の1つ又は2つ以上の層を有するかに応じて、この原理に対する多くの改良が施されており、かかる改良は、例えば、欧州特許第0925903号明細書及び同第0963302号明細書に記載されている。
これら方法の全ては、トレッドの外面をタイヤクラウンの内側領域のすぐ隣りの部分、例えばサイドウォール、クラウン補強プライ又はカーカス補強プライに連結することを目的としており、これらすぐ隣りの部分は、導電性を備えている。
しかしながら、転がり抵抗を更に改善することを目的としたタイヤに関する最近の開発結果として、タイヤの転動中、機械的仕事を実施する可能性のあるタイヤコンポーネントの大部分中にシリカを主成分とする導電性の乏しいコンパウンドの使用が増大した。かくして、トレッドに加えて、かかるコンパウンドは、サイドウォール、カーカス補強プライ、クラウン補強プライ及びクラウン補強異形要素の製造に用いられている。
仕事の目的がホイールリムとタイヤエンベロープの下方領域との接触を保証することにあるタイヤ要素、例えばビード補強リング又はトウ保護ゴムが、炭素を主成分とする充填剤を含むと共に依然として導電性を備えたゴムコンパウンドで作られているに過ぎない。
本発明の目的は、本質的に導電性の乏しい又は極めて乏しいゴムコンパウンドで作られたタイヤ中での電荷の伝導に対する解決策を提供することにある。
「導電性に乏しいゴム材料(又はコンパウンド)」という用語は、本明細書においては、抵抗率が108オーム/cm以上のゴムを主成分とする材料(不良導体)を意味している。同様に「導電性ゴム材料(又はコンパウンド)」という用語は、抵抗率が106オーム/cm未満のゴムを主成分とする材料を意味している。
かくして、一般的に言って、本発明は、ホイールに装着されるようになると共に転がり抵抗を減少させるよう設計されたタイヤに関する。このタイヤは、一例を挙げると、
‐半径方向外面が路面と接触関係をなすよう設計されたトレッドを有し、このトレッドは、一般的に、導電性の乏しいゴムコンパウンドから成ると共に、例えば欧州特許第0658452号明細書に記載されている電気を伝える手段を有し、
‐互いに上下に布設された複数枚の補強プライにより形成されているクラウン補強ベルトを有し、各補強プライは、互いに平行であり且つ導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆され且つ円周方向と所与の角度をなす細線から成り、クラウン補強ベルトは、トレッドの半径方向内面と接触状態にあり、特にトレッド中に配置された電気を伝える手段と接触状態にあり、
‐ホイールとタイヤを密に接触させるよう設計されたトウ領域を有し、このトウ領域は、ビード補強リング及びホイールと接触状態にあるトウ保護ゴムを有し、かかるトウ保護ゴムは、一般に、導電性ゴムコンパウンドで作られており、
‐互いに上下に布設されていて、半径方向内端部がビード補強リングに固定された1枚又は2枚以上のカーカス補強プライを有し、カーカス補強プライも又、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆され、互いに平行であり且つ円周方向と所与の角度、一般に90°をなす細線からなり、カーカス補強プライは、その中央が、これらの補強ベルトを形成しているプライのうちの1枚と接触状態にあり、
‐カーカス補強プライを保護するよう設計されると共に一般に導電性に乏しいゴムコンパウンドで作られたサイドウォール領域を有する。
「細線(thread)」という用語は、極めて広く理解されるべきであり、細線の織物材料又は金属材料がどのようなものであってもこれとは無関係に又はゴムへのその密着性を促進するために細線の織物又は金属材料が受ける処理、例えばゴムコーティング又は表面処理がどのようなものであれこれとは無関係にモノフィラメント、マルチフィラメント、コード若しくはヤーン又はこれらと同等の集成体を含む。
欧州特許第0501227号明細書 米国特許第5518055号明細書 欧州特許第0658452号明細書 欧州特許第0925903号明細書 欧州特許第0963302号明細書
したがって、上述のタイヤの形式に生じる課題は、トレッドとホイールリムとの間にどのようにして導電路をもたらすかということにある。というのは、補強プライは、エンベロープのクラウンと下方領域との間ではもはや電荷を導かないからである。
本発明の目的は、改造型クラウン補強プライ及びカーカス補強プライを提供することによりこの課題に対する解決策を提供することにある。
本発明の補強プライは、タイヤの製造向きの補強プライであって、補強プライが、大抵の場合、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆されると共に互いに平行であり且つ補強プライの長手方向と所与の角度をなす細線の集成体で作られている。
かかる補強プライは、ゴムコンパウンドの1つ又は2つ以上の層で被覆されたいわゆる「貫通細線」が、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された細線相互間に、補強プライの上方部分と下方部分との間に1つ又は2つ以上の導電路を形成するようなピッチで且つ所与の配列状態をなして挿入されており、ゴムコンパウンド層のうちの外側層が、導電性のゴムコンパウンドで作られていることを特徴としている。
この場合、貫通細線のピッチ及び配列状態を注意深く調節することにより、クラウンベルトの補強プライ上に位置する貫通細線と互いに上下に布設されたカーカス補強プライとの連続接触のためにトレッドの内側部分と下方領域との間に1つ又は2つ以上の導電路が作られるということが観察される。
導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線の本数が少ないことによっては、前方運動に対する抵抗という点においてタイヤの全体的性能は、さほど変わらない。
さらに、種々の補強プライの細線を被覆する導電性ゴムコンパウンドは、プライの細線を被覆する導電性に乏しいゴムコンパウンドとほぼ同一の機械的性質を与えるよう注意深く選択される。
本発明は又、本発明のプライの好ましい実施形態及び本発明のプライを有するタイヤに関する。
以下の説明は、図1〜図10に基づいている。
本発明の補強プライの概略平面図である。 本発明の補強プライの概略平面図である。 本発明の貫通細線の断面図である。 本発明の貫通細線の断面図である。 本発明の貫通細線の断面図である。 本発明の補強貫通ストリップの断面図である。 耳が本発明に従って形成された補強プライの断面図である。 クラウン補強プライ及びカーカス補強プライを有する本発明のタイヤの切除図である。 タイヤの半径方向断面図である。 カーカス補強プライ上に配置されたクラウンベルトを形成する補強プライの概略平面図である。
タイヤを構成材料としての補強プライ23,33は、図1及び図2に示されているように、互いに平行であり且つプライの長手方向と角度(α)をなす複数本の細線で作られている。図1に示されている補強プライ23は、好ましくはクラウン補強ベルトを形成するために用いられるよう設計されており、かかる補強プライの細線は、長手方向と90°未満の角度αをなしている。図2に示されているプライ33は、好ましくは、カーカス補強プライを形成するために設計されており、かかるプライの細線は、長手方向と約90°の角度αをなしている。
細線(20,30)は、大抵の場合、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆されている。複数本の貫通細線(21,31)が、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された細線相互間に所与のピッチで且つ所与の配列状態をなして挿入されている。
図1は、複数本の貫通細線21が導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された多数本の細線相互間に別個に配置されている場合を示している。図2は、並置状態で布設された多数本の貫通細線31が導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された多数本の細線相互間に配置されている場合を示している。
補強プライの製造は、公知のように、次のステップを有している。所与の角度αで切断することにより、複数枚のプライ(22,32)を除去することができ、それにより「真っ直ぐな細線」のプライ(2,3)が得られる。この場合、真っ直ぐな細線のプライは、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された連続細線から成り、これら細線は、互いに平行であり且つこの真っ直ぐな細線のプライの長手方向と0°の角度をなしている。真っ直ぐな細線のプライ中に、並置状態で布設される細線の数は、10本そこらの細線(3)から成る群中の細線の性状及び直径に応じて様々であって良く、この場合、これら細線は、ストリップと呼ばれ、ストリップは、1,000本から2,000本までの細線から成る(これら細線は、この場合、非常に幅の広いプライ(2)と呼ばれる)。次に、細線によって境界付けられた多数枚プライの耳又はセルベッジ(220a,220b,320a,320b)を互いに継ぎ合わせて無端補強バンド(23,33)を得る。
本発明の補強プライを製造することができるようにする補強プライを得る一方法は、非常に幅の広い真っ直ぐな細線のプライをスリットして複数枚の真っ直ぐな細線のストリップを形成し、次に、これらの間に無端貫通細線を挿入することである。ゴムブリッジを作り直すには、耳を互いに継ぎ合わせてこれらに未硬化状態のゴムコンパウンドを結合し、それにより貫通細線を含む真っ直ぐな細線のプライを作る。
実施するのが容易な別法は、細線によって境界付けられた複数枚のプライの耳を継ぎ合わせることにより、所望の角度に合わせてあらかじめ切断された1本の貫通細線(21)又は貫通ストリップ(31)を細線が導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆されている真っ直ぐな細線のプライ(2,3)から取られた複数枚のプライの各々相互間に単に挿入することである。その結果、本発明の無端補強バンド(23,33)が得られる。
次に、所与の寸法の複数枚のプライを補強バンドから取って未完成状態のタイヤを形成している他のゴムコンポーネントと組み立てられるよう設計された補強プライを形成する。
同様に、プライ又は真っ直ぐな細線のストリップの耳のうちの1つの縁取りにより貫通細線又は貫通ストリップを直接追加するのが良い。
貫通細線を従来型被覆法により製造することができ、細線211を図3に示されているように導電性ゴムコンパウンド211により直接被覆する。一別法は、細線212を導電性に乏しいゴムコンパウンド210で被覆し、次に被覆法(これ又公知である)を用いて図4に示されているように導電性ゴムコンパウンド211から成る第2の層を外側に同時押出し成形することである。第2の別法は、導電性に乏しいゴムコンパウンド210で被覆された細線212の表面全体にわたって導電性ゴムコンパウンド及び溶剤で作られたゴム溶液213を図5に示されているように塗布することであり、この場合、図5では、ゴム溶液213は、点として示されている。溶剤を蒸発させてこれを除去し、細線の外面に導電性ゴムコンパウンドの薄い層だけを残す。
数十本の細線から成る細線のプライ312を導電性ゴムコンパウンド311で被覆することにより貫通ストリップ31を同様に従来通り製造することができる。
観察されるように、上述した原理をそのまま利用することが可能であり、かかる原理は、真っ直ぐな細線のプライ又はストリップ(41)若しくは1枚のプライの耳と、この耳に連結された真っ直ぐな細線のプライ又はストリップ(41)若しくは1枚のプライの上面及び下面との両方に溶剤及び導電性ゴムコンパウンド(413)で構成されたゴム溶液を塗布することにあり、ストリップ(41)の細線(412)は、図7で理解されるように同じ作用効果が得られるよう導電性に乏しいゴムコンパウンド(410)で被覆される。かくして、プライ又はストリップの上側部分sと下側部分iとの間に導電路が作られる。
貫通ストリップ又は細線の実施形態並びに補強バンド中へのこれらの挿入は、この場合、例示として与えられており、本発明の精神に従って同一結果が得られる任意他の組み合わせを排除するものではない。
導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線又はストリップを規則正しい又は不規則なピッチで配列することが可能である。それにもかかわらず、タイヤ内の最終場所にいったん配置されると、クラウンベルトの半径方向外側部分とカーカス補強プライとの間に導電路を形成するために貫通細線又は貫通ストリップ相互間に1箇所又は2箇所以上の接触が得られるよう注意を払う。
プライ中の貫通細線の本数は、非常に僅かであって良い。実験結果の示すところによれば、プライ1枚当たり1本の貫通細線が設けられていれば導電路を作るのに十分である。しかしながら、実際には、この種の配列は、実施するのに手間がかかるということが判明している。というのは、このことは、タイヤの成型段階中、導電性細線が互いに上下に布設されるようにプライを配置することを意味しているからである。
本発明の一例として図8に示されたタイヤ1は、路面に接触するよう設計されたトレッドの外面とクラウン補強ベルトの半径方向外側部分との間で電気を伝える手段を備えたトレッド11を有している。
これら手段は、導電性ゴム材料で作られたトレッドを提供することであるのが良く又は好ましくは、導電性に乏しいゴムコンパウンド110で作られたトレッド11をインサート111がこのトレッドを貫通して半径方向に延びる状態で製造することである。トレッド11は、それ自体導電性ゴムコンパウンドで作られ又はトレッドの電荷排出手段と同様な電荷排出手段を有するサブレーヤ12を更に有するのが良い。
クラウン補強ベルトは、細線が図8に示されているようにタイヤエンベロープの円周方向と所与の角度をなした2枚の補強プライ13,14で構成されている。
補強プライ13は、例えば、細線が導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆されていて、耳のうちの1つが導電性ゴムコンパウンドで被覆された貫通細線131により形成されている並置状態で布設された多数本のストリップ130を互いに継ぎ合わせることによって作られている。
補強プライ14は、組み立ての別の例では、複数本のストリップ(140,141)を継ぎ合わせることにより作られる。プライを形成する複数本のストリップの大部分は、細線が導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された複数本のストリップ(140)で形成されている。複数本の貫通ストリップ(141)は、細線が導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆されたストリップ(140)相互間に挿入される。
カーカス補強プライ15は、一例として、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された多数本の細線150を集成することによって形成され、これら細線相互間には、真っ直ぐな細線のプライを切断する機械でこれら多数本の細線を製造するステップの実施中、導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線で作られた1本のストリップ151が挿入される。
カーカス補強プライ15は、その2つの半径方向下端部がトウ補強リング160,161に固定されている。
いうまでもないこととして、カーカス及びクラウン補強プライの各々は、上述の実施形態のうちの1つに従って区別なく形成できる。
これら実施形態の変形例では、細線は、未完成状態のタイヤ上の最終位置に直接被着される。この方法は、例を挙げると、吹き付けにより細線を被着させる方法に関する欧州特許第248301号明細書及び巻き出し法によって細線をコアに被着させる方法に関する欧州特許第353511号明細書に記載されている。
これら方法は、ゴムコンパウンドの予備被膜を備えた連続細線に基づいて実施される。このゴムコンパウンドが導電性に乏しい場合、導電性ゴムコンパウンドの表面層を細線層上に一定間隔で被着させるのが賢明な場合がある。一例として、導電性ゴムコンパウンド及び溶剤で形成されたゴム溶液を塗布するのが良い。次に、溶剤を単に蒸発させて除去すると、後に細線が残り、この細線の或る特定の領域は、電気を伝える特性を備える。
細線がこれらの最終位置に布設されると、複数本の貫通細線が作られ、これらの本数は、導電性ゴムコンパウンドであらかじめ被覆された細線の長さで決まり、結果的に得られる補強プライは、本発明の補強プライの特性を備えるようになっている。
本明細書における説明の裏付けとなるタイヤの補強プライの枚数及び種類は、本発明を限定するのもではない。かくして、本発明の精神から逸脱しないで、3枚以上の互いに交差するプライ及び1枚又は2枚以上のいわゆるゼロ度プライを有するクラウン補強ベルトを製造することができる。同様に、多数枚のカーカス補強プライを有するタイヤを製造することができる。
図9は、タイヤ1の半径方向断面であり、タイヤのトウとホイールリムを接触させるよう設計されたトウ保護ゴム170,171を示している。これらトウ保護ゴムは、カーカス補強プライと接触状態にあり、かかるトウ保護ゴムは、内側部分からホイールリムと接触状態にある外側部分まで電気を伝える手段を有する。これらトウ保護ゴムは、好ましくは、導電性ゴムコンパウンドで作られる。
最後に、タイヤ1は、サイドウォール保護ゴム180,181を有している。これらサイドウォール保護ゴムは、好ましくは、導電性に乏しいゴムコンパウンドで作られる。
以上を要約すると、トレッド11は、路面と接触関係をなすよう設計されたトレッドの半径方向外側部分とトレッドの半径方向内側部分との間に導電路を形成することができる手段(111,12)を有する。クラウン補強ベルトの半径方向外側部分(13,14)は、トレッドの半径方向内側部分(12)と接触状態にある。また、クラウン補強ベルトの半径方向内側部分は、カーカス補強プライ(15)と接触状態にある。最後に、カーカス補強プライの半径方向下側部分は、トウ保護ゴム(170,171)と接触状態にあり、これらトウ保護ゴムは、ホイールリムと気密接触関係をなすよう設計されている。
これら種々の要素相互間の接触により、特に、細線が導電性ゴムコンパウンドで被覆されたプライ部分相互間の接触により、図10に概略的に示されているように、タイヤの半径方向外面とホイールリムとの間に少なくとも1つの導電路が作られる。
導電路を形成することができる構成は、様々であって良い。
第1の形態では、導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線は、補強プライ中にこれらプライの各々の長手方向端部に対して1つ又は2つ以上の既定の位置に配置される。これらプライは、導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線がタイヤ内に所定の方位角をなして位置決めされるようにするよう注意を払って互いに上下に布設される。したがって、プライ相互間の導電路は、既定の仕方で配置される。上述したように、この構成により、タイヤを組み立てる際に複雑さが生じる場合があるが、この構成は、導電性ゴムコンパウンドで被覆された貫通細線の本数を減少させることができるということを意味している。この構成は又、細線が互いに平行であり且つ貫通細線を覆うよう円周方向に十分な長さの1つ又は2つ以上の既定の被覆領域を提供することが必要な多数枚のカーカス補強プライを有するタイヤの特定の場合を取り扱うことができるということを意味している。
それにもかかわらず、観察されるように、プライの長さは、タイヤ成型作業中、展開されたプライの長さよりも短くなければならず、従って、本発明の方法に従って作られた補強プライを有する各タイヤは、少なくとも1本の貫通細線又は貫通ストリップを有することができるようになっている。
他方、第2の形態では、補強プライは、タイヤ中の導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線の方位角に特に注意を払わないで、互いに上下に布設される。この場合、導電性ゴムコンパウンドで被覆された細線のピッチ及び配列状態は、統計学的に、互いに異なる補強プライの互いに対する円周方向位置とは無関係に、これら補強プライ相互間に少なくとも1つの導電路を作ることができるように定められる。
したがって、本発明により、車両から静電気を効果的に無くすことができるタイヤを簡単な仕方で製造することができる。さらに、上述のプライを製造するための提案する構成方法は、既存の方法に対して大規模な変更を必要とせず、しかも低コストで実施できる。

Claims (15)

  1. タイヤ(1)の製造向きの補強プライ(13,14,15,23,33)であって、前記補強プライが、大抵の場合、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆されると共に互いに平行であり且つ前記補強プライの長手方向と所与の角度(α)をなす細線(20,30,130,140,150,210,410)の集成体で作られている、補強プライにおいて、
    ゴムコンパウンドの1つ又は2つ以上の層で被覆された貫通細線(21,31,131,141,151)が、前記導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された前記細線(20,30,130,140,150,210,410)相互間に、前記補強プライの上方部分と下方部分との間に1つ又は2つ以上の導電路を形成するようなピッチで且つ所与の配列状態をなして挿入されており、前記ゴムコンパウンド層のうちの外側層(211,213)が、導電性のゴムコンパウンドで作られている、補強プライ。
  2. 導電性ゴムコンパウンドで被覆された前記細線は、前記細線を互いに並んで位置させた状態で含むサブアセンブリ(31,141,151)を形成し、前記サブアセンブリは、前記導電性に乏しいゴムコンパウンド(140,150)で被覆された前記細線相互間に所与のピッチで且つ所与の配列状態をなして挿入されている、請求項1記載の補強プライ。
  3. 前記貫通細線(21a)は、導電性ゴムコンパウンドの単一の層(211)で被覆されている、請求項1又は2記載の補強プライ。
  4. 前記貫通細線(21b,21c)は、導電性に乏しいゴムコンパウンドの第1の層(210)及び導電性ゴムコンパウンドの外側層(211,213)で被覆されている、請求項1又は2記載の補強プライ。
  5. タイヤ(1)の製造向きの補強プライ(13,14,15,23,33)を製造する方法であって、前記補強プライが、大抵の場合、導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆されると共に互いに平行であり且つ前記補強プライの長手方向と所与の角度(α)をなす細線(20,30,130,140,150,210,410)の集成体で作られている、方法において、
    前記方法は、ゴムコンパウンドの1つ又は2つ以上の層で被覆された貫通細線(21,31)を、前記導電性に乏しいゴムコンパウンドで被覆された前記細線(20,30,130,140,150,210,410)相互間に、1つ又は2つ以上の導電路が前記補強プライの上方部分(s)と下方部分(i)との間に形成されるようなピッチで且つ所与の配列状態をなして挿入するステップを有し、前記ゴムコンパウンド層のうちの外側層が、導電性のゴムコンパウンドで作られている、方法。
  6. 前記方法は、
    ‐前記細線が導電性の乏しいゴムコンパウンドで被覆された真っ直ぐな細線のプライ(2,3)から、前記真っ直ぐな細線のプライの長手方向に対して所与の角度(α)をなして所定の長さ分を取って複数枚のプライ(22,32)を形成するステップと、
    ‐1本(21)又は複数本(31)の貫通細線を所与のピッチで且つ所与の配列状態をなして1枚のプライの耳のうちの1つ(220a)に沿って並置状態で継ぎ合わせるステップと、
    ‐細線によって境界付けられた耳(220a,220b,320a,320b)を継ぎ合わせることにより前記複数枚のプライ(22,32)を並置状態に布設して無端補強バンド(23,33)を形成するステップとを有する、請求項5記載の方法。
  7. 貫通細線(21a)を製造するため、細線(212)を導電性ゴムコンパウンド(211)で被覆する、請求項6記載の方法。
  8. 貫通細線(21b)を製造するため、導電性に乏しいゴムコンパウンドで形成された第1の層(210)と導電性ゴムコンパウンドで形成された外側層(211)の同時押出しにより細線(212)の被覆を実施する、請求項6記載の方法。
  9. 貫通細線(21c)を製造するため、
    ‐細線(210)を導電性に乏しいゴムコンパウンド(210)で被覆し、
    ‐導電性ゴムコンパウンド及び溶剤で形成されたゴム溶液(213)を前記細線の表面全体にわたって塗布し、
    ‐前記溶剤を蒸発させて除去する、請求項6記載の方法。
  10. 前記方法は、
    ‐前記細線が導電性の乏しいゴムコンパウンドで被覆された真っ直ぐな細線のプライから、前記真っ直ぐな細線のプライの長手方向に対して所与の角度(α)をなして所定の長さ分を取って複数枚のプライを形成するステップと、
    ‐導電性ゴムコンパウンド及び溶剤で形成されたゴム溶液(413)を細線により境界付けられた耳のうちの1つの耳(420)上に且つ該耳に連結された1枚のプライ又は前記真っ直ぐな細線のプライの上面及び下面上に所与のピッチで且つ所与の配列状態をなして塗布するステップと、
    ‐前記溶剤を除去するステップと、
    ‐細線によって境界付けられた前記耳を継ぎ合わせることにより前記複数枚のプライを並置状態に布設するステップとを有する、請求項5記載の方法。
  11. 前記方法は、
    ‐連続細線(212)を導電性に乏しいゴムコンパウンド(210)で被覆するステップと、
    ‐導電性ゴムコンパウンドの表面層を前記細線の周囲全体の表面上に且つ細線の所与の長さに沿って規定された間隔で被着させるステップと、
    ‐前記複数本の細線を受入れ面上に最終位置で直接被着させるステップとを有する、請求項5記載の方法。
  12. 導電性ゴムコンパウンド及び溶剤を主成分とするゴム溶液を塗布することによって導電性ゴムコンパウンドの薄い表面層を生じさせ、前記溶剤は、蒸発により除去される、請求項11記載の方法。
  13. 1枚又は2枚以上のカーカス補強プライ(15)及び1枚又は2枚以上のクラウン補強プライ(13,14)で形成されたクラウン補強ベルトを有するタイヤ(1)において、
    前記プライ(13,14,15)は、請求項1〜4のうちいずれか一に記載の補強プライで作られている、タイヤ(1)。
  14. トレッド(11)を更に有し、路面と接触関係をなすよう設計された前記トレッドの外面と前記クラウン補強ベルトの半径方向外側部分との間で電気を伝える手段が前記トレッド内に設けられている、請求項13記載のタイヤ(1)。
  15. 1枚又は複数枚のカーカス補強プライ(15)の半径方向下端部が固定されたトウ補強リング(160,161)及びホイールリムと接触関係をなすよう設計されると共に前記カーカス補強プライのうちの少なくとも1枚(15)と接触関係をなすよう位置決めされたトウ保護ゴム(170,171)を有する2つのトウ領域を更に有し、前記トウ保護ゴムは、導電性材料で作られている、請求項13記載のタイヤ(1)。
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