JP6343170B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
図1に示されたタイヤが準備された。このタイヤのサイズは、「155/65R14」であった。このタイヤの補強導電層のフィラーは、スチールからなっていた。このタイヤのカーカス構造は、ローターンアップ構造(LTU)構造であった。
従来のタイヤが準備された。このタイヤは、補強導電層を備えていない。このタイヤは、その他の構成は実施例1と同様の構成を備えていた。
カーカス構造がウルトラハイターンアップ構造(UHTU構造)にされた。このUHTU構造では、カーカスプライがコアの周りにて軸方向内側から外側に折り返されていた。この折り返された折り返し部が半径方向外向きに延びてカーカスプライの主部に積層されており、折り返し部の半径方向外端がカーカスの主部とベルトとの間に積層されていた。その他の構成は、比較例1と同様にして、タイヤが得られた。
フィラーを備えない他は、実施例1のタイヤの補強導電層と同様にした導電層が準備された。補強導電層に代えて、この導電層を備える他は、実施例1と同様にして、タイヤが得られた。
フィラーが導電性ポリエステルからなる他は、実施例1と同様にしてタイヤを得た。この導電性ポリエステルとして、東レ株式会社製のポリエステル系導電繊維「SCIMA」が用いられた。
フィラーがアラミド繊維からなる他は、実施例1と同様にしてタイヤを得た。このアラミド繊維として、東レ・デュポン株式会社製「ケブラー」が用いられた。
スチールからなるフィラーが準備された。このフィラーは、導電層と別体にされた。比較例3の導電層に、このフィラーが積層された。その他の構成は、比較例3と同様にして、タイヤが得られた。
導電性ポリエステルからなるフィラーが準備された。このフィラーは、導電層と別体にされた。比較例3の導電層に、このフィラーが積層された。その他の構成は、比較例3と同様にして、タイヤが得られた。
アラミド繊維からなるフィラーが準備された。このフィラーは、導電層と別体にされた。比較例3の導電層に、このフィラーが積層された。その他の構成は、比較例3と同様にして、タイヤが得られた。
図4に示されたタイヤが準備された。このタイヤのサイズは、「155/65R14」であった。このタイヤの補強導電層のフィラーは、スチールからなっていた。このタイヤのカーカス構造は、ローターンアップ構造(LTU)構造であった。このフィラーの幅Wrが20mmとされたタイヤが準備された。
図1に示されたタイヤが準備された。このフィラーの幅Wrが40mmとされた。その他は、実施例4と同様にして、タイヤが準備された。
実施例1から3と、比較例1から6とのタイヤの電気抵抗、横バネ定数、重量及び生産性が評価された。
図3に示された方法にて、これらのタイヤの電気抵抗Rtを測定した。この結果が、下記の表1及び2に示されている。比較例1の電気抵抗を100とする指数で、それぞれのタイヤの電気抵抗を指数で示した。この数値が大きいほど電気抵抗が小さい。この数値が大きいほど導電性に優れていることを示す。その結果が表1及び表2に示されている。
タイヤ静的試験機を用い、正規リム(14×4.5J)、内圧(280kPa)、縦荷重(3.04kN)、横たわみ量(1mm)の条件における横応力が測定された。この測定結果から、横バネ定数が求められた。比較例1の横バネ定数を100とする指数で、それぞれのタイヤの横バネ定数を指数で示した。数値が大きいほど横バネ定数が高く操縦安定性に優れていることを示す。その結果が表1及び表2に示されている。
これらのタイヤの質量が測定された。その結果が、比較例1のタイヤを100とした指数として、下記の表1から表6に示されている。この数値が小さいほど軽量であり、好ましい。
タイヤの予備成型工程における生産性が評価された。ドラムにカーカスを構成する未加硫部材が載置されてから、サイドウォールを構成する部材が貼り合わせられるまでの工数が評価された。その結果を比較例1を1とした指数で表示した。この数値が小さいほど生産性に優れている。
比較例1と、実施例4及び5とのタイヤの電気抵抗、横バネ定数及び重量が評価された。この電気抵抗、横バネ定数及び重量は、前述のテスト1と同様にして測定された。その結果が表3に示されている。
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・クリンチ
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・エッジバンド
18・・・インナーライナー
20・・・チェーファー
22・・・貫通孔
24、64・・・補強導電層
26・・・トレッド面
28・・・ベース層
30・・・キャップ層
32・・・コア
34・・・エイペックス
36・・・カーカスプライ
38・・・内側層
40・・・外側層
42、66・・・フィラー
44、68・・・トッピングゴム
46、48、70・・・コード
Claims (7)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、それぞれが上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールの半径方向内側に位置する一対のクリンチと、クリンチの軸方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと、半径方向においてトレッドとカーカスとの間に積層されたベルトと、カーカスの外側に積層されてベルトからクリンチまで延在する補強導電層とを備えており、
この補強導電層がフィラーとこのフィラーを覆うトッピングゴムとからなっており、
このフィラーが複数のコードが並べられてシート状に形成されており、
このフィラーを覆うトッピングゴムが導電性の架橋ゴムからなっており、
この補強導電層の幅Weとフィラーの巾Wrとの比Wr/Weが0.1以上0.5以下にされており、
このフィラーがトレッドの端半径方向内側からカーカスの最大幅位置Pwの近傍まで延びており、このフィラーの半径方向外端がトレッドの端の軸方向内側に位置しており、フィラーの半径方向内端が最大幅位置Pwの半径方向外側に位置している空気入りタイヤ。 - 上記フィラーが半径方向の延びるコードを含んでいる請求項1に記載のタイヤ。
- 上記フィラーが半径方向に延びるコードと周方向に延びるコードとが平織りにされて形成されている請求項1又は2に記載のタイヤ。
- 上記補強導電層のフィラーのコードが金属繊維からなる請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
- 上記補強導電層のフィラーのコードが有機繊維からなる請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
- 上記補強導電層のフィラーのコードが導電性有機繊維からなる請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
- 上記フィラーがカーカスの最大幅位置Pwの軸方向外側に位置しており、このフィラーの半径方向外端が最大幅位置Pwの半径方向外側に位置しており、フィラーの半径方向内端が最大幅位置Pwの半径方向内側に位置している請求項1から6のいずれかに記載のタイヤ。
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