JP2011517197A - 自動車ウィンドウ用アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

改良されたアンテナ装置では、加熱導体(9;9a,9b,9c)の全長の20%と80%の間に形成された加熱導体(9a,9b,9c)の少なくとも1つの中央の接続部(9c)と、2つの捕集アーム(11a,11b)の一方との間に、少なくとも1つの静電容量(19')を接続し、かつ/又は2つの加熱導体(9;9a,9b,9c;9'a,9'b,9'c)の全長の20%と80%の間に形成された加熱導体(9;9a,9b,9c;9'a,9'b,9'c)の少なくとも2つの中央部分(9c,9'c)の間に、少なくとも1つの静電容量(19")を接続し、少なくとも1つの静電容量(19',19")は、50pFより大きいことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、請求項1の前文に記載の自動車ウィンドウ、特に自動車後部ウィンドウ用アンテナ装置に関する。
例えば、乗用車の後部ウィンドウ内に設けられる加熱領域をアンテナ領域としても利用できることは、公知である。通常矩形又は台形状に形成される後部ウィンドウ内の左側と右側に設けられる一対の捕集アーム間に互いに並行に各加熱ワイヤが延伸する。2つの捕集アームの各々は、車両バッテリの正極と負極とに接続される。
この種の後部ウィンドウアンテナの受信品質の改良に原則的に適する二次導体を加熱ワイヤ間で等電位線上に横に交差して接続して、加熱ワイヤ間に流れる交差電流を実質的に阻止することができる。
アンテナ領域として用いられるこの種の後部ウィンドウ加熱器(ヒータ)は、1つ又は複数の加熱領域を設けることができる。また、別体の又は付加的なアンテナ領域を加熱領域の隣に設けることもできる。ウィンドウ内、特に自動車の後部ウィンドウ内に、加熱領域から完全に分離される単一のアンテナ領域のみを設ける場合でも、それに隣接する加熱領域は、アンテナ領域への反作用を有し、即ち最終的にアンテナ領域の受信品質に影響を与える。
後部ウィンドウ内に収容されるアンテナ領域及び/又は加熱領域は、しばしば無線受信、特に長波領域、中波領域、短波領域、超短波領域及び/又はマイクロ波領域のラジオ無線受信及びテレビ番組無線受信に用いられる。
同様の加熱領域及び/又はアンテナ領域は、例えば下記特許文献1、特許文献2、特許文献3及び特許文献4から公知である。例えば、特許文献1の図6に示される変形実施例では、2つの捕集アーム間に付加的に静電容量が接続される。
また、後部ウィンドウ用のウィンドウアンテナは、特許文献5により公知であり、加熱領域は、アンテナシステムとしても用いられる。特許文献5では、運転者の後方の視野を確実に改良するウィンドウアンテナが解決法として提案される。そのため、アンテナ自体は、実質的に水平方向に方向付けされかつ互いにずれて配置される多数の加熱ワイヤを有し、加熱ワイヤは、左の捕集アームから右の捕集アームに延伸する。中央の等電位線上に対して横方向に延伸する導体ワイヤが中央に設けられ、導体ワイヤは、横方向に延びる多数の加熱ワイヤを電気的化学電気的に接続する。また、最上部の加熱ワイヤに対して並行に配置される更に他の短い導体ワイヤは、隣接する加熱ワイヤに対して容量的結合を生ずる。その場合に、この導体ワイヤを介してアンテナタップが行われる。特許文献5では、40pFを越えて結合容量を増大させることは、意味がないため、静電容量は、40pFより小さい。
独国特許公開第10033336号公報 独国特許公開第4321805号公報 欧州特許第1366540号公報 独国特許第4323239号公報 独国特許公開第19541083号公報
本発明の課題は、全部又は部分的に加熱領域を備え又は有しかつ/又は加熱領域の他に別体の単独の又は付加的なアンテナ領域を設けて、ウィンドウ内に一体に形成される改良されたアンテナ装置を提供することにある。
本発明では、請求項1に記載する特徴によりこの課題を解決する。本発明の好適な実施の形態を下位請求項に記載する。
本発明の技術的範囲では、加熱ワイヤの完全に新規な設計から出発して、然るべき適合措置が設けられて、ウィンドウ内に統合されるアンテナ領域の受信品質が改良される。しかしながら、加熱領域全体をアンテナ領域として利用する場合のみならず、特に、加熱領域を複数の加熱領域に分割し、各加熱領域をアンテナ領域としても使用し又は特に単一又は複数の加熱領域から分離される純粋なアンテナ領域を設ける場合にも、本発明に基づく利点が得られる。
本発明では、好ましくは全部又は実質的に一方の境界、通常下方の境界、多少の差があっても通常水平に延伸する窓境界に沿って2つの捕集アームを設ける捕集アーム構造を基本構造とする。本発明の技術的範囲内では、窓又はウィンドウの対向する境界側に2つの捕集アームを完全に又は実質的に設けず、従って、例えば全部又は部分的に、自動車の窓の下側と全部又は部分的に右又は左の境界に沿って2つの捕集アーム(11a,11b)を設けてもよい。
特に、この種の実施の形態では(勿論、自動車ウィンドウ内の対向する側に設けられる捕集アームを有する従来例でも)、例えば、加熱ワイヤのほぼ中央の接続部(中央の間隔は、該当する加熱ワイヤの全長の20%と80%の間にある)と捕集アームとを静電容量により結合することにより、アンテナ特性の特に受信品質を改良できる。しかしながら、その代わりに又はそれに加えて、各捕集アームに接続される2つの加熱ワイヤの間に、即ち好ましくは2つの加熱ワイヤの対応する中央の接続部間に静電容量を接続してもよく、その場合にも同様に、加熱ワイヤの全長の対応する20%と80%の間に2つの加熱ワイヤの中央の接続部を配置することが好ましい。
その場合に、捕集アーム部分の対応する接続箇所及び/又は好ましくは加熱ワイヤの中央の接続部の間に静電容量、即ちそれぞれ少なくとも1つの静電容量を直接接続できる。これは、静電容量の他に、例えば直列共振(発振)回路を形成するインダクタンス等の他の構成部品を設けることが好ましい場合があるからである。
ウィンドウ材料の高さに静電容量を設けることが好ましい。その場合に、個別構成部品又は集積構成部品の形式で静電容量を実現することが好ましい。
その場合に、例えば、電解質コンデンサ(ELKO−静電容量)として、ワイヤを介して少なくとも1つの静電容量を半田付けすることができる。セラミックコンデンサ、可撓性導体板等の使用も企図される。
好適な静電容量範囲は、例えば50pFと10μFとの間である。極超短波(UKW)信号の受信には、しばしば0.1nF超又は0.1μF超かつ特に0.5nF超又は0.5μF超の値で十分である。
原則的に、相前後して接続される複数のコンデンサでも又は例えば、コンデンサとコイルからなる直列共振回路等でも、容量結合を実現することができる。その場合に直列に接続される2つのコンデンサ間の中央タップを直接又はチョークを介してアース(特にボディアース)に接続する回路も考えられる。しかしながら、アースを介して複数の静電容量を接続すると、アンテナ特性と受信品質に悪影響がある。
要するに、本発明に基づく解決法により、比較し得るアンテナ領域と加熱領域に対して、より小さい周波数依存性、従って、より大きい帯域を有するアンテナ特性を実現できる。更に、本発明の技術的範囲内では、高周波信号に対する加熱導体(加熱ワイヤ)の共振動作の抑制又は調整を実現できる。
本発明は、特に、加熱領域の新規幾何学的配置に適する。従って、本発明は、例えば、台形状に互いに対して間隔を空けて配置され又は特に同心の円又は楕円等に従って形成される加熱導体を有する加熱領域を使用する場合に、特別な利点を有する。加熱導体は、原則的に同様の全長を有するので(それにより−加熱ワイヤ当たり比較し得る全抵抗を得るために−加熱導体のほぼ同様な厚みが得られる)、比較し得る配置において同心の円から形成される加熱ワイヤにおいて、全体としてより長い加熱導体を得るために、内側に配置される加熱導体の端部を接続することが考えられる。この場合に、捕集アームの一方に対して適切な箇所に、かつ/又は加熱導体の互いの間又は加熱導体と捕集アームの間に、同様にそれぞれ少なくとも1つの静電容量を直接接続することができ、捕集アーム間に接続される静電容量に関する前記説明と同様に、静電容量は、アンテナ領域の改良に寄与する。これは特に、導体を相互接続してより大きい全長を有する加熱導体を形成することに基づいて、等電位領域上に配置される二次導体を接続できない場合に、重要である。
本発明の他の利点、詳細及び特徴を図面に示す実施の形態ついて以下説明する。
自動車ウィンドウ内に一体に設けられる加熱領域とアンテナ領域の本発明に属さない第1の例を示す図式的な正面図 最内側に配置されかつ相互に接続される2本の加熱導体を有する本発明の実施の形態を示す正面図 後部ウィンドウの対向しない2つの境界に沿って捕集アームを設けた本発明の他の変形実施の形態を示す正面図 両方の捕集アームに接続される2本の加熱導体間を容量接続する図2から僅かに変形した本発明の他の実施の形態を示す正面図
図1は、例えば、上方境界、即ち上縁1aと、下方境界、即ち下縁1bと、左境界、即ち左縁1cと、右境界、即ち右縁1dとを有する自動車ウィンドウ1、特に後部ウィンドウ1'の図式的な正面図を示す。実際には、窓は、通常、上から下へ向かって幅広い形状を有するから、互いに対をなす各縁は、平行ではなく、湾曲し、むしろ台形等に近い。その限りでは、ウィンドウに付与される形状は、制限されず、任意のカーブの境界線が考えられる。
図1に示す実施の形態では、第1と第2の捕集アーム11間、即ち左捕集アーム11aと、左捕集アーム11aに対して一列に連続する右捕集アーム11bの間に延伸して、ウィンドウ1内の外側又は内側に延びる多数の導体(ワイヤ)9を有する加熱領域7がウィンドウ1内に一体に設けられる。図1に示す実施の形態では、加熱領域7は、アンテナ領域5を形成する。
供給導線又は接続導線13a及び13bが各捕集アーム11a,11bに対応して設けられ、例えば、接続導線13aは、自動車棚上のバッテリ電流網(通常、正極)に接続され、他方の供給導線13bは、他極、例えばボディアースに接続される。通常、接続導線又は供給導線13a及び13b内に除波回路が設けられて、高周波電流の流出が防止される。
図示の実施の形態では、加熱領域7に対して選択された幾何学的配置により、多少の相違があっても等間隔で捕集アーム11aと11bとの間に延伸して各導体(ワイヤ)9が配置され、常に不変の間隔は必ずしも必要ではなく又は少なくとも各加熱導体(加熱ワイヤ)9の全長にわたる等間隔、不変の間隔は、必要ない。図示の実施の形態では、ウィンドウの一方の側、即ち下方の境界1bの領域に2つの捕集アーム11a,11bを設ける幾何学的配置が選択され、捕集アーム11a,11bは、中央の対称平面14に対して対称に配置される。例えば、部分円形状に、図示の実施の形態では半円形状に形成される加熱導体9を他の湾曲形状、例えば、内側から外側に半径又は直径を徐々に増大させ、内側から外側に各加熱導体の長さも増大する半楕円形状等に形成することもできる。
また、アンテナタップ導線17となる二次導線15は、8本の外側加熱導体を中央で互いに接続する。化学電気的に見て等電位領域上にある二次導線15により、加熱領域7の直流電流分布は変化されない。それにもかかわらず、それによってアンテナ受信特性が改良され、それは、公知である。また、2つの他のアンテナタップ導線117は、2つの捕集アーム11aと11bとの対向する各外端部に接続されるが、捕集アーム11a,11b又は加熱領域7の他の箇所にアンテナタップ導線117を接続でき、供給導線13a又は13bと兼用させる場合もある。
従って、図示の実施の形態では、加熱領域7で2つの供給導線13aと13bと3つのアンテナタップ導線17,117が接続される。しかしながら、供給導線とアンテナタップ導線の接続数を変更してもよく、特に、例えば2つの捕集アーム11a,11bの間のみに延伸しない分割された加熱領域7を設けるときに、供給導線とアンテナタップ導線の接続数は、異なる(例えば、特許文献1又は特許文献2から公知である)。
図示の実施の形態では、2つの捕集アーム11は、更に、特に互いに長さ方向同一水平線延長上に配置され(ウィンドウ平面図が湾曲しても)、2つの捕集アーム11の内側端部11'a,11'bは、中間に接続される静電容量19を介して互いに接続される。
従って、2つの捕集アーム11aと11bとの間は、静電容量19を介在させて直接接続される。その場合に、静電容量19は、2つの捕集アーム11間の最短間隔を橋絡する。従って、勿論ウィンドウ領域から離れて、それぞれ他方の捕集アームへ近づいて、再びウィンドウ領域に戻る配線を配置するときでも、まだウィンドウ1の高さに静電容量19を設けることが好ましい。しかしながら、静電容量19を介して延伸する接続区間21が増大するほど、ある程度アンテナ特性の劣化が検出される。
2つの捕集アーム11aと11bの2つの端部11'aと11'b間に形成される間隙空間121は、小さく寸法設計され、2つの捕集アーム11の間隣接する2つの加熱導体9間の間隔の好ましくは5倍より小さく、4倍、特に3倍より小さく又は特に2倍に相当する長さを有する。
単一又は複数の個別構成部品又は集積構成部品を配線で接続したコンデンサ119により静電容量19を構成することが好ましい。ウィンドウ表面に対して平行に取り付けられるコンデンサ面又はコンデンサ箔を有する少なくとも2つの平行容量面と、平行容量面間に設けられる面状絶縁体とを備える静電容量が好適な静電容量19として考えられるが、表面実装型デバイス(SMD)モジュールとして形成することもできる。必要な配線に接続される電解質コンデンサ、セラミックコンデンサ又は可撓性導体板等により静電容量19を構成することもできる。所定のコンデンサ仕様又はコンデンサ形式に対する制限はない。
必要な静電容量19は、50pFと10μFとの間、特に0.1nF又は0.1μFより大きく、特に0.5nF又は0.5μFより大きい領域が好ましい。
従って、静電容量19は、可能な限り、50pF、0.1nF、0.25nF、0.5nF、1nFより大きく又は3nF若しくは5nFより大きく、0.1μF、0.25μF、0.5μF、1μFより大きく、3μF又は特に5μFより大きい。他方で、10μF、5μF又は1μFより小さく、かつ場合により特に、所定の使用に対して、0.5μFより小さい静電容量値が有意義かつ可能である。
前記アンテナは、例えば、125KHzから1.6GHz内の周波数領域に特に適する。無線放送帯域では、アンテナは、70MHzから900MHzの周波数領域に特に適する。
図1に示す例では、内側に配置される加熱導体は、外側に配置される加熱導体より極めて短いので、加熱導体当たり比較し得る熱出力を得るには、外側に配置される、即ちより長い加熱導体をそれ自体徐々に厚く形成しなければならない。
そこで、加熱導体の長さに関するバランスを形成して、加熱導体の厚み関する著しい差を回避するために、図2に示す実施の形態では、例えば、内側に配置される2本の加熱導体は、相互接続される。従って、図2に示す実施の形態では、内側に配置される2本の加熱導体9aと9bは、右に配置される捕集アーム11bに接続されず、捕集アーム11bに隣接してかつ捕集アーム11bに対して僅かに離間して平行に延伸する横接続部9cを介して、2本の加熱導体9aと9bは、互いに相互接続される。図示の実施の形態では、2つの捕集アーム11aと11bは、異なる長さに形成される幾何学的配置を有し、捕集アーム11aと11bに接続される2本の加熱導体9aと9bの接続箇所109'と109"は、2つの捕集アーム11aと11bの互いに向き合う2つの端部11'aと11'b上に直接設けられる。従って、内側に配置される接合型加熱導体は、一方の加熱導体9aと、一方の加熱導体9aに接続される一端を有する接続部(接続導体)9cと、接続部9cの他端に接続される他方の加熱導体9bとを備え、静電容量19と同様に、捕集アーム11aと11bの互いに対して僅かな間隔を有する2つの終端部分11'aと11'bに接合型加熱導体を接続する場合もある。
この場合、互いに接続される2本の加熱導体9aと9b間の接続部9cに接続される一端と、隣接する捕集アーム11bに接続される他端とを有する他の静電容量19'を設け又は形成して、アンテナ特性を改良する場合もある。この場合も、所与の接続箇所又は所与の配線を有するコンデンサ119'形式の集積構成部品又は個別構成部品を使用することが好ましい。
その場合に、一方の捕集アーム11bと、接合型加熱導線のほぼ中央部との間に付加的なコンデンサ119'形式の付加的なコンデンサ19'を接続することが好ましく、その場合に、2本の加熱導体9aと9bとを接続する中央の接続部9cは、加熱導体9a,9bと接続部9cとによって形成される加熱導体全長の20%と80%との間にあり、例えば、一方の接続端部から計算して、20%を超え、特に30%、40%、50%を超え、かつ他方の接続端部から計算して、80%の未満、特に70%、60%、50%未満の領域内に接続部9cが配置される。図示の実施の形態では、加熱導体9a,9bと接続部9cとを有する加熱導体全長の40%から50%の領域内に接続部9cが設けられる。
また、他の加熱導体にも接続部9cを設ける例を適用でき、最内側に配置される2本の加熱導体のみに制限されない。
図2は、アンテナ領域として接続する加熱領域に加えて、アンテナ導体105と、例えば、後段の受信ユニット(例えば、カーラジオ)に接続される他の端子105aとを有する付加的な第2のアンテナ領域5'を更に設ける例を示す。
アンテナ領域と加熱領域の固有配置状態によっては、捕集アームを異なる長さに形成して、所定の距離区間を介して最内側に配置される図2に示す加熱導体9aを右に配置される第2の捕集アーム11bに帰還接続する必要のない場合もあることは明らかである。しかしながら、任意の変形が可能でありかつ企図することができる。
即ち、2本の捕集アーム11aと11bとの間の接続区間21上に、複数の静電容量及び/又はコンデンサを接続してもよく、その場合に複数の静電容量間に設けられるタップをボディアースに接続することができる。また、2本の捕集アーム11aと11bとの間の接続区間21上に、少なくとも単一の静電容量に対して直列に、例えば、コイル等の他の構成部品を付加的に接続することもできる。両方の捕集アーム11aと11bと静電容量とを接続する中間回路にアースを接続する構造は、排除される。相互接続される2つの加熱導体と一方の捕集アームとの間に設けられる他の静電容量19',119'にも勿論同様にアースを接続する構造は、排除される(必要に応じて、更に多くの対の加熱導体を相互に接続でき、更に多くの静電容量ブリッジ回路を設けられる)。
図2から明らかなように、捕集アーム11bと接続部9cとの間に僅かな間隙を設けて隣接する捕集アーム11bに対して接続部9cを並行(平行)に配置することが好ましい。隣接する捕集アーム11bと接続部9cとの間の間隙を、接続部9cの長さの80%より小さく、特に60%、45%、20%又は特に10%よりも小さいことが好ましい。
図示の実施の形態とは異なり、ウィンドウ1の対向しない種々の側に両捕集アーム11aと11bを設けることもできる。例えば、図3に示す他の実施の形態では、ウィンドウ1の下方の境界1bの領域に沿って捕集アーム11aを設けるのに対し、例えば、ウィンドウ1の右の端縁1dに沿って垂直に延伸する第2の捕集アーム11bが配置される。従って、部分円形状又は部分楕円形状の湾曲する加熱導体が設けられる。
図3に示す実施の形態でも、最内側に配置される2本の加熱導体9aと9bの各一端は、加熱導体9aと9bとから横方向に延伸する接続部9cを介して相互接続されて、各他端は、捕集アーム11a又は11bに接続され、本実施の形態でも、捕集アーム11aと11bとの端部は、互いに僅かな間隔だけ離間し、両方の捕集アーム11'aと11'bとの間の自由空間121内に配置されるコンデンサ119形式の静電容量19が、接続区間21で捕集アーム11'aと11'bに接続される。図示の実施の形態では、主としてウィンドウ1の右側1dに設けられる捕集アーム11bは、端部11'bと、直角の延長部111bとを備え、ウィンドウの下縁1bに沿って設けられる第1の捕集アーム11aの直近延長上に延長部111bが配置される。
最内側に配置される2本の加熱導体9aと9bの間の接続部9cにより、長い加熱導体が形成されるため、異なる長さに基づいて、内側から外側へ向かって加熱ワイヤの厚みを著しく変化させる必要がない。最内側に配置される2つの加熱導体9aと9bの間の接続部9cも、コンデンサ119'形式の他の静電容量19'を介して右の捕集アーム11bに電気的に接続される。
図3に示す実施の形態でも、外側の加熱導体9(最内側に配置されて相互接続される2本の加熱導体9aと9bを除く)は、等電位領域上にある二次導線15を介して接続されるため、各加熱導体間に交差電流は、流れない。
図2に示す実施の形態を僅かに変形した実施の形態を図4に最後に示す。
図2に示す実施の形態と同様に、図4に示す実施の形態でも、互いに同心に延伸する2本の加熱導体9aと9bは、中央の接続部9cを介して互いに接続され、中央の接続部9cと捕集アーム11bとの間に静電容量19'が接続される。
本実施の形態では、2本の加熱導体9aと9bの間に、更に他の2本の加熱導体9'aと9'bが配置され、加熱導体9'aと9'bは、中間の接続部9'cを介して相互に接続され、中間の接続部9'cと中央の接続部9c(他の2本の加熱導体9aと9bを接続する)との間にコンデンサ119"の形式の静電容量19"を接続することが好ましい。他の静電容量19,19'の代わりに又はこれに加えて、この変形例を設けることもできる。図示の実施の形態では、互いに並行(平行)にかつ隣接する捕集アーム11bに対して並行(平行)に両接続部9cと9'cが延伸する。他の2本の加熱ワイヤ9'aと9'bも、接続部109'ないし109"に隣接する接続部1009'と1009"にて両捕集アーム11aと11bとに接続される。
前記のように、加熱及び/又はアンテナ領域には、他の湾曲形状、例えば、台形の加熱導体を配置することができる。等電位領域に対して横方向又は交差方向に延伸する更に多くの二次接続導線を設けることもできる。異なる形状に前記接続導線を形成することができる。更に、最初に図3に示す第2のアンテナ領域5'のように、異なる形態で形成される付加的なアンテナ領域105を設けることもできる。
各実施の形態では、本発明により、アンテナ受信に関してより小さい周波数依存性と、それに伴うより大きい受信帯域を実現できかつ改良された共振特性が得られる。
捕集アーム11aと11bの2つの接続箇所11’aと11’bとの間、加熱導体9aと9bの中央の接続部9cと捕集アーム11bとの間又は2本の加熱導体9aと9bとの中央部分の間に静電容量19,19'又は19"を接続する本発明の実施の形態を説明した。更に、該当する好適な静電容量と直列に接続される好適なインダクタンス又はコイル等、少なくとも1つの他の付加的な構成部品を前記静電容量に接続して、直列に接続され又は複数配列された共振回路(発振回路)を形成することもできる。従って、静電容量とインダクタンス又はコイルを接続区間21で複数配列に直接接続することができる。
(1)・・自動車ウィンドウ、 (5,5')・・アンテナ領域、 (7)・・加熱領域、 (9)・・導体、 (11a,11b)・・捕集アーム、 (105)・・アンテナ導体、 (9;9a,9b,9c;9'a,9'b,9'c)・・加熱導体(加熱ワイヤ)、 (9c,9'c)・・接続部、 (19',19")・・静電容量、
加熱領域をアンテナシステムとしても用いる後部ウィンドウ用のウィンドウアンテナは、特許文献5から公知である。特許文献5では、運転者の後方の視野を確実に改良するウィンドウアンテナが解決法として提案される。そのため、アンテナ自体は、実質的に水平方向に方向付けされかつ互いにずれて配置される多数の加熱ワイヤを有し、加熱ワイヤは、左の捕集アームから右の捕集アームに延伸する。中央の等電位線上に対して横方向に延伸する導体ワイヤが中央に設けられ、導体ワイヤは、横方向に延びる多数の加熱ワイヤを電気的化学電気的に接続する。また、最上部の加熱ワイヤに対して並行に配置される更に他の短い導体ワイヤは、隣接する加熱ワイヤに対して容量的結合を生ずる。その場合に、この導体ワイヤを介してアンテナタップが行われる。特許文献5では、40pFを越えて結合容量を増大させることは、意味がないため、静電容量は、40pFより小さい。
その場合に、特許文献5は、水平に延びるウィンドウ加熱ワイヤに対して垂直に延びる導体ワイヤを付加的に設ける実施例を開示する。それとは別に、加熱ワイヤ自体のみによって形成されるコンデンサを介して上方の加熱領域内に設けられる垂直の導体ワイヤに対して容量的に結合される導体ワイヤが下方の加熱領域内に同様に垂直に設けられる。
更に独国特許公開第4447134号公報は、公知の車両アンテナを示す。この公報も、原則的にU字状に形成される加熱領域とアンテナ領域を開示し、例えば、互いに分離して互いに線形の延長上に配置される2本の捕集アームをウィンドウの右端縁に設け、捕集アームに接続される加熱ワイヤは、平行に対向する共通の捕集アームまで延伸する。若干の実施例では、ウィンドウグラス、特にウィンドウグラスの内側表面に特殊なフィルム形状の導体が本来の加熱領域の上方に固定される。それにより、特にボディとフィルム形状の導体との間にスリットアンテナが形成される。
フィルム型導体と一方の捕集アームとの間をブリッジ接続するコンデンサを使用して、フィルム形状の導体を残りの加熱領域とアンテナ領域に接続(その場合に同軸ケーブルの内部導体が、フィルム形状の導体に接続される)して、信号が取り出される。それにより、同時に、高周波(HF)フィルム形状の導体を介して同軸ケーブルの内部導体にアンテナ信号を案内できるが、加熱領域に対しアンテナ領域が化学電気的に分離する。例えば、極超短波(UKW)周波数をアンテナ端子に伝送する場合に、別体のアンテナ構造と加熱領域との間でアンテナ供給線内に配置されるフィルム型導体のコンデンサの静電容量値を例えば、100pFとすることができる。
それに対して、本発明の課題は、全体又は部分的に加熱領域からなり又はそれを有し、かつ/又は加熱領域の他に別体の単独の又は付加的なアンテナ領域を設けたウィンドウ内に一体に形成される改良されたアンテナ装置を提供することにある。
本発明では、捕集アーム構造を基本構造とし、ウィンドウの一方の境界又は少なくとも2つの対向しない境界、通常多かれ少なかれ水平に延びる通常下方の窓側に捕集アームが設けられる。本発明の技術的範囲内では、窓又はウィンドウの対向する境界側に2つの捕集アームを完全に又は実質的に設けず、従って、例えば全部又は部分的に、自動車の窓の下側と全部又は部分的に右又は左の境界に沿って2つの捕集アーム(11a,11b)を設けてもよい。
特に、この種の実施の形態では(勿論、自動車ウィンドウ内の対向する側に設けられる捕集アームを有する従来例でも)、例えば、加熱ワイヤのほぼ中央の接続部(中央の間隔は、該当する加熱ワイヤの全長の20%と80%の間にある)と捕集アームとを静電容量により結合することにより、アンテナ特性の特に受信品質を改良できる。
各捕集アーム間に接続される2つの加熱ワイヤ間、即ち好ましくは2つの対応する加熱ワイヤの中央の接続部間に、この種の静電容量を補足的に接続することもでき、同様に、該当する加熱ワイヤの全長の20%と80%の間に2つの加熱ワイヤの中央の接続部を配置することが好ましい。
同様に、2つの捕集アーム間に付加的に静電容量を補足的に直接接続することもできる。
自動車ウィンドウ内に一体に設けられる加熱領域とアンテナ領域の本発明に属さない第1の例を示す図式的な正面図 接続導線を介して2つの加熱導体を相互に接続し、接続導線と捕集アームの間にコンデンサを接続した本発明の実施の形態を示す正面図 後部ウィンドウの対向しない2つの境界に沿って捕集アームを設けた本発明の他の変形実施の形態を示す正面図 2つの捕集アーム間に接続した2つの加熱導体間に付加的な静電容量を接続する図2の実施の形態を僅かに変形した本発明の他の実施の形態を示す正面図

Claims (21)

  1. 自動車ウィンドウ(1)、特に後部ウィンドウ内又はその上に設けられる複数の導体(9)を有する少なくとも1つの加熱領域(7)と、
    ウィンドウ(1)の一方の境界又は2つの対向しない境界に沿って設けられる少なくとも2つの捕集アーム(11a,11b)とを備え、
    少なくとも1つの加熱領域(7)を形成する複数の導体(9)は、好ましくは等間隔に配置されかつ少なくとも2つの捕集アーム(11a,11b)間に延伸し、
    加熱領域(7)は、全部又は部分的にアンテナ領域(5)として接続されかつ/又は少なくとも加熱領域(7)に加えて、少なくとも1つのアンテナ導体(105)を有する少なくとも1つの別体のアンテナ領域(5')を備える自動車ウィンドウ用アンテナ装置において、
    加熱ワイヤ(9;9a,9b,9c)の全長の20%から80%の間に形成される加熱導体(9a,9b,9c)の少なくとも1つの中央の接続部(9c)と、2つの捕集アーム(11a,11b)の一方との間に接続される少なくとも1つの静電容量(19')と、かつ/又は
    2つの加熱導体(9;9a,9b,9c;9'a,9'b,9'c)の全長の20%と80%の間に形成される加熱導体(9;9a,9b,9c;9'a,9'b,9'c)の少なくとも2つの中央の接続部(9c,9'c)の間に接続される少なくとも1つの静電容量(19")とを備え、かつ
    少なくとも1つの静電容量(19',19")は、50pFより大きいことを特徴とする自動車ウィンドウ用アンテナ装置。
  2. 捕集アーム(11a,11b)に設けられる対応する接続箇所と、加熱導体(9)の対応する中央の接続部(9c)との間に少なくとも1つの静電容量(19')を直接接続した請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 加熱導体(9;9a,9b,9c;9'a,9'b,9'c)の2つの中央の接続部(9c,9'c)間に少なくとも1つの静電容量(19")を直接接続した請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 少なくとも1つの静電容量(19',19")は、個別の構成部品であるコンデンサ(119,119')を備える請求項1〜3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 静電容量(19',19")は、電解質コンデンサ、セラミックコンデンサ、表面実装されたデバイス(SMD)を備え又はウィンドウ面に対して平行に配置され、絶縁され層状に重なる導体路となり又はそれを有する請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 静電容量(19',19")は、50pFより大きくかつ10μFより小さく、特に50pF、0.1nF、0.25nF、0.5nF、1nF、3nF、5nF、0.1μF、0.25μF、0.5μF、1μFより大きく、又は特に3μFより大きく又は5μFより大きく、かつ
    静電容量(19',19")は、好ましくは5μF、1μFより小さく、特に0.5μFより小さい請求項1〜5の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  7. 少なくとも1つの静電容量(19',19")に対して直列回路を形成して、少なくとも1つの他の構成部品、特にコイル又はインダクタンスを直列に接続した請求項1〜6の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  8. 距離区間の少なくとも一部にわたって隣接しかつ特に互いに対して等間隔で延伸する2つの加熱導体(9a,9b;9'a,9'b)を備え、
    一方の端部領域にある接続部(9c;9'c)を介して2つの加熱導体(9a,9b;9'a,9'b)を互いに接続して全加熱導体長さを延長し、
    2つの加熱導体(9a,9b;9'a,9'b)の反対側の各端部を2つの捕集アーム(11a,11b)の一方に接続した請求項1〜7の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  9. 接続部(9c,9'c)は、隣接する捕集アーム(11a,11b)に対し平行に延伸し、かつ/又は
    2つの接続部(9c,9'c)が、互いに並行に延伸する請求項8に記載のアンテナ装置。
  10. 少なくとも距離区間の一部にわたり隣接しかつ特に互いに対して等間隔で延伸する2つの加熱導体(9a,9b;9'a,9'b)を2対とし、
    接続部(9c;9'c)を介して一方の各端部領域を互いに接続して全加熱導体長さを延長し、
    2対の加熱導体(9a,9b;9'a,9'b)の反対側の各端部を2つの捕集アーム(11a,11b)の一方に接続し、かつ
    少なくとも1つの静電容量(19")により2つの接続部(9c;9'c)を接続した請求項8又は9に記載のアンテナ装置。
  11. 対応する接続部(9c;9'c)を含む2つの加熱導体(9a,9b;9'a,9'b)の2対の各端部のみを各捕集アーム(11a,11b)に電気的に接続し、対応する接続部(9c;9'c)を少なくとも1つの静電容量(19')で電気的に接続した請求項9又は10に記載のアンテナ装置。
  12. 対応する接続導体(9c)を含めて互いに接続される他の2つの加熱導体(9a,9b)間に対応する接続部(9'c)を含む1対の加熱導体(9'a,9'b)を空間上配置した請求項8〜11の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  13. 接続部(9c;9'c)は、隣接する捕集アーム(11a,11b)に対する接続部(9c)の長さよりも小さく、好ましくは接続部(9c)の長さの80%、60%、40%、20%より小さく、特に10%よりも小さい間隔を有する請求項8〜12の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  14. 少なくとも2つの捕集アーム(11a,11b)の隣接する端部(11'a,11'b)は、僅かな間隔で互いに離間して配置され、その間隙空間(121)は、隣接する2つの加熱導体(9;9a,9b)間の間隔の5倍よりも小さく、好ましくは4倍よりも小さく、3倍より小さく又は2倍よりも小さい請求項1〜13の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  15. 接続部(9c)を介して相互接続される隣接する2つの加熱導体(9;9a,9b)の一方を第1の捕集アーム(11a)の端部(11'a)に接続し、第2の捕集アーム(11b)の少なくとも1つの端部(11'b)に他の加熱導体(9a;9b)を接続して、第1の捕集アーム(11a)と第2の捕集アーム(11b)との間の間隙空間(121)を設けた請求項14に記載のアンテナ装置。
  16. ウィンドウ(1)上又はその中に垂直に延伸する対称平面(14)に対して対称に2つの捕集アーム(11a,11b)を設けた請求項1〜15の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  17. ウィンドウ(1)の同一の境界、好ましくはウィンドウ(1)の下方の境界(1b)に隣接する下方の端縁領域に沿って少なくとも2つの捕集アーム(11a,11b)を配置した請求項1〜16の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  18. 左境界(1c)又は右境界(1d)に隣接して捕集アーム(11)を設けた請求項1〜17の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  19. ウィンドウ(1)の一方側(1b)に配置される一方の部分(111b)と、ウィンドウ(1)の隣接する他方側(1d)に配置される他方の部分(111'b)との2部分を互いに対して角度をもって少なくとも1つの捕集アーム(11a,11b)に形成した請求項1〜18の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  20. 第1の捕集アーム(11a)を配置するのと同一のウィンドウ(1)の側(1b)に捕集アーム(11b)の一方の部分(111b)を配置した請求項19に記載のアンテナ装置。
  21. 加熱導体(9)の少なくとも一部を等電位領域に接続する少なくとも1つの二次導線(15)を備える請求項1〜20の何れか1項に記載のアンテナ装置。
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