JP2011517022A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. ボタン電池の製造方法であって、
   電池筐体が複数の部品で組み立てられ、
   硬化された状態で電気的絶縁特性を有する少なくとも一つの反応性ポリマー前駆物質が、少なくとも一つの筐体部品に適用され、そこで硬化されて、筐体をシールして筐体の部品を互いに絶縁するポリマーフィルムを生成し、かつ
   少なくとも一つのポリマー前駆物質が、組み立てられた筐体において、筐体部品の接触領域で、筐体部品間の層として配置されるように、少なくとも一つの筐体部品に適用される製造方法。
2. 少なくとも一つのポリマー前駆物質が、硬化された状態において、疎水性を有するように選択されることを特徴とする、請求項１に記載の方法。
3. 少なくとも一つのポリマー前駆物質が、硬化された状態において、炭酸塩に基づく、水溶性アルカリ電解質および／または有機電解質に対して、化学的に不活性であることを特徴とする、請求項１または２に記載の方法。
4. 少なくとも一つのポリマー前駆物質が、熱および／または照射によって硬化できることを特徴とする、請求項１〜３のいずれかに記載の方法。
5. ポリマー前駆物質として、有機ポリマーの前駆物質が適用されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれかに記載の方法。
6. ポリマー前駆物質として、パリレン前駆物質が適用されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれかに記載の方法
7. ポリマー前駆物質として、無機・有機コポリマーの前駆物質が適用されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれかに記載の方法。
8. ポリマー前駆物質として、オルモーサー(ormocer)前駆物質が適用されることを特徴とする、請求項１〜４のいずれかに記載の方法。
9. 少なくとも一つのポリマー前駆物質が、筐体の組み立て後に硬化されることを特徴とする、請求項１〜８のいずれかに記載の方法。
10. 電池筐体が、金属部品から組み立てられることを特徴とする、請求項１〜９のいずれかに記載の方法。
11. 筐体が、セルカップおよびセルリッドから組み立てられることを特徴とする、請求項１〜１０のいずれかに記載の方法。
12. 少なくとも一つのポリマー前駆物質が、セルカップおよび／またはセルリッドの末端領域を覆うように、セルカップおよび／またはセルリッドに適用されることを特徴とする、請求項１１に記載の方法。
13. 少なくとも２部品の筐体を含むボタン電池において、
    前記筐体が、１０μｍ〜１００μｍの平均の厚さの電気的非導電性ポリマーフィルムによりシールされていることを特徴とし、該ポリマーフィルムが筐体部品間に配置され、これらを電気的に互いに絶縁しているボタン電池。
14. ポリマーフィルムが３０μｍ〜５０μｍの平均の厚さであることを特徴とする、請求項１３に記載のボタン電池。
15. 筐体部品が、ポリマーフィルムで覆われる末端領域を有することを特徴とする、請求項１３または１４に記載のボタン電池。
16. ポリマーフィルムが、有機ポリマーを含むことを特徴とする、請求項１３〜１５のいずれかに記載のボタン電池。