JP2011513530A5

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Publication number: JP2011513530A5
Application number: JP2010548237A
Authority: JP
Filing date: 2009-02-27
Publication date: 2012-03-15
Anticipated expiration: 2029-02-27

Claims

下記の一般式（１）の化合物の使用であり：

ここで、
Ｒ₁は、一般式（４）〜（１３）の部分またはこれらの２種もしくは３種以上の組み合わせの群から選択される１種または２種以上の芳香族炭化水素部分を含む基を表し：

ここで、ｎは≧１であり、
ＡはＯまたはＳを表し、ＢはＯまたはＳを表し、前記ＡおよびＢはそれぞれ独立して選択され、
部分（２８）では、Ｘは、Ｃ、Ｓｉ、Ｇｅ、ＳｎまたはＰｂのいずれか１つから選択され、
置換基Ｒ₂は、水素（Ｈ）、アルカン、アルコキシ、シクロアルキル、アルキル、ハライド、ハロゲン、ヘテロ環、

（ここで、ｎ≧０）を表し、
Ｒ₃〜Ｒ₂₄は、水素（Ｈ）、水酸基、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アラルキル、アルキルチオ、アルキルハライドまたはハロゲンを表し、そして、
一般式（１）の前記化合物は、金属含有増感色素のリガンドとして使用される一般式（１）の化合物の使用。
一般式（１）の前記化合物が、以下の一般式（ＩＩ）〜（ＩＶ）および（ＶＩ）：

のいずれか１つによる化合物から選択され、
ここで、Ｒ₂は、上記に規定されているものである請求項１に記載の使用。
有機金属化合物中の金属原子に対するリガンドとしての、請求項１または２に規定された一般式（Ｉ）の化合物の使用。
色素中のリガンドとしての、請求項１または２に規定された一般式（Ｉ）の化合物の使用。
一般式（Ｉ）の前記化合物は、色素増感光電変換素子の色素増感剤中のリガンドとして使用される請求項１〜４のいずれか１項に記載の使用。
一般式（３５）：
ＭＬ ₁ Ｌ ₂ （Ｌ ₃ ） ₂ （３５）
（ここで、
Ｍは、金属原子Ｒｕであり、
Ｌ ₁ は、請求項１または２に記載の化合物から選択されるリガンドであり、
Ｌ ₂ は、一般式（３６）：

のアンカーリガンド（anchoring ligand）であり、
ここで、Ｒ ₃₀ およびＲ ₃₁ は、前記ビピリジンの位置４、４’の炭素原子を置換するアンカー基−ＣＯＯＨであり、
Ｌ ₃ は、スペクテーターリガンド（spectator ligand）である）の色素。
以下の化合物（４１）〜（４３）：

のいずれか１つから選択される請求項６に記載の色素。
色素増感光電変換素子中の増感剤としての、請求項６または７に記載の色素の使用。
請求項１または２に規定されている一般式（Ｉ）の化合物および／または請求項６または７に記載の色素を含む光電変換素子。
半導体材料（４）を含む光吸収層（３）と、請求項６または７に記載の色素および／または請求項１または２に記載の化合物を含む色素層（５）を含み、前記光吸収層（３）へ吸収される色素層（５）とを含む請求項９に記載の素子。
前記半導体材料（４）は、多孔質構造を有する層を含む請求項１０に記載の素子。
少なくとも１つの基板（１）、電極（２）、対向電極（７）および電荷輸送層（６）をさらに含み、前記電荷輸送層は、前記対向電極（７）と前記色素層（５）との間に備えられている請求項１０または１１に記載の素子。
前記電荷輸送層は、（ａ）電気伝導性ホールおよび／または電子輸送材料、または（ｂ）電解質を含む請求項９〜１２のいずれか１項に記載の素子。
前記電解質は、２種または３種以上のイオン液体を含む、および／または実質的に溶媒を有さない請求項９〜１３のいずれか１項に記載の素子。
半導体材料を含む層（４）を含み、前記層（４）は、任意選択的に１層または２層以上の副層からなり、前記半導体層は２０μｍ未満の厚みを有する請求項９〜１４のいずれか１項に記載の素子。