JP2011512508A - 共通の蒸発器コイルと伴に複数の冷媒および冷却ループを用いた熱エネルギ蓄積および冷却システム - Google Patents

共通の蒸発器コイルと伴に複数の冷媒および冷却ループを用いた熱エネルギ蓄積および冷却システム Download PDF

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パーソネット ブライアン
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Abstract

開示されるのは共通の蒸発器コイルを用いた複数の凝縮ユニットを有する冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムのための方法および装置である。開示された実施形態は、向上された信頼性、低コストのコンポーネント、および低減された消費電力、および組み込みの容易さを有する冷媒ベースの氷蓄積システムである。

Description

関連出願の相互参照
本願は、2008年2月15日に出願された、発明の名称が「共通の蒸発器コイルと伴に複数の冷媒および冷却ループを用いた熱エネルギ蓄積および冷却システム」である米国暫定出願第61/029,156号に基づき、その利益を主張し、その全開示が、その開示および教示の参照により具体的に組み込まれている。
最大要求消費電力における需要増大に伴い、エアコンディショナの負荷をオフピーク時刻および料金にシフトするために蓄氷(ice storage)が用いられている。負荷をピークからオフピーク期間にシフトするだけでなく、エアコンディショニングユニットの能力および効率を増大させる要求も存在する。エネルギ蓄積システムを有する現在のエアコンディショニングユニットは、大規模な商業的ビルディングにおいてのみ実際的な水冷却器の信頼性を含む種々の欠点のために限られた成功しか収めておらず、高効率の達成は困難である。大規模および小規模な商業的ビルディングにおいて熱エネルギ蓄積の利点を商業化するためには、熱エネルギ蓄積システムは、製造コストを最小化し、変化する運転環境下で最大の効率を維持し、実施および運転の影響を最小化し、複数の冷蔵またはエアコンディショニングアプリケーションに適している必要がある。
蓄熱エネルギを提供するシステムは、従来より以下において熟慮されてきた。
米国特許第4,735,064号明細書
米国特許第5,225,526号明細書(以上、共にHarry Fischer)
米国特許第5,647,225号明細書(Fischer他)
米国特許第7,162,878号明細書(Narayanamurthy他)
米国特許出願公開第/号明細書
米国特許出願公開第11/112,861号明細書(2005年4月22日、Narayanamurthy他)
米国特許出願公開第11/138,762号明細書(2005年5月25日、Narayanamurthy他)
米国特許出願公開第11/208,074号明細書(2005年8月18日、Narayanamurthy他)
米国特許出願公開第11/284,533号明細書(2005年11月21日、Narayanamurthy他)
米国特許出願公開第11/610,982号明細書(2006年12月14日、Narayanamurthy)
米国特許出願公開第11/837,356号明細書(2007年8月10日、Narayanamurthy他)
米国特許出願公開第60/990,685号明細書(2007年11月28日、Narayanamurthy他)
これらの全ての特許は、エアコンディショニングの負荷を電気料金のピークからオフピークシフトして経済的正当化(economic justification)を提供するために蓄氷を利用し、その全ての教示および開示は参照によりここに組み込まれている。
本発明の実施例は、
冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
第1の冷媒を含み、
第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な流体が充填されるタンク内に配置された、蒸発器として働く第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記流体を冷却し、上記タンク内の上記流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
を有する第1の冷媒ループと、
第2の冷媒を含み、
第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、
上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構、および
上記第2の膨張機構と上記第2の凝縮ユニットとの間に接続された負荷熱交換器
を有する第2の冷媒ループと、
冷却された上記流体と上記第2の冷媒との間の熱結合を促進し、上記第2の冷媒のエンタルピを減少させ、暖められた流体を上記タンクに戻す絶縁熱交換器と
を備える。
また、本発明の実施例は、
冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
第1の冷媒を含み、
第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な流体が充填されるタンク内に配置された、蒸発器として働く第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記流体を冷却し、上記タンク内の上記流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
を有する第1の冷媒ループと、
第2の冷媒を含み、
第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、
上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構、および
上記第2の膨張機構と上記第2の凝縮ユニットとの間に接続された負荷熱交換器
を有する第2の冷媒ループと、
熱移動材料を含み、
冷却された上記流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記流体を上記タンクに戻す絶縁熱交換器、および
上記熱移動材料と上記第2の冷媒との間の熱結合を促進し、上記第2の冷媒のエンタルピを減少させ、温められた上記熱移動材料を上記絶縁熱交換器に戻す補助冷却熱交換器
を有する冷却ループと
を備える。
また、本発明の実施例は、
冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
第1の冷媒を含み、
第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な流体が充填されるタンク内に配置された、蒸発器として働く第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記流体を冷却し、上記タンク内の上記流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
を有する第1の冷媒ループと、
第2の冷媒を含み、
第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、および
上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構
を有する第2の冷媒ループと、
熱移動材料を含み、
冷却された上記流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記流体を上記タンクに戻す第1の絶縁熱交換器、
上記第2の冷媒と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記第2の冷媒を上記第2のコンプレッサに戻す第2の絶縁熱交換器、および
上記熱移動材料の冷却能力を熱負荷に移動させる負荷熱交換器
を有する冷却ループと
を備える。
また、本発明の実施例は、
冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
第1の冷媒を含み、
第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な第1の流体が充填される第1のタンク内に配置された、蒸発器として働く第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記第1の流体を冷却し、上記第1のタンク内の上記第1の流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
を有する第1の冷媒ループと、
第2の冷媒を含み、
第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、
上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構、および
上記第2の膨張機構と上記第2の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な第2の流体が充填される第2のタンク内に配置された、蒸発器として働く第2熱交換器であって、上記第2のコンデンサからの上記第2の冷媒からの熱移動を促進して、上記第2の流体を冷却し、上記第2のタンク内の上記第2の流体の少なくとも一部を凍らせる上記第2熱交換器
を有する第2の冷媒ループと、
熱移動材料を含み、
冷却された上記第1の流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記第1の流体を上記第1のタンクに戻す第1の絶縁熱交換器、
冷却された上記第2の流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記第2の流体を上記第2のタンクに戻す第2の絶縁熱交換器、および
上記熱移動材料の冷却能力を熱負荷に移動させる負荷熱交換器
を有する冷却ループと
を備える。
また、本発明の実施例は、
熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
第1の冷媒を、第1の高圧冷媒を生成する第1のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
上記第1の高圧冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な流体を収容する(containing)タンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を、第1熱交換器内の第1の冷媒と伴に冷却するステップと、
第1の期間に、上記タンク内で、上記流体の一部を凍らせて、氷と冷却された流体とを形成するステップと、
第2の冷媒を第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させ、第2の高圧冷媒を生成するステップと、
第2の期間に、上記第2の高圧冷媒を、負荷熱交換器内で膨張させて、負荷を冷却するステップと、
上記冷却された流体から、上記第2の冷媒ループ内の上記第2の冷媒に冷却を伝達させるステップと、
第3の期間に、上記第2の冷媒から、上記負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと
を有する。
また、本発明の実施例は、
熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
第1の冷媒を、第1の高圧冷媒を生成するために第1のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
上記第1の高圧冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な流体を収容する(containing)タンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を、第1熱交換器内の第1の冷媒と伴に冷却するステップと、
第1の期間に、上記タンク内で、上記流体の一部を凍らせて、氷と冷却された流体とを形成するステップと、
第2の冷媒を第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させ、第2の高圧冷媒を生成するステップと、
第2の期間に、上記第2の高圧冷媒を、負荷熱交換器内で膨張させて、負荷を冷却するステップと、
上記冷却された流体から、冷却ループ内の熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
上記第2の冷媒が上記第2のエアコンディショナから流出した後に、上記熱移動材料から、上記第2の冷媒に冷却を伝達させて、上記第2の冷媒のエンタルピを減少させるステップと、
第3の期間に、上記第2の高圧冷媒を、上記負荷熱交換器内で膨張させて、負荷を冷却するステップと
を有する。
また、本発明の実施例は、
熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
第1の冷媒を、第1の高圧冷媒を生成するために第1のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
上記第1の高圧冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な流体を収容する(containing)タンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を、第1熱交換器内の第1の冷媒と伴に冷却するステップと、
第1の期間に、上記タンク内で、上記流体の一部を凍らせて、氷と冷却された流体とを形成するステップと、
第2の冷媒を第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
上記第2の冷媒を膨張させるステップと、
上記第2の冷媒から、冷却ループ内の熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
第2の期間に、上記熱移動材料から、負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと、
上記冷却された流体から、上記冷却ループ内の熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
第3の期間に、上記熱移動材料から、上記負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと
を有する。
また、本発明の実施例は、
熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
第1の冷媒を、第1の高圧冷媒を生成するために第1のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
上記第1の高圧冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な第1の流体を収容する(containing)第1のタンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を、第1熱交換器内の第1の冷媒と伴に冷却するステップと、
第1の期間に、上記第1のタンク内で、上記第1の流体の一部を凍らせて、第1の氷と第1の冷却された流体とを形成するステップと、
第2の冷媒を、第2の高圧冷媒を生成するために第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
上記第2の高圧冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な第2の流体を収容する(containing)第2のタンク内に強制された(constrained)第2熱交換器を冷却するステップと、
第2の期間に、上記第2のタンク内で、上記第2の流体の一部を凍らせて、第2の氷と第2の冷却された流体とを形成するステップと、
上記第1の冷媒から、冷却ループ内の熱移動材料に、冷却を伝達するステップと、
第3の期間に、上記熱移動材料から、負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと、
上記第2の冷媒から、上記冷却ループ内の上記熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
第4の期間に、上記熱移動材料から、上記負荷熱交換器を冷却するステップと
を有する。
複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態を示す。 複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの他の実施形態の構成を示す。 補助冷却の第2冷却ループを伴う複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態を示す。 絶縁された蓄熱ユニット、および補助冷却の第2冷却ループを伴う複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態の構成を示す。 絶縁された蓄熱ユニット、および絶縁された第2冷媒ループを伴う複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システム実施形態の構成を示す。 絶縁された第1および第2冷却ループを伴う複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態の他の構成を示す。
本発明は、様々な異なる形で具現化する余地があるが、その特定の実施形態が、本開示が発明の原理の実例として考慮され、本発明は述べられた特定の実施形態に限定されないことの理解の下に、図示され、ここで詳細に述べられる。
図1は、複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態を示す。本実施形態は、蓄積容器またはURMV146(総合冷媒管理容器)の有無に係わらず機能することができ、図1に描かれるように、第1のエアコンディショナユニット(#1)102を有する第1冷媒ループの所定の位置に上記容器を有し、第2のエアコンディショナユニット(#2)103を有する第2冷媒ループにはURMVを有していない。図1に示すように、第1のエアコンディショナユニット(#1)102は、コンプレッサ110を用いて、低温、低圧の冷媒ガスを高温、高圧のガスに圧縮する。次に、コンデンサ111は、ガス中の多量の熱を除去して大気中に放出する。冷媒は、温かい高圧の液体の冷媒としてコンデンサ111から流出し、高圧液体供給ライン112を介して、膨張機構130を含む冷媒管理・分配システム104、およびオプショナルな蓄積容器または収集器および多相冷媒の相分離器として働くURMV146に送られる。上記膨張機構130は、通常のまたは他の熱膨張弁、混合相調節器およびサージベッセル(リザーバ)などであってもよい。液体の冷媒は、URMV146から蓄熱ユニット106(熱エネルギ蓄積ユニット)に送られる。絶縁タンク140内の第1熱交換器160は、下部ヘッダアセンブリ156からディスチャージ/フリージングコイル142を介して上部ヘッダアセンブリ154に供給される冷媒を膨張させる。低圧、気相および液体の冷媒は、次に、低圧戻りライン118を介してURMV146およびコンプレッサ110に戻されて、第1冷媒ループが完了する。
図1に示すように、蓄熱ユニット106は、液相材料152および/または固相材料153(現在のシステムモードに依存した流体(fluid)/氷)に囲まれた第1熱交換器160を収容する絶縁タンク140を含む。第1熱交換器160は、さらに、直列に接続されたディスチャージ/フリージングコイル142によって上部ヘッダアセンブリ154に接続され、絶縁タンク140内で流体/気体ループを形成する下部ヘッダアセンブリ156を含む。上部および下部ヘッダアセンブリ154,156は、蓄熱ユニット106の外部のインレットおよびアウトレット接続に連通する。
図1に示される実施形態は、蓄熱ユニット106のための第1冷却ソースとしてのエアコンディショナユニット(#1)102を用いる。開示された実施形態のこの部分は、2つの主要な動作モード、製氷(チャージング)および融氷(冷却)モードで機能する。
製氷モードでは、圧縮された高圧の冷媒が、エアコンディショナユニット(#1)102から高圧液体供給ライン112に流出し、膨張機構130およびURMV146を介して、蓄熱ユニット106を冷却するために送り込まれ、そこで、下部ヘッダアセンブリ156を介して第1熱交換器160に流入し、蒸発器として働くフリージングコイル142に供給される。冷却(cooling)は、フリージングコイル142から、周囲の、絶縁タンク140に封入された液相材料152に伝達され、フリージングコイル142を取り囲む固相材料153(氷)のブロックを生成することができ、このプロセスにおいて熱エネルギが蓄積される。温かい液体および気相(vapor phase)の冷媒は、フリージングコイル142から上部ヘッダアセンブリ154に流出し、蓄熱ユニット106を出て、低圧戻りライン118を介して、URMV146、そしてエアコンディショナユニット(#1)102に戻り、コンプレッサ110に送り込まれて、再度、コンデンサ111によって液体に凝縮される。
融氷モードでは、絶縁タンク140内で流体は完全には凍らず、それゆえ、多量の流体(液相材料152)は継続的に氷のブロック(固相材料153)を取り囲む。タンクの底では、この流体は媒体の氷点に非常に近く、この液相材料152は、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ121によって絶縁熱交換器162の1次側に推進され、そこで、冷却が、第2の冷却ループを含む2次側に伝達される。温かい液相材料152は、次に、絶縁タンク140の上部に戻され、そこでタンク内の媒体によって再度冷却される。
絶縁熱交換器162の2次側は、冷媒を含み、1次側によって冷却された温かい蒸気または液体/蒸気の混合体は、熱交換器から流出し、オプショナリに冷媒レシーバ190に受け入れられ/貯留され、熱サイフォンまたはオプショナル冷媒ポンプ120によって、チェックバルブ(CV−2)166を介して負荷熱交換器122に推進され、冷却が負荷に伝達される。負荷熱交換器122から流出した温かい冷媒は、チェックバルブ(CV−1)164を介して絶縁熱交換器162の2次側に戻り、再度冷却される。チェックバルブ(CV−1)164は、絶縁熱交換器162への戻りライン中の冷媒のチャージバランスおよび圧力の均一化を助けるためにバイパス細管165を含んでもよい。
図1の実施形態には、低温、低圧の冷媒ガスを高温、高圧のガスに圧縮する追加のコンプレッサ114を用いる第2のエアコンディショナユニット(#2)103による追加の冷却が設けられている。次に、コンデンサ116は、ガス中の多量の熱を除去して大気中に放出する。冷媒は、温かい高圧の液体の冷媒としてコンデンサ116から流出し、高圧液体ライン113に送られる。液体の冷媒は、次に、チェックバルブ(CV−3)168から膨張弁170を介して負荷熱交換器122に送られる。上記膨張機構170は、通常の熱膨張機構(TXV)、電気式膨張機構(EEV)、または同様の圧力調節機構であり得る。
冷却が蓄熱ユニット106によって行われる場合には、チェックバルブ(CV−3)168は、膨張弁170からの逆流を防止するように作用する。冷媒は、膨張弁170から流出すると、負荷熱交換器122に流れ、冷却が冷却負荷に伝達される。温かい蒸気または液体/蒸気の混合体は、負荷熱交換器122から流出し、サクションライン119を介し、ソレノイドバルブ(SV−1)180を通過してエアコンディショナ(#2)103に戻り、コンプレッサ114に送り込まれて、再度、コンデンサ116によって液体に凝縮される。(SV−1)180の機能は、蓄熱ユニット106が作動する際にサクションライン119を介した逆流を防ぐことである。
冷媒の温度は、負荷熱交換器122から流出する際に、膨張弁170に接続された温度センサ172によって検出されてもよい。この検出位置での冷媒の温度は、膨張弁170と組み合わせたフィードバックおよび調節メカニズムとして働き得る。もし、温度センサ172が、冷媒の温度が高すぎることを検出すると、膨張弁170は、圧縮された冷媒の膨張の割合を増大させるように応答する。一方、もし、温度センサ172が、冷媒の温度が低すぎることを検出すると、膨張弁170は、圧縮された冷媒の膨張の割合を低下させるように応答する。このように、冷却負荷に送られる冷却の程度が調節される。
(SV−2)およびバイパス細管を有する追加のループは、様々なモードにおける冷媒のバランスを考慮したものである。エアコンディショナ(#2)103が冷却しているときには、しばしばサクションライン119内の圧力が絶縁熱交換器162内よりも低くなる。そこで、(CV−1)164が、コンプレッサ114への多量の冷媒の逆流を防止するために働く。バイパス細管165は、製氷の間、119と絶縁熱交換器162との間の吸い込みラインの圧力を均一にするために働き、エアコンディショナ(#2)103から全冷媒が排出されないことを確実にする。
第2のエアコンディショナユニット(#2)103による追加の冷却は、第1のエアコンディショナユニット(#1)102によって運転される製氷または融氷モードの何れの空間冷却運転も入れ替え、増大、または追加が可能である。例えば、システムは、第2のエアコンディショナユニット(#2)103が停止し、または第2のエアコンディショナユニット(#2)103が蓄熱ユニット106または負荷熱交換器122の冷却を行う間に、第1のエアコンディショナユニット(#1)102が蓄熱ユニット106に冷却を行う製氷モードであり得る。さらに、システムは、第1のエアコンディショナユニット(#1)102が停止し、蓄熱ユニット106から負荷熱交換器122に対して冷却が行われる融氷モードであり得る。この状況では、第2のエアコンディショナユニット(#2)103は、停止するか、または第2のエアコンディショナユニット(#2)103が負荷熱交換器122を追加で直接冷却してもよく、これによって、蓄熱ユニット106によって行われる冷却の程度が増大する。さらに、上記システムは、第1のエアコンディショナユニット(#1)102が蓄熱ユニット106を冷却する製氷モードであり、第2のエアコンディショナユニット(#2)103が負荷熱交換器122を直接冷却する製氷/直接冷却モードであり得る。このように、単一のシステムによって、種々の冷却、環境的、および経済的変数を満足させるために、幅広く様々な冷却動作(responses)が達成(delivered)され得る。
この可変性は、システム内のコンプレッサおよびコンデンサコンポーネントの特定のサイジングによって、さらに拡張され得る。大小1台ずつのエアコンディショナユニット(典型的に、従来の後付の既製品のコンポーネント)を備えることにより、より高いシステムの冷却の効率を提供するためのモードの組み合わせによって、正確な負荷がマッチされ得る。さらに、2台のエアコンディショナユニットは、従来のパッケージ化されたユニットであり得、例えば、1つのハウジング内の各ユニットが第1のエアコンディショナユニット(#1)102、および第2のエアコンディショナユニット(#2)103を提供する従来の1つの屋上ユニットであり得る。
図2に示す実施形態は、エアコンディショナユニット(#1)102と蓄熱ユニット106との間で冷却が行われる独立の冷却ループを用いて動作する蓄熱ユニット106を示す。本実施形態は、蓄積容器またはURMV146(総合冷媒管理容器)の有無に係わらず機能することができ、図2に描かれるように、第1冷媒ループに上記容器を有している。この例では、収集器および多相冷媒の相分離器として働く蓄積器または総合冷媒管理容器(URMV)146は、流体的に蓄熱ユニット106およびエアコンディショナユニット102の両方に接続されている。
本実施形態は、4つの主要な動作モード、すなわち、製氷(チャージング)、融氷(冷却)、融氷/ブースト(高能力冷却)、およびバイパスモードで機能する。エアコンディショナユニット(#1)102を用いる第1冷媒ループにおける製氷モードは、図1と同じである。
融氷モードでは、絶縁タンク140内で流体は完全には凍らず、それゆえ、多量の流体(液相材料152)は継続的に氷のブロック(固相材料153)を取り囲む。タンクの底では、この流体は媒体の氷点に非常に近く、この液相材料152は、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ121によって絶縁熱交換器162の1次側に推進され、そこで、冷却が、第2の冷却ループを含む2次側に伝達される。温かい液相材料152は、次に、絶縁タンク140の上部に戻され、そこでタンク内の媒体によって再度冷却される。
絶縁熱交換器162の2次側は、冷媒を含み、1次側によって冷却された温かい蒸気または液体/蒸気の混合体は、熱交換器から流出し、熱サイフォンまたはオプショナル冷媒ポンプ120によって、3方弁(3WV−2)188を介して負荷熱交換器122に推進され、冷却が負荷に伝達される。負荷熱交換器122から流出した温かい冷媒は、3方弁(3WV−1)186を介して絶縁熱交換器162の2次側に戻り、再度冷却される。
融氷/ブースト(高能力冷却)モードでは、エアコンディショナユニット(#1)102によって駆動される第1冷媒ループは、再度冷却を続けることができ、シャットダウンされることができ、または切り離されることができる(バルブは不図示)。蓄熱ユニット106からの融氷によってなされる冷却に加えて、エアコンディショナユニット(#2)103は、負荷熱交換器122に提供される冷却を追加的に増強するように動作し得る。エアコンディショナユニット(#2)103は、動作時には、コンプレッサ114を用いて、低温、低圧の冷媒ガスを高温、高圧のガスに圧縮する。次に、コンデンサ116は、ガス中の多量の熱を除去して大気中に放出する。冷媒は、温かい高圧の液体の冷媒としてコンデンサ116から流出し、高圧液体供給ライン113を介して、オプショナルな冷媒レシーバ190およびソレノイドバルブ(SV−1)180を介して、膨張弁170に送られる。この第2の膨張機構170は、膨張機構130と同様に、通常のまたは他の熱膨張弁、混合相調節器およびサージベッセル(リザーバ)などであってもよい。
冷媒は、膨張弁170によって計量され調節され、3方弁188に送られる。冷媒は、3方弁188から流出すると、負荷熱交換器122に流れ、冷却が冷却負荷に伝達される。温かい蒸気または液体/蒸気の混合体は、負荷熱交換器122から流出し、冷媒の温度は、膨張弁170に接続された温度センサ172によって検出される。この検出位置での冷媒の温度は、膨張弁170と組み合わせたフィードバックおよび調節メカニズムとして働き、これによって、冷却負荷に送られる冷却の量が制御される。
冷媒は、次に、3方弁(3WV−1)186によって制御され、冷媒は、サクションライン119に向けられて、エアコンディショナ(#2)103に戻され、コンプレッサ114に送られ、コンデンサ116によって再度液体に凝縮され、および/または絶縁熱交換器162の2次側に向けられる。
連携して動作する蓄熱ユニット106、およびエアコンディショナユニット(#2)103の両方によって、システム内で非常に高い冷却能力が実現される。このブーストモードは、図2に示すような共用の冷媒ラインによって、または、絶縁熱交換器162(蓄熱ユニット106によって冷却される)と、エアコンディショナユニット(#2)103とが、負荷熱交換器122に/から独立に配管(plumbed)され得る分離された冷媒ラインの組(不図示)によって達せられる。このタイプの実施形態は、また、複数の冷却コイルまたは小分割(mini-split)蒸発器を含む負荷熱交換器に好適である。
さらに、上記システムは、また、エアコンディショナユニット(#2)103が、蓄熱ユニット106またはエアコンディショナユニット(#1)102の補助なしに、通常のエアコンディショニングを負荷熱交換器122に供給するために動作し得るバイパスモードで運転され得る。
図3は、補助冷却第2冷却ループを有する、複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態を示す。図1、および図2の実施形態のように、本実施形態は、第1冷媒ループにおける蓄積容器またはURMV146(総合冷媒管理容器)の有無に係わらず機能することができ、図3に描かれるように、所定の位置に上記容器を有する。本実施形態は、3つの主要な動作モード、すなわち、製氷(チャージング)、融氷/補助冷却(高能力冷却)モード、およびバイパスモードで機能する。エアコンディショナユニット(#1)102を用いる第1冷媒ループにおける製氷モードは、図1と同じである。
融氷/補助冷却(高能力冷却)モードでは、エアコンディショナユニット(#1)102によって駆動される第1冷媒ループは、再度冷却を続けることができ、またはシャットダウンされることができる。本実施形態では、蓄熱ユニット106からの融氷によってもたらされる冷却は、エアコンディショナ(#2)103から流出する冷媒の補助冷却に用いられ、これによって、冷媒の冷却能力を増大させ、結局、エアコンディショナ(#2)103の冷却能力を増大させる。
このモードでは、絶縁タンク140内で流体は完全には凍らず、それゆえ、多量の流体(液相材料152)は継続的に氷のブロック(固相材料153)を取り囲む。タンクの底では、この流体は媒体の氷点に非常に近く、この液相材料152は、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ120によって補助冷却熱交換器163の1次側に推進され、そこで、冷却が、熱交換器の2次側に伝達される。冷却は補助冷却熱交換器163の2次側に伝達され、絶縁熱交換器162の2次側に戻り、再度冷却される。補助冷却熱交換器163の2次側は、エアコンディショナ(#2)103によって圧縮され、凝縮されて、液体ライン113を介して、オプショナルな冷媒レシーバ190およびソレノイドバルブ(SV−1)180を介して、送られた冷媒である。一旦、冷却が、蓄熱ユニット106から、エアコンディショナユニット(#2)103により生成された冷媒に伝達され、補助冷却された冷媒は、膨張機構131に送られる。
補助冷却された冷媒は、膨張機構131によって計量され調節され、負荷熱交換器122に送られて、冷却が冷却負荷に伝達される。温かい蒸気または液体/蒸気の混合体は、負荷熱交換器122から流出し、サクションライン119を経由してエアコンディショナ(#2)103に戻され、コンプレッサ114に送り込まれて、再度、コンデンサ116によって液体に凝縮される。
バイパスモードでは、エアコンディショナ(#2)103は動作するが、しかし、補助冷却熱交換器163は、エアコンディショナ(#2)103から流出する冷媒に補助冷却をもたらすために用いられず、システムは、従来のエアコンディショニングシステムとして動作する。このバイパスの期間は、エアコンディショナ(#1)103は、蓄熱ユニット106をチャージするために(製氷)作動してもよく、またはスイッチオフされてもよい。
図4は、絶縁された第2の冷媒ループを有する、複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態を示す。図1の実施形態のように、本実施形態は、第1冷媒ループにおける蓄積容器またはURMV146(総合冷媒管理容器)の有無に係わらず機能することができ、図4に描かれるように、所定の位置に上記容器を有する。本実施形態は、3つの主要な動作モード、すなわち、製氷(チャージング)、融氷/補助冷却(高能力冷却)モード、およびバイパスモードで機能する。エアコンディショナユニット(#1)102を用いる第1冷媒ループにおける製氷モードは、図1と同じである。
融氷/補助冷却(高能力冷却)モードでは、エアコンディショナユニット(#1)102によって駆動される第1冷媒ループは、冷却を続けることができ、シャットダウンされることができ、または切り離されことができる。本実施形態では、蓄熱ユニット106からの融氷によってもたらされる冷却は、絶縁熱交換器162、および補助冷却熱交換器163を経由して、エアコンディショナ(#2)103から流出する冷媒の補助冷却に用いられ、これによって、冷媒の冷却能力を増大させ、結局、エアコンディショナ(#2)103の冷却能力を増大させる。
このモードでは、絶縁タンク140内で流体は完全には凍らず、それゆえ、多量の流体(液相材料152)は継続的に氷のブロック(固相材料153)を取り囲む。タンクの底では、この流体は媒体の氷点に非常に近く、この液相材料152は、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ121によって絶縁熱交換器162の1次側に推進され、そこで、冷却が、補助冷却ループを含む2次側に伝達される。温かい液相材料152は、次に、絶縁タンク140の上部に戻り、再度、タンク内の媒体によって冷却される。
絶縁熱交換器162の2次側の補助冷却ループは、絶縁熱交換器162の1次側によって冷却される熱伝達材料(冷媒またはクーラント)を含む。上記熱伝達材料は、ループ内で、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ120によって補助冷却熱交換器163の1次側に推進され、冷却が補助冷却熱交換器163の2次側に伝達される。冷却は補助冷却熱交換器163の2次側に伝達され、絶縁熱交換器162の2次側に戻り、再度冷却される。補助冷却熱交換器163の2次側は、
第2の冷媒ループと熱的に通じ、冷媒は、エアコンディショナ(#2)103によって圧縮され、凝縮されて、液体ライン113を介して、オプショナルな冷媒レシーバ190およびソレノイドバルブ(SV−1)180を介して、送られる。一旦、冷却が、蓄熱ユニット106から、エアコンディショナユニット(#2)103の下流の第2冷媒ループ中の冷媒に伝達され、補助冷却された冷媒は、膨張機構131に送られる。
補助冷却された冷媒は、膨張機構131によって計量され調節される。上記膨張機構131は、通常のまたは他の熱膨張弁、混合相調節器およびサージベッセル(リザーバ)などであってもよい。冷媒は、膨張機構131から流出すると、負荷熱交換器122に流れ、冷却が冷却負荷に伝達される。温かい蒸気または液体/蒸気の混合体は、負荷熱交換器122から流出し、サクションライン119を経由してエアコンディショナ(#2)103に戻され、コンプレッサ114に送り込まれて、再度、コンデンサ116によって液体に凝縮される。
バイパスモードでは、エアコンディショナ(#2)103は、蓄熱ユニット106からの補助冷却の影響なく動作する。このモードでは、エアコンディショナユニット(#1)102は、製氷を続けることができ、シャットダウンされることができ、または図示しないバルブによって切り離されることができる。
図5は、絶縁された負荷冷却ループを有する、複数の凝縮ユニットと伴に共通の蒸発器コイルを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態を示す。図1の実施形態のように、本実施形態は、第1冷媒ループにおける蓄積容器またはURMV146(総合冷媒管理容器)の有無に係わらず機能することができ、図5に描かれるように、エアコンディショナ(#1)102を有して蓄熱ユニット106に冷却をもたらす第1冷媒ループのために、所定の位置に上記容器を有する。本実施形態は、4つの主要な動作モード、すなわち、製氷(チャージング)、融氷(冷却)、融氷/ブースト(高能力冷却)、および絶縁バイパスモードで機能する。エアコンディショナユニット(#1)102を用いる第1冷媒ループにおける製氷モードは、図1と同じである。
融氷モードでは、絶縁タンク140内で流体は完全には凍らず、それゆえ、多量の流体(液相材料152)は継続的に氷のブロック(固相材料153)を取り囲む。タンクの底では、この流体は媒体の氷点に非常に近く、この液相材料152は、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ121によって絶縁熱交換器162の1次側に推進され、そこで、冷却が、負荷冷却ループ190を含む2次側に伝達される。温かい液相材料152は、次に、絶縁タンク140の上部に戻され、そこでタンク内の媒体によって再度冷却される。
絶縁熱交換器162ループの1次側によって冷却された熱伝達材料(冷媒またはクーラント)は、負荷冷却ループ190内で熱サイフォン、またはオプショナルポンプ120によって負荷熱交換器122に推進され、そこで、冷却が負荷に伝達される。温かい流体、蒸気、または液体/蒸気の混合体の冷媒またはクーラントは、負荷熱交換器122から流出して絶縁熱交換器162の2次側に戻り、タンク内の媒体から冷却をもたらす蓄熱ユニット106によって送られる絶縁熱交換器162の1次側により再度冷却される。
融氷/ブースト(高能力冷却)モードでは、エアコンディショナユニット(#1)102によって駆動される第1冷媒ループは、再度冷却を続けることができ、シャットダウンされることができ、または切り離されことができる(バルブは不図示)。融氷によって蓄熱ユニット106からもたらされる冷却に加えて、エアコンディショナユニット(#2)103は、負荷熱交換器122に供給される冷却を追加的に増強するように動作し得る。動作時には、エアコンディショナユニット(#2)103は、温かい高圧の液体としてコンデンサ116から流出し、高圧液体供給ライン113を介して、オプショナルな冷媒レシーバ190およびソレノイドバルブ(SV−1)180を介して、膨張機構131を介して、そして絶縁熱交換器174の1次側を介して送られる冷媒を生成する。絶縁熱交換器165の2次側に冷却を伝達した後、温かい冷媒/クーラントは、サクションライン119を介してエアコンディショナユニット(#2)103に戻る。ここで、冷媒はコンプレッサ114によって圧縮され、コンデンサ116によって凝縮される。上記膨張機構131は、通常のまたは他の熱膨張弁、混合相調節器およびサージベッセル(リザーバ)などであってもよい。
冷媒は、膨張機構131によって計量され調節され、絶縁熱交換器174の1次側から2次側に冷却を伝達する。負荷冷却ループ190上の絶縁熱交換器174の2次側を流れる熱伝達材料(冷媒またはクーラント)は、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ120によって負荷熱交換器122へと駆動され、冷却が冷却負荷に伝達される。温かい液体、蒸気、または液体/蒸気の混合体の冷媒またはクーラントは、負荷熱交換器122から流出して絶縁熱交換器162に戻り、タンク内の媒体から冷却をもたらす蓄熱ユニット106によって送られる絶縁熱交換器162の1次側により冷却される。熱伝達材料は、次に他の絶縁熱交換器174に戻り、エアコンディショナ(#2)103から冷却が送られる熱交換器の1次側によって再度冷却される。
絶縁バイパスモードでは、エアコンディショナユニット(#1)102によって駆動される第1冷媒ループは、再度冷却を続けることができ、シャットダウンされることができ、または切り離されることができる(バルブは不図示)。絶縁熱交換器162は、蓄熱ユニット106から冷却を伝達せず、負荷熱交換器122にもたらされる冷却は、エアコンディショナ(#2)103により絶縁熱交換器174を介して単独でもたらされる。このケースでは、蓄熱ユニット106は、負荷冷却ループ190への熱伝達から切り離されることができる(バルブは不図示)。
図6は、2つのエアコンディショナループ、および2つの熱エネルギ蓄積ユニットを有する、共通の絶縁された蒸発器コイルを含む複数の蒸発器コイルパスを用いた熱エネルギ蓄積・冷却システムの実施形態を示す。以前の実施形態のように、本実施形態は、何れの冷媒管理・分配システム104,105の第1冷媒ループにおける蓄積容器またはURMV146(総合冷媒管理容器)の有無にも係わらず機能することができ、図8に描かれるように、それぞれの所定の位置に上記容器を有する。本実施形態は、3つの主要な動作モード、すなわち、製氷(1つまたは2つのACユニットのチャージング)、融氷(1つまたは2つのACユニットの冷却)、および製氷/融氷(1つまたは2つのACユニットのチャージング、および1つまたは2つのACユニットの冷却)で機能する。
エアコンディショナユニット(#1)102、および/またはエアコンディショナユニット(#2)103を用いる第1冷媒ループにおける製氷モードは、図1と同じである。もし、エアコンディショナユニット102,103が、異なるサイズである場合、システムは、特定の負荷のために必要とされる冷却量を提供するために適切なエアコンディショナを選択して動作させることができる。例えば、もし、エアコンディショナユニット(#1)102が10トンの能力を有し、エアコンディショナユニット(#2)103が5トンの能力を有するとすると、ユニットは、そのときのチャージング/冷却要求に応じて、5、10、または15トンのチャージングを提供するために、選択的に実行し得る。これらの2台のエアコンディショナユニットは、従来のパッケージ化されたユニットであり得、例えば、1つのハウジング内の各コンデンサユニットが第1のエアコンディショナユニット(#1)102、および第2のエアコンディショナユニット(#2)103を提供する従来の1つの屋上ユニットであり得る。
融氷モードでは、一方または両方の蓄熱ユニット106,107が冷却に用いられ得る。この実施形態では、何れの絶縁タンク140内でも流体は完全には凍らず、それゆえ、多量の流体は継続的に氷のブロックを取り囲む。タンクの底では、この流体は媒体の氷点に非常に近く、この液相材料152は、熱サイフォン、またはオプショナルポンプ121によって、エアコンディショナユニット(#1)102が動作している場合には、絶縁熱交換器(#1)162、および/または、エアコンディショナユニット(#2)103が動作している場合には、絶縁熱交換器(#2)174の1次側に推進される。ここで、冷却は、負荷冷却ループ190を含む2次側に伝達される。
もたらす蓄熱ユニット106,107によって送られる絶縁熱交換器162および/または174の1次側により再度冷却される。
製氷/融氷モードでは、1台または2台のACユニット102,103が、蓄熱ユニット106,107をチャージし、1台または2台の絶縁熱交換器162および/または174が、ディスチャージ/負荷冷却ループ190、そして負荷熱交換器122を経由して冷却負荷への冷却の伝達をする。例えば、エアコンディショナユニット(#1)102は、蓄熱ユニット(#1)106内で製氷し得る。冷却は蓄熱ユニット(#1)106から絶縁熱交換器(#1)162に伝達され、これは冷却を2次側の負荷冷却ループ190、そして負荷熱交換器122に伝達する。この間、エアコンディショナユニット(#2)103は休止状態になり、または第2の蓄熱ユニット107をチャージするためにエアコンディショナユニット(#2)103を用い得る。もし、蓄熱ユニット107が冷却能力を有している場合には、これもまた、絶縁熱交換器(#2)174を経由して負荷冷却ループ190を冷却するために用いられ得る。
本発明の上記記述は、実例および説明の目的で提示されたものである。網羅的なものであること、または開示された正確な形式に発明を限定することが意図されたものではなく、他の修正および変更は上記教示に照らして可能である。実施形態は発明の原理の最良の説明のために選ばれて述べられ、その具体的な応用は、他の当業者が様々な実施形態、および様々な変形例において発明を最も役立てることを可能にし、想定される特定の使用に適している。添付されたクレームは、従来技術によって晴天されない限り、発明の他の実施形態の変形を含むことが意図される。

Claims (41)

  1. 冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
    第1の冷媒を含み、
    第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
    上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
    上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な流体が充填されるタンク内に配置された第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記流体を冷却し、上記タンク内の上記流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
    を有する第1の冷媒ループと、
    第2の冷媒を含み、
    第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、
    上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構、および
    上記第2の膨張機構と上記第2の凝縮ユニットとの間に接続された負荷熱交換器
    を有する第2の冷媒ループと、
    冷却された上記流体と上記第2の冷媒との間の熱結合を促進し、上記第2の冷媒のエンタルピを減少させる絶縁熱交換器と
    を備えたことを特徴とするシステム。
  2. 請求項1のシステムであって、さらに、
    上記第1の凝縮ユニットと上記第1熱交換器との間に配置され、流体的に連通され、
    上記第1の凝縮ユニットおよび上記第1熱交換器から上記第1の冷媒を受けるインレット接続、
    上記第1の冷媒を上記第1熱交換器に供給する第1のアウトレット接続、および
    上記第1の冷媒を上記第1の凝縮ユニットに供給する第2のアウトレット接続
    を有する冷媒管理容器
    を備えたことを特徴とするシステム。
  3. 請求項1のシステムであって、
    上記第1の膨張機構、および上記第2の膨張機構は、熱膨張弁、電気膨張弁、および混合相レギュレータから成るグループから選択されたことを特徴とするシステム。
  4. 請求項1のシステムであって、
    上記流体は共融材料であることを特徴とするシステム。
  5. 請求項1のシステムであって、
    上記流体は水であることを特徴とするシステム。
  6. 請求項1のシステムであって、
    上記負荷熱交換器は、少なくとも1つの小分割蒸発器であることを特徴とするシステム。
  7. 冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
    第1の冷媒を含み、
    第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
    上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
    上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な流体が充填されるタンク内に配置された第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記流体を冷却し、上記タンク内の上記流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
    を有する第1の冷媒ループと、
    第2の冷媒を含み、
    第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、
    上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構、および
    上記第2の膨張機構と上記第2の凝縮ユニットとの間に接続された負荷熱交換器
    を有する第2の冷媒ループと、
    熱移動材料を含み、
    冷却された上記流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記流体を上記タンクに戻す絶縁熱交換器、および
    上記熱移動材料と上記第2の冷媒との間の熱結合を促進し、上記第2の冷媒のエンタルピを減少させ、温められた上記熱移動材料を上記絶縁熱交換器に戻す補助冷却熱交換器
    を有する冷却ループと
    を備えたことを特徴とするシステム。
  8. 請求項7のシステムであって、さらに、
    上記第1の凝縮ユニットと上記第1熱交換器との間に配置され、流体的に連通され、
    上記凝縮ユニットおよび上記第1熱交換器から上記第1の冷媒を受けるインレット接続、
    上記第1の冷媒を上記第1熱交換器に供給する第1のアウトレット接続、および
    上記第1の冷媒を上記凝縮ユニットに供給する第2のアウトレット接続
    を有する冷媒管理容器
    を備えたことを特徴とするシステム。
  9. 請求項7のシステムであって、
    上記第1の膨張機構、および上記第2の膨張機構は、熱膨張弁、電気膨張弁、および混合相レギュレータから成るグループから選択されたことを特徴とするシステム。
  10. 請求項7のシステムであって、
    上記流体は共融材料であることを特徴とするシステム。
  11. 請求項7のシステムであって、
    上記流体は水であることを特徴とするシステム。
  12. 請求項7のシステムであって、
    上記負荷熱交換器は、少なくとも1つの小分割蒸発器であることを特徴とするシステム。
  13. 請求項7のシステムであって、
    上記第1の冷媒は、上記第1の冷媒と異なることを特徴とするシステム。
  14. 冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
    第1の冷媒を含み、
    第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
    上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
    上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な流体が充填されるタンク内に配置された第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記流体を冷却し、上記タンク内の上記流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
    を有する第1の冷媒ループと、
    第2の冷媒を含み、
    第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、および
    上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構
    を有する第2の冷媒ループと、
    熱移動材料を含み、
    冷却された上記流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記流体を上記タンクに戻す第1の絶縁熱交換器、
    上記第2の冷媒と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記第2の冷媒を上記第2のコンプレッサに戻す第2の絶縁熱交換器、および
    上記熱移動材料の冷却能力を熱負荷に移動させる負荷熱交換器
    を有する冷却ループと
    を備えたことを特徴とするシステム。
  15. 請求項14のシステムであって、
    上記第1の膨張機構、および上記第2の膨張機構は、熱膨張弁、電気膨張弁、および混合相レギュレータから成るグループから選択されたことを特徴とするシステム。
  16. 請求項14のシステムであって、
    上記流体は共融材料であることを特徴とするシステム。
  17. 請求項14のシステムであって、
    上記流体は水であることを特徴とするシステム。
  18. 請求項14のシステムであって、
    上記負荷熱交換器は、少なくとも1つの小分割蒸発器であることを特徴とするシステム。
  19. 冷媒ベースの熱エネルギ蓄積および冷却システムであって、
    第1の冷媒を含み、
    第1のコンプレッサおよび第1のコンデンサを備えた第1の凝縮ユニット、
    上記第1の凝縮ユニットの下流に接続された第1の膨張機構、および
    上記第1の膨張機構と上記第1の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な第1の流体が充填される第1のタンク内に配置された第1熱交換器であって、上記第1のコンデンサからの上記第1の冷媒からの熱移動を促進して、上記第1の流体を冷却し、上記第1のタンク内の上記第1の流体の少なくとも一部を凍らせる上記第1熱交換器
    を有する第1の冷媒ループと、
    第2の冷媒を含み、
    第2のコンプレッサおよび第2のコンデンサを備えた第2の凝縮ユニット、
    上記第2の凝縮ユニットの下流に接続された第2の膨張機構、および
    上記第2の膨張機構と上記第2の凝縮ユニットとの間に接続され、液体と固体との間で相変化可能な第2の流体が充填される第2のタンク内に配置された第2熱交換器であって、上記第2のコンデンサからの上記第2の冷媒からの熱移動を促進して、上記第2の流体を冷却し、上記第2のタンク内の上記第2の流体の少なくとも一部を凍らせる上記第2熱交換器
    を有する第2の冷媒ループと、
    熱移動材料を含み、
    冷却された上記第1の流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記第1の流体を上記第1のタンクに戻す第1の絶縁熱交換器、
    冷却された上記第2の流体と上記熱移動材料との間の熱結合を促進し、温められた上記第2の流体を上記第2のタンクに戻す第2の絶縁熱交換器、および
    上記熱移動材料の冷却能力を熱負荷に移動させる負荷熱交換器
    を有する冷却ループと
    を備えたことを特徴とするシステム。
  20. 請求項19のシステムであって、
    上記第1の膨張機構、および上記第2の膨張機構は、熱膨張弁、電気膨張弁、および混合相レギュレータから成るグループから選択されたことを特徴とするシステム。
  21. 請求項19のシステムであって、
    上記流体は共融材料であることを特徴とするシステム。
  22. 請求項19のシステムであって、
    上記流体は水であることを特徴とするシステム。
  23. 請求項19のシステムであって、
    上記負荷熱交換器は、少なくとも1つの小分割蒸発器であることを特徴とするシステム。
  24. 請求項19のシステムであって、
    上記第1の冷媒は、上記第1の冷媒と異なることを特徴とするシステム。
  25. 熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
    第1の冷媒を第1のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
    上記第1の冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な流体を収容する(containing)タンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を冷却するステップと、
    第1の期間に、上記タンク内で、上記流体の一部を凍らせて、氷と冷却された流体とを形成するステップと、
    第2の冷媒を第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
    第2の期間に、上記第2の冷媒を、負荷熱交換器内で膨張させて、負荷を冷却するステップと、
    上記冷却された流体から、上記第2の冷媒ループ内の上記第2の冷媒に冷却を伝達させるステップと、
    第3の期間に、上記第2の冷媒から、上記負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  26. 請求項25の方法であって、さらに、
    上記第1のエアコンディショナユニット、および上記第1熱交換器に流体的に連通された冷媒管理容器によって、上記第1の冷媒の体積および相を管理するステップを有することを特徴とする方法。
  27. 請求項25の方法であって、
    上記第2の期間のステップは、上記第3の期間のステップと同時に行われることを特徴とする方法。
  28. 熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
    第1の冷媒を第1のエアコンディショナによって圧縮し凝縮させるステップと、
    上記第1の冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な流体を収容する(containing)タンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を冷却するステップと、
    第1の期間に、上記タンク内で、上記流体の一部を凍らせて、氷と冷却された流体とを形成するステップと、
    第2の冷媒を第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
    第2の期間に、上記第2の冷媒を、負荷熱交換器内で膨張させて、負荷を冷却するステップと、
    上記冷却された流体から、冷却ループ内の熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
    上記熱移動材料から、上記第2の冷媒に冷却を伝達させて、上記第2の冷媒のエンタルピを減少させるステップと、
    第3の期間に、上記第2の冷媒を、上記負荷熱交換器内で膨張させて、負荷を冷却するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  29. 請求項28の方法であって、さらに、
    上記第1のエアコンディショナユニット、および上記第1熱交換器に流体的に連通された冷媒管理容器によって、上記第1の冷媒の体積および相を管理するステップを有することを特徴とする方法。
  30. 請求項28の方法であって、さらに、
    上記第2のエアコンディショナユニット、および上記負荷熱交換器に流体的に連通された冷媒レシーバによって、上記第2の冷媒の体積および相を管理するステップを有することを特徴とする方法。
  31. 請求項28の方法であって、
    上記第2の期間のステップは、上記第3の期間のステップと同時に行われることを特徴とする方法。
  32. 熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
    第1の冷媒を第1のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
    上記第1の冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な流体を収容する(containing)タンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を冷却するステップと、
    第1の期間に、上記タンク内で、上記流体の一部を凍らせて、氷と冷却された流体とを形成するステップと、
    第2の冷媒を第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
    上記第2の冷媒を膨張させるステップと、
    上記第2の冷媒から、冷却ループ内の熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
    第2の期間に、上記熱移動材料から、負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと、
    上記冷却された流体から、上記冷却ループ内の熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
    第3の期間に、上記熱移動材料から、上記負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  33. 請求項32の方法であって、さらに、
    上記第1のエアコンディショナユニット、および上記第1熱交換器に流体的に連通された冷媒管理容器によって、上記第1の冷媒の体積および相を管理するステップを有することを特徴とする方法。
  34. 請求項32の方法であって、さらに、
    上記第2のエアコンディショナユニット、および上記負荷熱交換器に流体的に連通された冷媒レシーバによって、上記第2の冷媒の体積および相を管理するステップを有することを特徴とする方法。
  35. 請求項32の方法であって、
    上記第2の期間のステップは、上記第3の期間のステップと同時に行われることを特徴とする方法。
  36. 熱エネルギ蓄積および冷却システムによって冷却する方法であって、
    第1の冷媒を第1のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
    上記第1の冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な流体を収容する(containing)タンク内に強制された(constrained)第1熱交換器を冷却するステップと、
    第1の期間に、上記第1のタンク内で、上記第1の流体の一部を凍らせて、第1の氷と第1の冷却された流体とを形成するステップと、
    第2の冷媒を第2のエアコンディショナユニットによって圧縮し凝縮させるステップと、
    上記第2の冷媒を膨張させて、液体と固体との間で相変化可能な第2の流体を収容する(containing)第2のタンク内に強制された(constrained)第2熱交換器を冷却するステップと、
    第2の期間に、上記第2のタンク内で、上記第2の流体の一部を凍らせて、第2の氷と第2の冷却された流体とを形成するステップと、
    上記第1の冷媒から、冷却ループ内の熱移動材料に、冷却を伝達するステップと、
    第3の期間に、上記熱移動材料から、負荷熱交換器に冷却を伝達させて、負荷を冷却するステップと、
    上記第2の冷媒から、上記冷却ループ内の上記熱移動材料に冷却を伝達させるステップと、
    第4の期間に、上記熱移動材料から、上記負荷熱交換器を冷却するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  37. 請求項36の方法であって、さらに、
    上記第1のエアコンディショナユニット、および上記第1熱交換器に流体的に連通された冷媒管理容器によって、上記第1の冷媒の体積および相を管理するステップを有することを特徴とする方法。
  38. 請求項36の方法であって、さらに、
    上記第2のエアコンディショナユニット、および上記第2の第1熱交換器に流体的に連通された上記第2の冷媒管理容器によって、上記第2の冷媒の体積および相を管理するステップを有することを特徴とする方法。
  39. 請求項36の方法であって、
    上記第1の期間のステップは、上記第4の期間のステップと同時に行われることを特徴とする方法。
  40. 請求項36の方法であって、
    上記第2の期間のステップは、上記第3の期間のステップと同時に行われることを特徴とする方法。
  41. 請求項36の方法であって、
    上記第2の期間のステップは、上記第4の期間のステップと同時に行われることを特徴とする方法。
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