JPH10339483A - 蓄熱装置 - Google Patents

蓄熱装置

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JPH10339483A
JPH10339483A JP9148950A JP14895097A JPH10339483A JP H10339483 A JPH10339483 A JP H10339483A JP 9148950 A JP9148950 A JP 9148950A JP 14895097 A JP14895097 A JP 14895097A JP H10339483 A JPH10339483 A JP H10339483A
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JP
Japan
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heat storage
amount
heat
storage device
personal computer
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JP9148950A
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English (en)
Inventor
Tomonori Ushio
智徳 牛尾
Kouji Uchida
耕慈 内田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2130/00Control inputs relating to environmental factors not covered by group F24F2110/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2130/00Control inputs relating to environmental factors not covered by group F24F2110/00
    • F24F2130/10Weather information or forecasts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 氷蓄熱型空気調和装置に対し、必要以上に製
氷を行って蓄熱槽に多量の氷が残存するといった状況を
回避して、冷熱利用の高効率化を図る。 【解決手段】 各地域に配置された複数の空気調和装置
をインターネットにより1台のパソコン(PC)に接続す
る。インターネット上の気象情報データをパソコン(PC)
に読み込ませる。翌日の最高気温に基づいて蓄熱目標量
を決定する。この決定した蓄熱目標量信号をインターネ
ットにより各空気調和装置に送信する。各空気調和装置
では、蓄熱槽の残氷量を認識しており、蓄熱目標量から
残氷量を差し引いた量だけ製氷が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、氷蓄熱装置に係
り、特に、外部環境に応じて製氷量の設定を行うための
対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平4−25117
7号公報に開示されているような氷蓄熱装置を備えた空
気調和装置が知られている。この種の装置は、深夜電力
を利用して夜間に製氷を行い、この製氷によって蓄えら
れた冷熱を日中の冷房に利用するようにしている。これ
により、冷房負荷のピーク時における電力需要の軽減及
び冷房負荷のオフピーク時における電力需要の拡大を図
っている。
【0003】この種の装置の製氷量の決定動作の一例に
ついて説明する。日中の冷房負荷に対して製氷量が足り
なくなってしまうことがないように、夜間の製氷運転で
は、蓄熱槽の許容蓄熱量(氷蓄熱量100%)まで製氷
を行っている。具体的には、製氷運転開始時の残氷量を
予め認識しておき、許容蓄熱量からこの残氷量を差し引
いた値を目標製氷量として製氷するようになっている。
上記残氷量の認識は、装置の電源投入時や蓄熱槽内の水
温が所定温度以上になった場合に残氷量を0にリセット
し、その後、夜間の製氷量、日中の冷房運転での冷熱使
用量及び外気への放熱量等を積算することによって行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、常に蓄熱槽の許容蓄熱量の上限まで製氷を行うよ
うにした場合、日中の冷房運転時における冷熱使用量が
僅かであった際には、蓄熱槽内に多量の氷が残存するこ
とになる。このような状況では、次回の製氷時の製氷量
は少なくて済むが、残氷量が多いことから外気への放熱
量が多くなってしまう。つまり、冷熱を無駄に外気へ放
熱してしまうことになり、熱損失が増大して効率の低下
を招く。また、この外気への放熱量が多いことから、残
氷量の認識誤差が大きくなり、適切な目標製氷量を算出
することができなくなってしまう虞れもある。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもので
あって、必要以上に製氷を行って蓄熱槽に多量の氷が残
存するといった状況を回避して、冷熱利用の高効率化を
図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、蓄熱利用時の気象予測に基づいて蓄熱目
標量を決定するようにした。つまり、利用時に必要な蓄
熱量を予め認識しておき、これに基づいて蓄熱運転を行
うようにした。
【0007】具体的に、請求項1記載の発明は、利用側
熱交換器(8) と蓄熱槽(6) とが冷媒配管(LL,GL) によっ
て接続され、蓄熱槽(6) に蓄熱を行う蓄熱運転と、該蓄
熱運転で蓄熱槽(6) に蓄熱された熱を冷媒配管(LL,GL)
により利用側熱交換器(8) に搬送して利用側熱交換器
(8) での熱交換動作を行う蓄熱利用運転とを行う蓄熱装
置を前提としている。蓄熱利用運転を行う際の気象を予
測したデータを気象情報通信手段から取り込む気象情報
取り込み手段(11)と、該気象情報取り込み手段(11)の出
力を受け、気象予測データに基づいて蓄熱運転終了時の
蓄熱目標量を設定する目標設定手段(12)と、該目標設定
手段(12)の出力を受け、蓄熱運転終了時の蓄熱量が上記
蓄熱目標量になるように蓄熱運転の制御を行う制御手段
(13)とを備えさせた構成としている。
【0008】この特定事項により、気象情報取り込み手
段(11)が取り込んだ気象予測データに基づいて目標設定
手段(12)が蓄熱運転終了時の蓄熱目標量を設定する。そ
の後、制御手段(13)は蓄熱運転終了時の蓄熱量が上記蓄
熱目標量になるように蓄熱運転の制御を行う。このた
め、蓄熱利用運転を行う際の蓄熱使用量を予測した状態
で蓄熱運転における蓄熱量を設定できる。つまり、蓄熱
運転の蓄熱量は、蓄熱残量がないときには蓄熱利用運転
の際の蓄熱使用量だけで済み、必要最小限の蓄熱量だけ
の蓄熱を行えばよいことになる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の蓄熱装置において、蓄熱運転時、蓄熱槽(6) に利用側
熱交換器(8) の吸熱動作に利用する冷熱として氷が貯留
されるようにする。また、気象予測データを蓄熱利用運
転を行う際の予想最高気温としている。
【0010】この特定事項により、特に夏期において、
気象情報データの予想最高気温に基づいて冷蓄熱運転終
了時の冷蓄熱目標量が設定される。この蓄冷熱は、利用
側熱交換器(8) の吸熱動作(冷房運転)に利用されるこ
とになる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の蓄熱装置において、気象情報通信手段をインターネッ
トとする。気象情報取り込み手段(11)が、インターネッ
トに接続されたモデム(M2)を介して気象予測データを取
り込むようにしている。
【0012】請求項4記載の発明は、上記請求項1記載
の蓄熱装置において、気象情報通信手段をパソコン通信
ネットワークとする。気象情報取り込み手段(11)が、パ
ソコン通信ネットワークのホストコンピュータから気象
予測データを取り込むようにしている。
【0013】これら特定事項により、気象情報通信手段
を具体化でき、気象予測データの取り込みが安定的に行
えることになる。
【0014】請求項5記載の発明は、上記請求項3また
は4記載の蓄熱装置において、気象情報通信手段に接続
されたパーソナルコンピュータ(PC)を備えさせ、気象情
報取り込み手段(11)を該パーソナルコンピュータ(PC)に
設けた構成としている。
【0015】この特定事項により、気象予測データを一
旦パーソナルコンピュータ(PC)に取り込んでいるため、
該パーソナルコンピュータ(PC)でのデータの加工や演算
を行うことで制御手段(13)での制御に利用するデータの
作成が可能になる。
【0016】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
の蓄熱装置において、パーソナルコンピュータ(PC)を、
複数の地域に分散して配置された蓄熱機器(A,A,…)との
間で通信可能とすると共に、該パーソナルコンピュータ
(PC)に目標設定手段(12)を設ける。また、気象予測デー
タに基づいた蓄熱目標量の設定信号を、パーソナルコン
ピュータ(PC)から各地域の蓄熱機器(A,A,…)に個別に送
信するようにしている。
【0017】この特定事項により、各地域の蓄熱機器
(A,A,…)それぞれに対応して蓄熱目標量を設定し、その
設定信号を個別に送信することができる。このため、パ
ーソナルコンピュータ(PC)が取り込んだ気象予測データ
を複数の蓄熱機器(A,A,…)の蓄熱運転動作に反映させる
ことができ、比較的簡素な構成でもって複数の蓄熱機器
(A,A,…)の蓄熱運転を適切に制御できる。
【0018】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の蓄熱装置において、パーソナルコンピュータ(PC)が、
インターネットを介して各地域の蓄熱機器(A,A,…)に個
別に蓄熱目標量の設定信号を送信するようにしている。
【0019】この特定事項により、パーソナルコンピュ
ータ(PC)と各地域の蓄熱機器(A,A,…)とを特別な配線で
接続することなしに該各蓄熱機器(A,A,…)に対して蓄熱
目標量の設定信号を送信することが可能になる。
【0020】請求項8記載の発明は、上記請求項1記載
の蓄熱装置において、蓄熱槽(6) 内の蓄熱量を認識する
認識手段(14)と、該認識手段(14)の出力を受け、目標設
定手段(12)により設定された蓄熱目標量と上記認識した
蓄熱量とを比較する比較手段(15)とを備えさせる。ま
た、制御手段(13)が、比較手段(15)の出力を受け、認識
手段(14)が認識する蓄熱量が蓄熱目標量に達するまで製
氷を行うように蓄熱運転を制御する構成としている。
【0021】この特定事項により、蓄熱利用運転時の蓄
熱使用量と略一致した蓄熱量を得ることができ、蓄熱利
用運転の終了時には蓄熱槽内に蓄熱が殆ど残らない状態
にすることができる。このため蓄熱の外気への放熱量を
低減でき、効率の向上を図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本形態では、本発明に係る装置を
氷蓄熱式空気調和装置に適用した場合について説明す
る。
【0023】−本装置のシステム− 先ず、本氷蓄熱式空気調和装置の全体システムについて
説明する。図1に示すように、本システムは、複数の地
域に配置された空気調和装置の室外ユニット(A,A,…)
が1台のパーソナルコンピュータ(以下パソコンと言
う)(PC)に通信可能に接続されている。つまり、各空気
調和装置の室外機(A,A,…) 毎に通信モデム((M1)が取り
付けられている一方、パソコン(PC)にも通信モデム(M2)
が取り付け((または内蔵)されており、互いにインタ
ーネットを通じて信号の送受信が可能となっている(通
信内容については後述する)。
【0024】次に、空気調和装置の構成について説明す
る。各空気調和装置の構成は共に同一であるので、ここ
では1台の空気調和装置を例に挙げて説明する。図2は
本装置の冷媒配管系統図を示している。この図に示すよ
うに、本装置は室外ユニット(A) 、蓄熱ユニット(B) 、
複数の室内ユニット(C,C,C) を備えたいわゆる室内マル
チ型の空気調和装置で構成されており、各ユニット(A,
B,C) はガス配管(GL)及び液配管(LL)によって冷媒の循
環が可能に接続されている。室外ユニット(A) には、圧
縮機(1) 、四路切換弁(2) 、室外熱交換器(3) 、室外電
動膨張弁(EV-1)及びレシーバ(4) が収容されている。蓄
熱ユニット(B) には、蓄熱槽(6) 及び製氷用電動膨張弁
(EV-2) が収容されている。室内ユニット(C) には、室
内熱交換器((8) 及び室内電動膨張弁(EV-3)が収容され
ている。
【0025】上記圧縮機(1) の吐出側及び吸入側は、四
路切換弁(2) によって室外熱交換器(3) と蓄熱ユニット
(B) のガス側との間で切り換え可能に接続されている。
つまり、四路切換弁(2) が図中実線側に切り換えられた
場合には、圧縮機(1) の吐出側が室外熱交換器(3) に、
吸入側が蓄熱ユニット(B) のガス側にそれぞれ接続され
る一方、図中破線側に切り換えられた場合には、圧縮機
(1) の吐出側が蓄熱ユニット(B) のガス側に、吸入側が
室外熱交換器(3) にそれぞれ接続されるようになってい
る。室外熱交換器(3) の液側には室外電動膨張弁(EV-1)
及びレシーバ(4) が順に接続されている。
【0026】液配管(LL)は、蓄熱ユニット(B) 内で第1
及び第2の液ライン(LL-1,LL-2) に分岐されている。第
1液ライン(LL-1)は、各室内ユニット(C,C,C) に向かっ
て延び、該室内ユニット(C,C,C) の液側に接続してい
る。また、この第1液ライン(LL-1)には、第1電磁弁(S
V-1)が設けられていると共に、該第1電磁弁(SV-1)をバ
イパスする液バイパスライン(LL-3)が設けられている。
この液バイパスライン(LL-3)には室内ユニット(C,C,C)
側から室外ユニット(A) 側に向かう冷媒流通のみを許容
する逆止弁(CV)が設けられている。
【0027】第2液ライン(LL-2)は、上記蓄熱槽(6) 内
に延び、該蓄熱槽(6) 内に貯留された水に浸漬されてい
る。つまり、この水に浸漬された部分が製氷用の伝熱管
(6a)として構成されている。また、この第2液ライン(L
L-2)における蓄熱槽(6) よりも室外ユニット(A) 側には
第2電磁弁(SV-2)が設けられている。第2液ライン(LL-
2)における蓄熱槽(6) よりも室内ユニット(C) 側には、
上記製氷用電動膨張弁(EV-2)が設けられていると共に、
該製氷用電動膨張弁(EV-2)をバイパスする液バイパスラ
イン(LL-4)が設けられている。この液バイパスライン(L
L-4)にはキャピラリチューブが(CP)設けられている。
【0028】蓄熱ユニット(B) のガス配管(GL)は、蓄熱
ガスライン(GL-1)により第2液ライン(LL-2)の室外ユニ
ット(A) 側に接続している。この蓄熱ガスライン(GL-1)
には第3電磁弁(SV-3)が設けられている。更に、この蓄
熱ガスライン(GL-1)と、ガス配管(GL)における蓄熱ガス
ライン(GL-1)の接続位置よりも室内ユニット(C)側とは
ガスバイパスライン(GL-2)によって接続されている。こ
のガスバイパスライン(GL-2)には、ガス配管(GL)から第
2液ライン(LL-2)に向かう冷媒の流通のみを許容する逆
止弁(CV)が設けられている。
【0029】室内ユニット(C,C,C) では、室内電動膨張
弁(EV-3)が液配管(LL)に、室内熱交換器(8) がガス配管
(GL)にそれぞれ接続されて、室外ユニット(A) 及び蓄熱
ユニット(B) との間で冷媒の循環が可能となっている。
【0030】また、上記蓄熱槽(6)周辺には複数の温度
センサが設けられている。蓄熱槽(6)には内部水温を検
出する水温センサ(Th-w)が設けられている。蓄熱槽(6)
に接続する一方の配管(蓄熱ガスライン(GL-1)に接続し
ている配管)には冷熱利用冷房運転時の入口冷媒温度を
検出する入口温センサ(Th-i)が、蓄熱槽(6)に接続する
他方の配管(製氷用電動膨張弁(EV-2)が設けられている
配管)には出口冷媒温度を検出する出口温センサ(Th-o)
がそれぞれ設けられている。
【0031】次に、本発明の特徴とするパソコン(PC)と
各室外ユニット(A,A,…)との間での通信内容について説
明する。上記パソコン(PC)はインターネットに接続され
ており、インターネットサーバから気象予測データを取
り込み可能となっている。この気象予測データは空気調
和装置が設置されている各地域の気象予測情報である。
この気象予測データに基づいてパソコン(PC)では、夜間
に蓄熱槽(6) に貯蔵しておくべき氷の量を算出し、その
情報を各室外ユニット(A,A,…)に個別に送信する。この
信号を受けた各室外ユニット(A,A,…)では、この信号に
応じた製氷運転が行われることになる。
【0032】詳しくは、パソコン(PC)には、気象情報取
り込み手段(11)及び目標設定手段(12)が備えられてい
る。また、室外ユニット(A)にはコントローラ(10)が備
えられており、該コントローラ(10)には、制御手段(1
3)、認識手段(14)及び比較手段(15)が備えられている。
以下、各手段について説明する。
【0033】気象情報取り込み手段(11)は、翌日の気象
を予測したデータをインターネットサーバから取り込
む。目標設定手段(12)は、上記気象情報取り込み手段(1
1)の出力を受け、気象予測データに基づいて蓄熱運転終
了時の蓄熱目標量を設定する。制御手段(13)は、上記目
標設定手段(12)の出力を受け、蓄熱運転終了時の蓄熱量
が上記蓄熱目標量になるように蓄熱運転の制御を行う。
認識手段(14)は、蓄熱運転開始前における蓄熱槽(6) の
残り蓄熱量を認識する。比較手段(15)は、上記目標設定
手段(12)により設定された蓄熱目標量と残り蓄熱量とを
比較し、その差を上記制御手段(13)に送信する。これに
より、気象予測データに基づいてパソコン(PC)では蓄熱
目標量が算出され、その算出信号が各室外ユニット(A,
A,…)に個別に送信されて、それぞれにおいて製氷運転
が行われるようになっている。
【0034】以下、この通信内容及び製氷運転動作につ
いて説明する。図3及び図4のフローチャートに沿って
説明する。
【0035】先ず、送信側つまりパソコン(PC)側での信
号処理動作について説明する。図3におけるステップST
1では、現在の時刻がデータの通信時刻であるか否かを
判定する。例えば、夜間電力を使用した製氷運転を午前
0時から開始する場合には、この時刻になると通信が開
始されることになる。この判定がYESの場合にはステッ
プST2に移ってインターネットによる気象データ(翌日
の予想最高気温を含んだもの)を入力する。その後、ス
テップST3に移って、空気調和装置が据え付けられてい
る各地域での予想最高気温を読み込む。つまり、地域1
の予想最高気温データをTmax1とし、地域2の予想最高
気温データをTmax2とするなどといったように各地域の
データを読み込む。
【0036】その後、ステップST4に移り、所定の目標
量算出関数f(x)によって各地域毎のデータを各空気調和
装置での蓄熱目標量に換算する。つまり、翌日の冷房運
転時に使用されるであろう冷熱量を関数f(Tmaxn)、(但
しn=1,2,3…) によって算出する。また、この蓄熱目
標量は、翌日に使用されるであろう冷熱量よりも僅かに
多く設定しておくようにしてもよい。これによれば、冷
房運転時の蓄熱切れが確実に防止できる。
【0037】次に、ステップST5で、上記算出された蓄
熱目標量を送信可能とするような送信データを生成す
る。この生成された送信データはステップST6でインタ
ーネット上に発信され、各室外ユニット(B,B,…)に個別
に送信される。
【0038】次に、受信側つまり各空気調和装置での信
号処理動作及び製氷運転動作について説明する。図4に
おけるステップST11において、上記インターネットに
より送信された蓄熱目標量のデータを受信する。ステッ
プST12では、現在の蓄熱量を算出する。この蓄熱量の
算出は、例えば装置の電源投入時や蓄熱槽(6)内の水温
が所定温度(例えば10℃)以上になった場合に残氷量
を0にリセットし、その後、夜間の製氷量、日中の冷房
運転での冷熱使用量及び外気への放熱量(外気温度に基
づいて算出)等を積算することによって行われる。
【0039】その後、ステップST13で図示しないコン
トローラより蓄熱指令が出力されると、ステップST14
で現在の蓄熱量が目標蓄熱量よりも多いか否かを判定す
る。この判定がYESの場合にはステップST18に移って
製氷運転を行うことなく(または停止して)リターンさ
れる。一方、このステップST14の判定がNOの場合に
は、ステップST15で異常発生の有無、ステップST17
で蓄熱禁止要求の有無を認識して共に「無」の場合には
ステップST17に移り、上記蓄熱目標量だけの氷が蓄熱
槽(6) に貯留されるように製氷運転を行う。このような
動作が繰り返されることにより、ステップST14でYES
に判定されるまで、つまり、現在の蓄熱量が目標蓄熱量
に達するまで、製氷運転が継続して行われ、蓄熱槽(6)
に所定量(目標量)の氷が貯留されると製氷運転を停止
する。つまり、上記蓄熱目標量から現在の残氷量を減じ
た量だけ新たに製氷を行うことにより、製氷運転の終了
時には、蓄熱槽(6) 内に蓄熱目標量だけの氷が貯留され
るようにする。
【0040】このような動作であるために、ステップST
2で気象情報取り込み手段(11)が、ステップST4で目標
設定手段(12)が構成され、ステップST14及びステップ
ST17で制御手段(13)が、ステップST12で認識手段(1
4)が、ステップST14で比較手段(15)がそれぞれ構成さ
れている。
【0041】−製氷動作− 次に、製氷動作時における冷媒循環動作について図5を
用いて説明する。上述したように製氷指令を受けた装置
では、四路切換弁(2) が図中実線側に切換わり、第2電
磁弁(SV-2)が閉、他の電磁弁(SV-1,SV-3) が開となる。
また室外電動膨張弁(EV-1)は全開、室外電動膨張弁(EV-
3)は全閉、製氷用電動膨張弁(EV-2)は所定開度に開度調
整(入口温センサ(Th-i)で検出される冷媒過冷却度を一
定にするような調整)が行われる。
【0042】この状態で、圧縮機(1) が駆動すると、図
5に実線で示す矢印のように、該圧縮機(1) から吐出し
た冷媒は、四路切換弁(2) を経て室外熱交換器(3) に達
し、外気との間で熱交換を行って凝縮する。その後、こ
の冷媒は、蓄熱ユニット(B)に流入し、製氷用電動膨張
弁(EV-2)により減圧した後、蓄熱槽(6) に流れ込む。こ
の冷媒は、蓄熱槽(6) 内の水との間で熱交換を行って蒸
発し、該水を冷却することによって伝熱管(6a)の周囲に
氷を生成する。この蒸発した冷媒は、蓄熱ガスライン(G
L-1)、ガス配管(GL)を経て室外ユニット(A)に流入し、
四路切換弁(2)を経て圧縮機(1) の吸入側に回収され
る。このような冷媒循環動作が行われることにより、蓄
熱槽(6) 内に氷を生成していく。この氷生成動作は、氷
の貯留量が蓄熱目標量に達したところで停止される。
【0043】−冷熱利用動作− 次に、日中の冷房運転時における冷熱を利用した冷房運
転動作について説明する。この運転動作では、第2電磁
弁(SV-2)が開、他の電磁弁(SV-1,SV-3)が閉となる。ま
た室外電動膨張弁(EV-1)及び製氷用電動膨張弁(EV-2)は
全開、室内電動膨張弁(EV-3)は所定開度に開度調整(室
内熱交換器(8)の出口側での冷媒過冷却度を一定にする
ような調整)が行われる。
【0044】この状態で、圧縮機(1) が駆動すると、図
5に破線で示す矢印のように、該圧縮機(1) から吐出し
た冷媒は、四路切換弁(2)を経て室外熱交換器(3) に達
し、外気との間で熱交換を行って凝縮する。その後、こ
の冷媒は、蓄熱ユニット(B)に流入し、第2電磁弁(SV-
2)を経て蓄熱槽(6) に流れ込む。この冷媒は、蓄熱槽
(6) 内の水との間で熱交換を行って過冷却され、該水か
ら冷熱を奪う。この過冷却となった冷媒は、液配管(LL)
を経て室内ユニット(C,C,C)に流入し、室内電動膨張弁
(EV-3)で減圧した後、室内熱交換器(8)で室内空気との
間で熱交換を行って蒸発する。これにより、室内空気を
冷却する。その後、この冷媒は、ガス配管(GL)を経て室
外ユニット(A)に流入し、四路切換弁(2) を経て圧縮機
(1) の吸入側に回収される。このような冷媒循環動作が
行われることにより、蓄熱槽(6) 内に蓄えられた冷熱を
利用した室内の冷房が行われる。
【0045】以上説明したように、本形態の空気調和装
置では、従来のように常に蓄熱槽の許容蓄熱量の上限ま
で製氷を行うものではなく、翌日の使用冷熱量を認識す
ることで必要最小限の製氷を行うことができる。このた
め、従来のように日中の冷房運転時における冷熱使用量
が僅かであった際に外気への放熱量が多くなって効率の
低下を招いてしまうといったことがなくなり、効率の向
上を図ることができる。また、外気への放熱量を低減で
きることから、残氷量の認識誤差を小さくすることもで
き、適切な目標製氷量を算出することができ、適切な製
氷量を得るといった点での信頼性の向上を図ることがで
きる。
【0046】尚、本実施形態では、蓄熱槽(6)内の伝熱
管(6a)の周囲に氷を生成するいわゆるスタティック型の
製氷装置を例に挙げて説明したが、ダイナミック型の製
氷装置に対しても適用可能である。
【0047】また、本発明は、氷蓄熱装置に限らず温水
によって温熱を蓄熱するものにも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、以下の
ような効果が発揮される。請求項1記載の発明は、蓄熱
利用時の気象予測に基づいて利用時に必要な蓄熱量を予
め認識し、これによって蓄熱目標量を決定するようにし
た。このため、従来のように常に蓄熱槽の許容蓄熱量の
上限まで蓄熱を行うものではないので、使用蓄熱量に応
じた必要最小限の蓄熱を行うことができる。また、外気
への放熱量を低減できることから、残蓄熱量の認識誤差
を小さくすることもでき、適切な目標蓄熱量を算出する
ことができ、適切な蓄熱量を得るといった点での信頼性
の向上を図ることができる。
【0049】請求項2記載の発明は、上述した請求項1
記載の発明を氷蓄熱を行うものに適用し、予想最高気温
に応じて冷蓄熱目標量を決定するようにした。このた
め、特に、夏期における冷房負荷のピーク時における電
力需要の軽減及び冷房負荷のオフピーク時における電力
需要の拡大を図りながら上述した請求項1記載の発明に
係る効果を発揮することができる。
【0050】請求項3記載の発明は、インターネットよ
り気象予測データを取り込むようにした。請求項4記載
の発明は、パソコン通信ネットワークより気象予測デー
タを取り込むようにした。このため、気象情報を供給す
る手段が具体化でき、信頼性の高い気象予測データの取
り込みを安定的に行うことができ、蓄熱運転動作の信頼
性の向上を図ることができる。
【0051】請求項5記載の発明は、気象情報供給通信
手段からの気象情報をパーソナルコンピュータ(PC)に取
り込むようにした。このため、パーソナルコンピュータ
(PC)でのデータの加工や演算を行うことで制御手段(13)
での制御に利用するデータの作成が可能になり、蓄熱運
転の制御の調整が容易に行える。
【0052】請求項6記載の発明は、パーソナルコンピ
ュータ(PC)に、複数の地域に分散して配置された蓄熱機
器(A,A,…)を接続し、気象予測データに基づいた蓄熱目
標量の設定信号を、パーソナルコンピュータ(PC)から各
地域の蓄熱機器(A,A,…)に個別に送信するようにした。
このため、1台のパーソナルコンピュータ(PC)のみで各
地域の蓄熱機器(A,A,…)それぞれに対応して蓄熱目標量
を設定し、その設定信号を個別に送信することができ、
構成の簡素化を図りながら各蓄熱機器(A,A,…)の蓄熱運
転を適切に制御することができる。
【0053】請求項7記載の発明は、パーソナルコンピ
ュータ(PC)が、インターネットを介して各地域の蓄熱機
器(A,A,…)に個別に蓄熱目標量の設定信号を送信するよ
うにした。このため、パーソナルコンピュータ(PC)と各
地域の蓄熱機器(A,A,…)とを特別な配線で接続すること
なしに該各蓄熱機器(A,A,…)に対して蓄熱目標量の設定
信号を送信することが可能になり、通信のための工事を
不要にできる。
【0054】請求項8記載の発明は、蓄熱槽(6) 内の蓄
熱量を認識しておき、この認識した蓄熱量が蓄熱目標量
に達するまで製氷を行うようにした。このため、蓄熱利
用運転時の蓄熱使用量と略一致した蓄熱量を得ることが
でき、蓄熱利用運転の終了時には蓄熱槽内に蓄熱が殆ど
残らない状態にすることができる。このため蓄熱の外気
への放熱量を低減でき、効率の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る氷蓄熱式空気調和装置の全体シ
ステムを示す図である。
【図2】空気調和装置の冷媒配管系統図である。
【図3】マイコン側の信号処理手順を示すフローチャー
ト図である。
【図4】室外ユニット側の信号処理手順を示すフローチ
ャート図である。
【図5】製氷運転及び蓄熱利用冷房運転の冷媒循環動作
を説明するための図である。
【符号の説明】
(6) 蓄熱槽 (8) 室内熱交換器(利用側熱交換器) (11) 気象情報取り込み手段 (12) 目標設定手段 (13) 制御手段 (14) 認識手段 (15) 比較手段 (GL) ガス配管 (LL) 液配管

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用側熱交換器(8) と蓄熱槽(6) とが冷
    媒配管(LL,GL) によって接続され、蓄熱槽(6) に蓄熱を
    行う蓄熱運転と、該蓄熱運転で蓄熱槽(6) に蓄熱された
    熱を冷媒配管(LL,GL) により利用側熱交換器(8) に搬送
    して利用側熱交換器(8) での熱交換動作を行う蓄熱利用
    運転とを行う蓄熱装置において、 蓄熱利用運転を行う際の気象を予測したデータを気象情
    報通信手段から取り込む気象情報取り込み手段(11)と、 該気象情報取り込み手段(11)の出力を受け、気象予測デ
    ータに基づいて蓄熱運転終了時の蓄熱目標量を設定する
    目標設定手段(12)と、 該目標設定手段(12)の出力を受け、蓄熱運転終了時の蓄
    熱量が上記蓄熱目標量になるように蓄熱運転の制御を行
    う制御手段(13)とを備えていることを特徴とする蓄熱装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の蓄熱装置において、 蓄熱運転時、蓄熱槽(6) には利用側熱交換器(8) の吸熱
    動作に利用する冷熱として氷が貯留されるようになって
    おり、気象予測データは蓄熱利用運転を行う際の予想最
    高気温であることを特徴とする蓄熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の蓄熱装置において、 気象情報通信手段はインターネットであり、気象情報取
    り込み手段(11)は、インターネットに接続されたモデム
    (M2)を介して気象予測データを取り込むことを特徴とす
    る蓄熱装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の蓄熱装置において、 気象情報通信手段はパソコン通信ネットワークであり、
    気象情報取り込み手段(11)は、パソコン通信ネットワー
    クのホストコンピュータから気象予測データを取り込む
    ことを特徴とする蓄熱装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の蓄熱装置におい
    て、 気象情報通信手段に接続されたパーソナルコンピュータ
    (PC)を備え、気象情報取り込み手段(11)は該パーソナル
    コンピュータ(PC)に設けられていることを特徴とする蓄
    熱装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の蓄熱装置において、 パーソナルコンピュータ(PC)は、複数の地域に分散して
    配置された蓄熱機器(A,A,…)との間で通信可能であると
    共に目標設定手段(12)が設けられており、 気象予測データに基づいた蓄熱目標量の設定信号が、パ
    ーソナルコンピュータ(PC)から各地域の蓄熱機器(A,A,
    …)に個別に送信されることを特徴とする蓄熱装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の蓄熱装置において、 パーソナルコンピュータ(PC)はインターネットを介して
    各地域の蓄熱機器(A,A,…)に個別に蓄熱目標量の設定信
    号を送信することを特徴とする蓄熱装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の蓄熱装置において、 蓄熱槽(6) 内の蓄熱量を認識する認識手段(14)と、 該認識手段(14)の出力を受け、目標設定手段(12)により
    設定された蓄熱目標量と上記認識した蓄熱量とを比較す
    る比較手段(15)とを備え、 制御手段(13)は、比較手段(15)の出力を受け、認識手段
    (14)が認識する蓄熱量が蓄熱目標量に達するまで製氷を
    行うように蓄熱運転を制御することを特徴とする蓄熱装
    置。
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