JP2011512396A5 - - Google Patents

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Claims (30)

  1. 4.05、8.02、9.13、10.44、12.01、16.00および17.80±0.2°の2θから選択される、3つ以上の2θ値のピークを有するX線回折パターンによって特徴付けられるスニチニブリンゴ酸塩の結晶III型。
  2. 約227℃に吸熱ピークを有する示差走査熱量測定(DSC)によって特徴付けられる、請求項1に記載の結晶III型。
  3. (i)結晶III型が約216℃のキャピラリー融点を有する;および/または
    (ii)結晶III型が約0.29%の熱重量分析(TGA)損失によって特徴付けられる;および/または
    (iii)結晶III型が非吸湿性である、および/または安定である
    請求項1または2に記載の結晶III型。
  4. (a)スニチニブリンゴ酸塩、またはスニチニブおよびリンゴ酸を溶媒に溶解または懸濁させるステップ;
    (b)ステップ(a)で得られた溶液または懸濁液を冷却するステップ;
    (c)ステップ(b)で得られた結晶性固体を単離するステップ;および
    (d)ステップ(c)で得られた固体を乾燥させるステップを含み、
    オプションとして、ステップ(a)においてスニチニブリンゴ酸塩を溶解させる、
    請求項1〜3のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩の結晶III型の調製方法。
  5. ステップ(a)における溶媒が
    (i)水酸基を含まない溶媒;および/または
    (ii)エステル;および/または
    (iii)アセト酢酸エチル
    である、請求項に記載の方法。
  6. (i)ステップ(a)における溶媒が、スニチニブリンゴ酸塩を溶解するよう加熱される;および/または
    (ii)溶媒が110〜115℃の還流温度で加熱される;および/または
    (iii)ステップ(b)が周囲温度に冷却することを含む
    請求項4または5に記載の方法。
  7. (a)スニチニブリンゴ酸塩、またはスニチニブおよびリンゴ酸を溶媒に溶解または懸濁させるステップ;
    (b)ステップ(a)で得られた溶液または懸濁液に反溶媒を加えるステップ;
    (c)ステップ(b)で得られた溶液または懸濁液を冷却するステップ;
    (d)ステップ(c)で得られた結晶性固体を単離するステップ;および
    (e)ステップ(d)で得られた固体を乾燥させるステップを含み、
    オプションとして、ステップ(a)においてスニチニブリンゴ酸塩を溶解させる、
    請求項1〜3のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩の結晶III型の調製方法。
  8. ステップ(a)における溶媒が
    (i)水酸基を含まない溶媒;および/または
    (ii)エステル;および/または
    (iii)アセト酢酸エチル
    である、請求項に記載の方法。
  9. (i)ステップ(a)における溶媒を還流温度に加熱する;および/または
    (ii)その還流温度が110〜115℃である;および/または
    (iii)ステップ(c)が周囲温度に冷却することを含む
    請求項7または8に記載の方法。
  10. ステップ(b)における反溶媒が
    (i)水酸基を含まない溶媒;および/または
    (ii)エステル、ケトンまたは炭化水素;および/または
    (iii)エステル;および/または
    (iv)酢酸イソブチルである、
    請求項7〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 8.69、13.01、19.40、20.32、21.80、24.18、25.49、26.13、27.04、28.23、31.10および32.93±0.2°の2θから選択される、3つ以上の2θ値のピークを有するX線回折パターンによって特徴付けられるスニチニブリンゴ酸塩の結晶IV型。
  12. 約204℃に吸熱ピークを有する示差走査熱量測定(DSC)によって特徴付けられる、請求項11に記載の結晶IV型。
  13. (i)結晶IV型が約198℃のキャピラリー融点を有する;および/または
    (ii)結晶IV型が約0%の熱重量分析(TGA)損失によって特徴付けられる;および/または
    (iii)結晶IV型が非吸湿性である、および/または安定である
    請求項11または12に記載の結晶IV型。
  14. (a)スニチニブリンゴ酸塩、またはスニチニブおよびリンゴ酸を溶媒に溶解または懸濁させるステップ;
    (b)ステップ(a)で得られた溶液または懸濁液を冷却するステップ;
    (c)ステップ(b)で得られた結晶性固体を単離するステップ;および
    (d)ステップ(c)で得られた固体を乾燥させるステップを含み、
    オプションとして、ステップ(a)においてスニチニブリンゴ酸塩を溶解させる、
    請求項11〜13のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩の結晶IV型の調製方法。
  15. (i)ステップ(a)における溶媒が水である;および/または
    (ii)ステップ(a)における溶媒を加熱する;および/または
    (iii)ステップ(a)における溶媒を、60〜80℃に加熱する;および/または
    (iv)ステップ(a)における溶媒を約62℃に加熱する;および/または
    (v)ステップ(b)が周囲温度に冷却することを含む
    請求項14に記載の方法。
  16. (a)スニチニブリンゴ酸塩、またはスニチニブおよびリンゴ酸を溶媒に溶解または懸濁させるステップ;
    (b)ステップ(a)で得られた溶液または懸濁液に反溶媒を加えるステップ;
    (c)ステップ(b)で得られた溶液または懸濁液を冷却するステップ;
    (d)ステップ(c)で得られた結晶性固体を単離するステップ;および
    (e)ステップ(d)で得られた固体を乾燥させるステップを含み、
    オプションとして、ステップ(a)においてスニチニブリンゴ酸塩を溶解させる、
    請求項11〜13のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩の結晶IV型の調製方法。
  17. (i)ステップ(a)における溶媒が水である;および/または
    (ii)ステップ(a)における溶媒を加熱する;および/または
    (iii)ステップ(a)における溶媒を、60〜80℃に加熱する;および/または
    (iv)ステップ(a)における溶媒を、約75℃に加熱する;および/または
    (v)ステップ(c)が周囲温度に冷却することを含む
    請求項16に記載の方法。
  18. 反溶媒が、
    (i)アルコール、ケトン、エステル、ニトリル、エーテル、炭化水素またはハロゲン化炭化水素から選択される;および/または
    (ii)アルコール、アセトニトリル、アセトン、1,4−ジオキサンまたはTHFから選択される;および/または
    (iii)アルコールである;および/または
    (iv)C 〜C アルコールまたは置換アルコールである;および/または
    (v)エトキシエタノールである;および/または
    (vi)メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノールまたはt−ブタノールから選択されるC 〜C アルコールである
    請求項16または17に記載の方法。
  19. (a)スニチニブリンゴ酸塩、またはスニチニブおよびリンゴ酸を溶媒に溶解または懸濁させるステップ;
    (b)ステップ(a)で得られた溶液または懸濁液を冷却するステップ;
    (c)ステップ(b)で得られた結晶性固体を単離するステップ;および
    (d)ステップ(c)で得られた固体を乾燥させるステップを含み、
    オプションとして、ステップ(a)においてスニチニブリンゴ酸塩を溶解させる、
    スニチニブリンゴ酸塩の結晶I型の調製方法。
  20. ステップ(a)における溶媒が、
    (i)水酸基を有する溶媒または極性非プロトン性溶媒である;および/または
    (ii)シクロペンタノール、シクロヘキサノール、メトキシエタノールまたはN,N−ジメチルアセトアミドから選択される;および/または
    (iii)スニチニブリンゴ酸塩を溶解させるよう加熱される
    請求項19に記載の方法。
  21. ステップ(b)が周囲温度に冷却することを含む、請求項19または20に記載の方法。
  22. (a)スニチニブリンゴ酸塩、またはスニチニブおよびリンゴ酸を溶媒に溶解または懸濁させるステップ;
    (b)ステップ(a)で得られた溶液または懸濁液に反溶媒を加えるステップ;
    (c)ステップ(b)で得られた溶液または懸濁液を冷却するステップ;
    (d)ステップ(c)で得られた結晶性固体を単離するステップ;および
    (e)ステップ(d)で得られた固体を乾燥させるステップを含み、
    オプションとして、ステップ(a)においてスニチニブリンゴ酸塩を溶解させる、
    スニチニブリンゴ酸塩の結晶I型の調製方法。
  23. ステップ(a)における溶媒が、
    (i)極性非プロトン性溶媒、アルコールまたはアルコキシアルコール;および/または
    (ii)DMF、DMAcおよびDMSOから選択される極性非プロトン性溶媒;および/または
    (iii)メトキシエタノールである、
    請求項22に記載の方法。
  24. ステップ(a)における溶媒を、
    (i)スニチニブリンゴ酸塩を溶解させるよう加熱する;および/または
    (ii)55〜115℃に加熱する
    請求項22または23に記載の方法。
  25. 反溶媒が、
    (i)アルコール、ケトン、エステル、ニトリル、エーテル、炭化水素またはハロゲン化炭化水素から選択される;および/または
    (ii)水、メタノール、エタノール、1−プロパノール、1−ブタノール、1−ペンタノール、イソプロパノール、イソブタノール、t−ブタノール、エトキシエタノール、アセトニトリル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチル、酢酸n−ペンチル、DCM、1,4−ジオキサン、THF、t−ブチルメチルエーテル、ジエチルエーテル、トルエンまたはキシレンから選択される
    請求項22〜24のいずれかに記載の方法。
  26. ステップ(c)が、周囲温度に冷却することを含む、請求項22〜24のいずれかに記載の方法。
  27. 請求項19〜26のいずれかに記載の方法によって得られるスニチニブリンゴ酸塩の結晶I型。
  28. 請求項1〜3のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩III型、請求項11〜13のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩IV型、または請求項27に記載のスニチニブリンゴ酸塩I型を含有する医薬組成物。
  29. (i)癌または腫瘍を治療または予防するための;および/または
    (ii)切除不可能および/もしくは転移性である悪性の消化管間質腫瘍(GIST)、または進行性および/もしくは転移性である腎細胞癌(MRCC)を治療または予防するための
    請求項28に記載の医薬組成物。
  30. (i)癌または腫瘍;および/または
    (ii)切除不可能および/もしくは転移性である悪性の消化管間質腫瘍(GIST)、または進行性および/もしくは転移性である腎細胞癌(MRCC)
    治療または予防するための薬剤の製造における、請求項1〜3のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩III型、請求項11〜13のいずれかに記載のスニチニブリンゴ酸塩IV型、または請求項27に記載のスニチニブリンゴ酸塩I型の使用。
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