JP2011527330A5 - - Google Patents

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JP2011527330A5
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Claims (17)

  1. 以下の工程を含む、スニチニブリンゴ酸塩I型の調製方法:
    (i)スニチニブを1またはそれ以上の溶媒と混合する工程;
    (ii)工程(i)で得られた混合物にリンゴ酸を加える工程;および
    (iii)工程(ii)で生成された混合物から、生じた固体を単離する工程。
  2. (a)工程(i)で、アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブを溶解またはスラリーにする;および/または
    (b)工程(i)で、アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブをスラリーにする;および/または
    (c)工程(i)で、アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブを約15〜35℃でスラリーにする;および/または
    (d)工程(i)で、アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブを溶解させる;および/または
    (e)工程(i)で、アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブをほぼ還流温度で溶解させる;および/または
    (f)工程(ii)におけるリンゴ酸がL−またはD−リンゴ酸である;および/または
    (g)工程(ii)におけるリンゴ酸がL−リンゴ酸である;および/または
    (h)工程(i)で得られた混合物に添加する前に、1またはそれ以上の溶媒にリンゴ酸を溶解させる;および/または
    (i)工程(i)で得られた混合物に添加する前に、リンゴ酸をメタノールに溶解させる;および/または
    (j)工程(ii)で、リンゴ酸を攪拌しながらスニチニブに加える;および/または
    (k)工程(ii)で、リンゴ酸をスニチニブに、1分間当たりリンゴ酸約0.05当量の速度で加える;および/または
    (l)工程(iii)で単離された生じた固体がスニチニブリンゴ酸塩I型である
    請求項1記載の方法。
  3. 以下の工程を含む、スニチニブリンゴ酸塩I型の調製方法:
    (i)リンゴ酸を1またはそれ以上の溶媒と混合する工程;
    (ii)工程(i)で得られた混合物にスニチニブを加える工程;および
    (iii)工程(ii)で生成された混合物から、生じた固体を単離する工程。
  4. (a)工程(i)で得られた混合物に加える前に、1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブを溶解またはスラリーにする;および/または
    (b)アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブをスラリーにする;および/または
    (c)アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中で約15〜35℃でスニチニブをスラリーにする;および/または
    (d)アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中で、スニチニブを溶解させる;および/または
    (e)アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒の中でスニチニブをほぼ還流温度で溶解させる;および/または
    (f)工程(i)におけるリンゴ酸がL−またはD−リンゴ酸である;および/または
    (g)工程(i)におけるリンゴ酸がL−リンゴ酸である;および/または
    (h)リンゴ酸をメタノールに溶解させる;および/または
    (i)リンゴ酸をほぼ還流温度で溶解させる;および/または
    (j)工程(ii)で、スニチニブを攪拌しながらリンゴ酸に加える;および/または
    (k)工程(ii)で、スニチニブを、1分間当たりスニチニブ約0.05当量の速度でリンゴ酸に加える;および/または
    (l)工程(iii)で単離された生じた固体がスニチニブリンゴ酸塩I型である
    請求項3記載の方法。
  5. 工程(ii)におけるリンゴ酸またはスニチニブの添加の後、
    (a)工程(iii)の単離の前に、混合物を加熱するさらなる工程(ii−a)を行う;および/または
    (b)工程(iii)の単離の前に、混合物を溶媒または溶媒の混合物のほぼ還流温度に加熱するさらなる工程(ii−a)を行う;および/または
    (c)工程(iii)の単離の前に、混合物を約15〜30分間加熱するさらなる工程(ii−a)を行う
    請求項1〜4のいずれか記載の方法。
  6. 工程(ii)におけるリンゴ酸またはスニチニブの添加の後、もし存在すれば、工程(ii−a)における混合物の加熱の後、
    (a)工程(iii)の単離の前に、混合物を少なくとも5分間放置するさらなる工程(ii−b)を行う;および/または
    (b)工程(iii)の単離の前に、混合物を約15〜30分間放置するさらなる工程(ii−b)を行う;および/または
    (c)工工程(iii)の単離の前に、混合物を約20〜35℃の温度で少なくとも5分間放置するさらなる工程(ii−b)を行う;および/または
    (d)工程(iii)の単離の前に、混合物を少なくとも5分間攪拌するさらなる工程(ii−b)を行う
    請求項1〜5のいずれか記載の方法。
  7. 工程(ii)におけるリンゴ酸またはスニチニブの添加の後、
    (a)スラリーになるまで混合物を攪拌するさらなる工程を行う;および/または
    (b)スラリーになるまで混合物を攪拌するさらなる工程であって、スラリーを加熱または還流する工程を行う;および/または
    (c)スラリーになるまで混合物を攪拌するさらなる工程であって、スラリーを加熱または還流して、その後約0〜35℃に放冷する工程を行う;および/または
    (d)スラリーになるまで混合物を攪拌するさらなる工程であって、スラリーを一定時間攪拌する工程を行う
    請求項1〜4のいずれか記載の方法。
  8. (a)工程(iii)で得られた固体のスニチニブリンゴ酸塩をろ過手法で単離する;および/または
    (b)工程(iii)で単離した固体を、工程(i)で使用したものと同じ溶媒で洗浄する;および/または
    (c)好ましくは工程(iii)で単離した固体を分解させない条件で、重量が一定になるまで、当該固体を乾燥する;および/または
    (d)工程(iii)で単離した固体を、重量が一定になるまで、減圧下、約40℃で乾燥を行う
    請求項1〜7のいずれか記載の方法。
  9. 以下の工程を含む、スニチニブリンゴ酸塩I型の調製方法:
    (i)スニチニブを溶媒系(ここで、該溶媒系は、アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒を含む)に高い温度で溶解させる工程;
    (ii)工程(i)で得られた溶液にリンゴ酸を加える工程;
    (iii)溶液を一定時間攪拌する工程;および
    (iv)工程(iii)で生成された混合物から、生じた固体のスニチニブリンゴ酸塩I型を単離する工程。
  10. (a)スニチニブを工程(i)からの溶媒系に還流条件下、溶解させる;および/または
    (b)工程(ii)におけるリンゴ酸がL−またはD−リンゴ酸である;および/または
    (c)工程(ii)におけるリンゴ酸がL−リンゴ酸である;および/または
    (d)工程(i)で得られた溶液に添加する前に、リンゴ酸を1またはそれ以上の溶媒に溶解させる;および/または
    (e)工程(i)で得られた溶液に添加する前に、リンゴ酸をメタノールに溶解させる;および/または
    (f)工程(ii)で、攪拌しながら、リンゴ酸をスニチニブに加える;および/または
    (g)工程(iii)で生成された混合物から、生じた固体のスニチニブリンゴ酸塩I型をろ過で単離する;および/または
    (h)工程(iv)で単離された固体を、工程(i)で使用したものと同じ溶媒で洗浄する;および/または
    (i)好ましくは工程(iv)で単離された固体を分解させない条件で、重量が一定になるまで、当該固体を乾燥する;および/または
    (j)工程(iv)で単離された固体を、重量が一定になるまで、減圧下、約40℃で乾燥を行う
    請求項記載の方法。
  11. 以下の工程を含む、スニチニブリンゴ酸塩I型の調製方法:
    (i)スニチニブを溶媒系(ここで、該溶媒系は、アセトン、メタノールおよび酢酸エチルを含む群から選択される1またはそれ以上の溶媒を含む)の中でスラリーにする工程;(ii)工程(i)で得られたスラリーにリンゴ酸を加える工程;
    (iii)スラリーを一定時間攪拌する工程;および
    (iv)生じた固体のスニチニブリンゴ酸塩I型を単離する工程。
  12. (a)個々の工程の1またはそれ以上を、個別に約15〜35℃で行う;および/または
    (b)工程(ii)からのリンゴ酸がL−またはD−リンゴ酸である;および/または
    (c)工程(ii)からのリンゴ酸がL−リンゴ酸である;および/または
    (d)工程(i)で得られたスラリーに添加する前に、リンゴ酸を1またはそれ以上の溶媒に溶解させる;および/または
    (e)工程(i)で得られたスラリーに添加する前に、リンゴ酸をメタノールに溶解させる;および/または
    (f)工程(ii)で、攪拌しながら、リンゴ酸をスニチニブに加える;および/または
    (g)工程(iv)で、生じた固体をろ過手法で単離する;および/または
    (h)工程(iv)で単離された固体を、工程(i)で使用したものと同じ溶媒で洗浄する;および/または
    (i)好ましくは、工程(iv)で単離された固体のスニチニブリンゴ酸塩I型を分解させない条件で、重量が一定になるまで、当該固体を乾燥する;および/または
    (j)工程(iv)で単離された固体を、重量が一定になるまで、減圧下、約40℃で乾燥を行う
    請求項11記載の方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか記載の方法で調製された、スニチニブリンゴ酸塩I型。
  14. (a)95%を超える;
    (b)99%を超える;
    (c)99.5%を超える;または
    (d)99.7%を超える
    化学純度および/または多形純度を有する、請求項13記載のスニチニブリンゴ酸塩I型
  15. 請求項13または14記載のスニチニブリンゴ酸塩I型を含有する医薬組成物。
  16. (a)腫瘍;および/または
    (b)癌;および/または
    (c)切除不可能および/もしくは転移性である悪性の消化管間質腫瘍(GIST)または進行性および/もしくは転移性である腎細胞癌(MRCC)
    の治療のための、請求項15記載の医薬組成物。
  17. (a)腫瘍;および/または
    (b)癌;および/または
    (c)切除不可能および/もしくは転移性である悪性の消化管間質腫瘍(GIST)または進行性および/もしくは転移性である腎細胞癌(MRCC)
    の治療のための医薬の製造のための、請求項13または14記載のスニチニブリンゴ酸塩I型の使用。
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