JP2011511305A - 少なくとも1つの光線を投影する方法および装置 - Google Patents

少なくとも1つの光線を投影する方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011511305A
JP2011511305A JP2010541698A JP2010541698A JP2011511305A JP 2011511305 A JP2011511305 A JP 2011511305A JP 2010541698 A JP2010541698 A JP 2010541698A JP 2010541698 A JP2010541698 A JP 2010541698A JP 2011511305 A JP2011511305 A JP 2011511305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
information
image point
laser
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010541698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5844524B2 (ja
Inventor
リヒター,イェンス
ドルム,ヤン・オリバー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osram GmbH
Original Assignee
Osram GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osram GmbH filed Critical Osram GmbH
Publication of JP2011511305A publication Critical patent/JP2011511305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5844524B2 publication Critical patent/JP5844524B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/101Scanning systems with both horizontal and vertical deflecting means, e.g. raster or XY scanners
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3129Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] scanning a light beam on the display screen
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B44/00Circuit arrangements for operating electroluminescent light sources

Abstract

少なくとも1つの光線を投影する方法および装置が記載されており、少なくとも1つの画点の保持時間が少なくとも1つの別の画点に対して少なくとも部分的に延長される。

Description

本発明は、少なくとも1つの光線を投影する方法および装置に関する。
いわゆる「フライングスポット」の機能原理に依拠しているプロジェクタでは、二次元の共鳴マイクロミラーによって光線(典型的には3原色の赤、緑、青からなる)が偏向されて、画像平面に投影される。
図1は、「フライングスポット」投影の機能原理を図解するための略図を示している。ここでは、色の異なる光線が光源101(赤R)、102(青B)、103(緑G)からそれぞれ半透明のミラー(このミラーの透過と反射は波長に依存して行われる)104,105,106へ、そしてさらに共通のビーム110(投影ビームとも呼ぶ)として二次元の共鳴マイクロミラー107へ向けられ、このマイクロミラーが共通のビーム110を二次元に偏向させて、画像平面108へ投影する。このとき画像平面108では、連続して整合的に偏向される共通のビーム110によって画像が生成される(画像平面108のビーム形状109を参照)。
画像情報は、それぞれの光源101から103の強度変調により、マイクロミラー107の偏向と同期して生起されて、表示される。
マイクロミラー107の非線形の偏向、およびその結果として生じる画像平面108での非線形のビーム形状109に基づき、位置的に離散している個々の画像情報(「画点」または「ピクセル」)を表示するために時分割多重化法が適用される。すなわち定義された時間区域内で、特定の情報が画像平面に投影される。
投影される情報は、特に、光源101から103により生成される光線の明度と色の重なり合いを意味しており、光線の明度は、付属の光源の振幅を用いて調整可能である。
光源はそれぞれレーザであるのが好ましく、特にレーザダイオードであるのが好ましい。すなわちレーザを通る電流が、当該レーザから放射される光の明度に対応している。
図2は、秒を単位とする画点ごとのスキャン時間領域の図面を、それぞれの画点の位置に依存して、列についても(曲線201参照)行についても(曲線202参照)示している。
一例として、投影される画像は幅が画点640個、高さが画点480個である。図1に示して説明した共通のビーム110の偏向109により、たとえば画像が行ごとに構成される場合、共通のビーム110は、行の中心部において縁部領域よりも細くなる。
一例として図2の例のマイクロミラーは、640個×480個の画点の解像度で、27kHzの水平周波数と1.2kHzの垂直周波数を有している。
このように、時間領域、時間的に限られた長さ、ならびに各画点についての時間は、時間分割多重化法により、時間にわたってXY座標系で画点が空間的に割り当てられることから生じる。
図3は、画像平面の中央部の領域(画像中央部)における(水平方向の)行に沿った時間領域について、図2の一部分を示している。
上に挙げたパラメータを用いると明らかなように、画像情報を投影面で位置的な誤差なしに表示するために光線の強度あるいは振幅を変調するのにエレクトロニクスが必要とする時間解像度は、ピコセカンドを下回る範囲内にある。理論上、相応に時間的に高解像度でコストを要する回路を用いれば、割り当て誤差を減らすことができる。しかし、そのような投資は高価なコンポーネントを必要とし、たとえば選択される解像度によっては、実際上は必ずしも実行可能ではない。
しかし時間解像度を下げると画質が低下し、誤差のある空間的な割り当てに基づいて、画点平面に歪みが生じてしまう。
さらに別の問題は、マイクロミラーの非線形の偏向に基づく、時間領域と位置領域との間の変換にある。
時間分割多重化法によって1つの画点が選択される時間区域内では、エレクトロニクスの立上がり時間と立下り時間が、各画点のあいだのコントラストに影響を及ぼす。こうした影響は、信号エッジの立上りあるいは立下りの時間によって強められる。すなわち、画点について利用できる時間との比較でエッジが長くなるほど、各画点のあいだのコントラストは悪くなる。
図2と図3における上記の実施形態では、エッジ勾配が一定ならば、画点について全体的にもっとも少ない時間しか利用できないときに、すなわち画像中央部のところで、コントラストがもっとも悪くなる。
図4は、最大限可能なコントラストをもつ画像平面で、すなわちそれぞれ2つの画点の間の白から黒もしくは黒から白への移行部で、投影されるべき画像の一部分を一例として示している。
図5は、レーザに対する制御電圧501と、その結果として生じるレーザを通る電流502とを適宜簡略化して示している。
レーザを通る電流推移502は、典型的には放出される光量に比例しており、したがって、観察者により感受される明度に呼応している。
図5には、一例として時間Tを有し、図4に示す明暗明のパターンを有する画点n−2,n−1およびnが示されている。制御電圧501はレーザをオン、オフして再びオンに切り換える。
有限のエッジ勾配に基づき、レーザのターンオンのときにターンオン遅延503および505が生じるとともに、レーザのターンオフのときにターンオフ遅延504および506が生じる。
こうした遅延は、各画点のあいだのコントラストを有意に劣化させる。特に遅延504および506のあいだに暗い画点が部分的に照明され、そのために、画像で稜線を表示するときの投影ユニットの最大限実現可能なコントラスト(高い位置周波数あるいは空間周波数)が、明らかに低下してしまう。
図6は、レーザ603を制御するためのブロック図を示している。
nビットの幅をもつデジタル信号605が、デジタル/アナログコンバータ601(DAC)によりアナログ信号に変換され、レーザ603を制御するためにドライバによって増幅される。レーザ603はその陽極が供給電圧604(VDD)に接続されており、デジタル/アナログコンバータ601を介してドライバ602により制御される。
たとえばパーソナルコンピュータやPersonal Digital Assistant(PDA)のような画像ソースが、nビットの幅をもつデジタル信号605を供給し、この信号が、レーザ603の制御のために、デジタル/アナログコンバータ601で相応にアナログ信号(電流信号または電圧信号)に変換される。
必要とされる高い時間解像度は、高い変換率(サンプリングレート)によって実現される。このことは、デジタル/アナログコンバータ601の変換率に関して極端な要求を課す。
一例として、640個×480個の画点の解像度と、27kHzの水平周波数と、1.18kHzの垂直周波数とを備える上に説明したシステムに着目すると、位置的な解像度誤差を1%以下にするためには、デジタル/アナログコンバータ601は280psよりも低い時間解像度を提供できなくてはならない。
このことは、デジタルインターフェースに関してだけでなく、デジタル/アナログコンバータ601の変換率に関しても、3GHzの帯域幅要求を意味している。
しかしこのようなエレクトロニクスは、たとえそれが実現可能であるとしても、極端に高いコストがかかり、損失が多く生じて高価である。さらに留意すべきなのは、図6に示す回路およびその結果として生じるコストが各々のレーザについて別々に必要となり、それに結びつくコストは何倍にもなることである。
本発明の課題は、上に述べた欠点を回避し、特に「フライングスポット」の取組みにおいて、簡単で効率的、かつ故障許容性があり低コストな投影の可能性を提供することにある。
この課題は、独立請求項の構成要件に基づいて解決される。本発明の発展例は従属請求項に記載されている。
課題を解決するために、少なくとも1つの画点の保持時間が少なくとも1つの別の画点に対して少なくとも部分的に延長される、少なくとも1つの光線を投影する方法が記載される。
特にフライングスポット法の場合、投影光線は画像平面上で整合的に運動する。上で説明したとおり、投影光線の速度は、表示されるべき画点の位置に依存して変わる。その意味で、投影面の列の中央部にある画点は、投影面の縁部にある画点よりも短い時間を有している(すなわち投影光線はそこで相応に高い速度を有している)。
この現象は、特に、投影光線が最大の速度を有する画点よりも長い時間を有するすべての点について、保持時間が導入されることによって、効果的に相殺される。
ここで記載している取組みは、複数の光線を含む投影光線に適用することができ、あるいは、それぞれ個々の光線について別々に適用することができる。
保持時間という概念は、特に、画点についての値(たとえば少なくとも1つの光線の少なくとも1つのレーザについての変調電流)または情報を含んでいる。
回路のデジタルコンポーネントが作動するベースクロック。
1つの実施形態の要諦は、少なくとも1つの画点の保持時間が、それぞれの画点の投影の位置に依存して、少なくとも部分的に延長されることにある。
保持時間は、少なくとも1つのサンプルホールド段によって延長できるのが好ましい。
特に、保持時間はベースクロックと同期して調整される。すなわち、ベースクロックが各々の可能な保持時間の整数倍である必要はない。それにより、デジタルコンポーネントのベースクロックあるいは必要な最大の動作周波数を低減できるという利点がある。
1つの発展例は、少なくとも1つのデジタル/アナログコンバータが少なくとも1つの光線を制御するために利用され、
−デジタル/アナログコンバータはベースクロックで作動し、
−ベースクロックを用いてピクセルクロックが判定され、ピクセルクロックに基づいて少なくとも1つの画点の保持時間が延長されることによって、少なくとも1つの画点の保持時間が少なくとも部分的に延長されることにある。
特に1つの発展例は、ピクセルクロックがベースクロックの整数倍に相当していることにある。
保持時間はベースクロックにもピクセルクロックにも同期していてよいのが好ましい。
別の発展例は、保持時間を遅延段によって調整可能であることにある。特に、遅延段は(デジタル)制御信号によって制御することができる。
このとき、必要な遅延の量子化に依存して、たとえば4ビットまたは5ビットの所定の幅のデジタル信号を利用可能であるのが好ましい。
また1つの実施形態は、遅延段がサンプルホールド段と時間制御部とを含んでおり、時間制御部は制御信号を用いてサンプルホールド段を制御することにある。
このように、長さが制御信号と相関関係にあり、それによってサンプルホールド段の保持時間を設定するパルスを生起するために、デジタル制御信号を利用することができる。
制御信号がアナログ式に設定され、このアナログ制御信号を用いてサンプルホールド段が制御されることも可能である。
デジタル制御信号またはアナログ制御信号は、所定の最低要求事項(解像度誤差)を実現するために、あるいは下回るために、そのつどの投影に依存して必要な保持時間に呼応しているのが好ましい。
別の実施形態は、画点の第1の情報が第2の情報に依存して変更されることにある。特に、画点の第1の情報は画点を投影するための時間中に変更することができる。
それにより、有限のエッジ勾配という問題、およびその結果として生じるコントラスト低下を効果的に補償することができる。たとえば画点の第1の情報を、すでに第1の画点時間の満了前に、画点の第2の情報に合わせて適合化することができる。そのために2つの画点が中間保存され、それらの情報が互いに比較され、あるいは上述したように適応調節されるのが好ましい。
別案として、前回の値だけを中間保存しておくこともできる。
1つの発展例は、第1の情報が画点を表示するための振幅および/または明度を含んでいることにある。これに応じて第2の情報は、少なくとも1つの後続する画点の振幅および/または明度を含むことができる。
特に、画点の明度はレーザの変調電流の大きさに依存して決まる。
別の発展例は、少なくとも1つの後続する画点の到着と実質的に同時に第2の情報が得られるように、画点の第1の情報が変更されことにある。
特に、少なくとも1つの後続する画点の到着は、次の基準のうちの1つを含むことができる:
−少なくとも1つの後続する画点の到着と同時、直前、または直後;
−画点について設定されている空間的な広がりの到着と実質的に同時、直前、または直後。
また1つの発展例は、画点の第1の情報を第2の情報と比較するために、少なくとも1つの画点について記憶装置が設けられていることにある。
特に、記憶装置は交互に制御される2つのサンプルホールド段を含むことができる。
1つの実施形態は、画点の第1の情報を第2の情報と比較するために、光線を交互に制御する少なくとも2つのデジタル/アナログコンバータが設けられていることにある。
このときデジタル/アナログコンバータは、デジタル/アナログコンバータの出力信号が交互に比較されることによって、記憶装置の機能性を担う。
別案として、係数2だけ高いサンプリングレートを有するデジタル/アナログコンバータが設けられていてもよい。その場合、サンプルホールド段によって保存を行うことができる。
別の実施形態の要諦は、立下りエッジに必要な立下り時間が、画点の実質的に最後のところで画点の時間から差し引かれることによって、画点の第1の情報が第2の情報に依存して変更されることにある。
さらに1つの実施形態は、結像誤差が補償されるように、少なくとも1つの光線がパラメータ化されることにある。
そのようにして、たとえば光源あるいはレーザもしくは光学コンポーネントの静力学的な組立の不正確さを補償することができる。このような不正確さのせいで、たとえば複数の光源(たとえば3つの異なる色のレーザ)の光線の間に生じる可能性があるずれが、画像平面(投影平面)に生じる。すなわち光源は所定の時点で、投影面のそれぞれ異なる点を照明する。このような誤差は照明時間に伴って増大し、すなわち解像度が高くなるにつれてたえず増大する。
ここに記載している取組みは、高い費用がかかりコストが集中する組立技術を要することなく、結果的に生じるサブピクセル領域(すなわち画点よりも小さい領域)で、このような種類の組立誤差の補償を可能にする。
この点に関わる1つの発展例は、各々の少なくとも1つの光線がそれぞれ付属の画点に対応する領域へ投影されるように、各々の少なくとも1つの光線の保持時間が調整されることである。
別の発展例は、少なくとも1つの光線が、方向転換をさせる投影装置によって位置的に偏向することにある。方向転換をさせる投影装置はマイクロミラー、特に二次元の共鳴マイクロミラーであるのが好ましい。
別の発展例は、少なくとも1つの光線が少なくとも1つの光源から組み合わされてなることにある。
特に1つの発展例は、少なくとも1つの光源が少なくとも1つのレーザ、特に少なくとも1つのレーザダイオードを含んでいることにある。
また1つの発展例は、光線は赤色レーザ、青色レーザ、および緑色レーザから組み合わされてなることである。
さらに1つの発展例は、光線が赤色レーザ、青色レーザ、および2つの緑色レーザから組み合わされてなることである。
これに応じて光線は、上記の組み合わせの複数倍から組み合わされてなっていてよい。
追加の発展例の枠内においては、少なくとも1つの光線はフライングスポット法によって投影される。
さらに、上に述べた説明した課題を解決するために、プロセッサユニットおよび/または固定配線された回路構造および/または自由にプログラミング可能なロジックを含む、少なくとも1つの光線を投影する装置が記載され、この装置は、ここに記載されている方法を実施可能であるようにセットアップされている。
上述のプロセッサユニットは、相応に必要な周辺機器(記憶装置、インプット/アウトプットインターフェース、入出力機器など)を備える、あらゆる種類のプロセッサまたは計算機またはコンピュータであってよく、もしくはこれを含むことができる。固定配線された回路ユニットまたは自由にプログラミング可能なロジックは、FPGA、CPLD、ASIC、またはその他の集積回路であってよい。
上述した課題を解決するために、遅延段を含み、この遅延段を用いて少なくとも1つの画点の保持時間を少なくとも1つの別の画点に対して少なくとも部分的に延長可能である、少なくとも1つの光線を投影する装置も記載される。
それぞれ異なる方法についての発展例、実施形態、およびその他の施工形態は、装置についても、内容に即して同様に適用することができる。
1つの発展例は、少なくとも1つの画点の保持時間を、それぞれの画点の投影の位置に依存して、遅延段を用いて少なくとも部分的に延長可能であることにある。
これに次ぐ発展例の要諦は、少なくとも1つの光線を制御するためにデジタル/アナログコンバータが設けられており、
−デジタル/アナログコンバータはベースクロックで作動可能であり、
−ベースクロックを用いてピクセルクロックを規定可能であり、ピクセルクロックに基づいて少なくとも1つの画点の保持時間を延長可能であることによって、少なくとも1つの画点の保持時間を少なくとも部分的に延長可能である。
1つの実施形態は、ピクセルクロックがベースクロックの整数倍に相当していることにある。
別案の実施形態の要諦は、遅延段を制御信号によって、特にデジタル制御信号によって、制御可能であることである。
これに次ぐ実施形態は、遅延段がサンプルホールド段と時間制御部とを含んでおり、時間制御部は制御信号を用いてサンプルホールド段を制御することにある。
また1つの実施形態は、本装置がコントラスト改善をするユニットを有しており、画点の第1の情報を第2の情報に依存して変更可能であることである。
1つの発展例の要諦は、画点の第1の情報を画点の投影の時間中に変更可能であることにある。
追加の実施形態は、第1の情報が画点の表示のための振幅および/または明度を含んでいることである。それに応じて第2の情報は、少なくとも1つの後続する画点の振幅および/または明度を含むことができる。
別の実施形態は、画点の第1の情報を変更可能であり、それにより、少なくとも1つの後続する画点の到着と実質的に同時に第2の情報が得られるようになっていることである。
また1つの選択肢は、少なくとも1つの後続する画点の到着が、次の基準のうちの1つを含んでいることにある:
−少なくとも1つの後続する画点の到着と同時、直前、または直後;
−画点について設定されている空間的な広がりの到着と実質的に同時、直前、または直後。
また、さらに別の実施形態は、画点の第1の情報を第2の情報と比較するために、少なくとも1つの画点の記憶装置が設けられていることにある。
別の発展例は、記憶装置が交互に制御される2つのサンプルホールド段を含んでいることである。
また1つの発展例は、画点の第1の情報を第2の情報と比較するために、光線を交互に制御する少なくとも2つのデジタル/アナログコンバータが設けられていることである。
1つの発展例の要諦は、立下りエッジに必要な立下り時間が、画点の実質的に最後のところで画点の時間から差し引かれることによって、画点の第1の情報を第2の情報に依存して変更可能であることにある。
さらに別の実施形態は、少なくとも1つの光線をパラメータ化可能であり、それによって結像誤差が補償されることである。
また1つの実施形態は、各々の少なくとも1つの光線がそれぞれ付属の画点に対応する領域へ投影されるように、各々の少なくとも1つの光線の保持時間が遅延段を用いて調整されることである。
さらに1つの実施形態は、少なくとも1つの光線を位置的に偏向させる、方向転換をさせる投影装置が設けられることである。特に、方向転換をさせる投影装置はマイクロミラー、特に二次元の共鳴マイクロミラーを含むことができる。
追加の発展例の枠内では、少なくとも1つの光線は少なくとも1つの光源から組み合わされてなっていてよい。少なくとも1つの光源は、少なくとも1つのレーザ、特に少なくとも1つのレーザダイオードを含むことができるのが好ましい。
1つの発展例は、光線が赤色レーザ、青色レーザ、および緑色レーザから組み合わされてなっていることである。
別の発展例は、光線が赤色レーザ、青色レーザ、および2つの緑色レーザから組み合わされてなっていることである。
また1つの発展例は、本装置が少なくとも1つの光線をフライングスポット法によって投影することである。
次に、本発明の実施例について図面を参照しながら図解、説明する。
遅延段によってレーザを制御するためのブロック図である。 画像中央部の付近の領域で画点ごとに量子化された時間領域の図である。 特定の画点への時間領域の割り当てである。 時間制御部と、サンプルホールド段を備えるスイッチとを含む(プログラミング可能な)遅延段によってレーザを制御するためのブロック図である。 エッジ選択的にパルスを所定の幅で生成することができる回路のブロック図である。 図11に付属するタイムチャートである。 所定の幅のパルスをエッジ選択的に生成するためのブロック図である。 特に画点n,n+1等に依存する、ならびにベースクロックに依存する、図13に付属するタイムチャートである。 レーザに対する制御信号の時間的推移を含むグラフであり、画点内容に依存して、ならびにレーザに必要な変調電流の立上り時間あるいは立下り時間に依存して、制御時間の変化を行うことができる。 コントラスト、コントラスト比率、最大強度、最小強度などの量を、補償を行う場合と行わない場合とで対比した表である。 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、補償を行うときと補償を行わないときのコントラストの比較である。 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、補償を行うときと補償を行わないときのコントラスト比率の比較である。 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、非理想的なエッジの補償によるエネルギー損失およびこれに伴う明度損失である。 コントラスト改善をするユニットによってレーザを制御するためのブロック図である。 図4の市松模様パターンの投影に基づく、図18に付属するタイムチャートである。 さまざまな明るい画点の投影に基づく、図18に付属するタイムチャートであり、画点n−1は画点n−2に対してわずかだけ低減した明度を有している。 コントラスト改善をするユニットによってレーザを制御するためのブロック図の別案の構成であり、図18の両方のサンプルホールド段に代えて、2つのデジタル/アナログコンバータが利用される。 図21に付属するタイムチャートである。
本明細書で説明している取組みは、特に、デジタル/アナログコンバータと出力段あるいはドライバ回路との間の信号経路にあるプログラミング可能な、またはアナログ制御式の遅延段によって、空間的な割り当て誤差の効率的な削減を可能にする。
このことは特に、デジタル/アナログコンバータの出力信号が所定の時間のあいだ保持され、それによって保持時間が、投影される画像内部における画点のそれぞれのジオメトリーあるいは位置に依存して、画点の正しい表示に対応することによって実現される。
さらに本明細書に記載している取組みは、有限のエッジ勾配という問題の解決を可能にするものであり、それにより、画点ごとの情報(たとえば振幅や明度)が少なくとも1つの後続する画点の情報(たとえば振幅や明度)に依存して変更され、特に、そのために立下りエッジに必要な立下り時間が、画点の最後のところでの画点の名目上の時間から差し引かれる。
それにより、有限のエッジ勾配に基づいて、投影面への画点の一義的な空間的割り当てが失われることが効果的に防止される。
さらに別の好ましい取組みの要諦は、それぞれの解決法を組み合わせることにある。空間的な割り当て誤差を低減するための解決法と、有限のエッジ勾配の補償によるコントラストの最適化は、いずれも画点ごとの時間に影響を及ぼす。
さらに、画点ごとの時間の操作によって、垂直方向のサブピクセル領域で組立の不正確さを補償することが提案される。
空間的な割り当ての改善
図7は、遅延段706によってレーザ703を制御するためのブロック図を示している。
nビットの幅をもつデジタル信号705が、デジタル/アナログコンバータ701(DAC)によってアナログ信号に変換され、このアナログ信号を用いて、調整可能な遅延段706が時間的に遅延され、レーザ703の制御のためにドライバを用いて増幅される。レーザ703は、その陽極が供給電圧704(VDD)に接続されている。
その結果、デジタル/アナログコンバータ701を作動させるためのベースクロックと、それぞれの画点が表示されるピクセルクロックとの間で意図される非同期性が生じる。
たとえば、投影ビームを偏向させるためのマイクロミラーが27kHzの水平周波数と1.18kHzの垂直周波数とを有する、640個×480個の画点の解像度をもつシステムを想定すると、位置的な解像度誤差(または割り当て誤差)を1%以下にするために、デジタル/アナログコンバータ701は280psよりも低い時間的な解像度を必要とする。
解像度誤差は、投影平面におけるピクセルの誤差を含んだ空間的な広がりに相当している。
その結果として、図8に示す画像中央部で画点ごとに時間的な量子化が生じる。
図9には、特定の画点への時間領域の割り当てが示されている。
投影行の平均的な画点n(たとえば座標(幅、高さ)320,240をもつ画点)について、当該画点nに必要となる時間領域は、ベースクロックに相当している。このことは、投影されるすべての画点のもっとも短く出現する時間領域が画点nに必要とされるという事実の結果である。投影ビームは当該画点nを最高の速度で通過するからである。
したがって画点nについての時間領域Tは、デジタル/アナログコンバータが作動するべきベースクロックの時間を規定する。
本例では、垂直方向で1.18kHzおよび水平方向で27kHzのミラー周波数、ならびに640×480の解像度のとき、56MHzのベースクロックが得られる。画点nについての上述した時間領域は18nsとなるからである。
それぞれ個々の画点の時間と位置を割り当てるにあたって所定の精度を実現するために、図9では、画点n+1についての時間領域は、画点nについての時間領域よりも追加の時間領域Δtの分だけ広い。
本例では、1%以下の割り当て誤差を可能にするために、追加の時間領域Δtは280psに設定される。
さらに、画点n+2についての時間領域は、画点n+1についての時間領域よりも追加の時間領域2Δtの分だけ広い。このように、画像中央部から縁部までの画点に必要となる追加の時間領域は、画点ごとに広くなっていく。特定の画点m以後、追加の時間領域は次のようになる。
Figure 2011511305
このことは、画点m以後、ピクセルクロックを半減させることができることを意味している。なぜなら次式が成り立つからである:
Figure 2011511305
システム全体の時間ベース(ベースクロック)は、時間的にもっとも短い画点の時間領域(ピクセルクロック)の整数の約数になるように選択されるのが好ましい。
たとえば112MHzのベースクロックをもつ4ビットインターフェースを、遅延段の制御のために利用することができる。
図6に示すモデルは二次元のマイクロミラーについて、ミラーシステムのその他の取組みについてと同様に適用可能である。
図10は、時間制御部1005とスイッチ1004とを含む(プログラミング可能な)遅延段1001によって、レーザ1008を制御するためのブロック図を示している。
nビットの幅をもつデジタル信号1010がデジタル/アナログコンバータ1002(DAC)によりアナログ信号に変換されて、スイッチ1004に印加される。時間制御部1005のデジタル制御信号1011がスイッチ1004を制御して、デジタル/アナログコンバータ1002のアナログ信号が画点の相応の時間領域にマッピングされるようになっている。
スイッチ1004の出力部は、ドライバ1007と、レーザ1008と、レーザのための供給電圧部1009とを含む出力段1006に接続されている。
スイッチ1004は、いわゆるサンプルホールド段を含んでいる。これは、入力値がサンプルホールド段に印加されなくなってからもアナログ入力値を保持し、あるいはこれを所定の時間だけ保存する。
時間制御部1005は制御信号1011によってパラメータ化され、制御信号1011の値に応じてスイッチ1004を制御し、そのようにして、制御信号1011がサンプルホールド段の相応の遅延を実現する。
次に、時間制御部1005ならびにその考えられる具体化と実施形態について説明する。
まず最初に図11は、パルスをエッジ選択的に所定の幅で生成することができる回路のブロック図を示している。図12は、図11に付属するタイムチャートを示している。
図11は、NANDゲート1103の入力部と、NORゲート1106の入力部とに印加される入力信号Uを示している。さらに入力信号Uは、遅延段1101およびこれに後続するインバータ1102を介して、NANDゲート1103の他の入力部と接続されている。また入力信号Uは、遅延段1104およびこれに後続するインバータ1105を介して、NORゲート1106の他の入力部と接続されている。NANDゲート1103は出力信号として電圧Uを供給し、NORゲート1106は出力信号として電圧Uを供給する。
遅延段1101および1104は、信号をそれぞれ時間Δtだけ遅延させる。
電圧の推移U,UおよびUが図12のタイムチャートに図示されている。
図12の理想化されたタイムチャートでは、入力信号Uの立上りエッジの結果として、電圧Uが時間Δtのあいだ「1」から「0」に切り換わる様子が示されている。これに準じて入力信号Uの立下りエッジは、電圧Uが時間Δtのあいだ「0」から「1」に切り換わるように作用する。
図13は、所定の幅のパルスをエッジ選択的に生成するためのブロック図を示している。
図13は、図11のブロック図に実質的に相当するブロック1303を含んでいる。図11とは異なり、ブロック1303には入力信号Uに代えて(前処理された)ピクセルクロック1301が印加される。さらに、それぞれの遅延段は制御信号(制御パラメータ)1302を用いて調整可能である。ブロック1303の出力部では、信号1304(図11の電圧Uに代えて)、ならびに信号1305(図11の電圧Uに代えて)を利用することができる。
ブロック1303に後置されているのは、2つのインバータ1307および1309と、NANDゲート1308と、NORゲート1310とを含む、パルス生成のためのユニット1306(パルスジェネレータ)である。信号1304は、ときには直接的に、ときにはインバータ1307を介して、NANDゲート1308と接続される。信号1305は、ときには直接的に、ときにはインバータ1309を介して、NORゲート1310と接続される。
NANDゲート1308の出力部は、インバータ1311を介して、フリップフロップ1314のSET入力部と接続されている。NORゲート1310の出力部は、フリップフロップ1314のRESET入力部と接続されている。フリップフロップ1314は、特にRSフリップフロップとして施工されている。
NANDゲート1308の出力部でピックアップされる信号は信号1312として図示されており、NORゲート1310の出力部でピックアップされる信号は信号1313として図示されている。フリップフロップ1314のQ出力部では、制御信号1315がピックアップされる。
図14は、図13に付属するタイムチャートを、特に画点n,n+1等に依存して、ならびにベースクロックに依存して示している。
画点nについては、ベースクロックはピクセルクロック1301と同期している。一例として画点nは、投影ビームが最大の速度を有しており、したがってどの画点でも当該画点nについて最小の時間を利用可能である画点だからである。
信号1304は、第1の遅延段の出力信号を表している。ピクセルクロック1301が論理的な「0」から論理的な「1」へ移行するたびに(立上りエッジ)、信号1305がその時点で論理的に「0」であるという条件のもとで、信号1304について論理的な「0」パルスが生成される。このことは、画点n+4については当てはまらず(信号1305は、ピクセルクロック1301の立上りエッジのところで論理的に「1」である)、その意味で、信号1304ではそこに立下りエッジがない。
信号1305は、ピクセルクロック1301の各々の立下りエッジと同時に、論理的な「1」への移行部を有している。
信号1304および1305のパルス幅は、制御信号1302(図13参照)に依存して決まる。
信号1304の立上りエッジ(論理的な「0」から論理的な「1」への移行部)、および信号1305の立下りエッジ(論理的な「1」から論理的な「0」への移行部)は、信号1312あるいは信号1313に示すように短いパルスをそれぞれ生成する。これらのパルスは、フリップフロップ1314を(信号1312を用いて)セットするとともに、(信号1313を用いて)リセットする役目を果たす。
フリップフロップ1314のQ出力部における信号1315は、サンプルホールド段を制御する役目を果たす。
このような取組みは、サンプルホールド段の制御信号1315がベースクロックと非同期であり、したがって、投影システムの高い位置解像度を実現できるという利点を有している。すなわち、サンプルホールド段の制御信号1315のパルス幅を変更することができ、画像中央部にある画点(「画点n」)が、投影される画像の縁部にある画点よりも短い時間を有していることを考慮することができ、特に、画点nの時間が縁部の方向で増えていくことを考慮することができる。
このとき、画点nについての論理的な「1」パルスのパルス幅は、画点n+1についての論理的な「0」のパルス幅よりも短い。このことは、論理的な「1」パルスのパルス幅と論理的な「0」パルスのパルス幅が両方とも、投影される画像の画像中央部から画像縁部まで絶えず増していくことを意味している。
このような制御信号1315のパルス幅が、(たとえば図14では画点n+4についてのように)ベースクロックの周期時間の整数倍を必要としている場合、ピクセルクロック1301が半分にされ(画点n+5以後はピクセルクロック1301が画点n+4に対して半分にされる)、このときピクセルクロック1301のエッジは図13に示す回路の時間的関連をなしており、すなわち、信号1304および1305は画点n+5以後、変更されたピクセルクロック1301から相応に生起される。
制御信号1315のエッジは、図10に示すサンプルホールド段の制御信号1401を規定する。制御信号1401の各々のパルスと同時に、図10のスイッチ1004がパルスの時間だけ閉じられる。それにより、デジタル/アナログコンバータの出力値がサンプルホールド段によりその時間のあいだ保存されて、出力段1006へ転送される。出力段1006に対するこの信号は、図14では信号1402として図示されている。
パルスの幅は、デジタルインターフェースの制御信号1302(図13参照)によって規定される。このことは、各々の画点に必要となる時間領域を、投影面における画点のそれぞれの位置へ、正確に時間的に割り当てることを可能にする。
画点ごとの時間が画像中央部から縁部領域の方向へ連続して増えていくので、(たとえば4ビットの幅をもつ)デジタルインターフェースに代えて、そのつど必要な画点の遅延を自律的に設定する制御式のカウンタを設けることが可能である。このことは、データバスの幅を削減することができるという利点がある。
コントラストの改善
図15には、レーザに対する制御信号の時間的推移を含むグラフが示されており、制御時間の変化は画点内容に依存して、ならびに、レーザに必要な変調電流の立上り時間あるいは立下り時間に依存して行うことができる。
図5には、ここで説明している補償のための取組みを行わないレーザの制御が示されている。補償がなされないと、隣接する画点の一義的な分離は不可能である。
それに対して図15に示す補償は、隣接する領域の一義的な分離を可能にする。すなわち、各々の画点が時間Tを必要とする。レーザの有限の切換時間により、それぞれ特定の時間tを必要とする立上りエッジあるいは立下りエッジが生じる。この時間tは特に画点情報に依存して決まり、たとえば、後続する画点あるいは先行する画点の振幅や明度に依存して決まる。
ここで説明している補償は、画点の時間が満了するのと実質的に同時に、当該画点がすでに後続する画点の情報(振幅や明度)に合わせて調整されていることを可能にする。このことは、特に、後続する画点の振幅が現在の画点の振幅よりも小さい場合に当てはまる。
したがって、隣接する画点あるいは空間的に次の画点の振幅の値になるまでの画点の振幅の減衰が、隣接する画点あるいは空間的に次の画点の時間領域Tが始まる前に完了するようにすることができる。
このような挙動は、強度Iに依存して次式により記述することができる。
コントラスト定義:
Figure 2011511305
コントラスト挙動:
Figure 2011511305
図16は、コントラスト、コントラスト比率、最大の強度、最小の強度などの量を、補償が行われる場合と行われない場合とで対比した表を示している。
図16に掲げる時間trfは、最大の強度の0%から100%に到達するために必要とされるものである。実際には時間trfについて、最大の強度がその10%から90%に到達するのに必要とする時間が想定されるのが好ましい。さらにそのための簡略化として、線形の増大を(0%から100%の範囲についても)想定することができる。
図17Aは、補償が行われるとき(グラフ1701)と補償が行われないとき(グラフ1702)のコントラストの比較を、エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存して示している。
図17Bは、補償が行われるとき(グラフ1703)と補償が行われないとき(グラフ1704)のコントラスト比率の比較を、エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存して示している。
図17Cは、非理想的なエッジの補償によるエネルギー損失およびこれに伴う明度損失1705を、エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存して示している。
一例として、図17A、図17B、図17Cに示すグラフでは次のパラメータを前提としている:
Figure 2011511305
パラメータAOffset/Amaxは、外光の影響や、投影ビームの空間的な広がりによって生じる。
図17Aと図17Bのグラフを比較してみると、ここで説明している補償により、コントラストあるいはコントラスト比率の明らかな改善が同じエッジ勾配で得られている。たとえば2nsのエッジ勾配を考慮に入れたとき、補償が行われない場合には85%のコントラストあるいは15:1のコントラスト比率が生じるのに対して、補償が行われる場合には98%のコントラストあるいは90:1のコントラスト比率が生じている。
たとえば90:1のコントラスト比率を実現したいときは、その結果として、上述した補償方法を行えば、5%の明度損失で2nsの立上り時間あるいは立下り時間が生じ、または、補償方法を行わなければ、0%のエネルギー損失で200ps以下の時間が生じる。
以上から明らかなとおり、90:1のコントラスト比率は、ここで説明している補償方法なしでは実現することができない。この補償方法によって引き起こされる明度損失は、レーザの変調電流の適合化によって補償することができる。
図18は、コントラスト改善をするユニット1813によってレーザ1808を制御するためのブロック図を示している。
nビットの幅をもつデジタル信号1810が、デジタル/アナログコンバータ1802(DAC)によりアナログ信号に変換され、スイッチ1801ならびにスイッチ1804へ印加される。スイッチ1801は、信号1814によってトリガされるサンプルホールド段を含んでおり、スイッチ1804は、信号1815によってトリガされるサンプルホールド段を含んでいる。
スイッチ1801の出力部はスイッチ1812と接続されている。スイッチ1804の出力部も同じくスイッチ1812に接続されており、スイッチ1812は切換信号1816によってその出力部をスイッチ1801の出力部と接続するか、またはスイッチ1804の出力部と接続する。
スイッチ1801の出力部、ならびにスイッチ1804の出力部は、コントラスト改善をするユニット1813の入力部とそれぞれ接続されており、ユニット1813の出力部はスイッチ1812に対する切換信号1816を供給する。
時間制御部1805がデジタル制御信号1811によってパラメータ化され、時間制御部1805のそれぞれの出力部が信号1814、信号1815、および信号1817を、コントラスト改善をするユニット1813の制御のために提供する。
スイッチ1812の出力部は、ドライバ1807と、レーザ1808と、レーザに対する供給電圧部1809とを含む出力段1806と接続されている。
図18のスイッチ1801および1804は、(特に個々の画点を表示するために必要な時間に比べて長い)所定の時間のあいだデジタル/アナログコンバータ1802の出力電圧を保存するアナログ記憶素子として、それぞれ1つのサンプルホールド段を含んでおり、もしくは表している。
図18では、このような2つのサンプルホールド段がスイッチ1801および1804の形態で設けられている。それに応じて、複数のスイッチあるいは記憶装置段が設けられていてよい。
コントラスト改善をするユニット1813は、現在の画点の振幅値を、後続する画点の振幅値と比較する。スイッチ1801および1804に保存されているそれぞれの振幅値の間の振幅差に依存して、スイッチ1812の切換時点が判定される。
スイッチ1812は、スイッチ1801および1804に印加される信号の間で切換を行い、導通された信号を出力段1806へと転送する。
スイッチ1801および1804は、(特にデジタル処理段として施工された)時間制御部1805により、信号1814および1815を通じて制御される。時間制御部1805は、特に画像生成システムのデジタルインターフェースを用いてパラメータ化される。
このときパラメータ化は、特に、たとえば判定されたエッジ勾配のような特定のシステム特性の設定を含んでいる。
コントラスト改善をするユニット1813は、信号1816により、スイッチ1801および1804に保存されている電圧値に応じてスイッチ1812を切り換え、時間制御部1805から制御信号1817を受けとる。
図19は、図4の市松模様パターンの投影に基づく、図18に付属するタイムチャートを示している。
後続する画点n−2に必要な時間Tが始まる直前に、スイッチ1804が閉じられる。このことは、スイッチ1804を制御するための信号1815のパルス1901によって表されている。
それによって画点n−2の振幅に関する情報が得られ、スイッチ1812によって出力段1806へ転送することができる。
遅くとも次の時点
Figure 2011511305
において、スイッチ1801のサンプルホールド段を用いて画点n−1の画像情報が中間保存される。
このように、コントラスト改善をするユニット1813は時点Tで、現在の画点n−2の振幅に関する情報と、後続する画点n−1の振幅に関する情報とを利用することができる。それにより、コントラスト改善をするユニット1813は、エッジ勾配が既知であれば、スイッチ1812についての切換時点を判定することができる。
それにより、個々の画点の間の融合という現象が効果的に補償され、したがって、明度の異なる各画点の間のコントラストが大幅に改善される。
時間tの見積りは、入力信号Uが飛躍的に変化したときの電流ILaserの増大が時間を通じて線形であるという仮定のもとで、一次近似で行うことができる。したがって次式が近似的に成り立つ:
Figure 2011511305
ここでIは強度を表しており、trfはエッジ立上りまたはエッジ立下りのために必要な時間を表している。
後続する画点n−1が現在の画点n−2よりも大きい変調電流を必要とするケースについては、特に次式が導かれる。
Figure 2011511305
このことは、隣接する2つの画点が明度差を有しているときに限り、画点の時間領域が適合化されることを意味している。この方策は、効率の向上あるいは画像明度の向上に役立つ。
図20は、異なる明度の画点の投影に基づく、図18に付属するタイムチャートを示している。特に、画点n−1は画点n−2に対して少ししか低減していない明度を有している。
信号1814および1815の立上りエッジは、ベースクロックとの時間的な同期化の役目を果たす。信号1816は、同じく遅延素子により操作される信号に相当しているのが好ましい。
信号1815の立上りエッジと信号1816の立上りエッジとの間の時間差、および、信号1814の立上りエッジと信号1816の立下りエッジとの間の時間差は、色に応じて連続する画点の画像情報に依存して決まる。
次に一例として、画点n−2から画点n−1への移行部に着目する。
もっとも明瞭なケースでは、時間的に連続する2つの画点の間の振幅差は、出力段1806の最大のダイナミクスに呼応している。レーザダイオードの寄生キャパシタンスは一定の電流ILaserにより移し替えることができると想定できるので、レーザダイオードを通る横電流について有限の勾配のエッジが生じる。この最大の立上り時間あるいは立下り時間は、信号1814の立上りエッジと信号1816の立下りエッジとの間の時間tに相当している。最大の立上り時間あるいは立下り時間は、システムに既知であるのが好ましい。
時間tは、隣接する画点の間の振幅差を増大または縮小するために、出力信号ILaserがどれだけの時間を必要とするかを表している。したがって、信号1814の立上りエッジと信号1816の立下りエッジとの間の時間差は次式により得られる:
Figure 2011511305
隣接する画点の間に最大の振幅差があるケースでは、この時間差はΔt=0である。
このような関係は、図20では、画点nから画点n+1への移行部に示されている。
すなわち時間tは、振幅差に応じて減少するタイムバッファとみなすこともできる。
このように、特に時間tと振幅差との間には関係があるので、時間tは、1つの画点から次の画点への移行のたびに、エレクトロニクスによってあらためて算出される。このことはリアルタイムで行われるのが好ましい。
信号1816および1814の間の関係についての上記の説明に準じて、信号1815および1816の間の関係も記述することができる。
コントラスト改善をするユニット2107によってレーザ2112を制御するための別案の実施形態が、図21に示されている。
図21は、デジタルの画像データ2104および2105がそれぞれ供給される2つのデジタル/アナログコンバータ2101および2102を示している。切換スイッチ2108は、デジタル/アナログコンバータ2101あるいは2102のそれぞれのアナログ出力部の間で切換を行い、そのつど導通されたアナログ信号を出力段2110と接続する。
出力段2110は、ドライバ2111と、レーザ2112と、レーザへの供給電圧部2113とを含んでいる。
さらに、デジタル信号2106によってパラメータ化される時間制御部2103が設けられており、時間制御部2103の出力部はコントラスト改善をするユニット2107に対する信号を提供する。
コントラスト改善をするユニット2107は2つの入力部を含んでおり、その各々が、デジタル/アナログコンバータ2101あるいは2102の出力部と接続されている。コントラスト改善をするユニット2107の出力部は、スイッチ2108を制御するための信号を供給する。
図21に示す回路の利点は、図18のスイッチ1801および1804を省略できるという点にある。隣接する画点の振幅値がそれぞれ1つのデジタル/アナログコンバータ2101および2102によって提供され、所定の時間にわたって保持されるからである。
この場合、各々のデジタル/アナログコンバータ2101および2102のための最大限必要な処理速度が、図18のデジタル/アナログコンバータ1802に比べて低いという利点がある。デジタル/アナログコンバータ2101および2102にとっては、変換を行うために、時間
Figure 2011511305
を利用できるからである。
図18および図19との関連で上に説明したとおり、スイッチ2108(図18のスイッチ1812)の切換はピクセルクロックと同期せずに行われる。
図22は、図21に付属するタイムチャートを示している。時間制御部2103では、変化するピクセルクロックの二倍化が行われる。この周波数増大は、入力クロックの立下りエッジにも立上りエッジにも状態変化によって選択的に反応するエッジトリガ方式のフリップフロップによって、電子式に行われるのが好ましい。
図面を簡略化するために、図22ではピクセルクロックは一定として図示されている。
特に簡略化のために、二倍化されたピクセルクロックの立下りエッジだけを時間ベースとして援用することができる。コントラスト改善をするユニット2107により判定された振幅差は、アナログ回路によって、二倍化されたピクセルクロックの遅延へと変換される(図22の信号2201参照)。
論理ゲートによるオリジナル信号と信号2201との組み合わせによって、エッジ選択的なパルスが得られる。
特定の幅をもつエッジ選択的なパルスを生成する段は、図11と図12に示されている。
このとき生起されるパルスの幅は遅延Δtに相当しており、あるいは、論理ゲート(NANDまたはNOR)で終わる両方の信号回線の進行時間差に相当している。したがって2つのエッジを基準として利用することができる。それは、二倍化されたピクセルクロックの立上りエッジと、上で説明した遅延回路の出力信号の立下りエッジである。これら両者は、図21のスイッチ2108あるいは図18のスイッチ1812の切換につながる。このようにして、デジタル制御を成功裏に実行することができる。
組み合わせ:空間的割り当ての改善とコントラストの改善
以上に説明した取組みは、相互に組み合わせることができるのが好ましい。
たとえばコントラストは、特に時間制御部により制御されてスイッチ(切換スイッチ)を制御する、上に説明した空間的割り当てを改善するユニットの機能性によって向上させることができる。
空間的割り当ては、上述したように、少なくとも1つのスイッチおよびこれに結びついた少なくとも1つのサンプルホールド段のパラメータ化された閉止によって可能である。
これに応じて、割り当て誤差を時間制御部でも補償することができる。
組立の不正確さの補償
図10は、画点の空間的割り当てについての考えられる解決法を示している。時間制御部1005のパラメータ化がそのように設定されると、投影される画像の相応のプリディストーションが得られる。
こうしたプリディストーションにより、光学系やレーザの組立の不正確さをサブピクセル領域で(すなわち画点よりも小さい領域で)少なくとも部分的に補償することができる。
たとえば組立誤差が投影平面で作用し、そのために、個々のレーザのそのつど照明される画像領域に、1つの画点分よりも大きい差異がなくなっている場合、デジタル情報源の画像情報を、個々のレーザ発生源の相互の歪みによってプリディストーションさせることができ、それによって誤差が補償される(すなわち、画点がエレクトロニクスによって相応に正しく投影平面で結像される)。
その他の利点:
ここで説明している取組みは、デジタル/アナログコンバータのデータインターフェースと変換レートを、特にレーザであるそのつどの光源の振幅変調に関わる高い時間的要求から解放することを可能にする。
この取組みは、「フライングスポット」法に基づくレーザ投影システムを、改善された画質で提供することを可能にする。高い時間的解像度およびこれに伴う高い位置解像度で、画点を少ない誤差で表示することができるからである。
さらに別の利点は、デジタル/アナログコンバータの技術的具体化が簡単かつ低コストに可能であり、画像生成システムのインターフェースに対する要求事項が低いことにある。最短の画点の時間的な量子化が必要なく、したがって、処理速度を何倍にも増やす必要がないからである。
さらに別の利点は、所要の遅延を色固有に具体化しなくてよく、したがって3つの色の個々の遅延段を、ビット幅の小さい1つのインターフェースを介してパラメータ化できるということにある。
別案として、遅延を色ごとに別々に実行することも可能であり、それにより、たとえばそれぞれの光源の組立の不正確さを、時分割多重化法の相応の操作によって補償することができる。
さらに別の利点は、エッジ勾配の影響が比較的強い場合でも、高いコントラストを実現可能なことにある。それにより、短い切換時間およびそれに応じた急勾配のエッジのためのアナログ電子装置に対する要求事項が低くなる。さらに、変調電流を提供するアナログのドライバ回路のテクノロジーに関する要求事項が回避される。
101 赤色の光源
102 青色の光源
103 緑色の光源
104 方向転換ミラー
105 方向転換ミラー
106 方向転換ミラー
107 マイクロミラー、特に二次元の共鳴マイクロミラー
108 画像平面
109 画像平面における投影ビームのビーム形状
110 共通のビーム、投影ビーム
201 秒を単位とする画点ごとのスキャン時間領域を、それぞれの画点の位置に依存して、列について表すための曲線
202 秒を単位とする画点ごとのスキャン時間領域を、それぞれの画点の位置に依存して、行について表すための曲線
501 レーザに対する制御電圧
502 レーザ電流
503 ターンオン遅延
504 ターンオフ遅延
505 ターンオン遅延
506 ターンオフ遅延
601 デジタル/アナログコンバータ(DAC)
602 ドライバ
603 レーザ
604 供給電圧(VDD)
605 デジタル信号
701 デジタル/アナログコンバータ(DAC)
702 ドライバ
703 レーザ
704 供給電圧(VDD)
705 デジタル信号
706 遅延段
1001 遅延段
1002 デジタル/アナログコンバータ
1004 スイッチ(サンプルホールド段を含む)
1005 時間制御部
1006 出力段
1007 ドライバ
1008 レーザ
1009 供給電圧
1010 デジタル信号
1011 制御信号
1101 遅延段
1102 インバータ
1103 NANDゲート
1104 遅延段
1105 インバータ
1106 NORゲート
1301 ピクセルクロック
1302 制御信号(制御パラメータ)
1303 図11のブロック
1304 NANDゲートの出力部の信号
1305 NORゲートの出力部の信号
1306 パルス生成をするユニット(パルスジェネレータ)
1307 インバータ
1308 NANDゲート
1309 インバータ
1310 NORゲート
1311 インバータ
1312 インバータ1311の出力部の信号
1313 NORゲート1310の出力部の信号
1314 フリップフロップ(RSフリップフロップ)
1315 制御信号
1701 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、補償を行ったときのコントラストの曲線推移
1702 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、補償を行わないときのコントラストの曲線推移
1703 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、補償を行ったときのコントラスト比率の曲線推移
1704 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、補償を行わないときのコントラスト比率の曲線推移
1705 エッジの立上り時間あるいは立下り時間に依存する、非理想的なエッジの補償によるエネルギー損失およびこれに伴う明度損失の曲線推移
1801 スイッチ(サンプルホールド段を含む)
1802 デジタル/アナログコンバータ
1804 スイッチ(サンプルホールド段を含む)
1805 時間制御部
1806 出力段
1807 ドライバ
1808 レーザ
1809 供給電圧
1810 デジタル信号(nビットの幅をもつ)
1811 デジタル制御信号
1812 スイッチ(切換スイッチ)
1813 コントラスト改善をするユニット
1814 スイッチ1801のサンプルホールド段をドリガする信号
1815 スイッチ1804のサンプルホールド段をドリガする信号
1816 スイッチ1812を切り換えるための切換信号
1817 コントラスト改善をするユニット1813を制御するための信号
1901 パルス
2101 デジタル/アナログコンバータ
2102 デジタル/アナログコンバータ
2103 時間制御部
2104 デジタル画像データ
2105 デジタル画像データ
2106 デジタル信号(時間制御部2103をパラメータ化するための)
2107 コントラスト改善をするユニット
2108 切換スイッチ
2110 出力段
2111 ドライバ
2112 レーザ
2113 供給電圧
2201 遅延信号

Claims (52)

  1. 少なくとも1つの光線を投影する方法において、
    少なくとも1つの画点の保持時間が少なくとも1つの別の画点に対して少なくとも部分的に延長される、方法。
  2. 少なくとも1つの画点の保持時間が、それぞれの画点の投影の位置に依存して、少なくとも部分的に延長される、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも1つの光線を制御するために少なくとも1つのデジタル/アナログコンバータが利用され、
    前記デジタル/アナログコンバータはベースクロックで作動し、
    ベースクロックを用いてピクセルクロックが判定され、ピクセルクロックに基づいて少なくとも1つの画点の保持時間が延長されることによって、少なくとも1つの画点の保持時間が少なくとも部分的に延長される、請求項2に記載の方法。
  4. ピクセルクロックはベースクロックの整数倍に相当している、請求項3に記載の方法。
  5. 遅延段によって保持時間を調整可能である、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記遅延段は制御信号によって制御され、特にデジタル制御信号によって制御される、請求項5に記載の方法。
  7. 前記遅延段はサンプルホールド段と時間制御部とを含んでおり、前記時間制御部は制御信号によって前記サンプルホールド段を制御する、請求項6に記載の方法。
  8. 画点の第1の情報が第2の情報に依存して変更される、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  9. 画点の前記第1の情報は当該画点の投影の時間中に変更される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の情報は画点を表示するための振幅および/または明度を含んでいる、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記第2の情報は後続する少なくとも1つの画点の振幅および/または明度を含んでいる、請求項8から10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. 少なくとも1つの後続する画点の到着と実質的に同時に第2の情報が得られるように、画点の前記第1の情報が変更される、請求項8から11までのいずれか1項に記載の方法。
  13. 少なくとも1つの後続する画点の到着は次の基準のうちの1つを含んでいる、請求項12に記載の方法:
    少なくとも1つの後続する画点の到着と同時、直前、または直後;
    画点について設定されている空間的な広がりの到着と実質的に同時、直前、または直後。
  14. 画点の前記第1の情報を前記第2の情報と比較するために少なくとも1つの画点の記憶装置が設けられている、請求項8から13までのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記記憶装置は交互に制御される2つのサンプルホールド段を含んでいる、請求項14に記載の方法。
  16. 画点の前記第1の情報を前記第2の情報と比較するために、光線を交互に制御する少なくとも2つのデジタル/アナログコンバータが設けられている、請求項8から15までのいずれか1項に記載の方法。
  17. 立下りエッジに必要な立下り時間が画点の実質的に最後のところで画点の時間から差し引かれることによって、画点の前記第1の情報が前記第2の情報に依存して変更される、請求項8から16までのいずれか1項に記載の方法。
  18. 結像誤差が補償されるように少なくとも1つの光線がパラメータ化される、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  19. 各々の少なくとも1つの光線がそれぞれ付属の画点に対応する領域へ投影されるように、各々の少なくとも1つの光線の保持時間が調整される、請求項18に記載の方法。
  20. 方向転換をする投影装置によって少なくとも1つの光線が位置的に偏向される、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記投影装置はマイクロミラーを含んでおり、特に二次元の共鳴マイクロミラーを含んでいる、請求項20に記載の方法。
  22. 少なくとも1つの光線は少なくとも1つの光源から組み合わされてなっている、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  23. 少なくとも1つの前記光源は少なくとも1つのレーザを含んでおり、特に少なくとも1つのレーザダイオードを含んでいる、請求項22に記載の方法。
  24. 光線は赤色レーザ、青色レーザ、および緑色レーザが組み合わされてなっている、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  25. 光線は赤色レーザ、青色レーザ、および2つの緑色レーザが組み合わされてなっている、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  26. 少なくとも1つの光線はフライングスポット法によって投影される、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法。
  27. 少なくとも1つの光線を投影する装置において、プロセッサユニットおよび/または固定配線された回路構造および/または自由にプログラミング可能なロジックを含んでおり、前記装置は、先行請求項のうちいずれか1項に記載の方法を実施可能であるようにセットアップされている装置。
  28. 少なくとも1つの光線を投影する装置において、遅延段を含んでおり、該遅延段を用いて少なくとも1つの画点の保持時間を少なくとも1つの別の画点に対して少なくとも部分的に延長可能である、装置。
  29. 少なくとも1つの画点の保持時間を、それぞれの画点の投影の位置に依存して、前記遅延段を用いて少なくとも部分的に延長可能である、請求項28に記載の装置。
  30. 少なくとも1つの光線を制御するためにデジタル/アナログコンバータを含んでおり、
    前記デジタル/アナログコンバータはベースクロックで作動可能であり、
    ベースクロックを用いてピクセルクロックを規定可能であり、ピクセルクロックに基づいて少なくとも1つの画点の保持時間を延長可能であることによって、少なくとも1つの画点の保持時間を少なくとも部分的に延長可能である、請求項29に記載の装置。
  31. ピクセルクロックはベースクロックの整数倍に相当している、請求項30に記載の装置。
  32. 前記遅延段は制御信号によって制御可能であり、特にデジタル制御信号によって制御可能である、請求項28から31までのいずれか1項に記載の装置。
  33. 前記遅延段はサンプルホールド段と時間制御部とを含んでおり、前記時間制御部は制御信号によって前記サンプルホールド段を制御する、請求項32に記載の装置。
  34. 画点の第1の情報を第2の情報に依存して変更可能である、コントラスト改善をするユニットを含んでいる、請求項28から33までのいずれか1項に記載の装置。
  35. 画点の前記第1の情報は当該画点の投影の時間中に変更可能である、請求項34に記載の装置。
  36. 前記第1の情報は画点を表示するための振幅および/または明度を含んでいる、請求項34または35のうちいずれか1項に記載の装置。
  37. 前記第2の情報は後続する少なくとも1つの画点の振幅および/または明度を含んでいる、請求項34から36までのいずれか1項に記載の装置。
  38. 少なくとも1つの後続する画点の到着と実質的に同時に第2の情報が得られるように、画点の前記第1の情報を変更可能である、請求項34から37までのいずれか1項に記載の装置。
  39. 少なくとも1つの後続する画点の到着は次の基準のうちの1つを含んでいる、請求項38に記載の装置:
    少なくとも1つの後続する画点の到着と同時、直前、または直後;
    画点について設定されている空間的な広がりの到着と実質的に同時、直前、または直後。
  40. 画点の前記第1の情報を前記第2の情報と比較するために少なくとも1つの画点の記憶装置が設けられている、請求項34から39までのいずれか1項に記載の装置。
  41. 前記記憶装置は交互に制御される2つのサンプルホールド段を含んでいる、請求項40に記載の装置。
  42. 画点の前記第1の情報を前記第2の情報と比較するために、光線を交互に制御する少なくとも2つのデジタル/アナログコンバータが設けられている、請求項34から41までのいずれか1項に記載の装置。
  43. 立下りエッジに必要な立下り時間が画点の実質的に最後のところで画点の時間から差し引かれることによって、画点の前記第1の情報を前記第2の情報に依存して変更可能である、請求項34から42までのいずれか1項に記載の装置。
  44. 結像誤差が補償されるように少なくとも1つの光線をパラメータ化可能である、請求項28から43までのいずれか1項に記載の装置。
  45. 各々の少なくとも1つの光線がそれぞれ付属の画点に対応する領域へ投影されるように、各々の少なくとも1つの光線の保持時間が前記遅延段を用いて調整される、請求項44に記載の装置。
  46. 少なくとも1つの光線を位置的に偏向させる、方向転換をする投影装置が設けられている、請求項28から45までのいずれか1項に記載の装置。
  47. 前記投影装置はマイクロミラーを含んでおり、特に二次元の共鳴マイクロミラーを含んでいる、請求項46に記載の装置。
  48. 少なくとも1つの光線は少なくとも1つの光源から組み合わされてなっている、請求項28から47までのいずれか1項に記載の装置。
  49. 少なくとも1つの前記光源は少なくとも1つのレーザを含んでおり、特に少なくとも1つのレーザダイオードを含んでいる、請求項48に記載の装置。
  50. 光線は赤色レーザ、青色レーザ、および緑色レーザが組み合わされてなっている、請求項28から49までのいずれか1項に記載の装置。
  51. 光線は赤色レーザ、青色レーザ、および2つの緑色レーザが組み合わされてなっている、請求項28から50までのいずれか1項に記載の装置。
  52. 少なくとも1つの光線はフライングスポット法によって投影される、請求項28から51までのいずれか1項に記載の装置。
JP2010541698A 2008-01-08 2008-01-08 少なくとも1つの光線を投影する方法および装置 Active JP5844524B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2008/000073 WO2009086847A1 (de) 2008-01-08 2008-01-08 Verfahren und vorrichtung zum projizieren mindestens eines lichtstrahls

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011511305A true JP2011511305A (ja) 2011-04-07
JP5844524B2 JP5844524B2 (ja) 2016-01-20

Family

ID=39494386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010541698A Active JP5844524B2 (ja) 2008-01-08 2008-01-08 少なくとも1つの光線を投影する方法および装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8690352B2 (ja)
JP (1) JP5844524B2 (ja)
KR (2) KR101214735B1 (ja)
CN (1) CN101911711B (ja)
DE (1) DE112008003566B4 (ja)
TW (1) TW200941037A (ja)
WO (1) WO2009086847A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015536472A (ja) * 2012-10-12 2015-12-21 マイクロビジョン,インク. 走査ビームの強度変調
JP2016161533A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社リコー 半導体レーザ駆動装置、光走査装置、物体検出装置及び移動体装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9167217B2 (en) * 2013-05-02 2015-10-20 Microvision, Inc. High efficiency laser modulation
EP2858358B1 (de) * 2013-10-01 2016-04-27 Trilite Technologies GmbH Anzeigevorrichtung und Kalibrierungsverfahren hierfür
US9300930B2 (en) * 2014-02-18 2016-03-29 Microvision, Inc. Multi-segment brightness compensation
JP6528124B2 (ja) * 2015-05-22 2019-06-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 レーザ光源装置および表示装置
CN106560743B (zh) * 2015-10-05 2019-11-19 船井电机株式会社 投射装置
JP2018137569A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 測距装置、および測距方法
US10365709B2 (en) * 2017-03-03 2019-07-30 Microsoft Technology Licensing, Llc MEMS scanning display device
US10317670B2 (en) 2017-03-03 2019-06-11 Microsoft Technology Licensing, Llc MEMS scanning display device
US20230400679A1 (en) * 2020-12-30 2023-12-14 Google Llc Scanning projector pixel placement
WO2023198604A1 (en) * 2022-04-12 2023-10-19 Ams Sensors Belgium Bvba Laser circuit with switched-capacitor circuit and method for operating a laser circuit

Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148275A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Konica Corp レ−ザ光走査装置
JPH0218065A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Minolta Camera Co Ltd ビーム走査型記録装置
JPH0815631A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Tec Corp 光走査装置
JPH08286132A (ja) * 1995-04-14 1996-11-01 Seiko Epson Corp 光走査装置
JPH09163097A (ja) * 1995-12-07 1997-06-20 Fuji Photo Film Co Ltd 光ビーム走査装置
JPH09169135A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Tec Corp 光走査装置
JP2002135801A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Sony Corp 画像処理装置
JP2002178559A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Asahi Optical Co Ltd レーザ走査装置の出力制御回路
JP2003185953A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Ricoh Co Ltd 光走査装置およびこれを用いた画像形成装置
JP2005037557A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2005308865A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Brother Ind Ltd 光出射信号出力装置
JP2005352440A (ja) * 2004-06-07 2005-12-22 Samsung Electro Mech Co Ltd ビーム走査タイミングとビーム量の調節方法およびそれを用いた走査装置
JP2007047638A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Seiko Epson Corp 画像表示装置及び光源装置
JP2007047355A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Seiko Epson Corp 光走査装置及び画像表示装置
JP2007086242A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fujifilm Corp レーザ・プロジェクション装置およびその制御方法
JP2007508598A (ja) * 2003-10-15 2007-04-05 テソン ソン 2次元光走査装置及びこれを利用する映像表示装置
JP2007140010A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Seiko Epson Corp 画像表示装置
JP2007233235A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Ricoh Co Ltd 光走査装置および画像形成装置
JP2010008529A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Ysd:Kk 非線形表示画像歪補償装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010083041A (ko) * 1998-06-02 2001-08-31 추후 파수 도메인 반사측정과 배경 진폭 감소 및 보상을 사용한공초점 간섭 마이크로스코피용 방법 및 장치
US6924476B2 (en) * 2002-11-25 2005-08-02 Microvision, Inc. Resonant beam scanner with raster pinch compensation
JP2003021800A (ja) 2001-07-10 2003-01-24 Canon Inc 投射型表示装置
JP2004184852A (ja) * 2002-12-05 2004-07-02 Olympus Corp 表示装置、光源装置、及び照明装置
WO2005083493A1 (ja) 2004-02-27 2005-09-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 照明光源及びそれを用いた2次元画像表示装置
DE102004027674A1 (de) 2004-06-07 2006-01-12 Siemens Ag Verfahren zur Kompensation von Nichtlinearitäten in einem La-serprojektionssystem und Laserprojektionssystem mit Mitteln zur Kompensation von Nichtlinearitäten
JP5066781B2 (ja) * 2004-06-18 2012-11-07 株式会社日立製作所 映像表示装置
JP4182032B2 (ja) * 2004-07-30 2008-11-19 キヤノン株式会社 表示光学系および画像投射装置
US20070019407A1 (en) 2004-10-14 2007-01-25 Tae-Sun Song Two dimensional optical scanning apparatus and image display apparatus using the same
WO2008032485A1 (fr) * 2006-09-15 2008-03-20 Nec Corporation Projecteur laser
DE102007011425A1 (de) 2007-03-08 2008-09-11 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Projektionsvorrichtung zum scannenden Projizieren

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148275A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Konica Corp レ−ザ光走査装置
JPH0218065A (ja) * 1988-07-06 1990-01-22 Minolta Camera Co Ltd ビーム走査型記録装置
JPH0815631A (ja) * 1994-06-29 1996-01-19 Tec Corp 光走査装置
JPH08286132A (ja) * 1995-04-14 1996-11-01 Seiko Epson Corp 光走査装置
JPH09163097A (ja) * 1995-12-07 1997-06-20 Fuji Photo Film Co Ltd 光ビーム走査装置
JPH09169135A (ja) * 1995-12-20 1997-06-30 Tec Corp 光走査装置
JP2002135801A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Sony Corp 画像処理装置
JP2002178559A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Asahi Optical Co Ltd レーザ走査装置の出力制御回路
JP2003185953A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Ricoh Co Ltd 光走査装置およびこれを用いた画像形成装置
JP2005037557A (ja) * 2003-07-17 2005-02-10 Ricoh Co Ltd 光走査装置及び画像形成装置
JP2007508598A (ja) * 2003-10-15 2007-04-05 テソン ソン 2次元光走査装置及びこれを利用する映像表示装置
JP2005308865A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Brother Ind Ltd 光出射信号出力装置
JP2005352440A (ja) * 2004-06-07 2005-12-22 Samsung Electro Mech Co Ltd ビーム走査タイミングとビーム量の調節方法およびそれを用いた走査装置
JP2007047355A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Seiko Epson Corp 光走査装置及び画像表示装置
JP2007047638A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Seiko Epson Corp 画像表示装置及び光源装置
JP2007086242A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Fujifilm Corp レーザ・プロジェクション装置およびその制御方法
JP2007140010A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Seiko Epson Corp 画像表示装置
JP2007233235A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Ricoh Co Ltd 光走査装置および画像形成装置
JP2010008529A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Ysd:Kk 非線形表示画像歪補償装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015536472A (ja) * 2012-10-12 2015-12-21 マイクロビジョン,インク. 走査ビームの強度変調
JP2016161533A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社リコー 半導体レーザ駆動装置、光走査装置、物体検出装置及び移動体装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101911711A (zh) 2010-12-08
DE112008003566B4 (de) 2016-06-02
CN101911711B (zh) 2013-01-09
TW200941037A (en) 2009-10-01
KR101340163B1 (ko) 2013-12-10
KR20100103666A (ko) 2010-09-27
DE112008003566A5 (de) 2010-10-28
WO2009086847A1 (de) 2009-07-16
KR20120053071A (ko) 2012-05-24
JP5844524B2 (ja) 2016-01-20
US20100283413A1 (en) 2010-11-11
US8690352B2 (en) 2014-04-08
KR101214735B1 (ko) 2012-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5844524B2 (ja) 少なくとも1つの光線を投影する方法および装置
US8282221B2 (en) Projection apparatus using variable light source
JP4238240B2 (ja) 輝度制御回路
US20090225071A1 (en) Image display system with light source controlled by non-binary data
CN101371289B (zh) 使用脉冲灯在视频显示系统中增加位深度的系统和方法
US20090147154A1 (en) Color display system
US7969640B2 (en) Color display system
US20090147033A1 (en) Color display system
JP3620310B2 (ja) パルス発生装置および画像記録装置
US20120086702A1 (en) Method of colour image projection using spatial light modulation and light source modulation
JPH09512113A (ja) ディスプレイ装置駆動回路および方法
CN1655049B (zh) 发光器件投影方法和系统
US20100176855A1 (en) Pulse width modulated circuitry for integrated devices
JP4820025B2 (ja) 光走査型画像表示装置及びその画像表示方法
US20060066523A1 (en) Display device and display method
US5272544A (en) Digital/analog converter and image processing apparatus using the same
US20090207165A1 (en) Spatial light modulator including drive lines
JP2000085177A (ja) 画像記録装置及び画像記録システム
CN102932653B (zh) 用于投影至少一个光束的方法和装置
US8087786B2 (en) Projector
JP2007004032A (ja) 階調表現デバイスの駆動回路、画像出力装置、階調表現デバイスの駆動方法
CN102984528B (zh) 用于投影至少一个光束的方法和装置
CN114578548A (zh) 扫描器驱动方法及光纤扫描装置
JP2005221564A (ja) 画像表示装置、駆動回路、表示素子の光透過率のコントロール方法及びそのプログラム
JPH1069663A (ja) 光走査装置のレーザ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130930

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140728

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140805

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20141107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5844524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250