JP2011508914A - レンズユニット、レンズアセンブリ、カメラモジュール、カメラモジュール及びレンズアセンブリの製造方法、光学部材の製造方法及び光学部材の製造装置 - Google Patents

レンズユニット、レンズアセンブリ、カメラモジュール、カメラモジュール及びレンズアセンブリの製造方法、光学部材の製造方法及び光学部材の製造装置 Download PDF

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Abstract

レンズユニット、レンズアセンブリ、カメラモジュール、カメラモジュール及びレンズアセンブリの製造方法、光学部材の製造方法及び光学部材の製造装置が開示される。レンズユニットは、曲面を有するレンズ部と、レンズ部から延びる支持部とを含み、支持部には突起または溝が形成される。光学部材の製造方法は、金型の内側に樹脂組成物を注入するステップと、樹脂組成物に圧力を加えるステップと、樹脂組成物に光を照射するステップと、を含む。圧力により光硬化性樹脂組成物の収縮が減少し、突起または溝が形成されるレンズユニットが容易に形成できる。

Description

本発明は、レンズユニット、レンズアセンブリ、カメラモジュール、カメラモジュール及びレンズアセンブリの製造方法、光学部材の製造方法及び光学部材の製造装置に関するものである。
最近、カメラが搭載された携帯電話のようなモバイル機器が登場して、何時、何処でも停止画像及び動画の撮影が可能になった。
また、現在高解像度及び高画質の撮影のためにカメラの性能が徐々に改善されており、自動焦点調節機能、接写機能、及び光学ズーム機能などを備えたカメラモジュールが搭載されている。
現在、搭載されたカメラモジュールの性能を確保するためには、カメラモジュールのサイズが大きくならなければならない。
しなしながら、モバイル機器のデザインを考慮すると、カメラモジュールのサイズが大きい場合、モバイル機器への取付が困難であり、カメラモジュールのサイズが大きい場合、性能に限界がある。
また、このようなカメラモジュールに含まれる光学系は、その特性に合う光学的性能を具現するために多数のレンズを含んでいる。また、上記光学系のサイズが小さくなるほど、上記光学系で使われるレンズも小型化及び軽量化が要求される。
このような光学系を形成するために、プラスチックまたはガラス材質を用いたレンズが使われているが、プラスチックまたはガラス材質のレンズを用いた超小型光学系の具現には限界がある。
本発明の目的は、組立てが容易であり、レンズユニットの光軸の一致が容易であるレンズユニット、カメラモジュール、及びカメラモジュールの製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、向上した耐熱性を有し、希望する曲率を有するレンズユニットのような光学部材を大量生産できる光学部材の製造方法を提供することにある。
また、本発明の更に他の目的は、このようなレンズユニットのような光学部材を製造するための光学部材の製造装置を提供することにある。
また、本発明の更なる他の目的は、結合力が強くて、耐熱性の強いレンズアセンブリを形成できるウエーハスケールレンズアセンブリ及びその製造方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係るレンズユニットは、曲面を有するレンズ部と、上記レンズ部から延びる支持部と、を含み、上記支持部には突起または溝が形成される。
本発明の一実施形態に係るカメラモジュールは、第1スタック突起または第1スタック溝を含む第1レンズユニットと、上記第1スタック突起または第1スタック溝に対応する第2スタック溝、または第2スタック突起によって上記第1レンズユニットに結合される第2レンズユニットと、を含む。
本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの製造方法は、多数個の第1スタック突起または第1スタック溝を含む第1レンズアレイ基板を形成するステップと、上記第1スタック突起または上記第1スタック溝に対応する第2スタック溝または第2スタック突起を含む第2レンズアレイ基板を形成するステップと、上記第1スタック突起及び上記第2スタック溝により、または上記第1スタック溝及び上記第2スタック突起により、上記第1レンズアレイ基板及び上記第2レンズアレイ基板を締結するステップと、上記第1レンズアレイ基板及び上記第2レンズアレイ基板を切断するステップと、を含む。
本発明の一実施形態に係る光学部材の製造方法は、金型の内側に樹脂組成物を注入するステップと、上記樹脂組成物に圧力を加えるステップと、上記樹脂組成物に光を照射するステップと、を含む。
本発明の一実施形態に係る光学部材の製造装置は、一部または全部が透明であり、内部が封入される金型と、上記金型の内部に光を照射する発光装置と、を含む。
本発明の一実施形態に係るレンズアセンブリは、複数のレンズユニットが結合され、上記レンズユニットは、レンズが形成されたレンズ部及び上記レンズ部から延びた支持部を含み、上記レンズユニットは感光性樹脂で形成され、上記支持部にはスタック溝またはスタック突起が形成されて隣接した他のレンズユニットと凹凸結合される。
本発明の一実施形態に係るレンズアセンブリの製造方法は、金型の内側に樹脂組成物を注入するステップと、上記樹脂組成物に圧力を加えるステップと、上記樹脂組成物に光を照射するステップと、上記樹脂組成物が上記光に硬化されて多数個のレンズアレイ基板を形成するステップと、上記レンズアレイ基板を積層して結合するステップと、上記結合されたレンズアレイ基板を切断するステップと、を含む。
本発明の一実施形態に係るカメラモジュールは、積層されるレンズユニットを含み、レンズユニットはスタック突起及びスタック溝によって互いに結合される。したがって、カメラモジュールのレンズユニットはスタック突起及びスタック溝によって互いにアラインされる。したがって、カメラモジュールはレンズユニットを互いにアラインさせる工程を要せず、容易に形成できる。
また、レンズユニットは互いに締結されるため、カメラモジュールはレンズユニットが互いに付着されるカメラモジュールより向上した強度を有する。
また、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの製造方法は、レンズアレイ基板を形成した後、互いに締結し、以後に切断して形成する。本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの製造方法は、センサが形成されたウエーハにスタック突起またはスタック溝を形成し、レンズアレイ基板に結合させた後、ウエーハ及びレンズアレイ基板を同時に切断することができる。したがって、本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの製造方法は、多数個のカメラモジュールを大量に容易に生産することができる。
また、本発明の一実施形態に係るレンズユニットは、光硬化性樹脂で形成され、高い耐熱性を有する。したがって、レンズユニットの一面に赤外線フィルタリング物質がコーティングできる。したがって、カメラモジュールは追加的な赤外線フィルタを含まず、赤外線をフィルタリングすることができる。
本発明の一実施形態に係る光学部材の製造方法は、樹脂組成物に光を照射して硬化させて、光学部材を形成する。この際、硬化される過程で、樹脂組成物に圧力が加えられるので、樹脂組成物が硬化過程で収縮する現象を防止することができる。光学部材の製造方法は、希望する曲率を有する光学部材を提供することができる。
また、本発明の一実施形態に係る光学部材の製造方法は、光硬化性樹脂を使用してレンズユニットを形成することができる。光硬化性樹脂は、熱可塑性樹脂より高い耐熱性を有する。したがって、光学部材の製造方法は向上した耐熱性を有する光学部材を提供する。
また、光硬化性樹脂は、熱可塑性樹脂より低い粘度を有する。したがって、本発明の一実施形態に係る光学部材の製造方法は、微細パターンを有する希望する形状の光学部材を形成することができる。即ち、光学部材の製造方法は、複雑で、かつ微細な構造を有する光学部材を提供することができる。
また、本発明の一実施形態に係る光学部材の製造方法は、樹脂組成物が配置された後、樹脂組成物が光により硬化されてレンズユニットを形成することができる。したがって、光学部材の製造方法は、多数個のレンズユニットを含むレンズアレイ基板形態でレンズユニットを大量に生産することができる。即ち、光硬化性樹脂を使用する場合に、熱可塑性樹脂を使用する場合より多い数のレンズユニットが生産できる。
また、本発明の一実施形態に係る光学部材の製造方法は、一体形成されるレンズユニットを提供することができる。例えば、レンズ部、支持部、スタック溝、スタック突起、及びスタンドオフなどが全て一体形成され、光硬化性樹脂で形成できる。したがって、光学部材の製造方法は向上した強度を有し、容易に形成されるレンズユニットを提供する。
また、本発明の一実施形態に係る光学部材の製造装置は、一部または全部が透明な金型及び保圧装置を含む。したがって、金型の内側に光硬化性樹脂が配置され、金型の透明な部分を通じて光硬化性樹脂に光が照射される。また、保圧装置によって光硬化性樹脂に圧力が印加され、光硬化性樹脂が硬化される間に収縮する現象が防止できる。したがって、光学部材の製造装置は、耐熱性を有し、希望する曲率を有する光学部材を大量に製造することができる。
本発明の一実施形態に係るウエーハスケールレンズアセンブリの製造方法は、光硬化射出成形方法を使用してスタック溝が形成されたレンズアレイ基板とスタック突起が形成された第2レンズアレイ基板とを結合した後、各レンズユニットを切断して、より結合力の強いレンズアセンブリを形成することができる。
また、従来のようなプラスチック(plastic)でない上記フォトポリマーを上記金型の間に注入するため、上記金型に形成された凸部、凹溝、成形突起、及び成形溝は、微細なパターンで形成できる。
また、上記スタック溝とスタック突起との結合により自己整列されたレンズアセンブリを形成できるので、別の整列装備を必要としない。
また、第1レンズアレイ基板と第2レンズアレイ基板の厚さを調節してレンズ間の間隔を容易に調節することができる。
そして、複数個のレンズユニットが形成されたレンズアレイ基板にガイドリブを形成して、レンズアレイ基板の撓み現象を防止できるので、大面積のレンズアレイ基板を形成することができる。
また、レンズユニットが形成されたウエーハスケールのレンズアレイ基板を形成することによって、イメージセンサやLED(Light Emitting Diode)などのウエーハ状態で形成される素子に直ぐに積層(stack)可能である。
即ち、上記ウエーハ状態で形成される素子に直ぐに積層して形成されたウエーハに切断(dicing)工程を進行することによって、レンズとイメージセンサとが結合されるか、レンズとLEDとが結合されたレンズモジュールを上記ウエーハの切断と共に形成することができる。
したがって、レンズをイメージセンサやLEDと結合する別途の工程が省略可能であるので、追加的な組立て工程無しでレンズモジュールが容易に形成され得る。
そして、耐熱性の強い上記フォトポリマーで上記レンズアセンブリを形成するため、上記レンズアセンブリを別途の機構に取り付ける必要無しで、上記レンズアセンブリが使われる機構にリフロー(reflow)工程により取り付けることができる。
本発明の第1実施形態に係る第1下部金型を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る第1上部金型の背面を示す斜視図である。 第1下部金型及び第1上部金型を示す分解斜視図である。 第1下部金型及び第1上部金型とが結合された形態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る第1レンズアレイ基板の背面を示す斜視図である。 図5において、A−A’線に沿って切断した断面を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る第2下部金型を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る第2上部金型の背面を示す斜視図である。 第2下部金型及び第2上部金型を示す斜視図である。 第2下部金型及び第2上部金型が結合された形態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る第2レンズアレイ基板の背面を示す斜視図である。 図11において、B−B’に沿って切断した断面を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る上記第1レンズアレイ基板及び上記第2レンズアレイ基板を示す分解斜視図である。 図13において、一部を切断して示す斜視図である。 結合された第1レンズアレイ基板及び第2レンズアレイ基板の断面を示す断面図である。 図15において、C部分を拡大して示す断面図である。 他の実施形態に係る第1レンズアレイ基板及び第2レンズアレイ基板が結合された状態を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る結合された第1レンズアレイ基板及び第2レンズアレイ基板を切断することを示す図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズアセンブリを示す図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラモジュールを示す分解斜視図である。 図20において、D−D’に沿って切断した断面を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレンズアセンブリを製造する過程を示すフローチャートである。 レンズアレイ基板が結合される過程を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラモジュールを製造する過程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラモジュールを製造する過程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るカメラモジュールを製造する過程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るレンズアセンブリを示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るカメラモジュールを示す分解斜視図である。 図28において、E−E’に沿って切断した断面を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールの製造方法に従う過程を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールの製造方法を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールの製造方法を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係るカメラモジュールを示す断面図である。 本発明の第7実施形態に係るレンズアレイ基板を示す斜視図である。 レンズアレイ基板が結合された状態を示す斜視図である。 図35において、F−F’に沿って切断した断面図である。 本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニット製造装置の分解斜視図である。 第1コアを示す斜視図である。 第2コアを示す斜視図である。 図37において、G−G’に沿って切断した断面図である。 図37において、H−H’に沿って切断した断面を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットの製造方法を示すフローチャートである。 UV照射ステップ及び保圧ステップを示す断面図である。 本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットの製造方法により製造されたレンズアレイ基板を示す斜視図である。 図44において、I部分を拡大した斜視図である。 本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットの製造方法により製造されたレンズユニットを示す斜視図である。 図46において、J−J’に沿って切断した断面を示す断面図である。 本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズアセンブリを製造する過程を示す断面図である。 本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズアセンブリを製造する過程を示す断面図である。 本発明の第9実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットを製造する過程の一部を示す断面図である。 本発明の第10実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットの製造方法を示すフローチャートである。
本発明を説明するに当たって、各レンズ、ユニット、部、ホール、突起、溝、または層などが各レンズ、ユニット、部、ホール、突起、溝、または層などの“上(on)”に、または“下(under)”に形成されることと記載される場合において、“上(on)”と“下(under)”は、“直接(directly)”または“他の構成要素を介して(indirectly)”形成されることを全て含む。また、各構成要素の上部または下部に対する基準は、図面を基準として説明する。図面において、各構成要素のサイズは説明の便宜のために誇張されることがあり、実際に適用されるサイズを意味するのではない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る第1下部金型を示す斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る第1上部金型の背面を示す斜視図である。図3は、第1下部金型及び第1上部金型を示す分解斜視図である。図4は、第1下部金型及び第1上部金型が結合された形態を示す斜視図である。図5は、本発明の第1実施形態に係る第1レンズアレイ基板の背面を示す斜視図である。図6は、図5において、A−A’線に沿って切断した断面を示す断面図である。
図1乃至図4を参照すると、第1レンズアレイ基板50を形成するための第1金型は、第1下部金型10及び第1上部金型20を含む。上記第1下部金型10は多数の第1コア12を含み、上記第1上部金型20は多数の第2コア22を含む。
金属物質で形成された第1下部金型10は多数の第1コア12を含み、上記第1コア12は第1凸部14及び成形突起16を含む。
上記第1凸部14は半球形態で、上記第1下部金型10の第1底面11に突出するように形成され、上記第1凸部14の周辺には上記第1凸部14を囲む円形の成形突起16が形成できる。
上記第1凸部14は、球面または非球面で形成できる。
上記第1凸部14と成形突起16との間には間隔が形成されており、上記成形突起16は後に形成される第1レンズアレイ基板50にスタック溝54を形成することができる。
上記第1コア12が形成された面の隅領域には上記多数の第1コア12を囲み、上記第1コア12が形成された第1底面11との段差が生じるように突出した第1周辺部13が形成できる。
この際、上記第1周辺部13の高さを調節することによって、後に形成される第1レンズアレイ基板50に含まれた第1支持部55の高さを調節することができる。
上記第1周辺部13には1つまたは複数個の第1注入口15が形成できる。
上記第1注入口15は上記第1周辺部13を貫通して形成され、上記第1底面11を外部と連結させる通路になることができる。
この際、上記第1注入口15は上記第1底面11と連結されることができ、上記第1注入口15と第1底面11とは段差がないことがある。
そして、透明な物質で形成された第1上部金型20は多数の第2コア22を含み、上記第2コア22は第1凹溝24を含む。
上記第1上部金型20は、以後フォトポリマーを硬化させる時、光エネルギーが透過できるように透明なガラス(glass)材質で形成できる。
上記第1凹溝24は半球の形態で、上記第1上部金型20の第2底面21に陥没するように形成されることができ、上記第1凹溝24は球面または非球面で形成できる。
この際、上記第1凸部14及び第1凹溝24の曲率を調節することによって、以後に形成される第1レンズ部52の焦点距離を調節することができる。
そして、上記第1上部金型20の第2底面21には第1リブ溝23が形成できる。
上記第1リブ溝23は、上記第2底面21に陥没するように形成されることができ、以後、上記第1リブ溝23により形成される第1ガイドリブ53により第1レンズアレイ基板50が撓まないように固定させることができる。
そして、図3及び図4に示すように、多数の第1コア12を含む第1下部金型10及び多数の第2コア22を含む第1上部金型20を結合させる。
上記第1下部金型10の上記第1コア12が形成された面と上記第1上部金型20の第2コア22が形成された面とを対向するようにして結合させれば、上記第1凸部14と第1凹溝24とが重ねるようになり、上記第1凸部14と第1凹溝24との間には第1空間領域29が形成される。
そして、感光性樹脂(photosensitive resin)であるフォトポリマー(photopolymer)を上記第1注入口15を通じて注入させる。
従来のようなプラスチック(plastic)でない上記フォトポリマーを上記第1下部金型10及び第1上部金型20の間に注入するため、上記第1下部金型10及び第1上部金型20に形成された第1凸部14、第1凹溝24、及び成形突起16は微細なパターンで形成できる。
上記第1注入口15を通じてフォトポリマーを注入するようになれば、上記第1下部金型10と第1上部金型20との間に上記フォトポリマーが注入され、上記第1空間領域29が上記フォトポリマーで詰められて第1レンズ部52が形成できるようになる。
この際、大きい圧力で上記フォトポリマーを注入させれば、上記第1下部金型10と第1上部金型20との間の全ての空間に上記フォトポリマーが詰められて、以後に形成される第1レンズアレイ基板50には気泡が発生するか、第1レンズ部52の形態が歪む現象を防止することができる。
そして、上記フォトポリマーを硬化させるために、上記第1上部金型20を透過するように上記ポリマーに紫外線を照射する。
上記露光工程により上記第1下部金型10と第1上部金型20との間に挿入された上記フォトポリマーが硬化される。
上記第1下部金型10及び第1上部金型20に上記フォトポリマーを注入し、露光工程を進行することによって、第1レンズ部52を含むウエーハスケールの第1レンズアレイ基板50が形成される。
即ち、上記第1レンズアレイ基板50は光硬化射出成形方式により形成される。
図5及び図6を参照すると、上記第1レンズアレイ基板50は、第1レンズ部52、スタック溝54、及び第1ガイドリブ53を含んで形成される。
この際、上記第1レンズ部52の周囲には上記第1レンズ部52を囲む円形の上記スタック溝54が形成される。
上記スタック溝54は、上記第1下部金型10の上記成形突起16により形成されたものである。
上記第1ガイドリブ53は、上記第1上部金型20の上記第1リブ溝23により形成され、上記第1レンズアレイ基板50が撓むことを防止するために形成される。
上記第1ガイドリブ53は、上記スタック溝54が形成された面でない、上記第1レンズ部52が突出した面に形成できる。
本実施形態では、上記第1ガイドリブ53が各レンズ部の間に形成されるが、これに限定されず、上記レンズ部の周辺に形成されるか、上記レンズ部の周辺及び間に形成できる。
また、上記第1ガイドリブ53が上記スタック溝54が形成された面でない、上記第1レンズ部52が突出した面に形成されるが、これに限定されず、上記スタック溝54が形成された面にも形成できる。
上記第1レンズ部52は凹面57及び凸面58を有し、上記第1レンズ部52の第1支持部55には上記スタック溝54が形成される。
上記スタック溝54の側壁は、上記スタック溝54の底面へ行くほど狭くなるように傾斜して形成できる。
これは、後に形成されるスタック突起との結合を容易にする役目をする。
上記凹面57及びスタック溝54は上記第1下部金型10により形成され、上記凸面58及び第1ガイドリブ53は上記第1上部金型20により形成される。
この際、上記第1ガイドリブ53は、上記スタック溝54が形成された面でない、上記第1レンズ部52が突出した面に形成できる。
また、上記凹面57及び凸面58は上記第1下部金型10及び第1上部金型20の形態に従って球面または非球面で形成できる。
図7は、本発明の第1実施形態に係る第2下部金型を示す斜視図である。図8は、本発明の第1実施形態に係る第2上部金型の背面を示す斜視図である。図9は、第2下部金型及び第2上部金型を示す斜視図である。図10は、第2下部金型及び第2上部金型が結合された形態を示す図である。図11は、本発明の第1実施形態に係る第2レンズアレイ基板を示す斜視図である。図12は、図11において、B−B’に沿って切断した断面を示す断面図である。
図7乃至図10を参照すると、第2レンズアレイ基板を形成するための第2金型は、第2下部金型30及び第2上部金型40を含む。
上記第2下部金型30は多数の第3コア32を含み、上記第2上部金型は多数個の第4コア42を含む。
金属物質で形成された第2下部金型30は多数の第3コア32を含み、上記第3コア32は第2凸部34及び成形溝36を含む。
上記第2凸部34は半球の形態で、上記第2下部金型30の第3底面31に突出するように形成され、上記第2凸部34の周辺には上記第2凸部34を囲む円形の成形溝36が形成できる。
上記第2凸部34と成形溝36との間には間隔が形成されており、上記成形溝36は後に形成される第2レンズアレイ基板60にスタック突起64を形成することができる。
上記第2下部金型30の上記第3コア32が形成された面の隅領域には上記多数の第3コア32を囲み、上記第3コア32が形成された第3底面31と段差が生じるように突出した第2周辺部33が形成できる。
この際、上記第2周辺部33の高さを調節することによって、後に形成される第2レンズアレイ基板60の第2支持部65の高さを調節することができる。
上記第2周辺部33には、1つまたは複数個の第2注入口35が形成できる。
上記第3注入口35は、上記第2周辺部33を貫通して形成され、上記第3底面31を外部と連結させる通路になることができる。
この際、上記第2注入口35は上記第3底面31と連結されることができ、上記第2注入口35と第3底面31とは段差がないことがある。
上記第2注入口35と第3底面31に段差が生じないことによって、第2上部金型40と結合した後、フォトポリマーを注入できる通路が形成される。
そして、透明な物質で形成された第2上部金型40は多数の第4コア42を含み、上記第4コア42は第2凹溝44を含む。
上記第2上部金型40は、以後フォトポリマーを硬化させる時、光エネルギーが透過できるように透明なガラス(glass)材質で形成できる。
上記第2凹溝44は半球の形態で、上記第2上部金型40の第4底面41に陥没するように形成され、球面または非球面で形成される。
この際、上記第2凸部34及び第2凹溝44の曲率を調節することによって、以後に形成されるレンズ部の焦点距離を調節することができる。
そして、上記第2上部金型40の第4底面41には第2リブ溝43が形成できる。
上記第2リブ溝43は、上記第4底面41に陥没するように形成されることができ、以後、上記第2リブ溝43により形成される第2ガイドリブ63によって第2レンズアレイ基板60が撓まないように固定させることができる。
そして、図9及び図10に示すように、多数の第3コア32を含む第2下部金型30及び多数の第4コア42を含む第2上部金型40を結合させる。
この際、上記第2下部金型30の上記第3コア32が形成された面と上記第2上部金型40の第4コア42が形成された面とを対向するようにして結合させれば、上記第2凸部34と第2凹溝44とが重ねるようになり、上記第2凸部34と第2凹溝44との間には第2空間領域49が形成される。
そして、感光性樹脂(photosensitive resin)であるフォトポリマー(photopolymer)上記注入口35を通じて注入させる。
従来のようなプラスチック(plastic)でない上記フォトポリマーを上記第2下部金型30及び第2上部金型40の間に注入するため、上記第2下部金型30及び第2上部金型40に形成された第2凸部34、第2凹溝44、及び成形溝36は、微細なパターンで形成できる。
上記第3注入口35を通じてフォトポリマーを注入するようになれば、上記第2下部金型30と第2上部金型40との間に上記フォトポリマーが注入され、上記第2空間領域49が上記フォトポリマーで詰められて第2レンズ部62を形成できるようになる。
この際、大きい圧力で上記フォトポリマーを注入させれば、上記第2下部金型30と第2上部金型40との間の全ての空間に上記フォトポリマーが詰められて、以後に形成される第2レンズアレイ基板60には気泡が発生するか、第2レンズ部62の形態が歪む現象を防止することができる。
そして、上記フォトポリマーを硬化させるために、上記第2上部金型40を透過するように紫外線を照射する第2露光工程を進行する。
上記第2露光工程により上記第2下部金型30と第2上部金型40との間に挿入された上記フォトポリマーが硬化される。
上記第2下部金型30及び第2上部金型40に上記フォトポリマーを注入し、上記第2露光工程を進行することによって、図11に示すように、第2レンズ部62を含むウエーハスケールの第2レンズアレイ基板60が形成される。
即ち、上記第2レンズアレイ基板60は、光硬化射出成形方式により形成される。
図11及び図12を参照すると、上記第2レンズアレイ基板60は、第2レンズ部62、スタック突起64、及び第2ガイドリブ63を含んで形成される。
この際、上記第2レンズ部62の周囲には上記第2レンズ部62と間隔を置いて囲む円形の上記スタック突起64が形成され、上記第2レンズ部62は上記スタック突起64が凹んだ方向に曲率を形成することができる。
上記スタック突起64は、上記第2下部金型30の上記成形溝36により形成されたものである。
上記第2ガイドリブ63は、上記第2上部金型40の上記第2リブ溝43により形成され、上記第2レンズアレイ基板60が撓むことを防止するために形成される。
上記第2ガイドリブ63は、上記スタック突起64が形成された面でない、上記第2レンズ部62が突出した面に形成できる。
本実施形態では、上記第2ガイドリブ63が各レンズ部の間に形成されるが、これに限定されず、上記レンズ部の周辺に形成されるか、上記レンズ部の周辺及び間に形成できる。
また、上記第2ガイドリブ63が上記スタック突起64が形成された面でない、上記第2レンズ部62が突出した面に形成されるが、これに限定されず、上記スタック突起64が形成された面に形成できる。
上記第2レンズ部62は凹面67及び凸面68を持って、上記第2レンズ部62の第2支持部65には上記スタック突起64が形成される。
上記スタック突起64の側壁は、上記スタック突起64が上記第2支持部65に近付くにつれて広くなるように傾斜して形成できる。
これは、上記第1レンズアレイ基板50に形成されたスタック溝54との結合を容易にする役目をする。
上記凹面67及びスタック突起64は上記第2下部金型30により形成され、上記凸面68及び第2ガイドリブ63は上記第2上部金型40により形成される。
この際、上記第2ガイドリブ63は上記スタック突起64が形成された面でない、上記第2レンズ部62が突出した面にも形成できる。
また、上記凹面67及び凸面68は、上記第2下部金型30及び第2上部金型40の形態に従って球面または非球面で形成できる。
図13は、本発明の第1実施形態に係る上記第1レンズアレイ基板及び上記第2レンズアレイ基板を示す分解斜視図である。図14は、図13において、一部を切断して示す斜視図である。図15は、結合された第1レンズアレイ基板及び第2レンズアレイ基板の断面を示す断面図である。図16は、図15において、C部分を拡大して示す断面図である。図17は、本発明の他の実施形態に係る第1レンズアレイ基板及び第2レンズアレイ基板が結合された状態を示す断面図である。
図13乃至図15を参照すると、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60とが結合される。上記第1レンズアレイ基板50のスタック溝54が形成された面と第2レンズアレイ基板60のスタック突起64が形成された面とが対向して結合される。
即ち、上記スタック溝54とスタック突起64とが結合されることができ、上記スタック溝54とスタック突起64との結合により上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60が自己整列(self-align)される。
即ち、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60が自己整列されることによって、別途の整列のための装備を必要としない。
また、上記スタック溝54とスタック突起64により結合されるので、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60との結合力が強くなる。
そして、上記第1レンズアレイ基板50及び第2レンズアレイ基板60が光硬化射出成形を用いたフォトポリマーで形成されるので、上記第1レンズ部52の間の間隔及び上記第2レンズ部62の間の間隔を精密に調節することができる。
また、上記第1レンズ部52と第2レンズ部62との間隔を上記第1支持部55及び第2支持部65の厚さで調節するため、上記第1レンズ部52と第2レンズ部62との間隔を調節するための別途の機構を必要としない。
そして、上記フォトポリマーが厚く形成された上記第1ガイドリブ53及び第2ガイドリブ63が形成されているので、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60とを結合した後にも、上記第1レンズアレイ基板50及び第2レンズアレイ基板60の撓み現象を防止することができる。
即ち、上記第1ガイドリブ53及び第2ガイドリブ63の撓み現象を防止できるので、大面積の第1レンズアレイ基板を形成することができる。
本実施形態では、上記第1ガイドリブ53及び第2ガイドリブ63を上記第1レンズアレイ基板50及び第2レンズアレイ基板60を横切って交叉するように形成した。
しなしながら、これに限定されず、上記第1ガイドリブ53及び第2ガイドリブ63は、上記第1レンズアレイ基板50及び第2レンズアレイ基板60にもっと密度あるように複数個が形成されることができ、また、各レンズ部を囲むように上記第1レンズアレイ基板50及び第2レンズアレイ基板60の端部に形成されることもできる。
図16を参照すると、上記スタック溝54とスタック突起64との結合により上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60が自己整列される。
この際、上記スタック溝54とスタック突起64の側壁が傾斜して形成されることによって、上記スタック溝54とスタック突起64との結合がより容易になる。
また、図17を参照すると、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60とを結合させる前、上記スタック溝54に接着物質69を挿入した後、スタック突起66を結合させることができる。
この際、上記スタック突起66は上記スタック溝54のサイズと同一であるか、上記スタック溝54の高さより少し低く形成できる。
上記接着物質69を上記スタック溝54に挿入した後、上記スタック突起66と結合して上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60とを結合させるので、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60との結合力がより強くなることができる。
図18は、本発明の第1実施形態に係る結合された第1レンズアレイ基板及び第2レンズアレイ基板を切断することを示す図である。
図18に示すように、結合された上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60を切断(dicing)して、該当レンズユニット数だけのレンズアセンブリ100に分割する。
結合された上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60に形成された各レンズアセンブリ100を個別的に分けるため、ブレード(blade)70を用いて基板を切る。
この際、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60が全て上記フォトポリマーで形成されて、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60が硬くない、柔らかい(soft)性質を有するので、精密な切断が可能である。
また、従来にはフォトポリマーを使用したレンズアセンブリ形成時、別途の基板が追加的に使われたが、本実施形態では上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60が別途の基板が使われず、上記フォトポリマーでのみで形成される。
したがって、上記第1レンズアレイ基板50と第2レンズアレイ基板60の切断工程時、スラリー(slurry)が生じないので、スラリーによるレンズの汚染を防止することができる。
また、レンズユニットが形成されたウエーハスケールのレンズアレイ基板を形成することによって、イメージセンサやLED(Light Emitting Diode)などのウエーハ状態で形成される素子に直ぐに積層(stack)可能である。
即ち、上記ウエーハ状態で形成される素子に直ぐに積層して形成されたウエーハに切断(dicing)工程を進行することによって、レンズユニットとイメージセンサとが結合されるか、レンズユニットとLEDとが結合されたレンズモジュールを上記ウエーハの切断と同時に形成することができる。
したがって、レンズユニットをイメージセンサやLEDと結合する別途の工程が省略可能であるので、追加的な組立て工程無しで、レンズモジュールの形成過程が簡単になることができる。
そして、耐熱性の強い上記フォトポリマーで上記レンズアセンブリ100を形成するため、上記レンズアセンブリ100を別途の機構に取り付ける必要無しで、上記レンズアセンブリ100が使われる機構にリフロー(reflow)工程を通じて取付することができる。
上記レンズアセンブリ100は、カメラレンズ、LEDレンズ、及びその他の照明製品などで使用可能である。
図19は、本発明の第1実施形態に係るレンズアセンブリを示す図である。
上記のように切断された基板は、図19に示すように、上記第1レンズ部52が形成された第1レンズユニット73と上記第2レンズ部62が形成された第2レンズユニット75とが結合されたレンズアセンブリ100を形成する。
上記第1レンズユニット73は、上記凹面57及び凸面58を有する上記第1レンズ部52、及び上記スタック溝54を有する上記第1支持部55を含む。
上記第2レンズユニット75は、上記凹面67及び凸面68を有する上記第2レンズ部62、及び上記スタック突起64を有する上記第2支持部65を含む。
上記凹面57、67及び凸面58、58は、球面または非球面で形成できる。
そして、上記スタック溝54の側壁は上記スタック溝54の底面へ行くほど狭くなるように傾斜して形成され、上記スタック突起64の側壁は上記スタック溝54と結合できるように上記第2支持部65に近づくほど広くなるように形成される。
また、上記スタック溝54とスタック突起64により結合されるので、上記レンズアセンブリ100の結合力が強くなる。
また、図示してはいないが、図17に示すように、上記スタック溝54とスタック突起66との間に上記接着物質69がさらに含まれたレンズアセンブリを形成することもできる。
そして、耐熱性の強い上記フォトポリマーで上記レンズアセンブリ100が形成されて、上記レンズアセンブリ100を別途の機構に取り付ける必要無しで、上記レンズアセンブリ100が使われる機構にリフロー(reflow)工程を通じて取り付けることができる。
本発明に従うウエーハスケールレンズアセンブリ及びその製作方法は、光硬化射出成形方法を使用してスタック溝が形成された第1レンズアレイ基板とスタック突起が形成された第2レンズアレイ基板とを結合した後、各レンズユニットを切断してより結合力の強いレンズアセンブリを形成することができる。
また、従来のようなプラスチック(plastic)でない上記フォトポリマーを上記金型の間に注入するため、上記金型に形成された凸部、凹溝、成形突起、及び成形溝は、微細なパターンで形成できる。
また、上記スタック溝とスタック突起との結合により自己整列されたレンズアセンブリが形成できるので、別途の整列装備を必要としない。
また、第1レンズアレイ基板と第2レンズアレイ基板の厚さを調節してレンズ間の間隔を容易に調節することができる。
そして、複数個のレンズユニットが形成された第1レンズアレイ基板にガイドリブを形成して第1レンズアレイ基板の撓み現象が防止できるので、大面積の第1レンズアレイ基板を形成することができる。
また、従来にはフォトポリマーを使用したレンズアセンブリ形成時、別途の基板が追加的に使われたが、本実施形態では別途の基板が使われず、上記フォトポリマーのみでレンズアセンブリを形成することができる。
また、耐熱性の強い上記フォトポリマーで上記レンズアセンブリを形成するため、上記レンズアセンブリを別途の機構に取り付ける必要無しで、上記レンズアセンブリが使われる機構にリフロー(reflow)工程を通じて取り付けることができる。
図20は、本発明の第2実施形態に係るカメラモジュールを示す分解斜視図である。図21は、図20において、D−D’に沿って切断した断面を示す断面図である。
図20及び図21を参照すると、本発明の第2実施形態に係るカメラモジュールは、レンズアセンブリ110、レンズガイド120、IRフィルタ130、センシングチップ140、マイクロスペーサ150、及び遮光蓋160を含む。
上記レンズアセンブリ110は、外部に入射される光を屈折させて、上記センシングチップ140に向けて出射する。上記レンズアセンブリ110は、上記入射される光を集光させることができる。上記レンズアセンブリ110は、第1レンズユニット1100、第2レンズユニット1200、及び第3レンズユニット1300を含む。
上記第1レンズユニット1100は透明で、光硬化性樹脂からなる。上記第1レンズユニット1100は、第1レンズ部1110、第1支持部1120、及び第1スタック突起1130を含む。
上記第1レンズ部1110は、所定の曲率を有する曲面を有する。より詳しくは、上記第1レンズ部1110は、互いに対向する凸面及び凹面を有する。上記第1レンズ部1110は、入射される光を屈折させる。上記第1レンズ部1110は、約0.5乃至3mmの直径を有する。
上記第1支持部1120は、上記第1レンズ部1110から側方に延びる。上記第1支持部1120は、上記第1レンズ部1110を支持する。
また、上記第1支持部1120は、上記第1レンズ部1110と連結される第1連結部1121及び上記第1連結部1121と連結され、下方に延びる第1スタンドオフ1122を含む。
上記第1連結部1121及び上記第1スタンドオフ1122は互いに段差をなして形成され、上記第1連結部1121の下面は上記第1スタンドオフ1122の下面より高い位置に配置される。
上記第1スタンドオフ1122は、平面から見て閉ループ形状を有する。即ち、上記第1スタンドオフ1122は、上記第1レンズ部1110を囲む。同様に、上記第1連結部1121も上記第1レンズ部1110を囲む。
上記第1スタック突起1130は、上記第1スタンドオフ1122の下面に配置される。上記第1スタック突起1130は、上記第1スタンドオフ1122から下方に突起する。上記第1スタック突起1130の幅は約0.05mm乃至0.2mmである。
上記第1スタック突起1130は、平面から見て閉ループ形状を有する。これとは異なり、上記第1スタック突起1130は、上記第1スタンドオフ1122からドット形状またはバー形状を有して突起できる。
上記第1レンズ部1110、上記第1連結部1121、上記第1スタンドオフ1122、及び上記第1スタック突起1130は、一体形成される。
上記第2レンズユニット1200は、上記第1レンズユニット1100の下に配置される。上記第2レンズユニット1200は、上記第1レンズユニット1100に締結される。上記第2レンズユニット1200は透明で、光硬化性樹脂からなる。上記第2レンズユニット1200は、第2レンズ部1210、第2支持部1220、第2スタック溝1230、及び第2スタック突起1240を含む。
上記第2レンズ部1210は、所定の曲率を有する曲面を有する。より詳しくは、上記第2レンズ部1210は、互いに対向する凸面及び凹面を有する。上記第2レンズ部1210は、入射される光を屈折させる。上記第2レンズ部1210は、約0.5乃至3mmの直径を有する。
上記第2支持部1220は、上記第2レンズ部1210から側方に延びる。上記第2支持部1220は、上記第2レンズ部1210を支持する。
また、上記第2支持部1220は、上記第2レンズ部1210と連結される第2連結部1221及び上記第2連結部1221と連結され、下方に延びる第2スタンドオフ1222を含む。
上記第2連結部1221及び上記第2スタンドオフ1222は互いに段差をなして形成され、上記第2連結部1221の下面は上記第2スタンドオフ1222の下面より高い位置に配置される。
上記第2スタンドオフ1222は、平面から見て閉ループ形状を有する。即ち、上記第2スタンドオフ1222は、上記第2レンズ部1210を囲む。同様に、上記第2連結部1221も上記第2レンズ部1210を囲む。
上記第2スタック溝1230は、上記第2スタンドオフ1222の上面に形成される。上記第2スタック溝1230は、上記第1スタック突起1130に対応する。
また、上記第1スタック突起1130は上記第2スタック溝1230に挿入されて、上記第2レンズユニット1200は上記第1レンズユニット1100に締結される。
これとは異なり、上記第1レンズユニット1100に形成されたスタック溝に上記第2レンズユニット1200に形成されたスタック突起が挿入されて、上記第2レンズユニット1200が上記第1レンズユニット1100に締結できる。
上記第2スタック溝1230の幅は約0.05mm乃至0.2mmであり、上記第2スタック溝1230の深さは約0.05mm乃至1mmである。
上記第2スタック突起1240は、上記第2スタンドオフ1222の下面に配置される。上記第2スタック突起1240は、上記第2スタンドオフ1222から下方に突起する。上記第2スタック突起1240の幅は、約0.05mm乃至0.2mmである。
上記第2スタック突起1240は、平面から見て閉ループ形状を有する。これとは異なり、上記第2スタック突起1240は、上記第2スタンドオフ1222からドット形状またはバー形状を有して突起できる。
上記第2レンズ部1210、上記第2連結部1221、上記第2スタンドオフ1222、及び上記第2スタック突起1240は、一体形成される。
上記第3レンズユニットは、上記第2レンズユニット1200の下に配置される。上記第3レンズユニット1300は、上記第2レンズユニット1200に締結される。上記第3レンズユニット1300は透明で、光硬化性樹脂からなる。上記第3レンズユニット1300は、第3レンズ部1310、第3支持部1320、及び第3スタック溝1330を含む。
上記第3レンズ部1310は、所定の曲率を有する曲面を有する。より詳しくは、上記第3レンズ部1310は、互いに対向する凸面及び凹面を有する。上記第3レンズ部1310は、入射される光を屈折させる。上記第3レンズ部1310は、約0.5乃至3mmの幅を有する。
上記第3支持部1320は、上記第3レンズ部1310から側方に延びる。上記第3支持部1320は、上記第3レンズ部1310を支持する。
上記第3スタック溝1330は、上記第2支持部1220の上面に形成される。上記第3スタック溝1330は、上記第2スタック突起1240に対応する。
また、上記第2スタック突起1240は上記第3スタック溝1330に挿入されて、上記第3レンズユニット1300は上記第2レンズユニット1200に締結される。
これとは異なり、上記第2レンズユニット1200に形成されたスタック溝に上記第3レンズユニット1300に形成されたスタック突起が挿入されて、上記第3レンズユニット1300は上記第2レンズユニット1200に締結できる。
上記第3スタック溝1330の幅は約0.05mm乃至0.2mmであり、上記第3スタック溝1330の深さは約0.05mm乃至1mmである。
上記第3レンズ部1310及び上記第3支持部1320は一体形成される。
上記第1レンズ部1110、上記第2レンズ部1210、及び上記第3レンズ部1310は互いに異なる曲率を有する。
上記第1レンズ部1110及び上記第2レンズ部1210の間の間隔は、上記第1スタンドオフ1122によって調節される。また、上記第2レンズ部1210及び上記第3レンズ部1310の間の間隔は、上記第2スタンドオフ1222によって調節される。
上記レンズガイド120は四角枠形状を持って、上記レンズアセンブリ110をガイドする。また、上記レンズガイド120は上記レンズアセンブリ110を収容し、上記レンズアセンブリ110を支持する。
上記レンズガイド120は、上記レンズアセンブリ110の側面をガイドする第1ガイド121、及び上記レンズアセンブリ110の下面を支持する第2ガイド122を含む。上記レンズガイド120に使われる物質の例としては、プラスチックなどが挙げられる。
上記IRフィルタ130は、上記レンズガイド120の下に配置される。上記IRフィルタ130は、ガラス基板に赤外線をフィルタリングする物質がコーティングされて形成できる。上記赤外線フィルタリング物質の例としては、インジウムチンオキサイド、またはアンチモンチンオキサイドなどが挙げられる。
上記IRフィルタ130は、通過する光をフィルタリングして赤外線を遮断する。上記IRフィルタ130は、上記レンズガイド120に接着され、上記マイクロスペーサ150により上記センシングチップ140に付着される。
上記センシングチップ140は、上記IRフィルタ130の下に配置される。上記センシングチップ140はシリコンからなり、多数個のイメージセンサを含む。上記センシングチップ140は、上記レンズアセンブリ110を通じて入射される光をセンシングして、電気的な信号に変換させる。
上記マイクロスペーサ150は、上記センシングチップ140及び上記IRフィルタ130の間に介される。上記マイクロスペーサ150は、上記IRフィルタ130及び上記センシングチップ140に接着される。また、上記マイクロスペーサ150は、上記センシングチップ140及び上記IRフィルタ130の間の間隔を調節する。
上記遮光蓋160は、上記レンズアセンブリ110、上記レンズガイド120、上記IRフィルタ130、上記センシングチップ140、及び上記マイクロスペーサ150を覆う。上記遮光蓋160は、上記レンズアセンブリ110、上記レンズガイド120、上記IRフィルタ130、上記センシングチップ140、及び上記マイクロスペーサ150を収容する。
上記遮光蓋160は、外部から光が入力される貫通ホール161を含む。上記遮光蓋160は、上記貫通ホール161の以外の領域に入力される光を遮断する。上記遮光蓋160に使われる物質の例としては、金属などが挙げられる。
また、本実施形態に従うカメラモジュールは、上記センシングチップ140と連結される基板をさらに含むことができる。
上記第1レンズユニット1100、上記第2レンズユニット1200、及び上記第3レンズユニット1300は、スタック突起1130、1240及びスタック溝1230、1330によって互いに締結される。したがって、上記レンズアセンブリ110を形成する過程で、上記第1レンズ部1110、上記第2レンズ部1210、及び上記第3レンズ部1310の光軸をアラインする必要がない。
即ち、上記第1スタック突起1130、上記第2スタック溝1230、上記第2スタック突起1240、及び上記第3スタック溝1330によって、上記第1レンズ部1110、上記第2レンズ部1210、及び上記第3レンズ部1310の光軸がアラインされる。
したがって、上記第1レンズ部1110、上記第2レンズ部1210、及び上記第3レンズ部1310は、精密にアラインされることができ、本実施形態に従うカメラモジュールは外部の光を精密にセンシングすることができる。
また、上記第1レンズユニット1100、上記第2レンズユニット1200、及び上記第3レンズユニット1300は、互いに締結される。したがって、本実施形態に従うカメラモジュールを形成するために、上記第1レンズユニット1100、上記第2レンズユニット1200、及び上記第3レンズユニット1300を接着させるための工程が要求されない。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは容易に製造できる。
また、上記レンズアセンブリ110は締結構造を有するため、上記第1レンズユニット1100、上記第2レンズユニット1200、及び上記第3レンズユニット1300は、互いに向上した結合力を有する。したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは、向上した強度を有する。
また、上記第1レンズユニット1100、上記第2レンズユニット1200、及び上記第3レンズユニット1300は、光硬化性樹脂からなる。したがって、上記レンズアセンブリ110は、熱可塑性樹脂からなる場合より向上した耐熱性を有する。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは、高い温度で進行される工程により形成されることができ、向上した耐熱性を有する。
また、上記第1レンズ部1110、上記第1連結部1121、上記第1スタンドオフ1122、及び上記第1スタック突起1130は、一体形成されるため、上記第1レンズユニット1100は容易に形成できる。
即ち、上記第1レンズ部1110に上記第1連結部1121を接着させる工程及び上記第1連結部1121に上記第1スタンドオフ1122を接着させる工程などが省略できる。
同様に、上記第2レンズユニット1200及び上記第3レンズユニット1300は容易に形成できる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは容易に形成できる。
図22は、本発明の第2実施形態に係るレンズアセンブリを製造する過程を示すフローチャートである。図23は、レンズアレイ基板が結合される過程を示す斜視図である。図24乃至図26は、本発明の第2実施形態に係るカメラモジュールを製造する過程を示す断面図である。
図22乃至図25を参照すると、第2実施形態に係るレンズアセンブリ110を製造する過程は、次の通りである。
まず、一部または全部が透明な金型が提供される(S110)。上記金型は一部または全部がガラスで形成できる。
以後、光硬化性樹脂組成物を形成する。上記光硬化性樹脂組成物は、光硬化性単量体及び光硬化開始剤を混合して形成できる。
上記光硬化性単量体に使われる物質の例は、2−ブトキシエチルアクリレート(2-butoxyethyl acrylate)、エチレングリコールフェニルエーテルアクリレート、2−ブトキシエチルメタアクリレート、エチレングリコ(glyco)フェニルエーテルメタアクリレート、2−ハイドロキシメチル(2-hydorxyethyl)メタアクリレート、イソデシル(isodecyl)メタアクリレート、フェニルメタアクリレート、ビスフェノールAプロポキシレートジアクリレート(bisphenol A propoxylate diacrylate)、1、3(1、4)−ブタンジオール(1、3(1、4)-butandiol)ジアクリレート、1、6−ヘキサンジオールエトキシレート(1、6-hexandiol ethoxylate)ジアクリレート、ネオフェニル(neopenyyl)グリコールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジ(エチレングリコール)ジアクリレート、テトラ(エチレングリコール)(tetra ethylene glycol)ジアクリレート、1、3(1、4)−ブタンジオールジメタアクリレート(dimethacrylate)、ジウレタン(diurethane)ジメタアクリレート、グリセロール(glycerol)ジメタアクリレート、エチレングリコールジメタアクリレート、ジ(エチレングリコール)ジメタアクリレート、トリ(エチレングリコール)ジメタアクリレート、1、6−ヘキサンジオールジメタアクリレート、グリセロールプロポキシレートトリアクリレート(glycerol propoxylate triacrylate)、ペンタエリスリトール(pentaerythritol)プロポキシレートトリアクリレート、ジ(トリメチロールプロパン)(ditrimetylolpropane)テトラアクリレート、及びペンタエリスリトールテトラアクリレートなどが挙げられる。
上記光硬化開始剤は、紫外線などの光の照射によりラジカルに分解されて光硬化形樹脂組成物の架橋、硬化反応を開始する物質である。光硬化開始剤は、樹脂組成物の硬化反応速度と黄変特性、及び記載に対する付着性などを考慮して、その種類と含有量を適切に選択して使用する。必要によって、2種類以上の光硬化開始剤を混合して使用することもできる。
上記光硬化開始剤の例には、α−ヒドロキシケトン(α-hydroxyketone)、フェニルグリオキシレート(phenylglyoxylate)、ベンジルジメチルケタル(benzildimethyl ketal)、α−アミノケトン(α-aminoketone)、モノアシルフォスフィン(mono acyl phosphine)、ビスアシルフォスフィン(bis acyl phosphine)、2、2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(1、2-dimethoxy-2-phenylacetophenone)、及びこれらの混合物などがある。
上記光硬化開始剤は、上記樹脂組成物に対し、約0.1乃至0.3wt%に混合できる。
以後、上記光硬化性樹脂組成物は、上記金型の内側に充填される(S120)。
以後、上記光硬化性樹脂組成物に圧力が加えられる(S130)。以後、上記金型の透明な部分を通じて、上記光硬化性樹脂組成物に紫外線が照射される(S140)。
上記光硬化性樹脂組成物に紫外線が照射されると共に、上記光硬化性樹脂組成物に約425乃至約707kgf/cm2の圧力が加えられる(S130)。
即ち、上記紫外線照射ステップ(S140)及び上記保圧ステップ(S130)は同時に進行される。
上記保圧ステップ(S130)は、上記光硬化性樹脂組成物が硬化される間に進行できる。
上記紫外線は、約1.5mW/cm2乃至5.5mW/cm2の強さで約18乃至23分間照射される。また、上記紫外線の強さ及び照射時間は、上記光硬化性樹脂組成物の種類によって変わることができる。
また、上記UV照射ステップ(S140)が進行される間、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる紫外線の強さは時間に従って変わることができる。
例えば、上記UV照射ステップ(S140)で、上記光硬化性樹脂組成物に照射される強さは、約5乃至10分間に1.5mW/cm2であり、以後、約5乃至10分間に約3.5mW/cm2、以後、約2乃至5分間に5.5mW/cm2でありうる。
また、上記保圧ステップ(S130)が進行される間、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる圧力は時間に従って変わることができる。
例えば、上記保圧ステップ(S130)で、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる圧力は約10乃至15分間に1.5×104×6.895kPaであり、以後、約5乃至10分間に約1.0×104×6.895kPa、以後、約2乃至5分間に5.0×102×6.895kPaでありうる。
また、上記保圧ステップ(S130)が進行される間、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる圧力は時間が経るにつれて、徐々に増加したり、徐々に減少したり、徐々に増加してから徐々に減少することができる。
これとは異なり、上記紫外線照射ステップ(S140)の以後、上記保圧ステップ(S130)が進行できる。
これとは異なり、上記紫外線照射ステップ(S140)の前に1次保圧ステップが進行され、上記紫外線照射ステップ及び2次保圧ステップが同時に進行できる。即ち、上記光硬化性樹脂組成物の圧力が増加した状態で紫外線が照射できる。
以後、上記光硬化性樹脂組成物は上記紫外線によって硬化され、第1レンズアレイ基板1101が形成される。この際、上記光硬化性樹脂組成物は高い圧力を有するため、硬化される過程で収縮が発生しない。
以後、上記金型はオープンされ、上記第1レンズアレイ基板1101が取出される(S150)。
以後、同一な方式により第2レンズアレイ基板1201及び第3レンズアレイ基板1301が形成される。
上記光硬化性樹脂組成物が硬化される過程で、光硬化性樹脂組成物に圧力が加えられるので、上記光硬化性樹脂組成物が収縮する現象を防止することができる。
したがって、上記金型によって上記レンズアレイ基板1101、1201、1301のレンズ部の曲率は精密に調節できる。即ち、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301のレンズ部の曲率が上記金型に対応する曲率でない他の曲率に変形されることを防止することができる。
したがって、希望する曲率を有するレンズアレイ基板1101、1201、1301が提供できる。
特に、上記保圧ステップ(S130)によって、上記光硬化性樹脂組成物が収縮する現象が防止できるので、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301は滑らかな表面を有する。
以後、図24を参照すると、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301は、スタック突起1130、1240及びスタック溝1230、1330によって互いに締結される。
即ち、上記第1レンズアレイ基板1101に形成された第1スタック突起1130が上記第2レンズアレイ基板1201に形成された第2スタック溝1230に挿入され、上記第2レンズアレイ基板1201は上記第1レンズアレイ基板1101に締結される。
また、上記第2レンズアレイ基板1201に形成された第2スタック突起1240が上記第3レンズアレイ基板1301に形成された第3スタック溝1330に挿入され、上記第3レンズアレイ基板1301は上記第2レンズアレイ基板1201に締結される。
以後、図25を参照すると、結合されたレンズアレイ基板1101、1201、1301は切断され、互いに締結された第1レンズユニット1100、第2レンズユニット1200、及び第3レンズユニット1300を含むレンズアセンブリ110が形成される(S170)。
上記レンズアレイ基板1101、1201、1301は、一度に切断されるため、上記第1レンズユニット1100、上記第2レンズユニット1200、及び上記第3レンズユニット1300は、同一な平面に配置される切断面を含む。
以後、図26を参照すると、上記レンズアセンブリ110はレンズガイド120に収容され、上記レンズガイド120はIRフィルタ130に接着される。また、上記IRフィルタ130は、マイクロスペーサ150によってセンシングチップ140に接着される。
以後、上記レンズガイド120、上記IRフィルタ130、上記センシングチップ140、及び上記マイクロスペーサ150は、遮光蓋160によって被せられ、実施形態に従うカメラモジュールが製造される。
本実施形態に従うカメラモジュールの製造方法は、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301を一度に切断して、大量にレンズアセンブリ110を製造することができる。
また、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301は、スタック突起1130、1240、及びスタック溝1230、1330によってアラインされる。したがって、本発明に従うカメラモジュールの製造方法は、別途の上記レンズアレイ基板1101、1201、1301をアラインするための工程を必要としない。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールの製造方法は、容易にカメラモジュールを製造することができる。
また、本実施形態に従うカメラモジュールの製造方法は、保圧ステップ(S130)を含むので、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301は精密に形成できる。したがって、本実施形態に従うカメラモジュールの製造方法は、外部の光を精密にセンシングすることができるカメラモジュールを提供する。
図27は、本発明の第3実施形態に係るレンズアセンブリを示す断面図である。本実施形態では前述した実施形態を参照し、接着部材についてさらに説明する。
図27を参照すると、レンズアセンブリ110は、第1接着部材1410及び第2接着部材1420を含む。第1レンズユニット1100及び第2レンズユニット1200の間に上記第1接着部材1410が介される。上記第1接着部材1410は、第2スタック溝1230の内側のみに配置できる。
また、上記第2レンズユニット1200及び第3レンズユニット1300の間に上記第2接着部材1420が介される。上記第2接着部材1420は、上記第3スタック溝1330の内側のみに配置できる。
上記第1接着部材1410及び上記第2接着部材1420によって、上記レンズアセンブリ110の結合力は向上する。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールはより向上した強度を有する。
上記レンズアセンブリ110を形成するために、第2レンズアレイ基板1201の第2スタック溝1230及び第3レンズアレイ基板1301の第3スタック溝1330に接着物質が配置される。
以後、上記第1レンズアレイ基板1101、上記第2レンズアレイ基板1201、及び上記第3レンズアレイ基板1301は互いに締結される。
この際、上記第2スタック溝1330及び上記第3スタック溝1330に配置される接着物質があふれる。これとは異なり、上記接着物質はあふれないことがある。
以後、上記接着物質は熱または/及び光により硬化され、上記第1レンズユニット1100、上記第2レンズユニット1200、及び上記第3レンズユニット1300は互いに締結及び接着される。したがって、上記レンズアセンブリ110は、向上した結合力を有する。
図28は、本発明の第4実施形態に係るカメラモジュールを示す分解斜視図である。図29は、図28において、E−E’に沿って切断した断面を示す断面図である。本実施形態では前述した本発明を参照し、第3レンズユニット、IRフィルタ層、及びセンシングチップについてさらに説明する。
図28及び図29を参照すると、カメラモジュールは、レンズアセンブリ110、IRフィルタ層131、センシングチップ140、及び遮光蓋160を含む。
上記レンズアセンブリ110は、第1レンズユニット1100、第2レンズユニット1200、及び第3レンズユニット1300を含む。
上記第3レンズユニット1300は、第3レンズ部1310、第3支持部1320、第3スタック溝1330、及び第3スタック突起1340を含む。
上記第3支持部1320は、上記第3レンズ部1310から延びる。上記第3支持部1320は、上記第3レンズ部1310を囲む。上記第3支持部1320は、第3連結部1321及び第3スタンドオフ1322を含む。
上記第3連結部1321は、上記第3レンズ部1310から側方に延びる。上記第3連結部1321は、上記第3レンズ部1310に連結される。
上記第3スタンドオフ1322は、上記第3連結部1321と段差をなす。上記第3スタンドオフ1322は、上記第3連結部1321と連結される。上記第3スタンドオフ1322の下面は、上記第3連結部1321の下面より低い位置に配置される。
上記第3スタック溝1330は、上記第3スタンドオフ1322の上面に形成される。
上記第3スタック突起1340は、上記スタンドオフの下面に配置される。上記第3スタック突起1340は、上記スタンドオフ1322から下方に突起する。
上記第3レンズ部1310、上記第3連結部1321、上記第3スタンドオフ1322、及び上記第3スタック突起1340は一体形成される。
上記IRフィルタ層131は、上記第3レンズユニット1300の下面にコーティングされて形成される。即ち、上記IRフィルタ層131は、通過する光をフィルタリングして赤外線を遮断する。
上記IRフィルタ層131は、上記第1レンズユニット1100または上記第2レンズユニット1200の一面にコーティングできる。
上記センシングチップ140は、第4スタック溝141を含む。上記第4スタック溝141は、上記第3スタック突起1340に対応する。上記第4スタック溝141に上記第3スタック突起1340が挿入されて、上記センシングチップ140は上記第3レンズユニット1300に結合される。
これとは異なり、上記第3レンズユニット1300に形成されたスタック溝に上記センシングチップ140に形成されたスタック突起が挿入されて、上記センシングチップ140は上記第3レンズユニット1300に結合できる。
即ち、上記センシングチップ140は、上記レンズアセンブリ110に結合される。
上記遮光蓋160は、上記レンズアセンブリ110、上記IRフィルタ層131、及び上記センシングチップ140を覆う。
本実施形態に従うカメラモジュールは、上記センシングチップ140及び上記レンズアセンブリ110が互いに結合された構造を有する。したがって、上記レンズアセンブリ110は、上記第3スタック突起1340及び上記第4スタック溝141によって上記センシングチップ140にアラインされる。
したがって、上記レンズアセンブリ110及び上記センシングチップ140のミスアラインが防止され、本実施形態に従うカメラモジュールは、精密に外部の光をセンシングすることができる。
また、上記IRフィルタ層131は、上記第3レンズユニット1300にコーティングされて形成される。したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは、赤外線を遮断するためのガラス基板などが別途に要求されず、容易に製造できる。
図30は、本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールの製造方法に従う過程を示すフローチャートである。図31乃至図32は、本発明の第5実施形態に係るカメラモジュールの製造方法を示す断面図である。本実施形態では前述した実施形態を参照し、IRフィルタ層及びシリコンウエーハを製造するステップについてさらに説明する。
図30を参照すると、第1レンズアレイ基板1101、第2レンズアレイ基板1201、及び第3レンズアレイ基板1301を形成する(S10)。
この際、上記第3レンズアレイ基板1301の下面には多数個の第3スタック突起1340が形成される。
以後、上記第3レンズアレイ基板1301の下面に赤外線フィルタリング物質がコーティングされて、IRフィルタ層131aが形成される(S20)。
以後、シリコンウエーハ140aにイメージセンサが形成され(S30)、上記シリコンウエーハ140aに上記第3スタック突起1340に対応する第4スタック溝141が形成される。
上記第4スタック溝141は、マスク工程により形成できる。例えば、上記シリコンウエーハ140aの上にフォトレジストパターンまたはシャドウマスクが配置され、プラズマまたはエッチング溶液によって上記シリコンウエーハ140aがエッチングできる。
以後、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301及び上記シリコンウエーハ140aは結合される。より詳しくは、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301及び上記シリコンウエーハ140aは、上記第3スタック突起1340及び上記第4スタック溝141によって締結される(S610)。
以後、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301及び上記シリコンウエーハ140aは切断されて、レンズアセンブリ110及びセンシングチップ140が形成される(S710)。
以後、遮光蓋160により上記レンズアセンブリ110及び上記センシングチップ140が被せられ、カメラモジュールが製造される。
本実施形態に従うカメラモジュールの製造方法は、上記レンズアレイ基板1101、1201、1301にシリコンウエーハ140aを結合させて一度に切断する。
したがって、上記レンズアセンブリ110及び上記センシングチップ140が同時に形成され、本実施形態に従うカメラモジュールの製造方法は、大量にカメラモジュールを容易に形成することができる。
図33は、本発明の第6実施形態に係るカメラモジュールを示す断面図である。本実施形態では、前述した本発明を参照し、遮光膜についてさらに説明する。
図33を参照すると、カメラモジュールは、遮光膜170を含む。上記遮光膜170は、レンズアセンブリ110の側面、第1支持部1120の上面、及びセンシングチップ140の側面を被せる。上記遮光膜170は光を遮断する。
また、上記遮光膜170は、上記レンズアセンブリ110及び上記センシングチップ140に付着される。
上記遮光膜170は、遮光物質を含む光硬化性樹脂でありうる。例えば、黒色インキと混合された光硬化性樹脂組成物が上記レンズアセンブリ110の側面、上記第1支持部1120の上面、及び上記センシングチップ140の側面に配置される。以後、紫外線によって、上記黒色インキと混合された光硬化性樹脂組成物が硬化され、上記遮光膜170が形成できる。
上記遮光膜170によって、第1レンズ部1110の以外の領域に入射される光が遮断される。したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは、漏れる光による干渉を減少させることができる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは、精密に外部の光をセンシングすることができる。
また、本実施形態に従うカメラモジュールは、別途の遮光部材無しで側面に入射される光を遮断することができる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは容易に形成できる。
また、上記遮光膜170は、上記レンズアセンブリ110及び上記センシングチップ140に付着されるため、上記レンズアセンブリ110及び上記センシングチップ140の結合力を向上させる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールは向上した強度を有する。
図34は、本発明の第7実施形態に係るレンズアレイ基板を示す斜視図である。図35は、レンズアレイ基板が結合された状態を示す斜視図である。図36は、図35において、F−F’に沿って切断した断面図である。本実施形態では、前述した実施形態を参照し、貫通ホールについてさらに説明する。
図34乃至図36を参照すると、第1レンズアレイ基板1102、第2レンズアレイ基板1202、及び第3レンズアレイ基板1302が順次に積層される。
上記第1レンズアレイ基板1102は、第1レンズユニット1103、第1支持枠1104、及び第1固定部1105を含む。
上記第1レンズユニット1103は、上記第1支持枠1104の内側に配置される。即ち、上記第1支持枠1104は、上記第1レンズユニット1103を囲む。
上記第1固定部1105は、上記第1支持枠1104と上記第1レンズユニット1103とを連結する。
即ち、上記第1レンズアレイ基板1102には、多数個の第1貫通ホール1106が形成される。特に、上記第1レンズユニット1103の周囲に上記第1貫通ホール1106が形成される。
上記第2レンズアレイ基板1202は、第2レンズユニット1203、第2支持枠1204、及び第2固定部1205を含む。
上記第2レンズユニット1203は、上記第2支持枠1204の内側に配置される。即ち、上記第2支持枠1204は、上記第2レンズユニット1203を囲む。
上記第2固定部1205は、上記第2支持枠1204と上記第2レンズユニット1203とを連結する。
即ち、上記第2レンズアレイ基板1202には、多数個の第2貫通ホール1206が形成される。特に、上記第2レンズユニット1203の周囲に上記第2貫通ホール1206が形成される。
上記第3レンズアレイ基板1302は、第3レンズユニット1303、第3支持枠1304、及び第3固定部1305を含む。
上記第3レンズユニット1303は、上記第3支持枠1304の内側に配置される。即ち、上記第3支持枠1304は、上記第3レンズユニット1303を囲む。
上記第3固定部1305は、上記第3支持枠1304と上記第3レンズユニット1303とを連結する。
即ち、上記第3レンズアレイ基板1302には多数個の第3貫通ホール1306が形成される。特に、上記第3レンズユニット1303の周囲に上記第3貫通ホール1306が形成される。
上記第1乃至第3貫通ホール1106、1206、1306は互いに対応し、上記第1乃至第3固定部1105、1205、1305も互いに対応する。
また、上記第1乃至第3レンズユニット1103、1203、1303は互いに締結される。
上記第1乃至第3レンズアレイ基板1102、1202、1302が互いに締結された後、上記第1乃至第3固定部1105、1205、1305が切断されて、レンズアセンブリが形成される。即ち、上記第1乃至第3レンズアレイ基板1102、1202、1302が互いに締結された後、図34での破線に沿って切断されてレンズアセンブリが形成される。
したがって、本実施形態に従うレンズアセンブリは、平面から見て正四角形状に制限されず、円形状のような多様な形状を有することができる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュールも多様な形状を有することができる。
図37は、本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニット製造装置の分解斜視図である。図38は、第1コアを示す斜視図である。図39は、第2コアを示す斜視図である。図40は、図37において、G−G’に沿って切断した断面図である。図41は、図37において、H−H’に沿って切断した断面を示す断面図である。図42は、本発明の実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法を示すフローチャートである。図43は、UV照射ステップ及び保圧ステップを示す断面図である。図44は、本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットの製造方法により製造されたレンズアレイ基板を示す斜視図である。図45は、図44において、I部分を拡大した斜視図である。図46は、本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットの製造方法により製造されたレンズユニットを示す斜視図である。図47は、図46において、J−J’に沿って切断した断面を示す断面図である。図48及び図49は、本発明の第8実施形態に係るカメラモジュール用レンズアセンブリを製造する過程を示す断面図である。
図38乃至図41及び図43を参照すると、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニット製造装置は、金型210、保圧装置220、及び紫外線発生装置230を含む。
上記金型210は、一部または全部が透明である。上記金型210は、下部金型2100、第1コア2200、上部金型2300、第2コア2400、及び封入部材2500を含む。
上記下部金型2100は、上部がオープンされた四角枠形状を有する。上記下部金型2100は透明または不透明である。上記下部金型2100に使われる物質の例としては、金属、ガラス、またはプラスチックなどが挙げられる。
上記第1コア2200は、上記下部金型2100の内側に配置される。より詳しくは、上記第1コア2200は、上記下部金型2100の内側にマトリックス形態で配置される。上記第1コア2200は不透明または透明である。上記第1コア2200に使われる物質の例としては、金属、ガラス、またはプラスチックなどが挙げられる。
上記第1コア2200のうちの一部は互いに離隔して、十字形状の第1離隔空間2110を形成する。即ち、上記第1コア2200は、4個のグループに区分されることができ、各々のグループは互いに離隔して上記第1離隔空間2110を形成する。
上記下部金型2100及び上記第1コア2200は一体形成できる。また、上記第1コア2200は一体形成できる。
図38を参照すると、上記第1コア2200は、第1コア胴体2210、凸部2220、及び成形溝2230を含む。
上記第1コア胴体2210は直六面体形状を有する。上記第1コア胴体2210は、平面から見て正四角形状を有する。
上記凸部2220は上記第1コア胴体2210から突起し、凸形状を有する。上記凸部2220はドーム形状を有し、凸面を含む。
上記成形溝2230は上記凸部2220を囲む。上記成形溝2230は上記第1コア胴体2210に形成された溝であり、平面から見て閉ループ形状を有する。
上記第1コア胴体2210及び上記凸部2220は一体形成される。
上記第1コア2200の形状は、図2のように限定されず、多様な形状でありうる。即ち、上記第1コア2200は形成しようとするレンズユニット2700の形態によって多様な形状を有する。
上記上部金型2300は、上記下部金型2100の上に配置される。上記上部金型2300は、上記下部金型2100を覆う。上記上部金型2300は、下部がオープンされた四角枠形状を有する。
上記上部金型2300は透明であり、上記上部金型2300に使われる物質の例としてはガラスまたはプラスチックなどが挙げられる。
上記第2コア2400は、上記上部金型2300の内側に配置される。より詳しくは、上記第2コア2400は、上記上部金型2300の内側にマトリックス形態で付着される。また、上記第2コア2400は、上記第1コア2200に対応して配置される。
上記第2コア2400は、上記第1離隔空間2110に対応する第2離隔空間2310が形成されるように配置される。即ち、上記第2コア2400は、互いに離隔する4個のグループに分けられる。
また、上記第2コア2400は、上記第1コア2200に所定の間隔で離隔して配置される。
上記上部金型2300及び上記第2コア2400は一体形成できる。また、上記第2コア2400は一体形成できる。
図39を参照すると、上記第2コア2400は、第2コア胴体2410、凹溝2420、及び成形突起2430を含む。
上記第2コア胴体2410は直六面体形状を有する。上記第2コア胴体2410は、平面から見て正四角形形状を有する。上記第2コア胴体2410は、上記第1コア胴体2210と同一な平面積を有する。
上記凹溝2420は、上記第2コア胴体2410に形成された溝である。上記凹溝2420の内側面は曲面である。上記凹溝2420は、上記凸部2220に対応して形成される。
上記成形突起2430は上記凹溝2420を囲む。上記成形突起2430は、上記第2コア胴体2410から突起し、閉ループ形状を有する。
上記封入部材2500は、上記下部金型2100及び上記上部金型2300の間に介される。上記封入部材2500は、上記金型210の内部を封入する。上記封入部材2500は弾性を有し、閉ループ形状を有する。
また、上記金型210は、光硬化性樹脂組成物を注入するための注入口211が形成される。また、上記金型210は、空気を排出するための排出口を含むことができる。
また、上記金型210は、上記下部金型2100及び上記上部金型2300を結合させるための締結ユニットをさらに含むことができる。
上記保圧装置220は、上記金型210の内部圧力を上昇させる。上記保圧装置220は、上記注入口211を通じて上記金型210の内部圧力を上昇させる。上記保圧装置220はピストンなどを含むことができる。
上記紫外線発生装置230は紫外線を発生させて、上記金型210の内部に照射する。上記紫外線発生装置230は、上記下部金型2100を通じて上記金型210の内部に紫外線を照射する第1紫外線発生装置230、及び上記上部金型2300を通じて上記金型210の内部に紫外線を照射する第2紫外線発生装置230を含むことができる。
図42を参照すると、本発明の実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニット製造装置を通じてカメラモジュール用レンズユニットを製造する過程は、次の通りである。
まず、下部金型2100及び上記金型210を締結ユニットなどによって結合させる(S210)。
以後、光硬化性樹脂組成物を形成する。上記光硬化性樹脂組成物は、光硬化性単量体及び光硬化開始剤を混合して形成できる。
上記光硬化性単量体に使われる物質の例としては、2−ブトキシエチルアクリレート(2-butoxyethyl acrylate)、エチレングリコールフェニルエーテルアクリレート、2−ブトキシエチルメタアクリレート、エチレングリコ(glyco)フェニルエーテルメタアクリレート、2−ハイドロキシメチル(2-hydorxyethyl)メタアクリレート、イソデシル(isodecyl)メタアクリレート、フェニルメタアクリレート、ビスフェノールAプロポキシレートジアクリレート(bisphenol A propoxylate diacrylate)、1、3(1、4)−ブタンジオール(1、3(1、4)-butandiol)ジアクリレート、1、6−ヘキサンジオールエトキシレート(1、6-hexandiol ethoxylate)ジアクリレート、ネオフェニル(neopenyyl)グリコールジアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、ジ(エチレングリコール)ジアクリレート、テトラ(エチレングリコール)(tetra ethylene glycol)ジアクリレート、1、3(1、4)−ブタンジオールジメタアクリレート(dimethacrylate)、ジウレタン(diurethane)ジメタアクリレート、グリセロール(glycerol)ジメタアクリレート、エチレングリコールジメタアクリレート、ジ(エチレングリコール)ジメタアクリレート、トリ(エチレングリコール)ジメタアクリレート、1、6−ヘキサンジオールジメタアクリレート、グリセロールプロポキシレートトリアクリレート(glycerol propoxylate triacrylate)、ペンタエリスリトール(pentaerythritol)プロポキシレートトリアクリレート、ジ(トリメチロールプロパン)(ditrimetylolpropane)テトラアクリレート、及びペンタエリスリトールテトラアクリレートなどが挙げられる。
上記光硬化開始剤は、紫外線などの光の照射によりラジカルに分解されて光硬化形樹脂組成物の架橋、硬化反応を開始する物質である。光硬化開始剤は、樹脂組成物の硬化反応速度と黄変特性、及び基材に対する付着性などを考慮して、その種類と含有量を適切に選択して使用する。必要によって、2種類以上の光硬化開始剤を混合して使用することもできる。
上記光硬化開始剤の例としては、α−ヒドロキシケトン(α-hydroxyketone)、フェニルグリオキシレート(phenylglyoxylate)、ベンジルジメチルケタル(benzildimethyl ketal)、α−アミノケトン(α-aminoketone)、モノアシルフォスフィン(mono acyl phosphine)、ビスアシルフォスフィン(bis acyl phosphine)、2、2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(1、2-dimethoxy-2-phenylacetophenone)、及びこれらの混合物などがある。
上記光硬化開始剤は、上記樹脂組成物に対し、約0.1乃至0.3wt%に混合できる。
以後、上記光硬化性樹脂組成物は、上記金型の内側に充填される(S220)。
図43を参照すると、以後、上記保圧装置220により上記光硬化性樹脂組成物に圧力が加えられる(S230)。以後、上記上部金型2300を通じて、上記光硬化性樹脂組成物に上記紫外線発生装置230により紫外線が照射される(S240)。
また、上記光硬化性樹脂組成物に紫外線が照射されると共に、上記光硬化性樹脂組成物に上記注入口211を通じて、約6.0×103×6.895kPa乃至約1.5×104×6.895kPaの圧力が加えられる。
即ち、上記紫外線照射ステップ(S240)及び上記保圧ステップ(S230)は同時に進行される。
上記上部金型2300及び上記第2コア2400は透明であるので、上記光硬化性樹脂組成物に上記紫外線が容易に照射される。上記紫外線は、約1.5mW/cm2乃至5.5mW/cm2の強さで約18乃至23分間照射される。また、上記紫外線の強さ及び照射時間は、上記光硬化性樹脂組成物の種類によって変わることができる。
また、上記UV照射ステップ(S240)が進行される間、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる紫外線の強さは時間に従って変わることができる。
例えば、上記UV照射ステップ(S240)で、上記光硬化性樹脂組成物に照射される強さは約5乃至10分間に1.5mW/cm2であり、以後、約5乃至10分間に約3.5mW/cm2、以後、約2乃至5分間に5.5mW/cm2でありうる。
また、上記保圧ステップ(S230)は、上記光硬化性樹脂組成物が硬化される間に進行できる。
また、上記保圧ステップ(S230)が進行される間、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる圧力は時間に従って変わることができる。
例えば、上記保圧ステップ(S230)で、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる圧力は、約10乃至15分間に1.5×104×6.895kPaであり、以後、約5乃至10分間に約1.0×104×6.895kPa、以後、約2乃至5分間に5.0×102×6.895kPaでありうる。
また、上記保圧ステップ(S230)が進行される間、上記光硬化性樹脂組成物に加えられる圧力は時間が経るにつれて、徐々に増加したり、徐々に減少したり、徐々に増加してから徐々に減少したりすることができる。
これとは異なり、上記紫外線照射ステップ(S240)の以後、上記保圧ステップ(S230)が進行できる。
これとは異なり、上記紫外線照射ステップ(S240)の前に1次保圧ステップが進行され、上記紫外線照射ステップ及び2次保圧ステップが同時に進行できる。即ち、上記光硬化性樹脂組成物の圧力が増加した状態で、紫外線が照射できる。
以後、上記光硬化性樹脂組成物は上記紫外線によって硬化される。この際、上記光硬化性樹脂組成物は高い圧力を有するため、硬化される過程で収縮が発生しない。
以後、上記上部金型2300はオープンされ、上記金型210の内側に形成されたレンズアレイ基板2600は取出される(S250)。
図44及び図45を参照すると、上記レンズアレイ基板2600は互いに連結された多数個のレンズユニット2700を含む。
また、上記レンズアレイ基板2600はガイドリブ2610を含む。上記ガイドリブ2610は、上記第1離隔空間2110及び上記第2離隔空間2310に上記光硬化性樹脂組成物が詰められ、硬化しながら形成される。
上記ガイドリブ2610は十字形状を有し、上記レンズアレイ基板2600が撓むことを防止する。また、上記レンズアレイ基板2600は上記ガイドリブ2610によって他のレンズアレイ基板とアラインできる。
以後、上記レンズアレイ基板2600はカッティングされ、多数個のレンズユニット2700が形成される(S260)。
図46及び図47を参照すると、上記カメラモジュール用レンズユニットは、平面から見て正四角形状を有し、約2.5乃至4mmの幅(W1)を有することができる。上記カメラモジュール用レンズユニットは、曲面を有するレンズ部2710、支持部2720、スタック溝2730、及びスタック突起2740を含む。
または、上記カメラモジュール用レンズユニットは、平面から見て円形状を有することができる。
上記レンズ部2710は所定の曲率を有し、通過する光の経路を変更させる。上記レンズ部2710は凸面及び凹面を含む。上記レンズ部2710の直径(W2)は約0.5乃至3mmでありうる。
上記支持部2720は、上記レンズ部2710から側方に延びて、上記レンズ部2710を支持する。上記支持部2720はプレート形状を有することができる。これとは異なり、上記支持部2720は多様な形状を有することができる。
上記スタック溝2730は上記レンズ部2710を囲み、上記支持部2720に形成される突起である。上記スタック溝2730は、上記レンズユニット2700の上に積層される他のレンズユニット2700を締結するための溝である。
上記スタック溝2730は、上記成形突起2430により形成される。
上記スタック突起2740は上記支持部2720から下方に突起する突起である。上記スタック突起2740は上記レンズ部2710を囲む。上記スタック突起2740は、上記レンズユニット2700の下に積層される更に他のレンズユニット2700と締結されるための突起である。
これとは異なり、上記スタック突起2740は、上記支持部2720から上方に突起できる。
上記スタック突起2740は、上記成形溝2230の内側に配置される光硬化性樹脂組成物が硬化されて形成される。
上記レンズ部2710、上記支持部2720、及び上記スタック突起2740は、一体形成され、1つの光硬化性樹脂組成物により形成される。
上記レンズユニット2700は、図10及び図11に限定されず、上記第1コア2200及び上記第2コア2400の形状に従って多様な形状で形成できる。
図48及び図49を参照すると、多数個のレンズユニット2701、2702、2703が積層されてレンズアセンブリ270が形成できる。
即ち、レンズアレイ基板2601、2602、2603に形成されたスタック突起及びスタック溝によって、上記レンズアレイ基板2601、2602、2603が結合できる。
そして、上記レンズアレイ基板2601、2602、2603が積層されて結合された後、上記結合されたレンズアレイ基板2601、2602、2603が一度にカッティングされる。このように、レンズユニット2701、2702、2703が互いに結合されて形成されるレンズアセンブリ270が形成できる。
上記レンズユニット2701、2702、2703は、互いに異なる形状及び曲率を有するレンズ部を含む。また、上記レンズユニット2701、2702、2703のレンズ部の間の間隔は互いに異なることがある。
本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、上記光硬化性樹脂組成物に紫外線を照射して硬化させて、レンズユニットを形成する。この際、上記光硬化性樹脂組成物が硬化される過程で、光硬化性樹脂組成物に上記保圧装置によって圧力が加えられるので、上記光硬化性樹脂組成物が収縮する現象を防止することができる。
したがって、上記第1コア2200及び上記第2コア2400によって、上記レンズ部2710の曲率は精密に調節できる。即ち、上記保圧装置は、上記レンズ部2710の曲率が上記第1コア2200及び上記第2コア2400に対応する曲率でない異なる曲率に変形されることを防止することができる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、希望する曲率を有するレンズユニットを提供することができる。
特に、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、上記光硬化性樹脂組成物が収縮する現象を防止するので、滑らかな表面を有するレンズユニットを提供することができる。
また、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、光硬化性樹脂を使用してカメラモジュール用レンズユニットを形成する。光硬化性樹脂は、熱可塑性樹脂より高い耐熱性を有する。したがって、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、向上した耐熱性を有するカメラモジュール用レンズユニットを提供する。
また、光硬化性樹脂は熱可塑性樹脂より低い粘度を有するため、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、希望する形状のカメラモジュール用レンズユニットを形成することができる。
即ち、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、複雑で、かつ微細な構造を有するカメラモジュール用レンズユニットを提供することができる。特に、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、微細なサイズのスタック溝及びスタック突起を形成することができる。
また、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、上記レンズアレイ基板2600を製造し、カッティングして上記レンズユニット2700を生産するので、上記レンズユニット2700を大量生産することができる。
また、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、上記レンズアセンブリ270を大量に生産することができる。
また、上記レンズ部2710、上記支持部2720、上記スタック溝2730、及び上記スタック突起2740は、全て一体形成され、光硬化性樹脂で形成される。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、向上した強度を有する。
特に、微細なサイズのスタック溝及びスタック突起を含むレンズアレイ基板が形成されることができ、レンズアレイ基板は互いに締結され、カッティングできる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、多数個のレンズユニットを締結により容易に結合させるカメラモジュール用レンズアセンブリを提供する。
本実施形態は、レンズユニットの製造方法について説明したが、これに限定されず、多様な光学シート、光学プレート、及び光繊維のような多様な光学部材に適用できる。
図50は、本発明の第9実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットを製造する過程の一部を示す断面図である。本実施形態では、前述した実施形態を参照し、紫外線照射ステップ及び保圧ステップについてさらに説明する。
図50を参照すると、光硬化性樹脂組成物に上方及び下方から紫外線が照射される。
即ち、下部金型2100、第1コア2200、上部金型2300、及び第2コア2400は、全て透明である。また、第1紫外線発生装置は下部金型2100の下に配置され、第2紫外線発生装置は上部金型2300の上に配置されて、上記下部金型2100及び上記上部金型2300に各々紫外線を照射する。
上記第1紫外線発生装置及び上記第2紫外線発生装置から照射される紫外線は、各々上記下部金型2100及び上記上部金型2300を通過して、上記光硬化性樹脂組成物に照射される。
また、保圧ステップで、上記下部金型2100及び上記上部金型2300を通じて、上記光硬化性樹脂組成物に圧力が印加される。この際、金型210の注入口211は封入される。
即ち、封入部材2500は弾性を有するため、上記下部金型2100及び上記上部金型2300に印加される圧力は上記光硬化性樹脂組成物に印加できる。
上記光硬化性樹脂組成物に紫外線が両方向に印加されるため、上記光硬化性樹脂組成物は容易に硬化される。
また、上記下部金型2100及び上記上部金型2300を通じて上記光硬化性樹脂組成物に圧力が印加される。即ち、注入口211を通じて圧力が印加される場合より、一層大きい圧力が上記光硬化性樹脂組成物に印加できる。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、上記光硬化性樹脂組成物の硬化過程での収縮を防止する。これによって、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、精密にカメラモジュール用レンズを形成することができる。
図51は、本発明の第10実施形態に係るカメラモジュール用レンズユニットの製造方法を示すフローチャートである。本実施形態では、前述した実施形態を参照し、熱及び光硬化性樹脂組成物についてさらに説明する。
図51を参照すると、熱及び光硬化性樹脂組成物が形成され、金型の内側に注入される(S210)。
上記熱及び光硬化性樹脂組成物は、前述した実施形態の光硬化性樹脂組成物に熱硬化剤がさらに追加される。
上記熱硬化開始剤は、2、2−アゾビス(イソブチロニトリル)(2、2-azobis(isobutyronitrile)であることができ、熱及び光硬化性樹脂組成物に対して約0.03wt%に添加できる。
以後、前述した実施形態のような方式により紫外線の照射ステップ(S240)及び保圧ステップ(S230)が進行される。
以後、熱硬化ステップ(S241)が進行される。上記熱硬化ステップ(S241)は、約80乃至100℃の温度で進行され、上記保圧ステップ(S230)が同時に進行できる。
また、上記熱硬化ステップ(S241)、上記紫外線照射ステップ(S240)、及び上記保圧ステップ(S230)が全て同時に進行できる。
本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、熱硬化及び光硬化ステップを全て使用してカメラモジュール用レンズユニットを形成する。
したがって、本実施形態に従うカメラモジュール用レンズユニットの製造方法は、容易に熱及び光硬化樹脂組成物を硬化させることができる。
本実施形態はレンズユニットの製造方法について説明したが、これに限定されず、多様な光学シート、光学プレート、及び光繊維のような多様な光学部材に適用できる。
以上、本発明を中心として説明したが、これは単に例示であり、本発明を限定するのでなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から外れない範囲で以上に例示されていない種々の変形及び応用が可能であることが分かる。例えば、本発明に具体的に表れた各構成要素は変形して実施することができる。そして、このような変形及び応用に関連した差異点は添付された請求範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
実験例
約23wt%のベンジルメタアクリレート及び約77wt%のトリ(エチレングリコール)ジメタアクリレートを攪拌し、約0.1wt%の2、2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノンを添加剤として添加して、光硬化性樹脂組成物を形成した。
以後、直六面体形状の内部空間を有する金型の内側に光硬化性樹脂組成物を配置し、365nmのメインピークの波長を有する紫外線を2mW/cm2の強さで照射した。
紫外線が上記光硬化性樹脂組成物に照射されると共に、上記光硬化性樹脂組成物に圧力が加えられた。
対照群
実験例と同一な条件で光硬化性樹脂組成物を形成し、圧力が加えられない状態で、実験例と同一な条件で紫外線を照射した。
実験例及び対照群の紫外線照射時間及び収縮率は<表1>及び<表2>の通りである。
Figure 2011508914
Figure 2011508914
<表1>及び<表2>を参照すると、光硬化性樹脂組成物に圧力を加えながら硬化させる実験例から収縮率が格段に減少することが分かる。
また、約667kgf/cm2の保圧及び約22分の紫外線照射によって形成された実験例の表面形状誤差は約0.6cm2であったし、保圧はなく、約20分の紫外線照射によって形成された対照群の表面形状誤差は約2.83cm2であった。ここで、表面形状誤差は、設計レンズ形状と実際レンズ表面形状との高さ差を意味する。上記表面形状誤差は、SMB−9(Kosaka laboratory Ltd.)で測定された。
即ち、実験例がより誤差の少ないレンズユニットを提供できるということが分かる。
本発明に従うレンズユニット、レンズアセンブリ、カメラモジュール、カメラモジュール及びレンズアセンブリの製造方法、光学部材の製造方法及び光学部材の製造装置は、光学系分野で利用できる。

Claims (34)

  1. 曲面を有するレンズ部と、
    前記レンズ部から延びる支持部と、を含み、
    前記支持部には突起または溝が形成されることを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記レンズ部及び前記支持部は一体形成され、前記レンズ部及び前記支持部は光硬化性樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 前記支持部は、
    前記レンズ部と連結される連結部と、
    前記連結部と段差をなし、前記連結部と一体連結されるスタンドオフと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  4. 前記突起または前記溝は、前記レンズ部の周囲を囲むことを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  5. 第1スタック突起または第1スタック溝を含む第1レンズユニットと、
    前記第1スタック突起、第1スタック溝に対応する第2スタック溝、または第2スタック突起によって前記第1レンズユニットに結合される第2レンズユニットと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  6. 前記第1レンズユニットは、
    曲面を有する第1レンズ部と、
    前記第1レンズ部から延びる第1支持部と、を含み、
    前記第1スタック突起または前記第1スタック溝は、前記第1支持部に形成されることを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュール。
  7. 前記第1レンズ部及び前記第1支持部は一体形成され、
    前記第1レンズ部及び前記第1支持部は光硬化性樹脂を含むことを特徴とする請求項6に記載のカメラモジュール。
  8. 前記第1レンズユニットは、
    曲面を有する第1レンズ部と、
    前記第1レンズ部に連結される第1連結部と、
    前記第1連結部と段差をなし、前記第1連結部に一体連結されるスタンドオフと、を含み、
    前記第1スタック突起または前記第1スタック溝は、前記スタンドオフに形成されることを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュール。
  9. 前記第2レンズユニットの一面にコーティングされる赤外線フィルタを含むことを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュール。
  10. 前記第2レンズユニットは、第3スタック溝または第3スタック突起を含み、
    前記第3スタック溝または前記第3スタック突起に対応する第4スタック突起または第4スタック溝によって、前記第2レンズユニットに結合される第3レンズユニットを含むことを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュール。
  11. 前記第2レンズユニットの下に配置され、光をセンシングするイメージセンサを含む基板を含むことを特徴とする請求項5に記載のカメラモジュール。
  12. 前記第2レンズユニットは、第3スタック溝または第3スタック突起を含み、
    前記基板は、前記第3スタック溝または前記第3スタック突起に対応する第4スタック突起または第4スタック溝によって前記第2レンズユニットに結合されることを特徴とする請求項11に記載のカメラモジュール。
  13. 前記第1レンズユニット及び前記第2レンズユニットの側面に配置される遮光膜を含むことを特徴とする請求項6に記載のカメラモジュール。
  14. 多数個の第1スタック突起または第1スタック溝を含む第1レンズアレイ基板を形成するステップと、
    前記第1スタック突起、前記第1スタック溝に対応する第2スタック溝、または第2スタック突起を含む第2レンズアレイ基板を形成するステップと、
    前記第1スタック突起及び前記第2スタック溝により、または前記第1スタック溝及び前記第2スタック突起により、前記第1レンズアレイ基板及び前記第2レンズアレイ基板を締結するステップと、
    前記第1レンズアレイ基板及び前記第2レンズアレイ基板を切断するステップと、
    を含むことを特徴とするカメラモジュールの製造方法。
  15. 前記第1レンズアレイ基板を形成するステップは、
    金型に光硬化性樹脂組成物を注入するステップと、
    前記光硬化性樹脂組成物に圧力を加えながら、前記光硬化性樹脂組成物に光を照射するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載のカメラモジュールの製造方法。
  16. ウエーハ上に光をセンシングする多数個のイメージセンサを形成するステップと、
    前記ウエーハに第3スタック溝または第3スタック突起を形成するステップと、
    前記第2レンズアレイ基板に前記ウエーハを結合させるステップと、を含み、
    前記第1レンズアレイ基板及び前記第2レンズアレイ基板を切断するステップで、前記ウエーハを共に切断することを特徴とする請求項14に記載のカメラモジュールの製造方法。
  17. 前記第1レンズアレイ基板を形成するステップにおいて、
    前記第1レンズアレイ基板は曲面を有する多数個の第1レンズユニットを含み、前記第1レンズユニットの周囲に多数個の貫通ホールが形成されることを特徴とする請求項14に記載のカメラモジュールの製造方法。
  18. 金型の内側に樹脂組成物を注入するステップと、
    前記樹脂組成物に圧力を加えるステップと、
    前記樹脂組成物に光を照射するステップと、
    を含むことを特徴とする光学部材の製造方法。
  19. 前記光を照射するステップ及び前記圧力を加えるステップとは同時に進行されることを特徴とする請求項18に記載の光学部材の製造方法。
  20. 前記樹脂組成物に熱を加えるステップを含むことを特徴とする請求項18に記載の光学部材の製造方法。
  21. 前記樹脂組成物に熱を加えると共に、前記樹脂組成物に圧力を加えることを特徴とする請求項20に記載の光学部材の製造方法。
  22. 前記樹脂組成物を注入するステップにおいて、前記樹脂組成物は光硬化開始剤及び熱硬化開始剤を含むことを特徴とする請求項20に記載の光学部材の製造方法。
  23. 前記樹脂組成物を注入するステップにおいて、前記金型は注入口を含み、
    前記樹脂組成物に圧力を加えるステップにおいて、前記注入口を通じて圧力を加えることを特徴とする請求項18に記載の光学部材の製造方法。
  24. 前記樹脂組成物を硬化させてレンズアレイ基板を形成するステップと、
    前記レンズアレイ基板を切断するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項18に記載の光学部材の製造方法。
  25. 一部または全部が透明であり、内部が封入される金型と、
    前記金型の内部に光を照射する発光装置と、
    を含むことを特徴とする光学部材の製造装置。
  26. 前記金型の内部の圧力を増加させる保圧装置を含むことを特徴とする請求項25に記載の光学部材の製造装置。
  27. 前記金型は、
    上部が開放された第1金型と、
    前記第1金型の上に配置され、前記第1金型を覆う第2金型と、
    前記第1金型の内側に配置される第1コアと、
    前記第1コアに対応し、前記第2金型の下に配置される第2コアと、
    を含むことを特徴とする請求項26に記載の光学部材の製造装置。
  28. 前記第1コア及び前記第2コアは曲面を有し、前記第1コアは前記第2コアと離隔することを特徴とする請求項27に記載の光学部材の製造装置。
  29. 前記保圧装置は、前記第1金型または前記第2金型を通じて前記金型の内部に圧力を加えることを特徴とする請求項27に記載の光学部材の製造装置。
  30. 前記第1金型及び前記第2金型の間に介され、前記金型の内部を封入する封入部材を含むことを特徴とする請求項27に記載の光学部材の製造装置。
  31. 前記第1金型、前記第1コア、前記第2金型、及び前記第2コアは透明であり、
    前記発光装置は、前記第1金型に向けて光を照射する第1発光装置及び前記第2金型に向けて光を照射する第2発光装置を含むことを特徴とする請求項27に記載の光学部材の製造装置。
  32. 複数のレンズユニットが結合されたレンズアセンブリにおいて、
    前記レンズユニットは、レンズが形成されたレンズ部及び前記レンズ部から延びた支持部を含み、
    前記レンズユニットは感光性樹脂で形成され、
    前記支持部にはスタック溝またはスタック突起が形成されて隣接した他のレンズユニットと凹凸結合されることを特徴とするレンズアセンブリ。
  33. 前記スタック溝の側壁は前記スタック溝の底面へ行くほど狭くなるように傾斜し、
    前記スタック突起は前記スタック溝と結合できるように、前記支持部に近付くにつれて前記スタック突起が広くなるように前記スタック突起の側壁が傾斜したものを含むことを特徴とする請求項32に記載のレンズアセンブリ。
  34. 金型の内側に樹脂組成物を注入するステップと、
    前記樹脂組成物に圧力を加えるステップと、
    前記樹脂組成物に光を照射するステップと、
    前記樹脂組成物が前記光に硬化されて多数個のレンズアレイ基板を形成するステップと、
    前記レンズアレイ基板を積層して結合するステップと、
    前記結合されたレンズアレイ基板を切断するステップと、
    を含むことを特徴とするレンズアセンブリの製造方法。
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