JP2011256568A - 柱頭免震構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントに対して免震装置への負担を軽減した高耐力、高靱性な柱頭免震構造を提供する。
【解決手段】柱頭免震構造1は、建物の上部構造10を基礎部9において支持し、上部構造10を地震動から免震する免震装置2と、鋼管杭5の杭頭部16を相互に連結する基礎梁4と、基礎梁4が接続され、免震装置2と鋼管杭5の杭頭部16とを接続するコンクリート充填鋼管からなる短柱3から構成され、短柱3は、免震装置2に接続する第1短柱6と、第1短柱6と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部16を保持する第2短柱7とからなり、第1短柱6の下面に設けられた凹部20と、第2短柱7の上面に設けられた凸部21とが係合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、柱頭免震構造に係り、特に、建物の上部構造を支持し、上部構造を地震動から免震する免震装置を含む柱頭免震構造に関する。
免震装置は、地盤から建物への地震動入力を低減させ、地震時の建物の構造安全性を高める。そのために、建物の重量を支えて安定させ、かつ水平方向に大きく変形してゆっくり動くという特性が要求される。この特性を満たす免震装置として、例えば、積層ゴム支承、鉛プラグ入り積層ゴム支承などが採用されている。これらの免震装置は、複数のゴムシートと鋼板とが交互に積層された免震アイソレータである。
この免震装置を建物の基礎部に設置する方法として、杭の柱頭部に設けられたフーチング基礎などの上に免震装置を配設するのが一般的であった。一方、「杭頭免震」と称され、例えば鋼管杭などの杭頭部にフーチング基礎や基礎梁を設けずに免震装置を直接接合する構造が採用されている。
例えば、特許文献1には、建物基礎の施工手間や地盤掘削量を削減して短工期化およびコスト低減が図れる免震建物が開示されている。ここでは、免震装置を鋼管杭の杭頭部上に固定し、この免震装置上に上部構造であるフーチングや大梁が設置されている。また、鋼管杭の杭頭同士が基礎スラブで連結されている。この構成により、基礎梁や基礎フーチングに要する施工手間や地盤の掘削量を削減することが記載されている。
特許第3899354号
特許文献1に開示された杭頭免震構造は、杭頭に免震装置が直接固定され、鋼管杭の杭頭同士が基礎スラブで連結されている。このため、地震時に杭頭部に生じる曲げモーメントの多くが免震装置に伝達されてしまう虞がある。
免震装置は、高軸力を負担するには適しているが、曲げモーテントに対する抵抗要素としては向いていない。従って、免震装置に大きな曲げモーメントが発生すると免震装置としての機能が阻害される虞がある。
本願の目的は、かかる課題を解決し、地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントに対して免震装置への負担を軽減した高耐力、高靱性な柱頭免震構造を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係る柱頭免震構造は、建物の上部構造を基礎部において支持し、上部構造を地震動から免震する免震装置と、複数の杭の杭頭部を相互に連結する基礎梁と、コンクリート充填鋼管からなり、基礎梁が接続されて免震装置と杭の杭頭部とを連結する短柱と、を備えることを特徴とする。
上記構成により、柱頭免震構造は、免震装置を直接杭頭に接合することなく、免震装置と杭の杭頭部との間に短柱が設けられ、短柱には複数の杭の杭頭部相互を連結する基礎梁が接続される。これにより、免震装置と杭の杭頭部との間に短柱と基礎梁による柱梁架構が形成され、上部構造からの重量だけではなく地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントをフレームとして安定的に抵抗し、免震装置への曲げモーメントの負担を軽減することができる。また、短柱をコンクリート充填鋼管とすることで軸圧縮力や曲げモーメントに対して耐力や靱性が向上するコンファインド効果により高耐力、高靱性な柱頭免震構造が確保できる。
また、柱頭免震構造は、短柱が、免震装置を支持する第1の短柱と、第1の短柱と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部を保持する第2の短柱とから構成され、第1の短柱の下面に設けられた凹部と、第2の短柱の上面に設けられた凸部とが接触して係合することが好ましい。また、柱頭免震構造は、短柱が、免震装置に接続する第1の短柱と、第1の短柱と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部を保持する第2の短柱とから構成され、第1の短柱の下面に設けられた凸部と、第2の短柱の上面に設けられた凹部とが接触して係合することが好ましい。これらの構成により、短柱と基礎梁とから構成されるフレームは、相互に独立した第1及び第2の短柱が相互に固定されずに接触する。これにより、地震時に杭頭に発生した曲げモーメントは、第1の短柱と第2の短柱との間で回転角が生じることで吸収され、免震装置への負担を軽減することができる。また、第1の短柱と第2の短柱とが係合することにより、地震時に基礎部に発生したせん断力に抵抗することができる。
また、柱頭免震構造は、第1の短柱及び第2の短柱が対向するそれぞれの端面にはステンレス板が貼り付けられることが好ましい。これにより、第1及び第2の短柱が接触する接触面が滑りやすくなり、第1の短柱と第2の短柱との間の回転角を容易に発生させることができる。
また、柱頭免震構造は、第1の短柱及び第2の短柱が対向するそれぞれの端面に貼り付けられたステンレス板同士が、充填材を介して接触することが好ましい。これにより、充填材がステンレス板相互の間に充填され、ステンレス板相互をより滑り易くし、第1の短柱と第2の短柱との間の回転角を容易に発生させることができる。
また、柱頭免震構造は、第1の短柱又は第2の短柱に設けられた凹部又は凸部が、円形又は四角形の箱状の突起又は窪みであることが好ましい。これにより、第1の短柱と第2の短柱との間の回転角を発生させるとともに、円形又は四角形の箱状の突起又は窪みの縦方向に対向する部分により係合させ、基礎部に発生するせん断力に抵抗させることができる。
また、柱頭免震構造は、第1の短柱又は第2の短柱に設けられた凹部又は凸部の形状が、球面の一部であることが好ましい。これにより、方向性をなくして第1の短柱と第2の短柱との間の回転角を全角度方向にわたって滑らかに発生させるとともに、対向する球面同士により係合させ、基礎部に発生するせん断力に抵抗させることができる。
さらに、柱頭免震構造は,第1の短柱及び第2の短柱が、鋼棒により相互に固定されることが好ましい。これにより、地震時において、第1の短柱と第2の短柱とが離間した場合でもPC鋼棒の復元力により第1の短柱及び第2の短柱を元の位置に復帰させることができる。
さらに、柱頭免震構造は,杭は鋼管杭であり、杭の柱頭部には、第2の短柱のコンクリートに埋め込まれる板状の突起が鋼管の外周に設けられることが好ましい。これにより、杭頭が短柱から抜けることを防止することができる。
以上のように、本発明に係る柱頭免震構造によれば、地震時に杭頭部に発生する曲げモーメントに対して免震装置への負担を軽減した高耐力、高靱性な柱頭免震構造を提供することができる。
本発明に係る柱頭免震構造の1つの実施形態の概略構成を示す部分断面図である。 図1のA−A断面図である。 短柱の構成を示す分解した斜視図である。 短柱の側面の凹部及び凸部を拡大して示す断面図である。 短柱の凹部及び凸部を曲面の一部とした実施例を示す断面図である。
以下に、図面を用いて本発明に係る柱頭免震構造の実施形態につき、詳細に説明する。
図1に、本発明に係る柱頭免震構造1の1つの実施形態の概略構成を部分断面図で示す。また、図2に、図1のA−A断面を示す。柱頭免震構造1は、免震装置2、短柱3、及び基礎梁4から構成され、免震装置2の上部に設けられる柱15や大梁14などの上部構造10と、短柱3の下部に設けられる鋼管杭5との間の基礎部9に設置される。
免震装置2は、本実施形態では一般的な積層ゴム支承、或いは鉛プラグ入り積層ゴム支承である。すなわち、複数のゴムシートと鋼板とが交互に積層された免震アイソレータである。この免震装置2には、免震アイソレータの上下フランジ間に固定された鋼材ダンパーが設けられても良い。また、この免震装置2は、積層ゴム支承或いは鉛プラグ入り積層ゴム支承に限らず弾性滑り支承、曲面滑り支承であるフリクション・ペンデュラム・システム(FPS)などの免震システムであっても良い。本免震装置2は、建物の上部構造10を基礎部9において支持し、上部構造10を地震動から免震する。すなわち、この免震装置2は、鉛直方向に高い剛性を有して上部構造10の鉛直荷重を支持して鋼管杭5に伝達させるとともに、水平方向の剛性が小さいゴムシートのせん断変形により、地震動による上部構造10と地盤との水平方向の相対変位に追従する。
基礎梁4は、本実施形態では鉄筋コンクリートからなり、幅広で厚みが薄い梁である。この基礎杭4は、建物の複数の鋼管杭5の杭頭部16を相互に連結する。このように、基礎梁4により複数の鋼管杭5の杭頭部16を相互に連結することで、地震動により建物の鋼管杭5が相互にほぼ一体となって挙動するとともに、基礎梁4と短柱3とが柱梁架構を形成し、上部構造10からの自重だけではなく地震時に杭頭部16に発生する曲げモーメントをフレームとして安定的に抵抗する。なお、基礎梁4は、鉄筋コンクリート梁に限らず、鉄骨梁や鉄骨鉄筋コンクリート梁などの他の構造であっても良い。
短柱3は、免震装置2と鋼管杭5の杭頭部16とを連結する。すなわち、短柱3の上側のコンクリート13部分にはアンカーボルト(図示せず)が埋め込まれ、図1に示す免震装置2の下端のベースプレート25の孔に貫通されてボルト止めされる。また、鋼管杭5の杭頭部16は、短柱3の内部のコンクリート13部分に挿入される。図1に示すように、短柱3は、円形の断面を有する円筒状の柱部材であるが、これに限らず、四角形や多角形の柱部材であっても良い。
この短柱3は本実施形態ではコンクリート充填鋼管であり、円形或いは四角形や多角形の円形鋼管12内部にはコンクリート13或いはモルタルが打設される。このようにコンクリート充填鋼管とすることで、圧縮力や曲げモーメントに対して耐力や靱性が向上するコンファインド効果により高耐力、高靱性な柱頭免震構造1が確保できる。
柱頭部16には、第2短柱7のコンクリート13内に埋め込まれる板状の突起であるずれ止め板11が設けられる。このずれ止め板11は、円環状に鋼管杭5の鋼管24を囲むように取り付けられ、杭頭が短柱3から抜けることを防止する。
図3に、短柱3の構成を示す分解した斜視図を示す。また、図4に、短柱3の拡大した断面図を示す。本実施形態では、短柱3は免震装置2に接続する第1短柱6と、第1短柱6と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部16を保持する第2短柱7とから構成される。そして、第1短柱6の下面に設けられた凹部20と、第2短柱7の上面に設けられた凸部21とが係合する。この凹部20と凸部21との構成は、逆であっても良い。すなわち、短柱3は免震装置2に接続する第1短柱6と、第1短柱6と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部16を保持する第2短柱7とから構成され、第1短柱6の下面に設けられた凸部21と、第2短柱7の上面に設けられた凹部20とが係合してもよい。
このように、短柱3を第1短柱6と第2短柱7に分離することで、地震時に杭頭部16に発生する曲げモーメントM(図4参照)により、圧縮側(Y)を支点として引張側(X)が離間し、1/50ラジアン程度の回転角Θが生じる場合がある。この回転角Θが生じることで、地震時に杭頭部16に発生する曲げモーメントMが消滅する。また、第1短柱6と第2短柱7とは、複数のPC鋼棒8により相互に固定される。これにより、第1短柱6と第2短柱7とが離間したとしてもPC鋼棒8の復元力により、第1短柱6と第2短柱7は元の状態に戻る。
図4に示すように、第1短柱6及び第2短柱7が対向するそれぞれの端面のコンクリート13面にはステンレス板22が貼り付けられる。これにより、第1短柱6及び第2短柱7が係合する接触面が滑りやすくなり、第1短柱6と第2短柱7との間の回転角が容易に発生する。この対向するステンレス板22は、充填材19を介して接触しても良い。
図4に示すように、第1短柱6又は第2短柱7には、円形又は四角形の箱状の突起又は窪みである凹部20又は凸部21が設けられる。この1組の凹部20及び凸部21が上下方向で重なる重複部23により、第1短柱6及び第2短柱7は、相互にずれることなく地震時に発生するせん断力(S)に抵抗する。また、PC鋼棒8で第1短柱6及び第2短柱7を締め付けることでも地震時に発生するせん断力(S)に抵抗する。
図5に、短柱3の凹部及び凸部を曲面の一部とした実施例を断面図で示す.第1短柱16の下面には、曲面の一部である凹曲面部27が設けられる。また、第2短柱17の上面には、凹曲面部27と略同じ曲率半径を有する凸曲面部28が設けられる。そして、凹曲面部27と凸曲面部28は相互に接触して係合する。これにより、方向性をなくして第1短柱16と第2短柱17との間の回転角を全角度方向にわたって滑らかに発生させるとともに、対向する球面同士により係合させ、基礎部9に発生するせん断力に抵抗させることができる。
1 柱頭免震構造、2 免震装置、3 短柱、4 基礎梁、5 鋼管杭、6,16 第1短柱、7,17 第2短柱、8 PC鋼棒、9 基礎部、10 上部構造、11 ずれ止め板、12 円形鋼管、13 コンクリート、14 大梁、15 柱、19 充填材、20 凹部、21 凸部、22 ステンレス板、23 重複部、24 鋼管、25 ベースプレート、27 凹曲面部、28 凸曲面部。
上記目的を達成するため、本発明に係る柱頭免震構造は、建物の上部構造を基礎部において支持し、上部構造を地震動から免震する免震装置と、コンクリート充填鋼管からなり、免震装置を支持する第1の短柱と、第1の短柱と略同断面を有して上下方向に積層され、杭の杭頭部を内部のコンクリート部に埋め込んで保持する第2の短柱と、から構成されて免震装置と杭の杭頭部とを連結する短柱と、第2の短柱に接続されることで複数の杭の杭頭部を相互に連結する基礎梁と、を備え、短柱と基礎梁とは柱梁架構を形成して地震時に鋼管杭の柱頭部に発生する曲げモーメントに抵抗し、当該曲げモーメントを第1の短柱と第2の短柱とに相互に回転角が生ずることで吸収することを特徴とする。
また、柱頭免震構造は、短柱が、第1の短柱の下面に設けられた凹部と、第2の短柱の上面に設けられた凸部とが接触して係合することが好ましい。また、柱頭免震構造は、短柱が、第1の短柱の下面に設けられた凸部と、第2の短柱の上面に設けられた凹部とが接触して係合することが好ましい。これらの構成により、短柱と基礎梁とから構成されるフレームは、相互に独立した第1及び第2の短柱が相互に固定されずに接触する。これにより、地震時に杭頭に発生した曲げモーメントは、第1の短柱と第2の短柱との間で回転角が生じることで吸収され、免震装置への負担を軽減することができる。また、第1の短柱と第2の短柱とが係合することにより、地震時に基礎部に発生したせん断力に抵抗することができる。

Claims (9)

  1. 建物の上部構造を基礎部において支持し、上部構造を地震動から免震する免震装置と、
    複数の杭の杭頭部を相互に連結する基礎梁と、
    コンクリート充填鋼管からなり、基礎梁が接続されて免震装置と杭の杭頭部とを連結する短柱と、
    を備えることを特徴とする柱頭免震構造。
  2. 請求項1に記載の柱頭免震構造であって、短柱は、免震装置を支持する第1の短柱と、第1の短柱と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部を保持する第2の短柱とから構成され、第1の短柱の下面に設けられた凹部と、第2の短柱の上面に設けられた凸部とが接触して係合することを特徴とする柱頭免震構造。
  3. 請求項1に記載の柱頭免震構造であって、短柱は、免震装置に接続する第1の短柱と、第1の短柱と略同断面を有して上下方向に積層され、杭頭部を保持する第2の短柱とから構成され、第1の短柱の下面に設けられた凸部と、第2の短柱の上面に設けられた凹部とが接触して係合することを特徴とする柱頭免震構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の柱頭免震構造であって、第1の短柱及び第2の短柱が対向するそれぞれの端面にはステンレス板が貼り付けられることを特徴とする柱頭免震構造。
  5. 請求項4に記載の柱頭免震構造であって、第1の短柱及び第2の短柱が対向するそれぞれの端面に貼り付けられたステンレス板同士は、充填材を介して接触することを特徴とする柱頭免震構造。
  6. 請求項3乃至5のいずれか1項に記載の柱頭免震構造であって、第1の短柱又は第2の短柱に設けられた凹部又は凸部は、円形又は四角形の箱状の突起又は窪みであることを特徴とする柱頭免震構造。
  7. 請求項3乃至5のいずれか1項に記載の柱頭免震構造であって、第1の短柱又は第2の短柱に設けられた凹部又は凸部の形状は、球面の一部であることを特徴とする柱頭免震構造。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の柱頭免震構造であって、第1の短柱及び第2の短柱は、鋼棒により相互に固定されることを特徴とする柱頭免震構造。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の柱頭免震構造であって、杭は鋼管杭であり、杭の柱頭部には、第2の短柱のコンクリートに埋め込まれる板状の突起が鋼管の外周に設けられることを特徴とする柱頭免震構造。
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