JP2011253004A5 - - Google Patents
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以下の実施例の説明においては、カメラは、光軸が水平になるように配置されていることを前提とする。すなわち、水平方向とは、カメラを水平な床に設置した場合の光軸方向、或いは光軸と垂直な横方向のことであり、鉛直方向とはカメラにとって光軸と垂直な縦方向のことである。これらの方向は、カメラを斜めに設置したり、上下逆に設置したりした場合には、それに応じて変化する。ズームレンズ装置50に加わった水平方向の振動は水平振動検出部19により検出され、ズームレンズ装置50に加わった垂直方向の振動は垂直振動検出部20により検出される。図2に示すように、水平振動検出部19は、角速度センサ31、32と増幅器33、34で構成され、垂直振動検出部20は、角速度センサ35、36と増幅器37、38で構成される。水平振動検出部19の角速度センサ31、32は、図3に示すように配置され、ともに水平面上の回転角速度を検出し、角速度センサ31、32は検出する角速度の軸方向が一致するように配置される。なお、ここで使用する角速度センサ31と32は、互いに振動周波数に対しての感度、位相遅れが同じ(以下、「感度、位相遅れが同じ」とは、1〜10Hzの周波数の振動に対し、感度の差異が±5%以内、位相遅れの差異が±5°以内であることを示すものとする)なものを使用する。垂直振動検出部20の角速度センサ35、36は、図4に示すように配置され、ともに光軸と鉛直軸に平行な面の回転角速度を検出し、角速度センサ35,36は検出する角速度の軸方向が一致するように配置される。角速度センサ31と32と同様に、角速度センサ35と36も、互いに振動周波数に対する感度、位相遅れが同じものを使用する。
焦点距離補正処理105では、ズームレンズ装置50の焦点距離によって、振動角度に対する像ブレ補正レンズの適切な移動量が異なるため、これを補正するための焦点距離補正ゲイン値を振動角度データに乗算する。ここで、焦点距離補正ゲイン値はズーム位置データ、フォーカス位置データから、あらかじめCPU26に記憶されているルックアップテーブルを使用して取得する。ゲイン調整処理106では、ズームレンズ装置40に加わった振動による映像ブレ量と、像ブレ補正レンズによるブレ補正量が同じになるようにするため、初期調整時に設定された調整ゲイン値を乗算し、像ブレ補正レンズ位置指令データを算出する。位置制御処理107では、ゲイン調整処理106で算出された像ブレ補正レンズ位置指令データと、A/D変換器制御処理101で取得した像ブレ補正レンズ水平位置データから、水平駆動モータ16を制御するための像ブレ補正レンズ水平制御データを生成する。そして、D/A変換器制御処理108にて、像ブレ補正レンズ水平制御データをD/A変換器に送信する。
垂直方向の像ブレ補正処理は、水平方向の像ブレ補正処理とほぼ同様であるため、説明は省略する。
垂直方向の像ブレ補正処理は、水平方向の像ブレ補正処理とほぼ同様であるため、説明は省略する。
また、本実施例では、2つの角速度センサの信号をCPU26内で、デジタル信号として平均処理しているが、アナログ信号で平均処理をしても良い。その場合、振動検出部19,20を図8のように構成し、CPU26の像ブレ補正処理を図9にすることによって実現することができる。なお、平均処理を相加平均にする場合には、図8の平均処理回路39、40は単純な加算回路を用いて、1/2にするのは前段の増幅器33、34、37、38で行うか、図9の205で行えばよい。
実施例2におけるCPU26で行う像ブレ補正処理について説明する。図10は、実施例2における水平方向の像ブレ補正処理をブロック図に示したものである。301は、A/D変換器制御処理であり、フォーカス位置データ、ズーム位置データ、角速度データA、角速度データB、像ブレ補正レンズ位置データを取得する。302、303はHPF(ハイパスフィルタ)処理であり、角速度データA、角速度データBそれぞれの直流成分を除去する。
また、本実施例では、角速度信号に対して選択処理を行ったが、積分処理を行った後の角度信号に対して選択処理を行っても良い。その場合、CPU26の像ブレ補正処理を図14にし、選択処理406を図15に示すフローチャートのようにすることで実現できる。
Claims (3)
- 結像する位置を光軸に垂直な方向に変位させる手段と、
ズームレンズ装置の角速度を検出する2つ以上の角速度センサであって、該2つ以上の角速度センサは角速度を検出する軸が互いに平行である、2つ以上の角速度センサと、
前記2つ以上の角速度センサの出力から1つの角度を算出する角度演算手段と、
前記角度演算手段によって演算された角度に応じて、結像する位置を光軸に垂直な方向に変位させる前記手段を駆動する駆動手段と、
を有し、
前記角度演算手段は、前記2つ以上の角速度センサのそれぞれの出力の方向を判定する方向判定手段を有し、
前記角度演算手段は、前記方向判定手段から得られた2つ以上の方向が異なる方向を含む場合には、角速度出力を「0」として角度を算出し、前記2つ以上の方向の全てが同一の方向であった場合には、最も角速度の絶対値が小さい角速度センサの出力を用いて角度を算出する、
ことを特徴とする光学装置。 - 前記2つ以上の角速度センサは同じ振動周波数特性を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の光学装置。
- 前記2つ以上の角速度センサは、互いに角速度を検出する軸が180度反転して配置された2つの角速度センサで構成され、前記角度演算手段は一方の角速度センサの出力を反転させた後に処理することを特徴とする請求項1又は2に記載の光学装置。
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