JP2011250568A - 電線引出孔のシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造をシンプルにすると共に、部品点数を削減することが可能なシール構造を提供する。
【解決手段】筐体10に設けられた電線引出孔11と、電線引出孔11に装着される弾性シール部材20と、筺体10に固定されることで弾性シール部材20を電線引出孔11から抜け止めするブラケット40とを備えた電線引出孔のシール構造であって、弾性シール部材20は、電線Yを挿通させる複数の電線挿通孔22を有するシール本体21と、シール本体21の外周面に形成された外周リップ部24と、電線挿通孔22の内周面に形成された内周リップ部23と、シール本体21に設けられた電線保護部25とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電線引出孔のシール構造に関する。
従来、制御盤などの電子機器を保護する筺体の電線引出孔に固定され、筺体内の電子機器に接続される電線を保持する電線クランプとして、特許文献1に記載のものが公知である。この電線クランプは、電線が挿通可能なクランプ本体と、クランプ本体をケースに固定するナットと、クランプ本体の先端に装着されるキャップと、このキャップによって押圧されることで電線を把持する弾性材からなる弾性スリーブとを備えている。更に、この電線クランプは弾性スリーブの内部を挿通する電線と弾性スリーブとの間をシールするゴムパッキン、クランプ本体とスリーブとの間をシールする第一Oリング、クランプ本体とケースとの間をシールする第二Oリングなどから構成されるシール構造を備え、ケース内に粉塵・水等がケース内に侵入するのを防いでいる。
特開2001−21066号公報
ところが、この種の電線引出孔のシール構造においては、電線を電線引出孔に装着する時に、クランプ本体及び弾性スリーブ、更には各シール部材(ゴムパッキン、Oリング)など複数の部品に対して電線を挿通させる必要があり、組み付け作業性が悪い。また、各部品に対して電線を挿通させる順番を間違えたり、一部の部品を挿入し忘れた場合には、電線から各部品を取り外して再度電線を挿通させる必要があり、非常に作業効率が悪くなる。また、この種の電線クランプは構造が複雑な部品を複数用いていることからコストが高くなるといった問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、構造をシンプルにすると共に、部品点数を削減することが可能な電線引出孔のシール構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する手段として本発明は、筐体に設けられ大径部と小径部とを連ねた段付き形状の電線引出孔と、前記電線引出孔に装着される弾性シール部材と、前記筺体に固定されることで前記弾性シール部材を前記電線引出孔から抜け止めする押さえ部材とを備えた電線引出孔のシール構造であって、前記弾性シール部材は、電線を挿通させる電線挿通孔を有するシール本体と、前記シール本体の外周面に形成され前記大径部の内周面と密着する外周リップ部と、前記電線挿通孔の内周面に形成され前記電線の外周面と密着する内周リップ部と、前記シール本体の一方の端面から突出して前記小径部の内周面と前記電線の外周面との間に設けられた電線保護部とを備えて構成されているところ特徴を有する。
このような構成のシール構造によると、電線と筺体との隙間から水や埃などが浸入することを防ぐと共に、電線保護部によって電線が電線引出孔の小径部の開口部に当接して損傷することを防ぐことができる。また、従来品と比べて部品点数を少なくしたことで、各部品に電線を挿通させる作業工数や電線挿通時の組付け間違いなどによるトラブルを低減させることが可能となり、作業者の負担を軽減することができる。さらに、部品点数の削減によってコストを削減することができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が望ましい。
前記電線保護部は、前記電線引出孔の開口部から前記電線引出孔の外方に突出して形成されている構成としてもよい。このような構成によると、電線が電線引出孔の開口部に当接することを確実に防止することができる。
前記シール本体は複数の前記電線挿通孔を有し、前記電線保護部の内部には、複数の前記電線挿通孔と連通する複数の電線挿通路が形成されている構成としてもよい。このような構成によると、複数の電線を電線挿通孔まで容易に案内することができると共に、電線保護部内において電線同士が絡み合うことを防ぐことができる。
前記電線保護部には、前記シール本体とは反対側の端面に開口して前記電線挿通孔のすべてが連通する電線挿通凹部が形成されている構成としてもよい。
シール部材を射出成形によって成形するにあたって、電線保護部内に電線挿通孔から連なる細長い孔を複数有するシール部材形成するためには、シール本体の長さ寸法に電線保護部の長さ寸法を加えた細長い軸部を有する金型を用意する必要がある。しかしながら、このような構成によると、金型の軸部の長さをシール本体の長さ寸法に設定することができ、シール本体の長さ寸法に電線保護部の長さ寸法を加えた細長い軸部を有する金型に比べて軸部の強度を向上させることができる。また、金型構造を簡素化することができるため、金型費を押さえる上で有効である。更に、弾性シール部材を形成するにあたって、電線挿通凹部の肉部を不要としているため、電線挿通凹部の容量分の材料費を削減することができる。
前記電線挿通凹部の周壁には同電線挿通凹部の開口部から前記シール本体に向かって延びる複数のスリットが形成されている構成としてもよい。このような構成によると、電線保護部側から電線挿通路に電線を挿入する場合、電線保護部の周壁を外側に捲るようにして電線を挿入することができるようになり、電線の組み付け作業性を向上させることができる。
前記押さえ部材は、前記電線を挿通させる挿通孔を有して前記シール本体の端面に当接可能な抜止板と、前記抜止板の端部に位置して前記抜止板を前記筺体に固定する一対の取付片とを備えたブラケットである構成としてもよい。このような構成によると、金属板をプレスによって打ち抜きすることで、非常に容易に、且つ、低コストで、弾性シール部材を抜け止めするブラケットを製造することができる。
前記抜止板にはその外周面と前記挿通孔の内周面との間で前記電線を挿通させる電線挿通溝が形成されている構成としてもよい。このような構成によると、電線を予めブラケットに先通しする必要がなく、電線を先通しした弾性シール部材を電線引出孔に装着した後に、電線を電線挿通溝から挿通孔に通してブラケットを筺体に固定することが可能となる。これにより、組み付け作業性を向上させることができる。
本発明によれば、構造をシンプルにすると共に、部品点数を削減することが可能なシール構造を提供することができる。
本実施形態1に係る弾性シール部材の正面図 同背面図 図1のIII−III線断面図 筺体の電線引出孔に弾性シール部材及びブラケットを装着した状態を示す断面図 O型の抜止板を有するブラケットの正面図 C型の抜止板を有するブラケットの正面図 本実施形態2に係る弾性シール部材の正面図 図7のVIII−VIII線断面図 本実施形態3に係る弾性シール部材の正面図 図9のX−X線断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図1乃至図6を参照して説明する。
本実施形態の電線引出孔のシール構造は、図4に示すように、例えば、制御盤などの電子機器を保護する筺体10に設けられた電線引出孔11に弾性シール部材20を挿入し、弾性シール部材20を電線引出孔11から抜け止めするブラケット40が装着された場合を例示している。
電線引出孔11は、図4に示すように、筺体10の内側に向かって開口する小径部12と、筺体10の外側に向かって開口して小径部12に段付状に連なる大径部13とを備えて構成されている。大径部13は小径部12に比べて全周に亘って拡幅した形態であって、筺体10の外面に設けられた開口部の形状は円形をなしている。
弾性シール部材20は例えばシリコーンなどの弾性材からなり、図1乃至図3に示すように、円柱形状をなすシール本体21を備えている。このシール本体21の外径は、電線引出孔11の大径部13の内径よりもやや小径に設定されている。また、シール本体21の厚さ寸法は筺体10に開口する大径部13の開口部から小径部12までの長さ寸法とほぼ同一に設定されている。したがって、シール本体21は、図4に示すように、電線引出孔11の大径部13に適合して収容される構成となっている。
また、シール本体21の外周面にはループ状の外周リップ部24が複数条形成されている。この外周リップ部24は、図4に示すように、シール本体21が電線引出孔11の大径部13に収容された時には、大径部13の内周面に全周に亘って密着し、大径部13とシール本体21との間を液密状にシールする。
また、シール本体21の内部にはシール本体21の厚み方向に延びる複数の電線挿通孔22が形成されている。この電線挿通孔22の内周面には、複数条の内周リップ部23が形成されている。この内周リップ部は、図4に示すように、電線挿通孔22に電線Yが挿通されたときには、電線Yの外周面に密着して電線Yとシール本体21との間を液密状にシールする。
一方、ブラケット40は、金属板をプレスによって打ち抜くことで形成されている。ブラケット40は、図5に示すように、円形状をなすO型の抜止板41と、抜止板41の中央に設けられた挿通孔42と、抜止板41の上下両側の端部に設けられた取付片43とを備えて構成されている。
抜止板41の外径は、電線引出孔11の大径部13の内径よりも大きく設定されている。
挿通孔42は円形状をなし、その内径はシール部材20のシール本体21の外径よりも小さく設定されている。これにより、抜止板41は、図4に示すように、ブラケット40が筺体10に固定されたときには、電線引出孔11の大径部13を塞いで、電線引出孔11に収容された弾性シール部材20を抜け止めする。
また、挿通孔42の内径はシール本体21における全ての電線挿通孔22が挿通孔42の内側に収まる大きさに設定されている。したがって、挿通孔42には、図4に示すように、シール本体21の電線挿通孔22から引き出された複数の電線Yが一括して挿通されている。
取付片43の略中央部にはボルト挿通孔43Aが設けられている。そして、図4に示すように、ボルト挿通孔43Aに締結ボルトVを挿通して筺体10に締め付けることにより、ブラケット40は筺体10に固定されている。尚、ブラケット40は、図6に示すように、抜止板41の一部を切り欠いて電線挿通溝44を設けたC型形状にしても構わない。これにより、電線Yを予めブラケット40に先通しさせることなく、電線Yを先通ししたシール部材40を電線引出孔に装着した後、電線Yを電線挿通溝44から挿通孔42に通してブラケット40を筺体10に固定することができる。
さて、弾性シール部材20のシール本体21の端面21Aにはシール本体21と一体に形成された電線保護部25が突設されている。
電線保護部25は、四隅が丸みを帯びた角柱状に形成され、図1及び図3に示すように、シール本体21よりも全周に亘って幅狭となる形態をなしている。この電線保護部25の内部には複数の電線挿通路26が形成されている。この電線挿通路26はシール本体21の電線挿通孔22と同径となるように形成されており、電線挿通孔22と連通している。また、電線保護部25のシール本体21からの突出寸法は、電線引出孔11の小径部12の軸方向における長さ寸法よりも大きく設定されている。このため、弾性シール部材20を電線引出孔11に挿入したときには、電線保護部25の基端部が電線引出孔11の小径部12内に配されると共に、残りの部分が小径部12から筺体10の内側に向かって突出した状態となる。これにより、電線保護部25は、電線引出孔11から筺体10の内部に引き出された電線Yが電線引出孔11の開口部11Aに当接することを防ぎ、電線Yが損傷することを防止することができる。
本実施形態1は以上のような構成であって、続いて弾性シール部材20及びブラケット40の取付作業を簡単に説明する。
まず、弾性シール部材20の電線保持部25側から電線Yを電線挿通路26に挿入し、続けて電線挿通孔22を貫通させる。この過程において、電線保護部25には電線Yを電線挿通孔22まで案内する電線挿通路26が形成されていることから、電線Yを非常に容易に電線挿通孔22まで容易に案内することができ、電線Yの挿通作業性を向上させることができる。また、電線保護部25内において各電線挿通路26は独立していることから、複数の電線Y同士が絡み合うことを防ぐことができる。
また、電線挿通孔22の内周リップ部23は電線Yの外周面に密着し、電線Yと弾性シール部材20との間を液密状にシールする。
次に、電線Yを挿通させた弾性シール部材20を筺体10の外側から電線引出孔11に嵌合させ、電線引出孔11の小径部12と大径部13との境である段差面にシール本体21の端面21Aが当接するまで弾性シール部材20を挿入する。このとき、電線保護部25は電線引出孔11の小径部12の開口部から筺体10内に突出した状態となっていることから、電線Yが電線引出孔11の開口部11Aに当接することを防ぎ、電線Yが損傷することを防ぐことができる。また、シール本体21の外周リップ部24は電線引出孔11の内周面に密着し、筺体10と弾性シール部材20との間を液密状にシールする。また、外周リップ部24が全周に亘って電線引出孔11の内周面に密着することで、シール本体21の中心に向かって圧力が加わり、内周リップ部23がより電線Yの外周面に密着した状態となる。これにより、筺体10内に粉塵や水等が侵入することを確実に防ぐことができる。
電線引出孔11に弾性シール部材20を完全に挿入したところで、電線引出孔11の外側から、ブラケット40を押し当て、締結ボルトVを筺体10に締め付けることでブラケット40は弾性シール部材20を抜け止めした状態で筺体10に固定される。
以上のように、本実施形態では、電線Yが電線引出孔11の開口部11Aに当接することを防ぐと共に、電線引出孔11におけるシール構造の部品点数を従来品に比べて半数程度に削減することができる。これにより、電線Yを予め各部品に挿通させる作業も半分となり、作業者の組み付け作業を飛躍的に向上させることができる。また、電線Yを挿通させる部品点数が削減されたため、挿通の順序を間違えるといったトラブルも防ぐことができる。また、ブラケット40に電線挿通溝44を設ける場合には、ブラケット40に電線Yを予め先通しさせる必要がなくなるため、挿通順を間違えるといったトラブルは全く発生せず、作業者の負担を飛躍的に軽減することができる。更に、部品点数を削減したことにより、コスト削減に寄与することが可能となる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について図7及び図8を参照しながら説明する。実施形態2のシール構造は、実施形態1における弾性シール部材20の電線保護部25の構成を変更したものであって、実施形態1と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。また、実施形態1と重複する構成及び作用効果についてはその説明を省略する。
実施形態2における弾性シール部材20の電線保護部25には、図8に示すように、シール本体21と反対側の端面25A(電線保護部25の突出面)に開口する電線挿通凹部27が凹設されている。これにより、電線挿通凹部27の周壁は撓み変形可能な程度の厚さ寸法に設定されている。この電線挿通凹部27の奥壁27Aにはシール本体21の全ての電線挿通孔22が開口しており、電線挿通凹部27と全ての電線挿通孔22とは連通した形態となっている。
このような構成によると、弾性シール部材20を形成するにあたって、電線挿通凹部27の容量分の材料費を削減することができる。また、電線保護部25内に電線挿通孔22から連なる細長い孔(実施形態1における電線挿通路26)を形成するためには、シール本体41の長さ寸法に電線保護部25の長さ寸法を加えた細長い軸部を成形金型に形成する必要がある。しかしながら、電線保護部25に電線挿通凹部27を設けたことにより、金型の軸部の長さをシール本体の長さ寸法に設定することができ、シール本体の長さ寸法に電線保護部の長さ寸法を加えた細長い軸部を有する金型に比べて軸部の強度を向上させることができる。また、シール本体21の長さ寸法以上の軸部を有する金型に比べて金型構造を簡素化することができるため、金型費を押さえる上で有効である。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について図9及び図10を参照しながら説明する。実施形態3のシール構造は、実施形態2における弾性シール部材20の電線保護部25の構成を変更したものであって、実施形態2と同じ構成については同一の符号を用いるものとする。また、実施形態2と重複する構成及び作用効果についてはその説明を省略する。
実施形態3における電線保護部25には、図9及び図10に示すように、電線保護部25の周壁にスリット28が形成されている。このスリット28は電線保護部25の四隅に設けられ、電線挿通凹部27の開口部からシール本体21に向かって真っ直ぐ延びた形態をなしている。
このような構成によると、電線挿通凹部27から電線挿通孔22に電線を挿入する場合において、電線保護部25の周壁を外側に捲るようにすることで、作業者の手を電線挿通凹部27の奥部まで挿入することができる。これにより、電線Yの端末が電線挿通孔22に挿入しやすくなり、電線Yの組み付け作業性を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、電線保護部25の長さ寸法が電線引出孔11の小径部12の長さ寸法よりも長い構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではない。本発明は、例えば電線保護部25の長さ寸法が小径部12の長さ寸法とほぼ同一になるように設定してもよく、電線保護部25の長さ寸法は電線保護部25に挿入される電線Yが電線引出孔11の開口部に当接しない長さに設定すればよい。
(2)上記実施形態では、電線保護部25を四隅が丸みを帯びた角柱状に構成したが、本発明はこのような態様に制限されるものではく、例えば電線保護部25を円柱状などに構成してもよい。
(3)上記実施形態では、電線引出孔11の小径部12を筺体10の内方側に設け、大径部13を筺体10の外方側に設けた構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではく、電線引出孔11の小径部12を筺体10の外方側に設け、大径部13を筺体10の内方側に設けた構成とし、筺体10の内側からブラケット40によってシール部材40を抜け止めする構成としてもよい。
(4)上記実施形態3では、電線保護部25の周壁の四隅にスリット28を設けた構成としたが、本発明はこのような態様に制限されるものではく、例えば、電線保護部25の周壁の厚みに応じて、周壁が自然に撓まない程度にスリットの数を増減してもよい。
10:筺体
11:電線引出孔
12:小径部
13:大径部
20:弾性シール部材
21:シール本体
22:電線挿通孔
23:内周リップ部
24:外周リップ部
25:電線保護部
26:電線挿通路
27:電線挿通凹部
28:スリット
40:ブラケット(押さえ部材)
41:抜止板
42:挿通孔
43:取付片
44:電線挿通溝
Y:電線

Claims (7)

  1. 筐体に設けられ大径部と小径部とを連ねた段付き形状の電線引出孔と、前記電線引出孔に装着される弾性シール部材と、前記筺体に固定されることで前記弾性シール部材を前記電線引出孔から抜け止めする押さえ部材とを備えた電線引出孔のシール構造であって、
    前記弾性シール部材は、電線を挿通させる電線挿通孔を有するシール本体と、
    前記シール本体の外周面に形成され前記大径部の内周面と密着する外周リップ部と、
    前記電線挿通孔の内周面に形成され前記電線の外周面と密着する内周リップ部と、
    前記シール本体の一方の端面から突出して前記小径部の内周面と前記電線の外周面との間に設けられた電線保護部とを備えて構成されていることを特徴とする電線引出孔のシール構造。
  2. 前記電線保護部は、前記電線引出孔の開口部から前記電線引出孔の外方に突出して形成されていることを特徴とする請求項1記載の電線引出孔のシール構造。
  3. 前記シール本体は複数の前記電線挿通孔を有し、前記電線保護部の内部には、複数の前記電線挿通孔と連通する複数の電線挿通路が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電線引出孔のシール構造。
  4. 前記電線保護部には、前記シール本体とは反対側の端面に開口して前記電線挿通孔のすべてが連通する電線挿通凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電線引出孔のシール構造。
  5. 前記電線挿通凹部の周壁には同電線挿通凹部の開口部から前記シール本体に向かって延びる複数のスリットが形成されていることを特徴とする請求項4記載の電線引出孔のシール構造。
  6. 前記押さえ部材は、前記電線を挿通させる挿通孔を有して前記シール本体の端面に当接可能な抜止板と、前記抜止板の端部に位置して前記抜止板を前記筺体に固定する一対の取付片とを備えたブラケットであることを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の何れか一項に記載の電線引出孔のシール構造。
  7. 前記抜止板にはその外周面と前記挿通孔の内周面との間で前記電線を挿通させる電線挿通溝が形成されていることを特徴とする請求項6記載の電線引出孔のシール構造。
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