JP2011250496A - 列車情報伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数編成の併結時に車両の向きが異なる場合、互いの編成の制御装置や伝送装置の設定変更を不要とし、編成間で通信可能な列車情報伝送装置を提供する。
【解決手段】併結面で対向する各中継装置は併結状態を検出し、併結した2編成の車両が互いに同一方向の場合、自編成から相手編成へ送信するデータは、中継装置において変換せずにそのまま対向する中継装置へ送信し、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合、自編成から相手編成へ送信するデータは、中継装置において相手編成の方向性に合せてデータを変換して対向する中継装置へ送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、鉄道車両に搭載する情報伝送システムに関する。
鉄道車両においては、複数の編成が併結されて一つの編成として走行したり、一つの編成が複数の編成に分割されて走行するなど、編成内の車両の数や並び順、併結された編成間の車両方向が動的に変化することがあり得る。
特に、鉄道車両は機器制御の観点で見ると、ドア制御や前進後進制御のように車両の左右あるいは前後で制御が非対称のものがあり、併結された編成の車両方向が異なると制御結果が異なる場合もあるため、併結後の互いの編成の車両方向によっては、編成間で装置の制御を変更する必要が生じる場合がある。
併結後の互いの車両方向により装置の制御を変更する方法としては、例えば、特許文献1に記載の鉄道車両用伝送装置が知られている。
この装置は、列車の向き(海山)の正常/反転にかかわらず、列車の併結/分割時にも一つのネットワークとして、正常に動作するスター型ネットワーク方式の鉄道車両用伝送装置であり、各車両の伝送中継器は、併結する2つの列車の向き(海山)が不一致である場合はこれを検出して、一方の列車の全車両の上流/下流の関係を反転させ、2列車のネットワーク上の上流/下流の関係を一致させるものであった。
特許第4280155号公報
特許文献1記載の技術は、併結する2つの編成の向きが不一致である場合、一方の編成の全車両の上流/下流の関係を反転させる必要がある。すなわち、一方の編成の伝送装置の設定を全て変更する必要がある。設定変更に対応するために、幹線ポート交換機と呼ばれるハードウェアと、前記幹線ポート交換機を制御するソフトウェアを列車内の全ての伝送装置に実装しなければならず、さらに併結時に全ての伝送装置の設定変更を行う通信手順や処理手順が必要となるという問題がある。
そこで本発明では、車両方向の異なる編成を併結しても、互いの編成の制御装置や伝送装置の設定変更を不要とし、編成間相互で通信が可能な列車情報伝送装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、複数編成の併結時に、互いの編成の車両の向きを認識し、車両の向きが異なる場合は、相手編成に中継するデータを前記相手編成の車両方向に合せた内容に変換して、相手編成へデータを送信する機能を有する編成間伝送装置を、各編成の先頭車両および最後尾車両の併結部分に設ける。
または、車両間でデータを送受信あるいは中継する目的で車両に最低1台の伝送装置(以下、編成内伝送装置と称す)を設け、前記編成内伝送装置はその車両の前や後ろに連結されている車両の編成内伝送装置とそれぞれ伝送路により接続され、同じ車両内に設置され、列車走行に関与する機器やその機器に対して制御指示を発する制御装置などとは支線を介して接続される。
前記編成内伝送装置は、一方の伝送路から受信したデータを他方の伝送路に中継したり、伝送路から支線へデータを中継したり、支線から伝送路へデータを中継する処理などを行う。
さらに、各編成の先頭車両および最後尾車両の伝送路の各端部にそれぞれ、併結された相手の編成へデータを中継する伝送装置(以下、編成間伝送装置と称す)を接続し、前記伝送路を介して前記編成内伝送装置と接続される。なお、先頭車両および最後尾車両の編成内伝送装置と編成間伝送装置は、双方の機能を併せ持つ同一の装置であってもよい。
他の編成が併結された時に、併結された編成との間で編成間伝送装置を経由して2編成の伝送路がそれぞれ接続され、前記編成間伝送装置を介して併結した2編成は互いにデータを送受信する。
併結部分で対向する各編成間伝送装置は併結の状態を検出し、併結した2編成の車両が互いに同一方向と判定した場合、自編成の編成内伝送装置から相手編成の編成内伝送装置へ送信するデータは、併結部分にある編成間伝送装置において変換せずにそのまま対向する編成間伝送装置へ送信する。
また、併結部分で対向する各編成間伝送装置は併結の状態を検出し、併結した2編成の車両が互いに異なる方向と判定した場合、併結した両編成の各編成内伝送装置は併結前に設定された情報を変更せず、自編成の編成内伝送装置から相手編成の編成内伝送装置へ送信するデータは、編成間伝送装置において相手編成の方向性に合せてデータを変換して対向する編成間伝送装置へ送信する。
本発明では、車両方向の異なる編成を併結しても、互いの編成の制御装置や編成内伝送装置の設定変更を不要とし、編成間相互で通信を可能とすることができる。
本発明の1実施形態に係る鉄道車両の情報伝送システムの構成を示す図である。 本発明の1実施形態に係る2編成の併結状態を示す図である。 本発明の1実施形態に係る2編成の併結状態を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間伝送装置の構成を示す図である。 本発明の1実施形態に係る鉄道車両の情報伝送システムの構成を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間伝送装置の構成を示す図である。 本発明の1実施形態に係るデータの変換方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。 本発明の1実施形態に係る編成間のデータ中継方法を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
第1の実施形態について説明する。
まず、図1に、第1の実施形態に係る情報伝送システムの一構成例を示す。
図1における情報伝送システムでは、列車の編成は先頭車両101、1つ又は複数の中間車両100,最後尾車両102から構成される。各車両は、車両間でデータを送受信あるいは中継するための編成内伝送装置2と、各車両の編成内伝送装置2を接続し、編成内伝送装置間でデータを流す編成内伝送路9と、各車両内に設置された機器あるいはその機器に対して制御指示を発する制御装置990と、編成内伝送装置2と制御装置あるいは機器990を接続する支線99を含む構成とする。ここで、機器とはインバータ装置,ブレーキ装置,空調機器,ドア装置,放送装置,表示装置などである。
前記編成内伝送装置2は、一方側に隣接する車両の編成内伝送路9から受信したデータを他方側に隣接する車両の編成内伝送路9に中継したり、編成内伝送路9から支線99へデータを中継したり、支線99から編成内伝送路9へデータを中継する処理などを行う。
さらに、各編成の先頭車両101および最後尾車両102の編成内伝送路9の各端部には、それぞれ併結される他の編成へデータを中継する伝送装置(以下、編成間伝送装置200と称す)が接続され、編成間伝送装置200は前記編成内伝送路9を介して前記編成内伝送装置2と接続される。なお、先頭車両101および最後尾車両102の編成内伝送装置2と編成間伝送装置200は、双方の機能を併せ持つ同一の装置であってもよい。
他の編成が併結された時に、併結された各編成の間で編成間伝送装置200を経由して2編成の編成間伝送路90がそれぞれ接続され、前記編成間伝送装置200を介して併結した2編成は互いにデータを送受信する。
なお、以下の説明に用いる全ての図では、本発明の主旨とは直接関係のない制御装置あるいは機器990および支線99の表記は省略する。
次に、図2および図3において併結された2個の編成の構成について説明する。以下の説明では説明の簡単化のため中間車両100は1両のみ記述する。
図2は併結した2編成の車両が互いに同一方向の例を示す。以下の説明では前方向の編成を第1編成、後方向の編成を第2編成と呼ぶことにする。併結部分では第1編成の最後尾車両102と第2編成の先頭車両101が連結されている。以下の説明において、各編成とも最後尾車両102から先頭車両101の方に向かって右側をA側、左側をB側と呼ぶことにする。互いに同一方向に併結した場合、第1編成と第2編成のA側およびB側はいずれも一致している。
一方、図3は併結した2編成の車両が互いに異なる方向の例を示す。併結部分では第1編成の最後尾車両102と第2編成の最後尾車両102が連結されている。互いに異なる方向に併結した場合、第1編成と第2編成のA側とB側が互いに逆になっている。なお、図3において、第1編成の先頭車両101と第2編成の先頭車両101が連結されている場合でも同様である。以下の図では互いに異なる方向の併結の場合、最後尾車両102どうしの併結で代表させて示す。
ここで、編成のA側,B側により制御の内容が異なるデータを一方の編成から他方の編成へ伝送させる場合を考える。編成のA側,B側を区別する制御の例としては、各車両のドアの開閉制御や、開扉表示灯制御,ドア開閉案内などの乗客用情報表示制御などが挙げられる。以下の説明では、各車両のドアの開閉制御を例にして説明する。
併結した2編成の車両が互いに同一方向の場合、図4に示すように、一方の編成から他方の編成へデータを中継するとき、編成間伝送装置200はデータを変換せずそのまま中継する。すなわち、図4における「A側データ」をA側のドアを開ける指令である「A側の開扉指令データ」とすると、編成間伝送装置200はデータを変換せず相手編成へ「A側の開扉指令データ」を中継する。A側のドアを閉める指令である「A側の閉扉指令データ」や「B側の開扉指令データ」、「B側の閉扉指令データ」も同様にデータを変換せず相手編成へ中継する。
一方、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合、図5に示すように、一方の編成から他方の編成へデータを中継するとき、編成間伝送装置200は、相手編成へ送信する前にデータを変換する。すなわち、図5において「A側データ」を「A側の開扉指令データ」、「B側データ」を「B側の開扉指令データ」とすると、編成間伝送装置200は、「A側の開扉指令データ」を「B側の開扉指令データ」に変換してから相手編成へ送信する。「A側の閉扉指令データ」や「B側の開扉指令データ」、「B側の閉扉指令データ」でも同様に「A側」を「B側」へ変換し、「B側」を「A側」へ変換する。
上述の開扉指令データの変換の方法を図14に示す。編成間をやり取りするデータはパケット8000の形で伝送路を伝送させる。パケット8000のフォーマットとしては、例えばIEEE802.3標準規格に準拠したものでもよい。パケットはパケットヘッダ8001とパケットデータ8002から構成され、前記開扉指令データなどはパケットデータ8002の内部に実装される。図14によれば、パケットデータ8002の内部に、A側開扉指令とA側閉扉指令のデータ,B側開扉指令とB側閉扉指令のデータを実装するフィールドがあり、A側のドアを開ける制御をする場合は、A側開扉指令のフィールドを“1”とし、その他のフィールドは“0”とする。編成間伝送装置200は、相手編成へ送信する前に、A側開扉指令およびA側閉扉指令のデータとB側開扉指令およびB側閉扉指令のデータを入れ替える変換を行う。
このように、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合において、編成間伝送装置200でデータを変換することにより、一方の編成で「A側の閉扉指令データ」が発せられると、他方の編成へは「B側の開扉指令データ」として伝わり、結果として両編成で同じ側のドアが開くことになる。
なお、編成間伝送装置200は、上述の処理を論理記号で表し、FPGA(Field Programmable Gate Array)などでハードウェア化したり、ネットワークプロセッサを用いてパケット受信やデータ変換やパケット送信を並列に動作させることが可能である。さらに、CPU(Central Processing Unit)を備えたコンピュータ上で動作するソフトウェアにおいても実現可能であり、その場合のハードウェア構成例を図7に示す。
図7において、編成間伝送装置200は、各手段の処理を行うCPUやキャッシュメモリや主記憶メモリなどを搭載する演算装置2000と、送受信データを蓄積したり、処理プログラムや初期設定情報やログ情報などを蓄積しておくハードディスクやシリコンディスク,不揮発性メモリなどの記憶装置2003と、編成間伝送路90を介して相手編成の編成間伝送装置200との間のデータ送受信のインタフェース機能を持つ編成間伝送路インタフェース装置2001と、編成内伝送路9を介して編成内伝送装置2との間のデータ送受信のインタフェース機能を持つ編成内伝送路インタフェース装置2002から構成される。
なお、必要であれば、アドレスや伝送路の動作モードなどの初期設定項目を入力するスイッチやキーボードなどの入力装置2004と、設定項目の確認や、動作状態やログ情報を表示するLEDや液晶パネルなどの出力装置2005を実装してもよい。
また、編成内伝送路9および編成間伝送路90は、IEEE802.3規格準拠のLANやSDH(Synchronous Digital Hierarchy),ATM(Asynchronous Transfer Mode),IEC61375で規格化されているWTB(Wire Train Bus)などの有線伝送手段を使用してもよいし、IEEE802.11規格準拠の無線LANなどの無線伝送手段を使用してもよい。また、編成内伝送路9は前記有線伝送手段、編成間伝送路90は前記無線伝送手段、のように別の伝送手段を使用してもよい。
なお、他の編成と併結した時に、併結した2編成の車両が互いに同一方向なのか、あるいは異なる方向なのかを編成間伝送装置200が判断する必要があるが、これは特許文献1(特許第4280155号公報)にも述べられているように、電気連結器の情報から併結した方向が判明すれば、その情報を編成間伝送装置200に入力してもよいし、機械的にピンなどにより判別した併結した方向の判別結果を示す信号が出力されれば、その信号を編成間伝送装置200に入力してもよい。
また、他編成との併結時に手動で車両の方向を入力させてもよい。
また、連結器からの上記信号を使用せずに、編成間伝送装置200が編成間伝送路90を介して相手編成の編成間伝送装置200とパケットを送受信することにより、併結した編成の方向を判断することもできる。すなわち、編成間伝送装置200が編成間伝送路90へ自装置位置を示すパケットを送信する。前記自装置位置を示すパケットは、常に周期的に送信してもよいし、他編成との併結を検出したときのみ有限回数連続して送信してもよい。前記自装置位置とは、その編成間伝送装置200が設置された車両が先頭車両101なのか最後尾車両102なのかを示す情報であり、MACアドレスやIPアドレスあるいはTCP/IPやUDP/IPで使用するポート番号などの識別子で自装置位置を示してもよいし、パケットデータの中に自装置位置を示す情報を実装してもよい。他編成との併結後、編成間伝送路90を介して相手編成の編成間伝送装置200が送信した自装置位置を示すパケットを受信し、そのパケットに実装された情報から相手編成の車両の方向を判断する。
以上、第1の実施形態について説明した。
以上に述べたことにより、本発明では、複数編成の併結時に、互いの編成の車両の向きを認識し、車両の向きが異なる場合は、相手編成に中継するデータを前記相手編成の車両方向に合せた内容に変換して、相手編成へデータを送信する機能を有する編成間伝送装置を、各編成の先頭車両および最後尾車両の併結部分に設けることにより、車両方向の異なる編成を併結しても、互いの編成の制御装置や編成内伝送装置の設定変更を不要とし、編成間相互で通信を可能とすることができる。
なお、上述の第1の実施形態では、編成のA側,B側により制御の内容が異なるデータを一方の編成から他方の編成へ伝送させる場合を述べたが、前進や後進のような編成の進行方向により制御の内容が異なるデータに関しても、一方の編成から他方の編成へ前記データを伝送させる場合に、併結した2編成の車両の向きが異なりデータの変換が必要な場合は、上述の第1の実施形態と同様に実現することができる。
前進や後進のような編成の進行方向により制御の内容が異なるデータとは、例えば電動機の回転を制御するインバータ装置へ与える「前進」や「後進」の指示がある。
図16に示すように、併結した2編成の車両の向きが同じ場合は、いずれの編成に対しても「前進」あるいは「後進」の指示は一致しているので、編成間伝送装置200はデータの変換は行わない。
一方、図17に示すように、併結した2編成の車両の向きが異なる場合は、一方の編成に対して「前進」あるいは「後進」の指示を出す時は他方の編成に対してはそれぞれ逆の指示を出す必要があるので、編成間伝送装置200は、「前進」を指示するデータを「後進」を指示するデータに変換して他の編成へ送信し、あるいは「後進」を指示するデータを「前進」を指示するデータに変換して他の編成へ送信する。
また、図18に示すように、併結した2編成の車両の向きが異なる場合は、編成間伝送装置200は、他の編成から受信した「前進」を指示するデータを「後進」を指示するデータに変換して自編成内へ送信し、あるいは他の編成から受信した「後進」を指示するデータを「前進」を指示するデータに変換して自編成内へ送信するようにしてもよい。
ここで、「前進」あるいは「後進」の指示のデータは、例えば、図14と同様に、パケットデータの内部に前進指示や後進指示のビットを設け、インバータ装置は前記指示ビットを読み取り、指示された方向に対応して制御するようにしてもよい。
上述の第1の実施形態では、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合、自編成の編成内伝送装置から相手編成の編成内伝送装置へ送信するデータは、編成間伝送装置200が編成間伝送路90を介して相手編成へ送信する前に、相手編成の方向性に合せてデータを変換するが、相手編成から受信した後に自編成の方向性に合せてデータを変換して自編成の編成内伝送装置2へデータを中継する方法も考えられる。
そこで、次に第2の実施形態について説明する。
併結した2編成の車両が互いに同一方向の場合、一方の編成から他方の編成へデータを中継するとき、編成間伝送装置200は変換せずそのまま中継することは第1の実施形態と同様であるが、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合、図6に示すように、相手編成から自編成へデータを中継するとき、編成間伝送装置200は、相手編成から編成間伝送路90を介して受信したデータを自編成の車両の方向に合せて変換し、自編成の編成内伝送装置2へ前記変換データを中継する。
以上、第2の実施形態について説明した。
第2の実施形態は第1の実施形態に比較して、データ変換を実施するのが、送り手側の編成の編成間伝送装置200ではなく、受け手側の編成の編成間伝送装置200に変わるだけで、発明の効果は第1の実施形態と同様である。
なお、上述の第2の実施形態では、編成のA側,B側により制御の内容が異なるデータを一方の編成から他方の編成へ伝送させる場合を述べたが、前進や後進のような編成の進行方向により制御の内容が異なるデータに関しても、一方の編成から他方の編成へ前記データを伝送させる場合に、併結した2編成の車両の向きが異なりデータの変換が必要な場合は、上述の第2の実施形態と同様に実現することができる。
さらに、第3の実施形態として、図15に示すように、併結する相手編成が編成間伝送装置200を搭載していない編成であると、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合は、自編成の編成間伝送装置200において、相手編成から自編成へデータを中継するときは、相手編成から編成間伝送路90を介して受信したデータを自編成の車両の方向に合せて変換し、自編成の編成内伝送装置2へ前記変換データを中継し、自編成から相手編成へデータを中継するときは、編成間伝送路90を介して相手編成に送信する前に、相手編成の車両の方向に合せてデータ変換を実施する。
併結する相手編成が編成間伝送装置200を搭載していない編成であるか否かを判断する方法の例は、第1の実施形態の説明の中で述べた、編成間伝送装置200が編成間伝送路90へ自装置位置を示すために送信するパケットが、編成間伝送路90から受信できなければ、相手編成は編成間伝送装置200を搭載していないと判断する。
さらに、編成間伝送装置200は、相手編成の編成間伝送装置200が自装置位置を示すために送信するパケットを編成間伝送路90から受信できる場合は、第1の実施形態あるいは第2の実施形態に示す動作を実施し、相手編成の編成間伝送装置200が自装置位置を示すために送信するパケットを編成間伝送路90から受信できない場合は、上述の第3の実施形態に示す動作を実施するとしてもよい。
以上、第3の実施形態について説明した。
第3の実施形態によれば、併結する相手編成が編成間伝送装置200を搭載していない場合でも、お互いの編成の車両の方向性が検出できれば、第1の実施形態や第2の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述の第3の実施形態では、編成のA側,B側により制御の内容が異なるデータを一方の編成から他方の編成へ伝送させる場合を述べたが、前進や後進のような編成の進行方向により制御の内容が異なるデータに関しても、一方の編成から他方の編成へ前記データを伝送させる場合に、併結した2編成の車両の向きが異なりデータの変換が必要な場合は、上述の第3の実施形態と同様に実現することができる。
第1〜第3の実施形態では、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合の、編成のA側,B側(あるいは前進,後進)を区別するデータに関して、編成間伝送装置でデータ変換して中継する実施形態を示した。一方、編成内伝送路が1系と2系に二重化されている構成では、1系と2系が互いに逆に接続されることがあり得る。そこで、第4の実施形態では、編成内伝送路が二重化されている情報伝送システムにおいて、併結した2編成の車両が互いに異なる方向に連結され、二重化された伝送路の系が互いに逆に接続された場合でも、編成間で正常なデータ伝送を可能とする方法を示す。
以下、第4の実施形態について説明する。
まず、図8に、第4の実施形態に係る情報伝送システムの一構成例を示す。
図8における情報伝送システムでは、列車の編成は先頭車両101、1つ又は複数の中間車両100,最後尾車両102から構成されることは、第1の実施形態の図1と同様である。ただし、編成内伝送路を1系編成内伝送路91と2系編成内伝送路92の二重化構成にすることに伴い、編成内伝送装置は1系編成内伝送装置21と2系編成内伝送装置22が、編成間伝送装置は1系編成間伝送装置201と2系編成間伝送装置202が、各系の編成内伝送路91,92にそれぞれ接続される。また、編成間伝送路は1系編成間伝送路95と2系編成間伝送路96が、1系編成間伝送装置201と2系編成間伝送装置202にそれぞれ接続される。
なお、各車両の機器或いは制御装置990と支線99に関しては、1系と2系の二重化構成にして1系編成内伝送装置21と2系編成内伝送装置22にそれぞれ別々に接続してもよいし、一重化構成にして前記装置21,22の両方に接続してもよいが、本発明の主旨とは直接関係ないため、以下の説明に用いる全ての図では表記は省略する。
各編成の先頭車両101および最後尾車両102の1系および2系編成内伝送路91,92の各端部に、併結される他の編成へデータを中継する1系および2系編成間伝送装置201,202がそれぞれ接続され、1系および2系編成間伝送装置201,202は前記1系および2系編成内伝送路91,92を介してそれぞれ前記1系および2系編成内伝送装置21,22と接続される。なお、先頭車両101および最後尾車両102の1系および2系編成内伝送装置21,22と1系および2系編成間伝送装置201,202は、それぞれ双方の機能を併せ持つ同一の装置であってもよい。
他の編成が併結された時に、併結された各編成の間で1系および2系編成間伝送装置201,202を経由して2編成の1系および2系編成間伝送路95,96が接続され、前記1系および2系編成間伝送装置201,202を介して併結した2編成は互いにデータを送受信する。ただし、併結する2編成の車両の方向によっては、一方の1系編成間伝送路95と他方の編成の2系編成間伝送路96が接続されることもあり得る。
また、同一車両内の1系編成間伝送装置201と2系編成間伝送装置202の間でデータを転送するために、前記両装置201,202は系間伝送路93により接続される。
また、第1編成の最後尾車両102と第2編成の最後尾車両102が連結されている場合と、第1編成の先頭車両101と第2編成の先頭車両101が連結されている場合では、1系および2系編成間伝送装置201,202の機能は同様であるため、以下の図では互いに異なる方向の併結の場合、最後尾車両102どうしの併結で代表させて示す。
ここで、各編成内の1系や2系に流れるデータを一方の編成から他方の編成へ伝送させる場合を考える。
併結した2編成の車両が互いに同一方向の場合、図9に示すように、一方の編成から他方の編成へデータを中継するとき、1系および2系編成間伝送装置201,202は伝送路の系を変換せず、1系編成内伝送路91から受信したデータは1系編成間伝送路95へ中継し、2系編成内伝送路92から受信したデータは2系編成間伝送路96へ中継する。
一方、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合、図10に示すように、一方の編成から他方の編成へデータを中継するとき、1系および2系編成間伝送装置201,202は、相手編成へ送信する前に系を変換する。
すなわち、図10において、1系編成内伝送路91から1系データを受信した1系編成間伝送装置201は、系間伝送路93を介して、前記1系データを2系編成間伝送装置202へ転送し、2系編成間伝送装置202は1系編成間伝送装置201から転送された前記1系データを、2系編成間伝送路96を介して相手編成へ送信する。自編成の2系編成間伝送路96は相手編成の1系編成間伝送路95と接続されているため、自編成の2系編成間伝送装置202が送信した前記1系データは、相手編成では1系編成間伝送装置201が受信し1系編成内伝送路91へ中継される。
一方、2系編成内伝送路92から2系データを受信した2系編成間伝送装置202は、系間伝送路93を介して、前記2系データを1系編成間伝送装置201へ転送し、1系編成間伝送装置201は2系編成間伝送装置202から転送された前記2系データを、1系編成間伝送路95を介して相手編成へ送信する。自編成の1系編成間伝送路95は相手編成の2系編成間伝送路96と接続されているため、自編成の1系編成間伝送装置201が送信した前記2系データは、相手編成では2系編成間伝送装置202が受信し2系編成内伝送路92へ中継される。
上述の編成間をやり取りするデータは、第1の実施形態と同様に、パケット8000の形で伝送路を伝送させる。パケット8000のフォーマットとしては、例えばIEEE802.3標準規格に準拠したものでもよい。
なお、1系および2系編成間伝送装置201,202は、上述の処理を論理記号で表し、FPGA(Field Programmable Gate Array)などでハードウェア化したり、ネットワークプロセッサを用いてパケット受信やデータ変換やパケット送信を並列に動作させることが可能である。さらに、CPU(Central Processing Unit)を備えたコンピュータ上で動作するソフトウェアにおいても実現可能であり、その場合のハードウェア構成例を図13に示す。
図13において、1系および2系編成間伝送装置201,202は、各手段の処理を行うCPUやキャッシュメモリや主記憶メモリなどを搭載する演算装置2000と、送受信データを蓄積したり、処理プログラムや初期設定情報やログ情報などを蓄積しておくハードディスクやシリコンディスク,不揮発性メモリなどの記憶装置2003と、1系編成間伝送路95あるいは2系編成間伝送路96を介して相手編成の1系編成間伝送装置201あるいは2系編成間伝送装置202との間のデータ送受信のインタフェース機能を持つ編成間伝送路インタフェース装置2001と、1系編成内伝送路91あるいは2系編成内伝送路92を介してそれぞれ1系編成内伝送装置21あるいは2系編成内伝送装置22との間のデータ送受信のインタフェース機能を持つ編成内伝送路インタフェース装置2002と、系間伝送路93を介して同一車両内の1系編成間伝送装置201あるいは2系編成間伝送装置202との間のデータ送受信のインタフェース機能を持つ系間伝送路インタフェース装置2006から構成される。
なお、必要であれば、アドレスや伝送路の動作モードなどの初期設定項目を入力するスイッチやキーボードなどの入力装置2004と、設定項目の確認や、動作状態やログ情報を表示するLEDや液晶パネルなどの出力装置2005を実装してもよい。
また、1系および2系編成内伝送路91,92,1系および2系編成間伝送路95,96,系間伝送路93は、IEEE802.3規格準拠のLANやSDH(Synchronous Digital Hierarchy),ATM(Asynchronous Transfer Mode),IEC61375で規格化されているWTB(Wire Train Bus)などの有線伝送手段を使用してもよいし、IEEE802.11規格準拠の無線LANなどの無線伝送手段を使用してもよい。また、1系および2系編成内伝送路91,92および系間伝送路93は前記有線伝送手段,1系および2系編成間伝送路95,96は前記無線伝送手段、のように別の伝送手段を使用してもよい。
なお、他の編成と併結した時に、併結した2編成の車両が互いに同一方向なのか、あるいは異なる方向なのかを編成間伝送装置200が判断する必要があるが、これに関しては第1の実施形態の記述と同様である。
ただし、1系および2系編成間伝送装置201,202が1系および2系編成間伝送路95,96を介して、それぞれ相手編成の1系および2系編成間伝送装置201,202とパケットを送受信することにより、併結した編成の方向を判断することもできる。すなわち、1系および2系編成間伝送装置201,202が1系および2系編成間伝送路95,96へそれぞれ自装置位置を示すパケットを送信する。前記自装置位置を示すパケットは、常に周期的に送信してもよいし、他編成との併結を検出したときのみ有限回数連続して送信してもよい。前記自装置位置とは、1系および2系編成間伝送装置201,202が設置された車両が先頭車両101なのか最後尾車両102なのかを示す情報と、1系および2系編成間伝送装置201,202が接続された伝送路の系を示す情報であり、MACアドレスやIPアドレスあるいはTCP/IPやUDP/IPで使用するポート番号などの識別子で自装置位置を示してもよいし、パケットデータの中に自装置位置を示す情報を実装してもよい。他編成との併結後、1系および2系編成間伝送路95,96を介して相手編成の1系および2系編成間伝送装置201,202が送信した自装置位置を示すパケットを受信し、そのパケットに実装された情報から相手編成の車両の方向を判断する。
ところで、上述の内容では、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合、自編成から相手編成へ送信するデータは、1系および2系編成間伝送装置201,202が1系および2系編成間伝送路95,96を介して相手編成へ送信する前に、系間伝送路93を介してそれぞれ2系および1系編成間伝送装置202,201へ前記データを転送することにより、相手編成の伝送路の1系あるいは2系に合せているが、相手編成から受信した後に自編成の方向性に合せて系間を転送して自編成の編成内伝送装置へデータを中継する方法も考えられる。
そこで、併結した2編成の車両が互いに同一方向の場合、一方の編成から他方の編成へデータを中継するとき、1系および2系編成間伝送装置201,202は伝送路の系を変換せずそのまま中継することは上述と同様であるが、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合、図11に示すように、相手編成から自編成へデータを中継するとき、1系および2系編成間伝送装置201,202は、相手編成から1系および2系編成間伝送路95,96を介して受信したデータを、系間伝送路93を介してそれぞれ2系および1系編成間伝送装置202,201へ転送し、自編成の2系および1系編成内伝送路92,91へ前記転送されたデータを中継する。
さらに、図12に示すように、併結する相手編成が1系および2系編成間伝送装置201,202を搭載していない編成であると、併結した2編成の車両が互いに異なる方向の場合は、自編成の1系および2系編成間伝送装置201,202において、相手編成から自編成内へデータを中継するときは、相手編成から1系および2系編成間伝送路95,96を介して1系および2系編成間伝送装置201,202が受信したデータを、系間伝送路93を介してそれぞれ2系および1系編成間伝送装置202,201へ転送し、2系および1系編成間伝送装置202,201は自編成の2系および1系編成内伝送装置22,21へ前記転送データを中継する。自編成から相手編成へデータを中継するときは、1系および2系編成内伝送路91,92を介して1系および2系編成間伝送装置201,202が受信したデータを、系間伝送路93を介してそれぞれ2系および1系編成間伝送装置202,201へ転送し、2系および1系編成間伝送装置202,201は2系および1系編成間伝送路96,95へ前記転送データを送信する。
併結する相手編成が1系および2系編成間伝送装置201,202を搭載していない編成であるか否かを判断する方法の例は、第1の実施形態の説明の中で述べたように、相手編成の1系および2系編成間伝送装置201,202がそれぞれ1系および2系編成間伝送路95,96へ自装置位置を示すために送信するパケットが受信できなければ、相手編成は1系および2系編成間伝送装置201,202を搭載していないと判断する。
さらに、1系および2系編成間伝送装置201,202は、相手編成の1系および2系編成間伝送装置201,202が自装置位置を示すために送信するパケットを1系および2系編成間伝送路95,96から受信できる場合は、図10あるいは図11に示す動作を実施し、相手編成が前記自装置位置を示すために送信するパケットを受信できない場合は、図12に示す動作を実施するとしてもよい。
本実施例では、編成内伝送路が二重化されている情報伝送システムについて説明したが、本発明は三重系以上の多重系伝送システムにも適用可能である。例えば、4重化された伝送システムにおいて、A系,B系,C系,D系がある場合には、編成間でA系同士,B系同士,C系同士,D系同士が接続されるように系間伝送路を介してデータの中継を行う。つまり、併結された一方編成の任意の系と他編成の対応する系とが接続されるように系間でデータの中継を行う。
以上、第4の実施形態について説明した。
以上に述べたことにより、本発明では、編成内伝送路が二重化されている情報伝送システムにおいて、複数編成の併結時に、互いの編成の車両の向きを認識し、車両が互いに異なる方向に連結され、二重化された伝送路の系が互いに逆に接続された場合でも、互いの編成の制御装置や編成内伝送装置の設定変更を不要とし、編成間相互で正常なデータ伝送を可能とすることができる。
上述した各実施例においては、編成は先頭車両と最後尾車両と1つ以上の中間車両とで構成されているが、中間車両を有さずに先頭車両と最後尾車両の2つの車両で単位編成を構成する場合においても、上記各実施例を適用することは可能であり、上記各実施例と同様の効果を奏する。
また、単位編成が1つの車両となる場合には、車両の先頭部分と最後尾部分に実施例1〜3に記載の編成間伝送装置200を備え、もしくは車両の先頭部分と最後尾部分にそれぞれ実施例4に記載の1系編成間伝送装置201,2系編成間伝送装置202を備える。
この場合の編成間伝送装置の動作は実施例1〜4と同様であり、奏する効果も同様である。
2 編成内伝送装置
9 編成内伝送路
21 1系編成内伝送装置
22 2系編成内伝送装置
90 編成間伝送路
91 1系編成内伝送路
92 2系編成内伝送路
93 系間伝送路
95 1系編成間伝送路
96 2系編成間伝送路
99 支線
100 中間車両
101 先頭車両
102 最後尾車両
200 編成間伝送装置
201 1系編成間伝送装置
202 2系編成間伝送装置
990 制御装置あるいは機器
2000 演算装置
2001 編成間伝送路インタフェース装置
2002 編成内伝送路インタフェース装置
2003 記憶装置
2004 入力装置
2005 出力装置
2006 系間伝送路インタフェース装置
8000 パケット
8001 パケットヘッダ
8002 パケットデータ

Claims (13)

  1. 一車両又は連結された複数車両により構成される編成と他の編成とが併結する編成間でデータ伝送を行う鉄道車両の情報伝送システムにおいて、
    他の編成との併結部分に設置されて前記他の編成と少なくともデータの送信または受信を行う編成間伝送装置と、
    前記編成間伝送装置と編成内伝送路を介して接続され、かつ車両内の制御装置または機器と支線を介して接続されて、前記編成内伝送路と前記支線との間で前記データを中継処理する編成内伝送装置と、を備え、
    前記編成間伝送装置は、他の編成との併結状態を検知する検知手段が、互いに異なる方向に併結されている状態を検知した場合に、
    前記編成内伝送路から受信したデータのうち、車両の方向により設定値が異なるデータを、他の編成の車両の方向に応じて変換して、変換後の前記データを他の編成へ送信するデータ中継手段と、
    他の編成から受信したデータのうち、車両の方向により設定値が異なるデータを、自編成の車両の方向に応じて変換して、変換後の前記データを前記編成内伝送路へ送信するデータ中継手段と、の少なくともいずれか一方のデータ中継手段を備えることを特徴とする列車情報伝送システム。
  2. 請求項1記載の列車情報伝送システムにおいて、
    前記編成間伝送装置を有していない他の編成と自編成とが前記併結状態である場合に、前記編成内伝送路から受信したデータを変換して、変換後の前記データを他の編成へ送信するデータ中継手段と、
    他の編成から受信したデータを変換して、変換後の前記データを前記編成内伝送路へ送信するデータ中継手段と、の双方のデータ中継手段を備えていることを特徴とする列車情報伝送システム。
  3. 請求項1記載の列車情報伝送システムにおいて、
    前記編成間伝送装置を有している他の編成と自編成とが前記併結状態である場合に、前記編成内伝送路から受信したデータを変換して、変換後の前記データを他の編成へ送信するデータ中継手段と、
    他の編成から受信したデータを変換して、変換後の前記データを前記編成内伝送路へ送信するデータ中継手段と、のいずれか一方のデータ中継手段を備えていることを特徴とする列車情報伝送システム。
  4. 請求項1記載の列車情報伝送システムにおいて、
    前記検知手段が前記自編成と他の編成が互いに異なる方向で併結されている状態を検知した場合に、
    前記編成間伝送装置は、他編成から受信した扉開閉動作に関するデータを、動作対象の扉側の面を左右入れ替えるように修正する前記データ中継手段を備えたことを特徴とする列車情報伝送システム。
  5. 請求項1記載の列車情報伝送システムにおいて、
    前記検知手段が前記自編成と他の編成が互いに異なる方向で併結されている状態を検知した場合に、
    前記編成間伝送装置は、他編成へ扉開閉動作に関するデータを送信する前に、動作対象の扉側の面を左右入れ替えるように修正する前記データ中継手段を備えたことを特徴とする列車情報伝送システム。
  6. 一車両又は連結された複数車両により構成されて多重系の編成内伝送路によりデータの伝送を行う編成と、多重系の編成内伝送路によりデータの伝送を行う他の編成と、が併結する編成間でデータ伝送を行う鉄道車両の多重系情報伝送システムにおいて、
    他の編成との併結部分に設置されて多重系の編成間伝送路を介して前記他の編成と少なくともデータの送信または受信を行う多重系の編成間伝送装置と、
    多重系の前記編成間伝送装置と多重系の編成内伝送路を介して接続され、かつ車両内の制御装置または機器と支線を介して接続されて、前記編成内伝送路と前記支線との間で前記データを中継処理する編成内伝送装置と、
    多重系の前記編成間伝送装置の間で互いにデータ伝送が可能な系間伝送路と、を備え、 前記編成間伝送装置は、他の編成との併結状態を検知する検知手段が、互いに異なる方向に併結されている状態を検知した場合に、
    前記編成内伝送路から受信したデータを、前記系間伝送路を介して他系の前記編成間伝送装置へ送信して、前記他系の編成間伝送装置が受信した前記データを他の編成へ送信するデータ中継手段と、
    他の編成から受信したデータを、前記系間伝送路を介して他系の前記編成間伝送装置へ送信して、前記他系の編成間伝送装置が受信した前記データを前記編成内伝送路へ送信するデータ中継手段と、の少なくともいずれか一方のデータ中継手段を備えることを特徴とする多重系列車情報伝送システム。
  7. 請求項6記載の多重系列車情報伝送システムにおいて、
    前記多重系の編成間伝送装置は、自編成と他の編成で対応する系が接続されるように他系の前記編成間伝送装置へデータ伝送を行うことを特徴とする多重系列車情報伝送システム。
  8. 請求項6記載の多重系列車情報伝送システムにおいて、
    前記多重系の編成間伝送装置を有していない他の編成と自編成とが前記併結状態である場合に、前記編成内伝送路から受信したデータを、前記系間伝送路を介して他系の前記編成間伝送装置へ送信して、前記他系の編成間伝送装置が受信した前記データを他の編成へ送信するデータ中継手段と、
    他の編成から受信したデータを、前記系間伝送路を介して他系の前記編成間伝送装置へ送信して、前記他系の編成間伝送装置が受信した前記データを前記編成内伝送路へ送信するデータ中継手段と、の双方のデータ中継手段を備えていることを特徴とする多重系列車情報伝送システム。
  9. 請求項6記載の多重系列車情報伝送システムにおいて、
    前記編成間伝送装置を有している他の編成と自編成とが前記併結状態である場合に、前記編成内伝送路から受信したデータを、前記系間伝送路を介して他系の前記編成間伝送装置へ送信して、前記他系の編成間伝送装置が受信した前記データを他の編成へ送信するデータ中継手段と、
    他の編成から受信したデータを、前記系間伝送路を介して他系の前記編成間伝送装置へ送信して、前記他系の編成間伝送装置が受信した前記データを前記編成内伝送路へ送信するデータ中継手段と、のいずれか一方のデータ中継手段を備えていることを特徴とする多重系列車情報伝送システム。
  10. 請求項1乃至請求項5に記載の列車情報伝送システムを備えたことを特徴とする車両。
  11. 請求項6乃至請求項9に記載の多重系列車情報伝送システムを備えたことを特徴とする車両。
  12. 請求項1記載の列車情報伝送システムにおいて、
    前記検知手段が前記特定の併結状態として前記自編成と他の編成が互いに異なる方向で併結されている状態を検知した場合に、
    前記編成間伝送装置は、他編成から受信した車両の進行方向に関するデータを、自編成の動作対象の進行方向を入れ替えるように修正する前記データ中継手段を備えたことを特徴とする列車情報伝送システム。
  13. 請求項1記載の列車情報伝送システムにおいて、
    前記検知手段が前記特定の併結状態として前記自編成と他の編成が互いに異なる方向で併結されている状態を検知した場合に、
    前記編成間伝送装置は、他編成へ車両の進行方向に関するデータを送信する前に、他の編成の動作対象の進行方向を入れ替えるように修正する前記データ中継手段を備えたことを特徴とする列車情報伝送システム。
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