JPH07108940A - 列車用情報表示装置 - Google Patents

列車用情報表示装置

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JPH07108940A
JPH07108940A JP27776393A JP27776393A JPH07108940A JP H07108940 A JPH07108940 A JP H07108940A JP 27776393 A JP27776393 A JP 27776393A JP 27776393 A JP27776393 A JP 27776393A JP H07108940 A JPH07108940 A JP H07108940A
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JP
Japan
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station
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JP27776393A
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English (en)
Inventor
Shinichi Sekino
真一 関野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 列車編成内の表示内容の画一性をなくし、乗
客に対する情報サービスの一層の充実を図ることにあ
る。 【構成】 車両内に設けた複数の表示器と、表示内容を
制御する制御装置と、上記表示器と制御装置とを結ぶデ
ータ伝送路を備えた列車用情報表示装置において、個々
の表示器に画面表示する表示画面データを保有するメモ
リ13と、この表示画面データの表示内容を外部から設
定する手段14を設け、上記複数の表示器の各個または
複数個の群の単位で各々異なる表示内容を同時に表示す
る。 【効果】 同一タイミングで表示内容を表示器毎または
表示器群毎に異なったものとすることができるため、列
車編成内の表示内容が画一的でない多様性に富んだ乗客
サービスが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両内の情報表示
装置に係り、特に、乗客に対して案内情報を提供する列
車用情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道の車両内で乗客に対して情報
を提供するための手段として、客室内に表示器を設け
て、行先や次駅、乗換案内などの情報を表示する表示装
置が採用されるようになってきた。この種の装置の内容
については特開昭61−18560号公報に詳しく述べ
られている。従来の装置では、列車の運行に対応して乗
換駅を表示したり、広告やイベント案内の情報を表示す
るなど情報内容の充実が進められているが、列車編成内
の表示器はすべて同一の情報を表示するようになってお
り、各表示器毎に表示内容を異なるものとすることは考
慮されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点である列車編成内の表示内容の画一性
をなくし、乗客に対する情報サービスの一層の充実を図
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、個々の表示
器に画面表示する表示画面データを保有するメモリと、
この表示画面データの表示内容を外部から設定する手段
を設け、この手段の設定内容に対応して表示器毎に異な
る情報を表示することにより、達成できる。
【0005】
【作用】個々の表示器の表示内容は、外部からの設定に
より自由に選択できるため、同一の表示タイミングにお
いて表示器毎に異なる表示を行うことができ、乗客に対
して多様なサービスを提供することが可能となる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示す列車用情報表示装
置の構成図である。図1において、複数の表示器1a〜
1nは、複数の車両のドア上部に設置され、伝送路3を
介して制御装置2に接続される。制御装置2は、車両の
走行状態を表わす情報に基づいて表示指令を生成し、伝
送路3を介して各表示器1a〜1nに伝送する。ここ
で、車両の走行状態を表わす情報としては、行先設定器
4、戸閉リレー接点5、速度発電機6を制御装置2に接
続し、行先駅やドア開閉状態、列車速度及び走行距離の
情報を制御装置2に入力する場合を一例として示す。
【0007】図2は、表示器1aの内部構成を表わすブ
ロック図である。表示器1aは、処理部11、表示部1
2、メモリ部13、表示内容を設定する設定スイッチ1
4からなり、処理部11は、伝送路3を介して受信する
制御装置2からの表示指令に基づいて表示画面を表示部
12に表示させる。表示画面を規定する表示画面データ
はメモリ部13に記録されている。表示内容の設定は設
定スイッチ14によって入力する。ここで、設定スイッ
チ14による表示内容の設定は、列車が次の駅に到着す
る前に乗務員が手動的にセットするか、または、列車が
始発駅を発車する前に予めプログラムを作成し、列車が
次の駅に到着するとき自動的にセツトする。
【0008】図3に、メモリ部13のデ−タ構造を示
す。このデ−タ構造としては、メモリ部13に格納する
表示画面データを均一としておき、表示部1a〜1nの
n台の各々に対応して表示画面デ−タD(a)〜D
(n)をメモリ部13の個別の領域13a〜13nに格
納している。各領域のデ−タ内容は、駅1データ〜駅6
データであり、図4に示す如く、例えば駅毎のホ−ム状
況を表示するためのデ−タである。ここで、表示画面デ
−タD(a)〜D(n)のa〜nは各領域のデ−タ内容
を設定する設定値を表す、図4において、実際の駅1の
ホーム状況は(p)のようにJR乗換口、駅ビル及び北
口通路、西出口からなっている設備とする。この場合、
表示画面データD(a)の駅1データとして、図4
(a)に示す駅1のホームの略左半分であるホーム状況
が対応する。また、表示画面データD(b)の駅1デー
タとして、図4(b)に示す駅1のホームの略右半分で
あるホーム状況が対応する。
【0009】次に、本実施例の表示動作を説明する。制
御装置2は、行先設定器4に設定した行先駅の行先コー
ドを入力し、また、速度発電機6から速度パルスを入力
して列車の走行時の列車の位置・速度を認識し、列車が
行先駅近くの予め定めた位置に到達すると、図5に示す
ように、行先駅、発駅、着駅、表示器番号からなる表示
指令コードを伝送路3に送出する。表示器1a〜1nの
各処理部11は表示指令コードを同一タイミングで受信
する。各処理部11は、以下図6に示すフローの処理を
実行する。まず、表示指令コードを受信したか否かを判
定する。次に、この表示指令コードを受信した場合、解
読して、各処理部11の設定スイッチ14に入力した表
示内容の設定値a〜nを読み込み、この設定値a〜nに
対応したメモリ部13の領域13a〜13nから表示画
面データD(a)〜D(n)を読み出す。続いて、表示
指令コードから着駅コード1〜6を取り出し、今回表示
するデータをメモリ部13から読み出す。このデータに
基づいて画面表示を表示部12に表示する。その後、列
車が停車駅に到着し、停車すると、戸閉リレー接点5が
作動し、制御装置2は、ドアの開閉状態を検知し、駅に
停車したことを判断する。
【0010】図7は、列車の進行に従って、各表示部1
a〜1nの表示内容が変化する状況を示す。図7(a)
に、列車が所定速度で走行し、駅1、駅2、駅3に到着
する様子を示す。図5(b)に、列車が到着する駅の予
め定められた位置に達したとき、各駅1〜3毎に、同一
タイミングで処理部11が受信する表示指令コードと、
表示器1a、表示器1b、表示器1nに表示される表示
内容を示す。駅1では、表示部1aに表示画面データD
(a)の駅1データ、表示部1bに表示画面データD
(b)の駅1データ、表示部1nに表示画面データD
(n)の駅1データが表示される。具体的には、表示部
1aには図8(a)が表示画面として、また、表示部1
bには図8(b)が表示画面として表示される(なお、
表示部1nの表示画面は省略)。また、駅2では、表示
部1aに表示画面データD(a)の駅2データ、表示部
1bに表示画面データD(b)の駅2データ、表示部1
nに表示画面データD(n)の駅2データが表示され
る。駅3では、表示部1aに表示画面データD(a)の
駅3データ、表示部1bに表示画面データD(b)の駅
3データ、表示部1nに表示画面データD(n)の駅3
データが表示される。図8において、表示部1a及び表
示部1bには、列車の行先、次駅を表示するとともに、
次駅ホームの案内及びドア位置とホームの関係を表示す
る。この例では、表示部1aと表示部1bの取付位置を
ドア上部として、当該位置のドアの表示を強調表示する
ようにしており、号車・ドア位置ごとに表示の強調部分
が異なって表示される。表示部1aには図8(a)のよ
うに駅1のホームの略左半分を表示し、表示部1bには
図8(b)のように駅1のホームの略右半分を表示す
る。この表示画面は、表示部1aに位置する乗客に、ド
アを出ると、JR乗換口に降車し、また、表示部1bに
位置する乗客に、ドアを出ると、駅ビル及び北口通路に
降車することを示唆することになる。このように、本実
施例によれば、各表示器1a〜1nに異なる表示画面を
表示することによって、乗客は本人自身が降車したとき
の駅ホームの位置を知ることができる。
【0011】なお、本実施例では、各表示器1a〜1n
毎に異なる表示画面を表示することについて説明した
が、表示器1a〜1nをグループに分け、各グループ毎
に異なる表示画面を表示することができる。この場合、
各処理部11の設定スイッチ14に入力する表示内容の
設定値a〜nについて、例えば、表示器1a〜1cに表
示内容の設定値a、表示器1nに設定値nを設定すれ
ば、表示器1a〜1cには同一の表示画面が表示され、
また、表示器1nにはこの表示画面とは異なる画面が表
示される。これは、表示器1a〜1nをグループ化した
それぞれグループ毎に異なる表示画面を表示することに
なる。また、本実施例では、表示画面を駅のホーム状況
としたが、広告やイベントなどの情報に適用することが
できることは云うまでもない。以上、本発明の実施例と
して、メモリ部13に格納する表示画面データを均一と
しておき、表示画面データD(a)〜D(n)の表示内
容を設定スイッチ14の設定に応じて変えるように処理
する方法をのべたが、本発明は、メモリ部13に格納す
る表示画面データを予め各々異なったものとしておく方
法にも適用することができる。この場合、処理部11の
処理内容は単一で済むが、データ変更等のメンテナンス
性は悪くなるため、メモリ部13をICカードにするな
ど交換の容易な構造とする。以上説明したように、本発
明の実施例によれば、同一タイミングの表示指令に対し
て表示器1a〜1nの各々で異なる内容を表示するこ
と、または、表示器1a〜1nをグループ化し、グルー
プ毎にぞれぞれ異なる内容を表示することができ、乗客
に対して多様なサービスを提供することが可能となる。
特に、各駅のホーム側の設備等の情報を表示器1a〜1
nの設置位置に対応して表示すれば、乗客に対する案内
情報の利便性を高めることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、同一タイミングで表示
内容を表示器毎または表示器群毎に異なったものとする
ことができるため、列車編成内の表示内容が画一的でな
い多様性に富んだ乗客サービスが可能となる。また、乗
客の乗車位置に対応した駅のホームなどの案内表示を行
うことにより、乗客に対する案内情報の利便性を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す列車用情報表示装置の
構成図
【図2】表示器の内部構成を表わすブロック図
【図3】メモリ部13のデ−タ構造を示す図
【図4】駅のホーム状況を説明する図
【図5】表示指令コード
【図6】処理部の処理フロー
【図7】表示内容が変化する状況を示す図
【図8】駅ホームの案内及びドア位置とホームの関係を
説明する図
【符号の説明】
1a〜1n 表示器 2 制御装置 3 伝送路 4 行先設定器 5 戸閉リレー接点 6 速度発電機 11 処理部 12 表示部 13 メモリ部 14 設定スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内に設けた複数の表示器と、表示内
    容を制御する制御装置と、上記表示器と制御装置とを結
    ぶデータ伝送路を備えた列車用情報表示装置において、
    個々の表示器に画面表示する表示画面データを保有する
    メモリと、この表示画面データの表示内容を外部から設
    定する手段を設け、上記複数の表示器の各個または複数
    個の群の単位で各々異なる表示内容を同時に表示するこ
    とを特徴とする列車用情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、個々の表示器に設け
    たメモリに格納する表示画面データは均一とし、この表
    示画面データを複数の表示器の各々に対応してメモリの
    個別の領域に格納することを特徴とする列車用情報表示
    装置。
  3. 【請求項3】 車両内に設けた複数の表示器と、表示内
    容を制御する制御装置と、上記表示器と制御装置とを結
    ぶデータ伝送路を備えた列車用情報表示装置において、
    個々の表示器にメモリを設け、上記メモリには各々異な
    る画面表示する表示画面データを保有させ、外部からの
    指令によって上記複数の表示器の各個または複数個の群
    の単位で各々異なる表示内容を同時に表示することを特
    徴とする列車用情報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3にお
    いて、各表示器の表示内容が駅ホームと列車内の表示器
    との位置関係に対応していることを特徴とする列車用情
    報表示装置。
JP27776393A 1993-10-08 1993-10-08 列車用情報表示装置 Pending JPH07108940A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095105A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Hitachi Ltd 鉄道車両情報表示システム
JP2009248669A (ja) * 2008-04-03 2009-10-29 Hitachi Ltd 情報表示システム
CN102905933A (zh) * 2010-05-24 2013-01-30 株式会社日立制作所 列车信息传送装置
WO2022009282A1 (ja) * 2020-07-06 2022-01-13 三菱電機株式会社 表示装置、作成装置、表示システムおよび表示方法

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