JP3211048B2 - 改札案内システム - Google Patents

改札案内システム

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JP3211048B2 JP32226894A JP32226894A JP3211048B2 JP 3211048 B2 JP3211048 B2 JP 3211048B2 JP 32226894 A JP32226894 A JP 32226894A JP 32226894 A JP32226894 A JP 32226894A JP 3211048 B2 JP3211048 B2 JP 3211048B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は改札案内システムに係
り、特に列車ダイヤの乱れにより列車出発順序が変更さ
れた場合でも、遅延状況に応じてタイムリーな改札案内
が行えるようにした改札案内システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、改札口の近くには列車の発車標
が設けられ、この発車標上には列車名や列車の発車時刻
等が掲示される。従来の改札案内システムでは、予め設
定されたダイヤに基づいて、列車出発時刻の一定時分前
になると、コンピュータが自動的に発車標上に列車名と
その列車の発車時刻等を掲示するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、列車出発時刻の一定時分前になると自動的
に改札案内が開始されてしまうので、ダイヤが乱れて列
車が遅れていた場合、改札案内に従ってプラットホーム
に移動した乗客は長時間プラットホームで待たされるこ
とになり、行き届いたサービスを行うという点では十分
ではない。
【0004】なお、特開平6−19394号公報には、
列車の遅延情報を改札口やプラットホームのディスプレ
イ上に表示することが開示されているが、この場合、デ
ィスプレイ上に表示されるのは列車が何分遅れているか
という情報であり、改札案内の情報ではない。
【0005】本発明の目的は、列車が遅れた場合でも適
切な改札案内を行うことにより、乗客に対してきめの細
かいサービスをすることができる改札案内システムを提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、予め設定された列車ダイヤに基づき列車
の改札案内を行う改札案内システムにおいて、駅へ入線
する列車が当該駅より所定距離手前の地点を通過したか
否かを検知する検知手段と、前記列車が当該駅を出発す
る時刻から一定時分前で、当該列車の前記地点の通過が
前記検知手段によって検知されたときに、乗客に対する
改札開始の案内を行う改札案内手段と、を設けたことを
特徴としている。
【0007】また、本発明は、予め設定された列車ダイ
ヤを有する実施ダイヤ管理装置と、前記実施ダイヤ管理
装置から転送されてくる列車ダイヤを編集し、その編集
ダイヤを各駅に送信する中央装置と、前記中央装置から
転送されてくる編集ダイヤに基づいて、各駅ごとに改札
案内を行う旅客案内装置と、を備えた改札案内システム
において、駅へ入線する列車が当該駅より所定距離手前
の地点を通過したか否かを検知する検知手段と、前記列
車が当該駅を出発する時刻から一定時分前で、当該列車
の前記地点の通過が前記検知手段によって検知されたと
きに、乗客に対する改札開始の案内を行う改札案内手段
と、設けたことを特徴としている。
【0008】なお、前記改札案内手段は、列車が当該駅
を出発する時刻の一定時分前で、かつその列車が遅れを
もっている場合は、改札開始が遅れることの案内を行っ
た後に、前記列車が当該駅を出発する時刻に前記遅れ時
分を加えた時刻から一定時分前で、前記列車の前記地点
の通過が検知されたときに、改札開始の案内を行うよう
構成されている。
【0009】また前記改札案内手段は、列車が出区列車
のときは、その列車が当該駅を出発する時刻の一定時分
前に改札開始の案内を行うよう構成されている。
【0010】さらに前記改札案内手段は、列車が当該駅
を出発する時刻から一定時分前になっても、当該列車の
前記地点の通過が検知されないときは、乗客には改札開
始の案内を行わないよう構成されている。
【0011】
【作用】上記構成によれば、列車がある駅を出発する時
刻から一定時分前で、その駅より所定距離手前の地点を
列車が通過したときだけ、乗客に対する改札開始の案内
が行われる。すなわち、駅より所定距離手前の地点を列
車が通過していないときは、改札開始案内は行われない
ので、乗客がプラットホームで長時間待たされるといっ
た事態を回避できる。
【0012】また、ダイヤが乱れ、列車が遅れをもって
いた場合は、改札開始が遅れることの案内を事前に行っ
ておき、その後、列車が当該駅を出発する時刻に前記遅
れ時分を加えた時刻から一定時分前で、その駅より所定
距離手前の地点を列車が通過したときだけ、乗客に対す
る改札開始の案内を行うようにする。さらに、出区列車
は当該列車のダイヤどおりに出発できるのであるから、
列車出発時刻の一定時分前に改札開始の案内を行う。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に従って説
明する。図1は本発明の改札案内システムの全体構成図
である。中央装置20、列車検知装置30および旅客案
内装置50は、通信回線40を介して接続されている。
中央装置20には実施ダイヤ管理装置10が、旅客案内
装置50には発車標60と放送装置70がそれぞれ接続
されている。また、列車検知装置30および旅客案内装
置50は各駅ごとに設置されており、本実施例ではA駅
〜n駅に設置されている。
【0014】実施ダイヤ管理装置10は基本計画ダイヤ
および変更計画ダイヤを有している。列車検知装置30
は、ある駅へ入線する列車が当該駅より所定距離手前の
地点を通過したか否かも随時検知するとともに、当該駅
が始発駅である出区列車であるか否かを随時検知してい
る。中央装置20は、実施ダイヤ管理装置10から転送
されてくる列車ダイヤを編集し、また列車検知装置30
から転送されてくる列車の在線および遅延情報を随時各
駅に送信する。旅客案内装置50は、中央装置20から
転送されてくる編集ダイヤを保有し、また中央装置20
から随時転送されてくる列車の在線および遅延情報を用
いて案内放送・案内表示を行う。さらに通信回線40
は、中央装置20および各駅に配置された旅客案内装置
50および列車検知装置30の情報伝送を可能とする。
そして、発車標60は案内表示を行い、放送装置70は
案内放送を行う。ここで、列車検知装置30は検知手段
を構成し、改札案内手段は旅客案内装置50内に設けら
れている。
【0015】図2は、列車出発時刻の一定時分前の在線
位置の一例を表したものである。図2において、A列車
は出区列車を示している。また、B列車は駅より所定距
離手前の地点Pを通過した列車であることを、C列車は
地点Pをまだ通過していない列車であることを示してい
る。D列車は遅延を有する列車であることを示してい
る。
【0016】次に、図3を参照しながら改札案内を説明
する。ステップ101で、当該列車が列車出発時刻の一
定時分前になったか否かを判定する。一定時分前になっ
たならステップ102で、当該列車が出区列車であるか
否かを、中央装置20から随時転送されてくる列車の在
線および遅延情報で判定する。出区列車である場合は、
列車の在線位置に関係なく、ステップ107に進み改札
開始の案内を行う。また、出区列車でない場合は、ステ
ップ103で、当該列車が、定時運行であるか否かを判
定し、定時運行であれば、ステップ104で、列車が図
2に示す地点Pを通過したか否かを判定する。通過して
いる場合(図2のB列車の位置にある場合)は、ステッ
プ107で改札開始の案内を行う。ステップ104で、
当該列車が地点Pを通過していない場合(図2のC列車
の位置にある場合)は、地点Pを通過するまで改札開始
の案内を保留する。
【0017】また、ステップ103で、当該列車が定時
運行でなく遅延を有する場合は、列車の在線位置に関係
なく、ステップ105で当該列車についての改札開始が
遅れることの案内を行い、さらに、ステップ106で列
車の(出発時刻+遅れ時分)の一定時分前か、すなわち
列車が当該駅を出発する時刻に遅れ時分を加えた時刻か
ら一定時分前か否かを判定し、一定時分前で且つ地点P
を通過していた場合に、改札開始の案内を行う。
【0018】次に、図1の発車標60に表示される表示
画面と放送装置70から放送される放送文の具体例を示
す。図4は、列車がある駅を出発する時刻から一定時分
前で、その列車が当該駅から所定距離手前の地点Pを通
過したときに、発車標60上に表示された表示画面の一
例を示している。発車標60上には、発車時刻61、種
別・列車名62、行先63、番線64等が表示され、さ
らに7時28分発の特急スーパーはくと1号について
「改札中」であることが表示されている。この場合、放
送装置70からは、「只今から7時28分発鳥取行き特
急スーパーはくと1号の改札を致します。ご乗車の方は
3番線においでください。」といった放送文が放送され
る。
【0019】図5は、列車に遅れがある場合に、発車標
60上に表示された表示画面の一例を示している。7時
28分発の特急スーパーはくと1号の発車時刻が近づい
てきたが、列車が遅れているので、発車標60上には、
7時28分発の特急スーパーはくと1号について「改札
中」であることが表示されていない。この場合、放送装
置70からは、例えば、「只今、7時28分発鳥取行き
特急スーパーはくと1号は20分遅れて運転中です。改
札までしばらくお待ちください。」といった放送文が放
送される。そして、およそ20分後に図4に示した内容
が発車標60上に表示されることになる。
【0020】図6は、列車が出区列車の場合で、その列
車の出発時刻から一定時分前に発車標60上に表示され
た表示画面の一例を示している。発車標60上には、9
時45分発姫路行きの新快速が「改札中」であることが
表示されている。この場合、放送装置70からは、「只
今から9時45分発姫路行き新快速の改札を致します。
ご乗車の方は5番線においでください。」といった放送
文が放送される。
【0021】図7は、列車がある駅を出発する時刻から
一定時分前になっても、その列車が当該駅から所定距離
手前の地点Pを通過していないときに、発車標60上に
表示された表示画面の一例を示している。発車標60上
には、「改札中」といった表示はなく、放送装置70か
らも何も放送しない。
【0022】なお、上述の実施例では中央装置20によ
る集中制御方式を例として述べてきたが、各駅の旅客案
内装置50による分散制御方式でも同様の作用効果を得
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ダイヤが大幅に乱れ、列車の出発順序が変更された状況
においても、実際に走行している列車の在線位置および
遅れを常に検知してから改札開始の案内がされるので、
正確な改札案内ができ、乗客に対してきめの細かいサー
ビスを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の改札案内システムの全体構成図であ
る。
【図2】列車出発時刻の一定時分前の在線位置を表した
図を示す。
【図3】改札案内の流れ図である。
【図4】発車標の表示画面の一例を示した図である。
【図5】発車標の表示画面の一例を示した図である。
【図6】発車標の表示画面の一例を示した図である。
【図7】発車標の表示画面の一例を示した図である。
【符号の説明】
10 実施ダイヤ管理装置 20 中央装置 30 列車検知装置 40 通信回線 50 旅客案内装置 60 発車標 61 発車時刻 62 種別・列車名 63 行先 64 番線 70 放送装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された列車ダイヤに基づき列車
    の改札案内を行う改札案内システムにおいて、駅へ入線
    する列車が当該駅より所定距離手前の地点を通過したか
    否かを検知する検知手段と、前記列車が当該駅を出発す
    る時刻から一定時分前で、当該列車の前記地点の通過が
    前記検知手段によって検知されたときに、乗客に対する
    改札開始の案内を行う改札案内手段と、を設けたことを
    特徴とする改札案内システム。
  2. 【請求項2】 予め設定された列車ダイヤを有する実施
    ダイヤ管理装置と、前記実施ダイヤ管理装置から転送さ
    れてくる列車ダイヤを編集し、その編集ダイヤを各駅に
    送信する中央装置と、前記中央装置から転送されてくる
    編集ダイヤに基づいて、各駅ごとに改札案内を行う旅客
    案内装置と、を備えた改札案内システムにおいて、駅へ
    入線する列車が当該駅より所定距離手前の地点を通過し
    たか否かを検知する検知手段と、前記列車が当該駅を出
    発する時刻から一定時分前で、当該列車の前記地点の通
    過が前記検知手段によって検知されたときに、乗客に対
    する改札開始の案内を行う改札案内手段と、を設けたこ
    とを特徴とする改札案内システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の改札案内システム
    において、前記改札案内手段は、列車が当該駅を出発す
    る時刻の一定時分前で、かつその列車が遅れをもってい
    る場合は、改札開始が遅れることの案内を行った後に、
    前記列車が当該駅を出発する時刻に前記遅れ時分を加え
    た時刻から一定時分前で、前記列車の前記地点の通過が
    検知されたときに、改札開始の案内を行うことを特徴と
    する改札案内システム。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の改札案内システム
    において、前記改札案内手段は、列車が出区列車のとき
    は、その列車が当該駅を出発する時刻の一定時分前に改
    札開始の案内を行うことを特徴とする改札案内システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載の改札案内システム
    において、前記改札案内手段は、列車が当該駅を出発す
    る時刻から一定時分前になっても、当該列車の前記地点
    の通過が検知されないときは、乗客には改札開始の案内
    を行わないことを特徴とする改札案内システム。
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