JP3695422B2 - 情報配信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、信号機故障、列車事故、暴風雨等、が原因で運行ダイヤが維持されていない状況にある障害発生区間、例えば運行停止区間や列車の遅れ区間、の利用者に対して、この障害発生区間における現在の運行状況を配信する情報配信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、利用者の登録内容に基づいて、広告主から提供された広告、ニュース、天気予報等、様々な種類の情報を利用者に配信する情報配信装置があった。従来の情報配信装置は、利用者毎に属性情報、例えば趣味、嗜好、を登録しておき、この属性情報に基づいて該利用者に適合する配信情報を作成し、ここで作成した配信情報を利用者が予め指定している配信先に配信していた。
【0003】
また、駅の改札口に設置された自動改札機の通路を通って、駅に入場または駅から退場した利用者の携帯端末(特に、携帯電話機)に配信情報を配信する情報配信システムが提案されている。この情報配信システムは、利用者毎に利用区間の両端の2つの駅を登録しておき、利用者が一方の駅に入場した場合、他方の駅近辺に関する情報であって、該利用者の趣味、嗜好にあった配信情報を配信している。また、利用者が一方の駅から退場した場合、退場した一方の駅近辺に関する情報であって、該利用者の趣味、嗜好にあった配信情報を配信している。
【0004】
また、利用者が自動改札機の通路を通過したことを検出してから、該利用者に配信する配信情報を作成し、配信する方式では、配信情報の作成に長い時間を要するため、利用者に対して配信情報を配信するタイミングが遅れ、利用者が有効に利用できるタイミングで配信情報を配信できないことがあった。そこで、列車が運行されていない夜間に、利用者毎に利用区間の両端の2つの駅について、それぞれ入場時および退場時に配信する配信情報(4種類の配信情報)を予め作成しておくことが提案されている。この場合、利用者が自動改札機の通路を通過したことを検出すると、すぐに配信情報を配信することができるので、利用者が有効に利用できるタイミングで配信情報の配信が行える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の利用者に対する配信情報を予め作成しておく方式では、信号機故障、列車事故、暴風雨等により、列車の運行を停止している区間や、列車の遅れが生じている区間(運行ダイヤが維持されていない障害発生区間)を、これから利用する利用者に対して、該障害発生区間の現在の運行状況を配信することができなかった。このため、利用者に対するサービスが良くないという問題があった。
【0006】
なお、障害発生区間の現在の運行状況を利用者全員に配信する構成にすると、上記障害発生区間における現在の運行状況を障害発生区間を利用しない利用者にも配信することになる。障害発生区間を利用しない利用者は、障害発生区間の現在の運行状況が配信されてきても煩わしく感じるだけである。また、情報配信装置においては、障害発生区間の現在の運行状況を利用者全員に対して配信するので、本体の負荷が大幅に増大する。このため、情報配信装置がダウンする可能性が上昇し、システムの信頼性を低下させるという問題があった。
【0007】
また、利用者から現在の運行状況の配信要求があった場合に、現在の運行状況を該利用者に配信する装置については、すでに提案されているが(特開平10−24849号、特開平11−59422号)、これから利用する区間が障害発生区間であることを認識していない利用者が、現在の運行状況の配信要求を行う可能性は極めて低い。したがって、上記提案されている装置は、これから利用する区間が障害発生区間であることを認識している利用者に対して障害発生区間の現在の運行状況を配信するものであって、これから利用する区間が障害発生区間であることを認識していない利用者に対して障害発生区間の現在の運行状況を配信するものではなかった。
【0008】
この発明の目的は、運行ダイヤが維持されていない状況である障害発生区間を、これから利用する利用者に対して、該障害発生区間における現在の運行状況を配信する情報配信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の情報配信装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0019】
(1)利用者の利用区間を示す利用区間情報を取得する利用区間情報取得手段と、
運行ダイヤが維持されていない状況にある区間を障害発生区間として取得する障害発生区間取得手段と、
上記障害発生区間取得手段が上記障害発生区間を取得したとき、利用者毎に上記利用区間情報取得手段が取得した利用区間と、上記障害発生区間と、に重なる区間があるかどうかを判定する判定手段と、
上記利用者の駅からの1日の退場回数をカウントする退場回数カウント手段と、
上記判定手段が、上記利用区間と上記障害発生区間とに重なる区間があると判定した利用者に応じた配信先に、上記障害発生区間における現在の運行状況を配信する配信手段と、を備え
さらに、上記配信手段は、上記退場回数カウント手段によるカウント値が奇数でない利用者については、該利用者に応じた配信先に上記障害発生区間における現在の運行状況を配信しない。
【0020】
この構成では、障害発生区間取得手段が運行ダイヤが維持されていない状況にある区間を障害発生区間として取得すると、利用区間情報取得手段が利用者の利用区間を取得し、判定手段が利用区間と障害発生区間とが重なっている利用者であるかどうか、すなわち影響を受ける利用者であるかどうか、を判定する。判定手段が、利用区間と障害発生区間とが重なっている利用者であると判定し、且つ退場回数カウント手段がカウントしている該利用者の1日の退場回数が奇数であれば、配信手段が該利用者に応じた配信先に、障害発生区間における現在の運行状況を配信する。言い換えれば、判定手段が利用区間と障害発生区間とが重なっていると判定した利用者であっても、退場回数カウント手段がカウントしている該利用者の1日の退場回数が奇数でなければ、配信手段が該利用者に応じた配信先に、障害発生区間における現在の運行状況を配信しない。
【0021】
これにより、該障害発生区間における現在の運行状況を配信する利用者を、障害発生区間の影響を受ける利用者に絞り込むことができ、利用者に対するサービスの向上が図れるとともに、加えて装置本体の負荷を抑えることができ信頼性の低下を防止できる。
しかも、通常、列車を利用する利用者は、1日に自宅から会社や学校への通勤、通学時と、会社や学校から自宅への帰宅時の2回、駅に入場、駅から退場している。したがって、退場回数が奇数回でない利用者は、すでに帰宅している可能性が高く、その日に列車を利用して移動する可能性が極めて低い。このように、列車を利用して移動する可能性が極めて低い利用者に対して、上記障害発生区間における現在の運行状況を配信しなくても特に問題はない。反対に、列車を利用して移動する可能性が極めて低い利用者に対して、上記障害発生区間における現在の運行状況を配信しないことで、装置本体の負荷を十分に抑えることができる。
【0022】
(2)上記退場回数カウント手段によるカウント値を所定のタイミングでクリアする退場回数クリア手段を備えている。
この構成では、退場回数クリア手段が上記退場回数カウント手段によるカウント値を所定のタイミングでクリアするようにしたので、例えば、毎日、列車の運行が終了した夜間に、上記退場回数カウント手段によるカウント値をクリアすることで、通勤時や帰宅時に途中下車した利用者が、翌日以降、障害発生区間の影響を受ける状況になったとき、該利用者に障害発生区間における現在の運行状況が配信されないという問題が起きるのを防止できる。
(3)上記利用者の前回の退場駅を記憶する前回退場駅記憶手段を備え、
上記判定手段は、上記前回退場駅記憶手段に記憶されている前回の退場駅を乗車駅とし、上記利用区間と上記障害発生区間とに重なる区間があるかどうかを、上り線、下り線を区別して判定する。
【0023】
この構成では、前回退場駅記憶手段が利用者の前回の退場駅を記憶し、次回の入場駅を前回の退場駅とすることで、該利用者が次回に上り線を利用するのか、下り線を利用するのかを判別できるようにした。また、上記(3)で説明したように、上り線、下り線を区別して、上記利用区間と上記障害発生区間とに重なる区間があるかどうかを判定することで、上記障害発生区間における現在の運行状況を配信する利用者を、一層絞り込むことができ、装置本体の負荷を十分に抑えることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態である情報配信装置を適用した情報配信システムについて説明する。
【0030】
図1は、この発明の実施形態である情報配信装置を適用した情報配信システムの構成を示す図である。図1において、1は駅であり、2は情報配信センタである。駅1には、自動改札機11、自動精算機12、券売機13等が設置されている。また、自動改札機11、自動精算機12、券売機13は、駅1における乗降客を管理するホスト装置14に接続されている。ホスト装置14は、専用線または公衆回線網3を介して図示していない鉄道会社のサーバ装置に接続されている。情報配信センタ2には、この発明の実施形態である情報配信装置21が設置されている。駅1に設置されているホスト装置14、および情報配信センタ2に設置されている情報配信装置21は、公衆回線網3を介してインタネット4に接続できる。また、ホスト装置14と情報配信装置21とは、通信可能に構成されている。ホスト装置14と情報配信装置21との通信路は、専用線であってもよいし、公衆回線網3やインタネット4を介した経路であってもよい。さらに、情報配信装置装置21には、図示していない上記鉄道会社のサーバ装置が専用線または公衆回線網3を介して通信可能に接続されている。
【0031】
また、図1において、5は利用者(登録者)であり、6は該利用者5が所有する携帯電話機であり、7は利用者5が所有する定期券である。携帯電話機6は、インタネット4に接続する機能を有し、インタネット4を介して電子メールの送受信が行えるようにメールアドレスが付与されている。定期券7には、利用者5を識別する識別コード、有効期間、有効区間等の情報が記憶されている(図2参照)。
【0032】
ここでは、自動改札機11の通路を通過する際に、通過者が乗車券として装置本体に投入する定期券7に記憶されている識別コードにより、該通過者を特定する構成であるとして以下説明する。
【0033】
なお、本願発明は、予め識別コードを記憶させた会員カードを利用者5に発行しておき、自動改札機11の通路を通過する際に、乗車券とともにこの会員カードを装置本体に投入させ、自動改札機11の通路を通過した通過者を会員カードに記憶されている識別コードにより特定する構成であってもよい。この情報配信システムは、自動改札機11の通路を通過した通過者を特定できる構成であればよい。
【0034】
また、以下の説明において利用者5という場合は、駅1への入場、または退場に定期券7を利用する人を指し、登録者5という場合は情報配信装置21に後述する属性情報が登録されている人を指す。
【0035】
図3は、この発明の実施形態である情報配信装置の構成を示すブロック図である。情報配信装置21は、本体の動作を制御する制御部211と、企業や店舗等の広告主から登録者への配信を依頼された広告、ニュース、天気予報、交通情報等、様々な種類の情報(以下、配信依頼情報と言う。)を多数記憶した配信依頼情報記憶部212と、登録者5毎に定期券7の識別コードに対応付けて氏名、年齢、性別、趣味、嗜好等の属性情報や、利用区間を示す両端の2つの駅等、登録者の個人情報を記憶する個人情報記憶部213と、登録者5毎に作成された配信情報を記憶する配信情報記憶部214と、配信情報を登録者5に配信(送信)する配信部215と、他の機器から送信されてきた情報を受信する受信部216と、任意の駅において入場が確認され、且つどの駅においても退場が確認されていない未退場の登録者5にかかる情報を記憶する移動中登録者情報記憶部217と、配信依頼情報や障害情報を受信する配信依頼情報受信部218と、を備えている。
【0036】
個人情報記憶部213には、図4に示すように、登録者5毎に識別コード(定期券7の識別コード)に対応付けて、登録者5の氏名、年齢、性別、職業、配信を希望する配信情報の種別、配信を希望しない配信情報、列車の時刻表配信の要/不要、列車の遅延案内配信の要/不要、配信情報の配信先(携帯電話機6のメールアドレス)、乗車時の配信希望の有無、降車時の配信希望の有無、主に利用する乗車区間(この発明で言う、利用区間の両端の2つの駅)、自宅の電話番号、勤務先の電話番号等が個人情報として記憶されている。
【0037】
なお、定期券7を利用している利用者5であっても、この個人情報記憶部213に個人情報が記憶されていない利用者5は登録者5ではない。
【0038】
配信依頼情報記憶部212に記憶されている配信依頼情報の中には、インタネット4を介して取得した情報もある。配信依頼情報記憶部212に記憶されている配信依頼情報には、配信してもよい登録者5と、配信を禁止する登録者5とを区別するための配信条件が付けられている。この配信条件は、配信依頼情報の提供者である広告主が自由に設定できる。例えば、女性向けの配信依頼情報を提供する場合、配信する登録者5を女性に限定する配信条件を付けることで、男性に配信されないようにできる。また、年齢層(20代、30代等)や、配信回数等も配信条件として付けることができる。
【0039】
図5は、配信依頼情報記憶部に記憶されている配信依頼情報の例を示す図である。配信依頼情報記憶部212は、配信条件(図5(A)参照)と配信依頼情報(図5(B)参照)とを対応づけて記憶している。また、配信依頼情報には該配信依頼情報を識別する配信依頼情報番号が与えられている。図5(A)に示す配信条件の例は、配信依頼情報を配信してもよい登録者5を、女性で、年齢が20〜29歳に制限した例である。また、配信依頼情報の有効期間は2001年9月1日〜2001年10月31日の期間である。この有効期間を過ぎると、この配信依頼情報が登録者5に配信されることはない。配信制限回数は300回であり、延べ301人以上の登録者5に配信されることはない。さらに、配信依頼情報番号はK0001である。
【0040】
移動中登録者情報記憶部217は、図6に示すように識別コードに、登録者が入場した入場駅、この登録者が退場すると予測した退場駅(この発明で言う行先駅。)、入場駅から退場駅までの経路における乗換駅、および登録者5がこの乗換駅を通過したかどうかを示す乗換駅通過情報、を対応付けた、未退場登録者レコードを記憶する。情報配信装置21は、任意の駅において、入場が検出された登録者5について、上記入場駅、退場駅、乗換駅、乗換駅通過情報からなる未退場登録者レコードを作成し、ここで作成したレコードを移動中登録者情報記憶部217に記憶する。このとき、退場駅は登録者5が入場した駅1と、この登録者5の個人情報として登録されている利用区間を示す両端の2つの駅1と、を用いて予測される。また、任意の駅において退場が検出された登録者5については、移動中登録者情報記憶部217に記憶されている未退場登録者レコードが削除される。
【0041】
自動改札機11は、適正な乗車券(定期券、キップ、プリペイドカード等)を所持していない利用者の駅構内への入場、または駅構内からの退場を制限する装置である。自動精算機12は乗り越しした利用者5が駅構内から退場するために乗り越し分の運賃を精算し、精算券を取得するための装置である。券売機13は、これから駅構内に入場する利用者5が乗車区間に応じたキップを購入するための装置である。
【0042】
図7は自動改札機の構成を示すブロック図であり、図8は同自動改札機の外観を示す図である。
【0043】
自動改札機1は、本体の動作を制御する制御部111と、動作時に利用する情報や、動作時に発生した情報を記憶する記憶部112と、現在の時間を計時する計時部113と、ホスト装置14へ情報を出力する送信部114と、定期券、キップ、プリペイドカード等の乗車券が本体に投入されたことを検出する投入検出部115と、本体に投入された乗車券を搬送する搬送部116と、搬送されている乗車券に記録されている磁気データを読み取る読取部117と、利用者6の通行を制限する扉118aを開閉する扉駆動部118とを備えている。自動改札機11は、扉118aを閉じることにより、該自動改札機11により構成された通路を閉鎖して、利用者5の駅1への入場または駅1からの退場(通路の通行)を禁止する。
【0044】
自動改札機11は、通路の入口の右側に乗車券を投入する投入口116aを備え、出口の右側に本体に投入された乗車券を放出する放出口116bを備えている。投入口116aと放出口116bとの間には、乗車券を搬送する搬送路116cが設けられている。また、搬送路116cの途中には、投入口116aに投入されたキップや精算券を回収ボックス(不図示)に搬送するための回収路(不図示)、および投入口116aに投入された乗車券の搬送先を放出口116bまたは回収ボックスのどちらかに切り換える、搬送路切換機構部(不図示)が設けられている。投入口116aには、乗車券の投入を検知する投入検知センサ115aが設けられている。この投入検知センサ115aが乗車券の投入を検知すると、搬送部116が投入口116aに投入された乗車券を放出口116bへ搬送する。また、磁気ヘッド117aは搬送路116cを搬送されている乗車券に記録されている磁気データを読み取る。
【0045】
入場用の自動改札機11は図8に示す通行方向が駅構内に向かう方向に設置され、退場用の自動改札機11は図8に示す通行方向が駅構内から外側に向かう方向に設置される。また、記憶部112は、自装置を識別するゲートコード、や自装置が入場用であるか、退場用であるかを示す入退場情報が記憶されている。
【0046】
なお、入場用の自動改札機11と退場用の自動改札機11とを通路を挟んで対向して配置することにより、1本の通路を双方向(入場方向、および退場方向)の通行に利用できる。
【0047】
以下、この発明の実施形態である情報配信装置の動作について説明する。
【0048】
情報配信装置21は、駅1に入場、または駅1から退場する利用者5がいない夜間に、登録者5毎に登録されている利用区間の両端の2つの駅について、それぞれ入場時に配信する配信情報、および退場時に配信する配信情報を作成する。
【0049】
例えば、A駅とB駅とが利用区間の両端の2つの駅である登録者5の場合、
▲1▼A駅入場時に配信する配信情報、
▲2▼B駅退場時に配信する配信情報、
▲3▼B駅入場時に配信する配信情報、
▲4▼A駅退場時に配信する配信情報、(合計4つの配信情報)を作成する。
【0050】
A駅入場時に配信する配信情報は、配信依頼情報記憶部212に記憶されている配信依頼情報の中から、B駅(目的地)近辺の情報であって、且つ個人情報記憶部213に記憶されている登録者5の趣味、嗜好に適合した配信依頼情報を抽出し、ここで抽出した配信依頼情報を含む配信情報を作成する。また、B駅退場時に配信する配信情報は、配信依頼情報記憶部212に記憶されている配信依頼情報の中から、B駅(目的地)近辺の情報であって、且つ個人情報記憶部213に記憶されている登録者5の趣味、嗜好に適合した配信依頼情報を抽出し、ここで抽出した配信依頼情報を含む配信情報を作成する。
【0051】
なお、情報配信装置21はA駅入場時に配信する配信情報と、B駅退場時に配信する配信情報と、に同じ配信依頼情報が含まれないように、配信情報を作成する。
【0052】
また、B駅入場時に配信する配信情報は、配信依頼情報記憶部212に記憶されている配信依頼情報の中から、A駅(目的地)近辺の情報であって、且つ個人情報記憶部213に記憶されている登録者5の趣味、嗜好に適合した配信依頼情報を抽出し、ここで抽出した配信依頼情報を含む配信情報を作成する。また、A駅退場時に配信する配信情報は、配信依頼情報記憶部212に記憶されている配信依頼情報の中から、A駅(目的地)近辺の情報であって、且つ個人情報記憶部213に記憶されている登録者5の趣味、嗜好に適合した配信依頼情報を抽出し、ここで抽出した配信依頼情報を含む配信情報を作成する。
【0053】
なお、情報配信装置21はA駅退場時に配信する配信情報と、B駅入場時に配信する配信情報と、に同じ配信依頼情報が含まれないように、配信情報を作成する。
【0054】
配信情報記憶部214は、登録者5毎に上記処理で作成された配信情報を記憶する。配信情報記憶部214は、図9に示すように、登録者5に配信する配信情報を記憶するデータベースを駅1毎に分割している。各データベースには、対応する駅1が利用区間の両端の2つの駅の一方である登録者5について、識別コードに対応付けて、入場時に配信する配信情報および退場時に配信する配信情報が記憶されている。例えば、A駅のデータベースには、登録されている利用区間の両端の2つの駅の一方がA駅である各登録者5について、識別コードに対応付けて入場時に配信する配信情報と、退場時に配信する配信情報と、が記憶されている。
【0055】
次に、利用者5が駅1に入場または駅1から退場したときの情報配信装置21の動作について図10〜図12を参照しながら説明する。図10〜図12は、情報配信装置の動作を示すフローチャートである。
【0056】
利用者5は、定期券7を自動改札機11の投入口116aに投入し、自動改札機11の通路を通って、駅1に入場または駅1から退場する。自動改札機11は、本体に投入された定期券7から、識別コード、有効期間、有効区間等の情報を読み取り、通路の通行を許可するかどうかを判定し、この判定結果に応じて通路を開放/閉鎖する扉118aの開閉を制御する。自動改札機11は、利用者5の通行を許可した場合、本体に投入された定期券7から読み取った、識別コード、自機を識別するゲートコード、利用者5が駅1に入場したのか、駅1から退場したのかを示す入退場情報を含む通過情報をホスト装置14に送信する。ホスト装置14は、この自動改札機11からの通過情報を情報配信装置21に転送する。
【0057】
また、2つ以上の路線が乗り入れている駅には、いずれかの路線から別の路線に乗り換える乗換口に自動改札機21が設置されている。乗換口に設置されている自動改札機11は、利用者5の識別コード、利用者5が乗り換えた路線を識別する路線情報、自機を識別するゲートコードを含む乗換情報を、ホスト装置14に送信する。ホスト装置14は、この自動改札機11からの乗換情報を情報配信装置21に転送する。
【0058】
情報配信装置21は、ホスト装置14からの通過情報、乗換情報、または鉄道会社のサーバ装置からの障害発生区間情報が送信されてくるのを待っている(s1〜s3)。この障害発生区間情報には、例えば信号機故障、列車事故、暴風雨等により運行ダイヤが維持されていない状況にある区間(以下、障害発生区間と言う。)が発生したことを通知する発生通知、障害発生区間における現在の運行状況の変化、例えば障害発生区間における運行遅れ時間が20分から10分に短くなったこと、を通知する更新通知、および障害発生区間の復旧を通知する復旧通知がある。
【0059】
まず、通過情報を受信したときの、情報配信装置21の動作について説明する。情報配信装置21は、ホスト装置14から送信されてきた通過情報に含まれている定期券7の識別コードにより、自動改札機21の通路を通って駅1に入場、または駅1から退場した利用者5が登録者5であるかどうかを判定する(s4)。ここで、利用者5が登録者5でないと判定するとs1に戻る。情報配信装置21は、s4で利用者5が登録者5であると判定すると、該登録者5が駅1に入場したのか、退場したのかを判定する(s5)。
【0060】
情報配信装置21は、s5で登録者5が駅1に入場したと判定すると、登録者5が入場した駅1が個人情報記憶部213に登録されている利用区間の両端の2つの駅の一方であるか、利用区間の両端の2つの駅間にある他の駅(以下、途中駅と言う。)であるかを判定する(s6)。情報配信装置21は、s6で利用区間の両端の2つの駅の一方であると判定すると、該登録者5の退場駅(この発明で言う、行先駅)を利用区間の両端の他方の駅とした区間の経路(入場駅から予測した退場駅までの経路)を推測する。さらに、ここで推測した経路に乗換駅があるかどうかを判断し、乗換駅があればその乗換駅を特定し、図6に示した未退場登録者レコードを作成し、移動中登録者情報記憶部217に登録する(s7)。
【0061】
例えば、図13に示すようにA駅とB駅とを結ぶ路線Xと、C駅とD駅とを結ぶ路線Yとが、E駅で交差している場合、A駅に入場した登録者5について予測した退場駅がB駅であれば乗換駅無しと判断され、A駅に入場した登録者5について予測した退場駅がD駅であれば乗換駅がE駅であると判断される。E駅には、路線Xと路線Yとの乗換口に自動改札機11が設置されている。利用者は、この乗換口に設置されている自動改札機11に定期券7、キップ等の乗車券を投入して、自動改札機11の通路を通って、列車を乗り換える。また、s7で移動中登録者情報記憶部217に登録される未退場登録者レコードの乗換駅通過情報は未通過である。
【0062】
情報配信装置21は、s7で上記未退場登録者レコードの登録を完了すると、配信情報記憶部214に記憶している、登録者5が入場した駅1のデータベースから該登録者5の入場時に配信する配信情報を読み出し、該登録者5の個人情報として登録されているメールアドレス(携帯電話機6のメールアドレス)に配信する(s8)。
【0063】
なお、上記s7、s8の処理は前後してもよい。
【0064】
情報配信装置21は、s6で途中駅であると判定すると、該登録者5の利用区間の両端の2つの駅を、それぞれ退場駅であると予測する。情報配信装置21は、ここで予測した2つの退場駅について、それぞれ未退場登録者レコードを作成し、未退場登録者レコードを2つ移動中登録者情報記憶部217に登録する(s9)。
【0065】
途中駅で入場した登録者5は、利用区間の両端の2つの駅のどちらかに向かう可能性が極めて高いが、どちらの駅に向かうかについては予測が困難である。このことから、この実施形態では利用区間の両端の2つの駅を、それぞれ退場駅と予測し、未退場登録者レコードを2つ作成し、これらを移動中登録者情報記憶部217に登録する構成とした。
【0066】
情報配信装置21は、上記s8またはs9の処理を完了すると、現在、障害発生区間があるかどうかを判定し(s10)、障害発生区間が無ければs1に戻る。s10で現在、障害発生区間があると判定した場合については後述する。
【0067】
次に、情報配信装置21が、上記s5で退場であると判定した場合について説明する。情報配信装置21は、移動中登録者情報記憶部217に記憶されている退場した登録者5の未退場登録者レコードを削除する(s11)。途中駅で入場した登録者5の場合、s11において未退場登録者レコードが2つ削除される。情報配信装置21は、登録者5が退場した駅が利用区間の両端の2つの駅の一方であるかどうかを判定する(s12)。s12で、登録者5が退場した駅が利用区間の両端の2つの駅の一方であると判定すると、配信情報記憶部214に記憶している、登録者5が退場した駅1のデータベースから該登録者5の退場時に配信する配信情報を読み出し、これを該登録者5の個人情報として登録されているメールアドレスに配信する(s13)。情報配信装置21は、s13の処理を完了すると、s1に戻る。
【0068】
なお、情報配信装置21はs12で登録者5が退場した駅1が利用区間の両端の2つの駅でない途中駅であると判定すると、s13で該登録者5に配信情報を配信することなく、s1に戻る。
【0069】
このように、この実施形態の情報配信装置21は、登録者5がいずれかの駅1に入場したとき、該登録者5について未退場登録者レコードを作成し、これを移動中登録者情報記憶部217に登録する。そして、登録者5がいずれかの駅1において退場したとき、該登録者5について移動中登録者情報記憶部217に登録されている未退場登録者レコードを削除する。情報配信装置21は、いずれかの駅1に入場し、且つどの駅1からも退場していない登録者5を、移動中登録者情報記憶部217において管理している。
【0070】
また、情報配信装置21は、上記s2で乗換口に設置されている自動改札機11から出力された乗換情報を受信すると、該乗換情報に含まれている定期券7の識別コードに対応する未退場登録者レコードが、移動中登録者情報記憶部217に登録されているかどうかを判定する(s14)。情報配信装置21は、該当する未退場登録者レコードが登録されていないと、乗換口に設置されている自動改札機11の通路を通過した利用者5を、登録者5でないと判断し、s1に戻る。反対に、該当する未退場登録者レコードが登録されていると、該当する未退場登録者レコードの乗換駅通過情報を未通過から通過に書き換え(s15)、s1に戻る。
【0071】
この、乗換駅通過情報は、登録者5がすでに乗換駅に到達しているのかどうかの判断に用いられる。具体的には、乗換駅通過情報が未通過である登録者5については乗換駅に到達していないと判断し、乗換駅通過情報が通過である登録者5についてはすでに乗換駅に到達していると判断する。
【0072】
次に、鉄道会社のサーバ装置から障害発生区間情報を受信したときの情報配信装置21の動作について図12を参照しながら説明する。
【0073】
情報配信装置21は、受信した障害発生区間情報が、上述した発生通知、更新通知、または復旧通知のいずれであるかを判断する(s16、s17)。情報配信装置21は、s16で発生通知であると判定すると、鉄道会社のサーバ装置から送信されてきた該発生通知に基づいて、障害発生区間、発生した障害の内容、該障害発生区間における現在の運行状況、を含む障害発生区間状況データ(図14参照)を作成し(s18)、これを制御部211に設けられているメモリ(不図示)に記憶する(s19)。
【0074】
情報配信装置21は、s19で障害発生区間状況データをメモリに記憶すると、移動中登録者情報記憶部217に登録されている未退場登録者レコード毎に、▲1▼乗換駅から退場駅までの経路と、今回記憶した障害発生区間状況データにおける障害発生区間と、が重なっているかどうか(s20)、
▲2▼上記▲1▼で重なっていると判定した登録者5が、乗換駅にすでに到達しているかどうか(乗換駅通過情報が未通過であるかどうか)(s21)、
を判定する。情報配信装置21は、登録者5が乗換駅にまだ到達していないと判定すると(乗換駅通過情報が未通過であった場合)、該登録者5の識別コードを抽出する(s22)。情報配信装置21は、移動中登録者情報記憶部217に登録されている、全ての未退場登録者レコードについて上記s20〜s22の処理を終了したか、どうかを判断し(s23)、終了していなければ、未処理の未退場登録者レコードについて上記s20〜s22の処理を実行する。
【0075】
また、s20では、上り線と下り線とを区別して乗換駅から退場駅までの経路と、今回記憶した障害発生区間状況データの障害発生区間と、が重なっているかどうかを判定している。例えば、乗換駅から退場駅までの経路が図13に示したE駅からD駅であり、障害発生区間がE駅とD駅との区間であっても、登録者5が利用する乗換駅から退場駅までの経路が上り線で、障害発生区間がE駅とD駅との下り線である場合、s20では重なっていないと判定する。また、乗換駅から退場駅までの経路と、障害発生区間とが重なっているとは、乗換駅から退場駅までの経路に障害発生区間の一部または全体が含まれている場合である。
【0076】
情報配信装置21は、s23で全ての未退場登録者レコードについて上記s20〜s22の処理を終了したと判定すると、s19で記憶した障害発生区間状況データに基づいて、障害発生区間における現在の運行状況を示す、電子メールの本文を作成する(s24)。情報配信装置21は、s22で抽出した識別コード毎に、識別される登録者5の個人情報に登録されているメールアドレスを配信先にして、s24で作成した電子メールの本文を同報配信する(s25)。情報配信装置23は、s25にかかる処理を完了すると、s1に戻る。
【0077】
情報配信装置21から障害発生区間における現在の運行状況を示す電子メールを受信した携帯電話機6の表示画面の例を図15に示す。
【0078】
上記s18〜s25の処理により、信号機故障、車両故障、暴風雨等が原因で運行ダイヤが維持されていない状況の区間(障害発生区間)が発生したとき、すでに、いずれかの駅1において入場している登録者5であって(該登録者5は未退場である。)、乗換駅から退場駅までの経路と障害発生区間とが重なっており、且つ乗換駅にまだ到達していない登録者5に、障害発生区間における現在の運行状況を配信する。
【0079】
通常、列車が障害発生区間を運行している路線では、ホームや該路線を運行している列車内で障害発生区間における現在の運行状況がアナウンスされている。障害発生区間を運行している路線のホームにすでに移動した登録者5(乗換駅通過情報が通過である登録者5)や、元々路線を乗り換えない登録者5は、ホームや列車内でのアナウンスを聞いて、障害発生区間における現在の運行状況を確認するので、情報配信装置21が障害発生区間における現在の運行状況を電子メールで配信しなくても、特に問題はない。
【0080】
このように、この実施形態の情報配信装置21は、信号機故障、車両故障、暴風雨等が原因で運行ダイヤが維持されていない状況の区間が発生したとき、該障害発生区間における現在の運行状況を配信する登録者5を絞り込んでおり、情報配信装置21の負荷の増大を抑えている。したがって、システムの信頼性を低下させることもない。
【0081】
また、s25では、障害発生区間における現在の運行状況を同報配信で、一度に複数の登録者5に配信するようにしたので、情報配信装置21の負荷を一層抑えることができる。
【0082】
次に、情報配信装置21が鉄道会社のサーバ装置から受信した障害発生区間情報が上記更新通知であった場合の動作について説明する。情報配信装置21は、今回受信した更新通知に基づいて、制御部211のメモリに記憶している障害発生区間状況データを更新し(s26)、s1に戻る。上記更新通知は、例えば、障害発生区間における、これまでの運行状況が20分遅れであったのが、10分遅れに回復したことを通知する情報や、障害発生区間における、これまでの運行状況が運行停止であったのが、30分遅れで運行が再開されたことを通知する情報である。情報配信装置21は、s26で障害発生区間状況データにおける現在の運行状況を通知された状況に書き換える。
【0083】
情報配信装置21が鉄道会社のサーバ装置から受信した障害発生区間情報が上記復旧通知であった場合の動作について、以下説明する。
【0084】
情報配信装置21は、今回受信した復旧通知に基づいて、制御部211のメモリに記憶している該当する障害発生区間の障害発生区間状況データを削除し(s27)、s1に戻る。これにより、情報配信装置21は運行ダイヤが維持されていない状況である区間(障害発生区間)における現在の運行状況のみ、制御部211のメモリに記憶する。したがって、該メモリの容量を抑えることができる。
【0085】
次に、情報配信装置21が、上記s10で障害発生区間有りと判定した場合について図11を参照しながら説明する。s10の判定は、制御部211のメモリに障害発生区間状況データが記憶されているかどうかにより行われる。情報配信装置21は、s10で障害発生区間有と判定すると、s7、またはs9で作成した未退場登録者レコードに乗換駅があるかどうかを判定する(s30)。情報配信装置21は、s30で乗換駅がないと判定すると、s1に戻る。反対に、s30で乗換駅があると判定すると、乗換駅から退場駅までの経路と、障害発生区間と、が重なっている障害発生区間状況データが制御部211のメモリに記憶されているかどうかを判定する(s31)。情報配信装置21は、s31で乗換駅から退場駅までの経路と、障害発生区間と、が重なっている障害発生区間状況データが制御部211のメモリに記憶されていないと判定すると、s1に戻る。
【0086】
情報配信装置21は、s31で乗換駅から退場駅までの経路と、障害発生区間と、が重なっている障害発生区間状況データが制御部211のメモリに記憶されていると判定すると、乗換駅から退場駅までの経路に重なっている障害発生区間における現在の運行状況を示す、電子メールの本文を作成する(s32)。情報配信装置21は、s32で作成した電子メールの本文を、今回駅1に入場した登録者5の個人情報として登録されているメールアドレスに配信し(s33)、s1に戻る。
【0087】
以上のように、この実施形態の情報配信装置21は、運行ダイヤが維持されていない障害発生区間における現在の運行状況を、配信する登録者5を効率的に絞り込んでいるので、情報配信装置21本体の負荷の増大が抑えられる。したがって、情報配信装置21を適用したシステムの信頼性の低下を防止できる。
【0088】
また、従来のように登録者5が障害発生区間における現在の運行状況についての配信要求を行わなくても、障害発生区間の影響を受ける登録者5に対して、該障害発生区間における現在の運行状況が配信することができるので、登録者5に対するサービスの向上が図れる。
【0089】
なお、上記実施形態では、登録者5毎に利用区間を示す両端の2つの駅を個人情報として登録しておくとしたが、自動改札機11が出力する通過情報に定期券7の有効区間を示す両端の2つの駅を含ませ、この有効区間を示す両端の2つの駅を上記実施形態で説明した利用区間を示す両端の2つの駅として用いる構成としてもよい。
【0090】
また、上記実施形態では、乗換駅において一方の路線から別の路線に乗り換えるときに、利用者5が通る乗換口に自動改札機11が設置されているとしたが、乗換口に自動改札機11が設置されていない構造の駅1(自動改札機11が設置された乗換口を通ることなく路線を乗換られる構造の駅1)もあるので、上記実施形態における乗換駅通過情報については、なくしてもよい。この場合、上記実施形態で説明したs21の処理をなくせばよい。また、上記s2、s14、s15の処理も不要になる。
【0091】
さらに、途中駅から入場した登録者5については、利用区間の両端の2つの駅をそれぞれ、退場駅にして未退場登録者レコードを作成しているので、該登録者5が利用区間の両端の2つの駅のどちらに向かって移動しても、障害発生区間の影響を受けるときには、確実にこの障害発生区間における現在の運行状況を配信することができる。
【0092】
次に、この発明の別の実施形態について説明する。上記実施形態では任意の駅1において入場し、且つどの駅1からも退場していない登録者5が、障害発生区間における現在の運行状況を配信する対象であったが、この実施形態では任意の駅1において退場し、どの駅1においても入場していない登録者5が、障害発生区間における現在の運行状況を配信する対象である。
【0093】
この実施形態の情報配信装置21を適用した情報配信システムは、上記実施形態と略同じ構成であるが、情報配信装置21の構成が少し異なる。図16は、この実施形態の情報配信装置21の構成を示すブロック図である。この実施形態の情報配信装置21は、移動中登録者情報記憶部217に換えて、登録者5の現在の状況を記憶する登録者状況記憶部219を備えている点で、構成が相違している。登録者状況記憶部219には、図17に示すように、登録者5毎に識別コード(定期券7の識別コード)に対応づけて、前回入場した駅1を示す前回入場駅、前回退場した駅1を示す前回退場駅、登録者5が未入場であるかどうか、および登録者5の駅1からの退場回数、が記憶されている。上記未入場とは、いずれかの駅1において退場が検出され、その後、どの駅においても入場が検出されていない状態が未入場である。反対に言うと、いずれかの駅1において入場が検出され、その後、どの駅においても退場が検出されていない状態が未入場でない状態(入場済みの状態)である。
【0094】
この実施形態の情報配信装置21は、上記実施形態で説明したように、駅1への入場者がいない夜間に、登録者5毎に利用区間の両端の2つの駅について、それぞれ入場時、と退場時に配信する配信情報を作成し、配信情報記憶部214に記憶している。
【0095】
図18、図19を参照しながら、この実施形態の情報配信装置21の動作を説明する。図18、図19は、この実施形態の情報配信装置の動作を示すフローチャートである。
【0096】
情報配信装置21は、自動改札機11が出力した通過情報、または鉄道会社のサーバ装置からの障害発生区間が発生したことを通知する発生通知が送信されてくるのを待っている(s41、s42)。情報配信装置21は、通過情報を受信すると、自動改札機11の通路を通った利用者5が登録者5であるかどうかを判定する(s43)。情報配信装置21は、s43で登録者5でないと判定すると、s41に戻る。
【0097】
情報配信装置21は、s43で登録者5であると判定すると、該登録者5が駅1に入場したのか、駅1から退場したのかを判定する(s44)。s44で駅1に入場したと判定すると、登録者5が入場した駅1が利用区間の両端の2つの駅のいずれかであるか、途中駅であるかを判定する(s45)。情報配信装置21は、途中駅でなければ、配信情報記憶部214に記憶している、登録者5が入場した駅1のデータベースから該登録者5の入場時に配信する配信情報を読み出し、該登録者5の個人情報として登録されているメールアドレスに、ここで読み出した配信情報を配信する(s46)。その後、情報配信装置21は、登録者状況記憶部219に登録されている該当する登録者5のレコードについて、前回入場駅を今回登録者5が入場した駅1に更新するとともに、未入場を入場済に更新し(s47)、s41に戻る。
【0098】
また、情報配信装置21は、s44で登録者5が駅1から退場したと判定すると、登録者5が退場した駅1が利用区間の両端の2つの駅のいずれかであるか、途中駅であるかを判定する(s48)。情報配信装置21は、途中駅でなければ、配信情報記憶部214に記憶している、登録者5が退場した駅1のデータベースから該登録者5の退場時に配信する配信情報を読み出し、該登録者5の個人情報として登録されているメールアドレスに読み出した配信情報を配信する(s49)。その後、情報配信装置21は、登録者状況記憶部219に登録されている該当する登録者5のレコードについて、前回退場駅を今回登録者5が退場した駅1に更新するとともに、入場済を未入場に更新し、さらに退場回数を1カウントアップし(s50)、s41に戻る。
【0099】
次に、情報配信装置21がs42で鉄道会社のサーバ装置から障害発生区間の発生通知を受信したときの動作について図19を参照しながら説明する。情報配信装置21は、
▲1▼現在未入場であるかどうか(s51)、
▲2▼未入場であれば、退場回数が奇数回であるかどうか(s52)、
▲3▼退場回数が奇数回であれば前回退場駅を入場駅とした場合の、登録者5の退場駅までの経路を推測し(s53)、
▲4▼s53で推測した経路と、s42で受信した発生通知による障害発生区間と、が重なっているかどうか(s54)、
▲5▼重なっていれば、該登録者5の識別コードを抽出する(s55)、
上記▲1▼〜▲5▼の処理を、登録者状況記憶部219に記憶されている全登録者5について実行する(s56)。
【0100】
通勤、通学に定期券7を利用している利用者5の多くは、朝、自宅近くの駅1に入場し、会社や学校近くの駅1で退場する。また、その日の仕事や授業が終わると、会社や学校近くの駅1に入場し、自宅近く駅で退場する。
【0101】
なお、定期券7の有効区間は自宅近くの駅1と、会社や学校近くの駅1との区間である。
【0102】
このことから、定期券7の利用者5の多くは、1日あたり駅1から2回退場すると判断できる。このため、駅1から退場した回数が奇数回(1回)である利用者5は、もう一度駅1に入場し、列車を利用して移動する可能性が極めて高い。反対に、駅1から退場した回数が偶数回(2回)である利用者5は、もう一度駅1に入場し、列車を利用して移動する可能性が極めて低い。
【0103】
上記▲2▼は、障害発生区間における現在の運行状況を配信する登録者5の中から、もう一度駅1に入場する可能性が極めて低い登録者5を外すことで、障害発生区間における現在の運行状況を配信する登録者5を絞り込むための処理である。
【0104】
また、上記▲3▼では前回退場駅が利用区間の両端の2つの駅のいずれかであれば、該前回退場駅を入場駅とし、利用区間の両端の他方の駅を退場駅とした経路を登録者5が次回するときの経路であると推測する。また、前回退場駅が利用区間の両端の2つの駅のいずれでもない途中駅であれば、前回退場駅を入場駅とし、利用区間の両端の2つの駅をそれぞれ退場駅とした2種類の経路を推測する。
【0105】
また、上記▲4▼では上記実施形態で説明したように、上り線、下り線の種別も含めて、s53で推測した経路と、今回通知された障害発生区間と、が重なっているかどうかが判定される。
【0106】
情報配信装置21は、全登録者5について上記▲1▼〜▲5▼の処理を完了すると、今回通知された障害発生区間における現在の運行状況を示す電子メール本文を作成する(s57)。情報配信装置21は、s55で抽出した識別コード毎に、識別される登録者5の個人情報に登録されているメールアドレスを配信先にして、s57で作成した電子メールの本文を同報配信し(s58)、s41に戻る。
【0107】
このように、この実施形態の情報配信装置21も、上記実施形態の情報配信装置と同様に、運行ダイヤが維持されていない障害発生区間における現在の運行状況を配信する登録者5を効率的に絞り込むことができるので、情報配信装置21本体の負荷の増大を抑えることができ、信頼性を低下させることもない。また、登録者5が障害発生区間における現在の運行状況の配信要求を行わなくても、これから障害発生区間を利用する登録者5に対して、該障害発生区間における現在の運行状況を配信することができ、利用者に対するサービスの向上が図れる。
【0108】
また、登録者状況記憶部219に登録されている各登録者5の退場回数については、情報配信装置21が登録者5毎に利用区間の両端の駅について、それぞれ入場時と、退場時に配信する配信情報を作成する夜間に、クリアするのが好ましい。このようにすれば、例えば前日に1度途中下車した登録者5(1日に3回退場した登録者5)に対して、s52で、もう一度駅1に入場する可能性が極めて低い登録者5であるとする、誤った判断を防止できる。
【0109】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、登録者が障害発生区間における現在の運行状況の配信要求を行わなくても、該障害発生区間を利用する登録者に対して障害発生区間における現在の運行状況を配信することができ、利用者に対するサービスの向上が図れる。また、運行ダイヤが維持されていない障害発生区間における現在の運行を状況を配信する登録者を効率的に絞り込むことができるので、装置本体の負荷の増大が抑えられ、信頼性を低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である情報配信装置を適用した情報配信システムの構成を示す図である。
【図2】定期券に記録されている情報を説明する図である。
【図3】この発明の実施形態である情報配信装置の構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施形態である情報配信装置に記憶されている個人情報を示す図である。
【図5】配信依頼情報を説明する図である。
【図6】移動中登録者情報記憶部に記憶されている、移動中登録者レコードを説明する図である。
【図7】自動改札機の構成を示すブロック図である。
【図8】自動改札機の外観を示す図である。
【図9】配信情報記憶部の構成を示す図である。
【図10】この発明の実施形態である情報配信装置の動作を示すフローチャートである。
【図11】この発明の実施形態である情報配信装置の動作を示すフローチャートである。
【図12】この発明の実施形態である情報配信装置の動作を示すフローチャートである。
【図13】入場駅、乗換駅、退場駅の関係を説明する図である。
【図14】障害発生区間データを説明する図である。
【図15】障害発生区間における現在の運行状況が配信されてきた携帯電話機の表示画面例を示す図である。
【図16】この発明の別の実施形態である情報配信装置の構成を示すブロック図である。
【図17】登録者状況記憶部に記憶されている、登録者状況レコードを説明する図である。
【図18】この発明の別の実施形態である情報配信装置の動作を示すフローチャートである。
【図19】この発明の別の実施形態である情報配信装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−駅
2−情報配信センタ
11−自動改札機
21−情報配信装置

Claims (3)

  1. 利用者の利用区間を示す利用区間情報を取得する利用区間情報取得手段と、
    運行ダイヤが維持されていない状況にある区間を障害発生区間として取得する障害発生区間取得手段と、
    上記障害発生区間取得手段が上記障害発生区間を取得したとき、利用者毎に上記利用区間情報取得手段が取得した利用区間と、上記障害発生区間と、に重なる区間があるかどうかを判定する判定手段と、
    上記利用者の駅からの1日の退場回数をカウントする退場回数カウント手段と、
    上記判定手段が、上記利用区間と上記障害発生区間とに重なる区間があると判定した利用者に応じた配信先に、上記障害発生区間における現在の運行状況を配信する配信手段と、を備え
    さらに、上記配信手段は、上記退場回数カウント手段によるカウント値が奇数でない利用者については、該利用者に応じた配信先に上記障害発生区間における現在の運行状況を配信しない情報配信装置。
  2. 上記退場回数カウント手段によるカウント値を所定のタイミングでクリアする退場回数クリア手段を備えた請求項に記載の情報配信装置。
  3. 上記利用者の前回の退場駅を記憶する前回退場駅記憶手段を備え、
    上記判定手段は、上記前回退場駅記憶手段に記憶されている前回の退場駅を乗車駅とし、上記利用区間と上記障害発生区間とに重なる区間があるかどうかを、上り線、下り線を区別して判定する請求項1または2に記載の情報配信装置。
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