JP3046134B2 - 旅客案内制御システム - Google Patents
旅客案内制御システムInfo
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- JP3046134B2 JP3046134B2 JP4092624A JP9262492A JP3046134B2 JP 3046134 B2 JP3046134 B2 JP 3046134B2 JP 4092624 A JP4092624 A JP 4092624A JP 9262492 A JP9262492 A JP 9262492A JP 3046134 B2 JP3046134 B2 JP 3046134B2
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- guidance
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は旅客輸送を行う鉄道に
おける列車運行管理システムに係り、特に列車の旅客案
内制御に関するものである。
おける列車運行管理システムに係り、特に列車の旅客案
内制御に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は例えば特開平１−２７５２６４号
公報に示された旅客案内制御を含む列車運行管理システ
ムを示すブロック図である。図において、１は全列車の
運行を制御および監視するための中央計算機、２は中央
計算機１と各駅に設置される後述の各装置との間で情報
伝達を行う伝送路、３は各駅に設置され当該駅に入出す
る列車の制御を行う駅制御装置、４は継電連動装置、５
は各種信号機器である。６は伝送路２を介して中央計算
機１から運行ダイヤ（実行ダイヤ）を入力し、（種別）
（行先）等の旅客案内情報を作成する案内管理装置、７
は駅制御装置３からの情報をもとに放送機器８および表
示機器９を制御する駅案内制御装置である。さらに、１
０はダイヤ作成装置であり、運行管理システムに必要な
基本ダイヤを作成し、フレキシブルディスク１１にて中
央計算機１に受け渡される。また図６は、従来の運行管
理システムにおける旅客案内制御のための情報の流れを
示す図であり、図において１２はダイヤ作成装置１０で
作成された基本ダイヤ、１２ａは基本ダイヤ１２のうち
当日の運行ダイヤ（実行ダイヤ）のもととなるもので、
フレキシブルディスク１１にて中央計算機１に受け渡さ
れ格納されている。１３は基本ダイヤ１２ａに変更ダイ
ヤ１４を加味した実行ダイヤである。１５は実行ダイヤ
をもとに作成された旅客案内情報ファイルで、この情報
はそれぞれのタイミングで案内表示１６、案内放送１７
として出力される。
公報に示された旅客案内制御を含む列車運行管理システ
ムを示すブロック図である。図において、１は全列車の
運行を制御および監視するための中央計算機、２は中央
計算機１と各駅に設置される後述の各装置との間で情報
伝達を行う伝送路、３は各駅に設置され当該駅に入出す
る列車の制御を行う駅制御装置、４は継電連動装置、５
は各種信号機器である。６は伝送路２を介して中央計算
機１から運行ダイヤ（実行ダイヤ）を入力し、（種別）
（行先）等の旅客案内情報を作成する案内管理装置、７
は駅制御装置３からの情報をもとに放送機器８および表
示機器９を制御する駅案内制御装置である。さらに、１
０はダイヤ作成装置であり、運行管理システムに必要な
基本ダイヤを作成し、フレキシブルディスク１１にて中
央計算機１に受け渡される。また図６は、従来の運行管
理システムにおける旅客案内制御のための情報の流れを
示す図であり、図において１２はダイヤ作成装置１０で
作成された基本ダイヤ、１２ａは基本ダイヤ１２のうち
当日の運行ダイヤ（実行ダイヤ）のもととなるもので、
フレキシブルディスク１１にて中央計算機１に受け渡さ
れ格納されている。１３は基本ダイヤ１２ａに変更ダイ
ヤ１４を加味した実行ダイヤである。１５は実行ダイヤ
をもとに作成された旅客案内情報ファイルで、この情報
はそれぞれのタイミングで案内表示１６、案内放送１７
として出力される。
【０００３】次に動作について説明する。まず、中央計
算機１はダイヤ作成装置１０で作成された基本ダイヤ１
２をフレキシブルディスク１１にて入力し、これに臨時
列車増発等の当日変更分のダイヤ情報である変更ダイヤ
１４を重畳して当日運行される実行ダイヤ１３を作成す
る。実行ダイヤ１３は伝送路２を介して案内管理装置６
および各駅の駅制御装置３に送られる。案内管理装置６
はこの実行ダイヤをもとに各駅での全列車の旅客案内情
報を作成し記憶する。続いて、各駅での旅客案内情報
を、案内するタイミングの早い順に、各駅の駅案内制御
装置７に予め伝送しておく。以上により、旅客案内制御
を行うための準備が完了する。駅案内制御装置７は、案
内するタイミングが１位である列車の案内表示を行う。
また、継電連動装置４からの列車位置情報をもとに接近
放送を行ったり、記憶している該列車の出発時刻から出
発放送を行い、該列車が出発した後には、案内するタイ
ミングが２位であった列車を１位に更新して案内表示を
行う。
算機１はダイヤ作成装置１０で作成された基本ダイヤ１
２をフレキシブルディスク１１にて入力し、これに臨時
列車増発等の当日変更分のダイヤ情報である変更ダイヤ
１４を重畳して当日運行される実行ダイヤ１３を作成す
る。実行ダイヤ１３は伝送路２を介して案内管理装置６
および各駅の駅制御装置３に送られる。案内管理装置６
はこの実行ダイヤをもとに各駅での全列車の旅客案内情
報を作成し記憶する。続いて、各駅での旅客案内情報
を、案内するタイミングの早い順に、各駅の駅案内制御
装置７に予め伝送しておく。以上により、旅客案内制御
を行うための準備が完了する。駅案内制御装置７は、案
内するタイミングが１位である列車の案内表示を行う。
また、継電連動装置４からの列車位置情報をもとに接近
放送を行ったり、記憶している該列車の出発時刻から出
発放送を行い、該列車が出発した後には、案内するタイ
ミングが２位であった列車を１位に更新して案内表示を
行う。
【０００４】ここで、従来の旅客案内情報の詳細内容に
ついて述べる。前述したように、旅客案内情報は実行ダ
イヤ１３をもとに作られる。実行ダイヤ中の列車情報に
は、例えば、列車毎の列車番号、始発駅、行先駅、列車
種別、車両数、各駅の使用番線、各駅の着発時刻、前後
の列車リンク情報、入出庫情報、車両の増結、解放情
報、列車の分割、併合情報、車両交換情報、接続情報、
各駅の停車、通過情報、および運転、運休情報がある。
これらは本来、列車運行管理システムの信号制御および
列車追跡に必要な情報であるが、このうち旅客案内に必
要な情報を抽出し、旅客案内情報ファイル１５として案
内管理装置６に渡される。旅客案内情報としては、例え
ば「第２０回鉄道におけるサイバネティクス・シンポジ
ウム論文集」（１９８３）Ｐ２５〜Ｐ２９に示されるよ
うに、まず「行先」があり、他にはせいぜい「種別」
「最終」情報を含む表示および放送にとどまっている。
ついて述べる。前述したように、旅客案内情報は実行ダ
イヤ１３をもとに作られる。実行ダイヤ中の列車情報に
は、例えば、列車毎の列車番号、始発駅、行先駅、列車
種別、車両数、各駅の使用番線、各駅の着発時刻、前後
の列車リンク情報、入出庫情報、車両の増結、解放情
報、列車の分割、併合情報、車両交換情報、接続情報、
各駅の停車、通過情報、および運転、運休情報がある。
これらは本来、列車運行管理システムの信号制御および
列車追跡に必要な情報であるが、このうち旅客案内に必
要な情報を抽出し、旅客案内情報ファイル１５として案
内管理装置６に渡される。旅客案内情報としては、例え
ば「第２０回鉄道におけるサイバネティクス・シンポジ
ウム論文集」（１９８３）Ｐ２５〜Ｐ２９に示されるよ
うに、まず「行先」があり、他にはせいぜい「種別」
「最終」情報を含む表示および放送にとどまっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の旅客案内制御シ
ステムは以上のように構成されているので、鉄道利用客
に対して必要最小限の情報しか提供しておらず、利用客
が目的の駅により早く到着するために、他列車との関連
情報である先着、乗り換え、接続情報等を知るために
は、事前に時刻表で調べておくか、駅員に確認しなけれ
ばならなかった。逆に、利用客に対して先着、乗り換
え、接続情報等を表示および放送するためには、駅の係
員が実際の列車運行に合わせて該当情報を選択し、表示
器に手動で出力しなければならなかった。
ステムは以上のように構成されているので、鉄道利用客
に対して必要最小限の情報しか提供しておらず、利用客
が目的の駅により早く到着するために、他列車との関連
情報である先着、乗り換え、接続情報等を知るために
は、事前に時刻表で調べておくか、駅員に確認しなけれ
ばならなかった。逆に、利用客に対して先着、乗り換
え、接続情報等を表示および放送するためには、駅の係
員が実際の列車運行に合わせて該当情報を選択し、表示
器に手動で出力しなければならなかった。
【０００６】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、他列車との関連情報である先
着、乗り換え、接続情報等、付加価値の高い案内情報を
鉄道利用客に提供できる旅客案内装置を得ることを目的
とする。
ためになされたもので、他列車との関連情報である先
着、乗り換え、接続情報等、付加価値の高い案内情報を
鉄道利用客に提供できる旅客案内装置を得ることを目的
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係る旅客案内
制御システムは、基本ダイヤ作成段階で基本ダイヤをも
とに、各列車に対して（先着）（乗り換え）等の他列車
との関連情報を示す付帯案内情報をオフラインで作成す
る手段を備えたものである。また、付帯案内情報とし
て、他列車先着案内、自列車先着案内、乗車案内、乗り
換え案内等、基本ダイヤから作成可能な案内情報を作成
するものである。
制御システムは、基本ダイヤ作成段階で基本ダイヤをも
とに、各列車に対して（先着）（乗り換え）等の他列車
との関連情報を示す付帯案内情報をオフラインで作成す
る手段を備えたものである。また、付帯案内情報とし
て、他列車先着案内、自列車先着案内、乗車案内、乗り
換え案内等、基本ダイヤから作成可能な案内情報を作成
するものである。
【０００８】この発明における付帯案内情報作成手段に
よって作成された付帯案内情報は、実際の列車運行に対
応して（行先）（種別）等の単一列車情報を示す旅客案
内情報とともに案内制御に利用される。また、基本ダイ
ヤから作成可能な案内情報が付帯案内情報として作成さ
れる。
よって作成された付帯案内情報は、実際の列車運行に対
応して（行先）（種別）等の単一列車情報を示す旅客案
内情報とともに案内制御に利用される。また、基本ダイ
ヤから作成可能な案内情報が付帯案内情報として作成さ
れる。
【０００９】
実施例１．以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図１は本発明における旅客案内制御のための情報
の流れを示す図であり、図において、１１〜１７は従来
のものと同一部分を示す。１８はダイヤ作成装置で作成
された付帯案内情報ファイルで、フレキシブルディスク
１９の形で中央計算機に受け渡される（１８ａ）。１８
ｂは付帯案内情報ファイル１８ａに更に実行ダイヤ１３
に対応した修正を加えた付帯案内情報ファイルで、これ
は案内管理装置６に格納される（１８ｃ）。１９は旅客
案内表示のうち付帯案内情報の表示例を示している。
する。図１は本発明における旅客案内制御のための情報
の流れを示す図であり、図において、１１〜１７は従来
のものと同一部分を示す。１８はダイヤ作成装置で作成
された付帯案内情報ファイルで、フレキシブルディスク
１９の形で中央計算機に受け渡される（１８ａ）。１８
ｂは付帯案内情報ファイル１８ａに更に実行ダイヤ１３
に対応した修正を加えた付帯案内情報ファイルで、これ
は案内管理装置６に格納される（１８ｃ）。１９は旅客
案内表示のうち付帯案内情報の表示例を示している。
【００１０】次に動作について説明する。まず、付帯案
内の内容について述べる。付帯案内としては、基本ダイ
ヤ１２から作成可能なさまざまな案内情報が対象とでき
るが、ここでは他列車先着案内、自列車先着案内、乗車
案内、および乗り換え案内の４種類について説明する。
他列車先着案内とは、図２（ａ）に示すように、後続の
Ｂ列車がＹ駅でＡ列車を追い越して、その先のＳ駅には
Ｂ列車が先着する場合に行われる案内で、Ｘ駅でＡ列車
に対して、”Ｓには後の（種別）が先着”のように表示
及び放送する。自列車先着案内には、図２（ｂ）に示す
Ａ列車とＢ列車の関係の場合と、Ｃ列車とＤ列車の関係
の場合との２通りの場合がある。まずＡ列車とＢ列車の
関係であるが、Ｓ駅までＡ列車は後続のＢ列車に追い越
されない場合である。またＣ列車とＤ列車の関係である
が、Ｃ列車は先のＹ駅でＤ列車に追い越されるが、Ｄ列
車が他の路線へ行ってしまってＳ駅には行かない場合、
またはＳ駅を通過する場合である。自列車先着案内はこ
の２通りの場合に行われる案内で、Ｘ駅でＡ（Ｃ）列車
に対して、”Ｓにはこの列車が先着”のように表示及び
放送する。乗車案内とは、図２（ｃ）に示すように、Ａ
列車は主要駅Ｔまで行かないが後続のＢ列車は行く場合
に行われる案内で、Ｘ駅でＡ列車に対して、”（種別）
Ｔ行きはこのホームでお待ち下さい”のように表示及び
放送する。乗り換え案内とは、図２（ｄ）に示すよう
に、Ａ列車が先のＹ駅でＢ列車に追い越されＳ駅にはＢ
列車が先着する場合で、しかもＢ列車はＸ駅は通過しＹ
駅には停車する時に行われる案内で、Ｘ駅でＡ列車に対
して、”ＳにはＹで（Ｂの種別）に乗り換え”のように
表示及び放送する。
内の内容について述べる。付帯案内としては、基本ダイ
ヤ１２から作成可能なさまざまな案内情報が対象とでき
るが、ここでは他列車先着案内、自列車先着案内、乗車
案内、および乗り換え案内の４種類について説明する。
他列車先着案内とは、図２（ａ）に示すように、後続の
Ｂ列車がＹ駅でＡ列車を追い越して、その先のＳ駅には
Ｂ列車が先着する場合に行われる案内で、Ｘ駅でＡ列車
に対して、”Ｓには後の（種別）が先着”のように表示
及び放送する。自列車先着案内には、図２（ｂ）に示す
Ａ列車とＢ列車の関係の場合と、Ｃ列車とＤ列車の関係
の場合との２通りの場合がある。まずＡ列車とＢ列車の
関係であるが、Ｓ駅までＡ列車は後続のＢ列車に追い越
されない場合である。またＣ列車とＤ列車の関係である
が、Ｃ列車は先のＹ駅でＤ列車に追い越されるが、Ｄ列
車が他の路線へ行ってしまってＳ駅には行かない場合、
またはＳ駅を通過する場合である。自列車先着案内はこ
の２通りの場合に行われる案内で、Ｘ駅でＡ（Ｃ）列車
に対して、”Ｓにはこの列車が先着”のように表示及び
放送する。乗車案内とは、図２（ｃ）に示すように、Ａ
列車は主要駅Ｔまで行かないが後続のＢ列車は行く場合
に行われる案内で、Ｘ駅でＡ列車に対して、”（種別）
Ｔ行きはこのホームでお待ち下さい”のように表示及び
放送する。乗り換え案内とは、図２（ｄ）に示すよう
に、Ａ列車が先のＹ駅でＢ列車に追い越されＳ駅にはＢ
列車が先着する場合で、しかもＢ列車はＸ駅は通過しＹ
駅には停車する時に行われる案内で、Ｘ駅でＡ列車に対
して、”ＳにはＹで（Ｂの種別）に乗り換え”のように
表示及び放送する。
【００１１】次に、ダイヤ作成時に付帯案内情報を作成
する動作について図３を参照しながら述べる。図３は基
本ダイヤ１２より付帯案内情報を検索するアルゴリズム
を示すフローチャートである。まず、検索する対象列車
Ａ1を決定（Ｓ１）した後、他の列車情報をすべて調
べ、列車Ａ1が他の列車に追い越されるかどうかを見つ
けて、（追い越される駅、追い越し列車、通過／停車の
いづれで追い越すか）の情報集合を作成する（Ｓ２）。
次に、列車Ａ1の行路途上駅Ｘ1を抽出し（Ｓ３）、駅Ｘ
1について他列車先着情報、自列車先着情報、乗車案内
情報および乗り換え案内情報を検索する（Ｓ４〜Ｓ
７）。この検索によって作成される情報集合は、案内種
別、追い越し等を行う関連列車、案内関連駅（案内する
乗り換え駅等）などである。一列車（Ａ1）に対しひと
つの駅（Ｘ1）での案内情報が複数作成される場合もあ
るので、そのうち優先する情報を抽出するロジックを働
かせ、抽出された情報を列車Ａ1の駅Ｘ1における付帯案
内情報としてファイル１８に格納される（Ｓ８）。以上
の動作を全列車の全途上駅に対して行う（Ｓ９〜Ｓ１
２）。
する動作について図３を参照しながら述べる。図３は基
本ダイヤ１２より付帯案内情報を検索するアルゴリズム
を示すフローチャートである。まず、検索する対象列車
Ａ1を決定（Ｓ１）した後、他の列車情報をすべて調
べ、列車Ａ1が他の列車に追い越されるかどうかを見つ
けて、（追い越される駅、追い越し列車、通過／停車の
いづれで追い越すか）の情報集合を作成する（Ｓ２）。
次に、列車Ａ1の行路途上駅Ｘ1を抽出し（Ｓ３）、駅Ｘ
1について他列車先着情報、自列車先着情報、乗車案内
情報および乗り換え案内情報を検索する（Ｓ４〜Ｓ
７）。この検索によって作成される情報集合は、案内種
別、追い越し等を行う関連列車、案内関連駅（案内する
乗り換え駅等）などである。一列車（Ａ1）に対しひと
つの駅（Ｘ1）での案内情報が複数作成される場合もあ
るので、そのうち優先する情報を抽出するロジックを働
かせ、抽出された情報を列車Ａ1の駅Ｘ1における付帯案
内情報としてファイル１８に格納される（Ｓ８）。以上
の動作を全列車の全途上駅に対して行う（Ｓ９〜Ｓ１
２）。
【００１２】本ロジックは全列車の全途上駅に対して検
索するために時間がかかるので、ダトヤ作成装置１０等
のオフライン計算機で行う。このようにオフライン計算
機で作成することにより、多様な付帯案内情報を作成す
ることができ、付加価値の高い旅客案内サービスを行う
ことができるのである。また、中央計算機において変更
ダイヤ１４によって基本ダイヤ１２ａが変更（実行ダイ
ヤ１３作成）される場合、当然付帯案内情報ファイル１
８ａも変更が必要となるが、上記の検索時間がかかると
いう理由から、該当する付帯案内情報はクリア（空）す
るものとし、このようにして実行ダイヤ１３に対応する
付帯案内情報ファイル１８ｂが作成される。実行ダイヤ
１３に対応する付帯案内情報ファイル１８ｂは案内管理
装置６に格納され（１８ｃ）、実際の列車運行に応じた
タイミングで、旅客案内情報１５とともに、例えば”
（行先）へは（途上駅）で急行に乗り換え”のように表
示および放送される。
索するために時間がかかるので、ダトヤ作成装置１０等
のオフライン計算機で行う。このようにオフライン計算
機で作成することにより、多様な付帯案内情報を作成す
ることができ、付加価値の高い旅客案内サービスを行う
ことができるのである。また、中央計算機において変更
ダイヤ１４によって基本ダイヤ１２ａが変更（実行ダイ
ヤ１３作成）される場合、当然付帯案内情報ファイル１
８ａも変更が必要となるが、上記の検索時間がかかると
いう理由から、該当する付帯案内情報はクリア（空）す
るものとし、このようにして実行ダイヤ１３に対応する
付帯案内情報ファイル１８ｂが作成される。実行ダイヤ
１３に対応する付帯案内情報ファイル１８ｂは案内管理
装置６に格納され（１８ｃ）、実際の列車運行に応じた
タイミングで、旅客案内情報１５とともに、例えば”
（行先）へは（途上駅）で急行に乗り換え”のように表
示および放送される。
【００１３】実施例２．なお、上記実施例では案内管理
装置６を別に設けたものを示したが、図４に示すよう
に、運行管理システムで直接放送機器８および表示機器
９を駆動するようにしても同様の効果がある。
装置６を別に設けたものを示したが、図４に示すよう
に、運行管理システムで直接放送機器８および表示機器
９を駆動するようにしても同様の効果がある。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば行先、
種別等の単一列車情報を示す旅客案内情報とともに、先
着、乗り換え、接続情報等の他列車との関連情報を示す
付帯案内情報を基本ダイヤ作成時にオフラインで作成す
るので、鉄道利用客に対して付帯案内情報を付加した旅
客案内情報を表示および放送でき、付加価値の高い情報
サービスを提供できる効果がある。 また、他列車先着案
内、自列車先着案内、乗車案内、乗り換え案内等、基本
ダイヤから作成可能な案内情報を付帯案内情報として作
成するので、より付加価値の高い情報を提供できる。
種別等の単一列車情報を示す旅客案内情報とともに、先
着、乗り換え、接続情報等の他列車との関連情報を示す
付帯案内情報を基本ダイヤ作成時にオフラインで作成す
るので、鉄道利用客に対して付帯案内情報を付加した旅
客案内情報を表示および放送でき、付加価値の高い情報
サービスを提供できる効果がある。 また、他列車先着案
内、自列車先着案内、乗車案内、乗り換え案内等、基本
ダイヤから作成可能な案内情報を付帯案内情報として作
成するので、より付加価値の高い情報を提供できる。
【図１】この発明の実施例１による旅客案内制御のため
の情報の流れを示す図である。
の情報の流れを示す図である。
【図２】付帯案内の内容を説明するための列車の動きを
示す図である。
示す図である。
【図３】付帯案内情報を検索するアルゴリズムを示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図４】実施例２による旅客案内制御システムを示す構
成図である。
成図である。
【図５】旅客案内制御を含む運行管理システムを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図６】従来の旅客案内制御システムによる案内制御の
ための情報の流れを示す図である。
ための情報の流れを示す図である。
１ 中央計算機 ２ 伝送路 ３ 駅制御装置 ６ 案内管理装置 ７ 駅案内制御装置 １０ ダイヤ作成装置 １２、１２ａ 基本ダイヤ １５ 旅客案内情報 １８、１８ａ、１８ｂ、１８ｃ 付帯案内情報ファイル
Claims (2)
- 【請求項１】 列車運行管理システムにおける制御用の
基本ダイヤを作成するダイヤ作成装置、全列車の運行を
制御する運行管理中央計算機、基本ダイヤをもとに、各
列車に対して（種別）（行先）等の単一列車情報を示す
旅客案内情報を作成して管理する案内管理手段、各駅に
設置される駅案内制御装置、および上記案内管理手段と
上記駅案内制御装置との間で情報授受を行うための伝送
路を設けた旅客案内制御システムにおいて、 基本ダイヤ作成段階で、基本ダイヤをもとに、各列車に
対して（先着）（乗り換え）等の他列車との関連情報を
示す付帯案内情報をオフラインで作成する手段を備え、
旅客案内情報の他に付帯案内情報を付加した旅客案内サ
ービスを行うことを特徴とする旅客案内制御システム。 - 【請求項２】 付帯案内情報として、他列車先着案内、
自列車先着案内、乗車案内、乗り換え案内等、基本ダイ
ヤから作成可能な案内情報を作成することを特徴とする
請求項１記載の旅客案内制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092624A JP3046134B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 旅客案内制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4092624A JP3046134B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 旅客案内制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05286440A JPH05286440A (ja) | 1993-11-02 |
| JP3046134B2 true JP3046134B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=14059600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4092624A Expired - Lifetime JP3046134B2 (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 旅客案内制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3046134B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4785275B2 (ja) * | 2001-06-04 | 2011-10-05 | 東芝プラントシステム株式会社 | 列車運行時刻表管理システム |
| JP2007276553A (ja) * | 2006-04-04 | 2007-10-25 | Hitachi Ltd | 旅客案内装置に対する表示制御方法 |
| JP4858200B2 (ja) * | 2007-02-06 | 2012-01-18 | 株式会社日立製作所 | 駅の乗り換え案内情報表示方法および乗り換え案内情報作成装置 |
| JP5219222B2 (ja) * | 2009-07-17 | 2013-06-26 | 日本信号株式会社 | 列車運行情報報知装置 |
| JP6075942B2 (ja) | 2011-09-30 | 2017-02-08 | 日本信号株式会社 | 列車案内放送システム |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP4092624A patent/JP3046134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05286440A (ja) | 1993-11-02 |
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