JPH06247306A - 駅案内自動放送装置 - Google Patents

駅案内自動放送装置

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JPH06247306A
JPH06247306A JP3557993A JP3557993A JPH06247306A JP H06247306 A JPH06247306 A JP H06247306A JP 3557993 A JP3557993 A JP 3557993A JP 3557993 A JP3557993 A JP 3557993A JP H06247306 A JPH06247306 A JP H06247306A
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JP
Japan
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time
broadcast
train
broadcasting
station
Prior art date
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Pending
Application number
JP3557993A
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English (en)
Inventor
Akihiko Furuhata
畑 昭 彦 古
Nobuyoshi Inada
田 信 義 稲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Transport Engineering Inc filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH06247306A publication Critical patent/JPH06247306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 列車がホームに進入する一定時間前に、必ず
放送を終了させるようにする。 【構成】 列車速度演算手段7は、列車1がセンサー
3,4間を通過する時間T1 から列車速度Vを演算す
る。進入時間演算手段7は、この列車速度Vから、列車
1が基準位置を通過してからホーム2に進入するまでの
時間T2 を演算する。放送時間演算手段9は、これから
放送するメッセージの内容から放送時間T3 を演算す
る。列車1がホーム2に進入する3秒前に放送を終了さ
せたい場合、放送制御手段10は、列車1が基準位置を
通過してから(T2 −T3 −3)秒後に放送を開始す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駅のホーム等で案内放
送を行う駅案内自動放送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、駅のホームにおいては、駅員によ
る肉声の放送に代わって自動放送装置による放送が行な
われるようになってきた。このような放送は、当初、列
車の接近を告げるだけの簡易放送的なものであったが、
次第に、列車の停車や通過だけでなく、列車の種別や行
き先など種々のメッセージが放送されるようになってき
た。
【0003】そして、従来の自動放送装置では、列車の
接近に伴う駅ホーム手前の軌道回路の変化を検出し、こ
の変化の検出を放送開始の条件としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、列車のホーム
への進入速度は必ずしも一定ではなく、また、放送文章
の内容により放送時間もその都度異なったものになるの
に対し、従来の自動放送装置では、放送開始のタイミン
グが固定されたものになっていた。
【0005】そのため、放送終了後しばらく経っても列
車が来なかったり、あるいは逆に、放送が終了しないう
ちに列車がホームに進入してしまうという事態が生じた
りしていた。さらに、ラッシュ時のように、列車が断続
的にホームに進入してくるような場合には、前の列車が
まだホームに停車している状態で、次にくる列車につい
ての放送が開始されてしまうということがあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、列車がホームに進入する一定時間前に、必ず放送
を終了させることができる駅案内自動放送装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、請求項1記載の発明にあって
は、鉄道駅に接近してくる列車の検知に基いて案内放送
を行う駅案内自動放送装置において、前記鉄道駅手前に
設置した車両検知センサーからの信号に基き列車速度を
演算する列車速度演算手段と、前記演算された列車速度
に基き、列車が鉄道駅手前の基準位置を通過してから鉄
道駅に進入するまでの時間を演算する進入時間演算手段
と、前記案内放送のメッセージ内容に基き、放送時間を
演算する放送時間演算手段と、前記進入時間演算手段で
演算された進入時間と、前記放送時間演算手段で演算さ
れた放送時間との比較に基いて、鉄道駅に列車が進入す
る所定時間前に前記案内放送が終了するように放送を開
始する放送制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0008】また、請求項2記載の発明にあっては、鉄
道駅に接近してくる列車の検知に基いて案内放送を行う
駅案内自動放送装置において、前記鉄道駅手前に設置し
た構内信号器の現示状態を検出する信号現示検出手段
と、前記検出された現示状態に基き、列車が鉄道駅手前
の基準位置を通過してから鉄道駅に進入するまでの時間
を演算する進入時間演算手段と、前記案内放送のメッセ
ージ内容に基き、放送時間を演算する放送時間演算手段
と、前記進入時間演算手段で演算された進入時間と、前
記放送時間演算手段で演算された放送時間との比較に基
いて、鉄道駅に列車が進入する所定時間前に前記案内放
送が終了するように放送を開始する放送制御手段と、を
備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明の構成において、列車が車
両検知センサーの設置されている地点を通過すると列車
速度演算手段が列車速度を演算する。進入時間演算手段
は、この列車速度に基き、予め定めてある基準位置を列
車が通過してから鉄道駅に進入するまでの時間を演算す
る。
【0010】一方、放送時間演算手段は、これから行な
われようとする案内放送のメッセージ内容に基いて放送
時間を演算する。
【0011】放送制御手段は、これら進入時間と放送時
間との比較に基き、列車が鉄道駅に進入する所定時間前
に放送が終了するような時点を選んで放送を開始する。
【0012】また、請求項2記載の発明の構成におい
て、信号現示検出手段は、常時、鉄道駅手前に設置した
構内信号器の現示状態を検出している。進入時間演算手
段は、この現示状態に基き、予め定めてある基準位置を
列車が通過してから鉄道駅に進入するまでの時間を演算
する。そして、放送時間演算手段及び放送制御手段は、
上記した請求項1記載の発明と同様の動作を行う。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基い
て説明する。図1は請求項1記載の発明の実施例の構成
を示すブロック図である。図1において、列車1はホー
ム2に向かって進行しており、ホーム2の手前には車両
検知センサー3,4,5が設置されている。
【0014】車両検知センサー3,4は、2点間の通過
時間から列車速度を演算するために設置されたものであ
る。車両検知センサー5は、ホーム手前の予め定められ
た基準位置に設置されたものであり、この位置から列車
がホーム2に進入するまでの時間が本実施例における放
送制御の基礎となる。
【0015】自動放送装置6は、列車速度演算手段7,
進入時間演算手段8,放送時間演算手段9,放送制御手
段10により構成されている。そして、ホーム2に設置
されたスピーカ11は、放送制御手段10からの信号の
入力に基き案内放送を行うようになっている。
【0016】次に、図1の動作を図3のフローチャート
に基き説明する。列車速度演算手段7は、センサー3か
ら列車1の通過検出信号を入力すると、自己に内蔵して
いるタイマのカウントを開始し(ステップ1,2)、次
いで、センサー4から列車1の通過検出信号を検出する
とタイマのカウントを終了する(ステップ3,4)。こ
のときカウントされた時間がT1 であったとすると、セ
ンサー3,4時間の距離L1 は予めわかっているので、
列車速度演算手段7は、列車速度Vを、V=L1 /T1
の式により演算する(ステップ5)。
【0017】進入時間演算手段8は、この列車速度Vに
基き、列車1が基準位置を通過してからホーム2に進入
するまでの時間T2 を演算する(ステップ6)。このと
き時間T2 の演算は、基準位置からホーム2までの距離
をL2 として、T2 =L2 /Vの式によりその都度演算
してもよく、あるいは、一定速度刻み(例えば、5〔K
m/h〕毎)の各速度に対応した時間T2 を予めデータ
として記憶し、最も近い時間T2 を選択するようにして
もよい。但し、列車1は、ある地点を過ぎると、ホーム
2に接近するにしたがって減速するので、減速開始位置
からは、列車速度Vを減速度に応じて小さく取りながら
演算する必要がある。
【0018】放送時間演算手段9は、予め与えられてい
る列車情報等から放送すべきメッセージ内容を決定し、
その放送文章の放送時間T3 を演算する(ステップ
7)。この放送時間T3 は、例えば、放送種別(車種、
行き先、車両数、停車パターン等)毎に、放送文書を構
成する各パラメータの値に対応した各放送時間を予めデ
ータとして記憶しておき、そのときに放送すべき放送文
章の各パラメータ(例えば、「各駅停車」、「東京行
き」、「6両編成」等)に対応する各放送時間を合計す
ることによって求めることができる。
【0019】次いで、放送制御手段10は、進入時間T
2 と放送時間T3 とから、放送開始時点を決定し、その
時点を自己のタイマにセットする(ステップ8)。例え
ば、列車1がホーム2に進入する3秒前に放送を終了さ
せようとする場合には、列車1が基準位置を通過してか
ら(T2 −T3 −3)秒後が放送開始時点となる。
【0020】この後、放送制御手段10は、センサー5
からの信号により列車1が基準位置を通過したことを検
知するとタイマのカウントを開始し(ステップ9,1
0)、タイマがカウントアップした時点すなわち(T2
−T3 −3)秒後に放送出力を行う(ステップ11,1
2)。
【0021】次に、請求項2記載の発明の実施例を図2
に基き説明する。この実施例の自動放送装置6Aでは、
列車1がホーム2に進入する時間T2 を、列車速度では
なく、構内信号器の現示状態から算出するようにしてい
る。
【0022】すなわち、信号現示検出手段13は、構内
信号器12からの信号を入力し、その現示状態を示す検
出信号を進入時間演算手段10に出力している。進入時
間演算手段8は、信号器12の現示状態に応じた時間T
2 をデータとして記憶しており、信号現示検出手段13
からの検出信号に基き、その時の現示状態に応じた進入
時間T2 を放送制御手段10に出力している。
【0023】例えば、この進入時間T2 は、信号器12
の現示状態がYY(黄信号が2つ点灯)なら50秒、Y
(黄信号)から40秒、G(青信号)なら20秒とな
る。
【0024】なお、上記自動放送装置6,6Aを用いた
システムを異なる駅において採用する場合、センサー
3,4間の距離L1 、センサー5とホーム2との間の距
離L2を常に固定した値としておけば、装置の出荷時点
においても、保守点検時においても、放送タイミングに
関する要素の調整が非常に容易になる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、列車速度と放送されるメッセージの長さとから最
適な時点で放送を開始する構成とし、また、請求項2記
載の発明によれば、信号現示状態と放送されるメッセー
ジの長さとから最適な時点で放送を開始する構成として
いるので、列車が進入する一定時間前に、必ず放送を終
了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例の構成を示すブロ
ック図。
【図2】請求項2記載の発明の実施例の構成を示すブロ
ック図。
【図3】図1の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 列車 2 ホーム 3,4,5 車両検知センサー 6,6A 自動放送装置 7 列車速度演算手段 8 進入時間演算手段 9 放送時間演算手段 10 放送制御手段 11 スピーカ 12 構内信号器 13 信号現示検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲 田 信 義 東京都府中市東芝町1 株式会社東芝府中 工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道駅に接近してくる列車の検知に基いて
    案内放送を行う駅案内自動放送装置において、 前記鉄道駅手前に設置した車両検知センサーからの信号
    に基き列車速度を演算する列車速度演算手段と、 前記演算された列車速度に基き、列車が鉄道駅手前の基
    準位置を通過してから鉄道駅に進入するまでの時間を演
    算する進入時間演算手段と、 前記案内放送のメッセージ内容に基き、放送時間を演算
    する放送時間演算手段と、 前記進入時間演算手段で演算された進入時間と、前記放
    送時間演算手段で演算された放送時間との比較に基い
    て、鉄道駅に列車が進入する所定時間前に前記案内放送
    が終了するように放送を開始する放送制御手段と、を備
    えたことを特徴とする駅案内自動放送装置。
  2. 【請求項2】鉄道駅に接近してくる列車の検知に基いて
    案内放送を行う駅案内自動放送装置において、 前記鉄道駅手前に設置した構内信号器の現示状態を検出
    する信号現示検出手段と、 前記検出された現示状態に基き、列車が鉄道駅手前の基
    準位置を通過してから鉄道駅に進入するまでの時間を演
    算する進入時間演算手段と、 前記案内放送のメッセージ内容に基き、放送時間を演算
    する放送時間演算手段と、 前記進入時間演算手段で演算された進入時間と、前記放
    送時間演算手段で演算された放送時間との比較に基い
    て、鉄道駅に列車が進入する所定時間前に前記案内放送
    が終了するように放送を開始する放送制御手段と、を備
    えたことを特徴とする駅案内自動放送装置。
JP3557993A 1993-02-24 1993-02-24 駅案内自動放送装置 Pending JPH06247306A (ja)

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JP3557993A JPH06247306A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 駅案内自動放送装置

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JP (1) JPH06247306A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0989408A1 (de) * 1998-09-24 2000-03-29 Vossloh MAN Systemelektronik GmbH Verfahren zum Ermitteln der Verzögerung bzw. des Anhaltens eines bewegten Gegenstandes, Vorrichtung zur Durchführung dieses Verfahrens sowie Verwendung dieses Verfahrens und dieser Vorrichtung
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