JPH0130198B2 - - Google Patents

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JPH0130198B2
JPH0130198B2 JP17119480A JP17119480A JPH0130198B2 JP H0130198 B2 JPH0130198 B2 JP H0130198B2 JP 17119480 A JP17119480 A JP 17119480A JP 17119480 A JP17119480 A JP 17119480A JP H0130198 B2 JPH0130198 B2 JP H0130198B2
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JP17119480A
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Takashi Yamamoto
Yoshihito Sakakibara
Akihiko Nakamura
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は都市の路線バスにおけるバス運行の実
状を改善できるように構成したバス運行管理制御
装置に関するものである。
[発明の背景] 近年、車両に対するエネルギーの節約と使用効
率向上に一層の努力が払われ、慢性的石油危機に
対応しようとする気運は固りつつある。その一環
として、ガソリン消費の観点より大量公共輪送機
関である電車、バス利用を見直す努力がなされて
いる。特に公共道路を走行する路線設定の自由な
バスについて、その利便性を高める必要があるこ
とは衆目の一致する方向である。
路線バスにおいては、冷房装置を備えるものも
現出し、乗客に対する配慮は十分払われるように
なつてきており、本来の課題である正常な運行に
対しては、バス優先の専用レーン、大規模バス専
用ターミナルの設置などによつて、その機能の回
復、向上を各界の協力によつて図つてきており、
更に乗客に対するサービスとして、発着するバス
についての情報の提供、特にバス接近案内表示シ
ステムによる到着予告特許第980073号(特公昭54
−11878号公報参照)が最近実現するに至つてい
る。
このようなシステムの現出により乗客のいら立
ち感が幾分解消する方向にあるとの報告もあり、
乗客へのサービスは向上の方向にあるように考え
られるが、これは単に乗車利用者への情報提供に
とどまつており、バス事業体側における、経営改
善に直接係わりあつて、役立つものは含まれてい
ないと考えられる。
バス事業の現状は、ますます、バス運行自体の
管理積極化が必要と考えられる。
特に、バス路線の改廃やバスと鉄道との補間関
係の調整に伴い、バス路線をゾーン別に区分け
し、1つのゾーンから他のゾーンへ、あるゾーン
のバスから鉄道への乗継ぎを含むような場合、こ
れらゾーンとゾーンの間およびゾーンと鉄道との
間におけるバスとバスあるいはバスと鉄道との好
適な接続がバスの利便性にそのまゝつながるもの
であつてみれば、一層このような点に運行管理の
ポイントを置き、積極的にバス運行を管理し、大
きな狂いのないようなバスの運行を維持すること
が重要な課題となる。特にバスと鉄道との接続、
乗継時には、バス運行間隔の不揃い(団子運転)
にならぬことがほぼ定時間間隔で運行されている
鉄道運行との整合を保つことになる。なぜなら、
鉄道の降車客はほぼ一定の時間感覚で到着するの
に、バスがそうでなければ、バス乗車の場合乗り
残しを生じるからである。
鉄道においては早くから運行間隔制御や運行指
示制御が実用化されており、新幹線において採用
されている集中制御(CTC)や自動列車制御
(ATC)についてはコムトラツクという名でよく
知られ、また文献にも報告されている。(文献例
「鉄道技術研究資料」(1970年2月号P86−91鉄道
技術研究所発行) こゝでは、もはや運転手は運転しておらず、自
動機械が行う運転を監視しているにすぎない。
しかし、鉄道はそれ専用に走行軌道を有し、駅
設備も完備し、一般の公共道路を他の一般車と共
用しながら走行するバスとは本質的に異つた条件
にあつて、鉄道に適用された前述のような制御技
術の適用はできない。
これに対して、すでに述べたとおり、例えば特
許第980073号によつて利用者へのバス運行情報の
提供システムが開示され、すでに一部の地区にお
いて実用化されている。このシステムは、バス車
上に送信機およびアンテナを搭載し、路上に受信
アンテナ、受信機を適宜バス通過場所を選定して
設置し、車上アンテナより路上の受信アンテナ、
受信機によつて受信した特定番号のバス情報を中
央処理装置に送り、中央処理装置より前記のバス
が進行につれて次々に通るバス停留所にバスの接
近を表示するものである。これによつて、バスの
近接を利用者に知らせることができる。しかし、
これはあくまで接近表示の手段でしかなく、積極
的に運行について管理する概念を含んでいない。
そのためバスとバスの間の相互間隔調整、バス
運転手へのその都度の運行協力要請指示というこ
とにはつながらないので、実際には自発的な運転
手の努力により、そのバスの運行時間表によつて
その調整を行つている。
このように、バスという軌道外を走行する公共
輸送機関という制約から、これまでその運行を制
御管理する事は、高々中央装置からバス停留所装
置への表示指令程度でしか行なわれておらず、運
転手の側にその車両制御の全機能が集中している
にもかかわらず、運転手が運転の指針として利用
できる情報の取得は、バス停留所等の特定地点に
限定され、しかも他の車の違法駐車などがバス停
留所近くに在る時には、バスの停車位置によつて
はその停留所における運行情報すらも利用できな
いことがあつた。又その運行管理制御情報も運転
が街路の混雑、客の多少等に合せ自ら判断できる
情報ではなく、中央装置で画一的に指示を出力
し、バス停留所に表示するといつた情報でしかな
かつた。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、バス運転手が系統路線を運行中にお
いて、車上に設置された表示器により、当該バス
が運行ダイヤに対して、進んでいるか、あるいは
遅れているかの正確な時間情報と、先行および後
続する同系統のバスとの間隔の表示と、他系統の
運行バスの接続停留所における待時間の指示情報
を受け、これら情報によつて、運転手は負担を減
じ、最適な運行制御を行い得るようにしようとす
るものであり、これによつて運転手は系統運行バ
スの定時運行をはかることができ、必要な場合、
系統バスの車間間隔の調整をすることができ、列
車接続、バス乗継等の円滑化に資するものであ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明は、端的には
系統バスの運行基準である運行ダイヤをシステム
における判断基準として取り込み、運行中にある
同系統バス検出地点通過時刻を検出して、このバ
スに対応するバスの運行ダイヤによつて、当該バ
スの前記ダイヤに対する進み、遅れ時間を演算
し、また同時刻において同系統の先行および後続
のバスが、前後にあるバス検出地点を通過した
か、否か演算し、他系統の運行バスとの接続停留
所において、該他系統運行バスの遅れによる待時
間を演算して運転手に表示するものである。
以下、本発明の装置について説明する。
第1図は本発明のバス運行管理制御装置の概略
図である。
道路Rに沿つてバス検出地点a1、情報伝達地点
b1、バス検出地点a2が分散して交互に設定され
る。バス検出地点a1,a2、情報伝達地点b1は例示
であつて、系統バス走行路上において、それぞれ
所定の地点に複数個所a1…aoに設けられる。また
情報伝達地点もb1…bnと複数地点に設けられ、場
合により、バス検出地点と情報伝達地点はこれを
同一地点とすることがあり、バス停留所に設ける
こともある。
これらのバス検出地点a1,a2および情報伝達地
点b1に路上アンテナ5を備える路上送受信機6が
配置される。
各路上送受信機6は通信回線7を介して中央処
理装置8と接続される。
バスには、車上入力器3、車上アンテナ1を備
える車上送受信機2、車上表示器4を含む車上設
備が設置される。
系統運行するバスにはすべて、前記と同じ車上
設備が搭載される。
図は、バスBが情報伝達地点b1にあり、先行す
る同系統のバスB′が次のバス検出地点a2の近傍に
あることを示している。
第2図イは第1図に対応して車上設備をブロツ
ク図で示し、同ロは路上側設備をブロツク図で示
し、第1図と同一部分は同一符号で示している。
車上入力器 車上入力器3は運行バスの系統番号、運行勤務
番号、運行ダイヤの一部である運行ダイヤ上の出
発時刻等当該バス運行に必要な識別記号が入力さ
れるもので、読取り部31によつて読み取つた記
号は記号変換部32によつて送出できる信号に変
換される。この車上入力器4は運転手座席の近く
に設置される。
車上送受信機 車上送受信機2は、車上入力器3で記憶維持さ
れている識別記号を含む信号を変復調部22を介
して変調して常時車上アンテナ1より発信してバ
ス検出地点a1通過の際、前記識別記号を含む信号
を路上送受信機6に送信し、バス情報伝達地点b1
通過の際、路上アンテナ5を介し、中央処理装置
8側よりの電子計算部81作成の情報伝を受信
し、当該運行バスあてのものであることを選別し
て受信するものであり、対路上通信制御部21と
対路上変復調部22を備え、前記中央装置8より
の情報は当該運行バスに対するものか否か判別し
て受信する。
路上送受信機6との通信において、路上のいく
つかのバス検出地点a1…ao、情報伝達地点b1…bn
に設置される同様路上送受信機6に同時に受信さ
れる程強力な無線波は使用できないので、車上送
受信機2からの送信は微弱波が用いられ、通常
400MHz帯の無線波、または100KHz前後の誘導無
線波が用いられる。後出の路上送受信機6もまた
これにならうものである。
車上アンテナ、路上アンテナ 使用される車上アンテナ1、路上アンテナ5と
も八木アンテナ、フエライトアンテナまたは空心
コイルアンテナ等が適当である。誘導無線波とフ
エライトアンテナ、または空心コイルアンテナと
の組合せは、60dB/10m程度に距離とともに急
激に減衰するので、受信領域を限定するのに有利
である。
車上表示器 車上表示器3はバス運転手の座席近傍に設けら
れる装置であつて、車上送受信機2への中央処理
装置8側の電子計算部81よりの情報に従つて、
当該バスの運行ダイヤに対する遅れ、または、進
み、又は前記遅れ、進み時間と先行する同系統バ
スが、所定のバス検出地点間において、ある、ま
たは、ないの表示と、接続停留所における待時間
等を表示する。車上表示器4は電子計算部81よ
りの入力によつて駆動される表示駆動部41と、
これによつて付勢される表示素子42を備えてい
る。
路上送受信機 各バス検出地点a1…ao、情報伝達地点b1…bn
設置される路上送受信機6は基本的に同一構成の
ものであつて、その一つについて説明する。
路上送受信機6は一つのバス検出地点、例え
ば、点線で示すバスがあるバス検出地点a1を通過
するとき、バスBから発信している当該バスの識
別記号を含む信号をアンテナ5を介して受信し、
その受信電波を復調し、逆方向に中央処理装置8
側よりの情報を変調する変復調器61と対車上通
信制御部62と対中央処理装置通信制御部63と
回線駆動部64を含み、変復調器61によつて復
調された当該運行バスの識別符号は、一度前記中
央通信制御部63に一旦記憶され、信号変換さ
れ、中央処理装置側8側の通信制御部83との信
号交換によつて回線駆動部64により中央処理装
置8側に通信回線7を介して送出され、逆に中央
処理装置8側よりの情報は前記両制御部83と6
3の信号交換により、対車上通信制御部62に記
憶され、変復調器61によつて変調を受け後述の
ように発信する。
路上表示装置 路上表示装置9は、本発明のバス運行管理制御
装置と関連して、バスの近接表示を行うものであ
つて、停留所、バスターミナル等に設置されるも
ので、中央処理装置8側に回線駆動受信部91を
備え、これに接続されて通信制御部92、表示駆
動部93、表示素子94を備え、中央処理装置8
側の通信制御部83との信号交換により、当該制
御部92に中央処理装置8側よりの情報を一旦記
憶し、表示駆動部93の動作により表示素子94
で表示する。
中央処理装置 中央処理装置8は前記路上送受信機6、路上表
示装置9および電子計算部81との接続をはかる
ための通信制御部83、回線駆動送受信部84と
電子計算部81と多系統バス運行ダイヤ等を記憶
する記憶部82を含んでいる。通信制御部83で
は、バスの識別記号に基づく信号が入力した段階
で、当該運行バスが通過したバス検出地点の地点
記号、例えばa1地点を識別する記号が、前記バス
の識別記号に付加され、同時に時刻が記入され
る。この運行バスが通過したバス検出地点の記号
およびバス通過時刻記入は電子計算部81で行う
こともできる。
また、電子計算部81で所定の演算を行つた結
果に基づく情報を通信制御部83と中央通信制御
部63との信号交換により回線駆動送受信部84
より指定の情報伝達地点、例えばb1地点の路上送
受信機6および路上表示装置9に伝送する。
電子計算部 電子計算部81は本発明の目的を達するために
作成された所定のコンピユータ・プログラムに従
つて動作する計算機である。
(1) 運行ダイヤに対するバスの進み、遅れ演算 バスの系統番号、運行ダイヤ識別記号に、バス
の一つのバス検出地点を通過した時刻、バス検出
地点記号を含む一連の情報が演算部に入力され、
前記バスの系統番号、運行ダイヤを含む識別記号
により、後述の記憶部82より当後バスの運行ダ
イヤが引出される。
この運行ダイヤは、当該系統運行バスの発車時
刻より中間のバス検出地点通過時刻、停留所時
刻、および終着時刻、他系統運行バスとの接続停
留所時刻等を内容とするものである。
例えば、バスBがバス検出地点a1を通過する
と、当該バスBの運行ダイヤが引出され、バスの
地点a1を通過した実時刻を当該運行ダイヤ上の同
地点バス通過時刻に基づいて減算を行い、遅れ、
または進み時間を算出する。
各同系統走行バスについては、各バス検出地点
a1,a2…aoを通過ごとに同様に運行ダイヤに基づ
いて当該バスの進み、または遅れ時間が算出さ
れ、他系統運行バスを含めて管理するものでは、
他系統についても同様動作が進行する。
(2) 運行バスに先行する同系統運行バスおよび運
行バスに後続する同系統運行バスの、所定バス
検出地点間におけるあり、または、なしの演算 (1)から理解できるように、系統を運行ダイヤに
基づいて運行される各バスの各バス検出地点a1
a2…aoを通過する実時刻がそれぞれ通過バスの識
別記号、通過地点を識別する記号とともに入力さ
れ、記憶されている。
従つて、バスBがバス検出地点a1を通過した時
刻に基づいて、同時刻に、バスBの直前を先行す
るバスB′が次のバス検出地点a2を通過していれ
ば、前記のように、電子計算部81に通過時刻を
含めて記憶され、また、バスBに後続するバス
(図示していない)がバス検出地点a1より手前の
バス検出地点(図示していない)を通過していれ
ば、同様に通過時刻を含めて電子計算部に記憶さ
れ、当該運行バスBの一つのバス検出地点通過時
刻に基づいて、先行バス、後続バスの通過時刻と
の間に演算がなされ、先行バスがバス検出地点a1
の次のバス検出地点a2を何分前に通過したか、通
過しないことが判明し、また後続バスがバス検出
地点a1の手前のバス検出地点を通過したか、通過
しなかつたことが判明し、ともにそれぞれの前後
のバス検出地点を通過しなければ、それぞれの運
行バスより通過時刻の入力はなく、従つてこの場
合、先行の運行バスは、当該運行バスのバス検出
地点とこれより先方のバス検出地点の間にあり、
後続の運行バスは後のバス検出地点の更に後にあ
ることを意味する。
これらは当該運行バスBに対し、先行車あり、
またはなし、後続車あり、なしの情報として用意
される。
(3) 他系統運行バスとの接続停留所における当該
運行バスの他系統運行バスに対する待時間の演
算 情報伝達地点が他系統運行バスとの接続停留所
である場合に対処し、他系統運行バスの運行状況
についても前記(1),(2)と同様に電子計算部81に
入力される情報に基づき、正常運行であれば、当
該運行バスと前後して比較的短い時間内に当該接
続停留所に到着すべき他系統運行バスに遅れを生
じているときは、当該接続停留所のそれぞれ手
前、もしくは他系統運行バスについては更にもう
一つ電子計算部81に記憶される手前のバス検出
地点での運行ダイヤに対するそれぞれの進み、又
は遅れ時間を減算して、当該運行バスに対し、他
系統運行バスが遅れているとき、当該運行バスに
対し、前記遅れ時間に若干の乗継時間を含めた停
車指示を用意する。例えば何分間停車または、何
時、何分に進発せよとの指示であるが、これが同
系統の運行、間隔時間に比べて大きな時間となる
ときは、用意されない。前記指示は、バス接続停
留所に設置された路上送受信機6より行われる。
これらの演算結果に基づく、該系統バス運行の
ための情報は、これを送信する路上送受信機6と
して、当該バス検出地点a1の次の情報伝達地点b1
の指定記号と当該運行バスの識別記号を含んだも
のである。
記憶部 記憶部82には、多系統バス運行ダイヤ、その
他が記憶される。
[動作] 以下動作を第1図、第2図により説明する。
以上の説明は殆んど一つの系統を運行ダイヤに
従つて路線上を前後して走行する運行ダイヤによ
る運行バスについて説明したものである。バス検
出地点a1で車上入力器3に入力している識別信号
が車上送受信機2により発信され、路上送受信機
6で受信され、前記バス検出地点通過時刻、バス
検出地点記号を含む運行バスの識別記号が電子計
算部81に入力され、ここでは、当該運行バスダ
イヤとの対比により、該バス検出地点通過実時刻
と当該バスダイヤ上の同地点通過時刻より当該運
行バスの進み、または遅れ時間が演算され、又当
該運行バスが当該運行バス検出地点通過の時刻に
おいて、同系統において、当該運行バスと同様
に、それぞれバス検出地点を通過ごとに電子計算
部81に送られてくるバス検出地点通過時刻、バ
ス識別記号によるもののうちより、先行する運行
バスについては、次のバス検出地点を通過の時刻
あり、または、なしにより、また後続する運行バ
スについても、手前のバス検出地点通過の時刻あ
り、または、なしにより、ありの場合、時刻間で
演算が行われ、当該運行バスと先行運行バスおよ
び当該運行バスと後続運行バスの時間的間隔がお
よそ判明する。
また、他系統のバスについても、前記同様にそ
の系統路線に沿つて、複数のバス検出地点と情報
伝達位置が設定され、この他系統路線を運行する
バスについても前記同様に管理されるものとすれ
ば、前出の当該系統と他系統との接続停留所にお
いては、正常な発着であれば僅かな待時間で乗継
できるような場合、当該系統および他系統との接
続該当の運行バスについて、当該運行バスの接続
停留所手前のバス検出地点通過時と、他系統運行
バスの前記接続停留所手前のバス検出地点、この
地点を通過していないときは、更にもう一つ手前
のバス検出地点の他系統運行バスの通過時刻をさ
がし、両通過時刻を減算して、当該運行バスの前
記接続停留所における待時間を決定する。この場
合、待時間が通常の運行ダイヤ間隔に比べ、大き
いときは、この待時間情報を用意しない。
このようにして、当該系統運行バスは一つのバ
ス検出地点を通過した後の情報伝達地点で車上表
示器で上記情報を受領することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、運行ダイヤにより系統路線を
走行する運行バス上において、運行ダイヤ上の前
記系統路線上に設定された一つのバス検出地点を
通過時刻における当該バス検出地点通過の運行バ
スの進み、または遅れ時間、当該運行バスの前記
バス検出地点通過時刻における、前後の同様バス
検出地点通過の先行車、後続車のあり、またはな
しによる、所定バス検出地点間における先行車の
有無、後続車の有無、および他系統運行バスとの
接続停留所における待時間を運転手は受領するこ
とができる。
時計と運行ダイヤがあれば、およそ当該バスの
運行状態を知ることができるが、本発明によれば
他の管理情報とともにこれをまとめて知ることが
でき、同時に、通過したバス検出地点の前後のバ
ス検出地点間に同系統運行バスが存在するか否か
の先行車あり(この場合、先行車は前方のバス検
出地点を越えていない)、またはなし(この場合、
先行車はすでに前方のバス検出地点を越えてい
る)、後続車あり(この場合、後続車は後方のバ
ス検出地点を越えている)、またはなし(この場
合、後続車は後方のバス検出地点を越えていな
い)を表示するので、運転手は中央処理装置より
受領した自車の遅れ、または進み時間、前後に運
行される同系統バスの当該運行バスに接近して存
在するか否かにより、当該運行ダイヤによつて許
容される範囲で、自車の走行調整をすることがで
きる。
実際多数の系統が同一の道路を輻湊して走行す
る場合、同系統の先行車を運転手の目視によつて
確認することは困難であるが、このような地域に
おいて、バス検出地点、情報伝達地点の設置間隔
にもよるが、表示により先行車との車間間隔を知
ることができる。
他系統運行バスとの接続停留所において、他系
統運行バスとの接続を行うものは、該停留所で当
該運行ダイヤ上の出発時刻を過ぎても相手側他系
統運行バスが到着しない場合、運転手はただ車上
表示器の待時間表示をみて、それに従えばよく、
相手側他系統運行バスの到着、または既出発済み
に気をとられる必要はなくなる。
以上説明のように、車上において三つの情報を
運転手に示すことにより、運転手は、これら情報
をもとにできるだけ当該系統バスダイヤに沿いな
がら、円滑な系統運転ができるものと考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を概略的に示す図面である。第
2図イは本発明を構成する車上設備を例示し、同
ロは同じく路上設備および中央処理装置を例示す
るものである。 1……車上アンテナ、2……車上送受信機、3
……車上入力器、4……車上表示器、5……路上
アンテナ、6……路上送受信機、7……通信回
線、8……中央処理装置、9……路上表示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 系統運行バスに、バス運行系統と運行ダイヤ
    を識別できる識別記号を入力する車上入力器3と
    電子計算部81の作成情報を表示できる車上表示
    器4と車上アンテナ1を接続した車上送受信機1
    を備え、 系統路線に沿つて分散設定された各バス検出地
    点a1…aoおよび各情報伝達点b1…bnに、路上アン
    テナ5を接続した路上送受信機6を備え、 前記各路上送受信機6と通信回線7をもつて接
    続される中央処理装置8は電子計算部81と記憶
    部82を備え、 前記電子計算部81は運行ダイヤおよび運行バ
    スのバス検出地点通過時刻に基づき、(1)運行ダイ
    ヤに対する運行バスの進み、または遅れ時間情
    報、(2)運行バスに先行する同系統運行バスおよび
    運行バスに後続する同系統運行バスの、所定バス
    検出地点間におけるあり、または、なしの情報、
    および、(3)他系統運行バスとの接続停留所におけ
    る当該運行バスの他系統運行バスに対する待時間
    指示情報を演算にて作成し、 運行バスが通過して、当該バスの識別記号、通
    過時刻を入力したバス検出地点の次にある情報伝
    達地点で、路上送受信機6と当該運行バスの車上
    送受信機2を介して前記三つの情報をまとめて車
    上表示器4にて表示できることを特徴とするバス
    運行管理制御装置。
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