JP6102669B2 - 伝送中継器、データ中継方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
(A:第1実施形態)
(A−1:構成)
図1は、本発明の第1実施形態の伝送中継システム1Aの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、この伝送中継システム1Aには、先頭車両(図1に示す例では、1号車)に設けられたコントローラ92と、車両毎に設けられた伝送中継器10M(n)(n=1〜N)および10S(n)(n=1〜N)と、末尾の車両(図1に示す例では、N号車)に設けられたコントローラ94とが含まれている。なお、以下では、説明が煩雑になることを避けるため、コントローラ92から各車両の制御対象装置へ宛ててデータが送信されるものの、コントローラ94から各制御対象装置へのデータ送信は発生しないものとする。
次いで本実施形態の動作について説明する。図1に示す伝送中継システム1Aでは、先頭車両において運転士が各車両のドアの開閉を指示する操作等をコントローラ92に対して行うと、コントローラ92は当該操作内容に応じたデータを主系および従系の各幹線伝送路へ同時に出力する。図4に示すように主系および従系の各幹線伝送路に断線などの障害が発生していない状態(以下、通常状態)では、コントローラ92から主系の幹線伝送路に送出されたデータ(以下、主系データ)DMは、伝送中継器10M(1)によって無条件に後続車両側装置(すなわち、伝送中継器10M(2))へ転送されるとともに伝送中継器10S(1)にも転送される。以降、伝送中継器10M(n)(n=2〜N)の各々においても同様に先頭車両側装置から受信した主系データDMは無条件に後続車両側装置および伝送中継器10S(n)に転送される。従系においても同様に、コントローラ92から従系の幹線伝送路に送出されたデータ(以下、従系データ)DSは、伝送中継器10S(1)によって無条件に後続車両側装置(すなわち、伝送中継器10S(2))へ転送されるとともに伝送中継器10M(1)にも転送される。そして、伝送中継器10S(n)(n=2〜N)の各々においても、先頭車両側装置から受信した従系データDSは無条件に後続車両側装置および伝送中継器10M(n)に転送される。前述したように本実施形態では、幹線伝送路を介して先頭車両側装置から転送されてくるデータが優先系のデータとなっているからである。
(B−1:構成)
図6は、本発明の第2実施形態の伝送中継システム1Bの構成例を示す図である。図6と図1とを対比すれば明らかなように、本実施形態の伝送中継システム1Bは、伝送中継器10S(n)(n=1〜N)に換えて伝送中継器20(n)(n=1〜N)を設けた点が第1実施形態の伝送中継システム1Aと異なる。以下では第1実施形態との相違点である伝送中継器20(n)を中心に説明する。なお、以下では、伝送中継器20(n)(n=1〜N)の各々を区別する必要がない場合には、「伝送中継器20」と表記する。また、図6に示す伝送中継システム1Bにおいては、伝送中継器20(1)に対する先頭車両側装置はコントローラ92であり、伝送中継器20(n)(n=2〜N)に対する先頭車両側装置は伝送中継器20(n−1)である。そして、伝送中継器20(N)に対する後続車両側装置はコントローラ94であり、伝送中継器20(n)(n=1〜N−1)に対する後続車両側装置は伝送中継器20(n+1)である。
以上が伝送中継器20の構成である。
次いで本実施形態の動作について説明する。図8に示すように通常状態における伝送中継器10M(n)(n=1〜N)の動作は第1実施形態におけるものと同一である。一方、伝送中継器20(n)においては、系間伝送路を介して伝送中継器10M(n)から送信されてくる主系データDMが優先系のデータである。このため、伝送中継器20(n)は、系間伝送路を介して伝送中継器10M(n)から受信した主系データDMを無条件に後続車両側装置へ転送する。一方、伝送中継器20(n)に対して先頭車両側装置から転送されてくるデータは待機系のデータである。このため、伝送中継器20(n)は当該データを伝送中継器10M(n)へ転送するものの、優先系のデータ(系間伝送路を介して伝送中継器10M(n)から転送されてくる主系データDM)の受信が継続している間、当該待機系のデータを後続車両側装置へ転送することはない。このため、本実施形態では、通常状態においては、図8に示すように、主系の幹線伝送路には主系データDMが流れ、従系の幹線伝送路にも主系データDMが流れる。このように、通常状態において主系および従系の各幹線伝送路の両方に主系データDMを流してデータ二重化を行うことが好ましい場合には、前述した第1実施形態ではなく、本実施形態を採用すれば良い。
上記第2実施形態では、主系と従系とで異なる構成の伝送中継器を用いた。しかし、主系と従系とで同一の構成の伝送中継器を用いつつ、第2実施形態におけるものと同様のデータ中継制御を実現することも可能である。具体的には、図7における伝送中継器10M(n)(n=1〜N)および伝送中継器20(n)(n=1〜N)に換えて図10に示す構成の伝送中継器30を用いるようにすれば良い。
上記各実施形態では、何れの伝送中継器にも障害が発生していない通常状態では各伝送中継器が優先系のデータと待機系のデータを交互に受信することを前提としていた。しかし、各伝送中継器の処理負荷にバラツキがあると、通常状態であっても、優先系のデータを受信してから次の優先系のデータを受信するまでの間に待機系のデータを連続して複数受信することが起こり得る。このため、例えば前述した第1実施形態のように幹線伝送路を介して先頭車両側装置から転送されてくるデータを優先系のデータとし、系間伝送路を介して転送されているデータを待機系のデータとする場合、各伝送中継器の処理負荷にバラツキが生じ得ることを考慮すれば、各伝送中継器に障害が発生していない状況であっても、主系および従系の各幹線伝送路に他方のデータが混在して流れることが起こり得る。本実施形態は、各伝送中継器の処理負荷のバラツキに起因して優先系のデータと待機系のデータの受信順に入れ替わりが発生したとしても、主系および従系の各幹線伝送路に他方のデータが混在して流れることを回避できるようにするためのものである。
図15は、本発明の第5実施形態の伝送中継システム1Eの構成例を示すブロック図である。伝送中継システム1Eは、伝送中継システム1A(図1参照)における伝送中継器10M(n)(n=1〜N)を伝送中継器50M(n)(n=1〜N)に置き換え、伝送中継器10S(n)(n=1〜N)を伝送中継器50S(n)(n=1〜N)に置き換えたものである。伝送中継システム1Eでは、コントローラ92、伝送中継器50M(n)(n=1〜N)、およびコントローラ94をツイストペアケーブルなどの通信線で接続することで主系の幹線伝送路が形成され、コントローラ92、伝送中継器50S(n)(n=1〜N)、およびコントローラ94をツイストペアケーブルなどの通信線で接続することで従系の幹線伝送路が形成される。そして、n番目の車両に設けられた主系の伝送中継器(すなわち、伝送中継器50M(n))と同車両に設けられた従系の伝送中継器(すなわち、伝送中継器50S(n))とを通信線で接続することで系間伝送路が形成される。以下、説明が煩雑になることを避けるため、伝送中継システム1Eにおいても、コントローラ92から各車両の制御対象装置へ宛ててデータが送信されるものの、コントローラ94から各制御対象装置へのデータ送信は発生しないものとする。
上記第5実施形態では、第1の中継処理SD110において中継判断フラグの更新の可否を判断する際に計時カウンタのカウント値と比較する閾値を、幹線伝送路の下流側の伝送中継器50ほど大きな値に設定しておくことで、幹線伝送路に無駄なデータが流れることを回避した。しかしながら、幹線伝送路における伝送中継器の位置に応じて異なる閾値を設定することは手間がかかり好ましくない。本実施形態は、幹線伝送路に属する各伝送中継器に対して上記閾値として同じ値を設定しつつ、幹線伝送路に無駄なデータが流れることの回避を実現するものである。
図18は、本発明の第7実施形態の伝送中継器70の構成例を示す図である。本実施形態においても前述した第6実施形態と同様に、伝送中継器70に対して幹線伝送路を介して先頭車両側装置から転送されてくるデータが優先系のデータとなっており、系間伝送路を介して転送されているデータが待機系のデータとなっている。図18では、図17におけるものと同一のものには同一の符号が付されている。図18と図17を対比すれば明らかなように、本実施形態の伝送中継器70は制御部640に代えて制御部740を有している点が第6実施形態の伝送中継器60と異なる。制御部740は、第2の中継処理SF120に代えて第2の中継処理SG120を実行する点が第6実施形態の制御部640と異なる。
以上本発明の各実施形態について説明したが、これら実施形態を以下のように変形しても勿論良い。
(1)上記各実施形態では、鉄道車両用伝送中継システムへの本発明の適用例を説明したが、本発明の適用対象が鉄道車両用伝送中継システムに限定される訳ではない。伝送データの秘匿性やデータ伝送速度の向上よりも、データ通信の信頼性の確保が重要となる伝送中継システムであれば同様に適用可能である。例えば、大型貨物船や旅客機などの大型運輸機の運行制御のためのシステムへの適用が考えられる。これら大型輸送機においても、ブリッジやコックピットに設置されるコントローラに、ハッチの開閉器や舵やエンジン等の作動制御を行う機器を制御対象装置として接続して運行制御のためのシステムが構成されることが一般的であり、この種のシステムにおいても運行の安全確保のため高い信頼性を要求されるからである。また、金融機関の本店および各支店などの各拠点に敷設されたコンピュータ装置を通信回線等に接続して構成された金融システムへの適用も考えられる。この場合、拠点間を結ぶ通信回線が幹線伝送路となり、拠点内に敷設されるLAN(Local Area Network)等が系間伝送路となることが多いため、両者を接続するルータ等に本発明を適用すれば良い。
Claims (26)
- 第1の伝送路に接続される第1の通信インタフェース部と、
前記第1の伝送路とは異なる第2の伝送路に接続される第2の通信インタフェース部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
中継判断フラグに初期値として第1の値をセットする初期化処理と、
前記第2の通信インタフェース部によりデータを受信する毎に実行される処理であって、前記中継判断フラグの値が前記第1の値であれば当該受信したデータを破棄して前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットする一方、前記中継判断フラグの値が前記第1の値とは異なる値であれば当該受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により前記第1の伝送路へ送出する第1の中継処理と、
前記第1の通信インタフェース部によりデータを受信する毎に実行される処理であって、受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により転送するとともに当該データを前記第2の通信インタフェース部により前記第2の伝送路へ送出し、前記中継判断フラグに前記第1の値をセットする第2の中継処理と、を実行する
ことを特徴とする伝送中継器。 - 前記第1の中継処理では、前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを、前記第2の通信インタフェース部によるデータの受信から遅らせて実行することを特徴とする請求項1に記載の伝送中継器。
- 前記初期化処理において前記制御部によって初期値が設定されるとともに前記第2の通信インタフェース部によるデータの受信を契機としてカウントアップが開始されるカウンタを有し、
前記制御部は前記カウンタの値が予め定められた第1の閾値に達したことを契機として前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを実行することを特徴とする請求項2に記載の伝送中継器。 - 前記制御部は、前記カウンタのカウント値が前記第1の閾値よりも小さい値として予め定められた第2の閾値に達したことを契機として前記第1の通信インタフェース部を介して前記第1の伝送路へ予告メッセージを送出する一方、前記第1の通信インタフェース部により予告メッセージを受信した場合には前記カウンタのカウント値を減算するとともに当該予告メッセージを前記第1の伝送路の下流側へ転送するカウンタ制御処理を実行することを特徴とする請求項3に記載の伝送中継器。
- 前記カウンタ制御処理において前記制御部は、前記第1の通信インタフェース部により予告メッセージを受信し、かつ自器における前記カウンタのカウント値が前記第2の閾値以下の値として予め定められた第3の閾値に達していた場合に、当該カウンタのカウント値を所定量だけ減算するとともに当該予告メッセージを前記第1の伝送路の下流側へ転送することを特徴とする請求項4に記載の伝送中継器。
- 前記予告メッセージのヘッダ部には、上流側の伝送中継器による転送回数を示す転送回数情報が含まれており、
前記カウンタ制御処理において前記制御部は、自器における前記カウンタの値が前記第2の閾値に達したことを契機として下流側へ送出する予告メッセージについては転送回数情報を初期化して送出する一方、上流側から受信した予告メッセージを下流側へ転送する際には当該予告メッセージの送信回数情報を1だけ更新して転送するとともに、上流側から受信した予告メッセージの転送回数情報の示す転送回数が多いほど自器における前記カウンタのカウント値の減算量を多くすることを特徴とする請求項4に記載の伝送中継器。 - 前記第1の中継処理では、前記第2の通信インタフェース部により連続して予め定められた数のデータを受信するまで、前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを見合わせることを特徴とする請求項1に記載の伝送中継器。
- 第1の伝送路に接続される第1の通信インタフェース部と、
前記第1の伝送路とは異なる第2の伝送路に接続される第2の通信インタフェース部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
中継判断フラグに初期値として第1の値をセットする初期化処理と、
前記第1の通信インタフェース部によりデータを受信する毎に実行される処理であって、受信したデータを前記第2の通信インタフェース部により前記第2の伝送路へ送出し、さらに、前記中継判断フラグの値が前記第1の値であれば前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットする一方、前記中継判断フラグが前記第1の値とは異なる値であれば当該受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により転送する第1の中継処理と、
前記第2の通信インタフェース部によりデータを受信する毎に実行される処理であって、受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により前記第1の伝送路へ送出するとともに、前記中継判断フラグに前記第1の値をセットする第2の中継処理と、を実行する
ことを特徴とする伝送中継器。 - 前記第1の中継処理では、前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを、前記第1の通信インタフェース部によるデータの受信から遅らせて実行することを特徴とする請求項8に記載の伝送中継器。
- 前記初期化処理において前記制御部によって初期値が設定されるとともに前記第1の通信インタフェース部によるデータの受信を契機としてカウントアップが開始されるカウンタを有し、
前記制御部は前記カウンタの値が予め定められた第1の閾値に達したことを契機として前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを実行することを特徴とする請求項9に記載の伝送中継器。 - 前記制御部は、前記カウンタのカウント値が前記第1の閾値よりも小さい値として予め定められた第2の閾値に達したことを契機として前記第1の通信インタフェース部を介して前記第1の伝送路の下流側へ予告メッセージを送出する一方、前記第1の通信インタフェース部により予告メッセージを受信した場合には前記カウンタのカウント値を減算するとともに当該予告メッセージを前記第1の伝送路の下流側へ転送するカウンタ制御処理を実行することを特徴とする請求項10に記載の伝送中継器。
- 前記カウンタ制御処理において前記制御部は、前記第1の通信インタフェース部により予告メッセージを受信し、かつ自器における前記カウンタのカウント値が前記第2の閾値以下の値として予め定められた第3の閾値に達していた場合に、当該カウンタのカウント値を所定量だけ減算するとともに当該予告メッセージを前記第1の伝送路の下流側へ転送することを特徴とする請求項11に記載の伝送中継器。
- 前記予告メッセージのヘッダ部には、上流側の伝送中継器による転送回数を示す転送回数情報が含まれており、
前記カウンタ制御処理において前記制御部は、自器における前記カウンタの値が前記第2の閾値に達したことを契機として下流側へ送出する予告メッセージについては転送回数情報を初期化して送出する一方、上流側から受信した予告メッセージを下流側へ転送する際には当該予告メッセージの送信回数情報を1だけ更新して転送するとともに、上流側から受信した予告メッセージの転送回数情報の示す転送回数が多いほど自器における前記カウンタのカウント値の減算量を多くすることを特徴とする請求項11に記載の伝送中継器。 - 前記第1の中継処理では、前記第1の通信インタフェース部により連続して予め定められた数のデータを受信するまで、前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを見合わせることを特徴とする請求項8に記載の伝送中継器。
- 第1の伝送路に接続される第1の通信インタフェース部と、
前記第1の伝送路とは異なる第2の伝送路に接続される第2の通信インタフェース部と、
第1の動作モードと第2の動作モードの2つの動作モードを有する制御部と、
前記制御部の動作モードを切り替える切り換え部と、を備え、
前記制御部は、
中継判断フラグに初期値として第1の値をセットする初期化処理と、
前記第2の通信インタフェースによりデータを受信する毎に実行される処理であって、前記第1の動作モードにおいては、前記中継判断フラグの値が前記第1の値であれば当該受信したデータを破棄して前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットする一方、前記中継判断フラグの値が前記第1の値とは異なる値であれば当該受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により前記第1の伝送路へ送出し、前記第2の動作モードにおいては、当該受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により転送するとともに前記中継判断フラグに前記第1の値をセットする第1の中継処理と、
前記第1の通信インタフェース部によりデータを受信する毎に実行される処理であって、前記第1の動作モードにおいては、受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により転送するとともに前記第2の通信インタフェース部により前記第2の伝送路へ送出して前記中継判断フラグに前記第1の値をセットし、前記第2の動作モードにおいては、受信したデータを前記第2の通信インタフェース部により前記第2の伝送路へ送出し、さらに、前記中継判断フラグの値が前記第1の値であれば前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットする一方、前記中継判断フラグが前記第1の値とは異なる値であれば当該受信したデータを前記第1の通信インタフェース部により転送する第2の中継処理と、を実行する
ことを特徴とする伝送中継器。 - 前記第1の動作モードにおいては、前記第1の中継処理による前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを、前記第2の通信インタフェース部によるデータの受信から遅らせて実行し、前記第2の動作モードにおいては、前記第2の中継処理による前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを、前記第1の通信インタフェース部によるデータの受信から遅らせて実行することを特徴とする請求項15に記載の伝送中継器。
- 前記初期化処理において前記制御部によって初期値が設定されるとともに、前記第1の動作モードにおいては前記第1の中継処理における前記第2の通信インタフェース部によるデータの受信を契機としてカウントアップが開始される一方、前記第2の動作モードにおいては前記第2の中継処理における前記第1の通信インタフェース部によるデータの受信を契機としてカウントアップが開始されるカウンタを有し、
前記制御部は前記カウンタの値が予め定められた閾値に達したことを契機として前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを実行することを特徴とする請求項16に記載の伝送中継器。 - 前記制御部は、前記カウンタのカウント値が前記第1の閾値よりも小さい値として予め定められた第2の閾値に達したことを契機として前記第1の通信インタフェース部を介して前記第1の伝送路の下流側へ予告メッセージを送出する一方、前記第1の通信インタフェース部により予告メッセージを受信した場合には前記カウンタのカウント値を減算するとともに当該予告メッセージを前記第1の伝送路の下流側へ転送するカウンタ制御処理を実行することを特徴とする請求項17に記載の伝送中継器。
- 前記カウンタ制御処理において前記制御部は、前記第1の通信インタフェース部により予告メッセージを受信し、かつ自器における前記カウンタのカウント値が前記第2の閾値以下の値として予め定められた第3の閾値に達していた場合に、当該カウンタのカウント値を所定量だけ減算するとともに当該予告メッセージを前記第1の伝送路の下流側へ転送することを特徴とする請求項18に記載の伝送中継器。
- 前記予告メッセージのヘッダ部には、上流側の伝送中継器による転送回数を示す転送回数情報が含まれており、
前記カウンタ制御処理において前記制御部は、自器における前記カウンタの値が前記第2の閾値に達したことを契機として下流側へ送出する予告メッセージについては転送回数情報を初期化して送出する一方、上流側から受信した予告メッセージを下流側へ転送する際には当該予告メッセージの送信回数情報を1だけ更新して転送するとともに、上流側から受信した予告メッセージの転送回数情報の示す転送回数が多いほど自器における前記カウンタのカウント値の減算量を多くすることを特徴とする請求項18に記載の伝送中継器。 - 前記第1の動作モードにおいては、前記第1の中継処理による前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを、前記第2の通信インタフェース部により連続して予め定められた数のデータを受信するまで見合わせ、前記第2の動作モードにおいては、前記第2の中継処理による前記中継判断フラグへの前記第1の値とは異なる値のセットを、前記第1の通信インタフェース部により連続して予め定められた数のデータを受信するまで見合わせることを特徴とする請求項15に記載の伝送中継器。
- 前記第1の伝送路は列車の車両を跨いで敷設された幹線伝送路であり、前記第2の伝送路は車両内に敷設された系間伝送路であることを特徴とする請求項1〜21の何れか1項に記載の伝送中継器。
- 第1の伝送路と第2の伝送路の交差に設けられる伝送中継器におけるデータ中継方法であって、
中継判断フラグに初期値として第1の値をセットする初期化ステップを前記伝送中継器に実行させた後に、
前記中継判断フラグの値が前記第1の値であれば前記第2の伝送路から受信したデータを破棄して前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットし、前記中継判断フラグが前記第1の値とは異なる値であれば前記第2の伝送路から受信したデータを前記第1の伝送路へ送出する第1の中継ステップと、
前記第1の伝送路を介して受信したデータを前記第1の伝送路を介してその宛先へ転送するとともに当該データを前記第2の伝送路へ送出し、前記中継判断フラグに前記第1の値をセットする第2の中継ステップと、
を前記伝送中継器に実行させることを特徴とするデータ中継方法。 - 第1の伝送路と第2の伝送路の交差に設けられる伝送中継器におけるデータ中継方法であって、
中継判断フラグに初期値として第1の値をセットする初期化ステップを前記伝送中継器に実行させた後に、
前記第1の伝送路を介して受信したデータを前記第2の伝送路へ送出することに加えて、前記中継判断フラグが前記第1の値であれば前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットし、前記中継判断フラグが前記第1の値とは異なる値であれば当該受信したデータを前記第1の伝送路を介してその宛先へ転送する第1の中継ステップと、
前記第2の伝送路から受信したデータを前記第1の伝送路へ送出し、前記中継判断フラグに前記第1の値をセットする第2の中継ステップと、
を前記伝送中継器に実行させることを特徴とするデータ中継方法。 - コンピュータに、
中継判断フラグに初期値として第1の値をセットする第1のステップと、
前記第1のステップの実行後、当該コンピュータに接続された第1の伝送路を介してデータを受信する毎に実行されるステップであって、受信したデータを前記第1の伝送路を介してその宛先へ転送するとともに、当該コンピュータに接続された第2の伝送路に当該データを送出し、前記中継判断フラグに前記第1の値をセットする第2のステップと、
前記第1のステップの実行後、前記第2の伝送路を介してデータを受信する毎に実行されるステップであって、前記中継判断フラグの値が前記第1の値であれば前記第2の伝送路から受信したデータを破棄して前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットし、前記中継判断フラグが前記第1の値とは異なる値であれば前記第2の伝送路から受信したデータを前記第1の伝送路へ送出する第3のステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータに、
中継判断フラグに初期値として第1の値をセットする第1のステップと、
前記第1のステップの実行後、当該コンピュータに接続された第1の伝送路を介してデータを受信する毎に実行されるステップであって、前記第1の伝送路を介して受信したデータを当該コンピュータに接続された第2の伝送路へ送出することに加えて、前記中継判断フラグが前記第1の値であれば前記中継判断フラグに前記第1の値とは異なる値をセットし、前記中継判断フラグが前記第1の値とは異なる値であれば当該受信したデータを前記第1の伝送路を介してその宛先へ転送する第2のステップと、
前記第1のステップの実行後、前記第2の伝送路を介してデータを受信する毎に実行されるステップであって、受信したデータを前記第1の伝送路へ送出し、前記中継判断フラグに前記第1の値をセットする第3のステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2013004774 | 2013-01-15 | ||
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JP2013080399 | 2013-04-08 | ||
JP2013209965A JP6102669B2 (ja) | 2013-01-15 | 2013-10-07 | 伝送中継器、データ中継方法、およびプログラム |
Publications (2)
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