JP6503146B2 - 車両監視システム、管理装置、及び監視方法 - Google Patents

車両監視システム、管理装置、及び監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両ドアの開閉時に、カメラで撮影した車両ドア近傍の映像を表示する技術に関するものである。
近年、例えば、鉄道車両において、監視カメラと、監視カメラの映像を記録する録画装置と、ネットワークスイッチと、表示装置等を備え、車両ドア開閉時の状況を、映像で表示装置に表示することにより監視し、また、映像データを録画装置に記録する車両監視システムの運用が行なわれている。
図7は、背景技術に係る車両監視システムの構成を示す図であり、上面図(上から見た図)である。図7を用いて、背景技術の車両監視システムの運用方法を説明する。図7に示すように、この列車は、車両1(1)〜1(4)の4台の車両から編成されている。車両1(1)〜1(4)の車両番号は、それぞれ、1〜4である。車両番号は、車両1(1)〜1(4)を互いに識別する識別子である。
図7の例では、車両1(1)には、4台のカメラ2(11)〜2(14)、車両装置20、管理装置110、表示装置30(1)、録画装置40(1)、ネットワークスイッチ(以下、単にスイッチ、又はSWとも言う)50(1)が、搭載されている。車両1(2)には、4台のカメラ2(21)〜2(24)、録画装置40(2)、スイッチ50(2)が、搭載されている。車両1(3)には、4台のカメラ2(31)〜2(34)、録画装置40(3)、スイッチ50(3)が、搭載されている。車両1(4)には、4台のカメラ2(41)〜2(44)、表示装置30(2)、録画装置40(4)、スイッチ50(4)が、搭載されている。
車両1(1)〜1(4)を代表させて呼ぶときは、車両1と称す。カメラ2(11)〜2(44)は、同じ機能を有するカメラであり、これらを代表させて呼ぶときは、カメラ2と称す。表示装置30(1)〜30(2)は、同じ機能を有する表示装置であり、これらを代表させて呼ぶときは、表示装置30と称す。録画装置40(1)〜40(4)は、同じ機能を有する録画装置であり、これらを代表させて呼ぶときは、録画装置40と称す。
カメラ2(11)〜2(44)は、それぞれ、車両ドア(以下、単にドアとも言う)3(11)〜3(44)に対応するように、車両1の外側に設置され、列車が駅ホームに停車したときに、車両ドア3近傍の駅ホーム等の車両外側を撮影する。撮影された映像データは、表示装置30(1)及び30(2)のいずれか一方又は両方に表示され、運転手や車掌により、駅ホーム上の安全確認が行われる。車両ドア3(11)〜3(44)を代表させて呼ぶときは、車両ドア3と称す。なお、表現を簡略化するため、カメラ2(11)〜2(44)を、それぞれ、カメラ11〜カメラ44と称することがある。
図7において、矢印71は、列車進行方向を示す。また、図7のA側は、列車進行方向を見たときに右側であり、B側は左側である。また、図7において、各車両1のカメラ2及びドア3の位置が、A1,A2,B1,B2で示されている。例えば、車両1(1)において、進行方向から順に、A側のカメラ2の位置が、A1,A2で示され、B側のカメラ2の位置が、B1,B2で示されている。具体的には、カメラ2(11)の位置がA1で示され、カメラ2(12)の位置がA2で示され、カメラ2(13)の位置がB1で示され、カメラ2(14)の位置がB2で示されている。
車両1(2)〜1(4)においても、車両1(1)と同様に、進行方向の先頭から順に、A側のカメラ2の位置が、A1,A2で示され、B側のカメラ2の位置が、B1,B2で示されている。なお、図7の例では、カメラ2及びドア3が片側に2つなので、各車両1のカメラ2の位置が、A1,A2,B1,B2で示されているが、カメラ2の数が3つ以上の場合も、進行方向の先頭から順に、A側とB側のカメラ2の位置が、それぞれ、昇順で示される。例えば、カメラ2が片側に3つある場合は、各車両1のカメラ2の位置は、A1,A2,A3,B1,B2,B3で示される
これらのカメラ位置(A1,A2,B1,B2)は、絶対的であり、後述する車両方向転換が一部の車両1で行われた場合にも不変である。
上記各装置(カメラ2、車両装置20、管理装置110、表示装置30、録画装置40)には、それぞれ、固有のIP(Internet Protocol)アドレスが割り付けられている。例えば、192.168.1.0/24のネットワークグループにて、互いに異なるIPアドレスが割り付けられている。
図8は、背景技術に係る各装置のIPアドレスを示す図である。IPアドレスを有する各装置は、通信相手となる他の装置のIPアドレスを記憶しており、IPアドレスを用いて、自己の属している車両の各装置や、他の車両の各装置との間で、通信を行うことができる。各装置間で交わされる通信情報には、送信元と送信先(宛先)のIPアドレスが含まれる。
スイッチ50は、上記各装置のIPアドレスを記憶しており、各装置からの通信情報を受信すると、該通信情報に含まれる送信先の装置、又は送信先の装置が接続されているスイッチ50へ、受信した通信情報を配信する。
例えば、表示装置30(1)は、スイッチ50(1)を介して、車両1(1)の管理装置110及びカメラ2(11)〜2(14)から、データを受信し取得することができる。また、表示装置30(1)は、スイッチ50(1)とスイッチ50(2)を介して、車両1(2)のカメラ2(21)〜2(24)から、データを受信し取得することができる。
車両装置20は、列車の運行を制御、例えば、列車の進行や停止、車両ドア3の開閉、空調等を制御する。車両装置20は、列車の進行開始を示す列車進行開始情報や、列車の停止を示す列車停止情報や、列車の進行方向を示す列車進行方向情報を、管理装置110へ通知する。列車進行方向情報は、例えば、列車進行方向の先頭車両を示す先頭車両情報である。また、車両装置20では、A側とB側のどちらのドアが開状態になるかを、ドア開側情報として管理装置110へ通知する。
管理装置110は、一編成分(車両番号1〜4の車両)の、カメラ2と録画装置40と表示装置30のIPアドレスを事前にデータベースに保存し管理している。管理装置110は、車両装置20から列車進行開始情報や列車停止情報を受信すると、これらを表示装置30へ通知する。
表示装置30は、列車が駅ホームに停車して車両ドア3が開けられると、つまり、管理装置110から列車停止情報を受信すると、車両ドア3が開けられた側(つまり、駅ホーム側)のカメラ2を選択し、該選択したカメラ2で撮影した映像を表示する。
次に、表示装置30がカメラ2を選択する方法について、図9を用いて説明する。図9は、背景技術に係る使用カメラ判定方法を説明する図である。
図9の210は、管理装置110が車両装置20から受信して記憶した車両情報で、先頭車両情報(つまり列車進行方向情報)とドア開側情報である。図9の例では、先頭車両は、車両番号1の車両(図7の車両1(1))で、ドア開側は、図7のB側である。
図9の201と202は、図8で述べたように、各カメラ2に対応するIPアドレスを示す。図9の203は、列車編成時における各カメラ2の位置(初期位置)を示す初期位置情報である。図9の例では、カメラ11〜カメラ14、カメラ21〜カメラ24、カメラ31〜カメラ34、カメラ41〜カメラ44の初期位置は、それぞれ、A1,A2,B1,B2である。
図9の205は、管理装置110が、開けられた車両ドア3を撮影しているカメラがどれかを判定した結果である。すなわち、管理装置110は、車両装置20から列車停止情報及びドア開側情報を受信すると、ドア開側情報と初期位置情報とに基づき、ドア開側(図9の例ではB側)に配置されたカメラ2を、表示に使用するカメラとして判定する。図9の例では、カメラ13〜カメラ14、カメラ23〜カメラ24、カメラ33〜カメラ34、カメラ43〜カメラ44を、表示に使用するカメラ(使用カメラ)として判定する。
そして、管理装置110は、該使用カメラ判定結果である使用カメラ位置情報を、データベースに記憶する。例えば、それぞれ初期位置情報がB1とB2であるカメラ13とカメラ14を、車両1(1)で使用するカメラ2として判定し、判定結果である使用カメラ位置情報として、車両1‐B1及び車両1‐B2を、それぞれ、カメラ13及びカメラ14と対応付けて記憶する。
表示装置30(1)は、管理装置110から列車停止情報を受信すると、管理装置110のデータベースを参照して、使用カメラと判定されたカメラ2のIPアドレスを取得する。そして、表示装置30(1)は、取得したIPアドレスを用いて、使用カメラと判定されたカメラ2から、ライブの映像データを取得し表示する。
下記の特許文献1には、監視カメラや表示装置を備え、IPアドレスを用いてネットワークを構成する車両監視システムが開示されている。
特開2011−205582号公報
ところで、列車運行中において、列車を構成する複数の車両のうち、一部の車両の方向転換を行うことがある。方向転換すると、車両の向きが、180度転換される。この方向転換は、例えば、車両の故障時において、故障車両を、別編成の列車の正常な車両と交換する場合などに行われる。
図10は、方向転換車両が生じた場合のカメラ配置を説明する図である。図10では、図7に示す4車両のうち、車両番号3の車両1(3)と、車両番号4の車両1(4)が方向転換車両である。このこと以外は、図7と同様である。
そのため、車両番号3と車両番号4の位置A1,A2,B1,B2にあるカメラが、図7と異なっている。例えば、車両番号3の位置A1,A2,B1,B2にあるカメラは、それぞれ、カメラ34、カメラ33、カメラ32、カメラ31となっている。また、車両番号4の位置A1,A2,B1,B2にあるカメラは、それぞれ、カメラ44、カメラ43、カメラ42、カメラ41となっている。
すなわち、カメラ31、カメラ32、カメラ33、カメラ34の現在位置は、それぞれ、B2,B1,A2,A1となっている。また、カメラ41、カメラ42、カメラ43、カメラ44の現在位置は、それぞれ、B2,B1,A2,A1となっている。
一方、カメラ31〜34、カメラ41〜44の初期位置は、図9に示した通りであり、方向転換により変わることはない。前述したように、管理装置110は、ドア開側情報と初期位置情報とに基づき、ドア開側に配置されたカメラを、表示に使用するカメラとして判定する。したがって、図9で説明したように、管理装置110は、カメラ13〜カメラ14、カメラ23〜カメラ24、カメラ33〜カメラ34、カメラ43〜カメラ44を、表示に使用するカメラとして判定する。
ところが、方向転換した車両のカメラ33〜カメラ34、カメラ43〜カメラ44は、図10に示すように、A側に位置している。したがって、方向転換した車両については、駅ホームと反対側の映像を表示してしまうことになる。
この問題を解決する方法の一つとして、列車運行毎に、方向転換した車両を含む列車編成か否かを事前に把握して、管理装置110の記憶している車両構成表(具体的には、カメラとIPアドレスの対応等)を設定変更することが挙げられるが、設定変更を行う手間が発生する。また、設定作業ミスがあると列車運行停止に繋がる可能性があるので、人間が設定変更を行うことは避けることが望ましい。
本発明は、方向転換した車両を含む列車編成においても、開いたドア近傍を撮影した映像を表示することを容易に行える技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための、本願発明に係る車両監視システムの代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
複数の車両から構成され、各車両の両側(A側とB側)に車両ドアが設けられた列車が停車したときに、開状態になった車両ドアである開状態ドアの外側を撮影して表示する車両監視システムであって、
複数の車両ドアにそれぞれ対応して設けられ、対応する車両ドアの外側をそれぞれ撮影する複数のカメラと、
前記開状態ドアに対応するカメラを判定する管理装置と、
前記管理装置の判定に基づき、前記開状態ドアに対応するカメラで撮影した映像データを表示する表示装置と、を備え、
前記管理装置は、制御部と記憶部を含み、
前記記憶部は、複数のカメラそれぞれの識別子と、複数のカメラがそれぞれA側とB側のどちら側にあったのかを示す初期位置と、を対応付けて記憶し、
前記制御部は、列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報と、前記開状態ドアを特定する開ドア特定情報とを取得した後、前記開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するカメラであるドア開カメラの前記初期位置と、前記ドア開側情報とがB側で一致する車両である一致車両については、前記初期位置がB側のカメラを、前記表示装置での表示に使用するカメラである表示使用カメラと判定し、前記ドア開カメラの前記初期位置と前記ドア開側情報とがB側で一致しない車両である不一致車両については、前記初期位置がA側のカメラを前記表示使用カメラと判定する、
ことを特徴とする車両監視システム。
また、本願発明に係る管理装置の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
複数の車両から構成され、各車両の両側(A側とB側)に車両ドアが設けられた列車が停車したときに、開状態になった車両ドアである開状態ドアの外側を撮影して表示する車両監視システムに用いられる管理装置であって、
前記管理装置は、制御部と記憶部を含み、
前記記憶部は、複数の車両ドアにそれぞれ対応して設けられ、対応する車両ドアの外側をそれぞれ撮影する複数のカメラのそれぞれの識別子と、複数のカメラがそれぞれA側とB側のどちら側にあったのかを示す初期位置と、を対応付けて記憶し、
前記制御部は、列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報と、前記開状態ドアを特定する開ドア特定情報とを取得した後、前記開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するカメラであるドア開カメラの前記初期位置と、前記ドア開側情報とがB側で一致する車両については、前記初期位置がB側のカメラを、表示に使用するカメラである表示使用カメラと判定し、前記ドア開カメラの前記初期位置と前記ドア開側情報とがB側で一致しない車両については、前記初期位置がA側のカメラを前記表示使用カメラと判定する、
ことを特徴とする管理装置。
また、本願発明に係る監視方法の代表的な構成は、次のとおりである。すなわち、
複数の車両から構成され、各車両の両側(A側とB側)に車両ドアが設けられた列車が停車したときに、開状態になった車両ドアである開状態ドアの外側を撮影して表示する車両監視システムにおける監視方法であって、
複数の車両ドアにそれぞれ対応して設けられ、対応する車両ドアの外側をそれぞれ撮影する複数のカメラのそれぞれの識別子と、複数のカメラがそれぞれA側とB側のどちら側にあったのかを示す初期位置と、を対応付けて記憶する記憶手順と、
列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報と、前記開状態ドアを特定する開ドア特定情報とを取得する情報取得手順と、
前記開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するカメラであるドア開カメラの前記初期位置と、前記ドア開側情報とがB側で一致する車両については、前記初期位置がB側のカメラを、表示に使用するカメラである表示使用カメラと判定し、前記ドア開カメラの前記初期位置と前記ドア開側情報とがB側で一致しない車両については、前記初期位置がA側のカメラを前記表示使用カメラと判定する判定手順と、
前記判定手順で前記表示使用カメラと判定されたカメラが撮影した映像データを表示する表示手順と、
を備えることを特徴とする監視方法。
上記構成によれば、方向転換した車両を含む列車編成においても、開いたドア近傍を撮影した映像を表示することを、容易に行うことができる。
本発明の実施形態に係る車両監視システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るカメラによる車側灯の消灯判定を説明する図である。 本発明の実施形態に係るカメラによる車側灯の点灯判定を説明する図である。 本発明の実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る表示装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る使用カメラ判定方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係る表示装置における表示方法を説明する図である。 背景技術に係る車両監視システムの構成を示す図である。 背景技術に係る各装置のIPアドレスを示す図である。 背景技術に係る使用カメラ判定方法を説明する図である。 背景技術において方向転換車両が生じた場合のカメラ配置を説明する図である。
(本発明の実施形態)
本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両監視システムの構成を示す図であり、上面図である。図1の構成のうち、背景技術の図7と同じ構成には同符号を付し、説明を省略する。図1の構成のうち、図7と異なる構成は、管理装置10と車側灯4である。また、図1では、背景技術の図10と同様に、車両1(1)〜1(4)の4台の車両のうち、車両1(3)〜1(4)の2台が方向転換車両である。
図1に示す列車には、管理装置10と車側灯4のほか、図7と同様に、カメラ2(11)〜2(44)、車両装置20、表示装置30(1)〜30(2)、録画装置40(1)〜40(4)、ネットワークスイッチ50(1)〜50(4)が、搭載されている。
また、図1の例では、車両ドアが開状態又は閉状態であることを報知する車側灯4が、各車両の両側(A側とB側)に1つずつ設けられている。具体的には、車側灯4(11)、4(13)、4(21)、4(23)、4(31)、4(33)、4(41)、4(43)が、それぞれ、車両ドア3(11)、3(13)、3(21)、3(23)、3(31)、3(33)、3(41)、3(43)に対応するように設けられている。これらの車側灯を代表させて呼ぶときは、車側灯4と称す。
車側灯4は、対応する車両ドア3が開状態において点灯し、閉状態において消灯する。車側灯4の点灯及び消灯は、本実施形態の車両監視システムとは無関係に、車両ドア3の開閉状態に依存して行われる。例えば、公知の距離センサ等を用いて、車両ドア3の開状態を検知して点灯し、閉状態を検知して消灯するように構成されている。
なお、図1の例では、車側灯4を、各車両の両側(A側とB側)に1つずつ設けているが、各車両ドア3に1対1対応するように設けてもよい。つまり、車両ドア3(11)〜3(44)にそれぞれ対応するように、車側灯4(11)〜4(44)を設けてもよい。
カメラ2(11)〜2(44)は、複数の車両ドア3にそれぞれ対応して設けられ、対応する車両ドア3の外側をそれぞれ撮影する。詳しくは、カメラ2(11)〜2(44)は、車両ドア近傍の駅ホーム等の車両外側を撮影できるように、それぞれ、車両ドア3(11)〜3(44)近傍において、車両1の外側に設置される。なお、カメラ2は、車両1の外側を撮影できるようになっていればよく、車両1の外壁に埋め込むように設けてもよい。
本実施形態の車両監視システムは、車側灯4と、管理装置10と、車両装置20と、表示装置30とを含むように構成される。加えて、録画装置40と、ネットワークスイッチ50とを含むように構成してもよい。
本実施形態では、車側灯4の点灯、つまり、車両ドア3の開状態を検知して、開状態にある車両ドア3に対応するカメラ2で撮影した映像データを、表示装置30に表示するようにする。これにより、方向転換した車両を含む列車編成においても、開いたドア近傍を撮影した映像を、確実に表示することができる。
図2Aは、本発明の実施形態に係るカメラによる車側灯の消灯判定を説明する図であり、図2Bは、本発明の実施形態に係るカメラによる車側灯の点灯判定を説明する図である。図2Aと図2Bは、車両1を、車両1の外側かつ水平方向から見た図である。図2Aと図2Bにおける破線は、カメラの視野角を示す。
図2Aと図2Bの例では、車側灯4は、車両ドア3の上方において車両1の外壁に設けられている。そして、車両ドア3が閉じた状態では、消灯状態になり、車両ドア3が開いた状態では、点灯状態になる。この車側灯4をカメラ5で撮影し、撮影した映像を管理装置10へ送信する。管理装置10では、カメラ5から受信した映像を解析し、各車側灯4の点灯状態及び消灯状態を判定、つまり、各車両ドア3が開状態か閉状態かを判定する。
このように、本実施形態では、管理装置10は、各車両のそれぞれから、開状態になった車両ドアである開状態ドアを特定する開ドア特定情報(車側灯4の点灯情報又は消灯情報)を取得する。
カメラ5は、図1のカメラ2とは別に設けてもよいが、本実施形態では、図1のカメラ2の一部を用いる。つまり、カメラ5として、車側灯4が設けられたドア3に対応するカメラ2を用いる。カメラ5として、図1のカメラ2を流用して使用すると、新たなカメラを設ける必要がなく、本車両監視システムのコストを低減できる。
具体的には、車側灯4(11)、4(13)、4(21)、4(23)、4(31)、4(33)、4(41)、4(43)にそれぞれ対応する車両ドア3(11)、3(13)、3(21)、3(23)、3(31)、3(33)、3(41)、3(43)にそれぞれ対応するカメラ2(11)、2(13)、2(21)、2(23)、2(31)、2(33)、2(41)、2(43)を、それぞれ、車側灯4(11)、4(13)、4(21)、4(23)、4(31)、4(33)、4(41)、4(43)の状態を撮影するカメラ5として用いる。
なお、管理装置10において、カメラ5から受信した映像を解析し、各車側灯4の点灯状態及び消灯状態を判定する処理については、公知の画像処理技術により実現できる。例えば、カメラ5から受信した映像データ中で、車側灯4の位置の輝度レベルを、点灯時と消灯時について予め計測し、点灯時と消灯時の中間の輝度レベルを閾値に設定する。そして、実際に車側灯4を撮影したときに、車側灯4の位置の輝度レベルが閾値以上である場合は、点灯状態と判定し、閾値未満である場合は、消灯状態と判定する。
あるいは、点灯状態において車側灯4から、所定の点滅パターンを発生させる。この点滅パターンは、人が視認できない周波数とする。管理装置10は、この点滅パターンを検知することにより、点灯状態と判定する。
なお、本実施形態では、車側灯4の点灯状態及び消灯状態を判定することにより、車両ドア3が開状態か閉状態かを判定するよう構成したが、他の方法により、車両ドア3が開状態か閉状態かを判定するよう構成してもよい。例えば、車両ドア3の近傍に、ドア開状態におけるドア間隔を測定する公知の距離センサを設け、該距離センサを用いて、車両ドア3が開状態か閉状態かを判定するよう構成してもよい。
車両装置20は、運転士からの指示に基づき、列車の進行や停止、車両ドア3の開閉等を制御する。車両装置20は、列車進行開始情報や、列車停止情報や、列車進行方向情報(例えば先頭車両情報)を、管理装置10へ通知する。また、車両装置20では、列車が停車する際に、A側とB側のどちらのドアを開状態にするのかを、ドア開側情報として管理装置10へ通知する。
なお、図7では、列車進行方向を見たときに右側をA側とし、左側をB側として説明したが、本実施形態では、図7における説明のように右側をA側とし左側をB側と考えてもよいし、逆に、右側をB側とし左側をA側と考えてもよい。図1の例では、図7と同様、列車進行方向を見たときに右側をA側とし、左側をB側とする。
管理装置10は、一編成分の列車(本実施形態では車両番号1〜4の車両)の、カメラ2と表示装置30のIPアドレスを、事前にデータベース(後述の管理装置記憶部12)に記憶している。管理装置10は、車両装置20から列車進行開始情報や列車停止情報を受信すると、該受信した列車進行開始情報や列車停止情報を表示装置30へ通知する。
表示装置30は、列車が駅ホームに停車して車両ドア3が開けられると、つまり、管理装置10から列車停止情報を受信すると、管理装置記憶部12を参照して、車両ドア3が開けられた側のカメラ2を選択し、該選択したカメラ2で撮影した映像を表示する。
図3は、本発明の実施形態に係る管理装置の構成を示す図である。図3に示すように、管理装置10は、管理装置制御部11と、管理装置記憶部12と、操作表示部13とを含むように構成される。
操作表示部13は、操作者からの指示を受け付ける操作部と、各種情報を表示する表示部とを含むように構成される。操作部は、例えば、キーボードやマウス等により構成される。表示部は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。
管理装置記憶部12について、図5を用いて説明する。図5は、管理装置記憶部12の内容を示す。管理装置記憶部12は、車両情報12aとカメラ関連情報12bとを含むように記憶する。
車両情報12aは、車両装置20から取得した情報であり、先頭車両情報と、ドア開側情報とを含む。先頭車両情報は、当該列車の先頭車両を示す情報、つまり、当該列車の進行方向を示す情報である。ドア開側情報は、当該列車が駅ホームに停車する際に車両ドアが開く側を示す情報である。
なお、管理装置記憶部12は、物理的に管理装置10内に配置されるものに限られるものではない。管理装置制御部11からアクセス可能であれば、管理装置10の外部に設けてもよい。例えば、管理装置記憶部12に固有のIPアドレスを付与し、SW50を介して、管理装置制御部11からアクセスできるようにしてもよい。
カメラ関連情報12bには、少なくとも、当該車両監視システムの列車に搭載された各カメラ2を特定する識別子(図5の61)と、各カメラ2の通信用アドレスであるIPアドレス(図5の62)と、各カメラ2の初期位置情報(図5の63)と、表示に使用する使用カメラの位置情報(図5の67)とが、それぞれ対応付けて記憶される。
図5の例では、各カメラ2を特定する識別子は、装置名(図5の61)であり、カメラ11〜カメラ14等である。各カメラ2の初期位置情報(図5の63)は、初期の列車編成時において各カメラ2がそれぞれA側とB側のどちら側にあったのかを示す。詳しくは、初期位置は、列車編成時において各カメラ2がどのドア位置にあったのかを示す。各カメラのIPアドレスは、互いに異なるよう設定されている。
装置名(図5の61)、IPアドレス(図5の62)、初期位置情報(図5の63)は、例えば、操作部から操作者により入力されて記憶される。
図5の例では、初期位置情報は、各車両においてA1,A2,B1,B2で示される。このように、初期位置は、列車編成時において各カメラがA側とB側のどちら側にあったのかを示すだけでなく、A側及びB側のそれぞれにおいて、列車の先頭からの各カメラの位置の順位を含む。例えば、図5の例では、カメラ11とカメラ12の初期位置が、車両番号1の車両のA側において、それぞれ列車の先頭から1番目と2番目であり、カメラ13とカメラ14の初期位置が、車両番号1の車両のB側において、それぞれ列車の先頭から1番目と2番目であることを示す。
使用カメラの位置情報(図5の67)は、管理装置制御部11が、表示装置30における表示に使用すると判定したカメラ2と、その位置を示す。図5の例では、例えば、車両番号1の車両については、カメラ13とカメラ14を表示に使用し、かつ、カメラ13とカメラ14の位置が、それぞれ、B1とB2であることを示す。
車側灯情報(図5の65)は、上述のカメラ5を用いて管理装置制御部11が取得した、車側灯4の状態(点灯又は消灯)を示す。
現在位置情報(図5の64)は、現時点において各カメラ2がどのドア位置にあるのかを示す現在位置の情報である。現在位置情報は、説明の便宜上設けたものであり、管理装置記憶部12に記憶されるものではない。
論理位置情報(図5の66)は、ドア開側情報と車側灯情報とに基づき管理装置制御部11が論理的に導出して取得したもので、各カメラ2の位置(論理位置)を示す情報である。管理装置制御部11は、カメラ2の論理位置を取得することにより、カメラ2の現在位置を認識する。当然、論理位置は、現在位置と同じ内容となる。
なお、装置名(図5の61)と、IPアドレス(図5の62)と、初期位置情報(図5の63)と、使用カメラの位置情報(図5の67)に加え、さらに、車側灯情報(図5の65)と、論理位置情報(図5の66)を、カメラ関連情報12bとして、管理装置記憶部12に記憶するように構成してもよい。
管理装置制御部11は、当該管理装置制御部11が含まれる管理装置10を構成する各部を制御する。また、管理装置制御部11は、車両装置20から先頭車両情報及びドア開側情報を取得し、車両情報12a(先頭車両情報及びドア開側情報)として、管理装置記憶部12に記憶させる。
また、管理装置制御部11は、車側灯4を撮影したカメラ2の映像データに基づいて、その車側灯4が点灯状態であるか消灯状態であるかを判定する。これにより、管理装置制御部11は、開状態の車両ドアを特定する車側灯情報(図5の65)、つまり開ドア特定情報を取得する
また、管理装置制御部11は、ある車両において点灯している車側灯4に対応するカメラの初期位置と、先頭車両である車両番号1において点灯している車側灯4に対応するカメラ13の初期位置とに基づき、その車両が方向転換しているか否かを判定する。
あるいは、管理装置制御部11は、ある車両において点灯している車側灯4に対応するカメラの初期位置と、ドア開側情報とに基づき、その車両が方向転換しているか否かを判定する。
また、管理装置制御部11は、方向転換していない車両については、その車両の車両番号に対応する初期位置をそのまま論理位置とする。また、方向転換している車両については、初期位置でA側であったものを、論理位置ではB側とし、初期位置でB側であったものを論理位置ではA側とする。
また、管理装置制御部11は、論理位置が、車両情報12aのドア開側情報(図5の例ではB)と同じ側に配置されたカメラを、表示に使用するカメラとして判定する。そして、管理装置制御部11は、表示に使用すると判定したカメラの位置である使用カメラ位置を、使用カメラの位置情報(図5の67)として、管理装置記憶部12に記憶させる。
こうして、管理装置制御部11は、列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報(B側)を当該列車から取得し、かつ、列車が停車したときに、開状態ドアを特定する開ドア特定情報(車側灯情報)を、各車両のそれぞれから取得する。そして、管理装置制御部11は、開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するカメラであるドア開カメラの初期位置と、ドア開側情報とがB側で一致する車両については、初期位置がB側のカメラを、表示に使用する表示使用カメラと判定し、ドア開カメラの初期位置とドア開側情報とがB側で一致しない車両については、初期位置がA側のカメラを表示使用カメラと判定する。
図4は、本発明の実施形態に係る表示装置の構成を示す図である。図4に示すように、表示装置30は、表示装置制御部31と、表示装置記憶部32と、表示部33とを含むように構成される。
表示部33は、カメラ2で撮影した映像データを表示するもので、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。
表示装置記憶部32は、表示装置30における表示画面とカメラ2との対応付けを、表示画面/カメラ対応テーブルとして記憶する。図4の32aは、表示画面D1〜D4に、表示パターン1と表示パターン2とを交互に繰り返し表示する場合の対応付けテーブルである。表示パターン1では、表示画面D1及びD2に、車両番号1の車両のカメラ2の映像を表示し、表示画面D3及びD4に、車両番号2の車両のカメラ2の映像を表示する。また、表示パターン2では、表示画面D1及びD2に、車両番号3の車両のカメラ2の映像を表示し、表示画面D3及びD4に、車両番号4の車両のカメラ2の映像を表示する。
図4の32aの場合の、表示の様子を、図6に示す。図6は、本発明の実施形態に係る表示装置の表示方法を説明する図である。図6に示すように、4つの表示画面D1〜D4に、表示パターン1と表示パターン2が、繰り返し切り換えられて表示される。本実施形態では、図6に示すように、表示パターン1では、表示画面D1〜D4に、それぞれ、カメラ13,カメラ14,カメラ23,カメラ24の映像が表示される。表示パターン2では、表示画面D1〜D4に、それぞれ、カメラ32,カメラ31,カメラ42,カメラ41の映像が表示される。
このとき、使用カメラ位置(図5の67)が、カメラ13は車両1−B1であり、カメラ14は車両1−B2であるので、列車の進行方向において、より先頭に近い位置であるB1に位置するカメラ13が表示画面D1に表示され、より後の位置であるB2に位置するカメラ14が表示画面D2に表示される。
このように、同じ車両内のカメラであっても、列車の進行方向において、より先頭に近い位置にあるカメラの映像を、表示画面に向かって左側に表示されるようにしたので、監視が容易となる。
また、図4の32bは、表示画面D1及びD2、D3及びD4、D5及びD6、D7及びD8に、それぞれ、車両番号1の車両のカメラの映像、車両番号2の車両のカメラの映像、車両番号3の車両のカメラの映像、車両番号4の車両のカメラの映像を対応付けたテーブルである。この場合は、8つの表示画面D1〜D8に、1つの表示パターンが継続して表示される。こうして、例えば、表示画面D1〜D8に、それぞれ、カメラ13,カメラ14,カメラ23,カメラ24,カメラ32,カメラ31,カメラ42,カメラ41の映像が、継続して表示される。
なお、表示画面D1〜D4としては、4つの表示パネルを用いてもよく、あるいは、1つの表示パネルにおいて4分割表示するようにしてもよい。表示画面D1〜D8も同様である。
表示装置制御部31は、当該表示装置制御部31が含まれる表示装置30を構成する各部を制御する。また、表示装置制御部31は、開状態ドアに対応するカメラについての管理装置10の判定に基づき、開状態ドアに対応するカメラで撮影した映像データを、表示部33に表示させる。
すなわち、表示装置制御部31は、管理装置10から列車停止情報を受信すると、管理装置記憶部12のカメラ関連情報12bを参照することにより、各車両で表示に使用するカメラ(つまり、開状態ドアに対応するカメラ)の位置である使用カメラ位置(図5の67)と、該使用カメラ位置のカメラのIPアドレス(図5の62)とを取得する。そして、該取得したIPアドレスのカメラから映像データを取得し、該取得した映像データを、前記取得した使用カメラ位置と、表示装置記憶部32に記憶した表示位置/カメラ対応テーブルとに基づき表示する。
管理装置制御部11と表示装置制御部31は、例えば、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)と、それぞれの動作プログラム等を格納する内部メモリで構成することができる。各CPUは、それぞれの動作プログラムに従って動作する。
管理装置記憶部12と表示装置記憶部32は、例えば、それぞれ、半導体メモリ(フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(read only memory)等)や磁気ディスク等により構成される。
次に、表示装置30で表示に使用されるカメラ2を判定する方法について、図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施形態に係る使用カメラ判定方法を説明する図である。
上述したように、管理装置10には、初期位置情報(図5の63)が予め設定されている。図5の例では、カメラ11〜カメラ14、カメラ21〜カメラ24、カメラ31〜カメラ34、カメラ41〜カメラ44の初期位置は、それぞれ、A1,A2,B1,B2である。
また、図5の例では、車両番号1と車両番号2の各カメラ2の現在位置(図5の64)は、初期位置と同じであるが、車両番号3と車両番号4の各カメラ2の現在位置は、初期位置と異なる。これは、車両番号3と車両番号4の車両2台が方向転換したためである。
まず、管理装置制御部11は、車両装置20から車両情報を受信して、管理装置記憶部12に記憶させる。記憶された車両情報(図5の12a)は、先頭車両情報(つまり列車進行方向情報)とドア開側情報とを含む。図5の例では、先頭車両は、車両番号1の車両(図1の車両1(1))で、ドア開側は、図1のB側である。
また、管理装置制御部11は、列車が駅ホームに停車すると、車側灯4の状態(点灯又は消灯)を示す車側灯情報(図5の65)を取得する。車側灯情報は、実際に開状態になった車両ドアを特定する情報(開ドア特定情報)である。点灯状態(開状態)の場合は1、消灯状態(閉状態)の場合は0である。また、対応する車側灯4が存在しない場合も0としている。
前述したように、本実施形態では、カメラ11、カメラ13、カメラ21、カメラ23、カメラ31、カメラ33、カメラ41、カメラ43を、それぞれ、車側灯4(11)、4(13)、4(21)、4(23)、4(31)、4(33)、4(41)、4(43)の状態を撮影するカメラとして用いる。
図5の例では、車側灯情報(図5の65)は、カメラ13、カメラ23、カメラ31、カメラ41にそれぞれ対応する車側灯4(13)、4(23)、4(31)、4(41)が点灯状態であり、その他の車側灯4が消灯状態であること、又は存在しないことを示す。
管理装置制御部11は、ドア開側情報と車側灯情報とに基づき、各カメラ2の位置(論理位置)を示す論理位置情報(図5の66)を取得する。図5の例では、例えば、車両番号1のカメラ11〜カメラ14の論理位置は、それぞれ、A1,A2,B1,B2である。また、車両番号3のカメラ31〜カメラ34の論理位置は、それぞれ、B2,B1,A2,A1である。論理位置の判定方法は後述する。
管理装置制御部11は、ドア開側情報と上記論理位置情報とに基づき、ドア開側(図5の例ではB側)に配置されたカメラを、表示に使用するカメラとして判定する。そして、管理装置制御部11は、使用カメラ判定結果である使用カメラ位置情報(図5の67)を、管理装置記憶部12に記憶させる。
図5の例では、管理装置制御部11は、カメラ13〜カメラ14、カメラ23〜カメラ24、カメラ31〜カメラ32、カメラ41〜カメラ42を、表示に使用するカメラとして判定する。そして、管理装置制御部11は、使用カメラ位置情報として、車両1‐B1及び車両1‐B2を、それぞれ、カメラ13及びカメラ14と対応付けて管理装置記憶部12に記憶させ、車両2‐B1及び車両2‐B2を、それぞれ、カメラ23及びカメラ24と対応付けて管理装置記憶部12に記憶させ、車両3‐B1及び車両3‐B2を、それぞれ、カメラ32及びカメラ31と対応付けて管理装置記憶部12に記憶させ、車両4‐B1及び車両4‐B2を、それぞれ、カメラ42及びカメラ41と対応付けて管理装置記憶部12に記憶させる。
次に、管理装置制御部11による論理位置の判定方法について、第1実施例〜第3実施例を説明する。
(第1実施例)
第1実施例では、管理装置制御部11は、車両装置20から取得した車両情報12a中の先頭車両情報及びドア開側情報と、車側灯情報とを用いて、論理位置を判定する。第1実施例では、先頭車両は、方向転換していない車両番号1の車両である。
まず、管理装置制御部11は、車両情報12aにおける先頭車両の車両番号を調べる。第1実施例では、車両情報12aにおける先頭車両は、車両番号1の車両である。先頭車両は、基本的に非対称形であり、方向転換して編成されることはない。そのため、管理装置制御部11は、先頭車両のカメラ11〜カメラ14の論理位置を判定せずに、ドア開側情報と初期位置情報とに基づいて、使用カメラ位置を判定する。
なお、管理装置制御部11は、後述する第3実施例のように、車両番号1の車両について、車両情報12aにおけるドア開側情報の示すドア開側(図5の例ではB側)と、点灯している車側灯4に対応するカメラ2(つまり、開状態になった車両ドア3に対応するカメラ2)の初期位置B1とが、B側という点で一致するので、車両番号1の車両は、方向転換していないと判定するようにしてもよい。図5の例では、車両番号1において、カメラ13に対応する車側灯4が点灯している。カメラ13の初期位置はB1である。したがって、点灯している車側灯4に対応するカメラ13の初期位置B1は、ドア開側情報Bと、B側という点において一致する。
次に、管理装置制御部11は、車両番号2以降の各車両において、点灯している車側灯4に対応するカメラ(つまり、開状態になった開状態ドアに対応するカメラ)の初期位置と、先頭車両である車両番号1において、点灯している車側灯4に対応するカメラ13の初期位置(つまり、ドア開側情報)とが、A側又はB側という点において一致するか否かを判定する。一致するということは、その車両は、先頭車両と同じ方向なので、方向転換していないということである。一致しないということは、その車両は、方向転換しているということである。
このように、第1実施例では、車両番号2以降の各車両において、点灯している車側灯4に対応するカメラの初期位置と、車両番号1において点灯している車側灯4に対応するカメラ13の初期位置とが、A側又はB側という点において一致するか否かを判定する。ところで、第1実施例では、車両番号1において点灯している車側灯4に対応するカメラ13の初期位置が示すBは、上述したように、ドア開側情報のBと一致する。また、点灯している車側灯4に対応するカメラの初期位置は、開状態ドアに対応するカメラの初期位置を意味する。したがって、第1実施例では、車両番号2以降の各車両において、開状態ドアに対応するカメラの初期位置と、ドア開側情報とが、A側又はB側という点において一致するか否かを判定することになる。
図5の例では、車両番号2において、カメラ23に対応する車側灯4が点灯している。カメラ23の初期位置はB1であるので、車両番号1のカメラ13の初期位置であるB1と、B側という点において一致する。したがって、車両番号2の車両は、方向転換していない。
また、車両番号3において、カメラ31に対応する車側灯4が点灯している。カメラ31の初期位置はA1であるので、車両番号1のカメラ13の初期位置であるB1と、A側という点において一致しない。したがって、車両番号3の車両は、方向転換している。
また、車両番号4において、カメラ41に対応する車側灯4が点灯している。カメラ41の初期位置はA1であるので、車両番号1のカメラ13の初期位置であるB1と、A側という点において一致しない。したがって、車両番号4の車両は、方向転換している。
次に、管理装置制御部11は、管理装置記憶部12に記憶していた初期位置情報(図5の63)に基づき、論理位置情報(図5の66)を作成する。具体的には、管理装置制御部11は、方向転換していない車両については、その車両の車両番号に対応する初期位置をそのまま論理位置とする。また、方向転換している車両については、初期位置でA1〜Anであったものを、Bn〜B1の論理位置とし、初期位置でB1〜BnであったものをAn〜A1の論理位置とする。nは2以上の整数である。つまり、管理装置制御部11は、方向転換している車両については、初期位置のA側とB側を入れ替えるとともに、初期位置の順位と逆の順位を、論理位置の順位とする。
図5の例では、車両番号1において、カメラ11〜カメラ14に対応する論理位置は、それぞれ、A1,A2,B1,B2となる。また、車両番号2において、カメラ21〜カメラ24に対応する論理位置は、それぞれ、A1,A2,B1,B2となる。また、車両番号3において、カメラ31〜カメラ34に対応する論理位置は、それぞれ、B2,B1,A2,A1となる。また、車両番号4において、カメラ41〜カメラ44に対応する論理位置は、それぞれ、B2,B1,A2,A1となる。
そして、管理装置制御部11は、各カメラに対応する論理位置を、管理装置記憶部12に記憶させるとともに、論理位置が、車両情報12aのドア開側(図5の例ではB側)と同じ側(B側)に配置されたカメラ2を、表示に使用するカメラとして判定する。
このように、管理装置制御部11は、開状態ドアに対応するカメラの初期位置とドア開側情報とがB側で一致する車両については、方向転換していないので、初期位置がB側のカメラを表示に使用するカメラとして判定し、開状態ドアに対応するカメラの初期位置とドア開側情報とがB側で一致しない車両については、方向転換しているので、初期位置がA側のカメラを表示に使用するカメラとして判定する。
図5の例では、管理装置制御部11は、車両番号1についてはカメラ13,カメラ14、車両番号2についてはカメラ23,カメラ24、車両番号3についてはカメラ32,カメラ31、車両番号4についてはカメラ42,カメラ41を、表示に使用するカメラとして判定する。
また、管理装置制御部11は、表示に使用すると判定したカメラに対応付けて、表示に使用する旨のフラグを、管理装置記憶部12に記憶させる。好ましくは、管理装置制御部11は、表示に使用すると判定したカメラの位置である使用カメラ位置を、管理装置記憶部12に記憶させる。詳しくは、管理装置制御部11は、方向転換していない車両については、初期位置の順位をそのまま使用カメラ位置の順位とし、方向転換している車両については、初期位置の順位と逆の順位を使用カメラ位置の順位とする。初期位置の順位とは、A側及びB側のそれぞれにおいて、列車の先頭からの順位を示すもの(車両番号1のA1,A2,・・・や、車両番号1のB1,B2,・・・)である。
図5の例では、管理装置制御部11は、方向転換していない車両番号1において表示使用すると判定したカメラであるカメラ13,カメラ14に対応付けて、それぞれ、車両1-B1,車両1-B2を、使用カメラ位置(図5の67)として、管理装置記憶部12に記憶させる。カメラ13,カメラ14の初期位置の順位は、それぞれ、車両番号1のB1,B2であり、この順位を、使用カメラ位置の順位とする。
また、管理装置制御部11は、方向転換していない車両番号2においてカメラ23,カメラ24に対応付けて、それぞれ、車両2-B1,車両2-B2を、使用カメラ位置として、管理装置記憶部12に記憶させる。カメラ23,カメラ24の初期位置の順位は、それぞれ、車両番号2のB1,B2であり、この順位を、使用カメラ位置の順位とする。
また、管理装置制御部11は、方向転換している車両番号3においてカメラ31,カメラ32に対応付けて、それぞれ、車両3-B2,車両3-B1を、使用カメラ位置として、管理装置記憶部12に記憶させる。カメラ31,カメラ32の初期位置の順位は、それぞれ、車両番号3のA1,A2であり、この順位と逆の順位を、使用カメラ位置の順位とする。
また、管理装置制御部11は、方向転換している車両番号4においてカメラ41,カメラ42に対応付けて、それぞれ、車両4-B2,車両4-B1を、使用カメラ位置として、管理装置記憶部12に記憶させる。カメラ41,カメラ42の初期位置の順位は、それぞれ、車両番号4のA1,A2であり、この順位と逆の順位を、使用カメラ位置の順位とする。
以上説明したように、管理装置制御部11は、ドア開側情報と開ドア特定情報(車側灯情報)とに基づき、各カメラの現在位置(図5の64)を取得し、該取得した現在位置を論理位置(図5の66)として、各カメラの識別子(図5の61)と対応付けて、管理装置記憶部12に記憶させる。したがって、論理位置(つまり、記憶した現在位置)を利用することにより、次に列車が停車したときに、管理装置制御部11の処理を簡素化することができる。
例えば、次に列車が停車したときに、管理装置記憶部12の論理位置情報(図5の66)を参照して、そのときのドア開側情報がB側の場合は、論理位置がB側のカメラを表示使用カメラとして判定する。また、そのときのドア開側情報がA側の場合は、論理位置がA側のカメラを表示使用カメラとして判定する。この場合、論理位置は、A側とB側のいずれかを示すだけのものであってもよく、A側又はB側における順位は必須ではない。
また、管理装置制御部11は、ドア開側情報と開ドア特定情報とに基づき、各カメラの現在位置(図5の64)を取得し、該取得した現在位置情報のうち、ドア開側情報(B側)と同じB側の情報を、使用カメラ位置(図5の67)として、各カメラの識別子(図5の61)と対応付けて、管理装置記憶部12に記憶させる。すなわち、使用カメラ位置(図5の67)も、現在位置の情報を含む。
表示装置30は、管理装置記憶部12を参照することにより、各車両で表示に使用するカメラの位置である使用カメラ位置(図5の67)と、それらのカメラに対応するIPアドレス(図5の62)とを取得する。そして、該取得したIPアドレスのカメラから映像データを取得し、該取得した映像データを、前記取得したカメラ位置に応じて表示する。
こうして、管理装置制御部11は、列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報を当該列車から取得し、かつ、列車が停車したときに、各車両のそれぞれから、開状態ドアを特定する開ドア特定情報を取得する。そして、管理装置制御部11は、開状態ドアに対応するカメラの初期位置とドア開側情報とがB側で一致する車両については、初期位置がB側のカメラを表示使用カメラと判定し、開状態ドアに対応するカメラの初期位置とドア開側情報とがB側で一致しない車両については、初期位置がA側のカメラを表示使用カメラと判定する。
(第2実施例)
第1実施例は、先頭車両が方向転換していない車両番号1の場合であったが、第2実施例は、先頭車両が方向転換している車両番号4の場合である。第2実施例でも、管理装置10は、車両情報12a中の先頭車両情報及びドア開側情報と、車側灯情報とを用いて、各カメラの論理位置を判定する。第2実施例では、図5の車両情報12aにおいて、先頭車両を車両番号4とする。このこと以外は、第2実施例における図5は、第1実施例における図5と同様である。
まず、管理装置制御部11は、車両情報12aにおける先頭車両の車両番号を調べる。上述したように、第2実施例では、車両情報12aにおける先頭車両は、車両番号4の車両である。
次に、管理装置制御部11は、先頭車両である車両番号4の車両について、車両情報12aにおけるドア開側情報の示すドア開側(図5の例ではB側)と、点灯している車側灯4に対応するカメラ41の初期位置A1とが、B側という点において一致するか否かを判定する。この場合、一致しないので、車両番号4の車両は、方向転換している。
次に、管理装置制御部11は、車両番号3以降(この例では、車両番号3と車両番号2と車両番号1)の各車両において、点灯している車側灯4に対応するカメラの初期位置と、先頭車両である車両番号4において、点灯している車側灯4に対応するカメラ41の初期位置とが、A側又はB側という点において一致するか否かを判定する。一致するときは、その車両は、先頭車両と同じ方向なので方向転換している。一致しないときは、その車両は、方向転換していない。
図5の例では、車両番号3において、カメラ31に対応する車側灯4が点灯している。カメラ31の初期位置はA1であるので、先頭車両のカメラ41の初期位置であるA1と、A側という点において一致する。したがって、車両番号3の車両は、方向転換している。
また、車両番号2において、カメラ23に対応する車側灯4が点灯している。カメラ23の初期位置はB1であるので、先頭車両のカメラ41の初期位置であるA1と、B側という点において一致しない。したがって、車両番号2の車両は、方向転換していない。
また、車両番号1において、カメラ13に対応する車側灯4が点灯している。カメラ13の初期位置はB1であるので、先頭車両のカメラ41の初期位置であるA1と、B側という点において一致しない。したがって、車両番号1の車両は、方向転換していない。
次に、管理装置制御部11は、第1実施例と同様に、方向転換していない車両については、初期位置をそのまま論理位置とする。また、方向転換している車両については、初期位置でA1〜Anであったものを、Bn〜B1の論理位置とし、初期位置でB1〜BnであったものをAn〜A1の論理位置とする。
そして、管理装置制御部11は、第1実施例と同様に、論理位置が、車両情報12aのドア開側(図5の例ではB側)に配置されたカメラ2を、表示に使用するカメラとして判定する。図5の例では、管理装置制御部11は、車両番号4についてはカメラ42,カメラ41、車両番号3についてはカメラ32,カメラ31、車両番号2についてはカメラ23,カメラ24、車両番号1についてはカメラ13,カメラ14を、表示に使用するカメラとして判定する。
また、管理装置制御部11は、第1実施例と同様に、表示に使用すると判定したカメラの位置である使用カメラ位置を、管理装置記憶部12に記憶させる。図5の例では、管理装置制御部11は、例えば、表示使用すると判定したカメラであるカメラ41,カメラ42に対応付けて、それぞれ、車両4-B2,車両4-B1を、使用カメラ位置として、管理装置記憶部12に記憶させる。
表示装置30は、第1実施例と同様に、管理装置記憶部12を参照することにより、各車両で表示に使用するカメラの位置であるカメラ位置と、それらのカメラに対応するIPアドレスとを取得する。そして、該取得したIPアドレスのカメラから映像データを取得し、該取得した映像データを、前記取得したカメラ位置に応じて表示する。
(第3実施例)
第3実施例においては、管理装置10は、先頭車両情報(列車進行方向情報)を用いることなく、ドア開側情報と車側灯情報とを用いて、論理位置を判定する。第3実施例では、図5の車両情報12aにおいて、先頭車両情報が存在しなくてもよい。このこと以外は、第3実施例の図5は、第1実施例における図5と同様である。
まず、管理装置制御部11は、各車両について、車両情報12aにおけるドア開側情報の示すドア開側(図5の例ではB側)と、点灯している車側灯4に対応するカメラ2の初期位置とが、B側という点において一致するか否かを判定する。一致するときは、その車両は、方向転換していない。一致しないときは、その車両は、方向転換している。
図5の例では、車両番号1において、カメラ13に対応する車側灯4が点灯している。カメラ13の初期位置はB1であるので、ドア開側情報の示すドア開側Bと、B側という点において一致する。したがって、車両番号1の車両は、方向転換していない。
次に、車両番号2において、カメラ23に対応する車側灯4が点灯している。カメラ23の初期位置はB1であるので、ドア開側情報の示すドア開側Bと、B側という点において一致する。したがって、車両番号2の車両は、方向転換していない。
次に、車両番号3において、カメラ31に対応する車側灯4が点灯している。カメラ31の初期位置はA1であるので、ドア開側情報の示すドア開側Bと、A側という点において一致しない。したがって、車両番号3の車両は、方向転換している。
次に、車両番号4において、カメラ41に対応する車側灯4が点灯している。カメラ41の初期位置はA1であるので、ドア開側情報の示すドア開側Bと、A側という点において一致しない。したがって、車両番号4の車両は、方向転換している。
次に、管理装置制御部11は、第1実施例と同様に、方向転換していない車両については、その車両の車両番号に対応する初期位置をそのまま論理位置とする。また、管理装置制御部11は、方向転換している車両については、初期位置でA1〜Anであったものを、Bn〜B1の論理位置とし、初期位置でB1〜BnであったものをAn〜A1の論理位置とする。
そして、管理装置制御部11は、第1実施例と同様に、論理位置が、車両情報12aのドア開側(図5の例ではB側)に配置されたカメラ2を、表示に使用するカメラとして判定する。図5の例では、管理装置制御部11は、車両番号1についてはカメラ13,カメラ14、車両番号2についてはカメラ23,カメラ24、車両番号3についてはカメラ32,カメラ31、車両番号4についてはカメラ42,カメラ41を、表示に使用するカメラとして判定する。
また、管理装置制御部11は、第1実施例と同様、表示に使用すると判定したカメラの位置である使用カメラ位置を、管理装置記憶部12に記憶させる。
表示装置30は、第1実施例と同様、管理装置記憶部12を参照することにより、各車両で使用するカメラの位置と、それらのカメラに対応するIPアドレスとを取得する。そして、該取得したIPアドレスのカメラから映像データを取得し、該取得した映像データを、前記取得した位置に応じて表示する。
本実施形態によれば、少なくとも以下に示す効果を奏する。
(A1)列車が停車する際にドア開側情報を取得し、列車が停車したときに、開状態ドアを特定する開ドア特定情報を取得した後、開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するドア開カメラの初期位置と、ドア開側情報とがB側で一致する一致車両については、初期位置がB側のカメラを表示使用カメラと判定し、ドア開カメラの初期位置とドア開側情報とがB側で一致しない不一致車両については、初期位置がA側のカメラを表示使用カメラと判定するように構成したので、方向転換した車両を含む列車編成においても、開状態ドア近傍を撮影した映像を表示することを、容易に行うことができる。
例えば、IPアドレス等の設定変更を行なわずに済む。したがって、車両監視システム運用における設定作業の簡略化を実現することができる。また、車両運用システム起動のための時間を短縮できる。また、設定作業ミスによるシステム運用停止の恐れを抑制することができる。
(A2)初期位置は、A側及びB側のそれぞれにおいて、列車の先頭からの各カメラの位置の順位を含み、前記一致車両については、初期位置における順位をそのまま、当該車両内における表示使用カメラの位置の順位と判定し、前記不一致車両については、初期位置における順位と逆の順位を、表示使用カメラの位置の順位と判定するように構成したので、表示装置において、列車の先頭から順にカメラの映像を表示することができる。
(A3)車両ドアが開状態であることを報知する車側灯を利用し、車側灯の点灯状態を検知することにより開ドア特定情報を取得するように構成したので、開ドア特定情報を容易に取得することができる。
(A4)車側灯の点灯状態を検知するために、開状態ドア近傍を撮影するカメラを用いるように構成したので、車両監視システムのコストを低減できる。
(A5)ドア開側情報と開ドア特定情報とに基づき各カメラの現在位置を取得し、該取得した現在位置を、各カメラの識別子と対応付けて記憶し、その後、列車が停車したときに、ドア開側情報がB側の場合は、記憶した現在位置がB側のカメラを表示使用カメラとして判定し、ドア開側情報がA側の場合は、記憶した現在位置がA側のカメラを表示使用カメラとして判定するように構成したので、次に列車が停車したときの処理を簡素化できる。
以上、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
上記実施形態では、IPアドレスを有するネットワークカメラを用い、表示すべき映像データを撮影するカメラのIPアドレスを、カメラ関連情報12bに基づき、表示装置が管理装置から取得し、該取得したIPアドレスを用いて、表示装置がネットワークカメラからライブの映像データを取得して表示するように構成したが、IPアドレスを有さないカメラを用いるように構成してもよい。この場合、例えば、管理装置が、カメラ関連情報12bに基づき、表示すべき映像データをカメラから取得して、表示装置へ送信するように構成する。
また、上記実施形態では、管理装置を列車内に設けたが、管理装置を列車外に設けるように構成してもよい。この場合、列車内の表示装置は、無線通信により管理装置から、表示に使用するカメラ等の情報を取得し、列車内のカメラから取得した映像データを表示する。
1…車両、2…カメラ、3…車両ドア、4…車側灯、5…カメラ、10…管理装置、11…管理装置制御部、12…管理装置記憶部、12a…車両情報、12b…カメラ関連情報、13…操作表示部、20…車両装置、30…表示装置、31…表示装置制御部、32…表示装置記憶部、33…表示部、40…録画装置、50…ネットワークスイッチ(SW)、110…管理装置。

Claims (7)

  1. 複数の車両から構成され、各車両の両側(A側とB側)に車両ドアが設けられた列車が停車したときに、開状態になった車両ドアである開状態ドアの外側を撮影して表示する車両監視システムであって、
    複数の車両ドアにそれぞれ対応して設けられ、対応する車両ドアの外側をそれぞれ撮影する複数のカメラと、
    前記開状態ドアに対応するカメラを判定する管理装置と、
    前記管理装置の判定に基づき、前記開状態ドアに対応するカメラで撮影した映像データを表示する表示装置と、を備え、
    前記管理装置は、制御部と記憶部を含み、
    前記記憶部は、複数のカメラそれぞれの識別子と、複数のカメラがそれぞれA側とB側のどちら側にあったのかを示す初期位置と、を対応付けて記憶し、
    前記制御部は、列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報と、前記開状態ドアを特定する開ドア特定情報とを取得した後、前記開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するカメラであるドア開カメラの前記初期位置と、前記ドア開側情報とがB側で一致する車両である一致車両については、前記初期位置がB側のカメラを、前記表示装置での表示に使用するカメラである表示使用カメラと判定し、前記ドア開カメラの前記初期位置と前記ドア開側情報とがB側で一致しない車両である不一致車両については、前記初期位置がA側のカメラを前記表示使用カメラと判定する、
    ことを特徴とする車両監視システム。
  2. 請求項1に記載した車両監視システムであって、
    前記初期位置は、A側及びB側のそれぞれにおいて、列車の先頭からの各カメラの位置の順位を含むものであり、
    前記制御部は、前記一致車両については、前記初期位置における順位をそのまま、当該車両内における前記表示使用カメラの位置の順位と判定し、前記不一致車両については、前記初期位置における順位と逆の順位を、当該車両内における前記表示使用カメラの位置の順位と判定する、
    ことを特徴とする車両監視システム。
  3. 請求項1に記載した車両監視システムであって、
    各車両には、A側の車両ドアが開状態であることを報知するA側車側灯が、A側の車両ドアに対応して設けられ、B側の車両ドアが開状態であることを報知するB側車側灯が、B側の車両ドアに対応して設けられ、
    前記制御部は、A側車側灯又はB側車側灯の点灯状態を検知することにより、前記開ドア特定情報を取得する、
    ことを特徴とする車両監視システム。
  4. 請求項3に記載した車両監視システムであって、
    前記制御部は、A側車側灯又はB側車側灯の点灯状態を検知するために、前記複数のカメラのうち、いずれかを用いることを特徴とする車両監視システム。
  5. 請求項1に記載した車両監視システムであって、
    前記制御部は、前記ドア開側情報と前記開ドア特定情報とに基づき、前記複数のカメラの現在位置を取得し、該取得した現在位置を、前記複数のカメラの前記識別子と対応付けて、前記記憶部に記憶させ、その後、列車が停車したときに、前記ドア開側情報がB側の場合は、前記記憶させた現在位置がB側のカメラを、前記表示使用カメラとして判定し、前記ドア開側情報がA側の場合は、前記記憶させた現在位置がA側のカメラを、前記表示使用カメラとして判定する
    ことを特徴とする車両監視システム。
  6. 複数の車両から構成され、各車両の両側(A側とB側)に車両ドアが設けられた列車が停車したときに、開状態になった車両ドアである開状態ドアの外側を撮影して表示する車両監視システムに用いられる管理装置であって、
    前記管理装置は、制御部と記憶部を含み、
    前記記憶部は、複数の車両ドアにそれぞれ対応して設けられ、対応する車両ドアの外側をそれぞれ撮影する複数のカメラのそれぞれの識別子と、複数のカメラがそれぞれA側とB側のどちら側にあったのかを示す初期位置と、を対応付けて記憶し、
    前記制御部は、列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報と、前記開状態ドアを特定する開ドア特定情報とを取得した後、前記開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するカメラであるドア開カメラの前記初期位置と、前記ドア開側情報とがB側で一致する車両については、前記初期位置がB側のカメラを、表示に使用するカメラである表示使用カメラと判定し、前記ドア開カメラの前記初期位置と前記ドア開側情報とがB側で一致しない車両については、前記初期位置がA側のカメラを前記表示使用カメラと判定する、
    ことを特徴とする管理装置。
  7. 複数の車両から構成され、各車両の両側(A側とB側)に車両ドアが設けられた列車が停車したときに、開状態になった車両ドアである開状態ドアの外側を撮影して表示する車両監視システムにおける監視方法であって、
    複数の車両ドアにそれぞれ対応して設けられ、対応する車両ドアの外側をそれぞれ撮影する複数のカメラのそれぞれの識別子と、複数のカメラがそれぞれA側とB側のどちら側にあったのかを示す初期位置と、を対応付けて記憶する記憶手順と、
    列車が停車する際に、B側の車両ドアが開状態になることを示すドア開側情報と、前記開状態ドアを特定する開ドア特定情報とを取得する情報取得手順と、
    前記開ドア特定情報で特定される開状態ドアに対応するカメラであるドア開カメラの前記初期位置と、前記ドア開側情報とがB側で一致する車両については、前記初期位置がB側のカメラを、表示に使用するカメラである表示使用カメラと判定し、前記ドア開カメラの前記初期位置と前記ドア開側情報とがB側で一致しない車両については、前記初期位置がA側のカメラを前記表示使用カメラと判定する判定手順と、
    前記判定手順で前記表示使用カメラと判定されたカメラが撮影した映像データを表示する表示手順と、
    を備えることを特徴とする監視方法。
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