JP2011242258A - カレンダ機構及びこれを備えた時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】占有面積を最低限に抑えつつ、ジャンパのばね部によるトルク負荷を低減させ得るカレンダ機構及び該カレンダ機構を備えた時計の提供。
【解決手段】カレンダ歯車部31を回すカレンダ回し爪部46及びトルク低減形状部52を具備するカム部50を備えたカレンダ回し車40と、基板に回動可能に支持されたレバー本体部61、カム部に追従するカム従節部65及びレバー本体部に関しその長手方向の中間部において且つその回動方向についてカム従節部と同じ側に形成されたジャンパ作動ばね受部73を備えたジャンパ支持レバー60と、レバー本体部に重なった状態でジャンパ支持レバーに対して回動可能に配置されたジャンパ80であってジャンパ支持レバーのカム従節部とは反対側に向き先端側端部でジャンパ作動ばね受部に係止されたジャンパばね部86によってカレンダ歯車部に押付けられた躍制爪部85を備えたものとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カレンダ機構及びこれを備えた時計に係る。
日歯車部を備えた日車と、日歯車部をまわす日回し爪部を備えた日回し車と、日歯車部に係合される躍制爪部及び該躍制爪部を日歯車部に対して押付けるジャンパばね部を備え且つ回動可能に支持された日ジャンパとを有するカレンダ機構は、周知である。
このようなカレンダ機構では、日ジャンパの躍制動作の際において該日ジャンパが日車の回転負荷になる程度が、躍制爪部による日車歯車部の歯の頂部の乗越えのとき(日落ち寸前)最大になる。従って、この種の従来のカレンダ機構では、この最大のカレンダ抵抗値を越えるような日送りトルクを与え得るカレンダ送り構造が形成される。一方、躍制爪部が日車歯車部の隣接する二つの歯部の間において日車を規正しているときは、日送りトルクが最低限の一定値になり、負荷変動が大きくなる。
なお、日ジャンパによる回転負荷の過度な増加を避けるべく、日回し車にカム部を設け、日ジャンパの躍制爪部が日車歯車部の歯を乗越える際の日ジャンパの抵抗(回転負荷)を該カム部によって低減させるようにすることも知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1においてその従来技術としてその第5図に示されたカレンダ機構では、図10においてカレンダ機構100として示した通り、筒車101のPA方向回転に応じて日回し車102がPB方向に回転され、該日回し車102のPB方向回転に伴い弾性変形可能な日回し腕部103の先端にある日回し爪103aがカレンダ送りかな107をPC方向に回転させ、該カレンダ送りかな107を介して、日車108をPD方向に回転させる。この日車108のPD方向回転に際しては、躍制レバー軸109のまわりで回動可能なレバーの形態の日ジャンパ本体110が躍制爪部110aで躍制動作を行う。日ジャンパ本体110は、レバーばね軸112のまわりで回動可能な躍制レバーばね111のばね部111aの先端にある躍制レバー接触部111cによってPE方向の弾性偏移力を受けている。躍制レバーばね111は、他方で、カム従節となるカム接触部111bにおいて日送り車102のカム部104の外周の円形(円筒状)カム面104bに当接している。カム部104のカム面104bは、負荷低減用凹部104aを備える。
すなわち、このカレンダ機構100では、日ジャンパ120が日ジャンパ本体110とばね機構ないし躍制レバーばね111とからなり、日ジャンパ本体110の躍制爪部110aが日車歯車部108bの歯部108aを乗越える際に日ジャンパ本体110が回動軸109のまわりでPE方向とは逆向きに回動されるとき、日ジャンパ本体110にばね負荷を与えるばね機構111のカム従節111bが日回し車102のカム104の凹部104aに丁度落込み、ばね機構111が全体としてその回動軸112のまわりでPF方向に回動され、ばね機構111のうち日ジャンパ本体110の背後を押す躍制レバー接触部111cも逃げる。これによって、日ジャンパ120が日車歯車部018bの歯108aを乗越える際の負荷の増大を抑え得ることになる。
しかしながら、このカレンダ機構100では、日ジャンパ120が相互に平面的に配置され且つ平面的に走査される日ジャンパ本体110とばね機構111という二つの別部品で構成されるので、日ジャンパ120の走査領域が大きくなり、他の部品の動作領域が限定されてしまう。また、バネ機構111が複雑な形状及び配置を採ることから、設計が面倒になるのを避け難い。更に、カム従節であるカム接触部とレバーばね軸112との間の距離(腕の長さ)が躍制レバー接触部111cとレバーばね軸112との距離(腕の長さ)とが同程度になるのを避け難いことから、カム部の凹凸形状が小さくならざるを得ず、部品コストも無視し難くなる虞れがある。
実公平5−44793号公報(第5図、考案の詳細な説明中の関連部分)
本発明は、前記した点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、占有面積を最低限に抑えつつ、ジャンパのばね部によるトルク負荷を低減させ得るカレンダ機構及び該カレンダ機構を備えた時計を提供することにある。
本発明のカレンダ機構は、前記目的を達成すべく、カレンダ歯車部を備えたカレンダ車と、カレンダ歯車部を回すカレンダ回し爪部及び該爪部と同心に回転するカム部を備えたカレンダ回し車と、レバー基端部で基板に回動可能に支持されたレバー本体部、該レバー本体部の先端部の一側に形成され前記カム部に追従するカム従節部及びレバー本体部の長手方向に関して先端部と基端部との中間部にジャンパ作動ばね受部を備えるジャンパ支持レバーであって、カム従節部とジャンパ作動ばね受部とが、レバー本体部の回動方向に関して、該レバー本体部の同じ側に形成されたものと、該ジャンパ支持レバーのレバー本体部に重なった状態で該ジャンパ支持レバーに対して回動可能に配置されたジャンパであって、レバー本体部の回動方向に関してジャンパ支持レバーのカム従節部とは反対側に向きカレンダ歯車部に係合される躍制爪部及び該躍制爪部をカレンダ歯車部に対して押付けるジャンパばね部を備えると共に該ばね部の先端側端部でジャンパ支持レバーのジャンパ作動ばね受部に係止されたものとを有し、ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部を構成する歯部を乗越える際におけるジャンパばね部のばね負荷を低減させるように、カレンダ回し車のカム部がトルク低減形状部を備える。
本発明のカレンダ機構では、「ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部を構成する歯部を乗越える際におけるジャンパばね部のばね負荷を低減させるように、カレンダ回し車のカム部がトルク低減形状部を備える」ので、ジャンパばね部によるトルク負荷を低減させ得る。また、本発明のカレンダ機構では、「カレンダ歯車部をまわすカレンダ回し爪部及び該爪部と同心に回転するカム部を備えたカレンダ回し車」に加えて、「レバー基端部で基板に回動可能に支持されたレバー本体部、該レバー本体部の先端部の一側に形成され前記カム部に追従するカム従節部及びレバー本体部の長手方向に関して先端部と基端部との中間部にジャンパ作動ばね受部を備えるジャンパ支持レバー」を有し、「カレンダ歯車部に係合される躍制爪部及び該躍制爪部をカレンダ歯車部に対して押付けるジャンパばね部を備えたジャンパ」が、「ジャンパ支持レバーのレバー本体部に重なった状態で該ジャンパ支持レバーに対して回動可能に配置され、且つばね部の先端側端部でジャンパ支持レバーのジャンパ作動ばね受部に係止されている」ので、ジャンパが実際上ジャンパ支持レバーの拡がり及び動作の範囲内で躍制動作を行い得るから、ジャンパ支持レバーの回動走査に要する領域を確保すればジャンパのばね部によるトルク負荷を低減させ得る故、占有面積を最低限に抑えることが可能になる。
また、この場合、ジャンパばねのばね力等の設計が容易になり得る。
更に、本発明のカレンダ機構では、「レバー本体部の回動方向に関して、ジャンパ支持レバーのカム従節部とジャンパ作動ばね受部とが、該レバー本体部の同じ側に形成され」ているので占有面積の前記低減が効果的に行われ得、また、これに加えてジャンパの躍制爪部が、「レバー本体部の回動方向に関してジャンパ支持レバーのカム従節部とは反対側に向きカレンダ歯車部に係合される」ので、ジャンパのばね部が該ジャンパの躍制動作を規定するだけでなく、ジャンパ支持レバーのカム従節部によるカム部の追従を規定するから、構造が最大限簡単化され得る。
本発明のカレンダ機構では、典型的には、ジャンパ支持レバーがジャンパ回動支持部を備え、ジャンパがジャンパ支持レバーのジャンパ回動支持部に回動可能に支持されている。
その場合、ジャンパをジャンパ支持レバーの所望位置(典型的には、レバー自体が回動可能に支持された基端部の近傍の位置)において支持し得、躍制爪部がカレンダ車歯車部に対して躍制動作を行うに際してトルク負荷を所望レベルに抑えるに適した位置に設定し易い。但し、所望ならば、ジャンパの回動中心がジャンパ支持レバーの回動中心と一致していてもよい。その場合、ジャンパをジャンパ支持レバーのジャンパ回動支持部で回動可能に支持してもよいけれども、その代わりに、ジャンパを基板によって直接回動可能に支持してもよい(例えば、地板のような基板から突設した突起状軸部をジャンパ支持レバーの軸受孔及びジャンパの軸受孔に挿入してジャンパ支持レバー及びジャンパを回動可能に支持するようにしてもよい)。なお、ジャンパ支持レバーの回動中心とジャンパの回動中心とがずれている場合、カレンダ車歯車部に対するジャンパの躍制爪部の変位の仕方を種々に選択し易い。
本発明のカレンダ機構では、典型的には、ジャンパ支持レバーが、レバー本体部の前記基端部の近傍にジャンパ回動支持部を備えると共に、該レバーの長手方向に関してレバー本体部の前記先端部とジャンパ回動支持部との中間部にジャンパ作動ばね受部を備え、ジャンパが、レバー本体部の長手方向に関して、該レバー本体部の先端部と基端部の中間で、且つ該レバー本体部の幅方向に関して、ジャンパ作動ばね受部の反対側に躍制爪部を備える。
その場合、レバー本体部の先端部にあって腕の長さが相対的に長いカム従節部が長手方向中間部に位置して腕の長さが相対的に短いジャンパ作動ばね受部や躍制爪部と比較して大きく変位し得るので、カレンダ回し車のカム部の形状変化を大きくすることが可能になる。従って、トルク負荷の増大を抑えつつジャンパによる躍制動作を確実に行わせ易い。
本発明のカレンダ機構では、典型的には、ジャンパが、細長いジャンパ本体部を備え、該ジャンパ本体部の基端部においてジャンパ回動支持部によって回動可能に支持され、ジャンパばね部が、ジャンパ本体部の基端部からU字状に湾曲して該ジャンパ本体部の一側部に沿って延び、躍制爪部が、ジャンパ本体の先端部の他側部に形成されている。
その場合、ばね部が比較的単純な形状でありながら、ジャンパ支持レバーのカム従節部及びジャンパの躍制爪部の両方に所望の動作を行わせ得る。
本発明のカレンダ機構では、典型的には、前記カム部が、部分環状面部と、前記トルク低減形状部として働くべく該環状面部から径方向内向きに落ち込んだ凹部とを備え、ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部の一つの歯部の頂点に乗上げる際に、ジャンパ支持レバーのカム従節部がカム部の前記凹部に嵌り込むように構成される。
この場合、カム部の凹部の周方向の拡がり及び深さ、並びに部分環状面部から該凹部の底部に達するまでの凹部の側面の形状(周方向の拡がり及び傾斜)を規定することによって、ジャンパばね部によるトルク負荷の低減のさせ方を規定し得る。なお、カレンダ車歯車部を構成する歯部の形状及び隣接歯部間の谷部の形状にも依存するので、所望に応じて、該形状とのバランスを採ればよい。
本発明のカレンダ機構では、典型的には、ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部の一つの歯部に対する乗上げを開始した後にジャンパ支持レバーのカム従節部がカム部の前記凹部への嵌り込みを開始するように構成される。
その場合、一方では、トルク負荷の過度な上昇を抑制し得、他方では、該トルク負荷の上昇前にトルク負荷が一時的に低下するのを避け得る。勿論、ジャンパの躍制爪部がカレンダ車歯車部の一つの歯部に対する乗り上げの開始と実際上同時にジャンパ支持レバーのカム従節部がカム部の凹部への嵌り込みを開始するようにしてもよいけれども、バラツキがあった場合に特性が逆になる虞れがあるので、典型的には、このように構成される。
本発明のカレンダ機構では、典型的には、ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部の一つの歯部の乗越えを完了し次の一対の歯部の間に嵌り込んでカレンダ歯車部の規正が完了した後、ジャンパ支持レバーのカム従節部がカム部の前記凹部から脱出し始めるように構成される。
その場合、ジャンパの躍制爪部がカレンダ車歯車部の一つの歯部の乗越えを完了する前でトルク負荷が高くなっているときに該負荷を一層高めてしまうのを避け得、トルク負荷の低減が確実に行われ易い。
本発明のカレンダ機構では、典型的には、カレンダ車及びカレンダ歯車部が、夫々、日車及び日歯車部であり、カレンダ回し車及びカレンダ回し爪部が、夫々、日回し車及び日回し爪部であり、ジャンパ支持レバー及びジャンパ作動ばね受部が、夫々、日ジャンパ支持レバー及び日ジャンパ作動ばね受部であり、ジャンパが日ジャンパである。
その場合、カレンダ車としての日車の動作を狭い占有面積で確実に制御し易い。なお、その場合、日ジャンパに躍制動作を行わせるに要するトルクを低減し得るので、カレンダ車の日替わりの際に許容される最大トルクが比較的低い場合であっても、例えば、日車と曜車とを同時に送ることも可能になる。
本発明の時計は、前記目的を達成すべく、上述のようなカレンダ機構を備える。
本発明の好ましい一実施例のカレンダ機構を備えた本発明の好ましい一実施例の時計の一部を示した一部破断平面説明図(破断部では、レバーの手前に位置する日車を想像線で示してある)。 図1の時計の一部についての断面説明図。 図1の時計のカレンダ機構の動作状態の一部を示したものであって、(a)は図1の動作状態よりも少し進んだ動作状態にある場合についての図1と概ね同様な平面説明図(但し、レバーの手前に位置する日車を想像線で示してある(以下同))、(b)は(a)よりも少し進んだ動作状態にある場合についての(a)と同様な平面説明図。 図1の時計のカレンダ機構の動作状態の別の一部を示したものであって、(a)は図3の(b)の動作状態よりも少し進んだ動作状態にある場合についての図3の(b)と概ね同様な平面説明図、(b)は(a)よりも少し進んだ動作状態にある場合についての(a)と同様な平面説明図。 図1の時計のカレンダ機構の動作状態の別の一部を示したものであって、(a)は図4の(b)の動作状態よりも少し進んだ動作状態にある場合についての図4の(b)と概ね同様な平面説明図、(b)は(a)よりも少し進んだ動作状態にある場合についての(a)と同様な平面説明図。 図1の時計のカレンダ機構の動作状態の別の一部を示したものであって、(a)は図5の(b)の動作状態よりも少し進んだ動作状態にある場合についての図5の(b)と概ね同様な平面説明図、(b)は(a)よりも少し進んだ動作状態にある場合についての(a)と同様な平面説明図。 図1の時計のカレンダ機構の動作状態の別の一部を示したものであって、(a)は図6の(b)の動作状態よりも少し進んだ動作状態にある場合についての図6の(b)と概ね同様な平面説明図、(b)は(a)よりも少し進んだ動作状態にある場合についての(a)と同様な平面説明図。 図1の時計のカレンダ機構の動作状態の別の一部を示したものであって、(a)は図7の(b)の動作状態よりも少し進んだ動作状態にある場合についての図7の(b)と概ね同様な平面説明図、(b)は(a)よりも少し進んだ動作状態にある場合についての(a)と同様な平面説明図。 図1の時計のカレンダ機構が図1や図3の(a)や(b)から図8の(a)や(b)の状態に達するまでの動作状態の変化と日回し車の回転負荷トルクとの関係を示したトルク変化の説明図。 従来のカレンダ機構についての図1と概ね同様な平面説明図。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明する。
本発明の好ましい一実施例のカレンダ機構1を備えた時計2は、カレンダ機構1の概要を平面図で示した図1及び時計2の一部を断面図で示した図2からわかるように、地板3の文字板4側に、カレンダ機構1を備える。
時計2は、地板3や輪列受5によって回転自在に支持されて時刻表示を可能にする時計輪列10を、中心軸線Cに沿って乃至該中心軸線Cの近くに備える。この時計輪列10は、中心軸線Cのまわりに同心状に配置された四番車11、二番車12及び筒車13を含む。四番車11、二番車12及び筒車13の夫々の軸ないし真のうち文字板4の中心孔から突出した先端部には秒針14、分針15及び時針16が装着されている。四番車(秒車)11と二番車(分車)12とは三番車17でつながり、二番車12と筒車(時車)13とは図示しない日の裏車でつながっている。
地板3の裏蓋(図示せず)側には電池プラス端子18が延在し、時計モータ(図示せず)や水晶発振器(図示せず)等の駆動源となる電池(図示せず)からの給電の基準電位を与えている。なお、時計2は、ぜんまいのエネルギを利用する機械式時計であってもよい。
筒車13は、歯車部13aにおいて、カレンダ機構1につながっている。
カレンダ機構1は、カレンダ車としての日車30と、カレンダ回し車としての日回し車40と、ジャンパ支持レバーとしての日ジャンパ支持レバー60と、日ジャンパ80とを有する。
地板3は、文字板4に対面する側の表面に日回し車40及び日ジャンパ支持レバー60の動作を許容する凹部21を備えると共に、該凹部21の底面22から突出した日回し車回転支持軸部23及び日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24を備える。凹部21のうち日回し車回転支持軸部23のまわりには、概ね円形の日回し車回転許容領域規定凹部25が形成され、該凹部21のうち日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24の周囲には、概ね扇形の円形の日回し車回転許容領域規定凹部26が形成されている。27は、日車30の回転を案内すべく地板3の前記表面に形成された日車回転案内突起部である。
日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24は、日車30の内周縁の近傍に位置する。この例では、日回し車回転支持軸部23が時計2の12時の位置にあり、日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24が時計2の概ね8時〜8時半の位置にある。
カレンダ車としての日車30は、概ね円環状の形状を有し、内周に沿って内歯歯車の形態の日歯車部31を備える。カレンダ歯車部としての日歯車部31は、31個の歯部32を有する。日車30は、文字板4側の環状面に、周方向に沿って反時計回りに「1」から「31」までの日付が付された日表示面部36を備える。
カレンダ回し車としての日回し車40は、軸受孔41を備えた中央のハブ部42を一体的に含む本体部43と、該本体部43と一体的で筒車13の歯車部13aに噛合された日回し歯車部44と、本体部43から円弧状に延びた弾性腕部45の先端に形成されたカレンダ回し爪部としての日回し爪部46と、ハブ部42と一体的なカム部50とを有し、軸受孔41で地板3の日回し車回転支持軸部23に摺動回転自在に嵌合されて、1回転/日の回転速度で、中心軸線Aのまわりで回転可能である。
従って、時の経過に伴う筒車13のC1方向回転に応じて、歯車部13a,44を介して筒車13に噛合された日回し車40がA1方向に回転され、一日に一回すなわち日替わり時に、日回し爪46で日歯車部31の隣接位置にある歯部32に係合して、日車30を、一日に一ステップだけC1方向に間欠回転させ、文字板4の日窓(図示せず)を介して表示される日付を一日だけ進める日送りを行う。なお、9は日車押さえである。
日回し車40のカム部50は、軸受孔41の中心軸線Aを中心とした円形すなわち円筒状の主カム面部51と、該主カム面部51に対して径方向に凹んだトルク低減形状部としての凹部52とを有する。図示の例では、凹部52は、傾斜側面53,54と底面55とを備える。
この例では、底面55は中心軸線Aからの距離が一定の円形(円筒形)である。但し、所望ならは、該距離が周方向の中央部で最大又は最小になるような異なった形状であっても、最大径部や最小径部が周方向の中央部とは異なる部位にあっても、複数ある等他の形状であってもよい。また、この例では、傾斜側面53,54は、中心軸線Aを通る径方向線(面)に沿って位置するけれども、その代わりに、例えば、中間部が凸状に又は凹状に湾曲していても、更に異なる形状であってもよい。
ジャンパ支持レバーとしての日ジャンパ支持レバー60は、概ね細長い板状のレバー本体部61を有すると共に、該レバー本体部61のレバー基端部62側に軸受孔63を備えた肉厚のハブ部64を有し、レバー本体部61のうち多少薄肉の先端部66の一側にカム従節をなす突起部65を有する。カム従節としての突起部65は、その先端で、日回し車40のカム部50に係合してカム部50に追従する。
日ジャンパ支持レバー60は、ハブ部64の軸受孔63で地板3の日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24に嵌合され、該日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24の中心軸線BのまわりでB1,B2方向に摺動回転可能である。
なお、例えば、地板3の代わりに日ジャンパ支持レバー60が軸状突起部(日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24に相当する軸部)を備え、日ジャンパ支持レバー60の代わりに地板3が孔部(軸受孔63に相当する孔部)を備えていてもよい。また、回転支持軸部24に相当する軸部ないしピン状部が、日ジャンパ60及び地板3の両方に対して回転自在に日ジャンパ60及び地板3の孔に嵌合されていてもよい。
従って、日回し車40のA1方向回転に伴なうカム部50のA1方向回転に応じて、主カム面部51及び凹部52による凹凸を含むカム部50に先端側突起部65で係合した日ジャンパ支持レバー60が、該凹凸に従って、中心軸線BのまわりでB1,B2方向に回動される。
日ジャンパ支持レバー60は、更に、基端部62のハブ部64の近傍で且つ文字板4に対面する側の表面68に日ジャンパ回転支持軸部をなす軸状突起部70を備えると共に、レバー本体部61の長手方向の中央部69のうち日車歯車部31の隣接部分33に対面する側縁71とは反対側の一側縁72にジャンパ作動ばね受け部ないしばね掛け部として働く突起部73を備える。ばね受け部73の係止表面74は、該ばね受け部73の断面で見て、概ね半円状である。但し、半円状とは多少異なっていてもよい。
日ジャンパ支持レバー60がB2方向に回動変位した通常位置(日送りを行っていない通常位置)にある場合、日ジャンパ回転支持軸部としての軸状突起部70は、日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24と同様に、日車30の内周縁の近傍に位置する。日回し車回転支持軸部23が時計2の12時の位置にあり日ジャンパ支持レバー回転支持軸部24が時計2の概ね8時〜8時半の位置にあるこの例では、日ジャンパ回転支持軸部としての軸状突起部70は、時計2の概ね9時の位置にある。
日ジャンパ80は、日ジャンパ本体81とジャンパばね86とを一体的に備え、日ジャンパ支持レバー60のレバー本体部61に概ね重なった状態に配置されている。より詳しくは、日ジャンパ本体81は、細長いレバー82の形態で、該レバー82の基端82aの孔部83で支持レバー60の突起部70に該突起部70の中心軸線DのまわりでD1,D2方向に回転自在に嵌合され先端82bの一側に躍制爪部85備える。ジャンパばね86は、U字状ないし円弧状湾曲部87と直線状延在部88とを備える。ジャンパばね86は、U字状ないし円弧状湾曲部87の「U」ないし「円弧」の一端87a側に位置する基端86aで日ジャンパ本体81のレバー82の基端82aに一体的につながり、U字状ないし円弧状湾曲部87の他端87bで直線状延在部88の基端88aに一体的につながっている。直線状延在部88は、概ねレバー82の一側に沿って延びる。直線状延在部88は、延在端部88bの一側89で日ジャンパ支持レバー60のばね受け部73のばね受け面ないし係止表面74に弾性的に押付けられている。
従って、日ジャンパ80の本体すなわち日ジャンパ本体81は、ジャンパばね部86の延在端88bの一側の被当接部89で日ジャンパ支持レバー60のばね受け部73に係止された状態で、U字状のジャンパばね部86のばね力の作用下で、躍制爪部85が日車30の日歯車部31の歯32に対して躍制動作を行う。
すなわち、日ジャンパ80は、日ジャンパ支持レバー60のレバー本体部61に重なった状態で軸受孔部83において該ジャンパ支持レバー60の軸部70に対してD1,D2方向に回動可能に嵌合されていて、レバー本体部61の回動方向B1,B2に関してジャンパ支持レバー60のカム従節部たる突起部65の向いている方向B1とは反対側B2に向き日歯車部31に係合される躍制爪部85及び該躍制爪部85を日歯車部31に対して押付けるジャンパばね部86を備えると共に該ばね部86の先端側端部88bの一側の被当接部89でジャンパ支持レバー60のジャンパ作動ばね受部73に係止されている。
従って、日ジャンパ80のジャンパばね部86は、同時に、該日ジャンパ80の躍制爪部85が日車30の日車歯車部31に係合された状態で、日ジャンパ支持レバー60に対してB1方向回動偏倚力を付与し、日ジャンパ支持レバー60の突起部65をカム従節として日回し車40のカム部50に追従させる。
以上の如く構成されたカレンダ機構1を備える時計2の日送り更動作ないしカレンダ送り動作について、次に、図1及び図2に加えて、図3の(a)及び(b)〜図8の(a)及び(b)並びに図9に基づいてより詳しく説明する。
日回し車40は、日回し爪部46が日車30の歯車部31に係合する位置に達するまでは、筒車13のC1方向回転に応じて概ね無負荷状態でA1方向に回転される。日回し車40のこの概ね無負荷状態の回転の間、日車30は、日窓(図示せず)内の所定の間欠回転位置に日付が丁度位置する状態で、日ジャンパ80の躍制爪部85によって規正されている。この状態S0が、図1に示した状態である。図9のグラフにおいて実線Qで示したように、この状態S0では、日回し車40の回転負荷トルクTが極めて小さく、ゼロに近い極小の状態にある。
なお、この状態S0において、負荷トルクTがゼロでないのは、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65と日回し車40のカム部50の円筒状カム面部51との間の摩擦が日回し車40のA1方向回転に対する抵抗として働くことによる。すなわち、この状態S0では、ジャンパばね部86が、一方では、日車30の日歯車部31を規正して停止位置に保つに必要な力をジャンパ80の躍制爪部85与え、他方では、反作用として、日回し車40のカム部50の円筒状カム面部51に日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65をカム従節として押付ける力を与えていることから、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65と日回し車40のカム部50の円筒状の主カム面部51との間の摩擦が日回し車40のA1方向回転に対する抵抗として働く。
より詳しくは、図1は、日回し車40の日回し爪部46が丁度日車30の日歯車部31の隣接歯部32に丁度当接した状態であって日車30に対してA1方向回転力を及ぼし始める直前の状態(図9の状態S0のうち最後の状態)を示している。一方、このとき、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65は、日回し車40のカム部50のうち円筒状の主カム面部51の終端56、換言すれば、凹部52の入側斜面53の上端56の近傍に位置する。
日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が日回し車40のカム部50の円筒状主カム面部51に当接している状態では、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65の回動方向B1は、丁度又は概ね、円筒状カム面部51の径方向と一致している。従って、先端突起部65の押付け力がある程度大きい割には、摩擦抵抗ないし負荷トルクが低く抑えられる。なお、回転中心Bのまわりでのトルクの釣合いを考慮すると、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65と回転中心Bとの間の腕の長さは、日ジャンパ80の躍制爪部85と回転中心Bとの間の腕の長さよりも相当大きい(図示の例では、概ね2倍程度である)ので、カム従節として働く先端突起部65とカム部50の円筒状カム面部51との間の摩擦は、比較的小さい。
なお、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が日回し車40のカム部50の円筒状主カム面部51に当接している状態では、日ジャンパ支持レバー60は、B2方向に最大限回動された位置を採り、日ジャンパ80の回転中心DもB2方向に最大限回動された位置を採る。それ故、ジャンパばね86は、規制位置にある日ジャンパ80の躍制爪部85を最大限のばね力で状態で、日車30の日歯車部31に押付けて日車30の回転を規正する。
日回し車40が、筒車13の回転に伴って図1に示した状態S0から更にA1方向に回転されると、図3の(a)に示したように、日回し車40の日回し爪部46が日車30の日歯車部31の隣接歯部32に係合して該歯部32を押して日車30をC1方向に回転させ始める。それに伴ない、日車30の日歯車部31が、その上流側歯面ないし上流側の傾斜側面で係合していた歯部32aにより、日ジャンパ80の躍制爪部85を、ジャンパばね86のばね力に抗してD1方向に押上げ始める(図3の(a)で示した状態S1)。従って、この状態S1では、日回し車40のA1方向回転に要するトルクTが急激に高くなる。図9では、この状態S1が示されると共に状態S0から状態S1に変わる際のトルクTの急激な増加が斜面K1で表されている。
状態S1において、日ジャンパ支持レバー60の突起部65の先端は、円筒状主カム面部51の終端56に極めて近接したところ、即ち終端56の直前に達している(但し、カム部50の凹部52には達していない)。
なお、所望ならば、日ジャンパ支持レバー60の突起部65の先端が円筒状主カム面部51の終端56を越えて凹部52の側面53に沿って落ち始めた後、日歯車部31の隣接歯部32aが日ジャンパ80の躍制爪部85の押上を開始するようにしてもよい。その場合、トルクTの最大値をより低減することも可能である。
時間の経過に伴う筒車13に回転により、日回し車40が更にA1方向に回転され、日車30を更にC1方向に回転させる。その結果、一方では、上述のように、日車30の日歯車部31が、その上流側の係合歯部32aにおいてジャンパばね86のばね力に抗して、日ジャンパ80の躍制爪部85をD1方向に押上げ、他方では、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が、円筒状主カム面部51の終端56を越えて凹部52の入側斜面53に沿って凹部52に落込み始める(図3の(b)で示した状態S2)。
この状態S2においては、一方では、ジャンパばね86のばね力に抗して躍制爪部85をD1方向に回動させる点では、トルクTが高くなる方向に変化するけれども、他方では、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が日回し車40のカム部50の凹部52に入側斜面53に沿って落込むにつれて日ジャンパ支持レバー60自体がB1方向に回動されそれに伴なってジャンパばね86のばね受け部73もB1方向に後退する点では、トルクTが低くなる方向に変化する。即ち、図3の(b)に示した状態S2では、相反する二種類の傾向(トルクTを高める傾向及びトルクTを低くする傾向)が重なっている。即ち、トルクTの大きさを実際上規定するジャンパばね86の撓み変形の程度についてみると、日ジャンパ80の躍制爪部85のD1方向回動によってジャンパばね86の撓み変形が増し(「U」の開口側が狭まり)、日ジャンパ支持レバー60のばね受け部73のB1方向回動によってジャンパばね86の撓み変形が減る(「U」の開口側が拡がる)。回転中心A,B,Dの相対配置やカム部50の位置や凹部52の形(深さ,周方向幅,側面・底面の形)や日歯車部31の歯部32の形状(深さ、傾斜側面の傾斜等)等を所望に応じて選択しておくことにより、この二つの傾向を概ね同程度にすることが可能であり、例えば、図9に示したように、状態S1から状態S2への変化に際して、トルク低減傾向の方がトルク増加傾向よりも大きくなるようにしておくことができる。
図4の(a)及び(b)において、夫々、状態S3及びS4として示したように、この傾向は、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が日回し車40のカム部50のトルク低減形状部としての凹部52の底55に近づくまで続く。
更に、日回し車40のA1方向回転及び日車30のC1方向回転に伴い、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が日回し車40のカム部50の凹部52の底55に達すると、トルクTが極小値を採る。図5の(a)は、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が日回し車40のカム部50の凹部52の底55に達する直前の状態S5を示している。図9では、便宜上、状態S5を極小の状態として示す。
日回し車40が更にA1方向に回転し日車30が更にC1方向に回転すると、その後は、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65が日回し車40のカム部50の凹部52の底(底部円筒状面部)55に当接し、且つ該底部円筒状面部55に沿って位置する状態(該底部円筒状面部55に当接した状態)に保たれる。従って、日ジャンパ支持レバー60は、B1,B2方向に回動されることなく一定の回動位置において不動の状態に保たれ、日ジャンパ80の躍制爪部85が日歯車部31の隣接歯部32aの傾斜側面を上るに従いジャンパばね部86の撓み画増加し、トルクTが高くなる。このトルクTの増大は、図5の(b)に状態S6として示したように、日ジャンパ80の躍制爪部85が日歯車部31の隣接歯部32aの頂点34に極めて近接したところで、実際上、最大になる。
日回し車40が更にA1方向に回転して日車30が更にC1方向に回転すると、図6の(a)において状態S7で示したように、日ジャンパ支持レバー60の先端突起部65がカム部50の凹部52の底部円筒状面部55に当接し続けて日ジャンパ支持レバー60が不動に保たれた状態で日ジャンパ80の躍制爪部85が日歯車部31の隣接歯部32aの頂点34に達し、日ジャンパ80のD1方向回動も停止して、負荷トルクTが急激に落ち込む。この状態S7では、図9において横軸の値が0°であり、日窓(図示せず)内に表示される日付を一日進める日送りを行なうべく、日車30の急激な間欠回転が始まる。
日ジャンパ80の躍制爪部85は、日歯車部31の係合歯部32aの頂点34を越えると、ジャンパばね86のばね力でD2方向に回動変位されつつ係合歯部32aの背後の斜面35を押し、日車30の日歯車部31をC1方向に回動させ、日歯車部31の次の歯部32,32間に落込んで、日車30を規正する。日ジャンパ80の躍制爪部85のこの落込みの際、日車30が急激に回転され、躍制爪部85が規正位置に達した際に日送りが完了する。図6の(b)において状態S8で示したように、日車30の急回転に伴い、日車30の日歯車部31の歯32が日回し車40の日回し爪部46から離れる。なお、この間、日ジャンパ支持レバー60の突起部65は、カム部50の凹部52の円筒状底面55に当接状態に保たれ、日ジャンパ支持レバー60は中心軸線Bのまわりで一定の回動位置に保たれる。図6の(b)の状態S8では、図1の状態S0と比較して、ジャンパばね86の曲げ負荷が小さいので、日回し車40の回転に対する摩擦抵抗がより小さくなる。従って、この状態S8では、図9に示したように、トルクTが最低になる。
その後、時間の経過に伴う筒車13のC1方向回転に応じた日回し車40のA1方向回転に従い、図7の(a)において状態S9として示したように、日ジャンパ支持レバー60の突起部65が側縁65aで日回し車40のカム部50の凹部52の斜面54に当接し更に日ジャンパ支持レバー60の突起部65が日回し車40のカム部50の凹部52の斜面54に上り始める。このとき、日ジャンパ支持レバー60の突起部65は、日ジャンパ80のジャンパばね86のばね力に抗して該ばね86を撓めつつ、B2方向に回動される。日ジャンパ支持レバー60の突起部65のB2方向回動に応じてジャンパばね86のばね力を受けたばね受け部73もB2方向に回動されて日回し車40の回転に対する負荷トルクTを与え、図9に示したように、トルクTが多少上がる。このとき、日ジャンパ80は、躍制爪部85で、日車30の歯車部31を規正したままである。
その後も、筒車13のC1方向回転に応じた日回し車40のA1方向回転に従って、図7の(b)において状態S10として示したように、日ジャンパ支持レバー60の突起部65が、日ジャンパ80のジャンパばね86のばね力に抗してB2方向に回動されつつ日回し車40のカム部50の凹部52の斜面54を上り続ける(図示の例では、より詳しくは、日ジャンパ支持レバー60の突起部65がその側縁65aで斜面54の上端部(円筒状主カム面部51と交わる部位)57に当接した状態で凹部52から出てくる)。ジャンパばね86のばね力に起因して生じる日回し車40のA1方向回転に対する負荷トルクTは増大するけれども、図9からわかるように、日ジャンパ80が日歯車部31の歯32を乗越える前の状態(状態S1〜S6)と比較して、その負荷トルクTは相当小さい。日ジャンパ80は、躍制爪部85で、日車30の歯車部31を規正した状態に保たれる。
ここで、負荷トルクTが比較的小さくて済むのは、中心軸線Bから日ジャンパ支持レバー60の突起部65までの腕の長さが該中心軸線Bから日ジャンパ80は、躍制爪部85までの腕の長さよりも長く(この例では概ね2倍程度で、中心軸線Dから日ジャンパ80の躍制爪部85までの腕の長さと比較すると概ね3倍程度である(但しより大きくても多少小さくてもよい))、カム部50の凹部52をその製造を容易化すべく相当深くしておいても負荷トルクTが比較的低く抑えられ得、また、日ジャンパ支持レバー60の突起部65の側縁65aの傾斜(又はカム部50の凹部52の斜面54の傾斜)を比較的小さくしていることによる。
更に、筒車13のC1方向回転に応じた日回し車40のA1方向回転に従って、図8の(a)において状態S11として示したように、日ジャンパ支持レバー60の突起部65が、日ジャンパ80のジャンパばね86のばね力に抗してB2方向に回動されつつ日回し車40のカム部50の凹部52の斜面54を上り切ろうとする(前述のように、図示の例では、より詳しくは、日ジャンパ支持レバー60の突起部65の側縁65aが斜面54の上端部57に当接した状態で突起部65の先端65bが斜面54の上端部57に達しようとする)。このとき、ジャンパばね86に起因して生じる日回し車40のA1方向回転に対する負荷トルクTが実際上最大になる。但し、前述の通り、図9からわかるように、日ジャンパ80が日歯車部31の歯32を乗越えようとしたとき(状態S1〜S6)と比較して、その負荷トルクTは相当小さい。日ジャンパ80は、躍制爪部85で、日車30の歯車部31を規正したままであることも同様である。
更に、筒車13のC1方向回転に応じた日回し車40のA1方向回転に従って、図8の(b)において状態S12として示したように、日ジャンパ支持レバー60の突起部65が、カム部50の凹部52の斜面54を上り切った後、円弧状ないし部分円筒状の主カム面部51に当接するようになると、日回し車40が回転しても中心軸線Bのまわりにおける日ジャンパ支持レバー60の回動位置が一定に保たれる。従って、日ジャンパ支持レバー60は中心軸線Bのまわりで一定位置に保たれる。一方、日ジャンパ80は、躍制爪部85で、日車30の歯車部31を規正したままである。従って、日回し車40のA1方向回転に対する負荷トルクTが低いレベルに落ち該レベルの一定値に保たれる。この状態S12は、負荷トルクTに関して言えば図1に示した状態S0と同じである。但し、図6の(b)の状態S8と比較した場合、この状態S12は、日ジャンパ支持レバー60の突起部65がカム部50の凹部52の底54ではなくて主カム面部51に当接していてジャンパばね86のばね負荷が高められている分だけ(多少ではあるが)、摩擦力に起因する負荷トルクTが高くなる。
以上のようなカレンダ機構1の動作に際して、日ジャンパ80の躍制爪部85の移動ないし変位及びも日ジャンパ支持レバー60の突起部65の移動ないし変位の両方が、ジャンパばね86のばね力によって行われる。しかも、特に、このカレンダ機構1の動作に際して、日ジャンパ80が日ジャンパ支持レバー60上に載っていて該日ジャンパ支持レバー60のB1,B2方向走査範囲内でD1,D2方向に走査されるので、カレンダ機構1が動作するに際して占有する面積が最低限に抑えられ得る。従って、残りの領域を時計2の各種機能や各種表示のために残し得る。
なお、以上において、他の条件を一定にする場合、例えば、カム部50の凹部52がより深くなると、一方では、状態S1〜S6の間における負荷トルクTがより低減され、他方では、状態S10〜S11の間における負荷トルクTがより高くなることになる。カム部50の凹凸形状の製造の容易さが確保され得る限り、例えば、日ジャンパ支持レバー60の腕の長さを多少短くしても、この点に関しては、概ね同様の効果が得られる。
以上の通り、図9では、時計2のカレンダ機構1における負荷トルクTの変化が実線Qで示されている。ここで、横軸θtは時針16ないし筒車13の回転位置であり、時針16が零時を指す時点が0度になる。従って、図9において、時計2のカレンダ機構1の負荷トルクTの変化を表す実線Qでは、日送り状態S7に対応する時点が0度になる。
なお、図9において、破線Qrは、日ジャンパのばね部を支えるばね受の位置が変動せず一定位置にある場合(地板に対して回動可能な日ジャンパ支持レバーを欠き、ばね受が地板のような支持基板に形成されている場合(このとき、日ジャンパも該支持基板に回動可能に支持されることになる))を、比較例として示したものである。この比較例の場合、破線Qrに示したとおり、日ジャンパの躍制爪部が日車の日歯車部の歯部を乗越える際にばね受が逃げないので負荷トルクが高くなる(実線Qの状態S2〜S6に概ね対応する状態参照)。換言すれば、この時計2のカレンダ機構1では、負荷トルクTが小さくなる。
負荷トルクTは、元々、日ジャンパ80の躍制爪部85の形状及び日車30の歯車部31の歯部32,32の形状に依存するけれども、例えば、日ジャンパ80の躍制爪部85の形状及び日車30の歯車部31の歯部32,32の形状を変更しない場合であっても、例えば、回動中心Bを基準として、日ジャンパ支持レバー60の突起部65までの腕の長さと日ジャンパ80の躍制爪部85までの腕の長さとの割合や突起部65の側縁形状及びカム部50の凹部52の形状等を変えることによって、負荷トルクTの低減の程度が変更され得る。
また、日送りの時点を0度として基準とすると、時計2のカレンダ機構1では日車30のC1回転に伴なう日ジャンパ支持レバー60のB1方向回動に応じてばね受73がB1方向に回動されるだけでなく回動中心D1もB1方向に回動されるので、日ジャンパ80の躍制爪部85も中心軸線BのまわりでB1方向に多少は回動される。即ち、日車30のC1方向回転に伴って日ジャンパ80の躍制爪部85がD1方向に回動するだけでなく、日車30の該C1方向回転に伴って日ジャンパ支持レバー60の突起部65がカム部50の凹部52に嵌り込んで行き該日ジャンパ支持レバー60がB1方向に回動することにより日ジャンパ80の躍制爪部85が同時にB1方向に回動される(換言すれば日ジャンパ80の躍制爪部85の実効的なD1方向回動が更に大きくなる)ので、躍制爪部85が日歯車部31の歯部32,32間から抜け出す速度が速くなる。従って、上述のように日送りの時点θtを基準として0度とすると、時計2のカレンダ機構1の動作Q(実線)における躍制爪部85の持ち上げ開始時点から日送り完了までの間(この例の場合、概ね状態S0の最後〜状態S7までの間)は、ばね受の位置が不動に保たれる参考例の動作Qr(破線)における躍制爪の持ち上げ開始時点θr0から日送り完了θr7までの間と比較して、期間が短かい。それ故、日車の日歯車部の歯部の形状が同様である場合でも、例えば、日ジャンパの躍制爪部の形状が多少異なり得る。
線Q,Qrの対比からわかるように、参考例Qrでは大きな負荷トルクTが短い期間に集中的に現れ残りの期間は負荷トルクTがゼロに近いのに対して、時計2のカレンダ機構1では、負荷トルクTが比較的低く且つ全体的に分散されている。
従って、カレンダ機構1では、負荷トルクTの最大値に応じた大きなパワーの駆動源や大きな回転負荷に耐え得る大きな支持構造(高い堅牢性)もなくてもよくなる。別の観点で見れば、カレンダ機構1では、日回しの際の負荷トルクTが比較的小さく抑えられ得ることから、日付だけでなく曜日表示のある時計に適用された場合でも、日車の日送りと同じタイミング(図9の0度の時点)で、曜車の曜送りを行うようにすることも可能である。
また、以上においては、日ジャンパ80の回動中心Dが日ジャンパ支持レバー60の回動中心Bとは異なる例について説明したけれども、日ジャンパ80の回動中心Dが日ジャンパ支持レバー60の回動中心Bと一致していてもよい。その場合、日ジャンパ80を日ジャンパ支持レバー60によって直接的に回動可能に支える代わりに、例えば、地板から突設した軸状突起部に日ジャンパ支持レバー及び日ジャンパの両方が夫々の軸受孔部で回動自在に嵌合されていてもよい。なお、相対回動する場合の常として、軸部が日ジャンパ支持レバー又は日ジャンパにあって軸受孔部が他の二つの部材にあってもよい。このように日ジャンパの回動中心が日ジャンパ支持レバーの回動中心と一致する場合、日ジャンパによる躍制力を最大値は低減されるけれども、日ジャンパがジャンプ動作を行なう時間は、参考例Qrの場合の時間(θr7−θr0)と実際上変わらない。
以上においては、カレンダ機構として日表示の例について説明したけれども、曜その他の表示に適用されてもよい。
1 カレンダ機構
2 時計(カレンダ機構付時計)
3 地板
4 文字板
5 輪列受
9 日車押さえ
10 時計輪列
11 四番車
12 二番車
13 筒車
13a 歯車部
14 秒針
15 分針
16 時針
17 三番車
18 電池プラス端子
21 凹部
22 底面
23 日回し車回転支持軸部
24 日ジャンパ支持レバー回転支持軸部
25 日回し車回転許容領域規定凹部
26 日回し車回転許容領域規定凹部
27 日車回転案内突起
30 日車(カレンダ車)
31 日歯車部(カレンダ歯車部)
32 歯部
33 日車歯車部の隣接部分
34 頂点
35 斜面
36 日表示面部
40 日回し車(カレンダ回し車)
41 軸受孔
42 中央のハブ部
43 本体部
44 日回し歯車部
45 弾性腕部
46 日回し爪部(カレンダ回し爪部)
50 カム部
51 円筒状主カム面部
52 凹部(トルク低減形状部)
53,54 傾斜側面
55 底面(円筒状面)
56,57 上端
60 日ジャンパ支持レバー
61 レバー本体部
62 レバー基端部
63 軸受孔
64 ハブ部
65 突起部(カム従節)
65a 側縁
65b 先端
66 先端部
68 表面
69 中央部
70 突起部(日ジャンパ回転支持軸部)
71,72 側縁
73 ばね掛け部(ジャンパ作動ばね受け部)
74 係止表面
80 日ジャンパ
81 日ジャンパ本体
82 レバー
82a 基端
82b 先端
83 孔部
85 躍制爪部
86 ジャンパばね
86a,86b 端
87 U字状湾曲部(円弧状湾曲部)
87a,87b 端
88 直線状延在部
88a,88b 端
89 側部(被当接部)
A,B,C,D 回転中心軸線
A1,C1 回転方向
B1,B2,D1,D2 回動方向
S0,S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,S8,S9,S10,S11,S12 カレンダ機構の状態

Claims (9)

  1. カレンダ歯車部を備えたカレンダ車と、
    カレンダ歯車部を回すカレンダ回し爪部及び該爪部と同心に回転するカム部を備えたカレンダ回し車と、
    レバー基端部で基板に回動可能に支持されたレバー本体部、該レバー本体部の先端部の一側に形成され前記カム部に追従するカム従節部及びレバー本体部の長手方向に関して先端部と基端部との中間部にジャンパ作動ばね受部を備えるジャンパ支持レバーであって、カム従節部とジャンパ作動ばね受部とが、レバー本体部の回動方向に関して、該レバー本体部の同じ側に形成されたものと、
    該ジャンパ支持レバーのレバー本体部に重なった状態で該ジャンパ支持レバーに対して回動可能に配置されたジャンパであって、レバー本体部の回動方向に関してジャンパ支持レバーのカム従節部とは反対側に向きカレンダ歯車部に係合される躍制爪部及び該躍制爪部をカレンダ歯車部に対して押付けるジャンパばね部を備えると共に該ばね部の先端側端部でジャンパ支持レバーのジャンパ作動ばね受部に係止されたものとを有し、
    ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部を構成する歯部を乗越える際におけるジャンパばね部のばね負荷を低減させるように、カレンダ回し車のカム部がトルク低減形状部を備えるカレンダ機構。
  2. ジャンパ支持レバーがジャンパ回動支持部を備え、ジャンパがジャンパ支持レバーのジャンパ回動支持部に回動可能に支持されている請求項1に記載のカレンダ機構。
  3. ジャンパ支持レバーが、レバー本体部の前記基端部の近傍にジャンパ回動支持部を備えると共に、該レバーの長手方向に関してレバー本体部の前記先端部とジャンパ回動支持部との中間部にジャンパ作動ばね受部を備え、ジャンパが、レバー本体部の長手方向に関して、該レバー本体部の先端部と基端部の中間で、且つ該レバー本体部の幅方向に関して、ジャンパ作動ばね受部の反対側に躍制爪部を備える請求項2に記載のカレンダ機構。
  4. ジャンパが、細長いジャンパ本体部を備え、該ジャンパ本体部の基端部においてジャンパ回動支持部によって回動可能に支持され、ジャンパばね部が、ジャンパ本体部の基端部からU字状に湾曲して該ジャンパ本体部の一側部に沿って延び、躍制爪部が、ジャンパ本体の先端部の他側部に形成されている請求項3に記載のカレンダ機構。
  5. 前記カム部が、部分環状面部と、前記トルク低減形状部として働くべく該環状面部から径方向内向きに落ち込んだ凹部とを備え、ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部の一つの歯部の頂点に乗上げる際に、ジャンパ支持レバーのカム従節部がカム部の前記凹部に嵌り込むように構成された請求項2から4までのいずれか一つの項に記載のカレンダ機構。
  6. ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部の一つの歯部に対する乗上げを開始した後にジャンパ支持レバーのカム従節部がカム部の前記凹部への嵌り込みを開始するように構成された請求項5に記載のカレンダ機構。
  7. ジャンパの躍制爪部がカレンダ歯車部の一つの歯部の乗越えを完了し次の一対の歯部の間に嵌り込んでカレンダ歯車部の規正が完了した後、ジャンパ支持レバーのカム従節部がカム部の前記凹部から脱出し始めるように構成された請求項5に記載のカレンダ機構。
  8. カレンダ車及びカレンダ歯車部が、夫々、日車及び日歯車部であり、カレンダ回し車及びカレンダ回し爪部が、夫々、日回し車及び日回し爪部であり、ジャンパ支持レバー及びジャンパ作動ばね受部が、夫々、日ジャンパ支持レバー及び日ジャンパ作動ばね受部であり、ジャンパが日ジャンパである請求項1から7までのいずれか一つの項に記載のカレンダ機構。
  9. 請求項1から8までのいずれか一つの項に記載のカレンダ機構を備えた時計。
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