JP2010197077A - レトログラード表示機構、これを備えたカレンダ表示機構及び該機構を備えたアナログ時計 - Google Patents

レトログラード表示機構、これを備えたカレンダ表示機構及び該機構を備えたアナログ時計 Download PDF

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Abstract

【課題】回し車の逆転が表示に影響を与えないようにしたレトログラード表示機構、及び該機構を備えたアナログ時計の提供。
【解決手段】アナログ時計1のレトログラード表示機構2は、送り爪部36を備え正方向及び逆方向の両方に回転可能な日回し車7と、多数の歯を備えた歯車部及び回転中心軸線からの距離が徐々に増加する渦巻状のカム面54を備えたカム部53を具備し日回し車7が正転された際に該日回し車7の送り爪部36によって歯車部51の歯で正転駆動される回し伝え車50と、該カム面に係合するカム従節61を備えたレトログラード表示部60,20とを有し、日回し車7が正転される場合には送り爪部36が回し伝え車50の歯車部に係合して該歯車部を回転駆動し得る位置に移動され、日回し車が逆方向に回転される場合には送り爪部36が回し伝え車50の歯車部51と非係合になる位置に移動されるように構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、レトログラード表示機構、これを備えた日表示機構及び該機構を備えたアナログ時計に係る。
この明細書において、「レトログラード表示」とは、指針等が一回転して元に戻るような表示ではなくて、指針等が一方向に移動する表示であって該指針等が初期位置に戻るには該指針等が逆方向に移動される(戻される)必要がある種類の表示をいう。
送り爪部を備え正方向及び逆方向の両方に回転可能な回し車と、多数の歯を備えた歯車部及び回転中心軸線からの距離が徐々に増加する渦巻状のカム面を備えたカム部を具備し前記回し車が正方向に回転された際に該回し車の送り爪部によって前記歯車部の歯で正方向に回転駆動される回し伝え車と、該回し伝え車が正方向に回転される際に正方向に進む表示を与えるべく該カム面に係合するカム従節を備えたレトログラード表示部とを有するレトログラード表示機構及び該機構を備えたアナログ時計は、知られている(特許文献1)。この時計では、例えば、曜日が扇形の目盛で表示される。
この種のレトログラード表示機構では、送り爪部が回し車の本体部に対して弾性腕部を介してつながっていて、回し車が正方向に回転された場合には送り爪部によって回し伝え車が回転され、カム従節がカム面の最大径部と最小径部とをつなぐ遷移面ないし転移面に当たって回し伝え車の逆転が禁止された状態で回し車が逆方向に回転された場合には弾性腕部が弾性変形されて送り爪部が逃げることにより回し車の逆方向回転が許容されるようになっている。
しかしながら、この種のレトログラード表示機構において、この弾性腕部の弾性力に多少のばらつきが避け難いことから、カム従節がカム面の最大径部と最小径部とをつなぐ転移面に当たっていない状態で回し車が逆転された場合に、送り爪部によって回し伝え車が逆方向に回転されるものと逆方向に回転されないものとが混在(個体によるバラツキ)がある)が生じたり、一つの製品でも、ある箇所では送り爪部の逆転によって回し伝え車が逆転されるけれども別の箇所では逆転されないというような回転位置によるバラツキ等が生じる虞れがある。
これらのバラツキは、一様な仕様を否定することになり、商品価値を落とす。
特開2006−170764号公報
本発明は前記諸点に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、回し車の逆転が表示に影響を与えないようにしたレトログラード表示機構、これを備えたカレンダ表示機構及び該機構を備えたアナログ時計を提供することにある。
本発明のレトログラード表示機構は、前記目的を達成すべく、送り爪部を備え正方向及び逆方向の両方に回転可能な回し車と、多数の歯を備えた歯車部及び回転中心軸線からの距離が徐々に増加する渦巻状のカム面を備えたカム部を具備し前記回し車が正方向に回転された際に該回し車の送り爪部によって前記歯車部の歯で正方向に回転駆動される回し伝え車と、該回し伝え車が正方向に回転される際に正方向に進む表示を与えるべく該カム面に係合するカム従節を備えたレトログラード表示部とを有するレトログラード表示機構であって、回し車が正方向に回転される場合には送り爪部が回し伝え車の歯車部に係合して該歯車部を回転駆動し得る位置に移動され、回し車が逆方向に回転される場合には送り爪部が回し伝え車の歯車部と非係合になる位置に移動されるように構成されている。
本発明のレトログラード表示機構では、特に、「回し車が正方向に回転される場合には送り爪部が回し伝え車の歯車部に係合して該歯車部を回転駆動し得る位置に移動され、回し車が逆方向に回転される場合には送り爪部が回し伝え車の歯車部と非係合になる位置に移動されるように構成されている」ので、回し車が正転駆動された場合には、回し伝え車が送り爪部によって確実に正転され得、回し車が逆転駆動された場合には、回し伝え車が送り爪部によって回転されるのを確実に避け得る。
本発明のレトログラード表示機構では、典型的には、支持体を更に有し、回し車が送り爪部にピン状係合部を備え、前記支持体が、該ピン状係合部が係合する位置決め案内溝を備え、該支持体の位置決め案内溝は、回し車が正方向に回転されるときは該送り爪部によって回し伝え車を正方向に回転駆動すべく該送り爪部が回し伝え車の歯に係合するように該送り爪部を突出させ、回し車が逆方向に回転されるときは該送り爪部が回し伝え車に回転力を及ぼすのを禁止すべく該送り爪部が回し伝え車の歯に対して非係合になるように該送り爪部を引込めるべく、構成されている。
その場合、回し車が正転駆動された場合には、支持体の位置決め案内溝によって送り爪部が突出されて回し伝え車の歯に係合されることにより該送り爪部によって回し伝え車を確実に正転させ得、回し車が逆転駆動された場合には、支持体の位置決め案内溝によって送り爪部が引込められて回し伝え車の歯に対して非係合になることにより該送り爪部が回し伝え車を回転させるのを確実に避け得る。
本発明のレトログラード表示機構では、典型的には、回し車が、回し車本体部と前記送り爪部とを備え、該送り爪部が、該回し車本体部から周方向に延びた弾性腕部を介して該回し車本体部につながっている。
その場合、弾性腕部がピン状係合部で位置決め案内溝に係合した送り爪部の突出や引込みを可能にする。
本発明のレトログラード表示機構では、典型的には、位置決め案内溝は、ピン状係合部が係合する円弧状溝部と、回し車が正方向に回転された際にピン状係合部が該円弧状溝部の一方の端部から入る外周側溝部であってピン状係合部が係合された際に送り爪部を回し車の半径方向外向きに突出させるものと、回し車が逆方向に回転された際にピン状係合部が該円弧状溝部の他方の端部から入る内周側溝部であってピン状係合部が係合された際に送り爪部を回し車の半径方向内向きに引っ込めるものとを有する。
その場合、回し車ないしピン状係合部が正転されると外周側溝部に入って送り爪部が突出して回し伝え車の歯に係合し、ピン状係合部が逆転されると内周側溝部に入って送り爪部が引込んで回し伝え車の歯に非係合になる。従って、実際上、外周側溝部及び内周側溝部の形状を正確に形成するだけで、送り爪部に前述の動作を確実に行わせ得る。
本発明のレトログラード表示機構では、典型的には、前記位置決め案内溝の円弧状溝部は、実質的に半径が一定の円弧をなし、該半径は、前記回し車の回転中心から前記ピン状係合部までの半径に実際上一致する。
その場合、外周側溝部及び内周側溝部以外の位置にある場合には、回し車の送り爪部の弾性腕部が中立位置(実際上、弾性変形していない位置)にあるので、外周側溝部及び内周側溝部への導入路を正確に形成すれば、送り爪部に前述の動作を確実に行わせることが可能になる。
本発明のレトログラード表示機構では、典型的には、前記円弧状溝部の一方及び他方の端部の間において、前記外周側溝部と前記内周側溝部とに分岐する分岐を規定する島状壁部を有し、該島状壁部のうち前記円弧状溝部の前記一方の端部に近接する側の分岐規定端部は、前記円弧状溝部の半径よりも小さく、該島状壁部のうち円弧状溝部の前記他方の端部に近接する側の分岐規定端部は、前記円弧状溝部の半径よりも大きい。
その場合、島状壁部の両側の分岐規定端部の位置を正確に形成すれば、、送り爪部に前述の動作を確実に行わせることが可能になる。
本発明のカレンダ表示機構は、典型的には、上記のようなレトログラード表示機構を備える。
その場合、逆方向への指針の移動を確実に禁止したカレンダ表示をレトログラード表示形式で行い得る。
本発明のカレンダ表示機構では、典型的には、前記レトロ表示機構が日表示機構又は曜表示機構になっている。日表示機構及び曜表示機構の両方が、上述のようなレトロ表示機構になっていてもよい。
その場合、逆方向への指針の移動を確実に禁止した日表示や曜表示をレトログラード表示形式で行い得る。
本発明のアナログ時計は、典型的には、上述のようなレトログラード表示機構又はカレンダ機構を備える。
本発明の好ましい一実施例のレトログラード表示機構の形態の日表示機構を有するアナログ時計の断面説明図。 図1のアナログ時計の外観説明図。 図1のアナログ時計の日表示機構を構成する輪列その他の機械要素の結合関係を示した平面説明図。 図3の機械要素のうち日表示機構の部分だけを取出し拡大して示した平面説明図。 図4の日表示機構の日回し車のうち日送り爪車を示したもので、(a)は平面説明図(底面説明図)、(b)は、(a)の矢印VB方向の側面説明図、(c)は(a)の日送り爪車の斜視説明図。 図4の日表示機構の日回し車の日送り爪車と協働して日送り爪車を動作させる溝部を備えた第二輪列受のうち該溝部を含む部分を示したもので、(a)は平面説明図、(b)(a)の斜視説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が日回し方向(順方向)に回転される際における一連の動作の一部を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が日回し方向(順方向)に回転される際における一連の動作のうちの別の一部(日回しの最中)を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が日回し方向(順方向)に回転される際における一連の動作のうちの更に別の一部(日回し完了後)を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が反日回し方向(逆方向)に回転される際における一連の動作の一部を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が反日回し方向(逆方向)に回転される際における一連の動作の別の一部(爪部のピン状突起部が内周側溝部に入った状態)を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が反日回し方向(逆方向)に回転される際における一連の動作の更に別の一部(爪部のピン状突起部が内周側溝部を進んでいる状態)を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が反日回し方向(逆方向)に回転される際における一連の動作の更に別の一部(爪部のピン状突起部が内周側溝部の底に達した状態)を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が反日回し方向(逆方向)に回転される際における一連の動作の更に別の一部(爪部のピン状突起部が内周側溝部を進んでいる状態)を示した平面説明図。 図4の日表示機構において、日送り爪車が反日回し方向(逆方向)に回転される際における一連の動作の更に別の一部(爪部のピン状突起部が内周側溝部から出た状態)を示した平面説明図。
本発明の好ましい一実施の形態を添付図面に示した好ましい実施例に基づいて説明する。
図1及び図2には、本発明の好ましい一実施例のレトログラード表示機構1の形態の日表示機構2を備えたアナログ時計3が示されている。
アナログ時計3では、香箱(図示せず)内で巻上げられたぜんまい(図示せず)のほどけに応じた時計輪列5の回転に伴い秒車11、分車12及び時車13が回転して、該車11,12,13に取付けられた秒針11a,分針12a,時針13aが回転中心軸線Cのまわりで時計回り即ちC1方向に回転する。
このアナログ時計3は、図2の外観図からわかるように、扇形の日表示部21及び曜表示部81を有すると共に、ぜんまい(図示せず)の巻上げ残量(パワーリザーブ)を表示する扇形のパワーリザーブ表示部86を有する。日表示部21は、扇形の日表示目盛部22と中心CDのまわりでCD1,CD2方向に回動可能な日表示指針23とを有する。曜表示部81は、扇形の曜表示目盛部82と中心CWのまわりでCW1,CW2方向に回動可能な曜表示指針83とを有する。パワーリザーブ表示部86は、扇形のパワーリザーブ表示目盛部87と中心CRのまわりでCR1,CR2方向に回動可能なパワーリザーブ表示指針88とを有する。
日表示機構3は、図1及び図2に加えて図3及び図4に示したように、時車13のC1,C2方向回転に応じて回転中心軸線CMWのまわりでCMW1,CMW2方向に回転される日回し車7と、該日回し車7がCMW1方向に回転された際に中心軸線CMTのまわりでCMT1方向に回転される日回し伝え車50と、該日回し伝え車50のCMT1方向回転に応じて中心軸線CFLのまわりでCFL1方向に回動される日復針レバー60と、日復針レバー60のCFL1方向回動に応じて中心軸線CDのまわりでCD1方向に回動される日表示指針構造体部20とを有する。
日回し車7は、時車13の歯車部13b(図1)に噛合した日回し歯車7aと、該日回し歯車7aのボス部7bに嵌着され該日回し歯車7aと一体的な日送り爪車30とを有する。
日送り爪車30は、図5からわかるように、本体部31が中央に中央穴32を備え該中央穴32で日回し歯車7aのボス部7bに嵌着されている。本体部31は、中央穴32の大半の部分を取囲む広幅円弧状部33と、該中央穴32の残りの部分を取囲む狭幅円弧状部34とを有する。本体部31の広幅円弧状部33の外周の一側縁33aから周方向CMW1に円弧状の弾性腕部35が延び、該弾性腕部35の先端に日送り爪部36が形成されている。支持体としての第二輪列受14に対面する側の主面ないし側面36aには、中心軸線CMWから半径R1の位置にピン状係合部としての円柱状のピン状突起部37が形成されている。日送り爪部36は、先端にほぼ径方向に延在した係合用先端面ないし係合面36bを有し、その背面側に係合回避用の逃げ面36cを備える。なお、H1,H2方向に弾性的に湾曲変形可能な弾性腕部35は、本体部31の狭幅円弧状部34の外周に沿って延びていおり、弾性腕部35と狭幅円弧状部34との間には大きな間隙Gが形成されているので、H2方向に逃げるように弾性的に撓み変形可能である。
図1及び図6からわかるように、第二輪列受14に、日送り爪車30のピン状突起部37が係合される位置決め案内溝としての案内溝40が形成され、該案内溝40は、日回し車7が回転された際に日送り爪車30のピン状突起部37を案内して、日送り爪部36の径方向E1,E2の位置を規定する。ここで、日送り爪車30と案内溝40とによって日送り爪車構造体8が形成され、日送り爪車30は、日送り爪車構造体8の本体部をなす。構造によっては、位置決め案内溝40は、第二輪列受14に形成される代わりに、例えば、その反対側に位置する第二地板15に形成されていてもよい。
案内溝40は、中心軸線CMWの回りで半径R1の円の大半の部分をなす円弧状溝部41と、該円弧状部41の両端部41a,41bを半径方向外側でつなぐ外周側溝部42と、該両端41a,41bを半径方向内側でつなぐ内周側溝部43とを備える。溝部41,42,43がピン状突起部37をスムーズに案内し得るように、溝部41,42,43の幅は、ピン状突起部37の太さと同程度で該太さよりも僅かに大きい。従って、第二輪列受14のうち案内溝40のある表面部分は、該案内溝40を構成する溝部41,42,43によって、外周側壁部44と、内周側壁部45と、島状壁部46とに分かれている。
より詳しくは、中心軸線CMWのまわりの半径R1の円は、図6において想像線CPiで示したように、円弧状溝部41の端部41aに近接する側では、島状壁部46の外周面46aに達するまで溝部41及び外周側溝部42に沿って延び、円弧状溝部41の端部41bに近接する側では、溝部41及び内周側溝部43に沿って延びて島状壁部46の内周面46bに達する。ここで、案内溝40を円弧状溝部41の一方の端部41aの近傍において外周側溝部42と内周側溝部43とに分岐させる島状壁部46の一方の分岐規定端部は、端部46cからなり、案内溝40を円弧状溝部41の他方の端部41bの近傍において外周側溝部42と内周側溝部43とに分岐させる他方の分岐規定端部は端部46dからなる。
従って、日送り爪車30のピン状突起部37が、第二輪列受14の案内溝40に沿ってCMW1方向に移動する場合には、該案内溝40の円弧状溝部41からその端部41aを通って外周側溝部42に入り、該外周側溝部42に沿って移動して島状壁部46の外周面46aに接触し、該外周面46aで案内されてCMW1方向に移動した後、端部41bを通って再度円弧状溝部41に戻る。すなわち、日送り爪車30のピン状突起部37が、第二輪列受14の案内溝40に沿ってCMW1方向に移動する場合には、該ピン状突起部37は、外周側溝部42を通る。このとき、日送り爪部36は、ピン状突起部37が外周側溝部42に沿って案内される際に径方向外向きE1に突出せしめられる。
一方、日送り爪車30のピン状突起部37が、第二輪列受14の案内溝40に沿ってCMW2方向に移動する場合には、該案内溝40の円弧状溝部41からその端部41bを通って内周側溝部43に入り、該内周側溝部43に沿って移動して島状壁部46の内周面46bに接触し、該内周面46bで案内されてCMW2方向に移動した後、端部41aを通って再度円弧状溝部41に戻る。すなわち、日送り爪車30のピン状突起部37が、第二輪列受14の案内溝40に沿ってCMW2方向に移動する場合には、該ピン状突起部37は、内周側溝部43を通り、このとき、日送り爪部36は、ピン状突起部37が内周側溝部43に沿って案内される際に径方向内向きE2に引込められる(後退する)。
日回し伝え車50は、回転中心軸線CMTのまわりでCMT1,CMT2方向に回転可能な歯車部51と該歯車部51の軸部52に嵌着されて一体化された渦巻状ないしカタツムリ状カム53とを有する。カム53は、最小径の部位54aから360度の範囲にわたってCMT2方向に沿って中心軸線CMTからの距離が離れるカム面54を有し、該カム面54は、概ね360度の最大径の部位54bと最小径部位54aとの間には概ね径方向に延びた遷移壁部(遷移部ないし転移部)54cが形成されている。
日回し伝え車50の回転位置は、該日回し伝え車50の歯車部51に対して躍制動作をする日ジャンパ57によって規定される。日ジャンパ57は、第二地板15(図1)の如き支持体に固定された基部57aと、該基部57aから延びた弾性腕部57bと、該弾性腕部57bの先端に形成され日回し伝え車50の歯車部51に対して躍制動作をする躍制爪部57cとを備える。
日復針レバー60は、中心軸線CFLのまわりでCFL1,CFL2方向に回動可能な剛性腕部61と、該剛性腕部61と一体的な扇形歯車部62とを有する。剛性腕部61は、先端部63がカム面54に当接するカム従節になっている。
日表示指針構造体部20は、中心軸線CDのまわりでCD1,CD2方向に回転可能な中心軸24と、該中心軸24に固定され歯車25と、該中心軸24に対してCD2方向の偏移力を及ぼす渦巻きばね26とを有し、中心軸24には、前述の日表示指針23が取付けられている。
日表示指針構造体部20の歯車25は、日復針レバー60の扇形歯車部62と噛合しており、日回し伝え車50のCMT1方向の回転に伴い日復針レバー60がCFL1方向に回動されると、CD1方向に回転されて、日表示指針23をCD1方向に回転させる。
次に、本発明のアナログ時計1のレトログラード表示機構1の形態の日表示機構2の動作について、更に、図1〜図3及び図5〜図6並びに図4に加えて、図7〜図9及び図10〜図15を参照しつつ説明する。
時計1の通常運針動作において、時車13が一日に二回転する間に時車13の歯車部13bに歯車7aで噛合した日回し車7が一回転する。日付の変更を要しない時間帯では、午後6時前後の状態を示した図4からわかるように、日回し車7の日送り爪車30の日送り爪部36のピン状突起部37は、溝40のうち半径R1の円弧に沿った円弧状溝部41に嵌った状態で該溝部41に沿ってCMW1方向に移動している。
午後12時に近づくと、CMW1方向に移動している日回し車7の日送り爪車30の日送り爪部36のピン状突起部37は、円弧状溝部41の端部41aを通って、溝40の外周側溝部41に入り、該外周側溝部41に沿ってCMW1方向に移動する。従って、日回し車7の日送り爪車30の日送り爪部36は、その回転中心軸線CMWから半径方向外向きに突出し、日回し伝え車50の歯車部51に係合可能になる。この状態で日回し車7がCMW1方向に回転すると、日送り爪部36がその先端面36bで日回し伝え車50の歯車部51の歯部55のうち最近接歯部55AのCMT1方向の後面55aに当たって該歯部55をCMT1方向に押して該歯車部51すなわち日回し伝え車50をCMT1方向に回転させる(図7)。
従って、日回し伝え車50のカム53もCMT1方向に回転し、それに応じて、腕部61の先端部63でカム53のカム面54に係合した日復針レバー60がCFL1方向に揺動され、歯車25で日復針レバー60の扇形歯車部62に噛合した日表示指針構造体部20の日表示指針23がCD1方向に回動される。
日回し車7による日表示指針23のCD1方向の回動動作は、図8に示したように、日ジャンパ57の躍制爪部57cが日回し伝え車50の歯車部51の歯部55のうち隣接歯部55Bを乗り越えて、該歯部55Bと次の隣接歯部55Cとの間に嵌り込んで日回し伝え車50の歯車部51のCMT1方向回転を規正することにより、一端停止される。このとき、図7の状態では、日送り爪部36の先端面36b側において該爪部36に当接していた歯部55Aは、CMT1方向に送られて該日送り爪部36の先端面36bから離れる。日回し伝え車50のCMT1方向回転に応じて、日回し伝え車50のカム53のカム面54に係合した日復針レバー60がCFL1方向に回動され、日復針レバー60の扇形歯車部62に歯車25で噛合した日表示指針構造体部20の日表示指針23がCD1方向に回動されて、日送りが完了する。この時点は、通常、午前0時を少し回った時である。
その後、時車13のC1方向回転に応じて日回し車7がCMW1方向に回転すると、日送り爪車30のピン状突起部37が、図9に示したように、外周側溝部42から端部41bを通って円弧状溝部41に戻る。この間、日送り爪部36が日回し伝え車50から離れているので、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60は回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
この状態では、日回し車7の日送り爪車30の日送り爪部36が再度突出するまで、即ち、ピン状突起部37が円弧状溝部41から端部41aを通って、外周側溝部42に入った後、更にCMW1方向に回転されて日回し伝え車50の次の歯車部51の次の歯部55に係合するまで続く。
その後は、上述の動作を繰り返す。
なお、以上のような日送り動作は、ぜんまいのほどけに伴う時計輪列の回転による通常運針の場合だけでなく、図2の巻真9を針回し位置(図示せず)に引き出してその中心軸線FのまわりでF1方向に回すことにより分針12a及び時針13aを時計回りC1に回転させる場合でも同様である。
なお、このアナログ時計1では、針回しを行わない日修正(カレンダ修正)は禁止されるか、日回し車7の日送り爪車30の日送り爪部36のピン状突起部37が外周側溝部42に嵌った位置を採る時間帯、例えば、午後10〜午前2時の間における日修正は禁止される。所望ならば、ピン状突起部37が外周側溝部42に嵌った位置を採る際には日修正(カレンダ修正)輪列による回転を禁止するか日修正(カレンダ修正)輪列が日送り伝え車50を回すのを禁止する日修正規制機構を設けておいてもよい。
一方、時針13a及び分針12aを反時計方向C2に回しつつ日付を戻す場合、図2において、巻真9を針回し位置(図示せず)に引き出しその中心軸線FのまわりでF2方向に回す。
前述の図9に対応する状態、すなわち、ピン状突起部37が円弧状溝部41の端部41bの近傍にある状態から、図10に示したように、時車13(図3等)のC2方向回転に伴い日回し車7がCMW2方向に回転される場合を考える。
図10に示した状態では、ピン状突起部37が端部41b近傍の円弧状溝部41内にあり、日送り爪部36が日回し伝え車50の歯車部51に係合していないから、日回し車7がCMW2方向に回転しても、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60も回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
時車13の反時計回りC2の回転に伴い日回し車7が更にCMW2方向に回転すると、図11に示したように、日回し車7の日送り爪部36のピン状突起部37が、島状部46の内面46bに当たって内周側溝部43に入る。これにより日送り爪部36が半径方向内向きに引っ込み、日送り爪部36は日回し伝え車50の歯車部51から更に離れはじめる。従って、回し車7がCMW2方向に回転しても、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60も回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
時車13の反時計回りC2の回転に伴い日回し車7が更にCMW2方向に回転すると、図12に示したように、日回し車7の日送り爪部36のピン状突起部37が内周側溝部43に沿って移動する。これにより日送り爪部36が半径方向内向きに更に引っ込み、日送り爪部36は日回し伝え車50の歯車部51から更に離れる。従って、回し車7がCMW2方向に回転しても、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60も回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
時車13の反時計回りC2の回転に伴い日回し車7が更にCMW2方向に回転すると、図13に示したように、日回し車7の日送り爪部36のピン状突起部37が内周側溝部43の底に達する。この間、日送り爪部36が半径方向内向きに更に引っ込み、日送り爪部36は日回し伝え車50の歯車部51から更に離れる。従って、日回し車7がCMW2方向に回転しても、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60も回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
時車13の反時計回りC2の回転に伴い日回し車7が更にCMW2方向に回転すると、図14に示したように、日回し車7の日送り爪部36のピン状突起部37が内周側溝部43の底から溝41の端部41aに向かって内周側溝部43内をCMW2方向に移動する。この間、日送り爪部36が半径方向外向きに戻り始めるけれども、日送り爪部36は日回し伝え車50の歯車部51から離れたままの状態であることに変わりはない。従って、日回し車7がCMW2方向に回転しても、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60も回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
時車13の反時計回りC2の回転に伴い日回し車7が更にCMW2方向に回転すると、図15に示したように、日回し車7の日送り爪部36のピン状突起部37が内周側溝部43から溝41の端部41aに戻る。その結果、日送り爪部36は半径方向に限ってみれば引込み位置から基準位置まで戻るけれども、中心軸線CMWと中心軸線CMTとを結ぶ仮想線Vに対して、CMW2方向に角度α(相当程度)回動した位置に達しているから、日送り爪部36が日回し伝え車50の歯車部51に係合することはない。従って、日回し車7がCMW2方向に回転しても、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60も回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
その後、日回し車7が更にCMW2方向に回転すると、日送り爪部36のピン状係合部37は円弧状溝部41に沿ってCMW2方向に回転して、図10に示す状態に戻る。この間、日送り爪部36が日回し伝え車50の歯車部51に係合することはないから、日回し車7がCMW2方向に回転しても、日回し伝え車50は回転せず、日復針レバー60も回動せず、日表示指針構造体部20の日表示指針23も動かない。
すなわち、このアナログ時計1のレトログラード表示機構2の形態の日表示機構3では、日回し車7を逆方向CMW2に回転させた場合には、円弧状腕部35の弾性の強さにかかわらず、ピン状突起部37が内周側溝部43に沿って移動することにより円弧状腕部35を強制的に撓めて、日送り爪部36が日回し伝え車50に係合するのを強制的に禁止するようにしているから、日回し車7を逆方向CMW2に回転させた場合には日表示指針構造体部20の日表示指針23は不動に保たれる。すなわち、日回し車7を逆方向CMW2に回転させた場合に、日表示指針構造体部20の日表示指針23が動いたり動かなかったりするバラツキは、個体差としても、一つの製品の状況の差異によっても生じることがない。
また、このアナログ時計1のレトログラード表示機構2の形態の日表示機構3では、日送り爪部36の位置は該日送り爪部36の一側面から突設されたピン状突起部37によって一義的に規定され、弾性変形される部分が間に介在しないので、日送りが不能になる虞れがない。
更に、このアナログ時計1のレトログラード表示機構2の形態の日表示機構3では、日送り爪部36の正転の際の日回し伝え車50の正転は、該日回し伝え車50の回転抵抗の多少にかかわらず、剛体的に強制的に確実に行われ、日送り爪部36の逆転の際の日回し伝え車50の逆転回避も、該日回し伝え車50の回転抵抗の多少にかかわらず、日送り爪部36を完全に非係合にすることにより確実に実現されるので、従来と異なり日回し伝え車50の回転抵抗を日送り爪部36の弾性腕部35の撓み易さ(撓み難さ)に対して調整する必要がなく、回転抵抗を最低限に抑え得る。従って、トルク損失を最低限にすることも可能になる。
なお、この場合、巻真9のF2方向回転によって針12a,13aを動かした場合には、ピン状爪部37が内周側溝部43内にある状態(例えば、午後10時頃〜午前2時頃)以外の状態、すなわち、ピン状爪部37が円弧状溝部41内にある状態に、一旦は、戻しておく必要がある。
以上においては、日表示が、レトログラード表示形式になっている例について説明したけれども、曜表示部81が、上述の日表示機構3と同様なレトログラード表示機構になっていても、両方が同様なレトログラード表示機構になっていてもよい。もちろん、このレトログラード表示機構をカレンダ表示機構以外に用いていもよい。
1 レトログラード表示機構
2 日表示機構
3 アナログ時計
5 時計輪列
7 日回し車
7a 日回し歯車
7b ボス部
8 日送り爪車構造体
9 巻真
11 秒車
11a 秒針
12 分車
12a 分針
13 時車
13a 時針
13b 歯車部
14 第二輪列受
15 第二地板
20 日表示指針構造体部
21 日表示部
22 日表示目盛
23 日表示指針
24 中心軸
25 歯車
26 渦巻きばね
30 日送り爪車(日回し車本体)
31 本体部
32 中央穴
33 広幅円弧状部
33a 側縁
34 狭幅円弧状部
35 弾性腕部
36 日送り爪部
36a 主面(側面)
36b 係合面(先端面)
36c 逃げ面
37 ピン状突起部
40 案内溝
41 円弧状溝部
41a,41b 端部
42 外周側溝部
43 内周側溝部
44 外周側壁部
45 内周側壁部
46 島状壁部
46a 外周面
46b 内周面
46c,46d 分岐規定端部
50 日回し伝え車
51 歯車部
52 軸部
53 カタツムリ状カム(渦巻状カム)
54 カム面
54a 最小径の部位
54b 最大径の部位
54c 遷移壁部
55 歯部
55A 最近接歯部
55B 躍制爪部に対する隣接歯部
55C 躍制爪部に対する次の隣接歯部
55a 後面
57 日ジャンパ
57a 基部
57b 弾性腕部
57c 躍制爪部
60 日復針レバー
61 剛性腕部(カム従節)
62 扇形歯車部
63 先端部
81 曜表示部
82 曜表示目盛部
83 曜表示指針
86 パワーリザーブ(巻上げ残量)表示部
87 パワーリザーブ表示目盛部
88 パワーリザーブ表示指針
C,CD,CW,CR,CMW,CMT,CFL,F 回転中心(軸線)
C1 時計回りの回転方向
C2 反時計回りの回転方向
CD1,CD2,CW1,CW2,CR1,CR2,CMW1,CMW2,CMT1,CMT2,CFL1,CFL2,F1,F2 回転方向
CPi 半径R1の円
E1 半径方向外向き
E2 半径方向内向き
H1,H2 撓み方向
R1 半径
V 仮想線
α 角度

Claims (10)

  1. 送り爪部を備え正方向及び逆方向の両方に回転可能な回し車と、
    多数の歯を備えた歯車部及び回転中心軸線からの距離が徐々に増加する渦巻状のカム面を備えたカム部を具備し前記回し車が正方向に回転された際に該回し車の送り爪部によって前記歯車部の歯で正方向に回転駆動される回し伝え車と、
    該回し伝え車が正方向に回転される際に正方向に進む表示を与えるべく該カム面に係合するカム従節を備えたレトログラード表示部と
    を有するレトログラード表示機構であって、
    回し車が正方向に回転される場合には送り爪部が回し伝え車の歯車部に係合して該歯車部を回転駆動し得る位置に移動され、回し車が逆方向に回転される場合には送り爪部が回し伝え車の歯車部と非係合になる位置に移動されるように構成された
    レトログラード表示機構。
  2. 支持体を更に有し、
    回し車が送り爪部にピン状係合部を備え、
    前記支持体が、該ピン状係合部が係合する位置決め案内溝を備え、
    該支持体の位置決め案内溝は、回し車が正方向に回転されるときは該送り爪部によって回し伝え車を正方向に回転駆動すべく該送り爪部が回し伝え車の歯に係合するように該送り爪部を突出させ、回し車が逆方向に回転されるときは該送り爪部が回し伝え車に回転力を及ぼすのを禁止すべく該送り爪部が回し伝え車の歯に対して非係合になるように該送り爪部を引込めるべく、構成されている
    請求項1に記載のレトログラード表示機構。
  3. 回し車が、回し車本体部と前記送り爪部とを備え、該送り爪部が、該回し車本体部から周方向に延びた弾性腕部を介して該回し車本体部につながっている請求項2に記載のレトログラード表示機構。
  4. 位置決め案内溝は、ピン状係合部が係合する円弧状溝部と、回し車が正方向に回転された際にピン状係合部が該円弧状溝部の一方の端部から入る外周側溝部であってピン状係合部が係合された際に送り爪部を回し車の半径方向外向きに突出させるものと、回し車が逆方向に回転された際にピン状係合部が該円弧状溝部の他方の端部から入る内周側溝部であってピン状係合部が係合された際に送り爪部を回し車の半径方向内向きに引っ込めるものとを有する請求項3に記載のレトログラード表示機構。
  5. 前記位置決め案内溝の円弧状溝部は、実質的に半径が一定の円弧をなし、該半径は、前記回し車の回転中心から前記ピン状係合部までの半径に実際上一致する請求項4に記載のレトログラード表示機構。
  6. 前記円弧状溝部の一方及び他方の端部の間において、前記外周側溝部と前記内周側溝部とに分岐する分岐を規定する島状壁部を有し、該島状壁部のうち前記円弧状溝部の前記一方の端部に近接する側の分岐規定端部は、前記円弧状溝部の半径よりも小さく、該島状壁部のうち円弧状溝部の前記他方の端部に近接する側の分岐規定端部は、前記円弧状溝部の半径よりも大きい請求項5に記載のレトログラード表示機構。
  7. 請求項1から6のいずれか一つの項に記載のレトログラード表示機構を備えたカレンダ表示機構。
  8. 前記レトロ表示機構が日表示機構になっている請求項7に記載のカレンダ表示機構。
  9. 前記レトロ表示機構が曜表示機構になっている請求項7又は8に記載のカレンダ表示機構。
  10. 請求項1から6までのいずれか一つの項に記載のレトログラード表示機構又は請求項7から9までのいずれか一つの項に記載のカレンダ表示機構を備えたアナログ時計。
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