JP2014062784A - 表示機構、時計用ムーブメント、及び機械式時計 - Google Patents

表示機構、時計用ムーブメント、及び機械式時計 Download PDF

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Abstract

【課題】精度よく調整することができ、且つ部品の損傷を防止できる表示機構、時計用ムーブメント、及び機械式時計を提供する。
【解決手段】曜回し爪14と、曜回し爪14に噛合される曜伝え車17と、曜伝え車17の回転に伴って回転する作動カム21と、作動カム21に形成されているカム面22に接触し、作動カム21の回転に伴って揺動するカム従節25と、カム従節25の揺動に伴って往復動する曜針6とを備え、作動カム21を逆転方向へ回転させるように曜回し爪14が回転する際、この曜回し爪14と曜伝え車17との噛合いを解除することにより作動カム21の逆転方向への回転が抑制される抑制機構50を備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、表示機構、時計用ムーブメント、及び機械式時計に関するものである。
従来から、曜日等を扇形の目盛りで表示し、この目盛りを指す指針が、時計回りの正転運針後、直ちに反時計回りの逆転運針を繰り返す、所謂レトログラード表示機構を備えた機械式時計が知られている。
レトログラード表示機構としては、例えば、筒車からの回転が伝達される24時間車と、この24時間車と一体となって回転する曜回し爪(曜送り爪)と、曜回し爪に噛合される曜伝え車(曜中間車)と、曜伝え車と同軸上に配置され、この曜伝え車と一体的に回転する作動カムと、この作動カムに接触するカム従節(レバー)とを備えたものがある。そして、カム従節の変位に伴って指針が運針されるようになっている。
作動カムは、順方向の回転角の増大に応じて径が大きくなるようにカム面が形成されていると共に、このカム面が最大径部から最小径部に戻るところに径方向に沿って段差面が形成されている。そして、これらカム面、及び段差面上をカム従節が摺動することにより、指針が往復運動する。
ところで、このように構成されたレトログラード表示機構において、指針の調整を行う場合、作動カムを逆転させる方向で調整しようとすると、カム従節が作動カムの段差面に対して突っ張り状態となってしまい、カム従節が損傷してしまう虞がある。このため、作動カムの逆転を避けるためのさまざまな技術が提案されている。
例えば、曜回し爪を弾性変形可能に構成し、曜伝え車を一方向(正転方向)に回転させる際には、この曜伝え車と曜回し爪とが噛合され、曜伝え車を他方向(逆転方向)に回転させる際には、曜回し爪が弾性変形して曜伝え車と噛合されないように構成されたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−226990号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、曜回し爪を弾性変形可能に構成するので、この分、剛性が弱くなり、調整した曜伝え車や指針の回転位置がずれやすくなるという課題がある。
また、曜回し爪が弾性変形したままの状態で曜回し車が停止すると、曜回し爪に応力がかかり続け、曜回し爪が損傷してしまう虞があるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、精度よく調整することができ、且つ部品の損傷を防止できる表示機構、時計用ムーブメント、及び機械式時計を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る表示機構は、外部からの動力に応じて回転する駆動歯車と、前記駆動歯車に噛合される従動歯車と、前記従動歯車の回転に伴って回転し、カム従節が接触するカム面が形成されている作動カムと、前記カム従節の変位に伴って揺動し、表示部に情報を表示するための指示部とを備え、前記カム面には、前記従動歯車が一方向に回転されたときに、前記作動カムの回転中心から前記カム従節との接触点を離間させる方向に向かって前記カム従節を変位させる作動面が形成されていると共に、前記従動歯車が一方向に回転されたときに、前記作動カムの回転中心から前記接触点を接近させる方向に向かって前記カム従節を変位させる段差面が形成され、前記従動歯車を他方向へ回転させる前記外部からの動力が、前記駆動歯車に伝達される際、この駆動歯車と前記従動歯車との噛合いを解除することにより前記従動歯車の他方向への回転が抑制される抑制機構を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、従来のように、駆動歯車や従動歯車の剛性を弱めることなく、従動歯車の他方向への回転を抑制することができる。このため、作動カムの回転位置を精度よく調整することができると共に、駆動歯車や従動歯車の損傷を防止することができる。
本発明に係る表示機構は、前記抑制機構は、前記駆動歯車を揺動させることにより、この駆動歯車と前記従動歯車との噛合いを解除するように構成されていることを特徴とする。
このように構成することで、駆動歯車と従動歯車との噛合いを容易に解除することができる。
本発明に係る表示機構は、前記抑制機構は、前記駆動歯車を支持する駆動軸と、前記駆動軸の両端を回転自在に支持する一対の支持板と、前記駆動歯車に摩擦抵抗力を付勢する揺動押さえばねとにより構成され、前記一対の支持板に、前記駆動軸の径方向への揺動を許容する長孔が形成されていることを特徴とする。
このように構成することで、簡素な構造で駆動歯車を揺動させることができる。
本発明に係る表示機構は、前記作動カムの前記カム面は、前記作動カムの回転中心から外周方向へ向かう半径が、最小値から最大値の間の値をとって、円周方向に連続して変化するように形成されており、この連続して変化する面を前記作動面とすると共に、前記段差面を前記作動面の最大値と最小値とを結ぶ面としたことを特徴とする。
このように構成することで、カム従節をスムーズに往復運動させることができる。
本発明に係る表示機構は、前記駆動歯車は、24時間車、及び曜回し爪であり、前記従動歯車は、曜伝え車であり、前記指示部は、曜日を表示するように構成され、前記曜伝え車の回転を規制する曜ジャンパを備えたことを特徴とする。
このように、曜日を表示する表示機構に、好適に用いることができる。
本発明に係る時計用ムーブメントは、表示機構と、前記駆動歯車を駆動させる動力部とを備えたことを特徴とする。
このように構成することで、精度よく調整することができ、且つ部品の損傷を防止可能な時計用ムーブメントを提供できる。
本発明に係る機械式時計は、時計用ムーブメントを備えたことを特徴とする。
このように構成することで、精度よく調整することができ、且つ部品の損傷を防止可能な機械式時計を提供できる。
本発明によれば、駆動歯車や従動歯車の剛性を弱めることなく、従動歯車の他方向への回転を抑制することができる。このため、作動カムの回転位置を精度よく調整することができると共に、駆動歯車や従動歯車の損傷を防止することができる。
本発明の実施形態における機械式時計のコンプリート表側の平面図である。 本発明の実施形態における曜レトログラード表示機構の平面図である。 本発明の実施形態における曜レトログラード表示機構の断面図である。 本発明の実施形態における24時間車、及び曜回し爪の挙動を示す説明図である。
(機械式時計)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る時計の一例である機械式時計のコンプリート表側の平面図である。尚、以下の説明において、時計の駆動部分を含む機械体を「ムーブメント」と称する。ムーブメントに文字板、針を取り付けて、時計ケースの中に入れて完成品にした状態を時計の「コンプリート」と称する。時計の基板を構成する地板の両側のうち、時計ケースのガラスのある方の側、すなわち、文字板のある方の側をムーブメントの「裏側」又は「カバーガラス側」又は「文字板側」と称する。地板の両側のうち、時計ケースの裏蓋のある方の側、すなわち、文字板と反対の側をムーブメントの「表側」又は「裏蓋側」と称する。
図1に示すように、機械式時計1のコンプリート1aは、ケース本体3a、不図示の裏蓋、及びカバーガラス3bからなる時計ケース3内に、ムーブメント100と、時刻に関する情報を示す目盛り2a、及び3時側に配置され曜日に関する情報を示す曜レトログラード表示領域5を有する文字板2と、時を示す時針4a、分を示す分針4bおよび秒を示す秒針4cを含む針4と、曜日を示す曜針6とが設けられている。
また、時計ケース3の側面には、3時側に竜頭7が設けられている。竜頭7は、時計ケース3の外側からムーブメント100を操作するためのものであって、時計ケース3の3時側の側面から時計ケース3内に挿通された巻真8と一体化されている。巻真8は、時計ケース3対して軸心回りに回転可能に設けられている。巻真8の竜頭7とは反対側に、ムーブメント100が連係されており、竜頭7を回転させることにより、時刻の表示(時及び分の表示)や曜日の表示を修正できるようになっている。
ムーブメント100は、このムーブメント100の基板を構成する第二輪列受120(図3参照)の表側に、てんぷ、がんぎ車、アンクル等を含む不図示の脱進・調速機構と、四番車、三番車、二番車及び香箱車を含む不図示の表輪列とが、少なくとも配置されたものである。また、ムーブメント100には、文字板2の曜レトログラード表示領域5に設けられた曜針6を運針させる曜レトログラード表示機構10が設けられている。
ここで、曜レトログラード表示領域5は、1時から5時に至る間に拡がる略扇形の表示領域であって、月曜日(MON)から日曜日(SUN)までの曜日を示す目盛り5a、及び文字5bが5時側から1時側に向かって順番に付されている。そして、曜針6は、曜レトログラード表示機構10によって、月曜日から日曜日に向かって順に正転回動し、日曜日を指した後、再び月曜日まで瞬時に反転回動するように動作する。
(曜レトログラード機構)
図2は、曜レトログラード表示機構の平面図、図3は、曜レトログラード表示機構の断面図である。
図2、図3に示すように、曜レトログラード表示機構10は、時針4aが取り付けられている筒車11に外嵌固定され、筒車11と一体となって回転する中間歯車12を有している。この中間歯車12は、曜レトログラード表示機構10を駆動するための通常運針輪列の歯車としての役割を有している。
中間歯車12には、24時間車13が噛合されている。24時間車13には、この24時間車13と同心円上に重なるように、曜回し爪14が設けられている。曜回し爪14は、略円板状の回転体16と、この回転体16の外周面に形成された2つの爪部16a,16bとが一体成形されたものである。2つの爪部16a,16bは、後述の曜伝え車17の歯部17aに噛合い、曜伝え車17を所定角度だけ回転させるためのものである。
また、24時間車13、及び曜回し爪14は、それぞれ軸部15に外嵌固定され、一体的に回転するようになっている。軸部15の両端には、それぞれほぞ15a,15bが突設されている。これらほぞ15a,15bが、それぞれ第二輪列受120と、第二地板130とに回転自在に支持されている。
ここで、第二輪列受120、及び第二地板130には、それぞれ軸部15のほぞ15a,15bを回転自在に支持可能な長孔120a,130aが形成されている。これら長孔120a,130aは、その中心線L1が中間歯車12の回転中心C1を中心とした円弧上に沿うように形成されている。これにより、24時間車13、及び曜回し爪14は、中間歯車12の回転中心C1を中心に揺動可能に構成される。
また、各長孔120a,130aの長さW1は、24時間車13、及び曜回し爪14が揺動することにより、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと曜伝え車17の歯部17aとが噛合されたり、噛合いが解除されたりできる長さに設定されている。
すなわち、図2において、曜伝え車17の回転中心C2は、24時間車13、及び曜回し爪14の回転中心C3と中間歯車12の回転中心C1とを結ぶ直線L2よりも右側に位置しており、24時間車13、及び曜回し爪14が右側に変位したとき、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと曜伝え車17の歯部17aとが噛合される。これに対し、24時間車13、及び曜回し爪14が左側に変位したとき、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと曜伝え車17の歯部17aとの噛合が解除される。
さらに、曜回し爪14には、揺動押さえばね41が付勢されている。この揺動押さえばね41の摩擦抵抗力により、軸部15が第二輪列受120、及び第二地板130の長孔120a,130aに回転自在に支持されていてもガタつかないようになっている。尚、揺動押さえばね41による摩擦抵抗力は、曜回し爪14に過度な回転負荷がかからない程度に設定されている。
また、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bに噛合い可能な曜伝え車17は、軸部18に固定されており、その歯部17aは、14枚の歯により構成されている。
軸部18は、軸本体19と、この軸本体19の両端に突設されたほぞ20a,20bとが一体成形されたものである。軸本体19は、軸方向略中央に段差により拡径形成された拡径部19aと、この拡径部19aよりも第二地板130側(図3における下側)に形成されたフランジ部19bとを有している。そして、拡径部19aに曜伝え車17が外嵌固定されている。曜伝え車17は、フランジ部19bにより軸方向の位置決めが行われている。
また、軸本体19には、拡径部19aの段差面19a1に接触するように曜レトログラード作動カム(以下、単に作動カムという)21が外嵌固定されている。作動カム21の外周面、つまり、カム面22は、正転方向Y1(図2における時計回り方向)に回転したとき、その回転中心C2から外周方向に向かう半径が漸次大きくなるように滑らかに形成された渦巻き状の作動面22aと、作動面22aにおける回転中心C2からの半径が最小となる位置P1と最大となる位置P2とを結ぶ段差面22bとにより構成されている。また、段差面22bは、軸部18の径方向よりもやや接線方向に沿うように延在している。
このように構成された曜伝え車17、及び作動カム21が固定されている軸部18は、この軸部18のほぞ20a,20bが、それぞれ第二輪列受120に設けられた軸受部121と第二地板130に設けられた軸受部131とに回転自在に支持されている。軸受部121は、第二輪列受120に内嵌固定されている穴石122を有している。また、軸受部131は、第二地板130に内嵌固定されているほぞ枠132を有している。穴石122は、例えば、ルビーなどの透明材料により略円板状に形成されたものである。ほぞ枠132は、金属材料により略円板状に形成されたものである。これら穴石122、及びほぞ枠132の各々径方向略中央には、対応するほぞ20a,20bを挿通可能な挿通孔122a,132aが形成されている。これにより、曜伝え車17、及び作動カム21が一体となって回転する。
曜伝え車17の歯部17aには、曜ジャンパ32が係合されている。曜ジャンパ32は、曜伝え車17の回転位置を規制するためのものであって、第二輪列受120に曜ジャンパ32を固定するための固定部32aと、固定部32aから曜伝え車17に向かって延出し、弾性変形可能に形成されたアーム部32bと、アーム部32bの先端に設けられ、曜伝え車17の歯部17aに係合される規制部32cとが一体成形されたものである。
アーム部32bは、この先端に一体形成された規制部32cを、曜伝え車17側に向かって付勢するように形成されている。また、規制部32cは、曜伝え車17の周方向に隣接する2つの歯部17aの間に介在可能なように、曜伝え車17の回転中心C2方向に向かって先細りとなるように先細り部32c1が形成されている。これにより、曜伝え車17の歯部17aに曜ジャンパ32が係合される。
一方、作動カム21のカム面22には、作動レバー23が接触している。作動レバー23は、平面視略扇状に形成された本体部24を有している。本体部24の先端側、つまり、外周面側には、歯部24aが形成されている。また、本体部24の先端側には、作動カム21側に向かって延出するアーム状のカム従節25が一体形成されている。このカム従節25の先端が作動カム21のカム面22に接触するようになっている。すなわち、カム従節25の先端が、カム面22との接触点P3となる。
また、本体部24の基端側には、軸部26が圧入されている。軸部26は、軸本体27と、この軸本体27の両端に突設されたほぞ28a,28bとが一体成形されたものである。軸本体27は、軸方向略中央に段差により拡径形成された拡径部27aと、この拡径部27aよりも第二地板130側(図3における下側)に形成されたフランジ部27bとを有している。そして、拡径部27aに作動レバー23が外嵌固定されている。作動レバー23は、フランジ部27bにより軸方向の位置決めが行われている。
また、第二輪列受120、及び第二地板130の軸部26に対応する箇所には、それぞれ軸部26のほぞ28a,28bを挿通可能な挿通孔120b,130bが形成されている。これら挿通孔120b,130bによって、第二輪列受120、及び第二地板130に、軸部26が回転自在に支持された状態になる。
作動レバー23の歯部24aには、曜表示車29が噛合されている。曜表示車29は、軸部30と一体化されている。軸部30の両端には、それぞれほぞ30a,30bが突設されている。これらほぞ30a,30bは、それぞれ第二輪列受120に設けられた軸受部123と第二地板130に設けられた軸受部133とに回転自在に支持されている。軸受部121は、第二輪列受120に内嵌固定されている穴石124を有している。
この穴石124も、例えば、ルビーなどの透明材料により略円板状に形成されたものであって、径方向略中央にほぞ30aを挿通可能な挿通孔124aが形成されている。これによって、第二輪列受120にほぞ30aが回転自在に支持される。
一方、第二地板130に設けられた軸受部133は、第二地板130にほぞ30bを挿通可能な挿通孔133aを形成し、軸受部133として機能させている。これにより、第二地板130にほぞ30bが回転自在に支持される。
また、軸部30には、第二輪列受120側のほぞ30aの先端に、曜針6が設けられている。すなわち、曜針6は、軸部30を介して曜表示車29と一体となって回転するようになっている。
さらに、軸部30には、曜表示車29よりも第二地板130側にぜんまいばね31が設けられている。ぜんまいばね31により、曜表示車29が、作動レバー23を作動カム21側に向かって回転させる方向に付勢されている。すなわち、図2において、曜表示車29は、ぜんまいばね31によって矢印Y2方向(反時計回り方向)に向かって回転するように付勢されている。
(曜レトログラード表示機構の動作)
次に、図2〜図4に基づいて、曜レトログラード表示機構10の動作について説明する。
図4は、曜レトログラード表示機構を構成する24時間車、及び曜回し爪の挙動を示す説明図であって、図2に対応している。
まず、図2、図3に基づいて、24時間車13、及び曜回し爪14の回転方向が、作動カム21を正転方向Y1(図2における時計回り方向)に回転させる方向となる場合、つまり、24時間車13が図2における反時計回り方向(矢印Y4参照)に向かって回転し、機械式時計1が通常運針される場合について説明する。
図2、図3に示すように、通常運針時には、時針4aが取り付けられている筒車11が図2における時計回り方向(矢印Y3参照)に向かって回転し、筒車11に噛合されている24時間車13が矢印Y4方向に向かって回転する。
このとき、24時間車13の筒車11と噛合されている箇所(図2におけるAr1部参照)には、図2における右向きの力F1が作用するので、24時間車13が外嵌固定されている軸部15のホゾ15a,15bが、それぞれ第二輪列受120に形成されている長孔120a、及び第二地板130に形成されている長孔130aの右側に移動する。換言すれば、図2において、24時間車13、及び曜回し爪14は、曜伝え車17に近づく方向である右側に変位する。
この状態で、24時間車13が矢印Y4方向に向かって回転し続けると、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bが、ぞれぞれ曜伝え車17の歯部17aに噛合される。
ここで、24時間車13、及び曜回し爪14は、24時間で1回転するので、24時間経過すると、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bによって、曜伝え車17が2歯分回転する。曜伝え車17の歯部17aは、14枚の歯により構成されているので、曜伝え車17は、1週間で1回転することになる。
曜伝え車17が回転すると、この曜伝え車17の歯部17aに係合されている曜ジャンパ32の規制部32cが、アーム部32bの弾性力に抗し、歯部17aの歯先に乗り上げられる。そして、曜伝え車17が2歯分(1日分)回転したところで、再び曜伝え車17の歯部17aの間に規制部32cが係合される。このように構成することで、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと、曜伝え車17の歯部17aとが噛合されていない際、曜伝え車17のガタツキを抑制できる。
また、曜伝え車17が回転すると、これと一体化されている作動カム21が回転する。すると、作動カム21のカム面22に接触している作動レバー28が軸部26を中心にして回動する。そして、作動レバー28の歯部24aに噛合される曜表示車29が回転する。曜表示車29が回転することにより、この曜表示車29と一体となって回転する曜針6が、文字板2の曜レトログラード表示領域5上の目盛り5aの月曜日(MON)から日曜日(SUN)まで順に運針される。
より具体的には、曜針6が曜レトログラード表示領域5上の目盛り5aの月曜日(MON)を指す状態にあるとき、作動カム21のカム面22を構成する作動面22aのうち、回転中心C2からの半径が最小となる位置P1とほぼ同位置に、カム従節25の接触点P3が位置している。
ここで、作動面22aは、正転方向Y1(図2における時計回り方向)に回転したとき、その回転中心C2から外周方向に向かう半径が漸次大きくなるように滑らかに形成されている。このため、作動カム21が正転方向Y1に回転すると、回転中心C2から接触点P3が離間する方向に向かって変位する。すなわち、作動レバー23が軸部26を中心にして、図2における反時計回り方向(矢印Y5参照)に向かって回動する。
すると、作動レバー23の歯部24aに噛合される曜表示車29が、ぜんまいばね31のばね力に抗し、図2における時計回り方向(矢印Y6参照)に向かって回転する。そして、曜針6が曜レトログラード表示領域5上の目盛り5aの日曜日(SUN)を指す状態にあるとき、作動カム21のカム面22を構成する作動面22aのうち、回転中心C2からの半径が最大となる位置P2とほぼ同位置に、カム従節25の接触点P3が位置する。
この状態から、さらに作動カム21が回転すると、作動レバー23のカム従節25が作動カム21のカム面22を構成する段差面22bに移動する。
ここで、段差面22bは、作動面22aにおける回転中心C2からの半径が最小となる位置P1と最大となる位置P2とを結ぶように形成されている。これに加え、曜表示車29を支持する軸部30に作用するぜんまいばね31の復元力が作用し、再び作動面22aのうち、回転中心C2からの半径が最小となる位置P1とほぼ同位置に、カム従節25の接触点P3が位置するように、作動レバー23が速やかに図2における時計回り方向(矢印Y7参照)に向かって回転する。
これにより、再び、曜針6が曜レトログラード表示領域5上の目盛り5aの月曜日(MON)を指す。このように、カム従節25が軸部26を中心にして往復動することにより、曜針6が、曜レトログラード表示領域5上の目盛り5aの月曜日(MON)から日曜日(SUN)の間を往復動するようになっている。
尚、上述の動作は、時刻を調整すべく、24時間車13、及び曜回し爪14を正転方向Y1に向かって回転させるように、竜頭7を操作する場合も同様である。
次に、図3、図4に基づいて、例えば、時刻を調整するために竜頭7等を操作し、24時間車13、及び曜回し爪14の回転方向を、作動カム21を逆転方向Y1’(図4おける反時計回り方向)に回転させる方向とした場合、つまり、24時間車13が図4における時計回り方向(矢印Y9参照)に向かって回転される場合について説明する。
このような場合、図3、図4に示すように、筒車11が図4における反時計回り方向(矢印Y8参照)に向かって回転し、筒車11に噛合されている24時間車13が矢印Y9方向に向かって回転する。
このとき、24時間車13の筒車11と噛合されている箇所(図4におけるAr2部参照)には、図4における左向きの力F2が作用するので、24時間車13が外嵌固定されている軸部15のホゾ15a,15bが、それぞれ第二輪列受120に形成されている長孔120a、及び第二地板130に形成されている長孔130aの左側に移動する。換言すれば、図4において、24時間車13、及び曜回し爪14は、曜伝え車17から離れる方向である左側に変位する。
ここで、第二輪列受120に形成されている長孔120a、及び第二地板130に形成されている長孔130aのそれぞれの長さW1(図2参照)は、24時間車13、及び曜回し爪14が揺動することにより、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと曜伝え車17の歯部17aとが噛合されたり、噛合いが解除されたりできる長さに設定されている。すなわち、24時間車13、及び曜回し爪14が、曜伝え車17から離れる方向である左側に変位することにより、24時間車13が矢印Y9方向に向かって回転し続けた場合であっても、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと曜伝え車17の歯部17aとが噛合うことがない。
そして、この状態は、曜回し爪14に、揺動押さえばね41による摩擦抵抗力が付勢されることにより維持される。このため、曜伝え車17、及び作動カム21が逆転方向Y1’に回転してしまうことが防止される。
すなわち、24時間車13、及び曜回し爪14を支持する軸部15と、この軸部15を回転自在に支持し、長孔120a,130aが形成されている第二輪列受120、及び第二地板130と、曜回し爪14を付勢する揺動押さえばね41は、曜伝え車17、及び作動カム21の逆転方向Y1’への回転を抑制するための抑制機構50として機能している。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、曜伝え車17(作動カム21)の逆転方向Y1’への回転を防止するために、従来のように、曜回し爪14や曜伝え車17の剛性を弱める必要がなく、作動カム21の回転位置を精度よく調整することができると共に、曜回し爪14、曜伝え車17、作動レバー23の損傷を防止することができる。
また、第二輪列受120に長孔120aを形成すると共に、第二地板130に長孔130aを形成することにより24時間車13、及び曜回し爪14を揺動可能に構成し、これによって、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと曜伝え車17の歯部17aとが噛合されたり、噛合いが解除されたりするように構成されている。このため、簡素な構造で、且つ容易に曜伝え車17、及び作動カム21の逆転方向Y1’への回転を防止できる。
さらに、作動カム21のカム面22が、正転方向Y1に回転したとき、その回転中心C2から外周方向に向かう半径が漸次大きくなるように滑らかに形成された渦巻き状の作動面22aと、作動面22aにおける回転中心C2からの半径が最小となる位置P1と最大となる位置P2とを結ぶ段差面22bとにより構成されている。このため、カム従節25を、軸部26を中心にしてスムーズに往復動させることができると共に、曜針6を、曜レトログラード表示領域5上の目盛り5aの月曜日(MON)から日曜日(SUN)の間をスムーズに往復動させることができる。
尚、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、機械式時計1の文字板2の1時から5時に至る間に、曜日に関する情報を示す略扇形の曜レトログラード表示領域5を設けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、文字板2の1時から5時に至る間以外の領域に曜レトログラード表示領域5を設けてもよい。
また、上述の実施形態では、曜レトログラード表示領域5の目盛り5aを指す曜針6を往復動させる曜レトログラード表示機構10を設けた場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、さまざまな情報を表示するレトログラード表示機構に、上述の実施形態を適用することが可能である。例えば、文字板2に、31日毎に針を往復動させるための日レトログラード表示領域を設けると共に、この日レトログラード表示領域の目盛りを指す針を往復動させる日レトログラード表示機構を設けたり、文字板2に、週に関する情報を示す週レトログラード表示領域を設けると共に、この週レトログラード表示領域の目盛りを指す針を往復動させる週レトログラード表示機構を設けたりして、これら日レトログラード表示機構や週レトログラード表示機構に上述の実施形態を適用することも可能である。
さらに、上述の実施形態では、曜回し爪14に2つの爪部16a,16bを設けると共に、曜伝え車17の歯部17aを14枚の歯により構成した場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、曜日を繰り返し表示可能な構成であればよい。例えば、曜回し爪14に1つの爪部を設けると共に、曜伝え車17の歯部を7枚の歯により構成し、曜伝え車17が1週間で1回転するように構成してもよい。
そして、上述の実施形態では、作動カム21のカム面22が、正転方向Y1(図2における時計回り方向)に回転したとき、その回転中心C2から外周方向に向かう半径が漸次大きくなるように滑らかに形成された渦巻き状の作動面22aと、作動面22aにおける回転中心C2からの半径が最小となる位置P1と最大となる位置P2とを結ぶ段差面22bとにより構成されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、作動カム21によって、作動レバー23が各曜日を繰り返し表示可能なようにカム面22が形成されていればよい。すなわち、カム面に複数の段差面が形成されていてもよい。
また、上述の実施形態では、第二輪列受120、及び第二地板130に、それぞれ軸部15を揺動可能にする長孔120a,130aを形成した場合について説明した。そして、これら長孔120a,130aは、その中心線L1が中間歯車12の回転中心C1を中心とした円弧上に沿うように形成されている場合について説明した。しかしながら、長孔120a,130aの形状はこれらに限られるものではなく、24時間車13、及び曜回し爪14が揺動することにより、曜回し爪14の2つの爪部16a,16bと曜伝え車17の歯部17aとが噛合されたり、噛合いが解除されたりできる形状であればよい。
さらに、上述の実施形態では、24時間車13と曜回し爪14とが軸部15を介して同軸上に配置されている場合について説明した。また、曜伝え車17と作動カム21とが軸部26を介して同軸上に配置されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、24時間車13の回転に伴って曜回し爪14が回転するように構成されていればよく、また、曜伝え車17の回転に伴って作動カム21が回転するように構成されていればよい。
1 機械式時計
5 曜レトログラード表示領域(表示部)
6 曜針(表示部)
10 曜レトログラード表示機構(表示機構)
11 筒車(動力部)
13 24時間車
14 曜回し爪
15 軸部(駆動軸)
17 曜伝え車(従動軸)
21 曜レトログラード作動カム(作動カム)
22 カム面
22a 作動面
22b 段差面
25 カム従節
32 曜ジャンパ
41 揺動押さえばね
50 抑制機構
100 ムーブメント(動力部、時計用ムーブメント)
120 第二輪列受(支持板)
120a,130a 長孔
130 第二地板(支持板)
C1,C2,C3 回転中心
P3 接触点
Y1 正転方向(一方向)
Y1’ 逆転方向(他方向)

Claims (7)

  1. 外部からの動力に応じて回転する駆動歯車と、
    前記駆動歯車に噛合される従動歯車と、
    前記従動歯車の回転に伴って回転し、カム従節が接触するカム面が形成されている作動カムと、
    前記カム従節の変位に伴って揺動し、表示部に情報を表示するための指示部とを備え、
    前記カム面には、
    前記従動歯車が一方向に回転されたときに、前記作動カムの回転中心から前記カム従節との接触点を離間させる方向に向かって前記カム従節を変位させる作動面が形成されていると共に、
    前記従動歯車が一方向に回転されたときに、前記作動カムの回転中心から前記接触点を接近させる方向に向かって前記カム従節を変位させる段差面が形成され、
    前記従動歯車を他方向へ回転させる前記外部からの動力が、前記駆動歯車に伝達される際、この駆動歯車と前記従動歯車との噛合いを解除することにより前記従動歯車の他方向への回転が抑制される抑制機構を備えたことを特徴とする表示機構。
  2. 前記抑制機構は、前記駆動歯車を揺動させることにより、この駆動歯車と前記従動歯車との噛合いを解除するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示機構。
  3. 前記抑制機構は、
    前記駆動歯車を支持する駆動軸と、
    前記駆動軸の両端を回転自在に支持する一対の支持板と、
    前記駆動歯車に摩擦抵抗力を付勢する揺動押さえばねとにより構成され、
    前記一対の支持板に、前記駆動軸の径方向への揺動を許容する長孔が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の表示機構。
  4. 前記作動カムの前記カム面は、前記作動カムの回転中心から外周方向へ向かう半径が、最小値から最大値の間の値をとって、円周方向に連続して変化するように形成されており、
    この連続して変化する面を前記作動面とすると共に、前記段差面を前記作動面の最大値と最小値とを結ぶ面としたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の表示機構。
  5. 前記駆動歯車は、24時間車、及び曜回し爪であり、
    前記従動歯車は、曜伝え車であり、
    前記指示部は、曜日を表示するように構成され、
    前記曜伝え車の回転を規制する曜ジャンパを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の表示機構。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の表示機構と、
    前記駆動歯車を駆動させる動力部とを備えたことを特徴とする時計用ムーブメント。
  7. 請求項6に記載の時計用ムーブメントを備えたことを特徴とする機械式時計。
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