JP2011235779A - 車両用バスケット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用バスケット11は車両12の後部に設けられた荷室13の空間の中央に折り畳まれた状態で配置されて、荷室13内の物(荷物)34をカバーしている。車両用バスケット11の両方の取っ手アーム36、37をそれぞれ荷室13の側部41に係止する形状に形成している。取っ手アーム36、37は、倒されることによって畳まれるときの支点となる連結支点部42を備えている。
【選択図】図1
Description
例えば、バスケットの本体を鋼管製のフレーム体で支持している。フレーム体のコ字形の保持フレーム部を互いに内側へ倒すと折りたたむことができる(例えば、特許文献1参照)。
一方、車両には、5ドア車の荷室にリヤシェルフを設けることによって荷物を隠すとともに、後部座席に一体的に連結できるようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
一方、特許文献2は、大きな荷物を載せるときに、後部座席からリヤシェルフを取り外すと、車両内に置くこととなり、荷室のじゃまになる。
そこで、バスケットを用意しても荷室のじゃまにならず、取り外したリヤシェルフがじゃまにならないようにすることが望まれていた。
このように、リヤシェルフを兼ねたバスケットを提供することができる。
すなわち、後部座席16のシートバック17が荷室13の前壁をなし、シートバック17の上端21とほぼ同じ高さにリヤシェルフ22を取付けることができる(図1参照)。
後部座席16のシートバック17を前に倒すと、荷室13は広がり、大きな荷物を載せることができる。
また、内装部材25に車両用バスケット11の取っ手アーム36、37を係止するための側壁フック29が形成されている。
その結果、載置棚部27の載置面31にリヤシェルフ22を載せることができる(図4)。
使用するときは、図3に示すように、収納したフック本体29aを回動させることによって出し、開口を上方へ向ける。
その結果、車両用バスケット11は、図3に示す通り、取っ手アーム36、37を係止することによって、加速時や急減速時の移動が抑制されるという利点がある。
車両用バスケット11は、車両12の後部に設けられた荷室13の空間の中央に折り畳まれた状態で配置されて、荷室13の床33に置かれた物(荷物)34をカバーしている。
「空間の中央」とは、車両12の高さ方向の中央であり、シートバック17の上端21と〜ほぼ同じ高さとする。
取っ手アーム36、37は、図2、図7(b)に示すように倒されることによって畳まれるときの支点となる連結支点部42を備えている。
車両用バスケット11は、バスケット本体45と、連結支点部42と、取っ手アーム36、37からなる。
そして、取っ手アーム36、37を水平に広げたときの長さLは(図1、図7(a)参照)、車両12の幅を基準に設定され、荷室13の幅にほぼ一致している。
すなわち、荷室13の左右の内装部材25に達する長さLをバスケット本体45と、取っ手アーム36、37で形成している。
バスケット本体45は荷室13から取り外して持つときに、使用者の体Bへ向けるボディー側内側部46を設けている。このボディー側内側部46は湾曲している部位である。
また、取っ手アーム36、37は使用者に寄っている。
また、壁部47の上部に上フレーム56を縫製し(図8)、壁部47の下部と底部53の境界をなす底角部57に下フレーム58を縫製している(図10)。
加えて、バスケット本体45を底部53に向かって圧縮することによって折り畳んだ状態を保つバンド部61を有する。
下フレーム58は上フレーム56と同じものである。
当然、ボディー側内側部46及び底部53のうちボディー側内側部46を縫製する内側縁65は円弧状になるよう裁断、縫製されている。その結果、上フレーム56と下フレーム58と一体的に円弧状の形状を保っている。上フレーム56の近傍には連結支点部42が設けられている(図8、図9)。
連結支点部42を上フレーム56に一体的に固定してもよい。
連結支点部42に、取っ手アーム36、37を図1のように水平に広げたときに上フレーム56の延長線にほぼ平行になるように取っ手アーム36、37の戻りを一旦止めて、取っ手アーム36、37を保持する節度部を設けてもよい。
グリップ部材76には、ゴムを用いている。
湾曲アーム部75を半径を一定に塑性加工したが、半径を中途で滑らかに変えてもよい。
バスケット本体45に底部53に対向する蓋を必要に応じて取付けてもよい。
なお、図4に二点鎖線で示すリヤシェルフ22は使用していないものとする。
そして、バンド部61で束ねると、折り畳んだ状態が保たれる(図1)。
また、折り畳んだバスケット11が荷室13のじゃまにならずに荷室13が広くなる。
また、取り外したリヤシェルフ(バスケット11)がじゃまにならない。
第1アーム部73とボディー側内側部46の隙間にフック81を通し、第1アーム部73を束ねるようにしてフック81に掛けることができる。
また、第1アーム部73とボディー側内側部46の隙間に手を通し、第1アーム部73を束ねるようにして手で持つことができる。
車両用バスケット11Bは、専用の収納庫91を車両12Bの荷室13Bに配置していることを特徴とする。
車両用バスケット11Bは、収納庫91を除いてバスケット11と同様である。
蓋部94は不織布97と同じ不織布を採用した不織布製である。
収納凹部95の深さは、折り畳んだバスケット11Bの高さにほぼ一致する。
Claims (3)
- 車両の後部に設けられた荷室に配置された車両用バスケットにおいて、
前記荷室の空間の中央に折り畳まれた状態で配置されて、前記荷室の床に置かれた物をカバーしていることを特徴とする車両用バスケット。 - 前記車両用バスケットの両方の取っ手アームをそれぞれ前記荷室の側部に係止する形状に形成していることを特徴とする請求項1記載の車両用バスケット。
- 前記取っ手アームは、連結支点部を支点にして倒れることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用バスケット。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017158701A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | 本田技研工業株式会社 | 車椅子固定構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6087740U (ja) * | 1983-11-19 | 1985-06-17 | 日産自動車株式会社 | トノカバ− |
JP2002316649A (ja) * | 2001-04-24 | 2002-10-29 | Inoac Corp | 物品収容バスケット |
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