JP2011230632A - 自動車用ルーフサイドウエザストリップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ルーフサイドウエザストリップ10は、スポンジ材で形成され、取付基部20とシール保持部30と中空シール部60とシールリップ部50を有する。シール保持部30は、シール保持部第1壁31とシール保持部第2壁36とから断面略三角形に形成され、内部に中空部38が形成され、中空部38には補強リブ部40が形成される。取付基部20は、車体開口部周縁6に両面接着テープ26で取付けられる。
【選択図】図1
Description
ルーフサイドウエザストリップは、スポンジ材で形成されるとともに、車体開口部周縁に取付けられる取付基部と、取付基部の車外側内面に形成されドアガラスと略平行に延設されるシール保持部と、シール保持部のドアガラス側の面に形成されドアガラスの先端に当接する中空シール部と、シール保持部の先端に形成されドアガラスの内面に当接するシールリップ部を有し、
シール保持部は、車外側に形成されるシール保持部第1壁と、車内側に形成されるシール保持部第2壁とから先端が尖った断面略三角形に形成されるとともに、内部に中空部が形成され、中空部にはシール保持部第1壁とシール保持部第2壁とを接続する補強リブ部が形成され、
取付基部は、車体開口部周縁に両面接着テープで取付けられたことを特徴とする自動車用ルーフサイドウエザストリップである。
ルーフサイドウエザストリップは、車体開口部周縁に取付けられる取付基部と、取付基部の車外側内面に形成されドアガラスと略平行に延設されるシール保持部と、シール保持部のドアガラス側の面に形成されドアガラスの先端に当接する中空シール部と、シール保持部の先端に形成されドアガラスの内面に当接するシールリップ部を有する。このため、取付基部を車体開口部周縁に取り付けると、シール保持部により中空シール部とシールリップ部を保持して、確実にドアガラスと当接させることができ、ドアガラスと車体開口部周縁との間を二重にシールすることができる。
シール保持部は、取付基部を底辺とした三角形のシール保持部の剛性を向上させ、中空シール部とシールリップ部を確実に保持することができる。
シール保持部は、内部に中空部が形成され、補強リブ部が形成されるため、補強リブ部によりシール保持部の剛性を向上させて、中空シール部とシールリップ部を確実に保持することができる。
取付基部は、車体開口部周縁に両面接着テープで取付けられたため、金属製で重量の重いリテーナーを廃止することができ、自動車の軽量化に貢献することができる。
図1〜図2は、本発明の実施の形態を示すものである。図3は、自動車の側面図である。
図3に示すように、本発明のルーフサイドウエザストリップ10は、サッシュレスドアタイプの自動車に使用されるもので、自動車の側面のドア1であるフロントドアとリヤドアの両方のベルトライン部位よりも上部には、ドアサッシュがなくドアガラス5がほぼ全面に設けられ、ドアガラス5はドア1から上下に昇降することができる。
クリップ24を使用する場合は、取付基部20の車内側側部22の外面(車体開口部周縁6と対向する面)にはクリップ取付孔23が形成され、クリップ取付孔23と車体開口部周縁6に形成された取付孔を貫通してクリップ24が取り付けられている。
シール保持部30は、取付基部20の車外側(ドアガラス5に近接する側)に形成されるシール保持部第1壁31と、取付基部20の車内側(ドアガラス5と離れる側)に形成されるシール保持部第2壁36とから形成される。
なお、取付基部20と車体開口部周縁6との間のシール性が十分であれば、シールリップ部第2リップ52を省略することもできる。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、冷却され固化される。その後所定の長さに切断されて、押出成形部分の製造は完成する。
6 車体開口部周縁
10 ルーフサイドウエザストリップ
20 取付基部
30 シール保持部
31 シール保持部第1壁
36 シール保持部第2壁
40 補強リブ部
50 シールリップ部
60 中空シール部
61 中空シール部保持壁
62 中空シール部シール壁
Claims (10)
- サッシュレスドアタイプの自動車車体の車体開口部周縁に取付けられ、車体開口部周縁とドアガラスとの間をシールするルーフサイドウエザストリップにおいて、
該ルーフサイドウエザストリップは、スポンジ材で形成されるとともに、上記車体開口部周縁に取付けられる取付基部と、該取付基部の車外側内面に形成され上記ドアガラスと略平行に延設されるシール保持部と、該シール保持部の上記ドアガラス側の面に形成され上記ドアガラスの先端に当接する中空シール部と、上記シール保持部の先端に形成され上記ドアガラスの内面に当接するシールリップ部を有し、
上記シール保持部は、車外側に形成されるシール保持部第1壁と、車内側に形成されるシール保持部第2壁とから先端が尖った断面略三角形に形成されるとともに、内部に中空部が形成され、該中空部には上記シール保持部第1壁とシール保持部第2壁とを接続する補強リブ部が形成され、
上記取付基部は、上記車体開口部周縁に両面接着テープで取付けられたことを特徴とする自動車用ルーフサイドウエザストリップ。 - 上記中空シール部と上記シールリップ部とは、上記ドアガラスが当接したときに相互に当接しないように離れて形成された請求項1に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記中空シール部は、上記シール保持部第1壁の根元部分から平板状に車外方向に延設された中空シール部保持壁と、該中空シール部保持壁の先端から円弧状に形成され上記シール保持部第1壁に連結する中空シール部シール壁から形成され、上記シール保持部第1壁と連続する部分は、上記補強リブ部が上記シール保持部第1壁と連続する部分よりも先端側に位置して形成された請求項1又は請求項2に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記中空シール部シール壁は、上記中空シール部保持壁と連続する付近は上記ドアガラスと略平行に形成されるシール壁平行部と、上記シール保持部第1壁と連続する部分は上記ドアガラスと略直角に形成されるシール壁垂直部を有する請求項3に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記中空シール部と上記シール保持部第1壁と連続する部分と、上記シール保持部第1壁と上記補強リブ部が連続する部分の間の上記シール保持部第1壁の肉厚は、上記シール保持部第1壁の他の部分の肉厚よりも薄く形成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記シール保持部第2壁の肉厚は、上記シール保持部第1壁の肉厚よりも厚く形成された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記シール保持部第1壁の肉厚は、上記取付基部と連続する部分から上記シール保持部第1壁と上記補強リブ部が連続する部分の間が一番厚く、次に上記中空シール部と上記シール保持部第1壁と連続する部分から先端側が厚く、上記中空シール部と上記シール保持部第1壁と連続する部分と上記シール保持部第1壁と上記補強リブ部が連続する部分の間の肉厚が最も薄く形成された請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記中空シール部と上記シール保持部第1壁と連続する部分と上記シール保持部第1壁と上記補強リブ部が連続する部分の間の肉厚は、上記中空シール部と上記シール保持部第1壁と連続する部分から先端側の肉厚よりも8割以下である請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記中空シール部シール壁の肉厚は、上記ドアガラスが当接する中央付近が最も薄く形成された請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
- 上記シールリップ部は、上記ドアガラスの内面に当接するシールリップ部第1リップと、上記車体開口部周縁の先端のフランジに取り付けられたトリムに当接するシールリップ部第2リップを有する請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の自動車用ルーフサイドウエザストリップ。
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