JP2011229650A - 洗濯機 - Google Patents

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【課題】水や時間の浪費を抑えて脱水行程時に発生した泡を排出することができる洗濯機を提供することを目的とする。
【解決手段】洗い行程と、脱水行程とを実行可能な洗濯機において、脱水行程時における水槽内の泡の発生を検知する泡検知手段において泡の発生を検知すると、排水弁を開放した状態で給水弁を開放した後に給水弁を閉塞する泡排出行程を1回又は複数回繰り返し実行し、泡排出行程において水位センサにより検出された水位のピークが、所定水位以下まで低下した以降に泡排出行程を終了することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

洗い行程と脱水行程とを実行可能な洗濯機に関する。
洗い行程と脱水行程とを実行可能な洗濯機では、脱水行程時に、回転槽とこれを包囲する水槽との間において、洗剤分が水分と共に攪拌されてクリーム状の泡が生じ、この泡が回転槽と水槽との間に充満して回転槽の回転を阻害して充分な脱水ができない場合がある。
そこで、脱水行程時に泡の発生を検知すると、脱水行程を中止して、水槽内の洗濯水を排出する排水弁を開放した状態で水槽内に給水する給水弁を断続的に開閉する泡排出行程を実行することで、回転槽と水槽との間に溜まった泡を排出することがある(下記、特許文献1参照)。
上記した泡排出行程は、泡の排出状況に関係なく一定の回数だけ給水弁を開閉するように設定されているため、回転槽と水槽との間に溜まった泡が十分に排出されているにも関わらず、更に、給水弁の開閉を繰り返して水や時間を浪費するおそれがある。
特開2008−279120号公報
本発明は、上記の問題を考慮してなされたものであり、水や時間の浪費を抑えて脱水行程時に発生した泡を排出することができる洗濯機を提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る洗濯機は、貯水が可能な水槽と、通水が可能な孔を有し前記水槽内に回転可能に配設された回転槽と、前記水槽内に給水する給水弁と、前記水槽内の洗濯水を排水する排水弁と、前記水槽内の水位を検出する水位センサとを備え、洗濯物を洗剤と洗濯水と共に収納した前記回転槽を回転させる洗い行程と、前記回転槽を回転させて前記回転槽内の洗濯物の脱水を行う脱水行程とを実行可能な洗濯機において、前記脱水行程時における前記水槽内の泡の発生を検知する泡検知手段と、前記泡検知手段において泡の発生を検知すると、前記排水弁を開放した状態で前記給水弁を開放した後に前記給水弁を閉塞する泡排出行程を1回又は複数回繰り返して実行し、前記泡排出行程において前記水位センサにより検出された水位のピークが、所定水位以下まで低下した以降に前記泡排出行程を終了する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の一実施形態にかかる洗濯機の断面図である。 図1に示す洗濯機の電気構成を示すブロック図である。 図1に示す洗濯機の制御内容を示すフローチャートである。 図1に示す洗濯機の泡排出行程の内容を示すフローチャートである。 図1に示す洗濯機の制御内容を示すタイムチャートである。 図1に示す洗濯機の他の制御内容を示すタイムチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の洗濯機1は、図1に例示するような回転軸を傾斜させたドラムを備えるドラム式洗濯機であって、外郭を形成する筐体3の前面中央部分に洗濯物を出し入れする円形の投入口7が開口している。この投入口7は透明窓を備えたドア9により開閉自在に閉塞されており、閉扉時にドア9の前面が筐体3の前面とほぼ同一面になるようになっている。
筐体3の内部には、前方に向かって上方へ傾斜する円筒状の水槽11が、サスペンション12により弾性的に支持された状態で配設されている。水槽11の前面に設けられた開口部11aと投入口7とが、全体として筒状をなすゴムなどの弾性材からなるベローズ13により水密に連通するように接続されている。
筐体3の上面後方には、水道などの給水源に接続させる入水口4が設けられ、この入水口4が給水弁14に設けられている。給水弁14の出口側は、給水接続管15を介して洗剤ケース18に接続されている。洗剤ケース18は、給水ホース20を介して水槽11の上部後側に形成された給水口11bに接続されている。これにより、給水弁14を開放することで、給水源から水と洗剤ケース18に収納された洗剤とが水槽11の内部に供給される。
水槽11の底部には、排水弁16を介して排水ホース17が接続されている。排水弁16を閉塞することで水槽11の内部に洗濯水が貯水され、排水弁16を開放することで水槽11の内部に貯水された洗濯水が排水ホース17を通って洗濯機1外部へ排水される。
また、水槽11の下部には、水槽11の内部と連通するチューブ2が接続され、その上端部に水槽11内の水位を検出するための圧力センサからなる水位センサ37が設けられている。
水槽11の内部には、洗濯物を収容する有底円筒状のドラム19が水槽11と同軸状に配設されている。このドラム19は、前面開口部が筐体3の前面に設けられた投入口7に対向して配置され、水槽11に沿う傾斜状態に支承されている。ドラム19は、胴部周壁に多数の透孔19aが設けられ、内周面に洗濯物掻き上げ用のバッフル19bが複数設けられている。
ドラム19は、背面の中心部分から後方へ突出するドラム軸21により水槽11の閉塞された背面部に軸支されており、ドラム軸21に接続されたモータ23によって回転駆動されるようになっている。
モータ23は、例えば、アウタロータ形のブラシレスモータであって、水槽11の背面に配設されたハウジング25に固定された固定子27と、この固定子27の外方に配設された回転子29とを備える。回転子29がドラム軸21の後端部と一体回転可能に連結されており、モータ23はドラム軸21を介してドラム19をダイレクトに回転駆動する。
モータ23には、複数のホール素子を有して構成される回転センサ24が設けられており(図2参照)、回転するモータ23の回転子29の位置とドラム19の回転速度に相当するモータ23の回転速度を検出するようになっている。
筐体3の上部前面側には、使用者が洗濯機1の運転に係る各種の操作をするための各種の操作キーや表示部を備えた操作パネル5が設けられている。操作パネル5の裏面には、操作回路31を備える操作パネル制御ユニット33が配設されており、操作回路31が操作パネル5の各種操作キーに基づく操作信号を制御回路50に出力する。
制御回路50は、マイクロコンピュータを含んで構成されたもので、図2に示すように、上記した操作回路31からの操作信号以外にも、回転センサ24から回転子29の位置とモータ23の回転速度に関する回転速度信号や、水槽11の貯留水位を検知する水位センサ37から水位検知信号など、が入力され、上記の各種信号の入力及び予めメモリ52に記憶された制御プログラムに基づき、モータ23、操作パネル5の表示部5a、給水弁14、排水弁16を駆動制御する駆動回路60に駆動制御信号を出力するようになっている。
また、制御回路50は、上記のように駆動回路60に駆動制御信号を出力するとともに泡検知手段として機能する。
泡検知手段は、脱水行程時におけるドラム19内の泡の発生、すなわち、水槽11とドラム19との間において洗剤分が残存する水と共に撹拌されてクリーム状の泡が生じ、その泡が水槽11とドラム19との間に充満した状態となって回転抵抗が大きくなり、ドラム19の回転数が十分に上昇しない回転不良の発生を検知するものである。具体的には、例えば、脱水開始から所定時間経過後のドラム19の回転数を回転センサ24で検出し、その回転数が所定回転数に達していなければ、ドラム19の回転不良が発生していると判断し泡の発生を検知したり、あるいは、脱水開始から所定時間経過後のモータ23に供給する電流値を検出し、その電流値が所定値より大きければ、ドラム19の回転不良が発生していると判断し泡の発生を検知する。
このような構成の洗濯機1は、洗い、すすぎ、脱水の各機能行程を選択設定して自動的に実行する。
詳細には、まず、投入口7より洗濯物をドラム19内に投入しドア9を閉じ、電源スイッチの投入後、操作パネル5の操作キーを操作して例えば「洗濯コース」を選択し、スタートスイッチを操作すると、図3においてステップS1で示すように、まず重量検知及び水位設定が行われる。
この重量検知はモータ23に予め決められた一定電圧を一定時間供給し、その間のドラム19の回転数を測定して検出する。ドラム19の回転数は、回転センサ26を用いて測定する。洗濯物の重量が検知されると、その検知重量に応じた洗剤洗い用水位の設定が行われる。例えば検知重量が重いほど、洗剤洗い用水位が高くなるように設定する。また、検出した洗濯物の重量を制御回路50が有するメモリ52に記憶させる。本実施形態では、検出した洗濯物の重量に応じて、例えば、「大」、「中」、「小」の3段階に洗濯物の重量を分類し、その分類をメモリ52に記憶させる。
次いで、ステップS2に移行して、洗剤洗い行程を実行する。この洗剤洗い行程では、
給水弁14が開放され、給水源から供給された水と洗剤ケース18に収納された洗剤とが水槽11の内部に供給される。水位センサ37によって検出される水槽11内の水位が、ステップS1において設定した洗剤洗い用水位になると、給水弁14を閉塞する。そして、モータ23が起動され、ドラム19を所定の回転速度で回転させ、洗濯物をバッフル19bで掻き上げては落下させる撹拌運動により洗い運転を実行する。ステップS1において検出した洗濯物の重量に応じた所定時間経過すると、モータ23を停止して洗剤洗い行程を終了する。
次いで、ステップS3では、第1脱水行程が実行される。この第1脱水行程は、排水弁16を開放し、水槽11内の水を排出した後、モータ23により所定の脱水用回転速度(例えば1000rpm)でドラム19を回転駆動して洗濯物の脱水を行う。
次いで、ステップS4では、泡検知手段によって脱水開始から所定時間経過後のドラム19の回転数を回転センサ24で検出することで脱水行程実行中の泡の発生の有無を判断する。ステップS4において、泡検知手段が泡の発生を検出しない場合は第1脱水行程を所定時間だけ継続し第1脱水行程を終了してからステップS5へ進み、図5および図6に示すように、泡検知手段が泡の発生を検知した場合は第1脱水行程を終了してからステップS40に進む。
ステップS5では、水槽11内に新たな水が所定量供給されるとともに、ドラム19がモータ23により低速回転されて、すすぎ行程が行われる。すすぎ行程を所定時間実行すると、すすぎ行程を終了して、ステップS6に進む。
ステップS6では、排水弁16を開放し、水槽11内の水を排出した後、モータ23により所定の脱水用回転速度(例えば1000rpm)でドラム19を回転駆動して洗濯物の脱水を行う第2脱水行程を実行する。第2脱水行程を所定時間実行すると、洗濯コースの運転を終了する。
ステップS4において脱水行程中に泡検知手段が泡の発生を検出すると、脱水行程中に水槽11とドラム19との間に発生した泡を洗濯機1の外部へ排出するため、排水・給水行程と、排水行程とを行う泡排出行程を開始する。
具体的には、図4に示すように、ステップS40では、泡排出行程を開始し、後述する泡排出回数nを0にリセットする。
次いで、ステップS41では、排水弁16を開いた状態で給水弁14を所定時間開いた状態としてドラム19に給水しながら排水する排水・給水行程を実行する。
次いで、ステップS42では、排水弁16を開放した状態で給水弁14を所定時間閉じた状態として排水のみ行う。
次いで、ステップS43では、ステップS41およびステップS42で実行した泡排出行程において水位センサ37により検出された水位のピークが所定水位以下であるか否か判断する。
詳細には、水槽11とドラム19との間に発生した泡は、少しずつ流れ落ちて排水ホース17内に滞留して排水時の抵抗となる。そのため、図5および図6に示すように、上記した排水・給水行程時(ステップS41)においては、水槽11内に供給される水量より排水ホース17から排水される水量が少なくなり、水槽11内の水位が上昇する。そして、排水・給水行程が終了し排水行程(ステップS42)が実行されると、給水弁14が閉塞され水槽11への給水が遮断されるため、水槽11内の水位が低下する。つまり、排水・給水行程の終了時に水槽11内の水位にピークが生じる。
本実施形態では、例えば、排水・給水行程の終了時において水位センサ37で検出される水位を、泡排出行程において水位センサ37で検出される検出水位のピークとして、予め定められた所定水位と比較する。
なお、本実施形態では、検出水位のピークと比較する所定水位を、例えば、水位センサの検出可能な最低水位に設定したり、あるいは、最低水位より高い任意の水位に設定することができるが、水位センサ37が最低水位より低い水位を検出できないため、最低水位より高い水位に所定水位を設定することが好ましい。
すなわち、所定水位を最低水位に設定すると、水位センサ37が最低水位より低い水位を検出できないため、所定水位より低い水位における水槽11の水位変化を検出できず、水位のピークを特定できないおそれがあったり、あるいは、故障などにより水位センサ37が水位を検出できない状態になると、所定水位(最低水位)以下の状態と水位センサ37から出力される信号を区別することができず、所定水位まで低下していないにも関わらず、水位センサ37が所定水位を誤検出するおそれがある。
これに対して、所定水位を最低水位より高い水位に設定することで、所定水位より低い水位における水位変化が検出可能となり、水位のピークを特定しやすくなるとともに、故障状態と所定水位以下の状態において水位センサ37から出力される信号を異ならせて、水位センサ37の誤検出を抑えることができる。
ただし、水位センサの故障は泡排出行程以前に例えば給水行程などで検出可能であることから、実用上は所定水位を水位センサの検出可能な最低水位に設定してピークが検出されなくなったことを判断するだけでも支障はなく、かつその場合は検出水位を極力低められることで泡の排出を確実なものとすることができる利点もある。
そして、水位センサ37によって検出された水位のピークが、所定水位以下であればステップS44に進み、所定水位より大きければステップS45に進む。
なお、泡排出行程において水位センサ37で検出される検出水位のピークを決定する方法として、上記のような方法以外にも、例えば、泡排出行程の間、水槽11内の水位を水位センサ37で逐次検出し、検出された水位からピークを算出してもよい。
ステップS44では、水位センサ37によって検出された水位のピークが、所定回数(例えば、2回)繰り返して所定水位以下となったか否か判断し、所定回数未満であればステップS41に戻って泡排出行程を繰り返し、所定回数繰り返して所定水位以下となれば、泡排出行程を終了してステップS6に進む。
なお、本実施形態では、水位センサ37によって検出された水位のピークが所定回数繰り返して所定水位以下となると、泡排出行程を終了するように構成したが、例えば、水位のピークが、所定水位以下となった時点で泡排出行程を終了したり、あるいは、所定水位以下となった時点から所定回数だけ泡排出行程を実行してから泡排出行程を終了したりするなど、水位センサ37によって検出された水位のピークが所定水位以下まで低下した以降であれば、排水ホース17に滞留する泡が少なくなり水槽11とドラム19との間に発生した泡が洗濯機1の外部へ十分に排出されたとして、泡排出行程を終了するタイミングを適宜設定することができる。
また、ステップS43において、水位センサ37によって検出された水位のピークが、所定水位より大きい場合、排水ホース17に泡が滞留しており、未だ水槽11とドラム19との間に泡が残っているとして、ステップS45〜S49に示すように、ステップS1において記憶した洗濯物の重量の分類、つまり、「大」、「中」、「小」の3段階の分類に応じた終了条件を設定した上で、泡排出行程を再度実行する。
具体的には、ステップS45では、ステップS1において記憶した洗濯物の重量の分類が「大」であるか否か判断し、記憶された分類が「大」であればステップS46に進み、「大」で無ければステップS47に進む。
ステップS46では、排水・給水行程(ステップS41)および排水行程(ステップS42)からなる泡排出行程を繰り返した回数(以下、泡排出回数という)nが10回に達したか否か判断する。泡排出回数nが10回未満であればステップS41に戻って泡排出行程を再度実行し、泡排出回数nが10回に達していれば泡排出行程を終了してステップS6に進む。つまり、本実施形態では、洗濯物の重量の分類が「大」の場合、泡排出回数nが10回に達したことが、水位センサ37により検出された水位のピークが所定水位まで低下する前に泡排出行程を終了する終了条件となっている。
ステップS47では、ステップS1において記憶した洗濯物の重量の分類が「中」であるか否か判断し、記憶された分類が「中」であればステップS48に進み、「中」で無ければステップS49に進む。
ステップS48では、泡排出回数nが5回に達したか否か判断する。泡排出回数nが5回未満であればステップS41に戻って泡排出行程を再度実行し、泡排出回数nが5回に達していれば泡排出行程を終了してステップS6に進む。つまり、本実施形態では、洗濯物の重量の分類が「中」の場合、泡排出回数nが5回に達したことが、水位センサ37により検出された水位のピークが所定水位まで低下する前に泡排出行程を終了する終了条件となっている。
ステップS49では、泡排出回数nが3回に達したか否か判断する。泡排出回数nが3回未満であればステップS41に戻って泡排出行程を再度実行し、泡排出回数nが3回に達していれば泡排出行程を終了してステップS6に進む。つまり、本実施形態では、洗濯物の重量の分類が「小」の場合、泡排出回数nが3回に達したことが、水位センサ37により検出された水位のピークが所定水位まで低下する前に泡排出行程を終了する終了条件となっている。
なお、本実施形態では、泡排出回数nが所定回数に達したことを泡排出行程を終了する終了条件に設定したが、例えば、1回目の泡排出行程を開始してからの経過時間が所定時間経過したことなどを終了条件に設定してもよい。
ここで、図5及び図6を参照して一例を挙げる。図5および図6は、洗濯物の重量の分類が「大」に設定されている場合の泡排出行程を示すタイムチャートと、各時刻における水位センサ37が検出する水位とドラム19の回転数とを示したグラフを併せて示した図である。なお、図中のn1、・・・n10は、それぞれ1回目の泡排出行程、・・・10回目の泡排出行程を示す。
図5に示す場合では、7回目および8回目の泡排出行程において水位センサ37によって検出された水位のピークが所定水位以下となり、2回繰り返して所定水位以下となっていることから、8回目の泡排出行程が完了すると、次に、第2脱水行程を実行する。
また、図6に示す場合では、泡排出行程において水位センサ37によって検出された水位のピークが一度も所定水位以下とならず、10回目の泡排出行程が完了した時点で終了条件を満たしたことから、10回目の泡排出行程が完了すると、次に、第2脱水行程行程を実行する。
なお、本実施形態では、洗剤洗い行程(図3のステップS3)終了後に行う第1脱水行程(図3のステップS4)において泡検知手段によって泡の発生を検出すると(図3のステップS4)、上記のような泡排出行程を実行する場合について説明したが、すすぎ行程(図3のステップS5)終了後などに行う第2脱水行程(図3のステップS6)中に泡検知手段が泡の発生を検出すると、上記のような泡排出行程を実行するように構成してもよい。
以上のように本実施形態の洗濯機1では、泡排出行程において水位センサにより検出された水位のピークが、所定水位以下まで低下した以降に泡排出行程を終了するため、水や時間の浪費を抑えて脱水行程時に発生した泡を排出することができる。
また、本実施形態の洗濯機1では、万一、水位のピークを誤検出することがあっても、所定回数繰り返して所定水位以下となるまで泡排出行程を終了することがないため、より確実に、水槽11とドラム19との間に充満した泡を洗濯機1の外部へ排出し終えてから次の行程へ移行することができる。したがって、水槽11とドラム19との間に充満した泡の排出が不十分であることに起因して、泡排出行程以降に行われる脱水行程の際に泡が発生しにくくなり、時間や水や電力の浪費を抑えることができる。
また、本実施形態の洗濯機1では、泡排出行程において水位センサ37により検出された水位のピークが、所定水位以下まで低下する前であっても、終了条件を満たすと泡排出行程を終了する。そのため、例えば、水位センサ37の低水位時の感度不良が発生した場合のように、既に水槽11とドラム19との間には泡が残っていないにも関わらず、水位センサ37により検出された水位のピークが所定水位以下まで低下せず、脱水行程などの次行程に進むことができずに水や時間を浪費するおそれがない。
しかも、本実施形態の洗濯機1では、終了条件の内容が洗濯物の重量によって変更されるため、終了条件を予想される泡の発生量に応じた適切な条件に設定することができ、水や時間の浪費を抑えることができる。
1…洗濯機 3…筐体 11…水槽
14…給水弁 16…排水弁 18…洗剤ケース
19…ドラム 19a…透孔 20…給水ホース
21…ドラム軸 23…モータ 37…水位センサ

Claims (4)

  1. 貯水が可能な水槽と、通水が可能な孔を有し前記水槽内に回転可能に配設された回転槽と、前記水槽内に給水する給水弁と、前記水槽内の洗濯水を排水する排水弁と、前記水槽内の水位を検出する水位センサとを備え、
    洗濯物を洗剤と洗濯水と共に収納した前記回転槽を回転させる洗い行程と、前記回転槽を回転させて前記回転槽内の洗濯物の脱水を行う脱水行程とを実行可能な洗濯機において、
    前記脱水行程時における前記水槽内の泡の発生を検知する泡検知手段と、
    前記泡検知手段において泡の発生を検知すると、前記排水弁を開放した状態で前記給水弁を開放した後に前記給水弁を閉塞する泡排出行程を1回又は複数回繰り返して実行し、前記泡排出行程において前記水位センサにより検出された水位のピークが、所定水位以下まで低下した以降に前記泡排出行程を終了する制御手段と
    を備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 前記制御手段は、前記泡排出行程において前記水位センサにより検出された水位のピークが、所定回数繰り返して所定水位以下となると前記泡排出行程を終了することを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記制御手段は、前記水位センサによる検出水位のピークが、所定水位以下まで低下する前に、所定の終了条件を満たすと前記泡排出行程を終了することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記回転槽に収納された洗濯物の重量を検知する重量センサを備え、
    前記制御手段は、前記重量センサによる検出重量によって前記終了条件を変更することを特徴とする請求項3に記載の洗濯機。
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